猪突猛進いのししガールのつっぱしりブログ

後先考えない、猪突猛進いのししガールが綴るおはなし

24歳、5年勤めた会社を辞めます。

 

初めまして、うりです。突然ですが、

3年アルバイトとして働き、新卒採用された会社を辞める決断をしました。

 

 

 

 

 

 

1.会社のこと

今の仕事は、アルバイトから含めると、今年の5月で丸5年が経ちます。

食品の販売をしていますが、当時から食べることが好きなわたしにはもってこいの職場でした。

 

 

第一志望だった大学には落ちて、それでも建築を学びたかったので、ほかの大学の建築学科に入学しました。

でも、在学中、友人と比べ、自分にセンスがない事がわかってからは、楽しい授業も中にはあったけれど、とりあえず単位をとることだけを考えていました。

 

3年の研究室の選択には、就職するにあたって、一番、助言や文句を言ってこないであろう先生を選びました。その決断がよかったのかどうかは、今になってみるとよかったけれど、当時はかなり悩みました。

 

教授のなかには、よい設計事務所へと斡旋してくれる先生もいました。センスがないと思ったところで、わたしも全く望みを捨てたわけではなかったので、色んな研究室へ顔を出しに行った記憶があります。

でも、わたしは、自分がしたいことをしたい。そう思って研究室を選びました。

 

 

いまの会社への入社を決めたキッカケというのは、3年の時のインターンシップのガイダンスを受けてからでした。

 

わたしの通っていた大学では、インターンシップで単位が取れる、という事だったのですが、そのインターンシップは、夏休み中で、建築関係に限られた職種のみでした。いま思うと、単位が取れるのだから、当たり前ですよね。(笑)

その期間に、わたしはアルバイトをしていて、当時の店長に、他店のヘルプに行かないかと声をかけてもらって、わたしは断然、建築関係の仕事をお試しで約1週間やるよりも、バイトとして給料をいただきながら、この会社で働いた方が楽しい!そう思ったんです。

 

それから、インターンシップのガイダンスはまったく行かず、他の授業で単位をとることにしました。これはこれで、友人達よりも出席する授業が増えたのでキツかったけれど、自分の仕事のスキルはついたかなと思ったし、なによりも楽しかったです。

 

 

 

2.やめる決断をした理由

そんな仕事を楽しいものとしてずっとみてきたわたしですが、5年勤めた会社をやめる決断をした理由が簡潔にまとめると3つあります。

 

  • もともと持っていた腰痛がひどくなった。
  • 腰痛のせいで、自分の精神面が安定しなくなった。
  • 自分のやりたいことをする為に、正社員では自分の時間がなさすぎる。

 

 

 

中学からの部活で腰痛はあったんだけれど、高校の時に人に抱えられてしか歩けなくなった事はあったものの、部活を引退してからは、腰が痛いな〜と思う事はあっても、歩けない程に痛むことは無かったんです。

 

でも、就業中、1lのオリーブオイルが12本入った段ボールや、750mlのワインが6〜12本入った段ボールを持ち上げる事は、日常茶飯事。でももう、それを簡単にこなすことができなくなってしまったんです。

 

 

2018年の11月中旬、仕事が休みの日、突如現れた、右股関節への違和感。荷重をかけると、悲鳴をあげるほど痛くて。

 

その11月の末には、他店の応援がもともと決まっていました。

 

次の日、店長に報告、支店長に相談をして、わたしが行くはずだった、他店の応援は他の人が行く事に決まりました。私の身体の不調のせいで、自分の所属する店舗、そして支店全体を動かす自体になってしまったことに、かなり責任を感じました。 

 

それから、わたしが動けないがために、別のスタッフに自分がしたい事や、やっておきたい事を頼み、かなりの負荷をかけてしまう事になってしまいました。(まさにいまもそうです。)

 

自分が思うように動けない事への苛立ち、何もかも頼ってしまう事に対して別のスタッフへの罪悪感、更にうまく伝わらなくて、毎日が不完全燃焼に終わってしまい、モヤモヤが募っていく。腰痛がひどくなったことで、自分の精神がかなりの不安定になってしまっているのです。

そして、アルバイトとして働いていた時とは違う責任。

自分が負う仕事も大きく、責任のあるものになっていきます。それについては良いのですが、日々の営業に追われ、自分のやるべき仕事がおわらない。わたしはまだ、全然その量は多くないのですが、事務仕事が溜まっていくのです。そして自分の時間が無くなっていく。なにもかも投げ出して、自分のしたい事をしたい。そう思うのは早かれ遅かれ出てくると思います。

 

 

そしてわたしは、他の先輩社員、店長や支店長を見て、わたしはこのままこうやって、会社や一つのことに縛られて、時間がないと日々や、時間に追われて行くのは絶対に嫌だと思ったんです。

 

それが社会人なんだ、仕事なんだといわれれば、私は、それなら、そのほかの生き方が絶対にあると思っています。

 

 

3.これからのこと

 

これから、仕事を辞めると決断したのはいいけれど、どうするかについて。

わたしは人と話すのが本当に好きで、接客業はすこしでもやっていたいと思っています。

 

全国チェーンのカフェにアルバイトで、応募しています。(採用通知が来ました!やったー!)

 

もったいないね。

せっかく正社員で働いてるのに。

せっかく新卒でとってもらってるのに。

沢山研修も受けているのに。

 

それもわかります。痛いほどに。

でも、もう、耐えられない。

 

自分の時間を確保するために、一度きりしかない人生の中で、苦痛なことはしたくなくて、自分自身の「すき」に実直に動く事を選びました。

 

きっと、苦しいことも多くなるし、なんの仕事をしていても、腰痛とは、付き合っていかないといけない。それでも、この選択をしたことに絶対に後悔はない。今まで自分がやってきた選択に、1つも後悔はありません。

 

これからどうなるかは、わたしも全くわからないけれど、きっと「楽しい」は、更新されていく。