8Bitdo Zero2をMacBook Proの左手デバイスとして使う
- 概要
- 8Bitdo Zero 2を買って充電する
- 8Bitdo Zero 2をMacにキーボードモードで接続する
- 「Karabiner-Elements」をインストール・セットアップする
- 「Karabiner-Elements」でキーをマッピングする
- 使用感とか
- 参考記事
概要
8Bitdo Zero 2をMacBook Proの左手デバイスとして使うためにやったことをまとめる。
- 8Bitdo Zero 2を買って充電する
- 8Bitdo Zero 2をMacにキーボードモードで接続する
- 「Karabiner-Elements」をインストール・セットアップする
- 「Karabiner-Elements」でキーをマッピングする
8Bitdo Zero 2を買って充電する
ピンクを買いました。かわいい。想像していたのよりふた周りくらい小さい。短辺の長さはPixel Watchの直径より小さい。
まずは充電する。
8Bitdo Zero 2をMacにキーボードモードで接続する
今回は日本語マニュアル付きの製品を買ったので先にそちらを読んでいたが、ペアリング方法を記載した日本語マニュアルはメーカー公式サイトのサポートページにもある。
- R + Start 同時押し
- Select 3秒長押し
- システム環境設定/Bluetooth で「8BitDo Zero 2 gamepad」を選択する
このとき、キーボード設定アシスタントが起動するが終了を押して無視していい。
このタイミングかはわからないが、私の環境では諸々のセットアップ終了後、キーボード配列が英字配列に変わっていた。その場合は、システム環境設定で、キーボード/キーボードの種類を変更を開き、キーボード設定アシスタントを実行して日本語配列を選べば戻る。
一度接続すると Start を1回押せば接続が復帰する。また、15分操作しないと自動的にスリープモードになる。
「Karabiner-Elements」をインストール・セットアップする
キーボードモードで接続した初期状態では、各ボタンに単純に文字キーが振られている。初期のマッピングは下図。(Lが含まれていてわかりづらいので意図的に大文字にしています)
今回は「Karabiner-Elements」を使ってマッピングを変更する。
インストールしてアプリケーションを起動すると「karabiner_grabber」「karabiner_observer」に入力監視を許可するよう要求される。
システム環境設定で、セキュリティとプライバシー/プライバシー/入力監視を開いて許可する。
「Karabiner-Elements」でキーをマッピングする
Simple Modifications/8BitDo Zero 2 gamepadを選択して各キーを設定する。下のスクショではL-Rボタンが体の中心側にくるように縦持ちして、各ボタンを次のように設定している。
- 十字キー:上下左右矢印
- L:Command(左)
- R:Shift(左)
- Select:s
- Start:z
- X:x 仮置き
- Y:Option(左)
- A:Return
- B:b 仮置き
使用感とか
- 上で「想像していたのよりふた周りくらい小さい」と書いたが、私は女性の中でも手が小さい方なので握りやすくてちょうどよかった。手の大きい人はSelectとStartの押し分けが大変かもしれない
- 安価かつ小さいので仕方ないことだが、最初はあんまり押してる感がないかも
- Command + S や Command+ Z し放題なのが楽しい
- 上のキーマッピングの図は写真をAdobe Expressに取り込んで文字を配置して作成した。十字キーで位置を調整できてめちゃくちゃ気持ちよかった
- X(B)にはR(H)を振ってInDesignでルビ(縦中横)を設定するときにマウスから手を離さなくてよくなるといいなと思っている
- マウスから手を離すとトラックパッドで全部操作し始めてしまい腱鞘炎になるので……(愚か……
- 切実に透明なテプラが欲しい。そのへんにあったシールの端っこにボールペンでキーを手書きして貼っていてとてもみっともない
参考記事
2020年〜2022年1Qに職場でやっていたこと
Drivemode, Inc.で働き始めて4年経った。2019年3Qまではこのブログで職場での取り組みを書いていましたが、それ以降の出来事や自分がやったことについて書く。
※このブログの1Q=1〜3月
- AndroidアプリQAテスターのおしごと(2018年)
- AndroidアプリQAテスターが職場でやってよかった取り組み(2019年1Q)
