【近況報告】産み落としました☆
先日、無事ホモサピエンスを産み落とした事を報告させていただきます☆
元気な男の子です☆
どうって事ない普通ルックスの我々夫婦の子にしては、イケメンなんじゃないかと思うのですが・・・親バカですかね?
少し落ち着いた所で、執筆活動を再開させていただきます。
今後とも、本ブログ『この鬱がすごい!』をよろしくお願い致します。
子の名付けについて思うところ
子供には、ごく一般的でありふれた名前を付ける予定である。
ちなみに私は第一候補として、男なら浩太郎、女なら桃子を挙げた。
どちらもシワシワ過ぎると旦那に却下されたが、決定名もそれに近いニュアンスの名前である。
妊娠してから、割と早い段階で決まった。
よく、本を何冊も買い込み、考えに考えて名付けたという話を聞くが、我々夫婦は逆に思いを込めすぎない様に注意した。
子供が社会に出て一生使うものだから機能性が第一、親の思いなんて二の次、三の次でいいと思うのだ。
名前は、自分の感性を表現する場でも、教養をひけらかす場でもない。
可愛い名前を付けたいという発想は最初からなかった。
それよりも、一発で読めて、品格のあるもの。
故に既存の名前で充分、新しい名前を発明する必要なんてないではないか。
とか何とか偉そうな事を言って、いざ産まれてきた我が子を見たら、マタニティーハイになって「この子の名前は笑一(エムワン)に決定!!お笑い好きになって欲しいから!!」とか言い出すかもしれない。
そうなったら、どうにかしてうちの住所を特定して、マタニティーハイが覚める程のビンタをして欲しい。
【近況報告】ちょっくら産んできます☆
ここらでちょっくら、ホモサピエンス産んできます☆
日本の出生数上げてきます☆
万年不安症という事もあり、ここ数ヶ月かなりナーバスになっていましたが、直前になるにつれいい感じに吹っ切れ、今は非常に落ち着いています。
ここまで来たら、「やるっきゃNAI☆」って感じです。
ちょっとびっくりする様な事を言いますが、未だに自分が妊婦であるという自覚がありません。
いつか自然と自覚するだろうと思っていたら、10ヶ月経ってしまいました。
何だかずっと、現実味がないんです。
自分が自分でない感覚は昔からあったのですが、妊娠してから特に強くなりました。
一種の離人症なのでしょうか?
何でもかんでも病気扱いするのは良くないと分かっているのですが、少し気になります。
離人症とは
身体または精神から自分が切り離されたような感覚が持続的または反復的にあり、自分の生活を外から観察しているように感じること(離人感)や、自分が外界から切り離されているように感じること(現実感消失)。
MSDマニュアル家庭版(2017)「離人感・現実感消失症」<https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/10-%E5%BF%83%E3%81%AE%E5%81%A5%E5%BA%B7%E5%95%8F%E9%A1%8C/%E8%A7%A3%E9%9B%A2%E7%97%87/%E9%9B%A2%E4%BA%BA%E6%84%9F%E3%83%BB%E7%8F%BE%E5%AE%9F%E6%84%9F%E6%B6%88%E5%A4%B1%E7%97%87?redirectid=1#:~:text=%E9%9B%A2%E4%BA%BA%E6%84%9F%E3%83%BB%E7%8F%BE%E5%AE%9F%E6%84%9F%E6%B6%88%E5%A4%B1%E7%97%87%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%80%81%E8%BA%AB%E4%BD%93%E3%81%BE%E3%81%9F%E3%81%AF,%E7%8F%BE%E5%AE%9F%E6%84%9F%E6%B6%88%E5%A4%B1%EF%BC%89%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82> 2021年2月14日アクセス.
あと、入院中に食べようと思って買っておいたカロリーメイトを、どうしても食べてしまいます。
この前なんて、朝4時半に目を覚まし、1箱一気にむさぼってしまいました。
完全に目が飛んでいました。
こんな爆裂に美味しかったですっけ?
