また、はじめてもいいでしょうか。

メンタルがとうふのようだ

新卒入社で離職を考えている方へ。

はじめまして。とうふです。

 

4月に地元を離れ新卒入社したある会社を2ヶ月で辞め、今は再就職先を探しています。

 

辞めた、というより、辞めざるを得なかった、ということにしたいです。

周りに報告すると、「2ヶ月で辞めるなんて根性なし」「継続する力のないこども」だと、面と向かって言葉で言われなくても表情や態度で伝わりました。

最低3年は続けるべきだと言われている世間でそう思われるのは仕方ありません。

 

離職に至ることになった大きな理由は、

上司のモラルハラスメントです。

 

私は、4月に地元から離れて、新しい環境に身を置きました。

初めての一人暮らし。仕事への期待と不安。家族や友人と離れる寂しさ。

いろんな想いを抱えながら、入社しました。

 

ブラザーシスター制度を導入しており、新入社員であるとうふにトップである上司が3か月ワンツーマンで仕事を指導することになっていました。

初日を迎え、先輩やパートさん数人の前で、挨拶が終わり、ブラザーであるその上司と二人での業務が始まりました。

しかし、二人きりになった途端、

 

「とうふさんみたいな人、嫌いだから。」

 

と唐突に言われ、私は意味が分かりませんでした。

「冗談通じない、話せば回りくどいし、俺が一番苦手なタイプだよ。

これから合わせていくように、努力してください。」

 

と真顔で言われ、「はい」としか返せませんでした。

 

冗談が通じにくいのは自覚している。会話も簡略的じゃなくて回りくどいかもしれない。嫌いってどういう意味?

 

正直、初日で「あなたのことが嫌い」と言われて嫌悪感しかありませんでした。

私はただ、自分の仕事に関する評価、フィードバックが欲しかっただけです。

 

次の日からも、仕事の手順や方法を覚え、実践を繰り返しました。

ミスをするたびに、仕事に関してではなく、自分の性格に関して叱責を受けました。

 

「本当に大学出たの?小学生でも分かることじゃない?」

「近づくな、可愛くないから」

「○○さん(他の社員)に注意できるか?できてもいないのに言えないよな」

「アルバイトやパート以下の仕事しかできないな、給与泥棒なんじゃないか」

「私はお母さんじゃないから(笑)自分で考えて行動できますかー?」

 

二人きりになると、必ず、真顔に戻り真正面から言葉をかけてきました。

 

私は仕事覚えが悪く、効率的に行動するのが苦手で、至らない点もありました。

しかし、仕事の評価ではなく、私の容姿や学歴を否定するのはただただ、ショックでした。分かっていても、上司に反論すること、逆らうことはできず、誰にも相談することができませんでした。

 

約1か月半後のある日、

 

私に人差し指を差して

「ゴミ」

と笑いながら言い放ちました。

 

もう、限界でした。

その時は笑いながら誤魔化しましたが、社宅に帰り一人になると、放心状態で何もする気が起きず、この先どうしたらいいか分からずに自分で自問自答を繰り返しました。

 

その日から、大きめの袋に入ったチョコレート菓子を3袋、フライドポテトのLサイズを2個、冷凍ハンバーグを2個、コーンフレークを1袋、一食だけでこれだけの量を食べてしまい、食後は罪悪感がのしかかり、次の日はゼリー1つで過ごす、という今考えてみれば拒食と過食を繰り返していました。

また、眠れなくなり、体力が消耗されていく日々が続きました。

 

病院へ行きたい。

そう思い、社宅近くで病院を調べ、自分の胸のうちを話しました。

 

うつ状態でしょう。1か月は休養が必要です。」

 

うつの診断を下され、内心安堵してしまった自分がいました。

やった。あの会社を辞められる。上司に会わなくてすむ。と。

 

しかし、入社2ヶ月で辞めてしまうことの

情けなさ

自分の弱さ

悔しくて悔しくて仕方ありませんでした。

 

実家の家族や友人にどんな顔をして会えばいいのか。

 

また、2ヶ月で辞めることのリスクを考えたときに、

将来には不安しかありませんでした。

中途採用は、社会人経験やスキルを評価されるので、

新卒採用とは全く異なります。

 

それでも、自分の心とからだを守るため、

離職を決め、

6月には地元へ戻ってきました。

 

約2ヶ月休養を取り、8月から就職活動を開始しました。

再就職を希望する企業からは、離職理由や前職で学んだことを細かく聞かれます。

早期退職した私は、苦戦しています。でも、諦めずに正社員として再就職を目指しています。

 

もし、仕事や人間関係で離職を考えている新卒入社の方がいるのなら、この記事を読んで、「最低3年は頑張ろう」と思っても、自分の心とからだは大切にしてください。異変を感じたら、休んでください。逃げてください。

早期離職からの転職は簡単ではありませんが、新しい場所を選ぶチャンスは残されています。

 

以上です。

 

明日からは、くだけた内容で書こう。

今後は息抜きとしてはてなブログを使うつもりです(^u^)

 

 

とうふ