- AndroidアプリQAテスターが職場でやってよかった取り組み(2019年2Q)
- AndroidアプリQAテスターが職場でやってよかった取り組み(2019年3Q)
2019年4Q以降の主な出来事について
- 2019年4QにDrivemodeがExitしHONDAグループ傘下となった
- 2020年1Qから感染症の蔓延によりメンバーのほとんどがリモート勤務となっている
- 2020年4Qに東新宿から恵比寿へオフィスが移転・拡大した
- 2021年2Qからフルタイム勤務になった
新しいメンバーへの情報共有
Exit以降、開発・非開発、社内・社外(グループ内)問わず一緒に仕事をするメンバーが続々と増えた中で、それまでちまちま書いていたドキュメントが役立った。開発者ではないので開発に関する知識というよりも、以下のようなTipsやメモが重宝されていたように思う。
- 機材やアカウントのリスト
- 普段あまり使わない機能を使うためのTips
- 機材管理体制の変遷メモ
最近はNotionの体制が整ってきて、元々使っていたGoogle DocsやSpreadsheetsと絡めて使われている。
Tipsやメモは単純に私が「私しか知らない」情報を減らしたくて書いていたものだが、新しい開発メンバーに「社内の開発ツールに詳しい人」として紹介されたり、同僚のブックマークバーにこのブログやMediumで書いていたエントリが登録されていることにたまたま気づいたりして「アウトプットしておいてよかったなぁ」と思った。
キャリアのある人と一緒に働く
2年前くらいに現QA Managerが入社してくれた。大規模なテスト設計やそれに伴うスケジュール見積もり、レビューに部署間交渉とパワフルに活動している姿から学ぶことは多く、何より「自分がちゃんとやれているかどうか」を近いポジションから評価しアドバイスをもらえたことは本当にありがたかった。
QAは品質保証対象となるプロダクトありきなので、独学で経験値を稼ぐことが開発以上に難しいと感じる。経験を積むなら何らかのプロダクトに携わる方がいいし、プロジェクト規模が大きければその分学びも多くなる。今回はプロジェクト規模が一気に大きくなった中でキャリアのある人と一緒に働けたのは本当によかった。
テストデバイス管理体制作り
テストデバイス管理については入社してずっとメンバーを巻き込みつつ試行錯誤してきたが、感染症蔓延による全社リモートワーク状態での開発メンバーの増加や、それに伴うデバイスやSIMカードの増加によって重要度が増した。 IT Administratorが入社し、DriveStrikeを使った管理を提案してくれたのは本当によかった。
これまでと今後
冲方丁の『マルドゥック・スクランブル』では「(自身の)有用性を示す」という表現がよく出てくるが、Drivemodeに入ってからずっとその言葉が頭のすみっこにあったように思う。開発からQAに転向したメンバーとしての有用性、E2Eテストをある程度自動化できるようになった時代の手動QAチームとしての有用性、チームの一員としての有用性。
開発者として働いた経験があるからできた動きが色々あって、それらについてQA Managerから「開発者のやりやすさを重視しますよね」とポジティブな評価をもらったことで改めて「開発からQAへの転向もいいな!」と感じたし、社内で新しいプロジェクトが立ったときも組織図にQAが含まれるようになった。来月からの挑戦についてもポジティブな反応をもらって、「有用性を示す」ということについてはある程度の成果があったと感じている。
今日がDrivemodeでの最終出社日で、来月からは別の外資系企業でQAエンジニアとして働くことになっている。
去年くらいから今後どうなりたいかを1on1などで訊かれることが増えた。テスト自動化にはもちろん興味があるし、言語だけでなく通信事情やマーケットシェアを含めたローカライズも面白いと思っている。今回は縁あってローカライズの方に進むことになる。
Drivemodeに入る前はしばらく無職をやっていて、週4・時短勤務のアルバイトでも休日何もできないくらい疲れていたが、リモートワークのハードルが下がったことで去年からは週5・フルタイムの正社員として働いていた。この4年間、Drivemodeのメンバーには社会復帰を見守ってもらったようなものだ。お洒落な新オフィスにあまり行けなかったことが惜しい。
DrivemodeのQAチームは金曜日の夕方に週次ミーティングをやっていたが、リモートワークが続く中で「良い週末を」で〆るのが慣例となった。
というわけで、それでは、良いドライブを。
FYI
Drivemodeでは現在多くのポジションで人材を募集しています。(Manual QA Test Engineerもあるよ!)
