ポルトガルニュース~雇用とインスタ映えとイノシシと~
おひさしぶりです、Luzです。いろいろあってブログすっかり忘れてました←
パスワードもね☆
あんまりにもポルトガル時事ネタがないので、面白いニュースくらいはこのブログで紹介しようかなと。ポルトガル好きを増やすためにも!
なぞの義務感
と、いうわけで。今回はポルトガルの「仕事ってあるの?まだPIIGS※で仲良くやってるの?」以降認知されて無さそうな(個人的意見)、ポルトガルニュースをお届けするわよ!ついてらっしゃい!!
※PIIGS(P:ポルトガル I:アイルランド I:イタリア G:ギリシャ S:スペイン)。2007年-2010年に「豚(ピッグ)」というあだ名をつけられた、ヨーロッパ経済の愛すべき問題児たち。
* 「こんなに仕事があるなんて、一体いつ振り?!」
30/05/2023
2011年以降、最高レベルに達した雇用率。…の一方、若干失業率も上昇中。
https://www.theportugalnews.com/news/2023-05-30/there-have-never-been-so-many-jobs-in-portugal/78100
* 「インスタ映えな写真が撮りたい?ポルトガルに来なよ」
30/05/2023
ヨーロッパでもっとも「ここインスタ映えするよね!」ビーチのひとつ、それはポルトガルのコスタ・ダ・カパリカ(Costa da Caparica)。
インスタ映えするって英語でInstagrammable。つづりがドイツ語並みに長い。
Instagramには「#コスタ・ダ・カパリカ」が約25万件以上あるとのこと。
ちなみに1位はアマルフィ海岸のポジターノビーチ inイタリア
* イノシシめっちゃ増えた…
30/05/2023
野生のイノシシ、急増中。30万頭に達する勢いのため、規制する政策が提案されているとのこと。
「異常な数のイノシシを農村地域や都市近郊で確認したので、捕獲活動しなきゃね」
By自然保護・森林担当国務長官。
ほかにも「今後10年以内に10%~20%の個体数減少が必要かも」といわれていたり。
豚コレラの影響を受ける可能性もあるため、結構深刻な問題らしい。
https://www.theportugalnews.com/news/2023-05-30/wild-boar-overpopulation-in-portugal/78117
* これにて終幕
害獣被害に悩まされるのは日本も似たようなもの。ポルトガルでの解決策が、日本でも使えるといいね。
害獣って言っても、「害獣じゃない!ただの獣!」ってイノシシから言われそうだけどさ
ポルトガルニュース、少しずつブログに書いていくから読んでね!
それでは、Tchau!
ポルトガルと調べて出てきた面白グッズをご紹介~腹筋に候~
はいこんにちは。Luzです。
少々前回から時間が経ってしまいましたわ。ポルトガルへの愛が薄れたわけじゃないのよ、愛が強すぎて大変だったのよ(意味深)
人生楽しむ派なので楽しみすぎてましたわよほほほ←
無性に面白いものを見つけたくなりまして。私のホークアイが煌めいたんですよ見つけてしまった腹筋を鍛えるような素晴らしい商品たちを!
褒めてるのよ、これ一応。
ポルトガル関係の面白いもの発掘特集にしますわついてらっしゃい!!あわよくば買ってお楽しみあれ!!
お部屋を飾るわ~インテリア編~
一周回ってこれはほしい。掛け時計
素晴らしいわ。なぜPastéis de Nata(ポルトガルのエッグタルトね)を時計にしようとしたのか。教えてくれその気持ちを。
説明すら謎だわ。
とてもファッショナブルでモダンで、お部屋をヨーロッパ北欧風に仕上げます。カラーダイヤル 高級感のあるデザイン。 ホコリを防ぐだけでなくお手入れも簡単です。
ファッショナブルとはいったい…
時間を見るたびに「今日も元気なナタだこと…キュン」ってなるかもしれぬ。私は知らぬ。
お腹空いたからって時計は食べちゃだめよ☆
ポルトガルを食い尽くせ☆~食べ物編~
清めよ、悔い改めよ。塩。
サルドマル(Saldomar)社の天日干し塩3種(クリスタル・レフィナド・ナトゥラル)。
面白じゃないわ。でもなんだか面白いから紹介するわ。塩。塩よ塩。
塩、フランスとかなら分かるけどさ…ポルトガルの塩って売ってるんだね…へぇ…さりげなくローマ時代から続く塩田とか書いていらっしゃる。歴史すげぇ。
海と空と太陽の恵み、の結晶化されたものなんて実質ポルトガル食い尽くしてるようなもんでしょ、よく考えたら最高じゃないこれは最高()
ほら…かわいいものは食べちゃいたいって言うでしょ…そんなもんよ…
己を飾るのよ~ファッション編~
主張強すぎるマスク
今、残念ながら顔面にこれをつけないといけないのよ。マスク。
夏につけてたら顔面溶けるよねほんと←
マスクが嫌なら、好きなものを顔面に貼り付けちゃえばいいじゃない☆
これ着けてポルトガル行こうよ、何か起こるよ知らんけど
ほんま知らん。私的には運命の出会い(ポリス以外とね)したいわ…
日本の国旗柄のマスクだったら「え、白いの着けてて血でも吐いた?」になるけどさ、これだったらならないわやったね!←
…私買おうかな…ほしいな…
これにて終幕
正直自分が一番楽しかったです♡←
面白グッズってほんと見つかったときの喜びがあるよね。なんかよく分かんないし作った人理由を教えてって思うときあるけど、またそれが良いのですわ。謎の中毒性があるって最高よ最高。
久しぶりの投稿がこれというフリーダム感の原因ですか?私ですね、ははっ(某ネズ公の音声で再生ください)
あっつい日が続くけれどもみなさんご自愛を~
それでは、Chau!
ポルトガルの単語のあれこれ ~ラテンの風を添えて~
はいこんにちは。Luzです。
今現在ポルトガル語と仲良くしようと試みているのだけれど、いや本当に…美しいな…!!!←
夜な夜な本を読んでいるのだけど、もうやめられない止まらない。謎の夜のテンションも相まって、最高にハイな状態で楽しんでおりますわよ。動詞見ながらかわいい連発しておりますわよ。
動詞はねぇ…かわいいのよ…健気でしょ?主語に合わせて生きていくとか健気でしょ??
言語はですね。愛したらなんとでもなるのですよ。愛よ愛。
スペイン語ではTe amo.
イタリア語ではTi amo.
