hermitage

子宮頚がんと日々のこと

2017.8.16 HPV検査

夏季休暇までは仕事も多忙で

あっという間に日が過ぎていた。

健康診断の結果が出てからは、

通勤中の往復2時間、子宮頚がんの知識増やしの時間となっていた。

病院へは自転車で10分。

担当医は年配の貫禄のある優しそうな方。

一言目に

「あなたの病気の事は分かってる?」

と言われ、緊張感が走った。

病気って...まだ私は疑いがあるレベルであって、病気と決まってはいない。

そんな気持ちだったから...

先生が子宮頚がんについて書かれた紙を使って丁寧に説明してくれた。

そしてHPV検査を行った。

◆HPV検査

子宮頚がんの原因であるヒトパピローマウイルスに感染しているかどうか確認する検査。

 

結果は2週間後、陽性の場合はコルポスコピーと組織診を行うと説明を受け退室した。

 

その後、看護婦さんに別室に呼ばれ陽性だった場合のコルポスコピーの説明を受けた。

出血や痛みを伴う事、当日は自転車で来ない事等注意事項の紙を渡された。

まだ結果が出てないのに...

とても嫌な予感がした。

 

2017.7 病院探し

「ASC-US」という結果を調べてみると

軽度異形成の可能性という事が分かった。

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少し安心した。

可能性、という事はまだ分からないのだ。

二次検査出来る病院探しを始めた。

ちょうどいい病院を見つけた。

検査をメインにした産婦人科クリニックで

家から自転車で10分程度にある

清潔で綺麗な病院。

土曜日は先までいっぱいで

翌月の夏期休暇中の予約をとった。

 

2017.7 はじまり

6月に行った会社の健康診断の結果が配られた。

子宮判定「D2」

結果欄には「ASC-US」

「要精密検査です。二次検査をお受けください。」

 

思わず「えっ」と声をあげてしまった

正直、思い当たることはあった。

性行為中の不正出血が数年前からあり

心配で一度病院へ行ったことがあった。

その時は、粘膜が薄いようなので

様子を見ましょう程度の診断だった。

2年前の子宮頚がん検診では異常はなかった。

安心はしていたけれど、不安はあったのだ。

 

仕事中も気になっていたけど

外出もあってバタバタしていた日でもあり

あっという間に一日の仕事が終わった。

帰宅中の電車の中でスマホ

あらゆるサイトを巡りまくった。