新しいWindows PCを使い始めるときにやることの個人的まとめ
これは何か
新しくWindows PCを使い始めるときにやること
インストールするアプリケーション他
必須
- Google Chrome
- Slack
- Discord
- Visual Studio Code
- Adobe CC
- Windows Terminal
どうせそのうち必要になる
- Node.js
- Android Studio
- Git
セットアップ項目
ユーザーディレクトリ名の変更
Microsoftアカウントでログインするとユーザー名を雑に決められてしまう。よく見る対処法は↓のような感じだったので後者をやった。
もちろんユーザーディレクトリ名を気にしない限りはどうでもいい
- 新しいアカウントを作る
- 管理者権限を持っているアカウントを作ってレジストリをいじる
随時追記
-
プライベートでいろいろする余裕ができそうだったのに個人開発他で使ってたMac miniが逝った
↩長いこと使ってなかったMac mini、HDMIポートがあかんかもしれん pic.twitter.com/280KFGOluF
— びよーん (@wifeofvillon) 2021年5月28日 - プライベート使用なのでアプリケーションの優先順位がMacの記事と違う↩
Trelloの特定カラムのカードタイトルとURLを取得するコード
これは何か
現在ブラウザ上で開いているTrelloボードの、特定カラム上にあるカードのタイトルとURLを取得するJavaScriptコード。Consoleで使う。
パフォーマンスとか難しいことをできるだけ考えない。
以前似たようなことをしたときのコード↓
コード(Gist)
余談
Android端末×カスタムキャスト×Mac×Google Hangoutsでバーチャル受肉ミーティングする
これは何か
現在の職場のミーティングは9割がGoogle Hangoutsで残りがZoomって感じなんだけど、家のMac miniにはカメラがついていないので3Dの美少女に口パクしてもらいたいなと思って試した。
結論から言うと、以下のことが確認できた/できていない。
- MacにAndroidの画面をミラーリングしてHangoutsで共有することはできた
- 自分がミラーリング画面を共有している間、相手も自分のPC画面・アプリケーションウィンドウを共有することはできた
- ミラーリング画面をGoogle Chromeにカメラとして認識させるには別のツール・プラグインを噛ませる必要があり確認できていない
- 3人以上のHangouts通話になったときどう見えるのかは確認できていない
- Android端末がかなりぽっかぽっかになる。通知が来たらそのまま相手に見えてしまう
- これは何か
- カスタムキャストで自分が使いたい3Dモデルを用意する
- ApowerMirrorのインストールと設定
- Google Hangoutsでプレゼンテーションする
- 余談) 画面をいい感じに切り取ってカメラとして扱いたい(未実現)
- Android端末をそのままミラーリングするときの注意
カスタムキャストで自分が使いたい3Dモデルを用意する
まずかぶりたい美少女・美少年を用意する。Androidアプリのカスタムキャストはゲストモードでも(実際に配信しなくても)自分の声に合わせて口パクしてくれる。
キャラクターを作成したら[配信]>[キャラクター選択]>[背景選択]>[リップシンク設定]>[フリック設定]……で3Dキャラ+背景の状態にできる。
ApowerMirrorのインストールと設定
MacとAndroid端末にそれぞれApowerMirrorのアプリをインストールする。
Android端末をUSBでMacに接続してそれぞれでApowerMirrorを起動する。
Google Hangoutsでプレゼンテーションする
Google Hangoutsには画面共有機能があるので「画面を共有」とか「Presentation」みたいなメニューからApowerMirrorのウィンドウを選ぶ。
自分が資料を共有したいときは共有するウィンドウを切り替える。他の人が資料を共有しているときはそのプレゼンテーションにピンを打てばいいと思う(未確認)。