…うっふふふふああははははっはあああ最高ですわぁぁぁ!!!←
じゃあじゃあフランス語は?!
フランス語ではJe t'aime.
…あ、そう…違うのね…ふーん…
ドイツ語?
ドイツ語はIch liebe dich.
イッヒリーべディッヒ!!!
漂うごつさよ
ついでにロシア語も紹介させてよ。
ロシア語ではЯ люблю вас.
ヤーリュブリューヴァス。…ロシア語のかわいい方の響きね。よろしよろし(謎)
…さて、気が済んだし落ち着くか…
ポルトガル語に戻りましょう。
CD聴いては「は~もしょもしょ言ってる~」とほっこり。
なんかねぇ、お隣スペイン語のキレッキレ具合と違うのよ…もしょもしょもしょ…みたいな。
ロシア語の呪文っぷりに近いけど、もう少し明るさがある感じ。伝われ。
まぁ言語についてはここら辺にしておいて。
って思ったか!今日はポルトガル語一色で行きますわよ!!
ポルトガルの単語に沈みましょうぞ!!いくわよついてらっしゃい!!
月の単語
- 1月:janeiro(jan)
- 2月:fevereiro(fev)
- 3月:março(mar)
- 4月:abril(abr)
- 5月:maio(mai)
- 6月:junho(jun)
- 7月:julho(jul)
- 8月:agosto(ago)
- 9月:setembro(set)
- 10月:outubro(out)
- 11月:novembro(nov)
- 12月:dezembro(dez)
まぁ、大体英語に近いよね。大文字で書いちゃだめよ。謙虚に小文字で行きましょう(?)
もちろん文頭では大文字よ。
()の中は省略系ね。スケジュール帳にこれで書いて「ポルトガル語…ふふっ…」とか思うといいわ←
発音を聴きたい人はこちらの東京外国語大学のサイトをどうぞ~。
すっごくさくさく勉強できるようになっているから楽しいわ。
東外大言語モジュール|ポルトガルポルトガル語|発音|実践編 1 サバイバルのためにこれだけは 24 月の名前を覚えよう 01
数字の単語
- 0:zero
- 1:um
- 2:dois
- 3:três
- 4:quatro
- 5:cinco
- 6:seis
- 7:sete
- 8:oito
- 9:nove
- 10:dez
- 11:onze
- 12:doze
ラテーンって感じね(?)
4は身近でしょ?クアトロチーズとか聴くでしょ?
あれはイタリア語の4:quattro。
ちなみにスペイン語でも4はcuatroで、発音ほぼ同じ。
3も似てるね~トレーシュってポルトガル語は読むのよ。
スペイン語はもう少しスパッとした感じにトレ-ス。
はぁ~ラテーンよラテーン。
なんだラテーンって
まぁこれの2分以降を見てもらうと分かる。スペイン語とほぼ同じだから。
ポルトガル語の方がもったりまったりな気が…
曜日の単語
- 月曜日:segunda-feira(seg / 2ª)
- 火曜日:terça-feira(ter / 3ª)
- 水曜日:quarta-feira(qua / 4ª)
- 木曜日:quinta-feira(qui / 5ª)
- 金曜日:sexta-feira(sex / 6ª)
- 土曜日:sábado(sab)
- 日曜日:domingo(dom)
- 1週間:semana
()の中は省略形。金曜日、心が汚れていたら別の意味に見えるね。性別の方じゃない方ね。
※ここは健全な場です
そうそう、この月曜日~金曜日だけはラテン語圏でもポルトガルだけ違うのよ。ローマの神様たちの名前じゃない。
理由としては歴史的に司教さんが変えたのだとか。で、そのまま。
雑だな…
さくっと覚えやすくしよう。
月曜日のsegundaは”2番目の”という意味。
火曜日terçaは”3番目の”。
水曜日quartaは”4番目の”。
木曜日quintaは”5番目の”。
金曜日sextaは”6番目の”。
これで数字も大雑把には覚えられるわね。省略形の数字の意味も分かることでしょう。
ちなみにやたら出てくる単語”feira”の意味は休息日。…毎日安息してるじゃんポルトガルよ…
なぜ月曜日が2か。
日曜始まりだから、ってことだけ!はい覚えたね!
土日に関しては他のラテン語圏(フランスやイタリア、スペイン)と同じ。
ここでも少々フランス語だけは違うけどね!
さて、これで曜日は解説し尽くしたわ。よい仕事をした…
参考にしたサイトはこちら。Rafaさん再来よ。
Days of the week in Portuguese
季節の単語
- 春:primavera
- 夏:verão
- 秋:outono
- 冬:inverno
- 季節:estação do ano
スペイン語を学習中の諸君。
「スペイン語じゃん」と思うでしょう。合ってますわ←
夏のverãoだけが「あ~ポルトガル~」って感じ(?)。
音的にね
イタリア語学習者も夏以外は同じだと思うでしょう。合ってます。
フランス語学習者、…「違う」でしょ。合ってますわよ。
違いますわよフランス。どこまでも個性的だな…好き←
おすすめ辞書
おすすめしたいポルトガルの辞書はこちらよ。私も実際に手に取って読んだ。
DK Englishの辞書はビジュアルからも学べるのでおすすめ。私はロシア語辞書を持っているけれど、見ているだけで楽しい。お国によって違いがある写真っぷりがねぇ…たまらんのよ…んふふ
こちらの辞書に関しては、「ポルトガルのポルトガル語が載ってるよ!」という意味で勧めます。
他のは結構ブラジルーポルトガル語だったりするからね…
現代ポルトガル語辞典 | 岑夫, 池上, 都彦, 高橋, 千香, 武田, 紀男, 金七, 幹雄, 富野 |本 | 通販 | Amazon
こちらは改訂版ね、上の。
現代ポルトガル語辞典(3訂版)和ポ付 | 池上 岑夫, 高橋 都彦, 富野 幹雄, 金七 紀男, 武田 千香 |本 | 通販 | Amazon
ポルトガルの不思議な食べ物を調べたら、不思議な魅力を発見。
はいこんにちは。Luzです。
旅行行きたいね。旅行…私はそこまで食に重きを置かないのだけれど、一応気になるものはある。不可解な食べ物たちよ。
いわゆるゲテモノ
なぜって、そりゃ「喰ろうてやろうではないかぁぁあ!!」って本能が叫ぶのよ。食べるわ。人間基本なんでもいけるわ、雑食だもの←
食べたら勝った気分になるじゃない。征服よ征服。我に服従するがよいぞ…(誰)
普通おいしいものを選ぶ?…まぁそういう趣向もありでしょう、だがしかし波乱万丈人生の方が面白いってもんよ。無駄に危険に身を晒す方が面白いわ。
※命は大事にね☆
日本人が好む料理の多い美食の国って言われるから、ポルトガルはまずい不思議なもの食べないよね~と思いつつ調べましたわ。
不思議なものありましたわたっくさん←
ポルトガルの不可解な食べ物シリーズ、はっじまっるよー!
