わたしの手探り登山日記

体力がなくてコースタイムは1.5倍。 とにかく怖がりで失敗ばっかり。 アクセスはいつだって公共交通機関。 仲間たちはいつだって人任せ登山。 それでもトレーニングを重ね、 たくさん失敗を重ねながら、 ちょっとずつ、憧れのお山様に逢いに行っております。 こんなへっぽこなわたしですが、 ここがそんなわたしの成長日記になることを願っております。 これから登山を始める方、 お山には行きたいけど不安がある方、 遠くの山に行きたいけどマイカーなんかないんだよという方、 ちょっとでも、いろんな方々の参考になれば

2018/4/8 奥多摩・三頭山〜憧れの麦山浮橋を渡り試練の急登を行く山旅〜

都内近郊に住む山登り隊員の皆さんにはお馴染みであろう奥多摩ですが、

へっぽこ山子はそもそも登山経験が少ないので、

奥多摩には片手で数えるくらいしか行ったことがありません。

 

そんな山子を今回奥多摩に向かわせたのは、

SNSで見かけた1枚の写真に一目惚れしたからです(//∇//)

f:id:y-takaku-0910:20190213115215j:image

山子撮影

なにここ‼️

ヤバい‼️めっちゃ楽しそう‼️(*゚∀゚*)

 

ちなみにこれは奥多摩湖に架かる麦山浮橋という橋で、

お水の上に直接浮いてる橋なんだとか。

一目で虜になった山子は、この冒険心をくすぐる浮橋を渡るため、

うきうきと山旅計画を立て始めました。 

 

そう、このわくわくの先に地獄が待っているとも知らず…( ̄∀ ̄)

 

 

そんな今回のアクセス方法はこちら
⬇︎⬇︎⬇︎
【行き】

JR奥多摩駅~小河内神社(西東京バス ¥520)

transfer.navitime.biz

[http://www.nisitokyobus.co.jp/wp/wp-content/uploads/2018/03/hiking_okutama_180317.pdf:title](時刻表)

※小河内神社へは、奥多摩駅から「丹波」「鴨沢西」「留浦」または「小菅の湯」行きのバスで行けます

 

【帰り】

仲の平バス停~武蔵五日市駅(西東京バス ¥940)

transfer.navitime.biz

 

奥多摩駅から1時間ほどバスに揺られると、

春の日差しに照らされてキラキラ輝く奥多摩湖が見えてきました。

山桜でしょうか。奥多摩湖の周りは、冬から春へ衣替えを始めたようです。

f:id:y-takaku-0910:20190223161323j:image

バスを降りると、麦山浮橋は目の前でした。
f:id:y-takaku-0910:20190318103620j:image

うひょぅ〜!(//∇//)

めっちゃテンションが上がりますヽ( ˆoˆ )/

f:id:y-takaku-0910:20190317221249j:image

元々はここに道があったんですね。

ダムを作るために沈めたんだとか。

 

橋を渡るには、まずは階段を下ります。

f:id:y-takaku-0910:20190317221323j:image

わくわくして歓声が上がります(主に私から)

 

 

そして

 

さあ

 

来ました!

本日の目的の麦山浮橋ですヽ(*´∀`)/わーい

f:id:y-takaku-0910:20190317221238j:image

ゆらゆら揺れてとっても楽しい!

童心に帰ってはしゃぎました(о´∀`о)

湖の上は風が強く、水面がキラキラと風になびいていました。

はしゃいで写真や動画を撮りまくっていたら、

いつのまにか同じバスに乗っていたハイカーさん達は誰一人いなくなってしまいました( ̄∀ ̄)

そんなこんなで登山開始早々に(というか登山開始してない)本日のメインイベントを終えてしまったわたしたち。

 

山登りの任務があることを思い出し、歩みを進めます。

 

