ラブライブ初心者の僕が沼津をエンジョイしたお話【前篇・仁義なきメシたち】
先日、アイマスPである僕はTwitterのフォロワーさんと一緒に静岡の沼津まで行く機会があった。目的は、日本一のカエル水族館である「あわしまマリンパーク」なる場所でカエルを見に行くため。
ただ、沼津といったら『ラブライブ!サンシャイン!』というアニメの聖地になったことで非常に著名になっている場所だ。市の方でもタイアップを進めており、ぼんやり市内を歩いていても見回せばどこかに主人公の「高海千歌」ちゃん以下Aqoursのメンバーが笑いかけている…そんな本気のタイアップが広がっているという。
ただ僕はラブライブに関してはズブの素人で、せいぜい小泉花陽ちゃんが好きな程度の知識しかない。とくに『サンシャイン!』については、コンテンツ的にはまだ指一本触れていなかったりする。だからこそ、行くまでは少々アウェーなものを感じていたのも否定できない。
ただ、この沼津は僕のようなラブライブ初心者にも非常に魅力的なものがいっぱいだった。この事実はぜひいろいろな人に知られてほしいし、拡散されてほしいとも思った。沼津とラブライブが強力にコラボしている中このような記事を書くというのも少し違う気がするが、沼津の地のものを紹介することで、もっといろいろな人に来ていただきたいな、と思う。ラブライバーの人は地のモノにプラスしてさらにラブライブ成分も摂取できるので、それこそ2倍お得というモノだろう。
そこで今回は先日の旅行記のような体裁を取りつつ、僕の行った場所について前後編に分け紹介してゆきたい。
※ラブライブ関連の知識に富む記事にはならない可能性が高いということを予め断っておく
のっぽ(パン)
沼津に到着したのはちょうどお昼前であったので、小腹がすいた僕が傘を買うついでに売店で買ったのがこの「のっぽ(パン)」だ。これは静岡出身の菓子パン。長さは34cmで、たくさんの味があるそうな(食べたのは丹那牛乳あじ)。実際は長いロングコッペパンという感じ。静岡県民の中では知らない人はいないとのことだが、これは1978年から長い間愛顧を受けてきた、まさに「ソウルフード」であるらしい。
一口食べてみると、特段語るべきことばも見当たらない素朴なパンである。給食の時にみなさんがかつて食べていたコッペパンの触感を思い出してもらえればわかるかもしれない。
・・・・・・しかし、素朴がゆえに…ハマる。
いやさ。素朴って恐ろしいんですよ。クセがない。それすなわち、僕らの生活に違和感なく溶け込んでくるという事にほかならぬ。全部の味をコンプしたいとは素で思ったレベルである。
そしてそんなのっぽパン、最近はネットショップを開設したというので、遠方にお住まいの方からまさかの地元民まで、これを機にのっぽパンの触感に酔いしれてみて欲しい。
『魚河岸・丸天』の海鮮かき揚げ丼(かき揚げタワー)
こちらも有名どころの店舗…だということを事前に調査で知ったため、フォロワーさんを誘って行ってみた。沼津駅から市内循環バスに乗り込み、沼津港魚市場入口で下車。大雨の中を徒歩6分ほど歩くと、眼前に広がるこのドデカい看板。
外に置いてある食品サンプルが少し寒そうにしていたが、すでにここにメインディッシュのレプリカが登場していたのである。
中央にそびえたつバベルの塔こそが静岡の名物グルメ、【かき揚げタワー】だ。
しかしあくまでもこれはレプリカ、早く本物が見てみたい…。ということで逸る気持ちをおさえ、店内に潜入した。着席する。
すごく・・・ビッグです・・・。
なにこれ。いやいやいや。どう食えっていうんだよ。さっき少し寒そうにしてた食品レプリカが影も形もありゃしねぇ…。
そう思っていたら、僕の目の前に現れた本物はさらにすごいものであった。
写真よりかき揚げがデカいんだけど。ねぇどういうことなの。
もう圧巻だ。どう食べたらいいかわからない。と思って周囲の机を見てみたら、みんな、倒してた。塔を。倒していた。何を言っているのかわからないと思うが倒していた。
倒して、その上から天つゆを豪快にぶっかけて食う。天つゆをぶっかけることでようやく箸で塔を突き崩せるようになった。堅い壁がつゆでほぐれて、かき揚げの中にエキスが浸透していく。じわぁ~~~っと、茶色の液体が中に消えていく姿を見るのは、たまらなく食欲をそそってくれる。
中を砕くと、こうなる。エビはプリプリ、中の生地はサクサクで、いくらでも噛んでいられた。ただ、とっても脂っこかったため、食べられる量が多くないときついかもしれない。女性ならば、二人でシェアしてそれでも食えるかどうか…というレベルかもしれない。ほかの一品一品もなかなか量が多いため、ココのお店について触れている他のブログ様も参考に、何を食べるかをしっかり吟味していった方がいいかもしれない。
とにかく完食できた自分をほめたたえたい。最後の一口を食うのに5分くらいかかった。油がおなかに・・・たまって・・・。
※一人でこのお店に来る場合は無理せずに!
