駄話日記

おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり

村上春樹の主人公の生活

以前も同じような記事を書いた。

 

村皆見春樹の主人公のような生活について。

 

この間、会社の先輩と「小さな幸せ」について話した。

その先輩は、

朝起きて、コーヒーを淹れて、公園に行って過ごすことに最近幸せを感じるという。

時間があると朝食にハムとチーズのサンドイッチを作って公園で食べるらしい。

 

それ、村上春樹の主人公ですよね。ということで盛り上がった。

 

僕もその先輩も村上春樹が好き。大学生の時にずっと読んでいたこともあり、小説の主人公の生活スタイルが、大人としての理想の時間の過ごし方の原体験となっているようだ。

 

もちろん僕もそういう生活スタイルが好き。

 

昨今コロナの影響で外出自粛で室内で過ごすことが増えた。

今まで日本は外の消費に傾倒しすぎて、手近な幸せを見失っていたのではないかなと思う。意外と近くにあるもので幸せを感じることもできる。もちろん、「消費は経済を動かす」と心から思っているが、お金を使うだけが生活ではない。

 

こんな時だからこそ、新しいストレスの発散を見つけないといけない。

人それぞれだと思うけれど、僕は淡々と物事を進める掃除や洗濯なんかはすごくいいと思う。政治とか、経済とか汚いもの、汚れていくもの、腐敗しきったものが多い昨今で、目で見て奇麗になっていくのがわかる。それだけでも、だいぶ生活はよくなる。

 

面白かったのが、先輩も僕も最近アイロンがけが大好きということ。

これはもう村上春樹だね。

在宅勤務と育児

会社に行けないので、積読していた『Japan Times』を読んでいたら、こんな記事を見つけた。

 

「Wood loses paternity leave lawsuit」

 

三菱モルガンスタンレーの元幹部グレン・ウッドさんのパタハラ訴えが棄却されたとのこと。育児休暇中取得を理由に業務から外されたことへの裁判の判決だ。

 

日本は、男性の育休取得率が非常に引くい。

厚生労働省発表の『平成30年度雇用均等基本調査』では男性の育休取得率は約6%。

昨年から上昇とあるが、1%としか上昇していない。このままの年率でいくといつになったら男性の育休が一般化されのか…

 

  • 育休取得が後ろめたい
  • 復職後のポジションがないのではない
  • 育児は女性がするものという化石思考
  • 生活費が心配 etc

 

このように、男性が育児を取得する上で懸念される(勝手に懸念しているだけかもしれないかもしれないけれど)ことが多々ある。

 

お母さん一人で育児をするより、協力して行うほうが身体的精神的にも楽だろうし、それをきっかけにお父さんとしての経験値が高まるはずだ。育児の経験は復職後の企業文化改善にも大きくつながるとも思っている。

 

今、働き方改革が叫ばれているけど、変化を促さないのに改革なんて起きるはずがない。

 

さて、今回のコロナの件は、男性の育児を促進するいい機会になるのではないだろうか。

在宅勤務が増えるということは、お父さん、お母さんは必然と育児をしながら仕事をすることが増えるだろう。今まで、会社に「許可」を取らないと育休が取得できなかったところが、在宅勤務で半強制的に「育児」+「仕事」をせざるを得ない環境になった。

 

この強制的「男性の育児+在宅勤務スタイル」は最近のネガティブな社会の中で歓迎するべきことかもしれない。今の働き方で問題なく仕事が回るのであれば、コロナ収束後に、男性の育児が促される可能性は高まるのではないだろうか。

 

どうしても、テレワークや在宅勤務となると「通勤時間が減る」「会議時間が短い」ことに焦点が当たることが多いけれど、家にいることの最大のメリットは「育児の協力」が促されることなんじゃないかと思っている。

 

 

山と道 メリノフーディ洗濯

なぜかこの弱小ブログで高いアクセス数を誇るのが、無印のメリノウールTシャツと、山と道のメリノフーディの記事だ。

 

www.white-kutshita.com

www.white-kutshita.com

 

 

メリノウールに特化したブログでも書いてみたいけれど、そこまで商品を持っているわけでもないし、山と道の商品もそんなにたくさん持っているわけではないので、専門ブログになれないのは悲しいところ…

 

