京都 四条高倉の占庭から

場所見知りはしません

店舗営業のないひと月が終わり、ゴールデンウイークも過ぎて、だんだんと通勤のない日々が日常になってきました。

その間、出張占いに行ったり、電話占い、メール占いをぽつぽつしていました。

4月の出張占いはご自宅へ伺うことが多かったです。

阪急梅田三番街の地下2階にあるフードホールでお会いしたこともありました。

ここはとても広いので食事時でなければ満席になることはないし、常に人が多くザワついているのでいいと思っていたのですが、予想以上にザワついていて声が聴きとりにくいくらいでした。

曜日や時間帯にもよるのかもしれませんが、今後は要検討、というところ。

京都駅前のイオンモールKYOTOのフードコートでお会いしたときは、ゴールデンウイーク中だったのですが、開店直後という時間だったので、ちょうどよい具合でした。

こちらのイオンは数年ぶりだったのですが、IKEAのPOP-UP STOREや、ワークマン女子のお店があって楽しかったです。

お客さまとの約束がなければ行くことのなかったところへ行って、見ることのなかったものを見る、っていうのが出張占いの愉しみでもあります。遠足気分になれるのもいい。

 

で、出張占いを再開して、新たに思うこともありました。

自分でお店を開く前はホームはなかったので、なんとも思っていなかったのですが、13年間自分のお店で占っていたためか、お客さまのお家や職場で占っていると、アウェーだなあ、という感覚が湧いてきたのです。

やっぱりね、ホームでお客さまを「迎える」というのはいいものだったんだな、と。

自分が居心地よいようにつくった空間で、わたし自身がいつものわたしでいられるところでお話を聴く・こちらも話す、というのは、とてもやりやすかったのだということを今更ながら知りました。

初対面の人であっても、絶対にしゃべらないといけないのが占い師という仕事でして、そんな仕事をしているくせに、ほんとに? と思われるでしょうけれど、わたしは案外人見知りなところもあるんです。

どんな人でもどんな話でもオッケー! というわけではなくて。

ですが、場所にはどこでもなんとなく馴染めるんですよねー

場所見知りはしない、というか。まあ、そんな言葉はないでしょうけど。

自分にそぐわない場であっても、ひとりだけ浮いていても、そこにちんまりと居ることは割と平気なんです。

場違いだなと思っても、それがおもしろくなったりもしてきて。

なので、どこへ出張するのもイヤじゃなく、楽しめるところもあるのです。

 

先月は3回も四條畷市へ出張したのですが、来週も伺います。

駅の近くの小さな商店街がすごく魅力的なんですよ~

八百屋さんも魚屋さんもお惣菜屋さんもとても繁盛していて、シャッターが閉まってるところがほぼないってすごいですよね。

この近くに住みたいわー と思うくらいです。

今度もお買い物して帰るのが楽しみです。

中之島春の文化祭

大型連休も最終日。

高速道路も近所の一般道もガラガラですねー

みなさん、明日からの平常に戻るためのアイドルタイムを確保されてるんだなあ。

我が家は、GW後半、夫が登山に行きまして、今日帰宅の予定だったのですが、昨夜帰ってきました。

と申しますのも、テント泊の予定地あたりで熊の目撃情報があったから。

向かっている方向からやってくる別々のパーティの人たちから、

「熊を見かけましたよ」と「熊に出くわして引き返してきました」と話しかけられたのだそうです。

ヒグマではないにせよ、クマはクマ。

予定を変更して下山してきた、ということでした。

山では熊避けの鈴を、とか言いますけど、いまどきの熊は鈴くらいで逃げそうな気がしませんよね。

むしろ、あ、あそこに人間が! とやってくるものもいそうじゃないですか。

撃退スプレーも顔を外せば万事休す。恐ろしいですよねぇ。

登山は天候の急変、道迷い、ケガ、急病など心配の種はたくさんありますが、最近では、熊は出ないのか? も大きな問題。

そんなことがいっぱいあっても、それでも山へ行こうって、思うのがすごい。

それだけの魅力があるってことなのでしょう。

 

そんなアウトドアな夫とは違い、インドア派のわたしは大阪は中之島にあるABCホールへ行っておりました。

毎年この時期に「中之島春の文化祭」というイベントがあるのです。

www.asahi.co.jp

2日間に分け、1組20分の持ち時間で5組ずつ6ブロック、総勢30組の演劇・ダンス・パントマイム・コントなどそれぞれのパーフォーマンスが観られます。

パントマイムやコントはひとりだけでの参加もありました。

主に関西で活動している小劇団のみなさんが出場されます。

何度も観たことのある劇団もあれば、今回初めてというところや役者さんもあります。

その、ああ、今年もこの劇団・役者さんを観られてよかった~ といううれしさと、こんな劇団が! この役者さんええやん! という新発見のたのしさの両方を味わえるイベントなのです。

ABCホールは16周年ですが、2020年から3年間は開催されなかったので、このイベントは13回目でしょうか?

