転がって、デカくなる。【遊戯王】

難波付近遊戯王研究会Nuclear!に所属するusamiが、遊戯王のデッキ等について書いていくブログになります。なる予定。

【デッキレシピ】TYRANo-Re: Dance!【メタルフォーゼ×超越竜×P.U.N.K.】

 

「とり残されるなよ」

… 2023年 HOLOTORI Dance! より引用

youtu.be

 

 どうも、usamiRollingです。

 今年も終わりますね、皆さんは1年でどれくらい新デッキを組みましたか?
 僕は改良とかも含めて12個でした。意外と組んでましたね。

 新規のテーマに着手したり、既存のテーマに新規カードが来て構築を変えざるを得なかったり、デッキを組むきっかけは色々あると思います。そんな中で、別に新規とか無いけど
「どうしても今、メタルフォーゼを使いたかったusamiRolling」
の、葛藤の末に生まれたデッキの紹介を今回はしてみようと思います。
 特に来年2024年にメタルフォーゼに触れてみたい人とか、参考になればいいかなと思います。

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【デッキレシピ】寝耳にオーケストラ【ヴァルモニカ】

 

オハンヨ。usamiRollingです。
みんなデッキ組んでる?俺は何も思いつかないよ!
だからデッキ紹介とかしようと思ったんだね!!

 

今回は、最近のオフ会(AAオフ、バキューンオフ)でよく使っていた
「ヴァルモニカ軸のデッキ」の紹介をしたいと思います。
最近《セベクの魔導師》なる「いかにもヴァルモニカで使ってくださいカード」が登場したため、ヴァルモニカというテーマが気になっている人も多いのではないでしょうか?
そんな人の参考になれば幸いです。

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【デッキレシピ】伝導場要らずラヴァル「沸点寸前戦線」




《真炎の爆発》

写ってるこいつら出てくるの見たことない。

 

墓地から最大5体のモンスターを蘇生できる、令和のカードパワーにも引けを取らない超強力な平成カードです。

しかしそのPowerを発揮するには「ヒキの強さ」が必要です。

 

テーマ指定もされていない通常魔法のこのカードをサーチするのは面倒ですし、そもそも墓地に「守備力200の炎属性モンスター」をたくさん用意しないと十全な力を発揮できません。その用意のカードとして有名な《炎熱伝導場》もテーマ名指定などされていないただの通常魔法です。

 

そんなん無理や。
そんな都合よく手札が揃うわけないやん。
ハードル高。サーチできん通常魔法を2種も用意させるのは酷な話や。

ところが。

 

 

 

救いはiPhoneの中にあった。

「このコンボで《炎熱伝導場》は不要」

という魅力的な文言が、そしてそのデッキレシピが遊戯王Neuronに転がっているではないか!!
文明の利器すごい!ありがとう!!

 

そのコンボを拝借して初動に仕上げたのがコレ↓です。

そして現在のデッキレシピがこちら。

めっちゃ暫定で謝謝。

という事でデッキ紹介していきます。よろしく〜

 


今回のコンボの軸を担っているのは《バースト・グリフォン様です。

あまりにも革命的なので敬語を使っています。

 

レベル7以下の炎属性を蘇生できるという便利な効果を持っていらっしゃり、今回は《ラヴァルバル・ドラグーン》を蘇生していただきます。

ほぼ《ガジャルグ》。

 

《ドラグーン》はデッキから手札を経由して【ラヴァル】を墓地に送る効果を持っており、「この効果に名称ターン1は付いていません」。

非チューナーに炎属性が必要なの注意。

こんな感じで《ドラグーン》の効果を1ターンに2回発動できるので、実質《炎熱伝導場》を発動した事になるというコンボなのです。
これを見つけた天才の人、本当にありがとう!

