席を譲れないのはなぜか

 

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先週末、

電車の中にリュックサックを忘れてしまった。

運良く届けられたのだが、受け取りに行くのに、

往復5時間の電車旅行となった。

 

その道中で感じたこと。

 

席を譲る人が少ない。

 

いつもより赤ちゃん連れやお年寄りが多かった気はする。

だが、いつも以上に席を譲る人も少なかった気がする。

 

たしかに自分も子供が生まれるまでは、

なかなか席を譲ることができなかった。

恥ずかしくて声をかけられずにいたときもあれば、

1時間以上、乗り換えもない通勤電車では、

よく寝たふりをしていたりもした。

 

そう考えると、

席を譲れないやつはけしからん、

と言っても始まらない気がする。

子連れで出かける大変さにしても、

年を取ってから電車に乗る大変さも、

経験しないうちはなかなか想像できない。

だから、子供のころから席は譲るものだと教えることと、

人の立場で考えることを習慣付けることは大切だ。

 

ただ、

妊婦さんが立っていて、

見かねたおばあさんが席を譲っていたのは、

道徳教育(しつけ)や想像力とは別の問題だと思う。

 

10代の子供達が友達と座っている。

40代のお母さん連れが座っている。

たぶん、みんな席を譲った方がいいとは思っているけれど、

まわりや一緒にいる人の“何か”を気にして口に出せない。

自分もそういうときがあるから分かる。

 

でも、そんな社会って変だ。

 

そんなとき、「偽善」って言っているやつこそ、

偽善だと感じる感覚を思い出す。

 

席を譲るということにつけても、

みながよい方向へ進むのが難しいということは、

対処療法では根本解決にならないということ。

まずは、自分を見直すことからだろう。

衣類ビフォーアフター

窓際に置きっぱなしにして、

日焼けしてしまったジャケットを染め直してもらった。

(紺色が白っぽくなってしまった)

 

12,000円と結構なお値段なので、

うまく染まらなかったらかなり痛手だなあ、

と、ためらう気持ちもあったが、

「これで商売してますんで」

という言葉に任せてみようかと思った。

 

その方の言い方のせいもあるが、

「これで商売してますんで」と言われると、

なんだか営業的な、

その場限りの言葉に聞こえる。

けれど、よくよく考えると、

これ以上ないくらい合理的な理由で、

「なるほど」と妙に納得してしまう。

 

結果、期待通りに仕上がったので感謝感謝である。

 

染め直しや仕立て直しを念頭に置いておけば、

高くても本当に気に入った洋服を、

選べるようになるんではないだろうか。

 

 

衣類ビフォーアフター 横浜市 リビングアップ 復元加工 染め直し 色落ち

被爆と心臓病


#福島 の子供達に心臓病増加の危機! #セシウム が影響! バズビー博士(字幕 ...

 

福島からは関心を絶やしていないつもりだったが、

どこかで安心していたのかもしれない。

Amazonの書評で、「バズビー氏」をたまたま知った。

 

動画の中で、クリストファー・バズビー氏は、

原発事故の後は心臓病に注意せよ、と言っている。

ガンや白血病ばかりが取り沙汰されるが、

心疾患の影響はもっと早く現れる。

 

 

中村隆市ブログ 「風の便り」 - チェルノブイリと同様に、日本の放射能汚染地で心臓病が急増

 

上記のブログでは、

チェルノブイリ事故の影響が続くベラルーシでは、

死因の50%以上が心臓病という表がある。

これは、高齢者の病である心臓病を若者が発症し、

ガンになる前に亡くなってしまう、

というバズビー氏の言葉のとおりだ。

 

またおなじブログ記事内で、

福島県外の茨城県取手市でも、

2012年の小中学校の心臓検査で要精密検査となった生徒が、

2.6倍となったというニュースも紹介されていた。

下記の「第7表 死因簡単分類別にみた性別死亡数・死亡率」

にもあるように日本全体で見たときにも、

死因の心疾患が平成23年は増加している。

 

平成23年(2011)人口動態統計(確定数)の概況|厚生労働省

 

これですべてが判断できるわけではないが、

今年の9月には平成24年の確定数が出るので、

その数字にも注意をしていきたい。

また、関東に住む、ということの意味合いも、

もっと考えて行かないといけない。

hide


hide with Spread Beaver/ROCKET DIVE 【PV ...