- caracóis(カラコイス)
- Línguas de Bacalhau(リングアシュ・デ・バカリャウ)
- Arroz de Cabidela(アホーズ・デ・カビデーラ)
- Tripas a Moda do Porto(トリパザ・モーダ・ドゥ・ポルト)
- Dobrada / Dobradinha(ドブラーダド / ブラディーニャ)
- Maranho / Maranho da Sertã(マラーニョ / マラーニョダセタン)
- Pezinhos de Porco de Coentrada(ペジーニョ・デ・ポルコ・デ・コイントラーダ)
- Omelete de Mioleira(オムレーテ・デ・ミオレーリア)
- Burras Assadas / burras assadas à alentejana(ブハーシュサーダシュ / ブハーシュサーダシュ・デ・アレンテジョーナ)
- Salada de Orelha(サラーダ・デ・オリーリョ)
- Courato(コラートゥ)
- Cabeça de…(カベーサ・デ…)
- 番外編。Lampreia de natal(ランプレイア・デ・ナタル)
- これにて終幕
caracóis(カラコイス)
かたつむりのこと。…フランスかよ。フランスだけじゃなかったの。どうして食べちゃうの?美食追求したらそこに行っちゃうの?
まぁ賛否分かれるかたつむり。
ポルトガルでは5月~9月でしか食べられない食べ物なのだそう。食べたい人は旅行する時期に気を付けてね。
ちなみに、カフェなどで“Há caracóis”って書いてあったら「かたつむり始めました」なんだってさ。冷やし中華ね←
ちなみにかたつむり諸君たちは数日の絶食後、水・オイル・スパイスでじっくりじっくり煮られ、食われる運命なんだって。
かたつむりとて楽して生きられないのね…世知辛いわぁ…
そんなかたつむり諸君はポルトガル全体で食べられるけれど、どちらかというと地方の食べ物なのだとか。
Línguas de Bacalhau(リングアシュ・デ・バカリャウ)
直訳すると、”タラの舌”。
はいポルトガルでしょ、直訳の意味じゃないんでしょ!…って思ったあなた、鋭い!
本当にタラの舌です。
いや、私も最初疑問しか浮かばなかったわ。魚の舌食べる趣味はないし。魚の舌千切る方が手間暇かからない?
閻魔大王ですか?ポルトガル人閻魔大王なの?
料理としては、ひよこ豆か他の豆と一緒にシチューかスープの中、もしくは揚げられて登場よ。
もしくは米とご一緒に、炊き込みご飯的なもので登場。料理名はarroz de línguas de bacalhau(アホーズ・デ・リングアシュ・デ・バカリャウ)。
…タラから逃げられるんじゃない、ポルトガルの船…
魚から逃げられるレベルだったら日本も同じくらいかな…
Arroz de Cabidela(アホーズ・デ・カビデーラ)
見ての通り米料理よ。北部発祥。直訳”臓物の米”。
名前は置いておいて、こちらの料理は材料が米とチキンもしくはうさぎ肉…
…と、動物の血です♡
輸血ね、飲むタイプの←
ソースにお酢が混ぜられていて、少々血の強い味がやわらげられているのだとか。
ちなみに、豚の血verはArroz de Sarabulho。豚の血に乾いている人はこっちを食べようね(?)
Arroz de Sarabulhoの肉は牛・豚・鶏よ。
ミッフィーの肉もピーターラビットの肉も食べられないわ!って人はこっちの方が良いかもね。
ピーターラビットのオトンはパイの具になってるってご存じ?
Tripas a Moda do Porto(トリパザ・モーダ・ドゥ・ポルト)
いわゆるモツの煮物よ。ホルモン煮よ。臓物煮よ。心臓小腸大腸肝臓…まぁ中身よ中身。
tripaがモツ、臓物って意味なのよ。
北部の伝統的な食べ物で、
- ソーセージ
- 豆
- 牛の胃
で構成された一品。
見た目は…まぁ…うん…って感じだけれど、こちらポルトガルの美食7選とされているのだとか。
Dobrada / Dobradinha(ドブラーダド / ブラディーニャ)
見た目ほぼTripas a Moda do Porto。っていうか缶で売ってるのね…
こちらもポルトガル北部の料理で、ポルトガルとブラジルで食べられるとのこと。侵略してるわ~仲良しね~
Tripas a Moda do Portoとの違いは、白いんげん豆とニンジンなどの野菜が入っていること。ちなみに米とご一緒で出てくるってさ。よかったね(?)
Maranho / Maranho da Sertã(マラーニョ / マラーニョダセタン)
はい再登場内臓です。ごめんね写真なかったからググっておくれ。
名前の通り、Sertã(セルタン)Beira Baixa(ベイラ・バイシャ州)発祥の一品。
こちらは
- 山羊の肉
- 米
- ハム
- ワイン
- ハーブ&スパイス
が山羊の胃に詰め込まれている系ですわ。
スコットランドのhaggis(ハギス)みたいなやつね~臓物in臓物。
Pezinhos de Porco de Coentrada(ペジーニョ・デ・ポルコ・デ・コイントラーダ)
アレンテージョ発祥。
ちなみに直訳すると、”パクチーの中の豚足”。よかったね豚よ、流行りのハーブとご一緒よ←
※パクチー=コリアンダーね。同じハーブよ。人によってはカメムシの香りのあれよ←
Omelete de Mioleira(オムレーテ・デ・ミオレーリア)
わぁい名前が大体みんな大好きなオムレツよ。卵料理よ。
オムレツなら安心じゃない!って思うでしょ。ポルトガルね、そこら辺は斜め45℃を攻めてるのよ。
ちょっとかわいい
卵とドッキングしているもの、それは脳です。
ポルトガル語が分かる人には「オムレツだけど脳入ってて当然でしょ?」って思うかもしれない。
Mioleira=脳なのよ。
しかしながら抽象的表現とかじゃありません。
ガチの脳です。
脳みそ入りですよこのオムレーテさん。
脳入りって名乗ってるけどさぁ…
「…ナニヲイッテルノカワカラナイヨ…」って私なったからね、レシピ調べたのよ。
まさか最初に「脳を水に少なくとも1時間浸しておいてね。血を抜いてね。2・3回水を変えてね。」から始まるとは思わなんだ。
ふ…世の中、まだまだいろんな食べ物があるものね…
一応はオムレツなので、卵・刻んだパセリ・刻んだ脳をフライパンで~って感じの料理よ。
味付けはシンプルに塩と胡椒。
作りたいと思う強者よ、レシピをURLで置いておくわ。自己責任で召し上がれ。
私は苦情文句諸々受け付けまっせーん
Ovos mexidos com mioleira de borrego e queijo da ilha de São Jorge - Receita - SAPO Lifestyle
Burras Assadas / burras assadas à alentejana(ブハーシュサーダシュ / ブハーシュサーダシュ・デ・アレンテジョーナ)
直訳すると”ロバのロースト”。いけそうな気がするでしょ?