という事で、

 

 

机上のコンボをデッキにする為に、

① コンボまでの初動

② 爆発を引き込むカード

③ 爆発を打ってからのゴール

という3点を決めていくことにしました。

 

 


① コンボまでの初動

コンボするために必要なカードとして、今回は【斬機】初動を採用しました。
またお前か。

お世話になっております。

 

【斬機】の良さは、とにかくランク4が成立すればいいというハードルの低さです。
前世で色々やらかしたとしか思えないほどドロー運が悪くても、何だかんだ初動できる程度にはデッキが安定します。


【斬機】初動をすると《斬機方程式》《斬機アディオン》を蘇生でき、便利リンクを繋いで《百檎龍リンゴブルム》を用意できます。(詳しくは動画見て)

《リンゴ》《アディオン》《ドラグーン》をS召喚した後、《リンゴ》の墓地効果で2チューナーを追加しグリフォンをS召喚することでコンボ成立です。

 

《イゾルデ》を無理矢理経由してしまうのですが、

・《真炎の爆発》に対応するリナルドを墓地に用意出来る点

・【ラヴァル】の展開札である《ラヴァル・キャノン》《イゾルデ》でサーチしておける点

などのメリットの方が重要だと感じたため、

「なーんだ斬機初動からイゾルデなんて作ったら何でもできるやんけ」

と罵声を浴びせられる未来も覚悟して採用することにしました。

 

 


ってことで、ランク4を組むために用意した初動三銃士を連れて来たよ。

一番頑張った。

まず1人目は《ラヴァル・アーチャー》です。

懐かしさを感じるイラスト。


転売ヤーに無理矢理買わせようとされるパックとして有名なセレクション10出身のカードで、召喚成功時にラヴァルの召喚権を増やす強制効果を持っている守備力200のモンスターです。爆発対応の上にレベル4なのが good 。

《アーチャー》は炎族なので《篝火》でサーチができ、《アーチャー》2体でもランク4になるため、重ね引きでも初動になってくれます。
ただし《篝火》は2枚重なっても名称ターン1の為ランク4にはなってくれません。K○NAMIはここまで炎族をプッシュする前提で効果を考えてたってコト……!?

また、召喚した《アーチャー》【焔聖剣】を装備して《ラヴァル・キャノン》をサーチして追加召喚からのランク4と展開できるのも良いです。
デュランダル初動は「後攻を取って相手に装備して《エクスパラディンサーチから」のような他力本願な動きだけでなく、先攻1ターン目からの使い道もあると「やり手」感があっていいです。

 


2人目は《VS ラゼン》です。

まだまだ現役。

 

《ラゼン》は1枚でランク4を作ることができます。
強っ。《ラヴァル・アーチャー》って何?

《ラゼン》はサーチと展開以外にも相手のモンスターを破壊できる効果も持つため、中盤以降の展開でも能力を遺憾無く発揮してくれます。
さらに上記の《ラヴァル・キャノン》と同じ戦士族・炎属性であることから【焔聖剣】サポートも共有できます。God Tier です。

 


3人目は《天威龍 マニラ》です。

天威の中でもかなり地味?

 

《マニラ》は手札から特殊召喚できます。(事実陳列)

《マニラ》は2枚の採用となっており、本当に採用すべきなのか悩んでいる部分もあります。
それでも採用するに至った2つの理由が《『焔聖剣ーデュランダル』》《Stake Your Soul !》です。

先行でもほぼ無条件でSSできるレベル4であるため、デュランダルを初手から使える可能性が上がります。
また、《Stake Your Soul !》のコストで相手に見せる、《ラゼン》を出すために必要な「炎属性モンスターのデッキ内比率」を少し高めたいと考えたために採用することにしました。

 

 

 

② 爆発を引き込むカード

結局このデッキは《真炎の爆発》を引かなければ真価を発揮できません。そんな事は冒頭にもある通り初めから分かっていたので、【VS】初動を採用したのです。

やっぱりドローなんだよな。

 

もちろん彼です。

《ヘビィボーガー》は手札の闇属性モンスターを見せるだけで1ドローできる効果を持つ、まさに生きる不労所得です。【VS】使っていっぱいドローしたかったんだよなぁ〜。こうやってピッてね。闇属性見せて……ん?

 

 

デッキに闇属性モンスター居なくね?

