椎名林檎を振り返る 年の瀬大晦日2015
こんにちは
我らが椎名林檎が今年もNHK紅白歌合戦に登場するということで、
2015年の彼女の活動を時系列に沿って振り替えてやろうと思います。暇つぶしにどうぞ。
(近影も貼っていくので彼女の変移もお楽しみください笑)
昨年2014こそ新作アルバム「日出処」発表やライブ「林檎博’14 ―年女の逆襲」があり、とても勢力的な活動をしていたので、2015は控えめになるのかなと思っていました。
しかし、そんな予想に反し、シングル3枚発売するわ、フェス3本出るわ、ホールツアーやっちゃうわ、と近年稀に見るほどの活発的なアーティスト業をこなされる年になりました、それでは振り返ります。
《2月》
◼︎楽曲
・「華麗なる逆襲(SMAP)」発売
椎名林檎×SMAPのコラボ第二弾の情報が年始早々に舞い込んできました。
こちらはSMAP草なぎ剛主演のドラマ『銭の戦争』の主題歌で、児玉裕一演出によるPVのかっこよさが話題になりました。テレビ出演ではSMAPメンバの「こしくいっ」も話題になってたような。
・『至上の人生』発売
椎名林檎2015年第一弾シングルです。この「至上の人生」は柴崎コウ主演のドラマ『◯◯妻』の主題歌となっていました。また、カップリング曲である「どん底まで」とのPVは一編物となっています。
◼︎テレビ
・ミュージックステーション(『至上の人生』を披露)
・CDTV(『至上の人生』を披露)
《3月》
◼︎映像
・「生・林檎博'15 年女の逆襲」DVD/BlueRay発売
昨年2014年に行われたアリーナツアーの模様の映像が発売されました。
特設サイトにていくつかのライブ映像が視聴できるので、ぜひ。
・「RINGO EXPO Professional Acadmic 2014」発売
年女の逆襲を定点カメラで撮影した映像を商品化。
椎名林檎およびバンドメンバは公演後に定点カメラで撮影した映像を振りかえり観て、次の公演にフィードバックしているそうな。総合演出を手がけているだけあってプロ意識高い(汗)
《4月》
・コットンバッグ「エコ不可避 ”草木生えるシリーズ”」発売
昨年のアリーナツアーにて販売されたコットンバッグ「エコ不可避」を改良し発売しました。なにより商品名にインパクトがありネット界隈で話題になってましたね。
《5月》
・ミュージックジャケット大賞 大賞受賞
昨年発売された「逆輸入」(椎名林檎がこれまで数々のアーティストに提供してきた曲をセルフカバーした)のジャケットが大賞に選ばれました。
アートディレクタをつとめたのは木村豊氏はこんな受賞コメントを寄せております。微笑ましいですね。
まったくもって大賞をいただけるとは思ってもいなかったのでビックリしました。ありがとうございます。タイトルである「逆輸入」を受け、「コンテナ埠頭で撮影したい」というデザイナーに「じゃあ花魁の格好をしたい」と答えるミュージシャンあっての大賞だと思っています。毎回無茶な撮影に付き合っていただく椎名さん、スタッフの皆様に感謝いたします。
◼︎楽曲
・「最果てが見たい」発売
映画『百日紅』の主題歌が配信&タオルセットで発売されました。この楽曲はそもそも石川さゆりに提供(X -Cross II-)したものだったのですが、今回それをセルフカバーしたのです。
◼︎テレビ
・CM「au isai Vivid」放送開始
8月に発売される「神様、仏様」をBGMとして観音様ごとく椎名林檎がお茶の間に登場しました。うっすら聞こえる向井秀徳の「繰り返す諸行無常〜♪」が話題になってました。
《7月》
・なんか東京都のオリンピック事業の提言会みたいに参加してました。
◼︎ニコニコ
・椎名林檎二度目となるニコニコ生放送に登場
前回は「日出処」の発売記念、今回は「長く短い祭/神様、仏様」の発売に合わせてアコーディオンの佐藤芳明とともに出演。