まぁ直訳なんて信じちゃダメなのよポルトガル。好きだわぁ…←
豚の顎骨を使ったお肉料理よ。食べ終わったら豚の歯がデデーン☆って出てくるわ。
ご対面してあげてね←
ググったら分かる、歯医者へGoな歯よ
味は良いらしいけれど、見た目が少々…うん…
Salada de Orelha(サラーダ・デ・オリーリョ)
名前はサラダよ。これこそ安心じゃない?直訳すると”耳のサラダ”。
…はい、ポルトガルは期待を裏切ってくれるのよ。ふふ…ははは…ふはははは!!←
さてこのサラダね、豚の耳の料理よ。
茹でられた豚の耳を切り刻んで、オリーブオイル・お酢・パクチーと混ぜます。はい完成。
まぁ…混ぜてるものってサラダって言うし、嘘はついてないか…な…野菜としてはハーブだけだけど…
沖縄とかだったら豚の耳食べるみたいだし、そこまで「うっそだろぉぉぉ?!」にはならないかな?
Courato(コラートゥ)
直訳したら”(ベーコンなどの)皮”。と、いうことでこっちも豚よ。豚、人生大変ね。豚生か。まぁいいや←
正確に言うと豚の皮の料理。豚の皮をニンニク・白ワイン・ベイリーフで味付けして、それから揚げるもしくは焼くって料理よ。
サンドイッチの具として使われる場合は“Sandes de Courato”というのだそう。
皮を揚げたもしくは焼いたものは”Torresmo de Courato”と言われて、冷たいビールと合うんだってさ!
日本では鶏皮揚げたのあるよね。多分あんな感じの扱い。
Cabeça de…(カベーサ・デ…)
直訳するとね、”頭部の~(ここに料理名ね)”。これは食材の紹介になるかな?
これまた何かの言葉の遠回しなやつでしょ~知ってる~って思うでしょ?
ただの頭部ですわ。
正確に言うと調理された鶏・豚・子羊の頭部のことです!!!
もう…ポルトガル、動物の丸ごと使用好き過ぎじゃない?倹約家なの??満喫主義なの???
満喫主義ってなんだ
歴史的に言うと、多分漁に出る人々においしいところは渡して、国に残る人は残りを…という具合なのだろうけれども。料理から歴史って分かるものがあるから、面白いよね。
ちなみに一部のスーパーマーケットで買えるってよ、やったね!(?)
ピクニックに連れていくそうよポルトガル人。頭部を。
これでひとりのピクニックも寂しくないね☆
番外編。Lampreia de natal(ランプレイア・デ・ナタル)
さて諸君。Lamapreia=Lampreyである。Lampreyの和訳をご存じだろうか。
…ヤツメウナギよ。はいこちら。
何も言うまい…
で、直訳:”クリスマスのヤツメウナギ”。何事って感じよね。
ポルトガルの言葉に対して、おそらく体中を緊張させた人もいるのではなかろうか。私は肩がこるほど緊張したわ←
ご安心あれ!!ただのグロめのケーキですわ!!!←
”安心”と”グロめ”、絶対にマッチしない単語ね。
こちらのケーキ、別に豚の耳とか動物の脳とか皮とか血とか入ってないのよ。本当にただのケーキ。卵の黄身と砂糖でデコられた、あまーいケーキよ。
ポルトガルって黄身&砂糖のコンビ好きよね。
解説を読んだところ、誰もなぜこうなってしまったのか知らないそうな。知っておいてよポルトガル人よ。
特にヤツメウナギのシーズンがクリスマスというわけでもないらしい。謎過ぎる…
まぁね、説明するよりググった方が分かるわ。この単語をコピペしてくださいな。衝撃的なブツが出てくる、ただそれだけよ←
これにて終幕
参考にしたのは下のサイトたちよ。気になる方はどうぞ訪問してみてね。素晴らしいサイトよ。
写真があるので、単語と写真をじっくり見るといいわ。後悔しても私は知らないわ←
※Luzは放任主義で有名です
8 strange foods of Portuguese cuisine
Be Brave! 18 Weird Foods to Try in Portugal – Portugalist
今回は「あの国変なもの食べてる~プークスクス」ってわけではありませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
良いね?単なる個人的な好奇心よ。
その国ならではの食文化があって、それは歴史と深く結びつきがあって、背景が全く異なる異文化の人間が口を出すことではない。…と、私は思っていますので、悪しからず。
ちゃんと断っておかないとね、まぁ誤解を招くってこともあるしね。
さてさて、あまりに面白くてボリューム大なブログになってしまったわ。それだけ熱量があるのよ。読んで。いや何度も読んで。読んだら私が踊るよ、ほら明日も明後日も明明後日も読んで!!←
検索したら結構ポルトガル料理のレシピも見つかるから、ぜひぜひ材料があるものを作って楽しんでほしいわ。
通販もあるからね、旅行に行けなくても今を楽しむのよ。このブログと共に!!!
ゴリ押しに感じる?ゴリ押ししてるんだから当然よ←
楽しんで読んでもらえることを願っているわ。
それでは、Tchau!