内、10回は行ってますかねー

毎回、帰り道で、また来年も行かないと~ と思うのだから、それだけの魅力が詰まっているということです。

観客の年齢層は高めで、平均したら50歳くらいじゃないでしょうか。

出演している人はもっと若いんですけれどね。

いつもはもっと小さなハコで演じている役者さんたちが、満席の観客の前で自分たちの芝居を、パフォーマンスを観てほしい、知ってもらいたい、と全力でがんばる姿のなんとまぶしく美しいことか。

内容だけではなく、その姿、その刹那がたまらん魅力でもあるのです。

その部分は、このイベントに限らず、ほかのライブ全般に共通していますね。

 

今年はお店をたたんだこともあり、自分の愉しみのために臨時休業とする胸の痛みがありません(笑)

ありがたいことに入院中の親族も落ち着いていて、にわかな心配もないであろうということで存分にひたることができました。

一日通しで観ると7時間余りの長丁場です。

そう、長丁場なので、途中で長めの休憩が2回入ります。

休憩時間はホールの外のデッキで、飲食OK。

デッキには飲食ブースもあり、出演している人たちの物販もあります。

顔を知っている役者さんをたくさん見つけられます。至近距離で。

さっきステージに立っていた人たちと話したり、一緒に写真を撮る人などもいて、そういう交流があるのがまたいいんですよねー

 

ともかく、来年も7時間を楽しめるよう元気でいなくっちゃ、です。

というかですね、楽しめるときに楽しんでおかないと、いつ楽しむか、ってことですよ。

先のことも考えないわけにはいかないけれど、いまをちゃんと大事にしないと。

「いま」はすぐに変わっていってしまいますものね。もう若くないのでなおさらです。

新しいお顔

春という季節はなんと獰猛だろうかと、毎年感じます。

で、いつも松の猛々しさに圧倒されます。

と、おそらく毎年、ブログにも書いている気がします 笑

松の佇まいって、普段は渋い感じでしょ。だからそのギャップに驚くんですよねぇ。

こんなにあれこれモリモリ伸びて!

すごいなあ、生きてるなあ、と感じます。

これも歩いて樹のそばを通るからわかることでね。

車からじゃここまで見えませんもん、歩くって大事。

 

