【つれづれ】もうこれ以上歩けないときにトマトジュース
前回の更新からぱたりと時間が止まっていました。
直属の上司が退職して
環境ががらりと変わりました。
端的にいうと
仕事のできない部下潰しの上司の下につくことになりました。
言葉にあらわせないほどに疲弊しています……。
そんな中ですが、
毎日トマトジュースを飲むという習慣をつけたら
肌だけはぴかぴかになりました。
気持ちはどん底ですが
トマトジュースのおかげではっぴーです。
侮れない、トマトジュース。
もう少し続けてみようと思います。
【つれづれ】スマホを自宅に忘れても1ミリも問題なかった話。
電車のドアが閉まった瞬間に気が付きました。
「あ、スマホ、忘れた」
こうなると、もう黙って会社に行くしかない。
そんなわけで、昨日、5月25日は「スマホ忘れた記念日」でした。
【マンガ】「我らコンタクティ」単館映画がマンガになったようなニッチな世界観
本当に伝えたいことがギュッとギュッと詰まっていて、
一瞬の間に思いが駆け抜けていくようなマンガ。
ニッチな映画作品が好きな人や、
物事を突き詰めるオタク気質の人は
きっと見ていてどきどきするんじゃないかしら。
それが「我らコンタクティ」
- 作者: 森田るい
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/11/22
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (4件) を見る
2018年のマンガ大賞にもノミネートされていました。
あらすじ
冴えないOLの主人公・カナエは、
ロケット開発に熱を注ぐ小学生時代の同級生・ヨシキと再会する。
「仕事辞めたい!金が欲しい!」
そんなヨコシマな気持ちからロケット開発に首を突っ込んでいくが
ヨシキの目的を知り、彼を取り巻く人と関わる中で変化が起こる……
面白ポイント
子どもの頃に置き忘れたロマンがよみがえる
宇宙に行きたい、とか、空を飛びたいとか。
そんな可愛らしい願いを誰もが抱くことがあると思います。
少なくとも私はそうでした(どーん)
けれど、大人になって自分の限界を見る中で
もともとなかったものにしていったり、
どんどん現実に寄り添う形に変えざるを得なかった。
これからの時代は分かりませんが、
今30歳以上の人は生活と引き換えに
夢をあきらめた人がたくさんいたと思うんですよね。
そんな夢、ロマンが詰まっていて
童心を思いだすようなマンガです。
子どもの頃の願いを愚直に叶えようとする人がいるから、
大人になって現実を見ている人ほど、
ちょっと泣けてくるのではないでしょうか。
テンポが良くて、キャラクターも可愛い
読者対象がユニセックスな印象です。
少女漫画のようにキラキラしすぎず
少年漫画のように暑苦しすぎず、ギトギトしすぎず……
性別を感じさせないような、
ほどよい細さの線で描かれたキャラクター。
金がほしい。
仕事がなあなあでつらい。
男と女の情念。
弟へのこらえらきれない感情。
彼らの「負」が見え隠れするような
心理描写もあり、
そちらも物語の中心に置かれているんですけれど、
とてもライトに描かれているので重くない。
淡々と物語が進むので
「めがね」とか「かもめ食堂」みたいだな、と思いました。
漠然とした感想ですね(笑)
ロマンにあふれているけれど、
暑苦しくなくてどこか冷めている。
近すぎない距離の登場人物たちの関係性に
2000年以降の物語、という雰囲気が見えます。
あと、物語の終わり方が本当にかっこいい。
なんだかおいてけぼりにされているような
読者さえも突き放すような幕引きだから
息をのんだままページをめくり続けて
そのまま夢から覚めることができたような、
そんな気持ちになりました。
- 作者: 森田るい
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/11/22
- メディア: Kindle版
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サクッと、気分転換したいときにどうぞ。
【マンガ】「正直不動産」全てのサラリーマンが共感する!?爽快不動産営業
ブラック企業で働いている私には
ところどころ胃が痛くなる描写がございました、
「正直不動産」
不動産業界の裏側を描いて
エンターテイメントに振り切ったマンガです。
とても楽しく読むことが出来ました。
あらすじ
お客様にウソをつき自分の手柄を挙げて
上へ上へとのし上がるブラック業界「不動産営業」
卑怯な手を散々使って
出世街道を歩んでいた主人公がたたり(?)によって
ウソがつけない正直営業になってしまったから大ピンチ。
ライバルも現れ、成績も落ち……
この苦難をどう乗り越えるか!?