特別版として「長く短い祭」のPV内で流れている映像をフルで流してくださった。いま探したんだけどどこにも見当たらなかったです。
◼︎テレビ
・ミュージックステーション(「長く短い祭」を披露)
◼︎フェス
・フジロック
フェス出演第一弾。バンドメンバは後々の「MANGARAMA」が中心でした。
SNSでは実況が行われていて「脱いだ」「脱いだ」のお祭り騒ぎとなっていました。
以下がその時の写真↓
《8月》
◼︎楽曲
・「長く短い祭 / 神様、仏様」発売
コカコーラのキャンペーンソングにもなった「長く短い祭」、携帯電話CMで用いられた「神様、仏様」が両A面シングルとして発売されました。
CM依頼があった際に初めてコカコーラを飲んだらしく、そのときの印象「デジデジケロケロしてる喉越し」を受けて「長く短い祭」ではオートチューンで声をケロケロさせたそうな。
また、PVで用いているマイクはなんか高いらいっす。
Blue Microphones ラージダイアフラム・カーディオイド・コンデンサー・マイク BLUEBIRD
◼︎ライブ
・台湾公演『林檎博'15 -
椎名林檎初の海外公演が行われました。人気がすごいらしい台湾での開催だったのですが、新旧様々な楽曲が披露されたそうでとてもうらやましかったです。
◼︎フェス
・Rock In Japan
こちらは今年2本目のフェス出演。
同日に出演していた向井秀徳も「神様、仏様」演奏時にサプライズ登場し会場を沸かせていました。
《9月》
◼︎テレビ
・ミュージックステーション(「丸の内サディスティック」を披露)
10時間スペシャルの特番に出演。ハマオカモトとともにジャズテイストなマルサを披露していました。コンディション◉
《10月》
◼︎ライブ
・「椎名林檎と彼奴等がゆく 百鬼夜行2015」開始
10月から12月まで全国のホールでツアーが行われました。
きらきら武士や華麗なる逆襲、名うての泥棒猫などとてもコアな楽曲や罪と罰やNIPPONなどキャッチーなものまで幅広なセトリでとても楽しめるライブでした。
◼︎楽曲
・「薄ら氷心中(林原めぐみ)」制作発表
来年2016から始まるアニメ「昭和元禄落語心中」の主題歌をつとめる林原めぐみに曲を提供することが発表されました。
◼︎東京モーターショー
・トヨタコンセプトカーの紹介ナレーター
なんか人知れずナレータ業もやってましたね。
《11月》
◼︎フェス
・テレビ朝日 ドリームフェスティバル2015
今年3本目のフェス出演。
東京事変のときに一度でていましたが、ソロとしては初の出場。
aiko, XJAPANなのカオスな出演陣が集まった3日目で8曲披露しました。
◼︎楽曲
・「野性の同盟(柴咲コウ)」発売
ドラマ『科捜研の女』の主題歌として柴咲コウに楽曲を提供。
そもそも年始の『◯◯妻』つながりでコラボが決まったそうな。
コウちゃんのアー写もびりりときまっていてとてもカッコイイプロデュースになっています。
《12月》
◼︎テレビ
・紅白歌合戦
そして、今夜12月31日に31番目で紅白歌合戦に椎名林檎が出演します。
本人曰く「白組をぎゃふんと言わす」ような演出を考えているようなので、
とても楽しみです。
曲目は「長く短い祭 〜ここは地獄か天国か編〜」。
テレビやライブで何度も披露してきたこの楽曲、これまではすべてリップシンクでした。今夜は生歌披露するのかな。どちらにしろすごく楽しみです。
副題も気になりますが、21時台のTOKIOと嵐の間に出るそうです。
それでは今年の椎名林檎ベストショットと共にお別れいたしましょう。
Mステ出演時のピンクタートルネックと迷いましたが、今年のベストショットは熱愛発覚中を踊るナース姿の椎名林檎でしょう。
以上となります。
来年もまたイイ年でありますように!