昨日、夫が出場する市民マラソンの応援に行ってきました。

占庭を始めてからは、週末は店舗営業があり応援には行けなくなっていたので、ずいぶんと久し振りです。

小雨がそぼ降る、少し肌寒い日でしたが、走る人にはちょうどよい気温だったようです。

ランナーがゴールし始めるころ、スタジアムに移動して観客席で待ちます。

昨日のマラソン大会は、一番長い距離が10㎞と、ほんとうに市民ランナー向けというか、お子さんが走れる距離のコースもあり、ファミリー向けという感じ。

なので家族連れが多く、小さいお子さんも、出場する兄姉や父母の応援に来ていて、のんびりムードです。

市民マラソンを見たことがない人はご存知ないかもしれませんが、いろんな仮装をして走る人も結構おられるんですよ。

被り物とかしてたら、素で走る何倍もしんどいんじゃないかと思うのですが、タイム重視ではないんでしょうね。

そういう人が案外速かったりするのがまたたのしい。

昨日、一番クオリティの高い仮装だと思ったのは、ドラゴンボール亀仙人のじっちゃんの人。

頭を剃り上げ、どこから見てもひと目でわかる亀仙人です。ホンモノのじっちゃんではなくだいぶ若い人でしたけれど。

ちびっ子たちに大人気だったのは、アンパンマン。鉄板ですねぇ。

この人は被り物だけじゃなく、全身、ちゃんとアンパンマンになってはりました。

が、アンパンマンを被って10㎞コースのゴールにたどり着くころは、さすがにヘロヘロに。

観客席からも、

アンパンマン、だいぶ疲れてるなあ~」

という声が聞こえました。

すると4,5歳くらいの男の子が、

アンパンマンにあたらしいおかおあげて~!」

と叫んでいて、かわいいったらなかったです。

ほんまほんま、ジャムおじさんに新しい顔を焼いてもらわなあかんな、とわたしも思いましたことよ。

その後、まただいぶくたびれたミニオンが帰ってくると、先の男の子が、

ミニオン、バナナや、バナナ食べぇ~!」

と励ますのですよ。

なんて素直なんでしょうか。

微笑ましいというか、癒されるというか、マラソンを見に来て、こんないい気分になったのは初めてです。

応援って言ったって、沿道で見てても通り過ぎるのは一瞬で、ゴールのときも、大勢のなかで見失うこともあるんですよね。

わざわざ行く意味があるのかなあ、と思うこともあるんですけど、やっぱりその場へ行って感じること、知ることがいっぱいあります。

わたしは家のなかに居るのが大好きなんですけど、散歩もおでかけもとてもいいリフレッシュになるなあと実感。

暑くなると外出は億劫になりますが、骨密度を上げるためにもお日さまに当たりに出るようにします~ とここで決意表明しておこうっと。

手相のワークショップを考えています

いま、れんげ草がたくさん見られてうれしい季節。

モッコウバラや花水木、つつじも咲いてきましたね。

春も盛りです。

 

今日は、以前から、ぼんやり考えてはいたものの、なかなか実現化できなかった手相のワークショップについてです。

「手相を教えてほしい」という要望は、何度も受けていたのですが、手相のレッスンは難しすぎるので、とずっとお断りしてきました。

通りいっぺんに、線や丘について説明することは簡単です。

ですが、そんなことはふつうに本を読めばわかることだしなあと思いもし、頂戴するレッスン料に見合う有用なことをお教えすることができるのかと考えると、とてもそんな自信はなくて。

けれど、本を読まれても、ふ~ん、と思っておしまいになることが大半だろうなあとも思うんですよね。

手相の本に書いてある見本の線と、自分の手にある線を比べてみたら、線の形や長さが似てるような、似てないような、えっとこれはどっちに近いの?? とか迷って、

 ええい、ややこしい。やっぱ素人にはムリっ!

となりますよね。というか、わたしも最初は何度もそうなっていました。

 

線の形もそうですが、線の勢い、太さなども個人差が大きく、その違いについて説明しようとすると、それはどれほど骨の折れることであるかと気が遠くなります。

自分なりに一生懸命、言葉を尽くしたとしても、そのニュアンスは大変伝えにくい。

 ええい、難しい。わたしにはムリっ!

と断念。積極的に取り組む気持ちになれませんでした。

もちろん、占庭のお店がある頃には、日々の占いとタロットレッスンもあり、余裕がなかったという言い訳もできます。ええ、言い訳ですね。

しかし、もうそのシバリはなくなりました。

時間にゆとりができたいま! というわけなのです。

 

ちょっと手相には興味がある。本格的に手相を覚えたいというよりも、自分はどんな手相をしているのか知りたい、と思ったことがある人は多いのではないでしょうか。

手相はひとりひとり驚くほど違いがあります。

ですので数名集まって、自分の手を見る、そして隣の人の手も見て比べてみる、といったことをすれば、

 ほんとに全然違う~~~

ということがおわかりいただけると思います。

体に比べて手が大きいか小さいかでもその方の性質が出るのですが、自分の手のひらが一般的に大きいか小さいかなんて、よほど極端なサイズの方でない限りピンときませんでしょ。

そういったごくごく基本的なことから、手相っておもしろい~ フシギ~ と知ってもらえたらいいんじゃない? と考えたらたのしくなってきちゃって。

 

手相観をマスターするようなレッスンではなく、自分や周りの人の手相を観てみよう! という単発のワークショップを考えています。

まず、場所が必要で、平日がいいか週末がいいのか、どれくらいの時間にするか、参加料はいくらくらいがよいかなど、決めなければいけないことがたくさんあります。

最初は手探りで始めることになると思いますが、興味のある方が気軽に参加できる形にしたいなと思っています。

また詳しいことが決まりましたら、このブログや、

Twitter「X」(https://twitter.com/uranaishimiyuki

Facebookhttps://www.facebook.com/uraniwa.miyuki/

などで告知いたしますね。

よろしくお願いします~

芍薬の花束

今年は桜が遅くて、入園式・入学式にバッチリ合わせてきたわねー

と言うてたら、あっと言う間に4月も1/3が過ぎていました。

ソメイヨシノも雨や風に花びらを落とし、近所の公園の桜並木など、歩道に足を踏み入れるのを躊躇するほど。

 

