IBS 過敏性腸症候群ガス型発症前ー腹鳴を我慢する日々
IBS 過敏性腸症候群ガス型の発症前から、私はある症状に悩まされていました。
それは、空腹時のお腹の鳴りです。
中学二年のとき、それは突然はじまりました。
それまで、授業中にお腹が減ってもそれほど大きな音で鳴ることがなく、お腹の音は、全く気にしたことがありませんでした。
ところが、中学二年のある日、二時間目からものすごい空腹感がやってきました。
静かな授業中なので、我慢していたのですが、いきなり大きな音で「グゥ〜・・・」と鳴ってしまったのです。
恥ずかしい、と思いながらも、ま、そんなこともあるだろう、くらいに思っていたのですが・・・数分後、また大きな音で、「グゥ〜…」と。。。
隣の席に座っていた男の子が、思わずプッと吹き出していました。
それまでは大きな音でお腹が鳴ることは一度もなかったのに、その日から突然、毎日大きな音でお腹の音が鳴るようになりました。
朝食は毎日きちんととっていたのですが、それでも鳴ってしまいます。
お腹が鳴るのが恥ずかしくて、それからは朝からかなりの量を食べるようになりました。
しかし、それでも2時間目には空腹感が強くやってきて、大きな音が鳴ってしまいます。ひどいときは一時間目からです。
そのころから、授業にはあまり集中できなくなってしまいました。
高校に入ってからは、授業の合間の休み時間におやつなどを食べるようにしましたが、チョコレート2、3個では全く効果がなく、食事と同じ程度の量でないとお腹の鳴りを抑えるのは無理でした。
IBS過敏性腸症候群のガス型を発症してからは、毎日、腹鳴とガスを抑えるため我慢する毎日となりました。
IBS過敏性腸症候群ガス型 発症後 ー高校時代
IBS過敏性腸症候群のガス型、
高校時代は本当に、地獄でした。
私の時代、高校は、ひとクラス50人弱。
前後の席は、ビチビチに近いです。
授業中にトイレに行くような人も全くいませんでした。。
そんな緊張する状況で、授業中は、息を止めて、我慢して、、、
でも我慢できずに出てしまって。
出てしまえば終わりかと思いきや、また直ぐに次の波がやってくるんです。
救いの希望が現れるのは、唯一、席変えのクジ引きの日だけ。
その日は、一番後ろになるように、ひたすら祈っていました。
一番後ろでなければ、必ず後ろに人がいるので、
その日からまたしばらくは、地獄の日々が確定です。
他の子たちが、勉強や部活、友達との他愛もないおしゃべりや恋バナなどに花を咲かせている中、私は四六時中、お腹のガスと闘わなければなりませんでした。
この頃から、授業中はあえて寝ることにしました。
寝て意識を遠くに飛ばすことで、ガスが出なくなるのではないかと思いました。
実際に出なくなっていたかはわからないのですが、ずっと息を止めているよりは、いくぶん楽にはなりました。
全ての授業でこういった状態だったので、授業はまともに聞くことができません。
先生たちにとっても、受講態度の悪い、失礼な生徒だったと思います。
授業中はずっと、腕時計の秒針の動きを見ながら、分単位で時間が進むのを待っています。
「あと〇〇分…早く終わってよぅー!」こんなことばかり考えていました。
ある日、授業中ずっとずっと我慢をしていて、終わりのチャイムが鳴った瞬間、ホッと安心して教科書を閉じてしまったことがあります。
その時、先生はまだ説明の途中でした。
私がバンっと閉じたのを見て、先生はみんなに、「こういうことはマナーが悪いからしてはいけないよ」ということを言っていました。
先生の立場からすればもちろん、嫌な生徒でしょう。
でも私は当時、先生の話が終わるまで教科書を閉じないという当たり前のマナーすら守れないほど、切羽詰まっていたのです。
誰にも相談できないのは、辛かったです。
フルーツ生活でIBSガス型の改善に期待
こうしてブログを書こうと思ったのは、あるテレビ番組で見た、フルーツ研究家の中野瑞樹さんがきっかけでした。
この方は、7年間フルーツだけを食べて生活し(水分すらフルーツで採っているそう)、フルーツが身体にどのような影響を及ぼすのか、自らを実験代にして研究しているとのこと。
興味をもってネットで検索してみたところ、フルーツの生活を始めて、便臭がなくなったということが書いていました。