今回行ったお店
魚河岸丸天 魚河岸店
電話:055-963-0202
営業時間:7:00~21:30 (ラストオーダー20:45)
定休日:年中無休
席数:テーブル席 54席 お座敷 48席 カウンター 7席
駐車場:観光バスはリンク先
一般車両 ぬまづみなとパーキング 300台収容可能
宴会等各種ご宴会、ご会合、仕出し料理承ります
次回は
油で苦しいお腹をさすりながら会計したあとのお話。次回以降で、いよいよカエル水族館である「あわしまマリンパーク」に潜入していく。カエルだけじゃなくてな、魚も豊富にいたのじゃ。
こうご期待。
二宮飛鳥「僕はここにいる」のお話(作品裏話)
二宮飛鳥というアイドルのことについて知ってほしくて、『飛鳥の一年・飛鳥とはこんな娘だ!!』という事をテーマに作った動画。宣伝ツイートをしたところ沢山の拡散をいただきまして恐縮。なので、あの3分の中に混ぜ込んだ想いをここに書き連ねて、自分の備忘または見てくださった方々がさらに「ほうほう~!」となるようなものとしたいと思いまする。どうぞよろしくお願いします。
選曲のお話
「僕はここにいる」
今回お借りした曲は、インターチャネルよりリリースされたrino氏の「僕はここにいる」という曲です。rino氏はダ・カーポⅡのED「Spring has come」を歌っていたり、藍井エイルや田所あずさに楽曲提供なされていたりといった活動をされています。ただ今のところは楽曲提供方面でよく名前を見る人のようですね。
そしてこの曲、世代の方にはブッ刺さるかもしれないテレビアニメ「金色のガッシュベル」にてたった2度しか流れなかった伝説の挿入歌としてファンの記憶に残っている曲であります。本当にここぞ、というところでだけ流れたので、曲名を知らなくても当時「ガッシュ」を見ていた方ならフレーズを覚えているかもしれない。
前置きが長くなってしまいましたが、今回この曲をなぜ使おうと思ったか。それは歌詞のイメージが自分の中で大きな要素を占めています。
先へと進む意志の力
二宮飛鳥といえば、今年一年で大きく活躍の場を広げ、シンデレラガールズ5周年記念曲「EVERMORE」の選抜メンバーにも選出される躍進を遂げたアイドルです(ホンマ…めでたいな…)。彼女を語る上で外せないのがソロ曲「共鳴世界の存在論(オントロジー)」なのですが、曲中に今回の楽曲とシンクロする部分があったので、少し抜粋してご紹介しましょうね。
「存在証明を その悲鳴を 或いは歌を
叫び続ける ボクはここにいる
次のセカイ(シンセカイ)の 鍵をそっと 回したなら
さぁ 光の中へ 今」
これに対して、「僕はここにいる」の方は。タイトルからすでに合致しているから…という突込みはすこーしだけ引っ込めてネ。
「届かない空 ざらつく風 君は花唄のよう
僕はここにいるよ
その先へと 羽ばたくために」
僕はここにいる、と曲中で叫んでいるのは共通なのですが、それだけではありません。ともに在るのは「先へと進む意志」です。自分自身はここにいるというココロの動きを、『存在論』では重厚なギターサウンドでかき鳴らしているけど、『ここにいる』ではさわやかかつ力強い曲調で表現しています。雰囲気から見て少し解釈の違いがあるのだけど、「ボクがここにいる」のは、(次のセカイに/その先に)行くためという解釈は合致していたからこそ、一見さわやかすぎるこの曲も、よーく聴くと『存在論』で言っていることの言い換え・進展を描いていることがわかったのです。飛鳥に強く合致してるのではないかと感じたわけでございます。
注目してほしいなポイント
福山雅治は、かつてファン会報でこんなことを言ったと言います。
あまり(解説)しすぎてもあなたの解釈の邪魔になってもいけないので(2005年)*1
これから注目ポイントを語るのにこの言葉を持ち出してくるのもどうかと思うのだけれど、要は、見てくださった方々の解釈が一番大切だという事です。この記事はあくまでも備忘っていう線もあるし、あくまでも人の解釈とは千差万別だし、ね。
①冒頭
「ボクはアスカ――二宮飛鳥」というおなじみのセリフから本動画は始まります。
こいつはイタい奴だってね、というセリフと同時に用意したこれは、「バイアス」をイメージしたものです。
飛鳥は巷では「静岡弁」と揶揄されているような回りくどい喋り方をする子なのですが、それは誰にでも最初にこの話し方をすることによって寄ってくる人を「選別」していると考えられるのです。
根拠はあります。まるで「ボクはキミの事を知らないけれど、キミはボクを知っているのかい?」というセリフの反応が最初から分かり切っていたかのように、このセリフを彼女は吐く。それはきっと、そういう質問をしていてもまともに取り合ってくれる人が少なかったことを薄々ではありますが示唆しているのではないでしょうか?
