万年筆の話その1。

万年筆は日本のメーカーのものが好きです。

 

以前はモンブランとかパーカーとか使っていましたし、一番使用頻度が高かったのはラミーのサファリなのですが、少し前にプラチナのセンチュリー3776Mを購入してからはこればかり使っています。

 

単純に使いやすいです。

 

ねじ式?のキャップも安心感があって好きですし、この万年筆はキャップを閉めておけばかなりの期間使わなくてもペン先が乾かないという嬉しい特技を持っています。

 

結局、数週間使わなかっただけでペン先が乾いてしまって書くのに難儀するようなペンは、私の場合はいくら高級な万年筆でも自然に使わなくなってしまいました。

 

 

それと、日本のメーカーの万年筆は日本語が書きやすいです。

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その点考慮して作られているのでしょう。

 

日記とか、毎日書くことに使うとだんだん馴染んできて、とても使いやすくなります。

 

どんな万年筆でもそうなのでしょうが、私は日本語を書くには日本のメーカーの方がよさそうだなぁ。。と感じています。

 

このペンは本体がグリーンなので、インクもグリーン系を使っています

 

グリーン系のインクはパーカーとかモンブランとかいろいろ試したところ、最終的にダイアミンのダークグリーンに落ち着きました。

 

渋くていい色です。

 

 

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ファイロファックス。システム手帳の魅力。

システム手帳は高校を卒業した時期に父にもらいました。

 

父は80年代にファイロファックスが登場した時、いち早く手に入れたそうです。そして、見た限りではあまり使ってませんでした。。(笑)

 

そのファイロファックスを90年代の半ばにもらいました。

ウディ・アレンが分厚くなった使い込んだファイロファックスを持っている写真を雑誌で見て、

 

「あれ? これ父さんが持ってた手帳だ。。」と興味が湧き、実家に行った時に聞いてみました。

 

 

「お父さん、ファイロファックス持ってなかったっけ?」

 

「持ってるよ。あれ、いいんだよなー。」

 

「ふーん」

 

「使ってないの?」

 

と聞くと、父はなんとバイブルサイズのファイロファックスを3冊出してきて、

 

「使ってるよ。」

 

「今はこれだけ使ってる。」

 

と、ちょっと”フニャ”っとした質感の新しいファイロファックスを手に取りました。

 

「ふーん。。じゃあ、古いの貸して。」

 

と言ってみると。

 

「使うんならこれやる。」

 

と言って、一番古いファイロファックスをくれました。

 

そう! これこれ!

 

ウディ・アレンとかポール・スミス氏が愛用したという黒い頑丈な感じの。

 

新しいファイロファックスより魅力的に見えたその手帳を譲り受け、銀座の伊東屋に行ってリフィルをあれこれ揃え、、とやってるうちに自分にとって大切な物になっていって気がつくと常に持っていないと不安になるほどになっていました。会社に置き忘れて帰ってきてしまい、取りに戻ったこともあります(笑)

 

だから、時系列でいうと、、マインドマップより先にこれです。

忘れてました。

 

なんというか、、本当に普通に日常で常に使っていた手帳でした。

 

今考えると、とても自然に使える手帳でした。

 

書く日もあれば、何も書かない日もある。

 

重いのも気にせずいつもカバンに入れていました。若かったので(笑)。

 

手帳にメモする習慣はまだあまりなく、

 

予定とか忘れてはいけない事とかアドレスを書いておくとか、シンプルに最低限の手帳の使い方をしていました。

 

今はスマホがあるので手帳のあり方もずいぶん変わってきてますね。

 

昔は手帳はスケジュール管理とかアドレス管理とか、、システム手帳にはカードホルダーで名刺まで管理してましたね。

だから、あっという間に分厚くなって。。

 

大切な手帳とペン。

 

そこは今でも変わりません。

 

今でも手帳とペンは大切です。

 

結局、マインドマップとかA6ノートを経てまたシステム手帳に戻りたくなったので、実は3年前に新しいシステム手帳を購入して使っています。

 

システム手帳はいろいろな使い方ができるので、まず持っていて楽しいです。

 

存在感があります。

 

私は英語の勉強とか、音楽のコード進行とかまでこれ一冊にまとめています。

 

別でA4のノートを使っています。

そっちはいわば昔の ”A6時系列なんでもノート” の進化版で、毎朝習慣になっている昨日の出来事を思い出して書く事と、今日やりたい事、TODO..。

Think..。 とにかく頭にある事を紙に書くという事。

 

このA4ノートを見返すと、これは絶対実現させたいという "やりたい事" やアイデアがあるので、時系列に埋もれて行ってしまわないようにシステム手帳に写して保管したり。

 

自分のシステム手帳を持っていいることは大げさに行ってしまえば”相棒”を得たような気にさえなります。

 

 

システム手帳はファイロファックスを10年以上使いたおして(父が買ったのが1985年(もっと前かも?)くらいだったから2005年まで使ったので20年使った手帳ですがまだまだ使える状態です。かなり丈夫ですね!)10年間をあけてまた使い始めました。

 

まず、リフィルの進化に驚きました!

