べとりちょ! 猫と暮らす 獣医学生

九州で猫に励まされながら獣医の勉強をしています。 今の日々を10年後思い出せるように、頑張って更新していきたいです。

李徴アニバーサリーマンス到来

お久しぶりです、もちぐまです。

 

開放感にまみれた3月から早くも4か月経とうとしています。

 

CBT直後の感想記事から一向に更新していなかったので記事の信憑性がアレでしたが、5年生になれました、ということであの記事の内容もそれなりにお役に立つのではないかと思います。

 

研究室にも後輩が入ってきました。

学年としては4パターンも後輩がいるので、下の方の子たちはまるで見分けがつきません。

積極的な飲み会参加を促す心と老害なりたくないよの心がせめぎ合っています。

と言いつつ飲み会もお酒も大好きですが。

 

授業は相変わらず実習や座学が毎日あります。

誰だ5年生に上がったら楽になるよって言ったやつ。

 

レポート、テスト、実習、ラボの雑務と、五年生はげに辟易です。

とはいえ、生きる楽しみはまだまだ尽きません。

 

最近は自転車習慣を復活させ、毎日一時間ほどローラーを転がしています。

弱ペダのDVD類を流しながらやると、楽しいんですよ〜〜

こんな鄙でもオタク生活は楽しめるのです。

アニメ3期もやってましたし、ドラマ版も2期決定ですし!

漫画も佳境ですね!

最新刊も楽しかったです。青八木〜〜〜!!ってお風呂で叫んでしまった。

 

そして何より…今日で李徴と出会って7年目です。

今日のご飯はクリーミーな腎臓スペシャル、月一のおやつカリカリがまさかのふた袋です。

いつものご飯はただのカリカリなんですけど、今日のは中に美味しいクリームが入ってるんです!美味しかったあ。

明日から節制だねえ李徴。

わたしもか。

 

最近は熟年カップルの風格があります。

付かず離れず、今も奴はテーブルの下で私の見てるニュース番組を聴きながら香箱座りをしています。

 

初めて会ったときの3倍以上に大きくなりました。

ほとんど毛ですが、体積も増えました。

 

あと、最近は朝起こしに来るときスヌーズ機能が搭載されました。

私が起きられなくてうんうん言いながら腕だけ持ち上げておくと、りっちゃんのおでこがぶつかってきます。

ぶつかって来るんです、おともだちパンチくらいの威力はあると思います。

申し訳程度にしか撫でてやれんで、「何よ甲斐性なし」って向こうの部屋に行っちゃうのですが、暫くすると戻ってきてさっきの流れをもっかいやり直すチャンスをくれるのです。5回くらい。

最後にわたしが完全に起きると、「世話がやけるわね」って朝の出窓チェックに行ってしまいますけど。

いやあ、お寝坊なんて、する訳ないんですよねえ。

…明日も一限からあります。

 

話してくれる長さも、抑揚も随分バリエーションが出てきたし、最近のりっちゃんはとってもおしゃべりです。

帰ってきてすぐなら、抱きすくめて撫で回してもゴロゴロ言ってくれます。

我が家にもポリネシアが来てほしい。

 

最近導入した噴水型給水機のおかげで、お水もたくさん飲んでくれてとても嬉しい。

お願いだからいつまでも元気でいてほしい。

 

りっちゃんがいなくなる日のことを考えると、お酒飲んでるわけでもないのに泣けてきてしまいます。

今から泣いて貯金しておけば少しはその日が来ても悲しいの軽くなるかしら、とも思うのですが、考えれば考えるほど悲しくなって、りっちゃんいなくならないでって思って、タンスの中か、出窓か、本棚の上か、どこかしらにいる李徴を探し出して抱きしめて、りっちゃんに「何すんのー」って嫌がられるのです。

 

今も書いて二行目あたりから涙目です。

 

ペットロス、は本当に怖いのです。

 

きっと人の子の親もこんな気持ちなのだろうな、と思うと、いつも迷惑をかけている人の子の親に少し申し訳ない気もします。

 

しかし私は今年も冒険に出ます。

東京の方の動物園でインターンを受け入れてもらえました。

夏休みに、きっとこれきりになってしまうだろう素敵な体験を確信して今からワクワクしています。

 

またそのお話も少しできたら、と思いますが、まずは夏前定期考査とダイエットです。

 