ほな。
続きまして、2015年に観た映画トップ1の発表です。(邦画部門)
今週のお題「今年見に行ってよかったもの」
↑こんなお題出てたから肖って今年観た映画の個人的ランキング発表するね。
続いては邦画部門です。
コメディ部門の結果は以下をごらんください。
まずは、2015年に観た邦画の栄えあるノミネート作品をご覧いただきましょう。
# ()内は一言感想です。お役立てください。
・神様はバリにいる(南国ってば、流れる時間がスローだよね)
・ソロモンの偽証・前編(後編は観てない。察して。)
・エイプリルフールズ(菜々緒は第二の小池栄子となりうるのか)
・脳内ポイズンベリー(インサイドヘッドとテーマがかぶってしまったね)
・予告犯()
・駆込み女と駆出し男(言葉の言い回しがテンポよくて素晴らしかった)
・呪怨ザ・ファイナル(貞子も伽倻子も商売道具になっちまった感)
今年はあんまり邦画観れてないや。
洋画に迫力満点の大作が勢ぞろいしてたから、仕方ないね。
と、いうことで栄光のトップ1の発表です!
今年一番は駆け込み女と駆け出し男(出演:大泉洋、戸田恵梨香)です!
おめでとう!
江戸時代、離縁を求めて寺に駆け込む女たち(戸田恵梨香や満島ひかり)に対して医者の駆け出しである男(大泉洋)が男女トラブルを解決しようとする物語。小説『東慶寺花だより』を元にした作品。
映画のテーマである「男女トラブル」を時にシリアスに時にコミカルにテンポよく展開させていくので、時代劇でありながら退屈を感じることはありませんでした。
【ここ観てポイント】
・戸田恵梨香と満島ひかりの放つ女の強さ
・大泉洋の色褪せないコミカルな演技
・止まることのない江戸言葉の応酬
・凜とした山奥の情景
劇場の音響やら映像やらの設備がリッチになっていくに伴って、作品の派手さも増す一方な昨今。(コンシューマ側の我らも「どうせ映画館で観るならドッカーンバッコーンのお祭り騒ぎ映画のほうがいいよね」って思ってしまいがちになってるんですよ。たぶん。)
そんななか、この作品に巡り合えてほんとによかったと思います。
「覚悟」を決めた人間の強さ、それでも「情」に負けてしまう人間の弱さを描きたかったんでしょうね。僕はそう受け取りましたよ。
前向きになれる映画です。ぜひ。
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追記:
【駆込み女と駆出し男】の題材となった「駆込み寺」について1分で学べる動画がありましたので置いときますね。
追記:
その他のおすすめの2015年映画(邦画)置いときますね。
それでは、2015年に観た映画トップ1の発表です。(コメディ部門)
今週のお題「今年見に行ってよかったもの」
↑こんなお題出てたから肖って今年観た映画の個人的ランキング発表するね。
まずはコメディ部門です。
ノミネート作品は以下の通りです。
# ()内は一言感想です。お役立てください。
・チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密(もらいゲロ)
・なんちゃって家族(エマロバーツの役がぴったり)
・ネイバーズ(ザックエフロンの印象変わったよ)
・神様はバリにいる(尾野真千子かわいい)
・エイプリルフールズ(【リーガル・ハイ】好きには堪らない!)
・ザ・呪怨ファイナル(主演:おのののか)
・脳内ポイズンベリー(真木よう子かわいい)
・TED2(くま)
・ピッチ・パーフェクト2()
こう振り返ってみると、下半期はあまりコメディ映画みてないな。
で、この中で堂々の一位が…
ネイバーズ(出演:ザックエフロン、セスローガン)!!
ぱふぱふ〜!!
