【海外】人力飛行機の展示・アメリカ編【鳥人間】
鳥人間コンテストなどで日本でも人気のある人力飛行機ですが、アメリカで実際に見ることが出来た人力飛行機4機の写真を紹介していきます。
ゴッサマーコンドル
1977年8月23日 クレーマー賞、8の字飛行(約800m間)を達成した機体。ワシントンDCにあるスミソニアン国立航空宇宙博物館に展示されています。
【公式HP】MacCready "Gossamer Condor" | National Air and Space Museum
【展示場所】National Air and Space Museum in Washington, DC
【住所】600 Independence Ave SW, Washington, DC 20560
ゴッサマー アルバトロス
1979年6月12日、2時間49分の飛行で35.8kmを飛行し、ドーバー海峡を横断した機体。
ワシントン・ダレス国際空港から15分程度で行けるティーブン F. ユードバー ハジーセンターという航空博物館に展示されています。
【公式HP】MacCready "Gossamer Albatross" | National Air and Space Museum
【展示場所】Steven F. Udvar-Hazy Center in Chantilly, VA.
【住所】14390 Air And Space Museum Pkwy, Chantilly, VA 20151
ゴッサマー アルバトロス2
ゴッサマーアルバトロスの予備機はシアトルの航空宇宙博物館 Museum of Flightに展示されています。
【公式HP】MacCready Gossamer Albatross II | The Museum of Flight
【展示場所】The Museum of Flight
【住所】9404 E. Marginal Way, Seattle, WA 98108
ダイダロス87
Daedalus 87は、現在でも115.11kmの世界最長飛行記録を持つDaedalus 88の前身の機体です。クラッシュにより壊れてしまいましたが、Daedalus 88のバックアップとして修復されたものです。
ヴァージニア州ダレスにあるワシントン・ダレス国際空港のターミナルB(B-Gates AeroTrain Station)に展示されています。空港の手荷物検査所より先にあるので、空港を利用しないとみることが出来ません。場所はターミナルB駅にありますが、他のターミナルしか利用しない場合でも(例えば購入したチケットがターミナルAだったとしても)、問題なくターミナルBへ移動することが出来ます。
【空港HP】Arts Program | Metropolitan Washington Airports Authority
【展示場所】B-Gates AeroTrain Station - Washington Dulles International Airport
Part 3: NOVA The Light Stuff (human-powered flight)
ちなみに、ゴッサマーシリーズの機体とヘリオスにかかわったポール・マクレディ氏が機体の制作から寄贈までについては以下で語られていますので、併せて見ると面白いかとおもいます。
Paul MacCready: Flying on solar wings
北米版Surface GO購入3週間~私の使い方
8月28日に日本で発売されるSurface Goですが、米国版を3週間使ってみた感想はざっと書くとこんな感じです。
- サブ機として 2in1Windows PCが欲しいなら最高の買い物!
- モノとして完成度が高いのは間違いない。
- タブレット単独としてならiPadシリーズのほうが上。
- パワー不足なのでメインPCとして使うのは厳しい。
細かい点は過去記事に
この記事では、3週間で気づいたことや、どのように使ってきたか書いていこうと思います。
自宅での使用環境
自宅(机)での使用環境はこんな感じです。
主な使用目的は以下の通り、大したことありません。重たい仕事はさせる予定はないです。
- Webブラウジング
- 映像視聴(Youtube, TVer, ニコニコ動画など+Chromecast配信)
- LINE(通話)
- SNS (Twitter/FB)
- メール
- ブログ作成
- Word/Excel
- 簡単なお絵かき
- ゲーム
キーボード&マウス
純正キーボード+トラックパッドは持ち運びには便利ですが、外出時にしか使用しません。やはり長時間使う際には普通のキーボード&マウスには圧倒的には劣ります。お好みのBluetooth のものを使用してください。Bloetooth以外のキーボード&マウスはUSB-Aポートがないので不便。
ソフトウェアキーボードは思いのほか使いやすい。6つのモードがあり横向きでの使用時は私は以下のように両手の親指でQWERTYキーボードを入力しています。長い文章を入力しても苦になりませんが、画面の占有面積が無駄に多いのはもったいない。
縦向きの時は、上記のモードか、スマホライクな入力が使いやすいか。自分の好きな位置における。
純正キーボードは、持ち運び時の画面の保護といった側面もありますが、他に保護する手段(カバーなど)があれば、無理に純正キーボードは買わなくてもいいかもしれません。