 

 

②-1 デッキに闇属性モンスター居なくね

このデッキのメインデッキを占めるのは「戦士族・炎属性」と【ラヴァル】達です。当然闇属性との繋がりはほぼありません。だからと言ってメインデッキに闇属性モンスターをたくさん採用すると《Stake Your Soul !》で炎属性を見せられずに《ラゼン》に触れない、などの不具合が生じることも考えられます。

ですので、まずはテーマ内から《VS Dr.マッドラブ》《VS ヘビィ・ボーガー》の2枚を見せる動きを検討しました。

 

可愛い~~。

 

《マッドラブ》《ラゼン》でランク4を組むために必須のカードです。初動した相手のターンに《闘神の虚像》の効果で回収しておくことで手札に闇を抱えることが出来ます。本当に回収したい《ラゼン》は戦士族・炎属性なので2.3枚目のサーチが容易であることからも、《マッドラブ》を優先して回収するのは現実的だと思いました。

《ヘビィボーガー》は2枚目を採用することで、見せられる闇を用意できるだけでなく、ドロー効果を使える回数が単純に増える、というメリットもあります。
EXの枠がキツキツな為《闘神の虚像》も1枚だけの採用となっており、1枚の《ヘビィボーガー》をやりくりするより単純に2枚に増やした方が良さそうだと感じました。

 

その他の見せる闇属性候補に上がったのは《斬機 ナブラ》です。
よくある斬機初動では、斬機3種類による《斬機超階乗》からのダランベルシアン効果で任意のレベル4サーチの動きに入るため、《サーキュラー》《ナブラ》《ダイヤ》と採用して全部墓地に送っておくのが通例です。
ところが今回の初動で最も重要な役割を担っているのは、《ラヴァルバル・ドラグーン》の素材となる炎属性の《サブトラ》で、《ナブラ》はその中継でしかありません。つまり、手札に《ナブラ》を素引きした時にはその《ナブラ》を残しながら初動することが可能な訳です。

 

しかし上記の動きができるのも《ナブラ》素引きの時だけです。
なんか他に手札に加わりやすい闇属性モンスターおらんかなー。
例えば、
「制限がかかってないサーチカード」がデッキに入ってて、
「そこからサーチできる闇属性モンスター」
とか…………

 

 

 

 

 

ん?

んん!!?

 

おるやんけ!!!

 

 

デッキレシピの中で一際異彩を放つ《ヴェルズ・オランタ》
《ラヴァル・キャノン》のヴェルズ化した姿なのことはどうでも良くなるほど、こいつの存在は非常に重要です。

《篝火》は今や【スネークアイ】や【TG】の初動としても使える、登場してからたちまち評価も値段も爆上がりしているカードですが、このデッキでは《ラヴァル・アーチャー》をサーチする以外に仕事を与えられていませんでした。これではあまりにも寂しすぎます。
手札から見せられる闇属性をサーチできる、という分岐があって初めて、このデッキにおける《篝火》は採用する価値のあるカードとして使えるのです。

 

そんな訳で《ヘビィボーガー》のコストを用意できたのですが、手札から見せる闇属性モンスター達は、その仕事が終わり次第、次の仕事を与えようと思います。

 

 

 

 

ジェネクス海皇水精鱗みたいな採用理由よね。

 

ちょっとかわいそう。

 

 

③ 爆発を打ってからのゴール

《爆発》を発動して墓地からモンスターを5体並べたら好き放題に展開できます、とはならないのが遊戯王の難しいところ。

実は初動に約半分のEXを使用している(7枚)ため、爆発した後に使うEXの枠がそんなにありません。そんなバハマ

 

 

そんなバハマ

 

 

なので、単体で完結しているカードや既に使ったカード群と相性のいいカードで戦っていく、という方針にしました。

その中心となっているカードが、《烈日の騎士ガイアブレイズ》です。

 

皆はどんな炎属性を回収したい?

《ガイアブレイズ》の効果はまさにシンプル・イズ・ベスト。続けて攻撃できて、相手モンスターを倒した分だけ墓地の炎属性を回収できるという効果です。

序中盤の展開で使用した《ラゼン》《ローラン》《ラヴァル・キャノン》などの「こんなんなんぼ有ってもいいですからね」的なモンスターはたくさん墓地にいるため、回収効果は十分に機能するでしょう。

それ以外にも現在デッキには、アクセスしやすい護身用の《BK ベイル》や、とりあえず脅威を一つ退けられる《怒炎壊獣ドゴラン》が採用されており、これらの再利用も狙えるのが良いです。

……なんですか?《ガイアブレイズ》を融合素材とする進化体がいる?