1対1の場合はこれで良さそう。3人に増えた状態を確認したかったけどできてない。
余談) 画面をいい感じに切り取ってカメラとして扱いたい(未実現)
ミラーリング画面をいい感じに切り取るにはOBS Studioを使うのが主流っぽい気がした。
これをGoogle Hangoutsのカメラとして認識させられれば最高なんだけどできてない。
OBS VirtualCamというプラグインでできそうなんだけどOBSのフォーラムにあるのはWindows版だけっぽい。
Android端末をそのままミラーリングするときの注意
ApowerMirrorはAndroid端末の画面をそのままミラーリングしている(PC上で操作もできる)。そのため通知がくると普通に表示されてしまう。事故を絶対に避けたいなら通知領域が見えないように切り取ったりした方がいいと思う。
あとUSB接続の場合は↓こういうケーブルを繋いだまま立てておけるスタンドがあると便利そう。
Google翻訳に色んな言語でHelloって言ってもらう
これは何か
VUIに対応しているアプリケーションで、自分が発音できない言語で動作確認をするとき、方法はいろいろあるんだけどGoogle翻訳は間違いなく便利。
スクショで言うと右ペインのスピーカーアイコンをクリックすると「こんにちは」って読み上げてくれる。
このページはGETパラメータを直で入力すればそれに応じた文言・言語で表示してくれる。「フランス語とドイツ語とマンダリンとヒンディー語でそれぞれ"Hello"に相当する言葉を発音して欲しい」みたいなシチュエーションに陥ったときに便利だったのでメモする。
Google翻訳のGETパラメータ
上のスクショは下のURLで再現できる。
https://translate.google.com/?hl=ja#view=home&op=translate&sl=en&tl=ja&text=Hello
key | value | sample |
---|---|---|
sl | 翻訳元の言語 | en |
tl | 翻訳する言語 | ja |
text | 翻訳する文字列 | Hello |
ブラウザで一言二言発音が聞きたいみたいな用途ならこれで十分だと思う。
別のやり方
新しいMacを使い始める・古いMacを返却するときにやることの個人的まとめ
これは何か
このエントリは次の項目の個人的なまとめ
新しい端末を使い始めるときは最低限のデータしか引き継ぎたくないマンなので白紙から始める前提
変更履歴
- 2020/01/06: 作成
- 2020/09/03: 追記
新しいMacを使い始めるときにやること
インストールするアプリケーション
必須
- Google Chrome
- Slack
- Xcode
- Android Studio
- Virtual Studio Code // 2020/09/03 update
あった方が便利
- Node.js // 2020/09/03 add
どうせそのうち必要になる
- Microsoft Teams // 2020/09/03 add
- Zeplin
- Adobe CC
セットアップ項目
トラックパッド
- システム環境設定 > トラックパッド > タップでクリック
Git/GitHub
$ cd ~ $ mkdir GitHub $ cd GitHub $ git version # agree to the Xcode license $ sudo xcodebuild -license [Password: agree $ git version # Settings $ git config --list $ git config --global user.name "${ユーザー名}" $ git config --global user.email "${メールアドレス}" # create `.netrc` $ vim ~/.netrc
.netrc
の内容
machine github.com login ${ユーザー名} password ${personal_access_token} protocol https
参考
古いMacを返すときにやること
余談
Touch Barの指紋認証便利だけどESCをッターン!できないのが悲しい