また、別の人のブログでも、フルーツだけの生活を試したところ、おならが無臭になったと書いてありました。
これを読んで、私もフルーツ生活にしてみたら、IBSガス型が改善されるかも?と、少し希望が持てたのです。
ガスが出るにしても、臭いがなければ、大分気持ちは楽になりますから。
ただ、試してはみたいものの、フルーツばかりだとお金がかかるし、きっと他のものを食べたいとストレスがたまって逆効果になる可能性もあるので、少しずつ試してみようと思います。
普段はフルーツはあまり食べないのですが、スーパーからみかんやリンゴ、柿を買ってきました。
フルーツは食後に食べるのではなく、空腹時に食べるのが良いとのこと。とりあえずはここから始めてみたいと思います。
発症は高校2年生。
IBS 過敏性腸症候群(ガス型)の発症は、高校2年生でした。
小学校のころから、おならはよく出ていたのですが、あまり気にしていませんでした。
小中学校では、授業中でも、ときどき出そうになると、こっそりしていました。
でも誰にも気づかれなかったし、においもしないもんだと思っていました。
中学3年のとき、夜、家でカフェオレなどを飲みながら受験勉強をしているとき、
おならがボンボン出ていました。でも、自分で臭いをかいでもわかりませんでした。
授業中もよく出ていましたが、やっぱりにおいはないと思っていたので、あまり気にしていませんでした。
高校に入っても同じように気にせず、出そうになったら今までどおり、そっと出すような感じで、授業中も行っていました。誰にも気づかれていないと思っていました。
ところが、高校2年のある授業中、後ろの席の女子とその隣の男子がコソっと話しているのが聞こえてきたのです。
A男「るっこちゃんなのかな・・・? おなら・・・」
B子「・・・(聞こえませんでした)」
その時、体中から冷や汗がどっと出てきました。
いつも、授業が終わった休み時間には、後ろの席のB子とお話していたので、そのときも、授業が終わったら後ろを向いて、B子に話しかけました。
ところがB子は、授業が終わるや否や、何か特ダネをとったような顔をして、仲良しのC子のところに駆け寄っていきました。
その、仲良しのC子というのは、今の席になる前に、私の後ろに座っていた子。
きっと、そのときから私のおならに気づき、B子に話していたのでしょう。
A男も気づいた、ということで盛り上がったらしく、2人でこちらをちらちら見ながら、笑っていました。
いつもこっそりとしていたおならが周りに気づかれていて、迷惑をかけている・・・
止めなければ、と思いました。
ところが、止めようと思えば思うほど、ガスが出てきてしまうのです。
この日のことがきっかけで、この後、私は地獄のような高校生活を送ることになります。
この授業の後からは、全ての授業で、5分おきにガスが出る学校生活となりました。
お腹が張って、「ガスが出そう・・・」と、お腹に力を入れ、息を止めて、我慢します。
でも5分も持たず、すぅーっと、もれていきます。
あー、もれてしまった・・・と落ち込んでいるとすぐに、次の波が襲ってきます。
またお腹に力を入れ、息を止めて、我慢。。。5分も立たずにまた、すぅーっっっ、と。
1時間目から6時間目まで、ずっとこれの繰り返しです。
一日中、座って我慢をするだけで、授業を聞く余裕なんてまったくありませんでした。
ブログはじめます。
はじめまして。
IBS 過敏性腸症候群(ガス型)を患って、約25年になります。
とはいっても、病院で診断を受けたわけではありません。
私が発症したときは、そんな病名はありませんでした。
この病名を知ったのは、ここ数年のことです。
自分以外にも、同じ症状で悩んでる人がいたんだと驚きました。
この症状があると、まともな社会生活を送ることが難しくなります。本当に辛いです。
今回、なんとかこの症状を治したい、と思い、自分の励みになるように、
このブログをはじめることにしました。
具体的には、食事の内容とかを書いていこうかな、と思っていますが、
これから克服するためのチャレンジを、綴っていく予定です。
また、これまでの自分についても少しずつ書いていくつもりですので、
興味のある方がいらっしゃいましたら、読んでいただけたらと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。