 

LIFEのリフィル、最高です。。

 

万年筆を使っても裏写りしないし、何と言ってもこの質感ですね。

 

昔使っていた普通のノートと同じ質感のリフィルとは桁がちがうというか。。

 

もう、これでないと! と、まとめ買いしてあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一冊のノートにまとめる。

前回書いたマインドマップ

やってみてすぐに効果は感じられました。

それまでメモすらほとんど取っていなかった自分が知らなかった、

「書いてみると考えが整理しやすくなる」

「書いておくと忘れない」

「書いたものを見ながら考えると前に進みやすくなる」

といったことがバーっと見えてきました。

 

しかし、マインドマップを続けていくうちに「あれ?」と思うことも出てきました。

それはマインドマップは毎日書いても同じ内容になることが多い。。

ということです。

 

マインドマップは自分の気持ちや思考を地図のように書いていくことによって、それを自分で眺めたときに自分の現状を知ったり気づきがあったりという、、自分的にはどちらかというと「内面」的な事柄を整理するのには役立っていましたが、それって毎日書いてもそんなに変化がありませんし、、自分の事を考えるのに飽きてきた頃には自然とあまり書かなくなっていきました。。

 

でもその頃には、「書いて考える」ということの効果・効能そして何よりもその面白さに気が付いていたので、また書店で見かけた「情報は一冊のノートにまとめなさい」という当時売れていた本を買って読んで、そのまま実行。

 

それは単純にタイトルのまま、、メモから日記からTODOからいろんな自分の書きたい事を時系列に常に一冊のノートを持ってそこに書いていく、、貼れるものは貼っていく、、みたいな(ざっくりですみません。。)ことなのですが、これは本でも推奨されていたA6の小さいノートを常に携帯していろんな事を常に書くという事を実際にやってみたところ、一言で言って、、とてもよかったです。(なんだかバカみたいな感想ですが。。)

 

どこがよかったかと言うと、まず安い文具(100円ノート)を使う事によって何も気遣いせずガシガシとメモやTODOを書き込めると言う事。

なんでも書き込んでいたので、当時のそのノートをみると、人の住所を1p使って書きなぐりメモがある次のページに日記が書いてあったりします。

でも今見ると、全てのメモやTODOリストや貼ってあるもの、、ノートそのものが日記になっています。全部に日付が入っているので。

これは今見るといいですね!

もっと続ければよかったと思いますが、、これもそのあと興味が文具に移っていき、、100円ノートでは飽き足らず、、今度はシステム手帳に行きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マインドマップから始める書いて考えるということ。

毎朝ノートにむかって思考を整理するのが習慣の私が、書いて考えるということをはじめたきっかけは、もう10年以上前のことになりますが、たまたま書店で見かけたマインドマップの本でした。

この本です↓

www.amazon.co.jp

 

これを読んで、面白そうだなあ。。と、手元にあったノートと子供の色鉛筆を使ってマインドマップを書いてみました。

 

とにかく見よう見まねで書いてみた初のマインドマップを自分で見たとき、それまで頭の中にごちゃごちゃと散らばっていただけの思考(といってもたいしたことではありませんが。。)が目の前のノートにいい感じで見えるようになっていて、これはいいかも!?。。と思ったのを覚えています。

 

やりたいこと、それをやるためにやらなければのこと、欲しいもの、、今週の予定。たわいもないことだったのですが、ノートに書いて主題から枝分かれさせていっただけでこんなに思考がジャンル分けされて整理されるんだ!? と。

 

そして整理されると優先順位が見えてきて、先に行動すべきことがなんなのかという、行動の基本が見えてきました。。当時の私は本当に頭の中がごちゃごちゃで行き当たりばったりの行動ばかりで、、けっきょくグルグル同じところを回って元に戻ってくるというような単なる”エネルギー無駄使い人間”でした。

 

しかし、やりたことは抱えています。

当然そのためにやらなければいけないこともあります。

でも、いつもどこかで道がずれてしまい、気がつくと道がそれていました。。

そんなことを何年も繰り返していたので、自分をもう少し管理しなければ、、と思っていたところにマインドマップにであったのです。

 

マインドマップ」まさに当時の私が求めていた言葉のひびき。。

 

今になって振り返ると、おもっていた以上にその後の人生に影響をおよぼしてます。

 

グルグル同じところを回っていただけのテイタラクに道標のようなものが見え始めたのです。

 

 

 

 

 

はじめまして。

こんにちは。

 

思い立ってブログを始めてみました。

 

毎朝コーヒーを飲みながら、ノートとペンで昨日の事と感じた事、今日の予定とやりたい事、それからタロットを5枚引いてそこから感じるイメージであれこれと考えて、それもノートに書く。という事を続けています。

 

タロットの使い方に関しては、いわゆるスピリチュアルなタロットとは使い方が異なると思います。 

占いではなく、引いたカードからのイメージを使って自分の深い部分で感じてる事を表出していくというか、、。

 

でも、タロットってこういう使い方で占いやる方もいらっしゃるみたいなので、とりたてて変わっていることもないのかもしれませんね。。

 

それはそうと、思いつくままにノートにあれこれと書いていくという事を6年前に始めてから、それのおかげで本来の自分みたいなものが見えてきてとても助かりました。

 

自分がそれを始めたきっかけは悩みが積み重なった時にたまたま書店で見かけたマインドマップの本を手に取った事でした。

 

自分のイメージに従って一つの題材を枝分かれさせて考えていったり、何かと関連付けて発見があったり。。目からウロコの経験でした。

 

最近は手書きの効用がもてはやされていて、とてもいい事だとおもいます。

 

そんなことからあれこれ書いてみたいと思います。

 

よろしくおねがいします。

 

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