で、タイトルのメリノフーディだが、先のカナダでの留学で大活躍だった。僕は、二着(グレーは初期、黒は指ぬきがついてるもの)を持っているのだけれど、ほぼ毎日どちらかを着用していた。理由は2つ。

 

温かい

臭くならない

 

だ。トロントも夏になれば暑いのだけれど、クーラーが苦手な僕は常に長袖。そんなわけで毎日着用することになるのだけれど、メリノウールは天然の防臭効果もあるので、洗わなくても臭くならないのは重宝した。

 

ただ、さすがに半年間洗濯をしなかったら、さすがに汚れるし、フードに変なにおいが付くので帰国後洗濯することに決めていた。ちなみにカナダでは中性洗剤が見つからなかったので洗濯しなかった。

 

早速洗濯。

f:id:white-kutsushita:20191005121606j:image

用意する物は

中性洗剤(エマール)

バケツ

ぬるま湯(水でもいい)

 

僕はGORE-TEXも自分で洗うので、中性洗剤のパッケージには用途を書いている。

f:id:white-kutsushita:20191005121534j:image

 

まずはちょっと濃いめの洗剤液を作る。中性洗剤を溶かすのは水でもいいのだけれど、お湯の方が汚れは落ちる。ただ、熱すぎると縮み幅が大きくなるのでそこだけ注意だ。

 

洗剤液にフーディを浸す。あっという間に真っ黒になる。

きたねぇ、マジできたねぇ…ドン引きである。液につけて10分くらい放置。

 

次に、少し薄めの洗剤液を作って再度浸す。今度は押し洗い。

袖口などは軽くもんで汚れを落とす。だいぶ汚水が出なくなったので、すすぎと脱水へ。

 

すすぎと脱水は面倒だったので洗濯機。ただ、少しは気を遣い、「おしゃれ着洗いで」。

 

干すときはハンガーは使わない。身幅、裄、袖などを引っ張って平干しをして完了。さすがメリノウールだけあってすぐに乾く。

 

せっかくなので縮み幅を測ってみる。

身幅54→50

着丈71→68

確かに縮むけれど、実際に着てみたらたいして気にならない。もう少し引っ張って干せばここまで縮まな方可能性もある。

 

そんなわけで、エマールのいい匂いになったメリノフーディで秋を迎えます。

 

ではでは。

 

 

 

 

MOS受けます。(モスバーガーではない)

帰国をして早くも2週間が経とうとしている。

そんな僕は就活をしながら、MOSの対策をしている。

 

 

早速就活を始めているのだけれど、残念ながらなかなか厳しいというのが正直なところ。あまりネガティブに考えてもしょうがないので、前向きにどんどんエントリしていくしかない。

 

「お金はすべてではないけれど、あって困るものではない」

僕は今これを身に染みている。

 

話は変わるが、就活をしながら、気になることが出てきた。

エージェントとカウンセリングを行っているときにPCスキルの話になった時だ。

 

エージェント「どのくらいのPCスキルお持ちですか?」

僕「どれくらいって、どれくらいですか?」

 

馬鹿な押し問答かもしれないけれど、PCスキルの高い低いってのは分かりにくい。求人とかを見ていても、Excelパワポが使えることだったり、平均的なPCスキルとか基準があいまいだ。

 

そもそもPCスキルも業務内容によって全く違う。僕はExcelは使えるけれど、Adobe類は全くだ。一方、父はWordすらろくに使えないけれど、Adobe類はかなり使いこなす。

 

結局、職務経歴書には、僕の使える機能(vlookとかピポッドどか)を書くことにした。

ただ、それがどれくらいのレベルなのかは結局わからない。TOEICみたいにスコアでクリアになるといいなと思った。

 

で、10月末にMOSを受けてみようと思った次第。

 

あってもなくてもいいような資格かもしれないが、「能力をわかりやすく説明

 

 

するため」に資格を受けている僕にとってMOSはパソコンスキルをわかりやすく説明するのに持って来いだと思った。

 

そんなわけでAmazonでテキストを早速注文。

在職中は毎日阿保みたいにExcelを使用していたけれど、この一年はブランクがある。なので、再度少しづつExcelになれるという意味でも勉強をしていこう。

 

貧乏な僕にはWord、Excelパワポすべてを受験する余裕はないのでとりあえずExcelを。

 

10月の一つの目標ができた。

 

ではでは。

 

 

言語障壁

を感じた次第。

 

今ブラジル人が二人住んでいる。彼らは共有の食卓でポルトガル語で会話を永遠と続ける。

 

もちろん何て言っているかはわからない。ポルトガル語を一切知らないんだから当たり前。僕は自然と口数はなくなる。

 

女性ブラジル人が、それをみて

「体調悪いの?」

こいつ頭がマジで悪いんじゃないかと思った。

 

「ごめん。ポルトガル語が一切わからないから話さなかった。もし話せるなら英語だと助かる」と僕。

 

彼女が続けざまに放ったのが

「プライベートな話題だからポルトガル語で話した。ポルトガル語わからないから理解できないのはしょうがないよ。」

 

いや、それおかしくねぇか?