橋を渡り終えると、階段を登ります。f:id:y-takaku-0910:20190317221255j:image

階段を左折すると、整備された遊歩道のような気持ちの良い道が。

近所ならお休みの日にお散歩したい。
f:id:y-takaku-0910:20190317221631j:image

この先で、木の上にいる猿の大家族に遭遇しました。

登山口へ行くには一旦車道に出て少し歩くのですが、

f:id:y-takaku-0910:20190317221310j:image

木の上にいた猿たちも、車道を渡って山の方へ移動していました。

奥多摩にも猿っているんですね。

山で生き物に出会うとやたらテンションが上がりますヽ(*´∀`)

 

車道へ出て少し歩いたところの左手に水場がありました。

ちなみに車道へ出たら右折です。

致命的な方向音痴の山子は、

ここを左折し暫くうろうろ彷徨うことになりました( ;∀;)

水場経験0の山子は、

水場があったらそこで水を汲まなければいけないものだと思っていたので、
f:id:y-takaku-0910:20190317221259j:image

あらかじめ用意していた空のボトルにお水を汲みました。

初めての水汲み体験に、

まるで冒険をしているような気持ちになり、

とってもドキドキしました(//∇//)

 

15分くらい、このような車道の脇を歩きます。

イカーの人がたくさん通り怖かったです。
f:id:y-takaku-0910:20190317221048j:image

登山道の入り口はこんな感じ。

分かりづらいので注意が必要です。
f:id:y-takaku-0910:20190317221233j:image

登山道に入ると、落ち葉で覆われた急登が始まります。

f:id:y-takaku-0910:20190514000149j:image

すぐに汗が吹き出し息が上がります。

頑張って登っていると、目下に奥多摩湖が見えてきます。

f:id:y-takaku-0910:20190514000226j:image

進むにつれ、更なる急登が現れました( ;∀;)

頑張って急登を超えると…
f:id:y-takaku-0910:20190514000233j:image

また急登( ˆoˆ )/

しんどいーーっっ( ;∀;)
f:id:y-takaku-0910:20190514011239j:image

ひぃこら鼻水を垂らしながら急登を登っていると、

気づけばイヨ山に到着です(;´Д`A
f:id:y-takaku-0910:20190514011155j:image

なんともマイナー感が隠しきれません( ̄∀ ̄)

有名どころの初級のお山しか知らないへっぽこ山子は、

このマイナー感にドキドキです(//∇//)
f:id:y-takaku-0910:20190514011257j:image

急登はまだまだ終わりません。

次から
f:id:y-takaku-0910:20190514011743j:image

次に
f:id:y-takaku-0910:20190514000110j:image

休む間も無く急登地獄が立ちはだかります( ;∀;)もうやだー
f:id:y-takaku-0910:20190514011132j:image

山子はもう半泣きです( ;∀;)

f:id:y-takaku-0910:20190514000220j:image

そしてついに、次から次に立ちはだかる急登に、

だんだん笑いが込み上げてきますヽ(゚∀゚)ノアッヒャッヒャ!

 

流れ落ちる汗と鼻水を拭う間も無くひたすら立ちはだかる急登と苦戦していると、

どうやら次のピーク、ヌカザス山に到着したようです。

f:id:y-takaku-0910:20190514011730j:image

ヌカザス山って、糠指山って書くんですね。

糠を指す山?一体どんな由来なんでしょうね。

  

写真を撮る余裕がなく記録にはないのですが、

ヌカザス山手前には、落ち葉で滑る急登のラスボスが立ちはだかっており、

今(これを書いてる1年半後)思い出しても、

ほんとに過酷な道でした。よく無事に登り切ったと思います。

 

相方と、木の根っこに人生でこんなに感謝したことはないね、

と半泣きでお互いを励まし合いました。

f:id:y-takaku-0910:20190514000034j:image

ヌカザス山まで来ると急登地獄は終わりを迎えるのですが、

砂地の急坂が一か所あり、砂地の下りが大嫌いな山子は、

普通の人の10倍の速度で泣きながら下りました(´Д⊂

 

