米国株なんとか日記

調査した銘柄や学んだことのメモです。

急落銘柄メモ

最近、急落した銘柄のうち、自分の基準に当てはまったものです。急落後の値動き観察のためのメモです。


ピンタレスト(PINS)
https://finviz.com/chart.ashx?t=pins&ty=c&ta=1&p=d&s=l

エンフェーズ(ENPH)
https://finviz.com/chart.ashx?t=enph&ty=c&ta=1&p=d&s=l

アリスタネットワーク(ANET)
https://finviz.com/chart.ashx?t=anet&ty=c&ta=1&p=d&s=l

シェイクシャック(SHAK)
https://finviz.com/chart.ashx?t=shak&ty=c&ta=1&p=d&s=l

エッツィ(ETSY)
https://finviz.com/chart.ashx?t=etsy&ty=c&ta=1&p=d&s=l

オートホーム(ATHM)
https://finviz.com/chart.ashx?t=athm&ty=c&ta=1&p=d&s=l

アラームドットコム(ALRM)
https://finviz.com/chart.ashx?t=alrm&ty=c&ta=1&p=d&s=l

イルミナ(ILMN)
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ロク(ROKU)
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ではまた。

どのようなSaaS銘柄が米国に上場しているか

最近、耳にする事が多くなったSaaSについて解説します。SaaSとは、software as a serviceの略語で、定額のサブスクリプション方式というビジネスモデルになります。

サブスクリプション:製品やサービスなどの一定期間の利用に対して、代金を支払う方式。(大辞林より)


つまり、利用者は物を買うのではなく、サービスの利用に応じて、その利用権に対して料金を支払う方式です。一般的なPCのように、端末にソフトウェアをインストールし、端末内にデータを保存するのではなく、インターネットを通じてクラウドにあるソフトウェアを利用し、データもクラウドに保存されます。

例えば、オンラインのファイル共有サービス(Dropboxなど)、オンラインのメモアプリ(Evernoteなど)のように、既に使っているサービスもあるのではないでしょうか。

では、どのような企業があるのか、米国に上場している企業を中心に紹介したいと思います。



セールスフォース(CRM)
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アドビシステムズ(ADBE)
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ワークデイ(WDAY)
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トゥイリオ(TWLO)
https://finviz.com/chart.ashx?t=twlo&ty=c&ta=1&p=d&s=l

ドロップボックス(DBX)
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ボックス(BOX)
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アップフォリオ(APPF)
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ドキュサイン(DOCU)
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プランク(SPLK)
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ページャーデューティ(PD)
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2U(TWOU)
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イエクスト(YEXT)
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テラドック(TDOC)
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スマートシート(SMAR)
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リングセントラル(RNG)
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エバーブリッジ(EVBG)
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アバララ(AVLR)
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ゼンデスク(ZEN)
https://finviz.com/chart.ashx?t=zen&ty=c&ta=1&p=d&s=l

アラームドットコム(ALRM)
https://finviz.com/chart.ashx?t=alrm&ty=c&ta=1&p=d&s=l

アルタリクス(AYX)
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ゼットスカラー(ZS)
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ズオラ(ZUO)
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アトラシアン(TEAM)
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ズーム(ZM)
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ゴーダディ(GDDY)
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オクタ(OKTA)
https://finviz.com/chart.ashx?t=okta&ty=c&ta=1&p=d&s=l

ファイブ9(FIVN)
https://finviz.com/chart.ashx?t=fivn&ty=c&ta=1&p=d&s=l

エラスティック(ESTC)
https://finviz.com/chart.ashx?t=estc&ty=c&ta=1&p=d&s=l

ニューリリック(NEWR)
https://finviz.com/chart.ashx?t=newr&ty=c&ta=1&p=d&s=l

ネットフリックス(NFLX)
https://finviz.com/chart.ashx?t=nflx&ty=c&ta=1&p=d&s=l

ハブスポット(HUBS)
https://finviz.com/chart.ashx?t=hubs&ty=c&ta=1&p=d&s=l

サービスナウ(NOW)
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クオリス(QLYS)
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ビーバシステムズ(VEEV)
https://finviz.com/chart.ashx?t=veev&ty=c&ta=1&p=d&s=l