ほんとこの映画おもしろかった。
元からセスローガン出てる作品を贔屓にしている感はあるんだけど、このネイバーズは贔屓なしで楽しめた。
ネタバレになっちゃいますがストーリーを紹介します。
【ストーリ】
静かに暮らす家族(夫がセスローガン)の隣に騒がしい大学生グループ(リーダがエフロン)が引っ越してきて、トラブル勃発、わちゃわちゃなる。
【ここ観てポイント】
・ザックエフロンのブツを模ったディ⚪︎ド
・それを買いに群がる女子大学生
・エアバックトラップ(予告編参照のこと)
・セスローガンのいつものセスローガン演技
【感想】
こちらのかたの感想記事でほぼ同じこと書いてもらってます。
この【ネイバーズ】、2014年のユニバーサル映画で一番ヒットしたんですって。
え、こんな映画やってたんだ知らなかったわ、なんていう人も多いんじゃないでしょうか。
なんと日本ではほぼ未公開。DVDスルー作品となってしまいました。。
ほんともったいない。
現在、続編製作途中らしいですけど、次は日本でも後悔してほしいな。
嫌い:【 スターウォーズ ( Star Wars )】が苦手という話
2015.11.08
「趣味なに?」と聞かれたら「え、映画す」と即答するほど映画観るのが好き。
で、その次に続く会話は「おすすめ教えて」か「xxxx観たことある?」の大きく分けて2パターン。
おすすめを聞かれたら適当に「スモーキング・ハイ( 原題:Pineapple Express)」って答えている。
「(映画タイトル)観たぁ?」って聞かれた場合は素直に「観た・観てない」のどちらかを答える。
観てないと答えたときに「えーめっちゃおもしろかったから観た方がいいで」って言われるのはまあ良いんやけど、
「え、映画好きって言ってんのになんで観てへんの」って返されるのがホント苦手。ええやろ、好みってもんがあるんや。
んでんで、その苦手な返しされるのが経験上、下記の3シリーズに多い。
嫌や。
食わず嫌いでイヤやと言ってるわけなく、いずれも一作は観てる。
けども、「観てない」って思わず言いたくなるほど、また、思わず記憶を書き換えてしまうほど自分の中でビビっとこなかった。
ターミネーターとバックツーザフューチャなんて【とっとと閉鎖したらええやんって思うアトラクションランキング in USJ (@usksparkle調べ)】に毎年上位にランクインしてるし。
(ターミネーターは今年の夏に新作公開されてたけど、シュワちゃん出てたのに大コケしたらしいな。I'll be backするタイミング遅すぎて、世間は興味失ったんやろなと分析してる。(アトラクション前の前説してる綾小路さんは好きす。))
そして、掲題にもしてるスターウォーズ。
これなんなん?
友人の「前作とか観てなくても楽しめるで」という詐欺まがいの発言にまんまとひっかかって一度観たけど
「なにこれ、たとえ前作観てたとしても楽しめへんやん」
って感想を怒りを込めて伝えたことがある。ストーリーにハマれなかった。
人気シリーズなのは知ってるけど、出てくるキャラも多いし前作観てる前提でストーリーは進むし、一見さんには少しハードル高いすわ。聞くところによると、シリーズは時系列複雑らしいし、こんなん、いくら彼女(いない)が「観にいこーや」って誘ってきてもツバ吐きかけてお断りしてしまう。それぐらい初心者には手を出しにくいシリーズやと思ってる。
そして、もう一つスターウォーズを嫌う要素がある。それは、
コアなファン
前述した友人もその類なんやけど、彼らはこっちが「興味ない」って態度で示してるのに「おもろいでおもろいで、おもろいでおもろいで、C3POのフィギュア買ってんで、おもろいで、暗黒面に落ちるねんで、おもろいで、スコースコースコースコー」ってゴリ押ししてくる。
そういうのが返って新規ファン開拓の邪魔をしてんだって何故気づかないんや。
ずんだ餅の西洋妖怪みたいなやつは可愛いと思ったよ。ETみたいで。
今年の冬に新作が公開されるらしいですね。
徐々に巷ではスターウォーズとのコラボ商品が展開されはじめ、CMもばんばん流されるようになるでしょう。あーやだ。
ターミネーター同様に大コケしたらええのに
終
感想:【椎名林檎と彼奴等がゆく 百鬼夜行2015】に行ってきたよ
2015.11.06
どうも@usksparkle です
椎名林檎のライブ行ってきたので、セトリ絡ませながらの感想を。
セトリは良い意味でまとまりがなく、まさに百鬼夜行。とても楽しめました。
場所は渋谷のNHKホール。
大阪のフェスティバルホールもそうなんだけど、ホールって音響がすごくいい。
アリーナだと音は分散しちゃうし、ライブハウスだとギャンギャンし過ぎだったりするけど、ホールは両者のいいとこ取りで、楽器隊の音も椎名林檎の声もバランス良く届いてました。
18:00開演、19:00開始で、ぼくが会場に着いたのは18:50。