もちろんポルトガル語の知識はない。でも僕はポルトガル語を学びにカナダに来ているわけではない。

 

言語がわからない人がいるから、聞かれたくないから、理解されたくないから、安心して母国語で話すって…気遣いというものが一切ない。そんなに母国語で秘密なコミュニケーションとりたいんだったら自室でやれ。

 

機嫌が悪くなった僕にやたらと声をかけてきたけど、返事をする気にもならない。「日本人は空気を読みすぎる」とネガティブなイメージで言われるけれど、その個性は社会性を保つ上では必須なキャラクターな気がしてきた。

 

小学生の時に読んだ『ルドルフとイッパイアッテナ』に同じようなシーンがあった。

ルドルフは猫にもかかわらずイッパアッテナから文字を教わり読めるようになる。ある日友達のブッチー(名前不明瞭)が文字を教えて欲しいと言ったところ、ルドルフは読めないことをいいことに文字でブッチーをバカにする。

 

またある動画では、アメリカの少年少女が日本語の勉強をしていた。流暢になったら「秘密の会話」や「悪態を理解されずに言える」と話していた。

その考え方は本当に残念でしかない。そんな事が目的なら、日本語習うなんてこちらから願い下げだ。

 

別に今回はバカにされたわけでもないし、虐められたわけでもない。ただ、共通理解のない言語を使うという事はそのような危険性と疎外感を生むと思った。

例えば、日本語がわからないからと言って、外国人の前で日本語で悪口を言う。それは本当に下劣。

 

話が極端になったが、「わからないからいいや」と思って気軽に言葉を使うと痛い目にある事もある。ましてわからないから、言語で非難するなんて行為はもってのほかだと思う。

 

ニューヨークへ言った際に、しつこい物売りを無視していたらやたらと悪口を言われた。以前だったらなんか怒ってんな、だけで終わっただろうが、残念なことに、全て何て言ったかわかる。それだけでニューヨークの印象はマイナスからスタート。もちろん逆もしかり。

 

言語は便利。コミュニケーションの一番の武器に違いはない。英語を勉強するようになってき、外国の人と話すようになって本当に便利だ。

 

一方で対外国人に使う際には傷つける事もある。特に、第三者がその場にいるときは共通の言語でコミュニケーションをとる事がマナーだと思う。この事は自責の念も含めて覚えておきたい。

 

「語学学校は意味がない」

かれこれ語学学校に通って半年間経ちます。残りの時間もあとわずかです。夕暮れまじかです。

f:id:white-kutsushita:20190908001810j:image

 

僕は学校が好きです。大人になって自分のお金で通っているので元を取らないと、と思っているので尚更です。

 

ただ残念ながら「語学学校は意味がない」「授業がつまらない」という人は少なからずいます。しかも残念ながら日本人に多く、そのほとんどは中級レベル以下の生徒に多いような気がします。

 

なぜ彼ら、彼女らがそんな事を思うのか考えてみました。

 

問題① 目的がわからなくなる

皆、最初の一二ヶ月はモチベーションが保てます。しかし、それなりに授業についていけるようになったり、英語へのストレスがなくなってくると、「最終的にどのレベルになりたいのか」が不明瞭になる事も有ります。多くの日本人留学生(特に大学生)は、経験や就活のためといった理由で留学している事が多いです。明確なようで不明瞭なゴールに向かっているため、目的意識が薄くなるのだと思います。

(就活がゴールではありませんし、経験は積んだだけでは意味はありません。でも、僕も学生の頃はそんな事考える事すらなかったですけど。笑)

 