 

 

そんなことわかっとるわい!

諸事情で不採用です。(理由は後述)

 

しかし、《ガイアプロミネンス》だろうが《ガイアブレイズ》だろうが、戦闘破壊をトリガーにして効果を発動できるため、どのように戦闘補助をするかが重要です。

そこで今回は【ラヴァル】のテーマ内にある相手を裏守備にする効果を戦闘補助にも利用していくことにしました。

 

ラヴァルの中でも優秀な子。

 

《ラヴァル炎湖畔の淑女》は自身を除外しながらセットカードを破壊できる効果を持っています。その《淑女》《ラヴァル・キャノン》で帰還させて7シンクロに繋いでいく動きは《爆発》無しでも使える【ラヴァル】のお決まりコンボです。
墓地の《淑女》の効果を使いやすくするためにも、相手モンスターを裏守備にする効果が重要になるわけです。

相手を裏守備にする効果を持つのは、《ラヴァルバル・サラマンダー》です。

こいつはちゃんと強いし、レベル7なのも凄く助かる。

S召喚成功時に手札入れ替えの効果と、墓地の炎属性を除外して「自分の場の【ラヴァル】モンスターの数だけ相手モンスターを裏守備にする」という中々使える効果の持ち主です。

さらにちゃんと守備力200。爆発にも対応しているのが最高です。他のラヴァルモンスターと共に蘇生すれば、相手のモンスター全部を裏守備にするのも夢ではありません。

読めねえ。

また【VS】側にも、《VS 螺旋流辻風》という「自分の場の【VS】モンスターの数だけ相手モンスターを裏守備する」というめちゃくちゃ効果の似た効果の速攻魔法があります。偶然噛み合いました。やったね。

 

 

仕上げは古のカード。

そして、哀れにも裏守備になってしまった雑魚モンスター達を狙って《ビックバン・シュート》を装備した《ガイアブレイズ》が連続攻撃で相手のLPに直接トドメをさせればいいかなと思っております。

 

以上、デッキの主な動き達でした。
12期に入って気になった《ガイアブレイズ》だったり、
11期に出て使っていなかった【VS】だったり、
自分が高校生の頃から「うまく使いたい」と思っていた【ラヴァル】だったりを使うことができてかなり満足しています。

しかし、まだこのデッキは完成系ではないでしょう。
対戦する相手や環境に応じて手を替え品を替え、細部にこだわり続けられるのもこういうデッキの良い所だ、ということにしておきます。

 

ちなみにデッキ名の「沸点寸前戦線」は、

《真炎の爆発》を打つ準備がすぐ整っちゃうよファイターズ」みたいな意味で命名しました。

なので初動が決まり次第、
「ここで俺が《真炎の爆発》を引いちまったら、とんでもねえ事になっちまうなぁ……?」
とフラグを立てておくことで、勝っても負けても美味しい状態にすることができます。
お前は遊戯王を何だと思ってるんだ。

 

ここまでご覧いただきありがとうございました。
X(Twitter)のフォローとか、youtubeの対戦動画とか、個人のラジオとか、ニューロンにいいねするとか、何かその辺色々よろしくお願いします。

 

 

つづく?

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【デッキレシピ】ゴミもツモれば大和撫子【オルターガイスト】

どうも、usamiRollingです。

今回は、先日上げた動画・西の虹オフ・バキューンオフ・AAオフ全てで使用した【オルターガイスト×ヴァリアンツ】のデッキを紹介します。

 

 

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DUELIST NEXUSのカードでデッキを組まないと、撮影に持っていく新デッキが無い!!!