クーラーの除湿と湿気とりぞうさんに梅雨との無謀な戦いを強いている最中なので、大事な革製品にカビが生えませんように、という日々の祈祷も大切です。

 

とにかく、李徴が今年も奴の好きなように生きてくれますように。

わたしがお願いしなくたって、りっちゃんはそうするんでしょうけどそれでも、です。

 

 

 

CBT終わりました

随分ご無沙汰してます

もちぐまです

 

CBTとOSCEが終わって、やっと春休みがきました。

 

年が明けてから、

 

期末テストが一月中旬に早まり、合ゼミで一月晦日に発表があって、二月は専らCBTというどう足掻いても絶望みたいな過密スケジュールでしたが、

 

5階(わたしの研究室は5階にあります)と放浪組の面子で肩を寄せ合いなんとか乗り切りました。

 

乗り切ってやりましたよ。

 

合ゼミ(合同ゼミ)は感染症系の研究室が集まって、各々の特色を生かした発表をすることで室の垣根を越えたディスカッションや気づき(この言葉嫌い)を得ようという試みのもと行われている内輪の月一イベントです。

 

年に一回発表の場が与えられるのですが、ポスター発表に引き続き毎日楽しいマグヌードル生活で2キロ増えました。

 

うちのラボは全編英語でお届けするみたいな暗黙の独自ルールがあり、

先生におんぶにだっこでなんとかパワポ修正してもらって、

文言は自分で何とかしろとのことだったのですが、

発表する段階ではもうどうすることもできないので開き直ったら案外うまくいきました。

 

よかったです本当に。

その日は久々に人の作ってくれたあったかいものが食べられて楽しかった。

 

それから二月はずっとCBT対策でした。

 

OSCEも同時期開催でしたが、そちらは正味前日にらぼでみんなと一通り練習したくらいです。

 

問題はCBTです。

 

内容に触れると確実にまずいし、

どちらかというとどんな勉強したかのほうが人様のお役に立てそうなのでその話しかしませんが、

 

わたしたちの学年が初施行ということで、

前情報や過去問やその他先立つものがまるでなかったので、

みんな胎内巡り並みの手探りで勉強してました。

 

あるものは研究室に伝わる先代の残してくれた国試の参考書を読み解き(二派閥あり)

 

あるものは ”コアカリキュラム” と名の付く教科書を片っ端 一からまとめ(時間に余裕のある人におすすめ)

 

わたしたちの学年の片手で数えられるくらい成績上位のみんなは、

何年か分の国試を分野ごとにまとめてご丁寧に市井の我々にもわかりやすくお手製の解説までついた、模試とお勉強会をしてくれました。

 

そしてわたしはというと、

二月上旬はその一から手入力の模試をありがたく縮小コピーし、

一枚一問ずつB5ノートに張り付け、

自分で調べた解説もつけるというやり方をしてました。

 

要領の悪い私は下旬になってから気が付いたのですが、

これは恐ろしく時間のかかるやり方です。

 

頭には入るのですが、何分国試なので聞いてくる知識が深すぎる。

 

かき氷でいうと、細長いスプーンで同じところばっかり掬っていって、

夏に見る地面に空いた蝉の穴みたいなことになるのです。

 

本当は表面を少しづつまんべんなく掬っていって、

やがて一番下にたどり着くのが理想です。

 

だから途中(試験一週間前)で上記①の作戦にシフトチェンジしました。

 

丁度その頃は6年の先輩が国試からやっと解放された時だったので、

そのたくさん書き込みやゴロの入って大事なところが一目瞭然な素晴らしくありがたい参考書をお借りして、範囲を5回くらいずつ読みました。

 

あとは、デキル人たちが愛用してるマインドマップの、

あのシナプスみたいな形が苦手だったけど、直接文字をつなげて同じことをしたら案外頭に入ることを発見したり、

 

医学部の図書館で返却棚にあった ”できった内科” てなのを戯れに開いたらおっそろしく簡単に説明されてて、

積極的におこぼれにあずかるスタイルでいったりしました。

 

腎臓とか試験の案内始まる5分前に読んだだけで利尿薬頭に入るしとってもおすすめです。

 

それから、入学当初に買った赤いコアカリキュラムのなんたるかみたいな本の目次が、まんま出題される科目のまとまりになってるので、そこを見てどの範囲が重複してるのか作戦立てるともっと勉強しやすいと思います。