一方で中南米から留学している学生の多くは「移住」を目的としている事が多いです。彼らの留学には人生が掛かっている事が多いので、「学校意味がない=帰国」ということになります。彼らはより良い生活を求めて留学をしている事が多く、多くの学生はcollegeを目指しています。そに一瞬崖っぷち状況が違いの一つでしょう。彼らは休むことはあっても、学校に来なくなることはあまりありません。

 

問題② 中途半端に満足

クラスが上位になる、ビジネスなどの特別なプログラムを取ると自然と「学校つまらない」「意味がない」と思う生徒数は少なくなります。特別なプログラムはそもそも英語以外の動機(ビジネスを学ぶ、翻訳テクニックを学ぶ)が必要ですし、上位のESLクラスは濃度が高くなります。

 

一方中級レベルまでは、ストレスをなくすことが一番の目的になっている気がします。僕は初めは中級でした。英文は書けないし、会話もできない。リスニングはさっぱり。最初の1ヶ月は英語環境への慣れが必要だったので僕にとって中級レベルは適正でした。中級レベルが修了する頃にはESL生徒同士の会話では問題がなくなりました。

 

しかし、日常ではネイティブと会話をする機会の方が圧倒的に多いです。それは、ある程度訓練をしない事には慣れません。確かにワーキングホリデー等で働きながら日常的に英語を「使う」事はできるでしょう。カフェで働いている人を見ていても同じフレーズしか使わないので幅は広がってないように思います。

 

よりネイティブなアカデミックな内容は上位クラスからです。僕は幸運にも最上位レベルのクラスで勉強をする機会を得ました。そこでは、喜怒哀楽を表す英語のピッチやストレスを学んだり、アカデミックな内容のエッセイを書いたり、20分のプレゼンテーションをしたりとより負荷をかけてきます。

 

そこを修了した身から言わせてもらえば、中級レベルで「学校に意味がない」というのはおこがましいように思います。もちろんESL課程を修了したかといってネイティブレベルでは話せません、文法だって間違えますし、知らない単語に出会うなんてしょっちゅうです。IELTSの対策をしていると自分の英語力に成長を感じられない事すらあります。中途半端に満足する事なく可能な限りトライする事が成長する鍵だと思います。

 

まとめ

もし「語学学校に意味がない」と思う事があったら初心に帰ってみましょう。そもそもの目的はなんだったのか、この学校にはなんできたのか。もし振り返った際に自分のゴールと学校がずれているのであれば、新しい学校を探した方がいいでしょう。ワーホリでカフェで働く事が目的だったのであれば、バリスタの専門に行った方が仕事は見つかりやすいです。

また、自分が「学校を使い切っているか」も大切なポイントです。施設だけではなく先生、授業全てです。幸いにも先生たちが親切な学校なので、エッセイの添削やインタビューのアドバイス、雑談など色々と時間を割いてくれます。使い切った結果「つまらない」のであれば仕方ありませんが、そうでないなら今一度使い倒してみた方がいいと思います。

 

僕の学校生活も残り1週間です。最後の1週間は悪あがきをとにかくしていこうと思います。これから先英語にだけ専念できる半年間はないでしょう。今までの半年間の反省はそこそこに頑張って行こうと思います。

 

ではでは。

Montreal & NewYork Trip3 ニューヨークへ

3日目のモントリオールは午前中雨でした。

f:id:white-kutsushita:20190824012620j:image

白飛びがすごい…

 

チェックアウトを済ませて遠距離バスのターミナルへ向かいます。夜の11時に出発ですが、チケットを発券し、コインロッカーに荷物を預けます。

 

聖ジョセフ礼拝堂へ行きます。ヨーロッパよろしく教会巡りです。今まで見た教会の中でもちょっと異質な雰囲気でした。

f:id:white-kutsushita:20190824012553j:image
f:id:white-kutsushita:20190824012538j:image

近代的で圧迫感のある教会だったというのが正直な感想です。

 

その後ランチへ。初日に近場で見つけたダイナーに行きます。モントリオールは7割フランス語なのでフレンチも美味しいです。ここのほうれん草のキッシュは絶品です。

f:id:white-kutsushita:20190824012720j:image
f:id:white-kutsushita:20190824012731j:image

 

夜はバスターミナル近くのメキシカンへ。エンチダーラが絶品でした。オリジナルのビールがとても美味しかったです。

f:id:white-kutsushita:20190824012803j:image
f:id:white-kutsushita:20190824012758j:image

 

夜11時バスでニューヨークへ向かいます。