クーパシステムズ(COUP)
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ペイコムソフト(PAYC)
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クラウドストライク(CRWD)
https://finviz.com/chart.ashx?t=CRWD&ty=c&ta=1&p=d&s=l

ファストリー(FSLY)
https://finviz.com/chart.ashx?t=FSLY&ty=c&ta=1&p=d&s=l

オープンテキスト(OTEX)
https://finviz.com/chart.ashx?t=OTEX&ty=c&ta=1&p=d&s=l

ピングアイデンティティ(PING)
https://finviz.com/chart.ashx?t=ping&ty=c&ta=1&p=d&s=l

ペロトンインタラクティブ(PTON)
https://finviz.com/chart.ashx?t=pton&ty=c&ta=1&p=d&s=l

データドッグ(DDOG)
https://finviz.com/chart.ashx?t=ddog&ty=c&ta=1&p=d&s=l

クラウドフレア(NET)
https://finviz.com/chart.ashx?t=net&ty=c&ta=1&p=d&s=l

SPSコマース(SPSC)
https://finviz.com/chart.ashx?t=spsc&ty=c&ta=1&p=d&s=l

フリージア(PHR)
https://finviz.com/chart.ashx?t=phr&ty=c&ta=1&p=d&s=l

メダリア(MDLA)
https://finviz.com/chart.ashx?t=mdla&ty=c&ta=1&p=d&s=l

SaaSの40%ルール?

最近、注目の「SAAS」(Software as a Service)企業には、ベンチャーキャピタルが投資するに値するかを見極めるためのルール(指標)があります。それが40%ルール(the rule of 40、R40)です。

SaaS企業のビジネスモデルは、定額型のサブスクリプションであるため、一定数の固定客が付くまでは、初期投資や広告宣伝費などで赤字となり、黒字化するまでに時間が掛かります。当然、企業は成長に注力していますが、成長性と収益性のバランスをとる必要があります。成長にはコストがかかるため、「効率的な成長」が最適化されているかを確認するためのアプローチが必要。

つまり、利益が出ていない成長企業に投資したい。毎年のように売上高は伸びるけど、中々、黒字化しないため、一般的な投資指標では見極めが難しい。でも何か投資に値すると説明や根拠が欲しい、というところでしょうか。

では、どのように計算するのか見てみましょう。計算式はシンプルです。

  売上高の前年比(YoY)成長率 + FCFマージン > 40%


売上高の前年比成長率は月間定額収益の年度成長率を用いるケースやフリーキャッシュフロー・マージンは営業利益率を用いることもあるようです。ザックリいうと次のとおりです。

売上高の前年比成長率が100%であれば、FCFマージンがマイナス60%まではOK
売上高の前年比成長率が80%であれば、FCFマージンがマイナス40%まではOK
売上高の前年比成長率が60%であれば、FCFマージンがマイナス20%まではOK
売上高の前年比成長率が40%であれば、FCFマージンが0%以上はOK
売上高の前年比成長率が20%であれば、FCFマージンが20%以上はOK
売上高の前年比成長率が0%であれば、FCFマージンが40%以上はOK


X軸にR40のスコアを、Y軸に収益で割った企業価値(EV)をプロットしたチャートです。

f:id:us_stocks:20191101063543j:plain
SaaS Rule of 40
Source: PJC Analysis and SAP Capital IQ as of 12/31/2018

直線の傾きは12であるため、R40スコアが10パーセント上昇する毎に、企業価値が1.2倍に増加することを意味します。R40スコアの高さと企業価値の高さには相関性がありそうです。

ただし、R40は業界の経験則にすぎません。
現金を燃やすことで成長率を嵩上げし40%を超えさせることも可能です。あくまでも、成長と収益性のバランスをとる方法をシンプルなルールに落とし込んだにすぎません。

個人投資家株式投資をする際は、参考程度にするのが良いのではないかと思います。昨年まで一様に上昇基調であったSaaS銘柄の株価は、R40を達成していても足踏みし始めています。今後はさらに銘柄の選別が進む可能性もあります。