グッズ欲しかったから前乗りして物販行列に並ぼうかとも思ったけど、「2時間待ち」というのをチラホラTwitterでうかがってたので終演後に買うことにしました。
渋谷には16:00には着いてたので、双眼鏡買ったりドトール本社直下のドトールで茶をしばいたりして時間潰しました。
で、席に着いてスタンバイ。
買った双眼鏡のピントを調節して。
買った手旗をヒラヒラさせてみたりして。
こっちのスタンバイ完了。
開演前のSEは佐藤さんのアコーディオン。(のはず)
http://www.geocities.jp/acc_sssaaatttooo/
<!-- 以下、セトリ含むネタバレす -->
◼︎凡才肌
オドロオドロしいお経が会場に流れはじめ、お客さんもシーンとなる。
スクリーンには幾何学模様や星座っぽいものが投影され、「そらよやまよかわよふるさとのうみよわたしをかえしてくれぇ♩」と椎名林檎の第一声が会場に響きわたる。
おお、【凡才肌】が一曲目かいな。誰が予想できただろうか。
椎名林檎と彼奴等の歌唱/演奏している姿は全く見えませんでしたが、スクリーンの向こう側からただならぬオーラが放出されていました。
◼︎やさしい哲学
冨田ラボとのコラボ曲。
イントロが始まると同時に、スクリーンがパッと落ち、椎名林檎と彼奴等の姿をやっと拝むことができました。
椎名林檎は鮮やかな着物と白の角かくしを纏っていました。錦鯉みたいな衣装だったなあ。
声が通っていたので今日のコンディションは最高のようです。期待が高まります。
◼︎いろはにほへと
さっそくタンバリンゴが見れました。
歌詞に合わせて4枚のディスプレイには色とりどりのガスがシュワッっと放出さてれててすごく綺麗。
この曲からみなさん旗を少し振り始める。
◼︎尖った手口
英語で歌っていました。アレンジもバンド調になっておりギターぎゃんぎゃん。
ディスプレイにはそれぞれ【the Xday is coming】【the end】【MANGARAMAロゴ】【色即是空】がネオンっぽく映し出される。
最後のラップ部分は浮雲かなと勘繰ったのですが、
いやいや、
Mummy-Dがディスプレイに登場!かっけー。衣装も【神様、仏様】の法師よろしく
クールな和装でした。
と、ここで思ったのですが、これまでは4枚のディスプレイにそれぞれネオン風文字が映し出されていたのに、Mummy-D登場時にはそれらが1枚の大きなディスプレイに合体しているではありませんか。
動くディスプレイ、魅せる映像。児玉裕一の案かな。すごい。
◼︎労働者
ディスプレイに歌舞伎一番街ゲートのような映像が出現。
おお、ここで「歌舞伎町の女王」来たんかと思ったんですが、そこには【娑婆】という文字が。
そして、三文ゴシップで好きな曲【労働者】がはじまった!
ホーン隊が居たのでアレンジはスイング調になっていたのでとても軽快。
会場も温まってきたのか、みなさんそれぞれ旗振り開始。
ポップな曲調なのに歌詞は労働者の思いを描いた少し重いこの曲、
ディスプレイには【一生懸命やってんのに...】【仕事割りに合わない...】と
LINEのやりとりが映し出される。
そして、そのLINEメッセージに対するリプライが.....
【そうだ、樹海に行こう】(JR風)
◼︎走れゎナンバー
ディスプレイに映し出されたとてもブラックなメッセージ、
【そうだ、樹海に行こう】
会場はドッと笑いに包まれました。
そして、始まる【ゎナンバー】。
この曲の英題は【to the sea of tree】でして、ああなるほど、と頷く。
映像は年女の逆襲で流れていたものとほぼ一緒。車体の色が黄色になっていました。
◼︎神様、仏様
夏に発売された両A面シングルのうちの一曲。お札降ってた。
Mステでは【長く短い祭】のみの出演だったので、これが初【神様、仏様】。
仕事に疲れて樹海行っての、この流れ(笑)
向井さんの「繰返される諸行無常〜♩」は前撮りのものが流されていました。
アウトロではPVの一部が流され、そこで演奏者がディスプレイ上で紹介されていました。
そして最後に「椎名林檎と彼奴等がゆく 百鬼夜行2015」のツアーロゴがどどーんと
映し出される。
こっからが本番ですか。もう十分満足してます。
◼︎現実に於て
椎名林檎は【神様、仏様】のアウトロで舞台から消えました。
ここからはヒイズミタイム。兼お着替えタイム。
◼︎現実を嗤う
黒の上着を羽織って再び登場する椎名林檎。
最近の椎名林檎はことあるごとに脱ぐ。ハイレグだったりスク水だったり。
で、今回も上着を羽織ってでてきたので、近い内に脱ぐタイミングがあるんだろなと
余計な計算をしてしまった。
◼︎SG~Superficial Gossip~
まだ脱がない。
◼︎熱愛発覚中
SGのアウトロから背中を客席に向け何やらゴソゴソし始める椎名林檎。
用意されていた白の帽子を被り、
「国・家・復興途中〜♩」の歌声と同時に振り向き、黒の上着を脱ぎ捨てる。
そこにはナース服の椎名林檎が!!
