わんわん

宇宙一好きな恋人のこと

08:08。彼は仕事へ行く準備をしている。髭剃りの音だ。

 

彼はよくわたしに寝てろという。家事もなにもしなくていい日も必要だと言う。こんなにも自分の彼女を気遣えるひとは他にいるのだろうか。いないね。

 

昨晩、彼にバイトのことを話した。話さなくてはいけないことがあると言って話しはじめたのだけど、わたしが話し終わったら彼は、良かった大したことじゃなくてと言った。しぬほど気が楽になった。彼は優しいから、わたしのこういうだめなところも許してくれちゃうと分かっていたけど、妹もそう言っていたけどこわかった。もっとはやく相談するべきだった。でも好きすぎて、こんなわたしを見せたら嫌われるということしか考えられなくなって、だめだ。彼はいつも優しい。

 

わたしの肌がすごく荒れていても可愛い言ってくれる彼。彼がわたしを可愛いと思ってくれて好いてくれることがわたしはこれから先もずっと不思議で仕方ないのだと思う。わたしがめちゃくちゃ好きなひとがわたしを好いてくれるってすごいよね。奇跡だよね。いつもこんな話をしているね、愛おしい。

 

08:19。

彼はまだ準備中。さっき、なにしてるの?と聞かれた。ひみつだよ=(^.^)=

 

彼を見送るの、だいすきだ。寂しいけど、ラブラブ夫婦みたいでだいすき。寒いから部屋の中にいろと言う彼。やだわよ=(^.^)=

 

今日もこれから見送りをする。宇宙一大好きな彼に行ってらっしゃいをする。

熱がさがった。

彼は今日は美容院に行ったみたい。また可愛くなっているのかなぁ。

 

2月から都立大でバイト生活がはじまる。週何回入れるのだろうか。シェフの、「調理師になるのではなくて料理人になれ」という言葉がずっと引っかかっていた。わたしは調理師免許が欲しい。ミシュランのシェフの元で働けるチャンスはこの先もうなさそう。ミシュランのシェフの元で働いているって言ったらきっとみんなだって認めてくれる。自分の自信にもなる。何ていったって、彼に美味しい料理が振る舞えるようになる。彼と出会ってから自分に自信がどんどんなくなっていくかんじがする。彼が完璧だからだ。外見も、言葉も、考え方もだいすきだ。不安で仕方がない。彼の親にお会いするまでにはちゃんとしたい。こういうことをしっかりちゃんとやっていますと言えるようになりたい。

だけど、わたしはシェフの元で働いて行けるのだろうか。調理師免許は取れるのだろうか。シェフの料理に対するお店に対する気持ちとわたしの料理にお店に対する気持ちは同じではない。分かりながらも続けられるのだろうか。彼に美味しいと言ってもらえる料理が作れたらいいんだ。資格が欲しいのは自分の強みが欲しいからなんだ。今になって内定ブルーというやつだ。バイトだけどね。気がついたら、体調を崩してから違うバイトを探している。彼に何て言おう。前にも保育園が決まっていたのに直前で辞めてしまった。これで2度目だ。呆れられるのだろうか。自分で一度決めたことなのに。今度こそはと思ったのに。自分がしたいことやどうなりたいかは決まっているのに、こわくて報告ができない。お店にも彼にも。優しい彼はきっと分かってくれる。そう分かっているけど...言い出せない...

 

1月がもう終わる。

今日は彼と会う予定だった。

そのために頑張ったつもりだったのに、わたしは自分のことがキャパシティが全然分かってない。変わりたい。

優しい彼は仕事中だったけれどやはり心配してくれた。愛してる。心配かけないような健康体になる。

何気なくつけていたテレビにぺこ&りゅうちぇるが出ていた。彼らは結婚するんだって。今ね、ぺこりんが「りゅうちぇると付き合えて幸せすぎて、世界中の女性のみなさんごめんなさいって思います」と言っていた。すごい、わたしと同じだ...このひとめちゃくちゃ幸せでめちゃくちゃ彼のこと好きなんだなと思った。

 

水分たくさんとって眠る。

zzz

02:18。

彼が隣で眠っている。わたしの右腕に巻きついて眠っているため中々打ちづらい。愛おしい。今日はいびきをかいていない。すやすや寝息だ。

 

わたしはいつも長風呂。布団で待ってるねと言ってくれた彼。しぬほど可愛い。わたしがトロトロしていてもいつも彼は優しい言葉をかけてくれる。しぬほど優しい。

 