USB-C
USB-C、コンパクトなのはいいが一つしかないのはちょっと残念。できれば2ポート欲しかった。Surface Dockは1万以上とかなりお高いので、私はとりあえず$10のUSB-CとUSB-Aの変換コネクタを介して、通常のUSB-Aポートのハブへと中継させています。有線LANを使いたいという場面はあまりないのですが、画面を優先出力したい場面がたまにあるので、変換コネクタはいずれ購入しようと検討しています。せめてミニディスプレイポートはつけてほしかったです。(むしろイヤホンジャックは不要)
USBで一番使用頻度が多いのはiPhoneとの接続です。データを受け渡す際に、iPadのAirDropのように手軽に行うには別途ソフトウェアを入れるなりしなきゃいけない。暫定的にOneDriveとかのクラウドも使ってみたけど、やはり有線で繋いだほうが楽ちん。
ペン
ペン(スタイラス)はその辺のホームセンターで売っていた5ドルのものをたまに使っています。あまり手書きを入力や絵を描くような機会もないので、マーカーとして線を引くだけなら安物のペンでもとりあえずかける。でも本音はやはりSurface Penが欲しいところ。
カメラ
カメラはスマホの方が良いし、実際あんまり使わない。インカムはLINEのビデオチャットで使用する分には十分過ぎる。
Chromecast
再生してるとたまに再生がカクカクになるとかあるが、少し一時停止すると治る。ほかのPCでもなる時があったので、Surface Goというよりはネットワークが、Chromecast自体の問題かもしれない。Chrome OSをインストールすれば、少し使い方が広がるかもしれない。
Apple TVもあるが、そちらにはCast出来ないのでちょいと残念。
処理速度
オフィスでも軽いファイルでは問題ありませんが、重いファイルやマクロゴリゴリのExcelなんかをつかうとかなり厳しい。映像処理は最低限はできるけどもっさりなので、心に余裕がない方はやらないほうが無難。
使い道~キッチン
防水ではないけど、私は躊躇なくキッチンの近くに持ってきて、レシピを見たり、映像(この場合はTVer)を見るのに使っています。やはりヒンジで好みの角度にできるのが大きい。手が濡れているときは$5のタッチペンが活躍します。(純正Surfaceペンだったら濡れた手で触りたくない。)
外での使用
専用のバッグを書こうか悩んでいましたが、手持ちのボディバッグバッグにすっぽり入りましたので、こちらを使っています。軽いのでバッグに入れていたことを忘れてしまいます。
画面の明るさは十分なので外の使用に問題はありません。LTEモデルじゃないのでWifi探したり、なければテザリングする必要があるのは不便ですが、必要なかたはLTEモデルまで待ちましょう。
まとめ
総じて、使用感自体は良いです。iPadと比べるとタブレットとして不満な点はちょいちょいありますが、それでも同価格帯の他のWindows タブレットとは比にならないほど良い製品です。
処理速度不足なのは間違いないので、あくまでサブ機として最大限活用していくデバイスだと考えて割り切って使いましょう。128GBモデルでもパワー不足な気がするので、SSDじゃない64GBはホントやめておいたほうがいいかと思います。
重要なのは、あなたに『Surface Goを使う場面があるか?』という事。もし、自宅にメインPCがあって、iPadとかタブレットがあって、軽量ノートも持ってるって方は、実はあんまりいらないのかもしれない。でも、使う場面のがあるのであれば、やはり買いだとおもいます。私個人としては、買って本当に正解でした。
では、皆さんもぜひ購入を検討してみてください。
訓練用スペースシャトル見学レポ【NASA Space Shuttle Full Fuselage Trainer@Museum of Flight】
本日はシアトルにある航空博物館 Museum of Flight にある、NASA Space Shuttle Full Fuselage Trainer(略称FFT)の展示を見てきましたので、紹介していきます。
NASA Full Fuselage Trainer | The Museum of Flight
スペースシャトルの地上訓練機
Full Fuselage Trainerは、日本語にすると訓練用フル実機とかフル胴体といった感じでしょうか?(フルは日本語じゃないですが)コクピットや内部の居住空間、ペイロードベイ(貨物室)などが実物のスペースシャトルと同様に作られています。元々はヒューストンにあるジョンソン宇宙センターで、宇宙飛行士の訓練に使われていましたが、スペースシャトルの退役に伴い、シアトルの航空宇宙博物館にやってきました。
飛行用ではないので、主翼がなく、耐熱パネルも本物ではないですが、外観はスペースシャトルをよく模しています。スペースシャトルの実物大のものを初めて見る方にとってはとても大きく感じるのではないかと思います。
ペイロード・ベイの見学
この訓練機には、実際に中に入ることが出来ます!これは他の4機のスペースシャトルではできないことで、そういう意味ではある意味他のスペースシャトルの展示にはない魅力があります。
ペイロードベイ(貨物室)には、博物館の入場料のみ(追加料金なし)で入ることができます。
有料ツアーでスペースシャトルの内部へ!