ポルトガルを調べたら、とんでもなく最高だった件。
はいこんにちは。Luzです。
私は旅行したいです。旅行がしたいのよ。旅に…出たい…うぉぉぉ旅行!!旅行よそなたは美しい!!!(謎のテンション)
そういうわけで、自分が行きたい国つまりはポルトガルのお行儀(?)について調べました。
私結構調べるのよ国ごとの常識非常識。
逮捕とかされたくないしね…
旅行したことがある、もしくは国々の慣習などに興味がある。
そういった人は調べちゃうよね、というか知りたいよね。多分。
とにかく私は知りたいのよ猛烈に←
常識というか、お行儀というか慣習というか…
例えば日本だったら、家に入るときは靴は脱ぎましょうとか。挨拶はハグや握手じゃなくてお辞儀とか。
個人的に面白い日本の慣習はあれですよ。お辞儀しながら去っていくスタイルの別れ方。奇妙器用すぎる(笑)
色々なサイトを拝見しつつ…な調査ゆえ、「ポルトガル人は〇〇であーる!!」と断言するスタイルではありません。そこんとこよろしく。
完全なルール化がされていない、そして義務とされているわけではないようなことって、個人レベルで違ってくるしね。
世代によっても異なるだろうし、そもそも私が現地に行って実感しました、ではないわけであって。
細かいとこ気にしちゃうタイプなのよ私。繊細だから…まぁ自称だけど←
まぁ細かいことはぶん投げて、「ほほーぉポルトガルってそうなんだー!」と私が思ったことをつらつらと書いていくスタイルで行くわ!ついてらっしゃい!
Wolter Worldの動画より
ハイテンションなウォルター(Mark Wolter)さん、すっごく面白いのよ。動画すべておすすめするわ。
写真のオトンよ。写真は来日したときのもの。
今回紹介した動画は9分間でポルトガルの概略的な感じが分かるので、見て損はない。はぁ…いいわ…な気持ちを味わってね。
私は味わった後に、しばらくは行けないのだという虚無感まで味わいましたわ←
灰になったわ…灰になった私をポルトガルの海に流しておくれ…
いやもしやこれが…サウダーデ…?行ってもないのに感じさせる系…?…はぁさすがサウダーデ。さすサウ(謎)
さて、旅行する際に嬉しい情報が。
英語はかーなーり、流暢とのこと。特に若い世代。…日本もそうだもんね!そうだよね!!()
そしてどうやらポルトガル人、とても親切らしい。色々な情報を見ましたが、「不親切だよ!」という文字は見なかったので…「観光客に優しい」ということも書かれていることが多い。親切なのね…良い国…
まぁスリとかはあるからね、気をつけようね。
そして気を付けることPart2。
運転荒い!クレイジー!!(笑)
車を借りるよりバスやメトロなどの公共機関がおすすめとのこと。時間はぴったりじゃないっぽいけどね!(笑)
英語についての余談
EFの調査:EPI(2020)いわく、100か国中55位。おおぅ…
1位オランダ
2位デンマーク
3位フィンランド
4位スウェーデン
5位ノルウェー
北欧勢すっごいなー。
ちなみにポルトガルは7位。お隣スペインは34位。
まぁスペイン語できたら結構どこでも通じるしね…ポルトガルやオランダは小国程英語に強いのかもね。
詳しくはこちら→EF EPI 2020 – EF English Proficiency Index – Japan
LEARN PORTUGUESE WITH Rafaより
このRafael Tavaresさんはポルトガル人のご両親を持つバイリンガル。南米のベネズエラ(スペイン語圏)で生まれたので、家ではポルトガル語、外ではスペイン語、で暮らしていたとのこと。その後イギリスに上陸。
Rafaさん、ポルトガル語・スペイン語の後にフランス語・ラテン語を学んで、それから英語、とのこと…語学の才能を半分ほどよこしてほしいですわおほほほほ割り勘!割り勘してくれぇぇ!!
ポルトガルの首都リスボンで語学を専攻した方のサイトでして、読むと「ほっほぉぉぉ」ってなるよ、英語勉強にもポルトガル語勉強にもなるよ、おすすめ!!
そんな語学の達人から、ポルトガル人と仲良くなるためのあれそれを知ろうではないか…!
面白いもの、「これはポルトガル独特!」だと思うものについて言及しているので、全部は書いてませんわ。ご注意を。
あと「守らないと嫌われちゃうわ…」と思ったことも書いてるから。マナー、大事。
良き振る舞いしたければ守るべし
・笑顔を浮かべて挨拶!Olá!
笑顔はすべてを解決するわ…笑顔が邪悪って言われた私だけどね←
・目を見て会話
・O senhor(=Sir) / A senhora(=Madam)と呼び掛けてからおしゃべり
ポルトガル人は学位とか気にする系らしく、大学で取得した学位をめっちゃくちゃ大切にするし誇りに思っているとのこと
・仲良くなるコツは相手の仕事・家族・生活のことに興味を示す&人を誉める
・咳、あくび、鼻すするとき、手を口の前に置く
日本でも多分マナーだけどね!
・誰かがくしゃみしたら「Santinho!(for男性)」「Santinha!(for女性)」言おうね
bless you!みたいなものかね。
・帽子を室内では取る
これやったら(私から)ビンタされる気持ちでいてね♡
・タバコくわえながらorガム噛みながらorよそ見しながら会話
・人の話遮って話し始める
・人が話しているときに手をポケットにin
気を付けます…←
・家計や経済状況についてはお口ミッフィーで(意訳:黙っておくがよろし)。
そして「Não tenho dinheiro para ir.(=I don't have enough cash to go:十分なお金ないわ)」の一言で「あ…」と察してくれる模様
「ははっ金欠さ☆」は親しい人にね!
・グループで話しているときに、誰かにこっそり耳打ちする
・お呼ばれしたとき、ホストが「ジャケット脱いでいいよ!」言う前に脱ぐ
待つのよ…どんな状況があろうともジャケットを死守するのよ…!(死守までしなくて問題ないです多分)
・酔っぱらう程アルコール飲む
ヨーロッパ圏は基本そんな感じよ、アルコールは嗜むもの…
イギ〇ス?イギリ〇は酔っ払いで有名だから←
・手で食べ物を触る
ナイフとフォーク使おうね!
知っておくと損はない系。
1.電話の締め
「Com licença(With your permission)」言ってから電話を切る。
これは伝統かつ「話終了!」の合図になるとのこと
そう言って締めないとポルトガル人、「え?話終わってるの?終わってないの?」とあたふたしちゃうそう。
かわいいな…
2.レストランでのおかわり
「Pode ser. Obrigado.」「Pode ser, se faz favor」言ったらおかわりできる。
「もう一杯ほしい」と思ったときに「Obrigado / Obrigada(=Thank you)」を言ったら、「あ、おかわりいらないんだ」と思われてしまう、とのこと。
「Obrigado / Obrigada(=Thank you)」言っちゃったら何時間待っても来ないからね!