面白ポイント
自分のサラリーマン人生と共鳴するかも。
仕事ができない上司、部下の手柄を横取りする上司
面倒くさい仕事を全部人に振り分ける上司。
会社勤めをしていると、
清濁併せのまなければならない場面は
それなりにあります。
営業至上の会社にいたこともあり、
恐ろしいノルマや、めちゃくちゃな詰めも
少しばかり経験しているので
読んでいてうっ、と思うところもありました。
(私はそこでびーびーと本音を言ってしまうので
決して生きやすくはないし
甘い蜜を吸えないことが多い……。)
営業の苦しみを味わっている人
理不尽な上司にやられまくっている人も多いはず。
だからこそウソを言えずに実直に戦うしかない主人公に
共感して応援できると思うのです。
読後さわやか!
大谷アキラ先生の、スマートな絵柄で
暑苦しい業界を爽やかに描いているので読みやすい。
ウソをつけず、窮地に追い込まれた主人公が
どうピンチを乗り越えるのかも楽しく読めますし、
読んだあとはスッキリ元気になります。
ビタミン剤飲むよりも30分でこのマンガを読んだ方が
気持ちが健康になりそうです。
- 作者: 大谷アキラ,夏原武,水野光博
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/01/12
- メディア: Kindle版
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2巻も出ました。
- 作者: 大谷アキラ,水野光博,夏原武
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/04/27
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
ヒロインっぽいポジションの新卒の女の子が
まったく恋愛要素に絡んでこないこと、
そしてその子が可愛いのも
読んでいくために大切なモチベーションです(笑)
最近はやりの「ビジネス書マンガ」っぽい要素もありますね。
まとめ
不動産を購入したり、売る予定がある人は
「正直不動産」を読むことをおすすめします。
半沢直樹が好きな人も、向いているのかな。
半沢直樹 -ディレクターズカット版- Blu-ray BOX
- 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
- 発売日: 2013/12/26
- メディア: Blu-ray
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- 作者: 池井戸 潤
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/12/06
- メディア: 文庫
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【ライフスタイル】上手な使い方をすると、「お金はまわる」
一生のうちに稼ぐことが出来る金額については、
2018年の今の時点でサラリーマンをしていると
だいたい天上が見えるもの。
限りある時間とお金をどう有効に使っていくか……?
ということを、ずーっと考えてきて、
20代のうちは自己投資!と思い
いろんなところにお金を使ってきました。
生きたお金の使い方ができた、と振り返って思うのは
・投資したぶんの金額をまるっと回収できたもの
・自分の考え方が変わったもの
・自分をご機嫌にできたもの
ラッキーなことに、
何かの講座に払ったお金を回収できたという経験が
少しはあります。
そして、そういうご縁は長く続いていくなーとも思います。
もちろん、これは失敗でしたね……というものもあって、
だんだん「お金を使わない方が良いもの」も
判断できるようになってきました。
違和感は無視しちゃだめですし、損切も必要です。
以前、ブログにも書きましたが、
自分が生きた記録や記憶のために使ったお金も
世間一般からみたらどうかわかりませんが
個人的には、生きたお金だと思っています。
最近だと、自分を楽にすることができるものに払うのも
投資だなあ。
近距離で見ると、お金を無駄にしたかなと思うこともありますが
長い目で見ると、けっこうな割合でリターンになっているもの、
あるんですよね。