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という事で最強新規が来た【オルターガイスト】に着手。
《メリュシーク》が1枚初動として最強になっている事を知る。
《メリュシーク》1枚からオルター罠を1枚サーチしながら《ギガンティック》になれるのだ。何なら《シルキタス》リクルートとかするだけでめっちゃ強そうなのだ。今回はしないのだ。

 

やりたい事は、
ダウジングフュージョン》で《ヴァリアンツの聚-幻中》を出すこと。

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【ヴァリアンツ】をX素材にすることで墓地に送るという強硬手段を取る
(前回のデッキでは《ソウルズ》のコストで送ったりしていた)。

初動は《メリュシーク》1枚か《東雲》1枚のどちらかだが、片方の展開ルートを辿るともう片方の初動を手札に加えることが出来るため、片方引いたら実質両方引いたみたいなもんである。

《東雲》1枚からの初動では、《南月》を展開し、余った召喚権で《東雲》をリリースして《マーキス》をアドバンス召喚すれば、6×2で《ベアトリーチェ》を出せるというもの。
《ベアト》の効果で《メリュシーク》と《オルターガイスト・フェイルオーバー》を落とせば、《フェイルオーバー》の墓地効果で《メリュシーク》を回収できるようになっている。

《メリュシーク》1枚からの初動は、《ギガンティック》を出して《東雲》を呼び、《バロン》Aを展開。《バロン》Bをサーチしながら、ランク2の《聖光の宣告者》を出す。そして効果でX素材になった《東雲》を外して効果発動そのまま回収することで、次のターンに《東雲》+《バロン》から動くことが出来る。

両方のルートを通ればX素材に【ヴァリアンツ】を4体くらい使えているので、《幻中》の融合素材の準備が完了する。
もし《ダウジング》が無ければ、《歌氷麗月》、《焔聖騎士ローラン》、《アームズ・コール》、《トラップトリック》、《補強要員》でかき集めたい。

f:id:usami_nuclear:20230517132210j:image幸運にも《歌氷麗月》で特殊召喚できる種族には魔法使い族も含まれているため、初動の中で《歌氷》を織り交ぜて《ダウジング》を自然にサーチすることが可能だ。

 

ダウジング》を打ったら、除外状態の《南月》か《マーキス》を用意できるので、《闇鋼龍 ダークネスメタル》から帰還させて《ヴァリアンツ G グランデューク》へと繋いでいける。

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《幻中》はPスケールにいると、正面に自身を特殊召喚できる効果がある。
しかし、モンスターゾーンからスケールに移る効果は相手に効果で破壊された時しか発動しないため、基本は戦闘で破壊されてEXに表側でしょんぼりしている。
そこで《聖菓使クーベル》を採用するに至った。

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《クーベル》は《幻中》と同じく、Pモンスターを融合素材とするモンスターなので、《ダウジング》によって特殊召喚できる。
ダウジング》で出せるモンスターを2種類に増やすことで《ダウジング》自体を2枚採用する理由ができ、「《幻中》を出せる確率」は格段に向上された。
これで対戦後に
「何のデッキだったんですか?」
「実は《ダウジングフュージョン》で〜……」
と自分語りをしないで済む。……確率が上がる。

《クーベル》は自分で破壊してもスケールに移ってくれるので、セルフブレイク要員として《閃刀姫 アザレア》を採用。

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《マルウィスプ》→《マリオネッター》or《メリュシーク》からの《リンクリボー》だったり、《ゾンビキャリア》などで光・闇を2体用意して出す。

デッキの主な動きは以上だ。
《メリュシーク》の除去、《幻中》の独特な除去とバーン、《グランデューク》によるバーン、《クーベル》による《幻中》の再利用までやって頑張って勝つデッキである。


採用されたテーマ外のカード達

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《反逆の罪宝-スネークアイ》……《幻中》とのシナジーがめちゃくちゃ高いため採用。《幻中》はメインモンスターゾーンの相手を同じ列の魔法罠ゾーンに押し込む効果なので、エクストラモンスターゾーンの敵を除去できない。しかし《スネークアイ》は、相手のどの位置のモンスターでも、好きな場所の魔法罠ゾーンに送り込むことが出来る。相手モンスターAを《スネークアイ》でBの後ろに送り込み、《幻中》でBを押し込んで奥のAを破壊できるとめっちゃ気持ちいい。本当に遊戯王

 

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《真刀竹光》……装備魔法枠。《アームズコール》《焔聖騎士ローラン》でサーチするカードとして除去効果がある1枚。《メリュシーク》《ペリネトレータ》が効果によって直接攻撃が可能なので採用できた。対象を取らない破壊をする魔法カードによる除去なので、《アンヘル》《メガトンケイル》なども倒せるのが良い。

 