彼は帰ってくるとまずハグをしてくれる。わたしからしているのか。

それから荷物を置く。ソファーかベッドにデーンと置く。その後、風呂に入るか、部屋着に着替えて携帯をチェックをする。わたしが晩御飯の準備があまりに遅いとパズドラをする。愛おしい。

わたしたちはいつも彼が選んでくれた映画を観ながら晩御飯を食べる。

彼はいつもご飯を山盛り食べる。なのに細い。羨ましい。そしてパクパク食べたら少し休憩する。休憩を終えるとラストスパートらしい。可愛い。

彼はいつも後片付けをしてくれる。仕事で疲れているのにしてくれる。疲れているときは休んでいてほしいのに、1日頑張ったから休んでいてほしいのに、彼は毎回してくれる。ご飯つくってくれたんやから洗い物は俺がする、と言う。どこまで優しいひとなんだろう。ありがとう。

晩御飯を終えると彼は眠たくなる。よくベッドに直行する。わたしも直行する。それか風呂に入る。布団を被った彼はいつも幸せそうで、わたしはそんな彼を眺めるのが大好きだ。そして彼はまたパズドラをする。彼は長いことパズドラをしているらしい。すごい。

 

これからも彼におはようとおやすみをしたい。いってらっしゃいとおかえりもしたい。できれば毎日したい。彼の寝息を聞きながら眠りたい。できれば毎日そうしたい。

仕事で嫌なことがあってもこうしてると忘れちゃうと彼はよく言う。わたしこそだよ。わたしも全く同じだよ。

 

彼が仰向けになった。寝顔、最高に可愛い。寝顔を見ると、つい何度もキスしてしまうし、つい何度も頭を撫でてしまうし、つい何度も抱きついてしまう。起こさないようにうまくやる。彼は仰向けになったけど、左手はわたしの右腕に絡まったままだ。愛おしい。

 

 

 

思い立ってブログをはじめてみた。
いろいろなことが中々続けられないわたし。恋人との日記だってわたしがたくさん止めている。続くといいな。

彼はいつも優しい。あまりに優しすぎて不安になることがたくさんある。この優しさはわたしに向けられたものではなく、彼への自分への愛なのではないかと思ったこともある。
太ってもニキビができてもブサイクなスッピンでも可愛いと言ってくれる彼。嬉しさはまるでない。不思議だなという気持ちが大きすぎる。
こうやって彼のことを考えながら文を書くと、彼の笑顔が思い出される。愛おしくて、愛おしすぎて涙が出そうになる。
みんなそうなのか?みんな恋人を想うと愛おしくて胸が苦しくなって涙が出そうになるのだろうか。わたしはこんなことが今までに1度もなかったので、22になって初めて本当に人を好きになれたのだと思う。
もちろん今まで付き合ってくれたひとたちのことは、その時はしぬほど好きだった。でも、愛していなかったのかもしれないと今は思う。いや、愛していた人はひとりいたのかもしれない。でもその人との将来は考えられなかった。
小学校中学年の頃、わたしは親のセックスを見てしまった。驚いたし気持ち悪くてしにそうだった。学校の図書室で体の仕組みの本を読んだ。わたしは小学6年生まで親といっしょに風呂に入っていた。本当は恥ずかしくて入りたくなかったけれど、親にとっていつまでも可愛い子どもでいたくてケロッとした顔で入っていた。いつかは忘れたが母と風呂に入ったときに、ちんちんとここをくっつけると赤ちゃんが生まれるんでしょ?と言ってみた。母は少し固まったが、うんとだけ答えて体を洗っていた。本当はそんなこと母に言うのはしぬほど恥ずかしかったけれど、隠してしまうと大人になってしまう気がして、知ってたんだ大人になってしまったんだと母に思われたくなくて口にしたのを覚えている。
その後も明け方にトイレに父と母が入っているのを何度も発見したりもした。
わたしは幼稚園の頃から親に結婚しないと言ってきた。ママとお父さんとずっといっしょにいたい。そう言うと、両親はとても嬉しそうだったから。両親のセックスやおかしな行為を目の当たりにして、この頃から気持ち悪いから結婚したくないと思うようになった。
それからお付き合いするようになり、結婚が気持ち悪くはなくなったが、やはり他人と生活を共にすることは考えられなかった。これは中学の頃の揉め事のせい。わたしがわるかったのだけどね。完全に人間不信だった。自分のせいで人間不信。笑っちゃうね。
初めて付き合ったひとには、結局1度もスッピンを見せたことがない。ずっとカラーコンタクトをつけていた。ふわふわで可愛らしい女の子らしい女の子を演じた。きっと演じきれていなかっただろうけれど。演じるのも疲れるし、なにより自分じゃない誰かを好きになられている気がして、なにしてるんだと思っていた。自分で自分を苦しめていたばかだね。
人間不信になったわたしはネットの中だけが唯一ありのままでいられる場所になった。わたしはネットで知り合ったひととしかお付き合いしたことがない。(中学の頃1週間だけ付き合ったのを抜かして)でも、ネットで知り合っても結局わたしは好きなひとに嫌われるのが怖くて自分を繕ってしまった。これから恋愛をしてもきっとまたこの繰り返しだと思った。
今の恋人と出会う前、わたしは元彼を少し引きずっていた。そんな中、今の恋人と出会った。これももちろんネット。アプリ。彼からメッセージが来るとすごく嬉しかった。彼のことがもっと知りたいと思った。渋谷で変なひとに話しかけられてこわかったのがきっかけで電話できることになった。変なひとありがとう。この頃家に帰らずにカラオケやネカフェに寝泊まりしていたわたしは彼の家に行かせてもらうことになった。心臓が飛び出しそうだった。駅に着くと彼がいた。めちゃくちゃタイプだった。この日、シロクマちゃんが経血まみれになってしまった。かわいそう。彼はかっこいいのに気配りができて優しくて面白くて、きっとみんなから愛される人なのだろうと初めて会ってもすぐに分かった。わたしには手が届かないと思ったがもう好きになっていた。それから会うたびに彼の本当の姿が見え、どんどん好きになっていった。だが、彼に出会ってからも元彼のことを思い出してしまうことがあり、傷つけてしまった。本当に本当にごめんね。それでも彼はわたしに愛をくれた。彼といるととても暖かくて穏やかな気持ちでいられた。彼とだけちゃんと向き合っていきたいと思った。今まで連絡先というものを消したことがなかったわたしだったが、元彼には好きなひとができたと告げ連絡先を消した。連絡先を消すまで不安にさせてしまっていたようだった。ごめんなさい。わたしは変わろうと思った。今までのようにならないように怖いけれどありのままでいようと思った。彼がいてくれたらそれでいい。