By.Rafaさん
3.お話しするとき
「私は!こーんな偉大な人間だぁぁぁぁ!!!」と言わないようにしましょう。
まぁ日本人の過半数は…しないかな…
謙遜の文化的なものがあるようで、どちらかというと”過小評価”する傾向があるとのこと。ポルトガル人。
英語圏で謙遜してたら仕事探すの苦労しました
By.Rafaさん
www.learn-portuguese-with-rafa.com
これにて終幕
ポルトガル、とっても意外にしっかりしているというか、ゆるっとしている風に思っていたお国柄の割にマナーは厳しい感じな印象。
ドイツとか厳しそうじゃない?騒音だけで通報されるとかなんとか…イタリアでも観光客が守らないといけないルールあるしさ…
まだ先になりそうだけれど、そのうちポルトガルに旅立つためのあれこれを調べたのでまとめてみたよ。偏りはあるかもしれないけど、まぁ私の趣味だからね!もっとマニアックなもの調べていつか書くわ!
根掘り葉掘りするわよ待ってなさいポルトガル←
最後に宣伝。
これ、読んで。おすすめ。よき。
とにかく良いからそれ以上は言うことないっていうか語彙力ないっていうか何も語るまい…
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それでは、Tchau!
変わったパンに出会いたい?ならばポルトガルに行くべし。
はいこんにちは。Luzです。
唐突ですが私はパン好きです。
しかしただのパン好きではない。黒パンしか食べないパン好きである。
黒パン愛しすぎて、旅行先の人々に驚かれたくらいである。
朝夕2食5日間連続で食べ続けたからね
フィンランドのReissumiesっていうパンに恋してしまったのだけど、現地の人も「健康に良いけど不味い」というものですわ←
日常でも私の黒パンへの愛は止まらない。黒パンしか食べない。パンか芋しか食べない。
好き嫌いの権化という源氏名を持つ者は私よ!
※好き嫌いはやめましょう
黒パン黒パン言ってるけれど、まぁライ麦パンのことですわ。
ミネラルや食物繊維とか多いからおすすめね。ちなみにライ麦配合率100%がベスト。個人的に。
そんなパンのお名前はロッゲンシュロートブロート(Roggenschrotbrot)というごっついもの。ごつさの理由はドイツ語だから。
解説。
そう、このパンもまた語学への愛がある人が見るとたまらない…!Roggen(ロッゲン)=ライ麦、schrot(シュロート)=全粒粉、brot(ブロート)=パン、なのよ。
この単語だけでドイツ語の雰囲気醸し出しているししかもこの発音がTHE ドイツ語って感じなのよぅんふふふふ…はぁ最高。いや最高すぎない?血圧上がる。
単語見るだけで成分表ですか?っていうのがドイツのパンの特徴だったりしますわ。
単語くっつけて単語作りまくった結果、超絶に長い単語をお持ちのドイツ語。分かりやすいけど分かりにくいわ正直←
さて、そんなこんななパンへの愛が破裂したわけ()でポルトガルのパンにも狙いを定めたわけですよ私は。狙った獲物は逃がさない…私の狩りが始まるわ…!
ポルトガルのパンについて語りませう。ついてらっしゃい!
ポルトガルのパン事情
米文化のあるポルトガル、というのは耳にしたことがあるかと思う。
大体ヨーロッパ圏が「じゃがいも食え!」「パン食え!」してくる中、そっとプレートの端っこに築かれる白い炭水化物ー人はそれを米と呼ぶーは日本人にとっては神聖なものに見えることでしょう。
私は嫌いだけどね☆
ポルトガルにリゾットや炊き込みごはん的な米料理はあるし、ヨーロッパNo.1の米消費国ではあるけれど、そうはいってもパンが炭水化物としては王座に鎮座しているらしい。
ポルトガルは小さい国土ながらに様々な気候を持つため、米・コーン・ライ麦・小麦、といった穀物は大体育つ模様。
コーンとかは大航海時代に分捕ってきたんだと思うけどさ。
調べていて面白かったのは、コーンブレッドが存在すること!珍しいよね!
刮目せよ!これがポルトガルのパンたちだ!!
Broa
北部出身のブロアちゃんよ。覚えやすいお名前ね、合格(?)
ちなみにコーンミールかライ麦が配合されたパンのことをBroaというのよ。
ブロアちゃんは…あだ名つけるならもろこし野郎とかかな(ネーミングセンス皆無)
外は分厚いクラスト、中はしっとりして柔らかい歯ごたえなんだってさ。
スペインの自治州ガリシアとブラジルでもとっても人気なのだそう。ブロア仲間いっぱいでかわいいわ(謎)
伝統的な朝食で登場する他、ポルトガルと言ったら!なスープことcaldo verde(カルド・ヴェルデ)とご一緒することが多いブロアちゃん。
Broa de milho
北部・アゾレス出身のブロア・デ・ミーリョ。ブロアちゃんの進化系に見えるわ←
構成
小麦粉 + コーンミール + イースト + 水 + 砂糖 + 塩 + バター
こちらもしっとり感が売りで、「スープとシチューに理想的!しばしばディップのために食べられるよ!」らしい。浸される系ブロアちゃんね(謎)
どうやらこちらのブロアちゃんは貧しい人の食べ物と見なされていた模様。今はそんなこと関係なしに食べられているってさ。苦労人系ブロアちゃんね(謎)
Broa de Avintes
ラストブロア…ブロアちゃんの最終形態感が漂うわ(謎)
ブロア・デ・アヴィンテシュ。
発音聴いたらブロアジャビンシュって聴こえるけど…私はどうすればいい…まぁいいや←
そしてこのブロアちゃんは…!ポルトガルの黒パン!!完全勝利ー!!!(?)
構成
コーンフラワー(黄+白) + ライ麦 + 大麦 + お湯 + 塩 + イースト
みっちりとした歯ごたえで、ほろ苦いお味。なるほど人生ね。人生のパンね(謎)
苦いからこそ甘さが分かるのよ…それが人生…酸いも甘いも、苦いもね…ふぅ…
よく見ると構成も複雑ね。人生ね←
北部ポルトガルでは主食な感じに見なされていて、しばしば甘いジャム、スープ、グリルした魚料理とご一緒するわ。
万能ね。波乱万丈な人生ね(謎)
Pão de Deus
パォン・デ・デウシュ。か、神のパン…だと…?
