刺激してくるもの

子供を授かって
普通の幸せというか
日常を愛したいと思うようになったし
平凡というか
日々の暮らしが大事で
目の前のことを
大切にしようと思った。
何かを生み出したいとか
創作しなきゃと考えると
とても苦しいし、しんどい。
そういうことを常に考えていることは心の負担だし肩が重い。
創作と日常は同時にできないと思い、どちらかを取るしかないと考えるようになった。それで気が楽にもなれたし、それがいいと思えた。
ただ、感性を刺激されるものに触れたり、創作して自分を吐き出し表現しているものをみると、物凄く羨ましいし、悔しいし、負けたくないと思う。そんな表現できて、ずるいなって。そっちの世界に引きづりこまれそうになるというか。
自分が元々平凡で、深く考えず、一つのことについて悩まず、簡単な答えやその場しのぎの選択をして、世間一般に言われる幸せに何の疑問も持たず、多数派に流れて、何でも鵜呑みにしたり、周りのいうことをハイハイ聞いて素直に生きてきた人間であれば、こんなことは感じないのだと思う。
自分が納得できないことに対してはとことん闘うという姿勢で今まで生きてきて、すごくめんどくさいし、しなくてもいい苦痛を味わったと思うし、融通がきかないし、どうでもいいこだわりに支配されて自分で自分の首をしめることもあったけれど。何だかわからないけれど、それはいいことだったのかもしれない。そして、それらは完全に失わず持ち続けて自分の個性や強みとしてこれからいくらでも発揮していけるチャンスがあるんじゃないかと思う。その時々で求められることや、優先すべきことがあって、自分の好きなように何でもできるわけじゃない。正しさは常に入れ替わる。ただ、手の中に持ち続けるものは、今使い道がわからないとしても、きっと時代やタイミングでそれが発揮できる時が来るんだと思う。完全に無くしたり、無視して諦めるんじゃなくて、大切だと思うものは、今使い道や役に立たなくても、取っておいて、しかるべき時が来るまで大切に持っていたらいいのかもしれない。それは、無視したり無くしたりするんじゃなく、持っていることが大事だ。いつか日の目が来るときまで、大切に保管しておきたい。

何もかもがムカつく夜に

あいつを殺したい。

あいつに気づかせたい。

相手にされたいんだ。

いつもイラついてる

あいつのマネをして

振り向かれるのを待ってる。

 

こういうふうにしたら

売れるよ。

 

こういうふうにしたら

賞がもらえるよ。

 

今のままでは

誰にも相手にされない。

 

お前なんて、しねよ。

 

しねもしないくせに

しねとかいうなよ

 

 

ばーか。

劇場 感想

劇場

さきちゃんは目指す場所に行けないことを知り、欲しいもの(ある種の才能)を持っていたのが永田だったのかな。行きたい場所に行くには、自分には永田が持つものがないのだと知り、一緒にいることで頑張れる気がしたのだけれど、永田が持つものは永田だけのもので、彼を抱えることでそれが手に入ることはなくべつの負担だけが重なる。さきに必要なのは、永田が持つものがなくても自分はやっていけるという自信と、自分には無いということを受け入れること。さきは、目指す道を諦めるという決断をした。無いという現実を突きつけられながらその世界で生きる辛さより、無いということを感じなくてすむ世界でいきる。
はたから見たら、かわいそうなさきに見えるけど、きっとさきにとっては永田と過ごした時間はかけがえのないもので、キラキラしていて、ある部分での夢を叶えてくれた場所なのかも。夢を持ち東京に出てきた人間の心模様が分かりやすく描かれていた。

元気ですか?

 

 

振り返れば

断崖絶壁。

 

さいきんの寝る前の心情は

そんなかんじだよ。

 

そのまま寝れなかったり

少しだけ安定剤を飲んで寝る。

たまに、怖いくらい変に悟った気になって安心して眠りにつく夜もある。

 

追い詰められている。

暗く深い沼に。

 

 

人が死ぬかもしれない。

身近な人がいなくなる怖さって

こういうことなんだ。

 

何をしてても落ち着かないし

心ここに在らずで

日常のひとつひとつが困難に感じて

煩わしい。

 

そのくせ何もせずにいることは

もっと恐ろしくて

何かしていないと落ち着かないと

予定を埋めるけれど

ソノキモチからは逃れられないんだ。

 

わたしはどうかしてる。

さいきんのわたしはどうかしてる。

おかしい。

くるってこわれてこなごな。

でもきっとこれが ふつう なんだ。

 

こんな状況で、何ともない人こそ、どうかしてるよ。

 

頭が毎日すごくつかれる。

それが外から見てる人には全然伝わらなくて、ふつうじゃないのにふつうにしてなきゃいけないからつかれる。

 

 

もっと心の状態が人に透けて見えたらいいのに。こういう時だけ、わかってもらいたい時だけ都合よく透ければいいのに。

 

 

そうやって透けた心を見て

扱いをかえてもらえたら

もうちょっと生きやすくなって

喧嘩や誤解もへるのに。

 

こころ、つたわれつたわれ。

 

寒暖差がはげしい

昨日は中秋の名月で、とても清々しい天気だったけど、うって変わって今日は冬みたいに冷えて気持ちが滅入った。1日で、こんなにも感覚がかわるのかと驚いた。心にモヤがかかって、体が重たい。何かに足をすくわれそうな、何かに背後をとられそうな、不気味で落ち着かない感じがした1日。眠ると、闇が乗っかってくるような夢を見てしんどいから、朝も早めに起きて、昼寝も寝たいけど夢を見たくなくて無理矢理おきた。昨日からだらだらと過ごして、特に変わったこともなかったから、これらは完全に天気のせいだろう。気候が心にこんなに影響を与えるものなんだなぁ。毎日安定して穏やかな秋が続けばいいのに。神秘的で研ぎ澄まされていて優秀で、不思議なエネルギーが宿る夜が、ちょっとしたズレで、懐疑的で濁っていて足を引っ張り合うような、さまざまな機能を奪うエネルギーの魔物が潜む夜にかわる。いつだって世の中は不安定で気分屋だ。