さて、近況報告などいたしますね。

閉店作業のなかにはネット関連の修正などもありまして、急いだのはGoogleMapの情報修正でした。

GoogleMapからお電話をいただくことも多かったので、早くしておかないと、と思ったわけです。

HPはいつもお世話になっている方と相談しながら準備をしておき、閉店時、4月に入って、と随時、修正版をUPしていただきました。

TwitterのXや、Facebook、このブログなどでも前々から告知していたこともあり、閉店を知らずに連絡して来られる方は、いまのところ一人もおられません。

一人も、です。ゼロってすごいですよねぇ。

一方、営業の電話は2件ありました。

仕事の用件のほうがちゃんと調べないとダメなんじゃないの? とか思ってしまいました。ええ、直接は言いませんけど。

 

占いの仕事もぼちぼちやっています。

先週、今週と出張占いに呼んでいただき、いずれもご自宅で3名さまずつ観てきました。

どちらの方も、以前から何度も伺っているお宅で、占ったり、おしゃべりしたり、という感じ。

帰りになぜかイタリアンパセリの株をもらったりして、たのしいです。

 

季節の変わり目でやらねばならぬ家事も山盛りありますし、お店から持ち帰ったものを片付けるついでに自宅の断捨離もやらねばですし、筍も炊かねばなりません(笑)

なかなかのんびりはできませんが、

 営業日には必ず元気に京都の店舗までいかないと! 

というプレッシャーや、ご予約メールや電話の対応がなくなったことで、精神的には大きな余白が生まれた実感があります。

週4日だけの営業で、やる気のない店とよく言われていて、ほんまに~ と自分でも思っていたのですが、それでも結構がんばってたんちゃうん? と初めて思えました。

多くの方から「おつかれさま」と言っていただき、その言葉ほどのことをしてきたと言えるんやろか? と感じていましたが、そこはもう素直に

 ありがとうございます! みなさまのおかげです!

ですね。

 

こちら、おつかれさまでした、と頂戴した花束です。

なんとあでやかな花束でしょうか。

芍薬なんです。

同じ色の芍薬ばかりを10本という思い切ったチョイスがすごい。

素敵すぎて一生忘れないと思います。

ただ、もったいないことに、咲いてしまうのが早いのです。

大きく開いた花の直径を測ってみたら16センチもありました。

その存在感たるや。

 

芍薬がどんなふうに散るのか知らなかったのですが、花びらがしぼんだり、色が変わったりしないんですよねー

ツヤツヤのきれいなまま、はらはらと散っていくのです。

散ってしまった花びらも捨ててしまうのがもったいない美しさ。

もう半分が散ってしまいました。。。。

 

よく日本画で牡丹や芍薬が描かれていますでしょ。

そりゃ描きたくなるよな~ と納得です。

なんと申しますか、色彩といい、フォルムといい、佇まいといい、すべてにおいて完璧な美しさでありますよ。

4月以降の占いについて

無事店舗の明け渡しも済み、ほっとしているところです。

家に持ち帰ったものの整理をしなければならないのですが、それは期限なしなのでボチボチと。

お店をたたむことを多くの方から卒業を祝うように「おめでとうございます」と言っていただいたのですが、わたしのなかには「おめでたいのかなあ」というフクザツな気持ちがありました。

たたむと決めたのは自分自身で、それも、理由が病気とか、経済的に維持できないとかではなく、体力的に通勤がムリ、ということだったので無念の閉店ではないのですよね。

何と申しますか、これが一般のお勤めであれば「円満退社」という感じなのだと思います。

そして、今後も占いの仕事は続けていくわけですし、店舗を持たないことでもっと自由な動き方もできるというワクワク感だってあります。

それなのにそれなのに、なぜか「おめでとう」に「ありがとう」という素直なキモチになれないわたくし。

やっぱりこれはわたし自身がとても淋しがっている、ということなのでしょう。

ホッとし、やれやれ、、、と思っているくせに。

こういう心情になることも、実際に経験しないとわからないことで、その場にならないとわからないってことは、いくつになってもあるものなんですねぇ。

 

と、グズグズもしていられませんし、これからのことを少しずつお知らせしていきますね。

まずホームページの改訂をいたしました。

 

店舗がなくなったことで、占いを依頼するときはどうすればよいのか?