Pão=bread
Deus=God
この偉そうな子()、ドライココナッツ・卵のトッピングがされたソフトなブリオッシュのことで、ポルトガルのデザートなのですよ。
だから偉そうなのよ←
生地はレモンの皮、ラムもしくはバニラで香りづけされていて、バンズはトッピングたちが黄金色でさくっさくになるまで焼かれるんだってさ。
ほほぉ…大人な香りがしそうね…
構成
ブリオッシュ + ドライココナッツ・卵のトッピング
ちなみにこの神のパン、年中食われていて、特に朝食にむしゃぁされているのだとか。
朝から神のもの食べちゃうのねポルトガル人。かわいいわ。もっとお食べ←
まぁ毎日朝食にがぶり付かれているこの神のパン、すべての聖人の日に関係がある、のだとか。
そしてpão-por-deus(bread for God)と知られている古くからのポルトガルの慣習(子どもたちがドアをノックして、お菓子やキャンディを寄越せする系)にも由来しているんだって。
深いねぇ…好きよそういうの…
雑学好きだからね私。なんでも好きなのよ正直
Bolo do caco
マデイラ出身のボロ・ド・カーコ。素朴なボロちゃんよ。
構成
小麦粉 + マッシュされたサツマイモ + 水 + 塩
…サツマイモ?
サツマイモ??
サツマイモって日本しかいないと思ってたわわわわ(動揺を隠せない)
伝統的には、大きな玄武岩に乗せて焼かれるんだって。拷問?←
パン的にはおやめくだされぇぇぇって気分じゃない?知らんけど。
典型的な平べったくて丸い形で、サイズは色々。ボロちゃん個性派ね、了解(謎)
このボロちゃん、「ガーリックバターと一緒に温かい前菜としてお食べ!」される子なんだって。サンドイッチやその他ポルトガル伝統料理とコラボって食べられることもあるのだそう。
多彩ね…多彩な個性派、嫌いじゃないわ…
Bolo lêvedo
ボロ・レベド。ボロちゃんの仲間よ。
こちらも伝統的なポルトガルのパンで、アゾレス出身よ。
さっきのBolo do caco(ボロ・ド・カーコ)ちゃんはマデイラ出身の子だったわね。覚えてなかったあなたはこのブログを擦り切れるまで読むがいいわ!(擦り切れません)
構成
水 + 小麦粉 + 砂糖 + 卵 + バター + 塩 + 牛乳 + イースト
見た目はWelshCake(ウェルシュケーキ)の色白さんよ。ググってね。
なんかこの形見ると両手で挟んで潰したくなるのよね~…潰したいわ…←
ほっかほかでお食べ!なこのボロちゃんは切ってバターかフルーツジャムとご一緒に、がベストなんだってさ。
ペアリングとして、コーヒーが勧められておりますわ。優雅なティータイムね。
コーヒーブレイクかな?…まぁどっちでもいいわ←
Portuguese Sweet Bread
ポルチギース・スイート・ブレッド。…いやこれ英語じゃん←
まぁこの国際派(?)なパン、軽くエアリーなパンなんだって。
構成
小麦粉 + イースト + ミルク + 卵 + フレーバー(はちみつや砂糖など)
レモンピールを生地に加えたりもするらしい。
見たところ普通の菓子パンっすわ←
丸い形で、伝統的にクリスマスやイースター(復活祭)で食べられる。そのときはfolar(フォラー)とお名前を変えるんだって。
ませてるわぁかわいい(謎)
この国際派なパン、バターとコラボってるか、arroz doce(アホースドース:ライスプディングね)とご一緒するらしい。
パンと米料理を一緒に食べるなんて…ヘヴィーねポルトガル…かわいいわ…
ちなみに、folarという名前のパンはイースター(復活祭)のパンのことよ。
ちょっと覚えやすくなったわ。
Folar de Chaves
フォラー・デ・シャヴェシュ。フォラーちゃん2人目よ。
っていうか名前ごっついわ。噛みそうよ舌を。
うーん、俗にいう”総菜パン”かな。
構成
発酵させた生地 + 大量の卵 + ラードかバター + オリーブオイル
…ってヘヴィーまた来ましたわ。おっも!!
え?胃がパァン☆しない?うそでしょ??
で、このパンにスモークされた豚肉加工品(ハムとかスライスソーセージとか、ベーコン)を挟むとのこと。…お、おおう…
私分かった。胃は破裂する。
伝統的に、イースター(復活祭)のために準備されるんだけど、他のお祭りや特別な日にも作られるんだってさ。
お祝いの日に胃に優しくはしないのねポルトガルよ
なんと言うかその…がっつり系のフォラーちゃんよ…がっつり食べたい人にはおすすめするわ…
Folar de Valpaços
フォラー・デ・ヴァルパソス。フォラーちゃん3人目よ。ヴァルパソスなフォラーちゃんよ。
ちょっとお名前が中二病って感じしない?気のせい?
こちらもフォラーちゃんゆえ、イースター(復活祭)に降臨なさるパンよ。
構成
小麦粉 + 卵 + Trás-os-Montes (ラス=オス=モンテス)のオリーブオイル
Trás-os-Montes (ラス=オス=モンテス)はポルトガルの北東部の地域ね。
ちなみに、この地域にフォーカスした映画があるのよ。私もいつか観たいと思ってる。はいこちら。
何かとスペインのお隣さんの地域よ。ほほぉ…
で、このヴァルパソスなフォラーちゃんだけど、伝統的に豚肉(ベーコン、ソーセージ、ハム、削ぎ切りされた肩肉など)詰め込まれているのよ。
ググったら分かると思うけれど、ちょっとラザニアっぽいわ。
生地
肉
生地
肉
生地
な感じ。ヘヴィーなフォラーちゃんよ。
フォラーって何?なんでこんなにカロリーの爆弾なの?フォラーちゃん怖…
2016年に原産地名称保護制度(PGI)に登録されているフォラーちゃん。守るべきフォラーちゃんよ(謎)
Pão de rala
パォン・デ・ハーラ。発音がねぇ…喉奥から出す系のRの音だから、ハに聴こえるのよ。
…そう、この音はヨーロッパの言語には結構出てきてドイツ語にもフランス語にもあってねあの発音ができたらもう「うっしゃ私はもうRの攻略は済んだへへへへへ」ってな…って…黙ろうかな、うん。空気は読めるのよ私だって※。
※気分次第
このパォンちゃんはポルトガルのデザートよ。南東部アレンテージョのÉvora(エヴォラ)にある修道院出身よ。
ポルトガルの伝統菓子やパンって修道院出身が多いみたいね。さすがヨーロッパって感じ。
構成
あまーいフィリング:砂糖 +fios de ovos + ジャムか瓜のピューレ + あまーいアーモンドベースの生地
生地でフィリング包む系ね。甘いフィリング in 甘い生地よ。甘さの爆発よ。
見た目は粉糖かかった黄身餡のパンって感じ(?)