そして山容が少し変わってきます。

こんな岩の壁の間を通ったり、
f:id:y-takaku-0910:20190514000044j:image

今にも崩落しそうな細いトラバース道を通ったり

(´゚д゚`)
f:id:y-takaku-0910:20190514011808j:image

ここの下崖だし普通に怖いです((((;゚Д゚))))

なるべく山側を素早く通り過ぎるしかありません。

写真を見返すとめっちゃ怖いけど、

山子的にはここより手前の砂地の急な下りが一番怖かったです( ̄д ̄)
f:id:y-takaku-0910:20190514011312j:image

 

道が急に整備され始めたことから、三頭山が近いことがわかります。

※三頭山は奥多摩でも人気のお山らしい

ここまで来ると、観光半分の登山初心者っぽい人が大勢現れます。

たぶん都民の森から来た方たちなのでしょうね。

とたんに賑やかになりました( ̄▽ ̄)

 

ちなみに三頭山は峰が西と東と中央に分かれていて、

西峰と東峰にはそれぞれベンチが置いてあります。
f:id:y-takaku-0910:20190514000315j:image

せっかくなので全部の峰を回ってみることにします。

まずは中央峰。特になにもありません( ̄▽ ̄)
f:id:y-takaku-0910:20190514000136j:image

つぎは東峰

分岐から10分もかからないで到着です。

展望台とベンチとテーブルセットが一組ありました。
f:id:y-takaku-0910:20190514011247j:image

そして一番広くベンチも充実しているのが、西峰。

f:id:y-takaku-0910:20190803013619j:image

人もここが最も多かったです。
f:id:y-takaku-0910:20190803013611j:image

なぜかというと…

 

じゃーんヽ( ˆoˆ )/
f:id:y-takaku-0910:20190514011230j:image

そうです。なんと三頭山西峰からは

富士山どでーんと見えるのです

ヽ( ˆoˆ )/ワーイ

 

ただ、各峰にはトイレはありません。

そのため、西峰から15分くらい進んだところにある

三頭山避難小屋でお昼休憩を取ることにしました。

 

とても綺麗な避難小屋です。

そもそも避難小屋自体あまり見たことがない山子たちなので、

ちょっと感動します(基本何見ても感動w)(*´Д`)
f:id:y-takaku-0910:20190514000243j:image

子供の頃はインドアなくせに秘密基地作りにいつも夢中になっていた山子。

もう冒険心がうずいて抑えられません( *´艸`)

早速探索です( ・`д・´)キリッ

 

中もかなり綺麗です。

調理などはこのテーブルでするのでしょうか。

でもこの避難小屋、かなり探し回ったけど水場がないのです。
(泊まる人はどうしてるんだろう...)

ちなみにトイレは避難小屋に設置されていて、使用可能でした。
f:id:y-takaku-0910:20190514011716j:image

以前ユーシン渓谷に行ったときもあった、台帳のようなノートです。

でもこういうのって、ホラーな展開を想像してしまってちょっと苦手です(´Д⊂
f:id:y-takaku-0910:20190514000249j:image

一通り探索を終え、ようやく本日のお昼ご飯です。

今回は、カレーメシとウインナーに挑戦です!

山子は実は初カレーメシ(*´Д`)職場の男の子がよく食べてて気になっていたのです。

ウインナーは、あらかじめオリーブオイルにまぶしたものを持ってきて、

そのままフライパンへ投入し火をつけます。

焼けてきたらラップに包んで持って来た、使う分だけの塩コショウで焼き上げます。

※軽量化になるので結構オススメ(゚∀゚)

f:id:y-takaku-0910:20190514011322j:image

最初から混ざってるカレーライスって感じです。

ほんとは混ざってないのがよい(混ざってるのってドウナノ...(´゚д゚`))のですが、

軽量を意識した山飯を食べている自分に酔いしれているので、

そんな邪心はすぐに消し去ります(゚∀゚)
f:id:y-takaku-0910:20190514011306j:image

そして混ざってるカレーライス(カレーメシ)を頬張りながら前を向くと、

な、な、な、なんと!!