だからこそこの反転は、ごく一般的な人々が飛鳥に対して抱くであろう感情そのものなのです。色を反転させたら上の通り飛鳥の本来持つ色が非常に見苦しくなったように、バイアスがひとたびかかった瞬間に人は相手の人間を正当に評価できなくなってしまうモノです。
だからこそ僕はこの動画をぜひ「飛鳥をまだまだ知らない」という人にこそ見てほしい。蘭子とも組みダークイルミネイトを結成した個性派キャラである飛鳥なのですが、彼女の心の奥底は強い痛みと葛藤と決意が渦巻いていたりするということを、冒頭から中盤にかけて頑張って盛り込んだつもり。
②ラスト・EVERMOREへの道
「セピアノイズ」という、古びたフィルムっぽい質感を出すための動画ソフトの効果があります(上図蘭子、ひだりほほにそばかすっぽいのがありますが、それがセピアノイズさんです)。このノイズは動画の終盤をのぞき常にかけた状態にしてあるのですが、逆に動画終盤は「現在」を表現するためにセピアノイズを切り、EVERMOREのオリジナルメンバーで踊る飛鳥を映しました(城ケ崎姉には今回涙を呑んで位置交代して頂いた)。
冒頭では「一番最初のセリフ」から入り、最後に〆るのは「現在」。ゼロが過去でイチが未来…とはちょっと違うけれど、飛鳥はここまでPさんたちに認知されるキャラとなったんだ、ということを表現したかったのです。
③途中で飛鳥が思い出す人たち
飛鳥が自分の存在意義に悩むシーンが動画内であります(Quelle est ma raison d'être?)。二宮飛鳥というアイドルそのもののテーマを言うなら、「なぜ自分はここにいるのか」という事。共鳴世界の存在論の歌詞中でも触れられていたり、デレステメモリアルコミュ4(最終回)で攫われていたりと、幾度にわたって語られている、いうなれば至上命題でもあります。
ネタバレを避けるためにはっきりした言及は避けるものの、『存在論』、コミュ、アイドル…いや芸能人としての定義のひとつとも言える「ファンがいるから活動できる」という事実から、飛鳥の存在を担保する存在は「他者」と言って間違いないと僕は考えています。
飛鳥はとくにR+のカードで積極的に「ファン」について言及しています。
…が、ほかにも近年のコミュやイベントにて横のつながりがたいそう広がりました。そして飛鳥を見出しスカウトしたPの存在。飛鳥は三つの「他者」に支えられているからこそ、存在証明という叫びをあげることができるのです。
※ぶっちゃけ横の広がり広くなりすぎて全部攫いきれないよぉ…というわけで、ここで出ていない子も、忘却したわけでは一切ないよ!!