どなたかカロリーメイトを安く売っているドラッグストア、ご存じでしたら教えて下さい。
少し落ち着いた所で、また色々と報告させていただきます。
今後とも、本ブログ『この鬱がすごい!』をよろしくお願い致します。
【近況報告】現在の服薬状況
先月末、心療内科を受診してきた。
出産前最後の診察である。
未だベンゾジアゼピン系精神薬の離脱症状に苦しんでいるものの、鬱症状は順調に回復している。
そこで新たに、抗うつ薬『イフェクサー』を断つ事となった。
今後は、抗うつ薬『レクサプロ』のみを服用する(朝・夕10mgずつ)。
やっとここまで来れた。
重度の鬱と診断されてから2年9ヶ月、本当に長かった。
一時は9種類もの薬を服用していたのだ。
それでも体調がキツく、いつもギリギリの所で生きていた。
尚、今は妊娠後期のホルモンの影響で、寝過ぎなぐらいぐっすり眠れているが、出産後は再度眠れなくなる可能性があるとの事。
念のため睡眠薬『トラゾドン』を処方してもらった。
ただし、『トラゾドン』を服用する場合は授乳NG、粉ミルクに切り替える必要がある。
この辺りは状況を見て、総合的に判断していくほかない。
絵本収集が止まらない
はせがわわか著『1人でできる子になるテキトー子育て』の「子どもの知育に迷ったら、絵本を読んでおけば間違いない」という章に感銘を受けた。
https://www.konoutsu.com/entry/2021/02/19/080000
絵本で、現実世界では経験しきれない程たくさんの共感を経験する。
それによって、子供が優しい子に育つというのだ。
さらに、子供の「想像力」「文字を読む力」「語彙力」も向上するなどいい事ずくめ。
もちろん、親子のコミュニケーションにも最適。
すっかり感化された私は、書店の絵本コーナーに足繁く通う様になった。
今まで見向きもしなかったジャンルだけに新鮮で、ついつい財布の紐が緩んでしまう。
もはや子供どうこう以前に、アートブックとして私が楽しんでいる。
今回は、そんなこんなで買い集めた絵本達をご紹介。
言わずと知れた大ベストセラー、なんと累計700万部も売れているという。
絵本って一冊当てて殿堂入りすれば、毎年一定数売れるからデカい。
②パンダ銭湯/tupera tupera
2013年発売と、比較的新しい絵本。
パンダも銭湯も大好きなので一目惚れした。
③じめんのうえと じめんのした/アーマ E.ウェバー(文・絵)・藤枝澪子(翻訳)
科学に興味を持つきっかけになりそう。
子供には、自分の見ている景色が世界の全てではないという事を知っていて欲しい。
④たぷの里/藤岡拓太郎
藤岡拓太郎先生のファンなので。
子供と一緒にたぷたぷするのが、今から楽しみだ。
⑤ゆかいなかえる/ジュリエット・キープス(文・絵)・石井桃子(翻訳)
とにかく絵が可愛くておしゃれ。
著作権全無視して、勝手にキャラクターグッズ作りたい。
⑥だるまちゃんとうさぎちゃん/加古里子(文・絵)
絵柄の絶妙なレトロさが可愛い。
途中、軍手でうさぎを作ったりと、アトラクション性に富んでいる点に惹かれた。
⑦どれがぼくかわかる?/カーラ・カスキン(文・絵)・与田静(翻訳)
「母は、子供が人間以外の生物(馬やスカンクなど)に転生しても、どれが自分の子供だか分かるよ」というメッセージが泣ける。
ちなみに、うちの母(毒親)は絶対に分からない。
断言出来る。
実に23もの民族の挨拶マナーが紹介されていて、大人が読んでも楽しめる。
色彩の暖かさも素敵。
⑨しずかで にぎやかな ほん/マーガレット・ワイズ ブラウン(文)・レナード ワイスガード(絵)・谷川俊太郎(翻訳)
夜が更け、太陽が昇り、新しい1日が始まる様子をドラマチックに表現している。
日本の絵本になかなかないパキッとした色使いで、目が楽しい。
以上9冊、完全に私の趣味で選んだ。
少々フライングし過ぎた感はある。
こんなに買って、子供の好みに合うかどうかも分からないのに・・・
まぁいいか。
全く気に入ってもらえない絵本、それもまた思い出。
育児本は2冊だけ読んだ
妊娠中、自分は育児本を山ほど読むものと思っていた(ここで言う育児本とは、しつけ・教育系)。
しかし、いざ読み始めると、幼少期のトラウマがフラッシュバックし、思いの外はかどらず。
https://www.konoutsu.com/entry/2021/02/18/080000
それでも、何とか下記の2冊だけ読み終えた。
2冊とも良書だったので、簡単にではあるが紹介させていただきたい。
①1人でできる子になるテキトー子育て/はせがわわか
内容紹介
テキトーこそ、最高の子育て!