 

あとは、知ったのは一社だけですがCBTの練習問題ソフトのようなものが市販されていて、それも最後一週間だけでしたがTOTTEMOお世話になりました。

 

大量の問題があってお勉強のし甲斐があることが逆に裏目に出て試験日までにやり切れず自信喪失につながる恐れもありましたが、なんとか最低限目標にしてた基礎応用はやり遂げました。

 

臨床科目は授業を受けたことのある科目だけになっちゃいましたが…

 

それでも、おかげで目前時期に随分みんなの話についていけるようになったので、

教科書を読むだけじゃなくて自分に問題を出して勉強するタイプの人にはお勧めです。

 

今のところ思い出すのはこんなものですが、どこかで誰かのお役に立てるといいなあ。

 

とにかく、全部終わって春休みを手に入れた夜のビールは最高でした。

 

今春はもうこの地を飛び出せる予定はありませんが、これもまた一興ということで楽しく李徴と紐で遊ぼうと思います。

 

それではみなさん良い春休みを

2016年ともそろそろ

おわかれですね。

こんばんは もちぐまです。

 

十二月ですがまだまだパーカー一枚羽織っただけで生活しています。

亜熱帯万歳!

 

李徴と二人で伝統的な”家族とのつつましいクリスマス”を過ごしたら、

いつのまにやら今年が終わろうとしています。

去年の今頃なにしてたっけな。

 

今年の年末は一人楽しく積読を消化しようと思っています。

哲学関連書籍が結構残ってたので、手ごわいお正月になりそう。

 

この数年というもの、忙しいとかテストとか生活とか、

そういうものに託つけて全然本が読めやしなかった。

今くらいしか本をじっくり読める時なんてないのに、

本当に私は愚か者です。

映画もそう。

 

精神的に疲れていたのかこの一年は同じことを繰り返すのが好きでした。

変化を求めたり新しいことに感情を動かすのには力がいると思うのです。

今年はそれができる余裕がなかった。

 

元気な時(今!)→新作4本+見られてなかった気になる作品

(帰ってきたヒトラー、探検隊の栄光、アデライン、脳内ポイズンベリーピースオブケイクなどなど恋愛ものとかも見る気がある)

 

 

だけど

 

 

もう何とも言えずとにかく閉じこもっていたい時→何万回見たんだよってやつ

聖☆おにいさん、劇場版名探偵コナン迷宮の十字路、じょしらくゆゆ式、など心穏やかにみられるものしか見たくない、むしろ聖☆おにいさんを聞きながらじゃないと寝られない)

 

こんな感じです。

 

今日は帰ったら新作を見よう。

年を越す前に元気が出てきてよかった。

 

そういえば書きそびれていたのだけど、ドイツ語検定受かってました。

あの心配は一体というくらい余裕のある合格でした。

採点ミスってたのかな…?

嬉しかった。

今年の春”ドイツ語の前借”(語学試験に受かったら何か一つ大枚をはたいていいという幼少期からのお約束より)してウィーンに冒険に行かせてもらった手前、落ちるわけにはいかなかったのです。

(語学試験は一度で通るというわたしなりの意地のようなものがあります)

ドイツ語の次はご縁あって中国語にも手を出そうとしています。

最近は、”無聊をかこつ”の無聊が中国語の”退屈”でもあることを知って久しぶりの知識同士のめぐり合いに授業中なのにもかかわらず惚けてしまいました。

(そんなことしてる場合か。英語はどうした‥‥!)

 

研究発表も、テストも、全部終わったから、

あとは明日教授に言いつけられているデータのまとめをすれば私の今年のお仕事は終わりです。

お仕事ってなんだ。

給与はどこか。

 

研究室はいまや国試ムード一色(留学生除く)です。

先輩たちは就職のかかった大事な時期なので、邪魔したくないし冬休みだしラボには極力いかないようにしてます()

インフルエンザの注射も打ってもらったし、私にできることはそっとお茶菓子を補充していくことだけ‥‥(フンバレ!)。

 

たった今社会人院生の先輩が6年生に支援物資を持ってきてくれました。

サトウのごはんにレトルトカレーにパスタにソースにお餅におそば‥‥‥

暗におうちで年が越せると思うなよという先輩からの親切なヒント付きです。

まさに是戦。各々ぬかりなく!