fios de ovos(フィオシュ・デ・オーブシュ)は糸状の甘い黄身のこと。究極に細いモンブランの上の部分ってイメージじゃない?多分←
このあまーい丸いパン、生地にレモンやオレンジの皮が香りづけに使われているんだって。
どうやっても甘そうだけど←
カフェ好き?ならばポルトガルのコーヒー旅に行くべし。
はいこんにちは。Luzです。
私はコーヒー愛好家というか、コーヒー中毒者というか、コーヒーがないと知った瞬間から散ります。無理無理。
私がコーヒーデビューした歳?1歳か2歳ですかね(当時スタ〇発祥地にいたからね☆)←
※子どもへコーヒーやお茶などのカフェインを含むものの摂取は控えめにしましょう
基本的にどこに行くにも「コーヒーはおらんかー!」基準です。コーヒーが無いor文化的に馴染んでいない国には行けないかもしれない。
旅館に泊まっても朝にコーヒー探す奴ですよ私って奴は!
いまいち知られていないかもしれないけど、ポルトガルはコーヒー文化がわんさかしている国です。わんさかってなんだ。それについて本日は書き殴るよ♡
さらっとコーヒーとヨーロッパについてのお話
ヨーロッパは基本的にはコーヒー文化が根付いているというか、カフェの文化がある。
昔はサロンやらカフェやらで知識人がしゃべり倒してたらしいね。金銭面だって踏み倒してたらしいわ←
ちょっとコーヒーを深掘りしている人は「コーヒーと言ったらエスプレッソ!イタリア!」とかかなぁ。ス〇バだってイタリアからパクってインスパイアされてるしね。
有名だよねイタリアのエスプレッソ。次はフランスのカフェ・オ・レかな?
カフェ・オ・レってね、カフェ(café)=コーヒー、オ(au)は前置詞で à +男性型単数形定冠詞の短縮形になってて、レ(lait)は牛乳ってことで語学好きな私としては「はぁぁぁぁフランス語を感じるぅえへっへへへへ」ってなって…さて、落ち着こうか…←
これはポルトガル関係ないけれど、パリとカフェの関係についてはこちらの本2冊をおすすめしとく。気になる人はどうぞ。
パリとカフェの歴史 | Letailleur, G´erard, ルタイユール, ジェラール, 和美, 広野, 彩, 河野 |本 | 通販 | Amazon
カフェから時代は創られる | 美樹, 飯田 |本 | 通販 | Amazon
フランスにはるか昔行ったことはあるけど、ケーキ爆食いしてたわ。
凱旋門は鳩の汚いふn落とし物まみれだったわ。…よき思ひ出、にしておきましょ。
ポルトガルとカフェ文化
朝に一杯のコーヒーを、がポルトガルでは日常らしい。なんとも素敵。
そういうわけで、ポルトガル行ったら毎日入り浸るしカフェ制覇するわ、という野望のもと、ブログを書きますわ。
ついてらっしゃい!
ミルクなんかいらねぇ!編
café carioca
カフェカリオカ。節約なお味二番煎じのエスプレッソ。つまりは薄い。水分量はbica(お次に登場するコーヒー)と同じだけどね。
苦味が好きじゃないって人にはこちらをおすすめ。
濃い方が好きな私は「カフェインをよこせぇぇぇぇ!!!」になりそうだな←
bica / cimbalino
ビカ。シンバリーノ。俗にいうエスプレッソ。
エスプレッソカップ半分くらいに入ったもの。
ビカはポルトガルの首都リスボンでの名前で、シンバリーノはポルトガル第二の都市ポルトでの名前。
面倒くさい?まぁ伝統的な名前だと思って愛してあげて。分からなくなってもcaféって言ったら基本通じるらしいから安心ね(笑)
ポルトガルの人、甘党らしく砂糖が2袋くらいついてくるのだとか。そして一気飲みするのだとか。
じゃりじゃりしそうだな←
café curto
カフェクルト。激濃エスプレッソ。エスプレッソの量少ないのに同量の豆を使用とのことで…つまりは濃縮されたエスプレッソ。
これ飲むわぁ私…クルトね、覚えた。
以上がエスプレッソ満喫なコーヒーたち。
まとめ
↑薄い
abatanado(アバタナード)
café carioca(カフェカリオカ)
café cheio(カフェシェイオ)
= bica / cimbalino(ビカ / シンバリーノ)
café curto(カフェクルト)
↓濃い
ね。なんて親切にまとめるの私…日頃は身勝手野郎のくせに…(笑)
コーヒーにミルク入れるか、砂糖入れるか、何も入れないか、は好みの問題…いわば関ヶ原だからさ。
知っておかないと血を見るわよ(見ません)。
ミルクの優しさがほしい…編
café pingado
カフェピンガード。エスプレッソ+ミルクちょっと(数滴くらいのめちゃくちゃ少量)
pingado=stained
カフェ・マキアートみたいなものかね。pingadoは染みの意味だし。
meia de leite
メイアデレイテ。コーヒー1/2+ミルク1/2。つまりはカフェ・オ・レ。
絹のようなミルクらしい。大きなマグで来るとのこと。はぁ飲みたい。ください←
galāo
ガラォン。コーヒー1/4+ミルク3/4くらい。
フラットホワイトって感じかな。ミルキーなやつ。
これの注意書きに、「あなたが80歳じゃないなら、飲むときに注意ね!」と書いてあって「なんで?」と思った。
どうやら「飲んだら髭が生えちゃうよ☆」とのこと。
あら~お茶目な説明だわ~好きよ…わざと髭生やして写真撮るわ…好き…(謎)
ちなみに、背の高いグラスで登場するとのこと。夏のがぶ飲みにいかが?
ついでに言うとホットねこれ←
以上がミルク入りのポルトガルコーヒーたち。お好みのものはあった?