というあたりが一番気になるところだと思います。

また、見料はいくらになるのか? もですよね。

ひとまずこのように決めました。

https://kyotouraniwa.web.fc2.com/index.html

対面占い

 ● 初めての人 30分3,500円

 ● 2回目から 30分3,000円

 ● 延長料 10分につき1,000円

 ● 出張料

      出張料は交通費ですので、1名でも複数名でも一律です
      たとえば京都市内で2名の場合、各1000円ではなく、お二人で1000円頂戴します
    ※ 飲食店でお会いした場合、自分の飲み物代は自分で支払います

 

電話・リモート占い

 1 日時を予約(ご予約は電話かメールで)

 2 希望時間分の見料を振り込み

 という流れで、事前精算をお願いします。
  • 見料は、対面占いの500円引きになります
  • 初めての人 30分3,000円
  • 2回目から 30分2,500円
  • 延長料 10分につき1,000円
    ※ リモート占いの場合は、lineかMessengerでお願いします

 

メール占い

  1. 生年月日のみ 初めての人 3,000円 2回目から2,500円
  2. タロットのみ 1件につき1,000円
  3. 生年月日とタロット(1件)両方 初めての人 4,000円 2回目から3,500円

 1 A・B・Cから占術を選びます

 2 占ってもらいたいことや、希望、状況、心境などをできるだけ詳しくメールで送ってください
  ※ いくつか質問をさせていただくこともあります

 3 見料の振り込みをお願いします

 4 ご入金後3日以内にお返事をメールでお送りします

このなかの「初めての人」というのは、いままで一度も占庭で占いをしたことがない方です。

以前に占ったことがあるけれど、お店をたたんでからは初めて、という場合ですと2回目以降の見料になります。

いずれもご依頼は、メール・お電話でお願いします。

 

また、イベント出演、出店、まとまった人数での占い会などは、個別に相談し対応いたしますので、お気軽にお訊ねください。

 

「どこよりも安い!」が売りの占庭でしたが、店舗がなくなったことで実質値上げになってしまい申し訳ありません。

メールでのタロット占いは1件1000円としましたので、いままでひとつだけお訊ねになっていた方には値下げになりました。

これまで、ひとつだけご依頼の方と複数お訊ねの方があり、不公平な気がして、1件いくらにすることにしました。どうかご了解ください。

 

ゆるゆる走り出します。

軌道修正しながらになると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

閉店いたしました

占庭は3月24日をもちまして閉店いたしました。

長い間、まことにありがとうございました!

 

3月でお店をたたみます、とお知らせしてから4か月ほど、予想以上に忙しい毎日でした。

” 目が回る忙しさ ”とよく言いますけど、元々めまい持ちのわたしは、文字通り時々目を回しながら過ごしました。

その内、「忙しくて大変」というよりも、

 わたしなんかにどうしてここまでしてくださるのだろう? もったいなさすぎる。

という困惑にも似た心境になっていきました。

もとより、占庭はほんとうによいお客さまに恵まれたお店だと思っていましたが、いやいや、そんな甘っちょろいもんじゃなく、これはもう奇跡的な幸運ではないか、と思うようになり、みなさまのお気持ちを受けとめるのにいっぱいいっぱいになっていったのです。

これはもう予想外のことでした。

ひとさまの善意や好意をお受けするのも、受ける側の器を問われることなのだな、ということを初めて経験しました。

完全にキャパオーバーでした。

それほどの身に余る愛を頂戴したわけです。

いただいたお心にに見合うだけのことをわたしはこれまでできていたのだろうか、という不安もどんどん大きくなります。

でね、ちょっと眠れなくなったりもしたんですよ、ここだけの話。小さい人間でございましょ。

 

最後の営業日は初期のころからおつき合いのあるみなさん、昨年から熱心にレッスンに通ってくださった生徒さんなど、気負わず等身大でお話しできる方ばかりになりました。

少し前にこのブログでも書きました、同志社大学広告研究会のOGさんもお二人来てくださったんですよ。とてもうれしかったです。

 

たのしかったなあ。

しあわせだったなあ。

いまはその気持ちだけです。

占庭と関わりを持ってくださったみなさま、ほんとうにありがとうございました!!

 

閉店後は月末の退去へ向けての片付けや掃除に追われています。

昨日は、机や椅子、パーティションなどの大物をもらい受けてくださる知人へ引き渡しの日でした。

ここのところずーっと雨続きだったのに、昨日だけは晴天で、助かりました。

その方が積んでこられた徳のお陰ですね、きっと。

知っている人のところで、役立ててもらえるってうれしいです。

わたしの後、テナントを借りられる方へお譲りするものも多く、処分するものは、40年使ってきた木製のラックと10年間の雨風にさらされた三角看板と、壊れた小型冷蔵庫だけとなりました。

しばらくの間は、お店から持ち帰ったものの整理と片付けの毎日になりそうです。

4月以降の出張占いや、電話・メール占いについても、見料を含め、どんな流れでお受けするかということなど、ホームページの変更を相談中でもあります。

しんみりしている暇がないくらい、やらねばならないこと山積ですが、シャカリキにならずぼちぼちやることにします。

これからの占庭もどうぞ見守っていてくださいね。