まとめ
僕が飛鳥に出会うきっかけを作った一本の動画を投稿して、もうすぐ一年。
『雪歩の行進』という過去作品以来1年ぶりくらいにMADを作ろうと一念発起し、『飛鳥の一年・飛鳥とはこんな娘だ!!』という事をテーマに作った本作でした。しかし、彼女について普段のノベル畑とはちがった手段で表現するのが難しい。飛鳥は文で表現するにはいくらでも表現できるのですが、映像効果で彼女の感情を演出するのは至難の業でして、ずいぶん文字とセリフ、そして楽曲に助けられたなぁとつくづく。
今後も精力的に飛鳥の動画を作り、ご覧になるPサンたちに笑顔になってもらえればな…と思います。また、最後になりましたが、今回動画を作る上で「ハバネロP」のブログ、ナデクロPのお話を参考にさせて頂きました。またたくさんの素材をお借りして作らせて頂きました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
長い文でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
中高生のうちにマスターしておきたい英語の勉強の私見
英語なんてめんどくせぇんだよ。
と思っていた時期がボクにもあった。日本人にとってはまるで異次元の言語で、聞けば聞くほど嫌になってくるようだった中学時代。グローバル化を日本が謡い出して久しいが、実際に学習をしていると、どうしても不定詞が理解できずに躓いた。また分詞構文とはなんだ、と常に思っていたし、イディオムの単調な暗記も大の苦手で、まぁつまるところ、ボクは英語アレルギー、と言ったものに罹患していたのである。高2のときに大好きな人ができて、その人とおんなじ大学に行きたいなんていう大それた目標を掲げて無理矢理に英語が好きにならなければ、ずっとアレルギーに罹っていたままだったかもしれない。
時は流れ、大学生になり、塾講師のアルバイトを始めた。そこで衝撃的に思ったのは、高校受験の生徒を教えていた時。
単語が足りないのだ。圧倒的に。
単語力。英長文を読むうえでは必須の知識である。日本語で例えるならば漢字。英単語と漢字はともに意味を内包している点で似ているが、中学生にもなると学校はわざわざ単語を勉強するための時間であるとか、漢字練習の時間であるとか…そういったことは一切しなくなってしまう。そのため生徒は自力で勉強の習慣を身につけないと恐るべき勢いで凋落していくのだ。資金がある家は自力で勉強できない子を学習塾にあずけ、無理やり学習させる。ただ、結局のところ単語といった単調な暗記は、本人の中でしっかり納得ができないと学習がなかなかはかどらないと言っていいだろう。
結論としては、英語の学習は筋道立てた「計画と納得」のもと進めていく必要があるということ。少なくともほかに打ち込むことができやすく、日々の学習が少しおろそかになりがちな中高生にこそ、ぜひとも実践してみて頂きたい。
英語学習の段階
英語学習は、ここから成り立っている。
- 単語
- 文法
- 教科書レベルの文
- 長文
単語から文法、そして毎日の教科書の中で見る実に意識の高いキャラクターたちが織りなす短い文へ。英語は単語から成り立っているというのは紛れもない事実であるので、そのあたりは一切否定することができない。
しかしここで引き下がっては、今までの学習方法の二の舞である。単調な単語の学習がどうしても続かない、文法がわからない…といった子たちはやはり塾講師としての立場から見ても漸増していると言わざるを得ない。
そこで、英語が「読めるようになり」「なおかつ単語もわかるようになる」魔法の特効薬をここでは提示したい。
「音読」だ。
学校でのテストで点を取るのであれば、徹底して教科書の文を覚える必要がある。なのでそのためにもまずは、テスト前に教科書の文の意味をしっかりノートに書きとり(わからなかったら英語の先生に訊いてみよう)、かつ教科書本文を「10回」音読してみよう。まずは10回、だまされたと思って
試してみて欲しい。
…と、その前に、音読のプロセスを提示しておこう。
音読学習の目的は、「意味を理解するスピードの向上」だ。その過程で分からない単語や熟語の意味を明らかにして音読すると、少なくとも我々はそのわからなかった単語を10回は目の当たりにすることになる。その10回を「見る」だけでなく「声に出して読む」ことを行うことで、しっかりと脳にしみこませることができる。読む・聞く・話すを一度に行うことで脳の定着率は著しく高くなることは有名な研究だ。
音読学習のメリットとしては、単語と文章理解の力を一度に得ることができる事だ。時間のない中高生には、一度試してみて頂きたい。