 

どどーーん!

 

 

富士山がいらっしゃるじゃないですか!!!

 

しかも西峰よりこっちで見る方が若干でかいし見晴らし良すぎ!!

( ゚д゚c)ナンデヤ( ゚∀゚)っ))ネンッ!!

 

最高ではないですかぁ~~(*´Д`ノ)ノ
f:id:y-takaku-0910:20190514011145j:image

 

ということで大満足でお昼休憩を過ごし、

帰路は仲の平方面へ縦走して帰ります。

ちなみにここから都民の森に下りるとコースも楽だし早いです。

 

ただ、もう悪夢のような急登はなく、

気持ちの良い尾根道を緩やかなアップダウンを繰り返しながら進む感じです。

f:id:y-takaku-0910:20190514000026j:image

しばらく行くと、槇寄山(マキヨリヤマ)に到着します。

三頭山避難小屋からこちら方面は誰もいませんでしたが、

この槇寄山、なんという穴場!!

 

大きなテーブルとベンチのセットが二組と、

f:id:y-takaku-0910:20190514000145j:image

その正面には

どどーんと大きな富士山!!
f:id:y-takaku-0910:20190514000336j:image

しかもここ、人がほんとにいなくて貸し切り状態なので、

休憩スポットとしてとてもよいです(*´Д`)

 

休憩ばかりしてると、ただでさえコースタイムより遅い山子たちなので、

このままでは最終バスに間に合わない!!((((;゚Д゚))))

ということで、先を急ぐことにします。

 

植物の知識皆無の山子でもわかるお花を見つけました。 

たぶんスミレです(*ノωノ)
f:id:y-takaku-0910:20190514000053j:image

ここは分岐。

西日が差し始めて若干焦ってる山子。

ここは絶対に間違えられません(; ・`д・´)

(フリではありません)
f:id:y-takaku-0910:20190514011755j:image

 

それにしても、春だというのに奥多摩は落ち葉が多い!!

脚が落ち葉で埋まります。

変な生き物が出てきたらどうしよう...なんて考えながら、

おっかなびっくり落ち葉川を渡渉します。
f:id:y-takaku-0910:20190514000156j:image

 

奥多摩の山々に雲の影がかかり、山々の緑にコントラストを加えています。

わたしはこの、山に雲の影がかかる景色が結構好きです。
f:id:y-takaku-0910:20190514011825j:image

 

登山道の出口間際で盛大にすっころび、照れながら登山口を出ると、

たくさんの春のお花がお出迎えしてくれました(*ノωノ)

 

春らしく彩り豊かな里山の景色が広がります。
f:id:y-takaku-0910:20190514011203j:image

 

不思議な木を見つけました。

まるで唐辛子みたい!( ゚Д゚)

f:id:y-takaku-0910:20190514000122j:image

これは桜でしょうか。

f:id:y-takaku-0910:20190514000211j:image

 

登山道から出てちょっと歩くと、

仲の平バス停です。

数馬の湯で温泉に入っていきたかったのですが、時間の猶予があまりなく、

とにかくへとへとだったので、まっすぐ帰路につくことにしました。

※3時間に2本ペースなので、温泉に入る場合は計画的にスケジュールを組む必要があります
f:id:y-takaku-0910:20190514000330j:image

 

 満身創痍で今回の山旅を終えた山子たち。

ここは初心者で初級の山子たちにはほんとにキツく、

大変なコースでした。

 

しかし、この後のスッテップアップのためにかなり大きなポイントとなるお山でもあり、

思い返してみれば最高にキツく最高に楽しい山旅でした。

 

1年半経った今、あらためて思い返してみて(書くのオソスギ(゚∀゚))、

もうこんな経験はできないなって思ってちょっとセンチメンタルになります。

 

レベルアップを目指してきたのに、

レベルアップする前の自分を懐かしく、切なく思い出す、

まるで青春時代に過ごした部活動のような、

 そんな思い出のお山です。

 

 

 

 

2018/10/8 那須岳〜致命的なルートミスと小さな奇跡の紅葉登山〜

 

山子も紅葉登山がしてみたい!真っ赤な絨毯が見てみたい!

