あ、ぼく明日会社やめます。

起業しようかな?と悩んでいるあなたへ贈る33歳で起業した社長のブログ

起業するタイミングってあるの?そんなモノはあるわけ無い

最近SNSを見ていても、とにかく起業に関する事が多い。

「失敗する社長の○○な特徴!」や、「成功する社長と失敗する社長の大きいな違い!」などといった広告ををよく見かける。

実際、知り合いなどでも「おれ、企業しようか迷ってるんだよねえ。」みたいな相談を受ける事がある。

正直、勝手にやればいいだろうって感じだ。

 

というか、ぼくが意地悪いのではなく、恐らくどの社長に聞いても、「起業したいならすればいいのにねえ」と、ほぼ10割の社長が言うはずだ。

というのが、この「起業しようか迷ってるんだよね」と言うやつは基本的には起業するタイミングをうかがっている事が多い。

大体パターンが決まっていて、その後に言うことが「あなたはどうして起業しようと思ったの?」→「すごい勇気だねえ!憧れるわ!」みたいなコンボが入る。

で、例えば「○○さんも起業しようとしているならやってみればいいじゃないですか!」というと、「いやあ、タイミングがねえ。もう少し準備してみようと思うんだ。」などと言い出す。

 

更にひどいパターンだと、自分のやりたい事にも関わらず、「タイミング的にいつが良いかな?」なんて聞いてくるやつもいる。

そんなの、ぼくに分かるわけねえじゃん…。

というのが、この手の人は自分で勘違いしている事に、気づいていない人が多い。

自分の中では失敗したくないから、慎重派でいると思っているようだが、実はそうではなく社長=金持と勘違いしていることに気づいていないのだ。

失敗した社長=貧乏になってしまうのは嫌だから、慎重派を気取っているのだろう。

確かに、貧乏は嫌かもしれない…。

しかし、相当運が良い人でもない限り、貧乏を経験したことが無い社長は、いないと言っても過言ではない。

いま裕福な社長の大体は、いくら失敗しても「好きな事」であったり、「夢」であったりするから貧乏に耐え、後に成功して金持な社長になっているのだ。

つまり、起業するタイミングを見計らってると言ってるやつは、起業に成功してお金持ちの社長になれるタイミングを見計らっているということになる。

 

そんな事、誰が分かりますか?

そんなに自分だけうまく行くと思いますか?

 

確かに、何の準備も無く起業した方がいいというのは極論だが、ぼくが言いたいのは誰も分からない事に、必要以上に準備する必要は無いんじゃないか?ということ。

また、SNSで起業セミナーの広告などで、「このやり方でこんなに稼げます」などと言って、タイミングを見計らってるやつがカモにされているのを見る事もあります。

はっきり言って「起業セミナー」にお金を使ったらいくらの儲けが出るの?って感じだ。

そのお金をイニシャルに回して、さっさと起業した方がいいですよ!と思う。

どうせ一回は必ず失敗するんだから。

やった事もない未知なるものの準備に、セミナーという形で先行投資するよりも、やってしまって失敗した時に立て直すお金として持っておいた方が良くないですか?と思う。

失敗(貧乏)するリスクが嫌なら、起業しない。

失敗(貧乏)してもいいからやりたいなら、企業する。

これが一番じゃないかな。