 

そういえば今年は学科外のお友達がたくさんできました。

自転車屋さんや、サーファーの人や、スーツ屋さん、くら寿司、たこ焼き屋さん、バーのマスター、アームレスリングお姉さん、医学部のお友達もできました。

 

なんだかんだ物欲センサーならぬ承認欲センサーが働いてるのですかね。

(自分を認めてくれる)お友達が欲しいときは、そんな重たいヤツ勘弁だから表面的な付き合いの友達くらいしか寄ってこないのが関の山、

 

でもそんなのどうでもよくなって毎日自分を確めながら暮らしていたら、

私のやや言葉足らずで読解力を必要とするみょうちきりんな話を面白いと思ってくれる人や、

いろんなジャンルの本やモノが小宇宙を形成している私の部屋を”のだめの部屋”なんて言ってくれる人もいる、

 

世界は広くて天邪鬼ですね。

 

初対面から三時間後には柔道の心得を披露してくれた人もいました。

次の日頭にできてたたんこぶも節々の痛みも、私をつまんだ狐が本当にいた印のようでなぜか嬉しかった。

また会えるかなあ。

 

 一年経てばいろいろなことが変わっていきます。

変わらないのは、帰宅した私を出迎えてくれる李徴の”おかえり~~!”のトーンだけ。

 

先生に今日の書類を提出したら、

李徴に会いにおうちに帰ろう。

 

今年はどっちが勝ちますかね。

それではみなさま、どうぞよいお年をお迎えください。

 

 

頭が働かない理由

こんばんは

もちぐまです。

 

今日はこんな時間もラボにいます。

 

ポスター発表と、CBTが近いからです。

なんだかんだ忙しいです。

 

明日は九時からまた学校なので、

夜もおちおちお酒飲めやしない。

 

 

そういえば最近、久しぶりに頭を使ってお話をする機会があったのですが、

そういった人たちに楽しいと思ってもらえるような話が高校時代に比べて格段にできなくなってきていることに気が付きました。

 

すごく悲しい。

 

周りの人が跳躍一つ分の知識で満足してしまう、

下手したらそれに気づいてもらえず何言ってんのという様子なことや、

普段から漢字より大和言葉とか、ひらがなばっかり多用して話すくせがついていることもさることながら、

 

ここにきて、

”子供のふりをするのはもうやめたら”

という助言が頭をよぎります‥‥

 

 

それともう一つ、

ここ数年私は、

誰にどんな要求をされても、多分大概なんだろう意見を言われても、横暴であっても、

ひとりごちたり親しい人に愚痴ることはあっても

大体ご期待に添うようにしていて、

”好きにすれば” ”そっちに合わせるよ” など

とても受動的にして、ご要望に沿うのがいいことなんだろうと思っていたのですが、

これって相手の出たとこ勝負なので、何も考えなくてもよくて楽してたのでは?

とさっきコンビニに寄ったときに思いました。

後手に回るってなんでも対策がとれるかららくちんですよね

 

自分の思ったことを否定されるのは少しつらいですが、

言わないでこのまま考えるのがもっと苦手な人間には、

なりたくないなあ‥‥

 

もう少し。考えます。

冬です

こんにちは

 

ご無沙汰してます

もちぐまです。

 

テスト明けから一回くらい更新しよう更新しようと思ってたら

いつの間にか冬になってしまいましたね。

 

この地の秋はとても短いです。

 

空が高くなって、

金木犀の香りがしなくなったら、

一週間もしないうちに冬が来ます。

 

ついにヒートテックを引っ張り出してきました。

 

ラーメンとおでんのおいしい季節だなあ。

あと今年はかつ丼も!

 

ユーリ !!! on ice  激熱です。

昨日やっと見られた五話も楽しかった…

 

弱ペダといいこれといいアイシールドといい

スポーツものが好きなんですかねえ

 

最近は夏の終わりに疲れて暴飲暴食した結果とってもサシが入ってしまったので、

走ってます。

 

明日は土曜日なので週一で公開してるプールにでも行こうかな。

 

骨格ががっしりしてるから華奢にはなれないけど、

ムキムキにはなれる気がするのでやってみます。

夏休み前は限りなくそれに近かった気がするけど、

今一歩のところで落車しまして()

 

 

そういえば後期が始まって一月経ちました。

 

臨床繁殖学の実習が入ってきて、

毎週牛さんのお尻に手突っ込んだり棒突っ込んだりしてます。

れっきとしたお勉強です。

 

外科と内科の実習も始まったので、

今までの人生で一番犬に触ってます。

猫に比べて犬はにおいが気になるせわしない生き物ですが、

慣れていかねばなりませんね

 

(別に獣医の学生だからって犬がみんな得意だと思ったら大間違いだよ!)