ということで、怖くなくて、

すっごく綺麗で人気の那須岳(茶臼岳)にソロで行ってきました( ´∀`)

 

f:id:y-takaku-0910:20181010120045j:plain

 

実は那須岳は、山子が登山靴を買って初めて登ったお山様。

その時は人様のブログを見て、見よう見まねで夜の暗いうちから登り、

ご来光に赤く染まる那須岳を見るという最高のプランの予定でした。

 

そう。それはあくまで予定…

 

現実はというと…

 

総勢6名の初心者が、

仕事終わりにそのままレンタカーで那須岳へ向かい、

まだ日も明けぬ霧雨けぶる午前3時頃

仮眠も取らぬまま、

ヘッドライトを付けて登山開始するという

無謀な愚行を強行…( ;´Д`)

しかも稜線上に出てみれば、

そこは風速17メートル以上の強風が吹き荒ぶ、

ガスに包まれた視界1~2メートルの世界

しかも初心者の集まりのため、

ビビる山子とその他メンバーで

2:4にパーティー分裂

 

朝日岳手前の急峻な岩場で、下から吹き付ける強風に晒されながら、

 

もうダメだ…

これ以上は進めない…

今戻らなければ命が無いかもしれない…

 

と、もう一歩も動けなくなった状態で撤退を決定

しかし、はぐれた仲間達はとっくに姿は見えない

笛を吹き、仲間を呼んで全力で叫ぶのに、

叫び声が全て風に吹き消され…

 

この時ほど、絶望を感じたことはありませんでした。

 

このあと全員無事にどうにかこうにか下山できたわけですが、

すっかり恐怖に取り憑かれてしまった山子は、

遭難についてたくさん勉強し、とてもとても猛省したのです。

 

さて。

そんな強烈なトラウマの残る那須岳に再度逢いに行ったわけですが、

今回は、初心者でも怖くない茶臼岳を通り、

姥ヶ平を周回するコースの予定でした。

 

そう。それはあくまで予定…

 

このあと山子は、

今回も安定のへっぽこっぷりを発揮するのです…( ̄д ̄)エッ、マタナノ!?

 

 

公共交通機関那須岳へアクセスする方法はこちら

⬇︎⬇︎⬇︎

大宮~那須塩原東北新幹線指定席利用で¥5,000ちょっと)

那須塩原駅那須ロープウェイ駅(片道¥1,400)

※往復でバスを利用する場合、フリーパスが¥2,600で販売されているため、そちらを利用するとお得です。

(フリーパスはバス乗り場で販売していました)

f:id:y-takaku-0910:20181010120152j:plain

時刻表はこちら↓↓↓

那須ロープウェイ那須塩原駅黒磯駅~広谷地~那須湯本温泉那須ロープウェイ

https://www.kantobus.co.jp/common/sysfile/topics/ID00000402binary1.pdf

那須塩原駅から出ている始発は7:45です。

※シーズンピーク時は非常に混みます。バスは増便も出ていましたが、

 新幹線を降りたらダッシュでバス停に向かうことをお勧めします。

f:id:y-takaku-0910:20181010120246j:plain

(これ全部、バス停に向かう人たちです)

 

山子はダッシュでバス停に向かい、最初の便に座って乗れましたが、

すぐ後ろはこのように長蛇の列ができていました(;´Д`)

 f:id:y-takaku-0910:20181010123420j:plain

※ロープウェイ駅までの道路が大渋滞しています。

 この日もバスは50分遅れで到着。

 あらかじめ、渋滞を予想してのコース組みをしてください。

 