「子どもが自立する!」「イライラしない!」「育児がラクになる!」など、いいこと尽くめ。
世界トップ機関による1000以上の研究から科学的に証明されたテキトー子育てを1冊にまとめました。
タイトルの「1人でできる子になる」に惹かれ、購入した。
自分の人生を選択するに当たって、"主体性"ってすごく大事だと思うのだ。
御年58にして、自分の離婚を親に決めてもらっていた母(毒親)を見ていると特に。
あんな残念な大人には、絶対になって欲しくない。
内容については、あまたの子育てトリビアが、世界トップ機関の論文を根拠に整理されていて、非常に読みやすかった。
著者の勉強熱心さには脱帽である。
一見「逆じゃないの?」と思うものもチラホラ。
目からウロコ落ちまくりだ。
②子育ては心理学でラクになる/DaiGo
内容紹介
「すべての超常現象は科学的に再現できる」を信条に脅威のパフォーマンスを見せるメンタリスト・DaiGoが初の子育て本を。
「一般的な子育て本とは異なり、お母さんの人生をより豊かなものにする心理学も盛り込みました」(本文より)と、子育て中のトラブル、将来設計等を科学的に検証、心理学に基づいてアドバイスを。
これさえ読めば子どもにガミガミ怒らなくてもよくなりますよ。
前々から、「親の背中を見て育て!」型の子育てをしたいと話していた我々夫婦にとって、相性の良い一冊だった。
本書中でしきりに言われている、「親のウィルパワーは子に伝染する」には、大いに納得させられた。
子供に依存して息苦しい思いをさせない為にも、子供とは別個の「自分の生き方」をしっかり確立していかなければと強く感じた。
※ウィルパワーとは、やるべき事が出来るようになる「やる力」、やってはいけない事をやらない様になる「やらない力」、目標を立て、計画的に行動出来る様になる「望む力」の総称。
スピリチュアル的な怪しい力ではない。
いくら知識を詰め込んだ所で、実際に育児が始まれば、思うようにいかない事だらけなのだろう。
そんな事は重々承知である。
それでも、知識があるのとないのとでは、だいぶ心の持ち様が変わる気がする。
私は曖昧な精神論よりも、科学の力を信じたい。
それに、この手の本は単純に読んでいて面白い。
人間とは、脳とは、何て神秘的なのだろう。
知的好奇心が満たされまくりである。
子供が新たな世界に触れ、成長して行く過程を、早くこの目で見たくなる。
育児本を読むと幼少期のトラウマがフラッシュバックする
妊娠中、自分は育児本を山ほど読むものと思っていた(ここで言う育児本とは、しつけ・教育系)。
「分からない事があれば、とりあえず本を読む」、長年に渡って培われた癖なのだ。
それに、発達心理学には元々関心があった。
自分の子供を実験台にするつもりはないが、科学的に良いとされている事は色々と試してみたい。
しかし、いざ育児本を読み始めると、思いの外はかどらない。
幼少期のトラウマがフラッシュバックし、その度にページをめくる手が止まってしまう。
自分がかつてされてきたアレコレが、こんなにも子供の可能性を潰すものだったとは。
あまりの不正解っぷりに愕然とする。
いくら「子供の為に!」と気合いを入れても、心の闇には抗えない。
カウンセリング等を通して、だいぶ克服したつもりだったのだが。
そんなこんなで育児本は、子供が産まれた後、育児に息詰まった時にでも、ゆっくりじっくり読んでいく事にした。
出産後は母親の脳も変わるというし、もう少し気楽に構えようと思う。
超自己流アカシジアの乗り越え方
ベンゾジアゼピン系精神薬を断って3ヶ月程経った頃、人生2度目のアカシジアを発症した。
前回、抗うつ剤『エビリファイ』の副作用により発症した際には、タガが外れた様に思いきり体を動かす事で、体内の不快感から必死に意識を逸らし、何とか乗り越えた。
例えば、坂道を何度も全力疾走で駆け上がるなどなど(ジョギング程度では効果がない)。
ただこの方法、すこぶるコスパが悪い。
かかる労力に対して効果が薄すぎる上に、周辺住民に不審者扱いされるリスクまで付いてくる。
第一私は妊娠中、現状、激しい運動はご法度である。
何か他にアカシジアを緩和する方法はないものか・・・
試行錯誤の末、ある日、一つの策にたどり着いた。
それがズバリ!