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《リトル・オポジション》……《マジシャンズ・サークル》が抜けてしまった理由。フリーチェーンで発動でき、条件はメインモンスターゾーンにお互いの空きがある列が存在することのみ。このデッキの初動《メリュシーク》《東雲》が両方レベル2以下なため、実質初動の1枚としてもカウントできる。相手もデッキからリクルートするか選べる欠点があるが、これも《幻中》で押し込むためのタネを用意できるので良い。しかしこのカードのせいで、余計にモンスターゾーンの空きが〜とか考えることが増えるため、頭はパンクする。

 

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《見習い魔術師》……初動の質を上げるために使えそうなモンスターとして採用。他の候補として《暗黒の招来神》や《素早いビーバー》などの、《ギガンティック・スプライト》を作れる初動カードがあったが、《見習い魔術師》を採用すると《リトル・オポジション》を耐えの手段として使える点が良いと判断した。という理由が半分で、半分は面白いかなと思ったから。

 

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聖なる魔術師》……せっかく《見習い魔術師》を入れるんだったらと採用してみた。草案には居て抜けていったカードなので抜けるかも。墓地の《ダウジング》を拾い直して2回目発動だったり、《スネークアイ》《真刀竹光》と除去カードを拾うのも強そう。

 

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《デコード・トーカー》……耐えの選択肢+打点+種族・属性が《リンクリボー》と同じなので、二人で《闇鋼龍 ダークネスメタル》が出せる点を考慮して採用した。攻守の低い【オルターガイスト】が場に残りやすいので、対象耐性の為のコストが軽くて使いやすい。

 

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警衛バリケイドベルグ》……《ゾンビキャリア》を含んで《ギガンティック》に行くなら100000000000%採用したいカード。マジでただリンク2で手札が先行で捨てれるだけ。のはずだったが、《閃刀姫アザレア》と種族・属性が同じなので、《闇鋼龍 ダークネスメタル》を作れるため納得の採用。

【デッキレシピ】《補強要員》を強く使えるデッキ



どうも、usamiRollingです。おひさ。

 

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 今回はしばらく使っている【メルフィー】+【妖仙獣】+【EM】のデッキの紹介を雑にすると共に、《補強要員》についての気づきをメモしておこうと思います。

 大事なことは先に書きます。

 ペンデュラム召喚を用いるデッキは、《補強要員》を強く使うことができます。

 

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定期更新、終わります。

どうも、usamiRollingです。

ついこの間ブログ記事を投稿し、遂に2022年04月01日になりましたよ。ええ。これはつまりどういう事かと言うと……

隔週更新、一年間やり遂げました〜〜!!!

4/1の仕事場って待ち時間が長くてやることが無いんですよ。そんな中去年の僕は「遊戯王ブログでも始めてみるか」となって書き始めたわけです。主に誰に需要があるのかなデッキレシピの記事ばかりでしたが、そして何回か間に合いそうになくて簡易な記事をサクッと書いたりしましたが、一年間続いたのは個人的には結構頑張ったなーと思ってます。

 

隔週更新を止めようと思っている理由なんですが、ネタギレです。遊戯王について今の自分が思うことはだいたい言語化してしまったせいで、なにか書こうとしても筆が進まない事が多くなってきたのです。あとは今までと違うこと書こうとしても、結局前言ってたことと同じこと言ってるな、と感じたりです。

これからもデッキレシピについての言及だったりは不定期で更新していくかもしれないですし、どうしても遊戯王に申したいことがあれば書くとは思います。

でも定期更新はこれにて終わり。マジで今まで見てくれたみんなありがとー!

不定期になっても顔を出してくれる人は、これからもよろしくお願いします。

 

じゃっ。

【遊戯王コラム】春から遊戯王を「教える」君へ。

 どうも、usamiRollingです。

 

 気づけばもうすぐ4月です。春は出会いの季節。いろんな人と出会って、いろんな事を知り、時には教えることもあるでしょう。

 そこで、

遊戯王マスターデュエルやってみたいねんけど、教えて?」

 という無茶振り難問に、既存プレイヤーがどう教えていけばいいかを考えていきたいと思います。

(ルールに関してはある程度理解しているものとします。)

 

 