2016 05/01
わたしはいまの彼と正式にお付き合いさせてもらうことになった。結婚願望がなかったわたしだったけれど、いまでは彼との結婚を真剣に考えている。心から一生側にいたいと思う。
わたしはあほで計画性がないので、金欠になり、クリスマス前にキャバクラでバイトをしたことがあった。とても後悔している。わたしはあほで1人で解決しようとするので、彼が心配してくれているというのに連絡を全く入れなかったことがあった。しぬほど後悔している。
わたしがこれからしなくてはいけないことは、彼を不安にさせないことだ。これ以外にもたくさんある。痩せなくてはいけないし、歯のホワイトニングだってしたいし、料理もうまくなりたいし、ユーキャンもちゃんとやらなくてはいけないし、仕事もしっかりとしなくてはいけない。彼とのこれからのことを考えるととても楽しい。重たいけれど、彼がいるからわたしはいま生きているし、行動している。全部彼が中心でわたしはまわっている。彼の呆れてしまうほどの優しさ、わたしにだけ見せてくれる甘えた顔や声、仕事から帰ってきたときのちょっと疲れた顔、毎回可愛くてしにそうになる笑顔、セックスのときの表情や声、全てが愛おしいよ。また涙が出そうだきもいね。わたしは彼でなくてはだめなんだ。こんなこと思う日が来ると思っていなかったけれど、わたしは彼に出会うために生まれてきたとさえ思ってしまう。純愛映画が気持ち悪くて仕方なかったのはそういう恋愛をしてこなかったからなのかもしれないね。くさくて仕方がなかった台詞も今では共感できちゃうときがあるよ。このブログ誰かに見られるのかな。ウケるわね。でも全然恥ずかしくないや。わたしはこんなにも人を愛することができましたというブログです。宇宙一素敵な恋人がいますという自慢です。初っ端からしぬほど長いね。次からはほどよく。

生まれてきてくれてありがとう。生まれてこれて良かった。彼と出会えてわたしは本当に幸せだ。わたしが宇宙一彼のことを愛しているので、彼のことはどうかみんな諦めてわたしの彼への愛にドン引いて。今までもこれからも誰よりも何よりも愛してる。

 

 

もう朝だ。