雑記+コーヒーの味わい方①味と豆について
今夜は集中する。bgmを取り込む傍らでこの記事をささーっと書いてみる練習。
今日は学生の頭を悩ませる一因のひとつであるレポートを喫茶店で優雅に片づけてきた。自宅の僕の部屋は、大好きな「萩原雪歩」さんのグッズに溢れているせいか、どうも誘惑が多く集中できないのである。なので受験生時代に家で勉強するのをやめ、外で勉強するようになったのは英断だった。いやマジで進むねこれ。自分に適した勉強方法があるだけでここまではかどるとは思いもしなかった。
受験で思い出したが、今日はそういえばセンター試験、数年前はアレを解くために喫茶店で90分タイマーを用いタイム計測しながら特訓を重ねていたことを思い出す。いずれ、受験英語の解き方でも書こうかな。今のアルバイトは講師だが、近日辞職する。どのみち講師に戻るつもりもない。
僕が今日行ったなじみ喫茶店では、とてもおいしい豆を焙煎する。その喫茶店についてはフォロワーさんだとかリア友を何度か連れ込んだことがあったりするが、今のところ「にげー!なんて まずい コーヒーだ!!」とは一度も言われたことがないどころか、おいしいと御好評をいただいている。この喫茶店は豆の郵送にも対応しているため、豆からがっつり飲む派の読者さんがもしいらっしゃったら、後日の記事をご参照アレ。
コーヒーの味わい方
僕はコーヒーが好きで、喫茶店に通い詰めていたらいつの間にか自分で豆を挽いて自分でブレンドを創ったりする程度にはコーヒー・ジャンキーになってしまっていた。なのでコーヒーが飲めない人に何度か「どーすればコーヒーって飲めるの!?」と言われる。
「嗜好品だから…無理しない方がいいと思うなぁ」と思うが、コーヒーに魅せられてしまう人はこれからもきっと現れるのだろう。あの魔性の香りに引き寄せられて。まるで食虫植物のように口を開いて、僕たち人間がカフェイン中毒になるのを今か今かと待つ悪魔の黒、煉獄のごとき熱さの飲み物。
今回は一つの方向性としての味わい方の方法をここに書きたいと思う。
コーヒーの味
初めに知っていただきたいことは、コーヒーには二種類の味があるということだ。一般的に「飲みやすいコーヒー」と呼ばれるものは、この直線の中の中央部に位置しているものが多い。コーヒーは土壌の状態や焙煎士の焙煎時間の長さ、抽出の腕、豆の保存状況により味が変化してしまう飲み物なのだが、ここではコーヒー豆が本来持っている苦みについて触れる。要は、苦いマメ、すっぱいマメがあるというだけのことだ。
ちなみに、図表に示したものはすべての豆の中でも特に苦い、あるいはすっぱい、と呼ばれる種類だ。百聞は一見にしかずならぬ一味にしかず。この違いを感じてみたいという方はこの二種類を飲み比べてみて頂きたい。
ただ、コーヒーって何を楽しむって…たくさん要素があるよね。味だけじゃないんだ。香り、雰囲気、そして一緒に飲む人…飲食全体に言える事だ。いろいろな角度からコーヒーのおいしさを考えてみたいな、と感じた夜だった。南無。
参考
ストレート | KALDIのコーヒー | カルディコーヒーファーム
豆の味についてウェブサイトで確認できます。
与太郎氏「リリーの純心」を読んで
最近、このような小説を読了いたした次第です。
僕はアイドルマスターという作品に心底入れ込んでおりまして、時折こういった小説を読ませていただくことがあるのですが、こちらの作品には感動した。
僭越ながら、感想を述べていきたいと思います(ネタばれには頑張って配慮するよ!)。
今のうちに言っておくと、アイドルマスターを一切知らなくてもおそらくこの小説は楽しめるのではないかと、そんなことを思っています。
三人の少女たち
この作品は、とある小学校が舞台。ここでは三人の少女が登場します。引っ込み思案な諷子(ふうこ)、クラスの女帝としての地位を築く優、そしてアイドル・桃子です。三人の女の子たちがぶつかり合い、物語を紡ぎだしていきます。
この三人のパワーバランスというのがなかなか絶妙でした。桃子と優は犬猿の仲で、優は桃子ととある理由から取り入ろうとします。しかし生まれた時から芸能界にいる桃子はそんな思いを察知してしまい、冷めた視線を送るばかり。優には桃子のその態度がお高く留まっているように見えて気に食わないわけですね。
桃子にとっての居場所は、765プロダクションという芸能事務所の仲間たち。だからこそ学校と事務所という二つの場所を比べてしまうのは必然でした。そんな中花壇で出会ったのが諷子です。
諷子と桃子、二人は心を通わせ始めます。しかしそれを優は快く思わなかった。諷子の弱みを握った優は、桃子にそれを話してしまい…。