嫌いではないよ。

 

あとは最近お布団のフィット感がすごくて中々外に出たくないです。

年末の寒い時期が思いやられる…

 

明日は久しぶりにお友達がうちに何人か遊びに来るので、

これから帰ったら大掃除しなくちゃいけない。

でも、昨日の燃えるごみと、缶のごみは出したから少しは…楽かな…

 

そういえばもうすぐハリーポッターの新刊が出ますね。

実は一月くらい前には読み終わってたのですが、

何分日本語訳はまだ発売されてないので

誰にも話せないし、ネタバレという大罪を犯すわけにはいかないし…(前科一犯)

 

あと十日ばかりですね、

楽しみです。

 

 

 

 

 

地獄のジャーナルクラブ

こんにちは

 

体重増加の起伏が激しい6、7月、

みなさまいかがお過ごしですか。

 

雨で家にこもりがちになると、

目に入るのは活字と食料ストックばかり…

 

さいきんそば始めました

 

今日は

地獄のジャーナルクラブ二回目のトライでした。

 

ほんとにもう、先輩の手違いで発表が一週間早まってしまったときは

足踏んづけてやろうかとも思いましたが、

何はともあれ一回でアクセプトしてもらえたので全ては加江田川にでも流してやりましょう。

 

それにしても結局前回と同様3時あたりまで準備にかかってしまいました。

たぶん次もそうなのだと思います。

 

生きている限りこの地獄は続くのですなあ。

でも、開放感で気分がいいや。

 

次は八月のテストに向けてお泊り根競べです。

 

意外と後半だらけてきちゃってますが、

私には今期から導入したボイスレコーダーという東国より伝えられし文明の利器があるので、どこまで有用なのか今回のテストで試してみようと思います。

 

李徴スーパーアニバーサリー

今日は李徴と初めて出会ってから六年目の記念すべき日です。

あれからもう六年も経つのかあ。

早いなあ。

 

あの時もこんな感じの、降っては止み降っては止みの雨の日でした。

定期テスト週間で早帰り日程、

学校でおともだちと半分ふざけながらお勉強して、

一足先に帰ろうとしたら。

 

見ちゃったんですよ、

公園予定地のぬかるんだところで、

カラスが何かツンツンしてるの…

 

近づいていったらまさかの子猫で!

今の所人生で一番正義を振りかざした瞬間だと思います。

あれが正しかったのかはいまだにわかりません。

私にとっては、一生揺るぎ無く正しいですが。

 

りっちゃんに初めてあげたのはコンビニで買ったカツオまるまるこれ一本みたいなやつでした。

運動嫌いの私ですが、あれはいいタイムが出てたと思います。

 

高校から駅までの坂を下りながら、友達とよくわからない興奮が湧き上がってきたのを覚えています。

 

自分の掌に収まる命が私にかかっていること、上手くすればこのボロ雑巾と暮らせるようになるのだということ

 

小学校の時から猫と暮らしてみたかった私には、まさに好機だったのです。

 

私の家は高校から電車で乗り換え挟んで一時間の所に住んでいたので、

手提げカバンの中身をすでに満杯のリュックに詰め込んで、

底にそおっと李徴を入れて、一緒に帰ってきました。

 

病院で先生に、今夜が山場だと思いますって言われた時、

「そんなことあるもんか〜」って李徴が大きな声で鳴いたのも、覚えてます。

 

さっきまでブルブル震えてたくせに、どこにそんな力が。

李徴は強い子です。

 

あれからずいぶん経ったけど、

私ももうずいぶん生きてるけど、

考えるだけで幸せな気持ちになって、こんなにいつまでも飽きたりなんてしないのは

初めてです。

 

ナサニエルホーソーンにとっての蝶は、私にとっての李徴です。

 

これからもずっとずっと、りっちゃんと二人で幸せに暮らせますように

(あいつも少しはこの生活を気に入ってくれていますように)

 

そのために獣医学科に来たんですしね。