歩いた方が早いと思い、

一つ前の『大丸温泉』バス停で降りました。

f:id:y-takaku-0910:20181010131040j:plain

トイレの脇から登山道の階段が伸びており、そこから進みます。

f:id:y-takaku-0910:20181010145604j:plain

地図上だと、那須ロープウェイまでのコースタイムは20分でしたが、

わくわくが止まらない山子は10分で到着(゚∀゚)

 f:id:y-takaku-0910:20181010145759j:plain
紅く色づく山肌に笑みがこぼれます( *´艸`)

f:id:y-takaku-0910:20181010150018j:plain

 
山之神の鳥居です。

f:id:y-takaku-0910:20181010150044j:plain

那須岳の神様に無事の山行を願って、いざ出発です\(^o^)/
 

さて。今回のコースはこちら

⬇︎⬇︎⬇︎

◆コース*姥ヶ平をぐるっと周回コース◆

山麓駅➡峰の茶屋跡避難小屋➡牛ヶ首➡ひょうたん池

➡姥ヶ平下沼原分岐峰の茶屋跡避難小屋山麓

通常コースタイム(休憩なし):3時間55分

f:id:y-takaku-0910:20181010150628j:plain

 

の、はずが、、、、、

 

姥ヶ平下で『沼原分岐』に進むところを間違えて、

『沼原』の方へ進んでしまいました。

(ほんとは『三斗小屋温泉』の方へ行かなければいけなかった)

f:id:y-takaku-0910:20181010150659j:plain

※黄色が行きに通った道で青色がミスしたルート。

 

ということで( ;∀;)今回の実際歩いたコースはこちら

⬇︎⬇︎⬇︎

◆コース*無駄にピストンへろへろコース◆

大丸温泉➡峰の茶屋跡避難小屋➡牛ヶ首➡ひょうたん池

➡姥ヶ平下➡日の出平登山口➡姥ヶ平下➡牛ヶ首

➡ロープウェイ山頂駅

コースタイム:6時間10分

★無駄に歩いた距離:5キロ、

無駄に歩いた累計標高差:800メートルちょっと、

ロスした時間:2時間\(^o^)/

 

危険個所:危険個所はありませんが、初心者の方や観光目的の方が多い場所では、
無法地帯状態なので、すれ違う時に怖いです。
 
 
さてさて。浮かれポンチな山子はうっきうきで進みます(゚∀゚)
山之神の鳥居を過ぎると、最初は紅葉に彩られた気持ちの良い登山道です。

f:id:y-takaku-0910:20181010151015j:plain

道はよく整備されています。
少し進むと、視界が開けてきます。

f:id:y-takaku-0910:20181010151413j:plain

パッチワークのような山肌がなんとも美しい(*´Д`*)

そしてすぐに岩々した登山道に変わります。

f:id:y-takaku-0910:20181010151312j:plain

過去のトラウマが蘇り、ちょっと緊張が走ります。
 
そしてそして!!
 
どーーーんっ

f:id:y-takaku-0910:20181010151538j:plain

朝日岳が顔を出しました\(^o^)/
 
前回真っ白なガスに包まれ何も見れませんでしたが、
こんな美しい景色がそこにあったんですね( ;∀;)カンドウデス
 

壮大で美しいその山容に、つい足が止まります(*´Д`)

色づきのせいかもしれませんが、

この後に行った姥ヶ平よりも 、私はここの景色の方が断然好きです。

f:id:y-takaku-0910:20181010151706j:plain

このように、少し進むと、また違うお顔が見えてきます。

荒々しく、優美でとても美しい...(*´Д`)ヤマコウットリ...