大人$25、子供$20 追加料金を支払うとで、FFTの内部に入ることができます。ツアーは30分おきに開催されており、1回の参加は6人までですので、確実に行きたい方はインターネットで予約することをお勧めします。ちなみにスカート・サンダルは禁止です!狭い空間で、梯子に上る必要もありますので、動きやすい服装で来てください。(半パンはOKでした)
Shuttle Trainer Tours | Museum of Flight
こちらの横穴からしゃがんではいります。
フライトデッキ(コクピット)
コクピットのあるフライトデッキへは梯子を上って向かいます。コクピットがある部屋は天井が低く、身長約170cmの私でも前かがみにならないと頭が当たってしまうほどです。視界も非常に狭いです。
コクピットは膨大な数のスイッチに、時代を感じさせるレトロな計器類。使い古された痕跡がのこっていて、何度も訓練で使われた形跡がにじみ出ています。
続きを読むNASAスペースシャトル 全4ヶ所(+1)見学レポート
NASAのスペースシャトルは2011年に退役しましたが 、現存する四機は現在新たなミッションとしてアメリカ合衆国各地の博物館などで展示されています。私は幸運にも四機全てを見学する夢がが叶ったので、このブログで簡単に紹介していきます。
目次
- 【OV-101】エンタープライズ号@ニューヨーク
- 【OV-103】ディスカバリー号@ワシントンDC
- 【OV-104】アトランティス号@フロリダ
- 【OV-105】エンデバー号@カリフォルニア
- 【番外】Full Fuselage Trainer@シアトル
※OV-099 チャレンジャー号とOV-102コロンビア号は事故により失われています。
エンタープライズ号【イントレピッド海上航空宇宙博物館@NY】
Enterprise, OV-101
スペースシャトルの栄えある1号機。滑空実験機であり、製造されたシャトルで唯一、宇宙へ行ってはいないが、この機体で取得したデータが後続の機体の開発に生きたことはいうまでもなく、このエンタープライズ号が宇宙開発に果たした功績は色あせることはありません。
専用の展示室がありますが、少し手狭で暗いです。ほかのスペースシャトルと比べて、宇宙へ行っていない分、状態がよくきれいです。(その分味がない感じはしますが)
もう一つ他のシャトルの展示と違う点として、ロケットエンジンはフェアリングで隠されています。これはこれで実際に試験で使われていたものですの、貴重な展示です。
イントレピッド海上航空博物館は、ハドソン川に停泊している Intrepid という退役した実際の空母を再利用して博物館となっていて、空母自体も楽しめます。
NYマンハッタンの中心部からも近いので、ニューヨーク観光の一環でここを訪れるといいと思います。
【名称】イントレピッド海上航空宇宙博物館 / Intrepid Sea, Air & Space Museum
【住所】W 46th St And 12th Ave, New York, NY 10036
【公式HP】https://www.intrepidmuseum.org/
【入場料】大人$33/子供$24
【おすすめ度】★★★☆☆
ディスカバリー号【スティーブン・F・ウドヴァーヘイジー・センター@ワシントンDC】
Discovery, OV-103
ディスカバリー号はシャトルの中で最多となる39回の飛行をしています。365 日と12時間宇宙に滞在し、その間地球を5,830周もしたとのことですが、それだけ長い間宇宙を旅してい人工物が目の前に展示されているのは、とても不思議で、感慨深いものでした。
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映画LA LA LANDロケ地・聖地巡礼の旅【ロサンゼルス】
LA LA LAND(ラ・ラ・ランド)はロサンゼルス(Los Angels の略称、LA)を舞台にした大ヒットしたミュージカル映画。古き良きジャズを愛し、自分の店を持つこと夢見るセブ(演:ライアン・ゴズリング)と、カフェ店員のバイトをしながらオーディションを受ける女優の卵ミア(演:エマ・ストーン)のラブストーリー。アカデミー賞では作品賞、監督賞、撮影賞、作曲賞、主演女優賞を受賞していますが、もし「ロケ地賞」なんてものがあったら絶対に受賞した!ってぐらい、舞台であるロサンゼルスを生かした作品です。ロサンゼルスに行きたい!ってなった人も多いんじゃないかと思います。この記事では私が実際に訪れた場所を紹介していきます。
グリフィス天文台
ミアとセバスチャンは1955年製作の映画「理由なき反抗」Rebel Without a Causeを劇中で鑑賞し、その映画の中でこのグリフィス天文台が登場し、二人はそのままグリフィス天文台でデートします。
劇中では夜でしたが、私が訪れたのは都合により昼。大勢の観光客でにぎわっていました。ちなみに、このグリフィス天文台は映画「ターミネーター」「チャーリーズエンジェル」など、数多くの映画にも登場するロケ地なんです。
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【北米限定】伝説ポケモン配信について【SM・USUM 色違いジガルデ】
ポケットモンスターシリーズはアメリカでも大人気です。3DS版のポケモンシリーズはもちろん、近年はポケモンGoの効果もあってますます人気になっています。ポケモンカードは日本以上に人気です。そんな私もポケモンが大好きなのですが、アメリカ・カナダ向けのポケモン配信について紹介します。
毎月ポケモンサン・ムーン、およびウルトラサンムーン向けに以下のポケモンを配信しています。英語ですが、USのポケモン公式サイトに詳細が載っています。残念ながら海外ROMでしか受け取れないですが(汗)
5月 ゼルネアス/イベルタル
6月 色違いのジガルデ
10月 レシラム/ゼクロム
11月 ホウオウ/ルギア
なかでも目玉は、初解禁となる色違いジガルデではないでしょうか!
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