キンキンに冷えたノンアルコール飲料を飲む!
である。
※言うまでもありませんが、科学的根拠は皆無です。
あくまで参考程度にご覧下さい。
炭酸のシュワシュワが喉から食道を通り、胃に溜まっていく感覚に意識を全集中させる。
そして、このシュワシュワが皮膚の内側をかけずり回る虫を、殺虫剤の要領で退治していく所を頭でイメージする。
するとどうだろう、アカシジアが若干軽くなるではないか!
恐らく、「不快感から意識を逸らす」+「自己暗示」の合わせ技なのだと思われる。
尚、なぜ普通の炭酸飲料ではなく、ノンアルコール飲料なのかは不明(たまたま最初に上手くいったのがノンアルコール飲料だったとか、そんな所だろう)。
ここ数ヵ月で、『オールフリー』と『のんある気分 ホワイトサワーテイスト』をたらふく飲んだ。
体内に虫がいる限り、今後もサントリーへの課金は止まらない。
アカシジアの再来
ベンゾジアゼピン系精神薬を断って、3ヶ月程経った頃だろうか。
小さい虫が皮膚の内側をかけずり回る様な、気持ちの悪い感覚に襲われた。
ムズムズソワソワして、じっとしていられない。
無意識に震度5強の貧乏ゆすりをしてしまう。
所構わず、ブルブルブルブル。
私は人間ローターと化した。
この症状、覚えがある・・・"アカシジア"だ。
以前、抗うつ剤『エビリファイ』の副作用が強く出た際にも発症し、かなり苦しめられた。
ネット情報によると、離脱症状でアカシジアに近い症状が出るのは、あるあるらしい。
まさか、再び対峙する事になるとは。
悪夢である。
ここで、アカシジアのおさらいをさせて頂く。
アカシジアとは
精神科のお薬(とりわけ抗精神病薬)の服用中に起こることのある副作用です。
アカシジアは抗精神病薬だけではなく、抗うつ薬や一部の医師から処方された胃腸薬などによっても引き起こされることがあります。
これらのお薬を服用していて、下に示したような症状がみられた場合には、自己判断で服用を中止したり放置したりせずに、早急に医師又は薬剤師に連絡してください。
自己判断での服用の中止によって、さらに重篤な症状が出現する場合があることに注意して下さい。
・体や足がソワソワしたりイライラして、じっと座っていたり、横になっていたりできず、動きたくなる
・じっとしておれず、歩きたくなる
・体や足を動かしたくなる
・足がむずむずする感じ
・じっと立ってもおれず、足踏みしたくなる
厚生労働省(2010)「重篤副作用疾患別対応マニュアル アカシジア」<https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1j09.pdf
> 2019年5月9日アクセス.
アカシジアって、何というか、ムカツクのだ。
突発的に襲ってくる感じとか。
体を揺らすから、無駄に体力使う感じとか。
加えて、症状が独特過ぎて、なかなか辛さを分かってもらえない。
しまいには、「薬に頼りすぎたお前が悪い!自己責任!」とか言ってくる輩(母)もいる。
この頃、よく枕を殴っていた。
後に、百貨店でオーダーメイドした1万円の枕だった事を思い出し、少し後悔した。