 

 hideをきちんと認識したのは、

「rocket  dive」を見たとき。

それから数ヶ月して、訃報が流れた。

1998年5月2日。

高校3年のときだった。

 

まだそのときは、

何となく興味があるというだけで、

とにかくアルバム(「Ja,Zoo」)が出るのを待っていた。

だが、アルバムを買うとすぎにはまり、

受験対策で冬休み明けから登校しなくてもよくなると、

一日中アルバムをリピートするようになった。

 

大学に入り、

それまで山に囲まれて過ごしていた小さな世界が、

だんだんと広がっていった。

いまから思うと、怖いもの知らずだったが、

同時にかっこつけていないと不安な時期でもあった。

 

相変わらずhideへの熱は冷めず、

だんだんとさかのぼるように、

過去のアルバムを集めるようになった。

 

その後、

恋愛をして、失恋をし、

また恋愛をして、失恋をした。

そして、大学を中退した。

 

実家でなかば引きこもり、

半年後、フリーターになった。

2年後、バイト先で正社員になった。

その4年後、結婚し、

翌年、長女が生まれた。

 

フリーターになった頃から、

だんだんとhideを聞かなくなっていた。

子どもが生まれてからは、

思い出しても聞きたいと思わなかった。

 

ただ、ふと自分がhideの年に近づいたのに気付いたら、

また聞いてみたくなった。

昔と同じように聞こえるのだろうか。

自分が成長したと感じられるのか、

それとも見失っていたものを思い出すだろうか。

福島産の食品も放射性物質をタブーにしない


TOKIO CM 福島は元気です - YouTube

 

TOKIOが出演している福島の桃のCMが気になって、

YouTubeで探したんですが、

去年のしかありませんでした。

 

ネットにもアップしないともったいんじゃないの?とか、

風評対策なら放射性物質の検査を徹底しているって言うべきじゃない?とか、

いろいろとひっかかるCMです。

 

でも今日、

福島民報に桃農家が10軒くらい出ている広告を見かけて、

福島の風景を思い出しました。

ああ、この人たちは、

ただ「おいしい桃を食べてもらいたい」って、

育てているんだろうな。

それがいまは、

複雑な気持ちでいるんだろうな。

CMしようとしている姿勢そのものを否定してはいけない、

と反省しました。

 

TOKIOのCMに限らず、

福島を応援したい人へも、

福島の状況をきちんと知りたい人と、

そういう人たちに届けるべき情報と、情報の伝え方が、

間違っていると感じます。

 

東北のものを食べて応援したい。

また反対に、

子どもに西日本のものを食べさせてあげたい。

まだまだ、そういったニーズに、

売り手は応えられていないように思います。

自分も通販専門の広告代理店として、

貢献できることはなにかと考えていきます。

「愛があれば、あなたがどんなことをしようとそれは正しい行動だ」


ジッドゥ・クリシュナムルティの名言集 - YouTube

 

次女が2歳になった。

 

おねえちゃんよりも、

言葉をおぼえるのが遅かったり、

その分、かわいく思えたり。

 

下の子をかわいがっていると、

おねえちゃんがさみしそうな顔をしているときがある。

それで、上の子をかわいいかわいいすると、

うっとおしがられたり、

照れたりするのだけど、

無邪気な顔に戻るとうれしくなる。

それでまた下の子がふくれたりするのだけど。

 

 

子どもに対してこれでいいのか、悪いのか、

その場その場で納得してやっていくしかない。

できるだけ自分の言動に言い訳しないようにとは思うけれど、

なかなかそうもいかない。

 

そんなときに、

「愛があれば、

 あなたがどんなことをしようと、

 それは正しい行動だ」

という言葉に巡り会えて、救われた気持ちになる。

 

育児でストレスがたまり、

ついつい子どもを怒鳴ってしまうお母さん方も、

回りからこうやって言葉をかけてもらえたら、

ずいぶん気が楽になるんじゃないだろうか。

 

 

会社では、後輩の面倒見はいいが、

どうして上司に対して同じように接することができないのか、

何度か言われたことがある。

(上司に対しては愛がないから。その通りだろう。)

 

いままでは、性分だから仕方がないと決めつけていたが、

嫁さんをはじめ身近な人からでも、

子どもと接するのと同じ心持ちでいられるようにしていきたい。

「わにうら」の由来

今週のお題「名前」

 

「長崎県対馬市対馬町鰐浦」

 

韓国に一番近い島、対馬の北端にある集落が、

「鰐浦(わにうら)」です。

 

祖父の生まれた場所で、

まだ2度しか行ったことがないけれど、

とにかく魚がおいしい!

 

親戚のおじさんと一緒に小舟で海に出ると、

なんと、素手に釣り糸を巻き付けて、

70cmほどもあるヒラマサを釣ってくれました。

ヒラマサもおいしかったのですが、

イカやヒジキといった、

普段食べているもののレベルが桁違いでした。

 

(ヒジキは漁師の主な収入源で、

 GWころの収穫期には子どもたちも学校を休んで、

 乾燥作業を手伝うということです。)

 

対馬の海産物は、

CAS技術をつかった冷凍庫と売る仕組みがあったら、

海外へも輸出できる素材だと思います。

韓国からの観光客が多いという報道がありますが、

国も自治体も、他者が魅力を認めてくれているのに気付いて、

自国のいまある資源を活用する取り組みをしてほしいものです。

 

というわけで、

そんな日本の端っこにある祖父の故郷と、

縁が深まるようにと、「わにうら」にしました。

 

鰐浦(対馬)・写真満載九州観光