私が自作キーボードにどのようにしてハマって行ったのか、その経緯と今使っているキーボードをご紹介していこうと思います。
▼手持ちの自作キーボードたち。
自作キーボードに興味を持ったきっかけ
- メカニカルキーボードを使っていた
- 英語配列が使えない環境
私は元々FILCOのMajestouch MINILAというキーボードを使っていました。
www.diatec.co.jp この辺りからメカニカルキーボード、赤軸青軸etc.といった知識を得ていきます。
もっとコンパクトなキーボード、スイッチやキーキャップ交換も楽しみたい、となったときに、キーキャップは英語配列じゃないと選択肢が少ないなぁとなりました。
ただ、仕事でWindowsサーバーに接続する際、リモート側の設定が日本語配列となっていて、ローカルを英語配列にしてもリモートは日本語配列のため英語配列に乗り換えられない、といった問題がありました。
(主に記号キーの位置の違いが混乱を招く)
どうしたものかと悩んでいたところ、数字キーも省いた40%キーボード、かつキーマップも変更可能な自作キーボードという選択肢があることを知りました。
キーマップを変えてしまえば日本語配列で統一しつつキーの配列は自分の使いやすいように設定し、それに慣れてしまえばキー数が少なくても問題ない、というわけです。
自作キーボード遍歴
corne cherry v3
https://shop.yushakobo.jp/products/corne-cherry-v3/
自作キーボードについて調べる中で、トラックボールとキーボードが一体となったkeyballの存在を知りました。
元々トラックボールを使っていたため、キーボードから全く手を動かさずにトラックボールも操作できるというのがとても魅力的でした。
ただ当時(今もですが)ものすごい人気で、なかなか購入可能にならなかったのと、
いきなり半田付けをするのはハードルが高いなぁと感じていました。
引き続き調べていく中で、似た配列のcorneの存在を知り、かつ半田付け済みのキットが売られていたため、
そちらとキースイッチ、キーキャップなどを買いそろえて自作キーボードの世界に足を踏み入れました。
(今は遊舎工房さんで売られているキットもはんだ付け済みのようです)
keyball44
github.com
corneを半年くらい使って満足していたのですが、やはりいつかはkeyballをゲットしたいなぁという気持ちは消えず。
そんなときたまたまTwitterで入荷予定のツイートを見つけ、そのタイミングに張り付いて無事購入できました。
半田付けが必要になるので、ここで合わせて工具一式を揃えました。
工具一式を揃えたことで、以降の自作キーボードキットの購入ハードルが下がりました笑
Kaineko42R
kbdbuild.vercel.app
40%レイアウトのキーボードに慣れてきたところで、持ち運び用によりコンパクトなキーボードが欲しいなぁと思い始めました。
windowsだけでなくiPadでもキーボードとトラックボールを使いたいと思い。
このキーボードはロウスタッカードなので配列は異なりますが、ひとまず最低限のキー数があれば大体キーマップは揃えられるかなという安易な気持ちでした笑
実際使い始めてもう1キーあれば、、と思いましたが笑、若干キーマップを変えてkeyballでも違和感なく併用できるようになりました。
LALA50
cerbekos00.hatenablog.com
corneとkeyballで静音キースイッチを使っていたのもあるのですが、久々にmajestouchを使うと打鍵音が気持ちいいなぁと感じることがありました。
(静音スイッチは打鍵音がほぼなく、悪く言うと味気ない感じ)
打鍵感にこだわってキーボードを選んでみようと思ったときに、アルミケースでガスケットマウント、Lofree X Kailhのスイッチというポイントで強く惹かれ、
このキーボードキットを選びました。
他の候補としては以下も検討したのですが、ケースが手に入らなさそうだったので。。
darakuneko.booth.pm
なお、アルミケースは公開されているデータを使って自分でJLCPCBに発注したのですが、超円安でかなりの金額になってしまったため、
仕上げを変えて何回も見積りを取ったりクーポンを探したり、少しでも円高のタイミングで発注しようとしたりと試行錯誤しました。
jlcpcb.com
結局1ドル150円のタイミングで、ケースだけで2万円近くという大出費でしたが。。打鍵音は素晴らしく、使っていて気分が上がるキーボードになりました♪
まとめ
私が自作キーボードにはまった経緯と、これまでの自作キーボード遍歴について書きました。
今ではすっかり40%のキーマップに慣れてしまい、60%のmajestouchも使いづらく感じる(エンターが遠くて押せない、数字キーが遠い、などなど)体になってしまいました。
キー数の少ないキーボードは同時押しを多用するため慣れが必要ですが、慣れるとホームポジションから手をほぼ動かさなくて済むため本当に快適です。
また、キースイッチやキーキャップの選択肢が無限にあるため、自分にとっての最高の道具を追求していくのが最高に楽しいです。
これからも自作キーボードを楽しんでいこうと思います^^