小学生の女の子たちの世界というのはどうあっても狭いものです。その中で大人の世界に生き、大人びた価値観を持つようになってしまった桃子が入っていくのはなかなかに難しい。今回の小説で感じたことの一つは、このような「小学生の世界で起こっていること」が生々しい息遣いで描かれていることでした。
「友達になろう」
作中、とあるところに出てくるセリフです。前後関係から私は見事に涙腺をKOされました。深く書くことは当然ながらできない。でも可能な限り、ここで強く考えさせられてしまったことを書き綴りたいと思います。
まず、この小説では「人間関係」について、このような考え方を示しています。
「人間関係というのはもしかしたら、一方通行の考えからしか生まれないのかもしれない――」
それに加える形で、「友人」についての考えも示されています。
「友達に証明が必要になったら、もうそれは友達とは呼べない」
人間関係で自然に生まれた一方通行の考えが、友達という関係の第一歩なのだ。そうとあるキャラは言っておりました。これには思わずため息をつかされてしまいました。忘れていた、そう、そうだよな。こんなもんだ。とうなずいていたもの。
友人関係。お互いに友達だ友達じゃないと思いながら接することはありますか? ある人も、ない人も、きっと両方いらっしゃるのかと思います。
ここで言う「友達の証明」とは、「ともだちなら○○するよね」という一般論に支えられたことなのだろうと考えました。そして優は表面上の友達をたくさん作り、「群れ」を作った。でも、証明しないと友達と呼べない友達は果たして本当の友達と言えるのか。
では、「本当の友達とはいったい、どういった存在なのか」。今作品の最大のテーマは、ここにあります。お読みになってくださった方でこちらをご覧いただいている方々は首が取れる勢いできっとうなずいてくれてるはず。
本当の友達とは
私はこの小説を読んで、友達という観点を強く揺さぶられてしまいました。正直に言うと僕は引っ込み思案で、みんなにいい顔をついついしてしまうのだけど、本当は自分の意見を言いたくて、でも怖くて言えなくて…。まさに、「諷子」のような性格をしています。だからこそ彼女に感情移入して読むことができたし、感情移入で来たからこそ優と桃子の二人のキャラクターにも迫っていくことが出来たのかな…と感じています。自分自身が持つ友達の考え方が根本からゆさぶられて、まさに目から鱗、となっているのです。
では最後に、「本当の友達とはいったい、どういった存在なのか」という作品のテーマに、作品を通じて出した自分なりの回答を添えて締めたいと思います。また最後になってしまいましたが、このような桃子の素晴らしい小説をありがとうございました。
Q.本当の友達とはいったい、どういった存在なのか
A.気楽でいられる関係
なんとも何かを続けられない僕が飯ブログに挑戦するらしい。
継続力とは出来る人間の第一条件のような側面があるように思う。ごめんください、僕です。ここのブログでなんという名前を名乗るべきかをまだ考え中な僕です。
このブログを書いてみたくなったきっかけも些細なものです。部屋の隅でファンの音を響かせてるパソコンのハードディスクには飯の写真がこれでもかというくらい撮りたまっていて、それをトモダチに見せて悶絶させるのが趣味という一風変わった趣味を持っていたから。単純に見せたいっていうだけ。
でも、のんべんだらりとやってこうかなと。普段気を張りすぎてる気もするし。にょほほーんと猫のような気持ちで更新していこう。そうしよう。双子葉。たまに飯以外のネタも上がるかも。
僕のリアルの友人たちも電脳世界の友人たちも、そしてこれを見てくださっているあなたも。これを見て空腹と言う名のスパイスをご飯にいっぱい降りかけちゃって。
【自己紹介】
名前:ぼく
年代:永遠の17才
性格:おくびょう・いじっぱり
すきな食べ物:コーヒー・ご飯全般
趣味:カフェ巡り・御朱印巡り・旅行(総じて、『さんぽ』が趣味)
好きなアーティスト:村下孝蔵・福山雅治・小田和正・LUNA SEA
【今後掲載していきたいこと】
・おいしいコーヒーのお店紹介
・おいしいご飯のお店紹介
・御朱印集め奮闘記
・趣味(アイドルマスターのこと)の感想とか
・思った事
書く内容絞れよ!!
東京・自由が丘:九州ラーメン 博多吉もんのラーメン(2016/09/17)
大阪・なんば:北極星のオムライス(日本最古のオムライス。2016/09/09)
兵庫・伊丹空港付近:ヒロコーヒーのハワイ=コナコーヒー
ブログという自己表現手段も自分自身のためになるのかな。うーん、難しく考えすぎないようにしなくちゃ。ついついきれいな言葉が出てきてしまうのね。
どうぞこれからもよろしくお願い申します(´・ω・`)