じぶんってなんだ
初対面の人と面談する機会がものすごく多い!!
ことを知り
「なんで?」「どうしてそう思う?」
と訊かれると
「なんでだろう……???」
と考えこんでしまう!結局答えが出ないこともものすごく多い!
むりやり答えをひねり出すけどだいたいその場しのぎのうわべしか出てこない!!
つまり、自分で自分のことを全くちゃんと知らない。
ことに気づき
とにかく思ったことは文章にしなければいけない!
とふとんの中で悶える日々に我慢できなくなったのでここに吐きます
あなたのことはそれほど 第5話
シン・ゴジラを観た
題名にゴジラってついてるし、怪物と戦って終わりの映画なんだろう、と思って興味が無かったけど全然違った。
東京に出たゴジラに?どう対策するか?の会議がメインで、 日本の政治の仕組みについて考えさせられる。
ひとつの会見を開くだけでも何重もの会議をして、組織を通して、総理が認めて、やっと決まる。ゴジラが東京を歩き回ってる最中だというのに、会議してる暇あれば攻撃すれば!?とも思うし、だからって誰かが独断で全部決めて上手くいくとも思えない。民主主義って大変だな…と。
おじさんばかり何十人も集まって、自由な発言は許されない空気で、少し若い人がどんな正論を言っても「そんなわけないだろう」で済まされる会議って、やる意味あるの?国会中継とか見てるとまさにこんな感じだけど。
テレビ局でテロップをつくるバイトをしていて、「有識者に確認する意向」みたいな文がしょっちゅう出てくる。有識者に頼めばとりあえず何かがわかるって、誰もが思ってる。すぐに専門家、専門家。有識者は何でも知ってる神様ではない。わざわざ読んだ生物学者たちが何もわからない場面の滑稽さがすごい。
「それ、どこの省に向けて言った?」的なセリフがあった。全部分担、自分の担当する事だけをやるって、効率的にも見えるけど、他の所のことは知らないし責任持たないっていうスタンスにみんながなる。
ディレッタントがたくさんいても、まとまるとは思えないけれど、対策本部の人たちは、形式や専門から抜け出して必死で日本を守ろうとしていた。そうやって頑張れる人たちもいるのだ。いて欲しい。それなら日本もまだ捨てたもんじゃないと思える。
他の人の評価を観ると、会議ばっかでつまらないとか、そんなことありえないだとかいう低評価が多くて驚いた。
そういう人たちに、全部笑えないことなんだよ、と言いたい。原爆も3.11もああやっていくつもの会議をして乗り越えようとして、まだ解決していないことが山積みだ。武力ではアメリカに適わないから、これから何かあったら助けてもらうのは避けられなくて、その代わりにたくさんの要求を飲まないといけない。緊急になれば総理は武器の無制限使用を許可するし、そこら中で爆発が起き得る。
これが大ヒットしたってことは、たくさんの人が日本について考えさせられたはずで、それだけでもこの映画の功績は大きいと思う。
映画 グリーンマイルの感想
いろいろあってみんなで一斉にブログを作らないといけなくなった。
ブログを書くにはネタが必要で、とりあえずゲオでアルバイトしている子が人気の映画をいくつか挙げてくれた中から投票で決めて、グリーンマイルになった。
何かを書くことを前提として映画や映像を観ることがよくあるけど、自分の感情を探し回って、「こんなことを書いたら普通過ぎるかな?」「この推測は間違ってるかな?」と消去してしまって、何を思っていたのか分からなくなってしまう。で、当たり障りの無さそうなことを書いて、つまらない文章になる。
この映画もそういう状態で観たから、本来の感情を見失いそうになったけど、どうせつまらないものになるなら正直に思ったことを書いたほうがいいと思うので書く。
まずなんでアメリカ人ってあんなにすぐに殴るんだろう。洋画を観るといつも思う。つばを吐いたりおしっこをかけたり、普通に汚い…と思ってしまって感情移入から覚めてしまう。
感動の映画として有名みたいだけど、一度も泣いた場面は無かった。泣くとしたら、誰と自分を重ね合わせるのだろう。主人公のポールだろうか。彼の、奇跡の力を持つ大男を殺さなければいけない葛藤?
大男のジョン・コーフィは見た目とは裏腹に優しくていい人、というのは分かったけど、無実の罪でしかも神の力を持つのだから殺しちゃダメ!!と、必死に思うことが出来なかった。人種が違うからか、不思議な力自体が神様を信じていない自分にはリアリティが無さすぎたのか。主人公が処刑を行うことに迷いを感じる場面も、まあ分かるけど、どっちでもいい。と思ってしまった。
感動よりも、電気椅子で死刑囚が殺されるシーンや、あまりにも残忍なパーシーやウォートンの行動を見てゾクッとして、「なんでそんなことをするのか」という疑問が大きかった。ああいう人たちがサイコパスというやつなのか。よくあれだけ人相が悪い俳優を見つけてきたな…と感心してしまうほど、みんな役にぴったりハマっていた。
カメラが回り終わって、ああいう悪役俳優が素に戻って笑顔で談笑するところを見て安心したい……この人にも人間らしい優しさがある所を見たい……と終始思っていた。