繰り返す、そこにはナース服の椎名林檎が!!
ディスプレイにも4人のナース服ダンサーが映し出され、BonVoyageの【絶体絶命】以上のダンスタイムがはじまった。
森三中・黒澤ばりのよく分からん振り付けを真面目に踊る椎名林檎、真剣すぎてナース帽を途中で落としてしまったり、とてもコミカル。
アレンジはバンド調になっており、ギターぎゃんぎゃん鳴らしてた。
たのしーーー。
◼︎至上の人生
そして、また脱いだ!
現れたのは真っ赤なランジェリー姿の椎名林檎!こりゃたまらん。
ヘアスタイルと衣装がSpa&Treatmentを思い起こさせる。こりゃたまらん。
Mステでこの曲を披露した時、般若心教と虹色の背景が椎名林檎自身にプロジェクトマッピングされてましたけど、今回はそれが4枚のディスプレイに映し出されていました。
綺麗な曲ですね。見事に歌い上げていました。
◼︎ブラックアウト
ここにきてブラックアウト。予想外。
イントロを聞いた瞬間、意識が飛びそうになりました。
サビ入りの前に会場を真っ暗にしたり、タンバリンゴ+イナバウアーを披露するなど
憎い演出がかっこよかったです。
◼︎迷彩
夏フェスでは佐藤さんのアコーディオンでしたが、今回は鳥越さんの演奏から始まりました。
PVと同じような和傘をくるくるさせながら、早口で歌っておりましたが、鬼気迫る迫力があり思わずつばをごくりと飲みました。
間奏で鼻をかんだり、脇の汗拭いたりしてました。(笑)
◼︎罪と罰
あの頃を彷彿させる「ほーーーーーーーーーーーーーーーぉ」から始まって
とても鳥肌実。椎名林檎は舞台の左右を足を引きずりながら(演出)つらそうな顔をしながら(演出)熱唱。まさに熱唱でした、
赤の衣装と赤の照明が相まってビジュアル的にも◎。
最後に和傘ぶん投げてました。
◼︎夢の途中
これは浮雲タイム。兼お着替えタイム。
浮雲が【夢の途中】をソロで歌うんですが、声がいいから聞き入ってしまった。
【セーラー服と機関銃】と【夢の途中】の違いがわかりません。
◼︎Σ
椎名林檎がトラメガ片手に登場。年女の逆襲における【決定的三分間】のようでとても
クール。【Σ】ってどのアルバムに入ってたっけ?
