バラの開花シーズン到来6 〜 イングリッシュ・ヘリテージ(ER)
最後に咲き出したバラは「イングリッシュ・ヘリテージ(イングリッシュローズ)」でした。
冬に設置しなおしたバラ花壇内のパーゴラ(フェンスタイプ)用のメインのバラとして、先日のパット・オースチンと一緒に購入しました。
3月のうちに花壇に植え付けています。
最初の蕾が開いたのは5/22でした。
荒天のために他のバラと同じように外側が傷んでいます。
淡い桃色に優しさを感じます。
強香種でミルラ+フルーツの香りと聞いておりましたが、実はこのミルラという香りは嗅いだことがありません。
ミルラ香がわからないのは残念なので、ミルラのエッセンシャルオイルを入手できたら比べてみたいと思います。
経験したことのある香りの中で近いのはベビーパウダーでしょうか。
そういえば植え付け時に、イングリッシュローズ2品種は他のバラ苗と違って細い根が少なく、太めの根が伸びていました。
台木が違うのでしょうね。
夕方から激しく雨が降りそうなので、花を切って花瓶に挿したら・・・
翌朝、花瓶の載ったテーブルを少し揺らした直後、花びらがバサッと散りました。
こんなに散るのが速いとは、そして見事な散り方に驚きました。
今日も花壇では枯れ姿は見せまいとするかのように、開花から1〜2日で盛大に花びらをまき散らしています。
儚さがあるバラもいいものですね。
バラの開花シーズン到来5 〜 ベルサイユのばら(HT)
残るバラは2品種。
続いて5/19に開花したのは「ベルサイユのばら(ハイブリッド・ティローズ)」です。
少女漫画ベルサイユのばらの名を冠し、2012年にフランス・メイアン社で作られたバラです。
こちらも強風続きで外側が傷んでしまいました。
昨年4月に新苗から育て始め、最初の春は体力をつけるために摘花したので春の開花は初めてです。
見とれてしまうほどのビロードの様な見事な真紅。
存在感があり、写真映りの良いバラです。
明るめの赤色に見えますが、実際に目で見るともう少し暗めの赤色かなと思います。
香りはほとんどありません。
2年目の春、1年目の秋よりもかなり蕾を多くつけています。
雨にも負けず、花持ちがよいです。花瓶に挿すのにも向いています。
春にベルサイユのばらシリーズとして新たに5品種が発表されました。
中でも白色の「オスカル フランソワ」、近くに合わせて植えたら綺麗だろうな。。。
機会があれば、そして場所や予算も許せば一緒に植えてみたいですね。
百葉箱もどきの観測値と天気
6/6 気温18.3〜22.0℃ 湿度73〜98% 雨
6/7 気温17.3〜18.8℃ 湿度98〜98% 雨
6/8 気温17.7〜22.3℃ 湿度98〜98% 曇り時々雨
6/9 気温18.7〜23.2℃ 湿度98〜98% 雨時々曇り
バラの開花シーズン到来4 〜 パット・オースチン(ER)
続いて開花したバラは「パット・オースチン(イングリッシュローズ)」です。
冬に休眠中の大苗を購入、鉢植えにし、5/15に初めて開花しました。
明るいオレンジ色が華やかな気持ちにさせてくれます。
外側は淡め、花びらが重なりあう内側は濃いめの色で、太陽光が差し込むと美しさが増します。
ティー系の強香種で、紅茶のような良い香りがします。
開花すると花の重みを細めの茎が支えられないためか、うつむき加減になります。
右後方を見ると、蕾が上を向いていて、開いた花は下を向いているのがわかります。
思いつきで余っていたオベリスクを立ててみたら良い感じになりました。
(2番目の写真がオベリスク設置済みです。)
バラの開花シーズン到来3 〜 紫香(HT)
次に開花したバラは「紫香(ハイブリッド・ティーローズ)」でした。
昨年とほぼ同じ5/14に開花しました。
開花シーズンの直前に強風が続いたので、他のバラと同様、蕾の外側に傷みが見られましたが、綺麗に咲いてくれました。
大輪の強香品種です。
淡い紫がかった花色ですが、写真にしてしまうとなかなか再現が難しいようです。
本物はもう少し青みがかって見えました。
青色っぽさを持つという花色に惹かれて購入したバラでしたが、意外にも香りのほうが気に入っています。
レモンのような甘さのないスッキリとした柑橘系の香りを感じます。
百葉箱もどきの観測値と天気
5/30 気温17.7〜31.1℃ 湿度38〜93% 晴れ
5/31 気温19.4〜35.0℃ 湿度31〜94% 晴れ 光化学スモッグ注意報2h
6/1 気温19.7〜37.8℃ 湿度26〜92% 晴れ 光化学スモッグ注意報2h
6/2 気温19.7〜31.5℃ 湿度40〜93% 晴れ
6/3 気温20.1〜30.1℃ 湿度56〜90% 晴れ
6/4 気温19.9〜31.2℃ 湿度48〜94% 曇り時々晴れ
6/5 気温18.8〜22.0℃ 湿度73〜98% 雨 関東梅雨入り
バラの開花シーズン到来2 〜 ビバリー(HT)
次に開花したバラは「ビバリー(ハイブリッド・ティーローズ)」でした。
昨年とほぼ同じ5/13に開花しました。
このバラは樹勢が強く、葉はよく茂り、花もたくさんつきます。
病気にも強く、手間がかからないバラというのが昨年まで育てた感想です。
他に育てている強香バラよりもさらに濃い香りを感じます。
ライチのような爽やかな甘いフルーツの香りを感じるたびに、バラを育ててよかったなと思わせる、素晴らしい香りを持つバラです。
剣弁高芯咲きで形が整っています。
花持ちもよく、花瓶に挿しても長く楽しめます。
開ききると直径12〜14cmぐらいになります。
欠点があまりないバラですが、香りが強いためか虫が多い気がします。
ハナムグリやスリップスが花の中に潜っていたり、コガネムシに蕾を食べられてしまったり。
特にスリップスには困ったものです、対策を考えなければならないようです。
こちらは鉢植えです。
鉢植えは樹勢が抑えられて、小さく育てることが出来ています。
ただ、香りも気持ち控えめなように感じます。
百葉箱もどきの観測値と天気
5/27 気温17.4〜24.2℃ 湿度70〜98% 曇り一時晴れ
5/28 気温18.2〜29.7℃ 湿度54〜98% 晴れ時々曇り
5/29 気温18.3〜30.6℃ 湿度41〜94% 晴れ