老後の生活資金に株式投資信託は適正か
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【現役FPによるブログ 】
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FP時事問題 一問一答! 第2号
みなさん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーのロッキーです。
このブログでは、FPに興味がある方を対象に、現役FPが
一問一答形式でお送りしています。
FP普及のためボランティアとして発信しています。
皆様のお役に少しでも立てば幸いです。
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【 項目 】
リタイヤメントプラン
【 問題 】
老後の生活資金に株式投資信託は有効か?
<投資信託とは>
一言でいえば「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金として
まとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、
その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの
金融商品」です。
【回答】
✖ 誤り。
【解説】
株式投資信託の運用成績(損益)は市場環境などによって変動します。
場合によっては運用がうまくいかず投資した額を下回って、損をする
こともあります。
つまり、元本が保証されている金融商品ではありません。
このため、老後の生活資金を確保するためのものとしては、
お勧めできません。
【追加】
株式投資信託のメリットは、少ない金額から購入できることです。
株式投資信託であれば、月に1万円程度から始めることができます。
また、投資信託は小口のお金を集めてひとつの大きな資金として
運用するので、さまざまな資産に分散投資し、リスクを軽減する
ことが可能になります。投資用資産としては有効なのかもしれません。
【対策】
通常の金融商品(金融派生商品を除く)は、①安全性、②流動性、
③収益性の3つの性格があります。
老後の生活資金を確保するには、①安全性、②流動性の高い金融商品を
お勧めします。
例えば定額貯金、財形貯蓄、個人向け国債(変動金利10年物)など
が考えられます。