◼︎警告
◼︎マヤカシ優男
ここから【NIPPON】まではノンストップで怒涛の超ハイテンションソングが続きました。
年女の逆襲と同じアレンジだったけど、ほんとこの曲すき。
アリーナのときみたいに椎名林檎揺れるかと思って、双眼鏡で眺めてたんだけど
この公演では揺れ控えめ。イキ顏も控えめでした。
◼︎名うての泥棒猫
原曲からスパイ映画っぽいとは思っていましたけど、今回のアレンジは
ルパン感が増長されていましたな。
石川さゆりに提供した【暗夜の心中立て】のカップリング曲で、知らない人もまあいるんじゃないかと思ったんだけど曲調が曲調なだけにみなさん旗フリフリしてました。
のれる。たのしーーーー。
あ、そういや石川さゆり本人も会場におられました。
◼︎真夜中は純潔
ここらへんかな、青のトップスに早着替えしてた。
ガータベルトを装着されてたのでとても胸が強調されていた。Mステ10時間SPのあの感じ。
スパイ映画っぽい流れは【密偵物語】→【殺し屋危機一髪】で確立されたと思っていたんですが、この【名うての泥棒猫】→【真夜中は純潔】も素晴らしかった。
ホール入り口にはスカパラからお祝いの花が届いていたよ。
◼︎きらきら武士
今回一番びっくりした曲。【Σ】もびっくりしたけど。
おしゃレキシとは異なる色のおしゃれアレンジで浮雲とデュエットしてた。
旗ふりふり。
暑いのか、トップスの汗が目立ってた。
たのしーーーー。
◼︎華麗なる逆襲
SMAPに提供したやつ。お札降ってた。
ほっんとかっけーんだから、この曲。村田さんのアレンジが神。
照明が神。椎名林檎もテンションあがってきたのか、旗をゆっくり振り始める。
それに合わせて会場のみんなもフリフリ。
たのしーーー。「hello tokyo!!」って叫んでたよ。かわいい。
【真夏の脱獄者】も聞いてみたいな。
◼︎御祭騒ぎ
大量のコミカル妖怪と国芳の巨大骸骨が4枚のディスプレイ上でパレードするという
まさに百鬼夜行そのもの。
@shotasakamotoさんという方がアニメーションを担当されたそうです。
アレンジもこれまでの林檎博'08やBonVoyageで会場を沸かせたラテン調。
めっちゃ旗振った。たのしーー。腕もげそー。
◼︎長く短い祭
先の御祭騒ぎなテンションから間髪入れず、
「天上天下繋ぐ花火かな〜♩」
たぶんリップシンクなのでしょうが、マイクはこれまでのものを使っていました。夏フェスではこの曲だけアイスクリームの食品サンプルを持って歌っておりましたから、今回もそれを期待したんですがね。
この曲も旗振りソングでして、会場を上から見ていてとても綺麗でした。
サビではディスプレイに林檎博'08やMステでも登場した阿波踊り隊が舞っていました。
花火も打ち上がったりして、たのしーーーー。
◼︎群青日和
◼︎NIPPON
本編ラストはこの曲。
間奏でディスプレイに青空が映し出され、徐々に日の丸旗が上昇してくるのですが、
すっごい鳥肌立ちました。かっこいい。しびれる。ビリビリした。
◼︎MC
本編が終わり、一度舞台から消える椎名林檎と彼奴等。
お決まりの手拍子(アンコール)のあと再び登場する椎名林檎と彼奴等。
椎名林檎はシンプルな白Tに真っ赤なスカートを纏っていました。日の丸配色。
ここでヒイズミ扮する「ヒズモリさん」の進行によるテレフォンショッキングのコーナが始まる。
本編はMCなしだったので、最後の最後で会場全体が一気にリラックスしたムードに。
公演ごとに彼奴等のうちの誰かが何かトークするってコーナらしいく、今日はドラム玉田さんだった。レキシこと池田さんとの【労働者】の制作秘話を紹介してくださった。
◼︎青春の瞬き
リラックスムードは終わり、最後の一曲となった。
アンコール曲はその日の会場の雰囲気によって変えているらしく、本日は【青春の瞬き】。
アレンジは夏フェスのときと一緒。
たまに苦しそうに歌っているけど、今日は余裕で歌い上げていた。
〆にモッテコイの一曲でしたね。
◼︎二人ぼっち時間
椎名林檎と彼奴等が舞台を去った後、流れ始めた【二人ぼっち時間】。
ドラゴンボールとか、うる星やつらのアニメのエンディングのような映像が流れた。
椎名林檎も可愛く描かれており、【凡才肌】のときのようなオドロオドロしさはゼロだった笑。
「百鬼夜行2015」「またきてね!」とメッセージが映し出され、公演は終了した。
アルバムリリースが契機となった林檎博'14とは違い、セトリがまったく予想できなかった今回。ツアータイトルからは【宗教】とか【入水願い】とかそっち系の曲がくるんではねぇがと予想していたが、意表をつく選曲の連続であった。
とっちらかっていて、けれどもまとまっていて、さすが椎名林檎と言わざるを得ない。
あー楽しかった。
タオルとクリアファイルを買ったけど、ラマシリーズ買ってる人いっぱいいて驚いた。
次回のグッズも平均単価高くなっちまうからやめちくりー笑
終