①テーマのスタイルを要約する。

 遊戯王というカードゲームには、いくつもの勝ち方が存在しています。後攻で相手をワンキルすることに特化したデッキがあれば、相手の行動を見切って対応しきって勝つデッキ、先行で相手に何もさせずに封殺するデッキもあるわけです。

 初心者が「〇〇デッキを組みたい!!」と意気込んでいたとしても、そのデッキのスタイルが好みでなければ継続して遊戯王を楽しめないと思います。ですので、そのデッキが何をして勝つデッキなのかを要約して伝える必要があります。またその時に、デッキの核・エースとなるモンスターを伝えておくことで、戦術が具体的に理解できます。
※専門用語は極力少ない状態で伝えましょう。わかりません。

 

 例:【ウィッチクラフト】可愛い!組みたい!

相手の動きを制限しながら、消耗戦に持ち込んで勝つデッキ。核となるのは《ウィッチクラフト・マスターヴェール》。可愛いね。

 

 

②ソロモードで定石を学ぶ

 使うデッキが決まったら、そのデッキの定石を学ぶことが大切です。どんなカードの組み合わせで最終的な盤面に辿り着きたいのかを理解し、そのためにどう動き出すのが正解なのかを伝えます。それをソロモードでデッキを回して感覚を掴んでいきます。

 ここで自分の使っているデッキが「どの程度の強さかを理解する」ことも大切になってきます。相手モンスターをどれだけ処理できるか、攻撃力はどこまで上がるか、展開力はどの程度あるのか、など。

 

 例:【ウィッチクラフト】で一人回し

  盤面:《ウィッチクラフト・マスターヴェール》を出す。

  初動:下級ウィッチクラフトで手札の魔法を捨てて、デッキから《ヴェール》を出す!

   ・ウィッチクラフト】魔法をコストにするとお得(定石その1)。

   ・《シュミッタ》の墓地効果を使いたいので経由する(定石その2)。

   ・《バイストリート》があると耐性を付けられるので重要(定石その3)。

などなど……

 

③対戦を見守る。

 最も重要です。

 遊戯王というカードゲームは、デッキにもよりますが1ターンにできることがたくさんあります。相手を妨害するにしてもどこで妨害すべきか? モンスターを展開するにしても何を出すべきか? 慣れているプレイヤーが考えれば当然だと思えるプレイも、初心者は簡単には判断できません。ですから初心者のプレイを見守り、適切なアドバイスをすることが大切です。

 ランクマッチで相手に負けてしまったとき、初心者が「何が悪かったんだろうか……」と悩まないようにしてあげるべきです。

 ランクマッチでデッキパワーの違いでどうしても勝てない相手に負けてしまったときは「今の相手は強いデッキだし、相性も悪かったから仕方ないね」と言ってあげましょう。逆に、惜しかった試合を落としてしまったのなら「惜しかった」と伝え、改善できる点があったかを振り返りましょう。

 

 例:【ウィッチクラフト】で勅命貼られて負けた!

 →仕方ない。どうしてもその状況を打破したいなら、何らかの対策カードの検討(パンクラとか?)

  :【ウィッチクラフト】で惜しくも負けた!

 →《ヴェール》の効果無効をいつ使うか?《ハイネ》の破壊を先にしておけばよかった?など、その対戦を振り返って検討する。

※こういう指摘は、試合中にしてもらってでもとにかく勝ちたいタイプと、試合後にちゃんと吸収したいタイプがいるので事前に感じ取りましょう。

 

 

④褒める。

 クソ大事です。

 遊戯王に限らず勝ち負けを決めるゲームを一人でプレイしているとき、自分を肯定してくれるのはVICTORYの文字だけなのです。負けたら負け。自分を承認してくれるものがありません。だからこそ、負けの中にも成している部分があったと教えることが大事なのです。

 最善のプレイしたししゃーない。
 展開するのめっちゃ上手くなってるやん。
 あの温存は正解やったな。

 ほんの少しの言葉でも大丈夫です。負けたとしても、自分のプレイが勝利へと繋がっていることさえわかれば、

「それじゃあもう1戦」

と続けてくれることでしょう。

 

 

 

僕が思う4点でした。他にもこんな事考えてるといいかも、など案があれば教えてくださいね。それでは。