 

谷間の紅葉も美しい...(*´Д`)♡♡

f:id:y-takaku-0910:20181010151735j:plain

 振り返るとこの絶景(*´Д`)(*´Д`)(*´Д`)

f:id:y-takaku-0910:20181010174252j:plain

何度も振り返っては写真を撮り、なかなか前に進めません( ;∀;)
 
しかし、ついに朝日岳と並んで歩く登山道も終わりが見えてきました。

f:id:y-takaku-0910:20181010174326j:plain

峰の茶屋跡避難小屋です。
2年前は、ここで震えながら日が明けるのを待ちました(;´Д`)

f:id:y-takaku-0910:20181010174404j:plain

そんな苦い思い出はなかったかのように、
この日は平和に登山客で賑わっています。
 
朝日岳方面へ延びる稜線ですが、
ここは風の通り道となっているため、強風に晒されます。

f:id:y-takaku-0910:20181010174459j:plain

山子は2年前のこの場所で、
強風と恐怖に、腰を抜かして立てなくなるという初体験をしました(TT)
ちなみにこの日もこの場所は風が強く吹いていました。
 
さて。朝日岳へはいつか必ずとリベンジを誓い、
今回は茶臼岳の方へ進みます。

f:id:y-takaku-0910:20181010175135j:plain

茶臼岳にはガスがかかり、山頂は雲の中です。
 

f:id:y-takaku-0910:20181010175058j:plain

茶臼岳への登山道はよく整備されていて、怖い箇所はありません。
横を向くと、山肌が綺麗に色づいています。

f:id:y-takaku-0910:20181010175005j:plain

振り返れば歩いてきた道と、朝日岳が(*´Д`)

f:id:y-takaku-0910:20181010175216j:plain

ここで朝日岳が見納めになることを、
この時はまだ、知る由もありませんでした(ノД`)・゜・。
 
茶臼岳は火山のお山らしく、そこらじゅうで噴煙を上げています。

f:id:y-takaku-0910:20181010175353j:plain

あたりは硫黄の匂いに包まれ、山肌は硫黄で黄色く染まっていました。

f:id:y-takaku-0910:20181010175441j:plain

これは硫黄のかたまり??

f:id:y-takaku-0910:20181010175512j:plain

 
無間地獄に到着。
それにしてもすごい名前です( ̄▽ ̄)ムゲンジゴクテ...

f:id:y-takaku-0910:20181010175549j:plain

ぷしゅーぷしゅー音を立てて噴煙を噴き出し続けているその様は
まるで怒ったときの山子のよう( *´艸`)
 
楽しい火山散策もあっという間に終わり、

f:id:y-takaku-0910:20181010175714j:plain

ここからは姥ヶ平を眺めながら、ひょうたん池へ下りていきます。
 
紅葉は台風の影響で落葉が進み、終わりの始まりといった感じ。

f:id:y-takaku-0910:20181010175754j:plain

それでも美しいです。
 
が、、、
人がすごい、、、(;´Д`)ウヒョゥ

f:id:y-takaku-0910:20181010175831j:plain

 
一旦下りきり、広場のような所に出ました。

f:id:y-takaku-0910:20181010175939j:plain

するとここで、一人の男性が、
「写真撮りましょうか?(・∀・)」
と声をかけてくださりました。 
 
ヤマコ)ありがとうございます(*´Д`)
男性)朝はあの後大丈夫でしたか?
ヤマコ)えっ、もしかして、同じバスでした??(゚д゚)!
男性)いや、新幹線でも隣にいた者ですよ(・∀・)
ヤマコ)ええええっ(゚д゚)!(゚д゚)!(゚д゚)!
 
という出会いがありました。
その男性は、最後までバスに乗り、
その後はロープウェイを利用しここまで来たとのこと。
山子が降りた後、バスはスムーズに進み、
10分くらで山麓駅まで着いたそうです。
 
そんな一期一会のちょっとした奇跡にほっこりしながら、
山子はひょうたん池へ進みます。

f:id:y-takaku-0910:20181010180107j:plain

ひょうたん池へは細い木道となっており、すれ違うのが大変でした。
しかし、木道から見上げる茶臼岳がまた立派で美しく、

f:id:y-takaku-0910:20181010180204j:plain

何度も足が止まってしまいます(*´Д`)
 
ひょうたん池に着くと、池まで降りて写真を撮ってる人が結構いました。

f:id:y-takaku-0910:20181010180251j:plain

しかし、『木道から下りないで』という立て看板があったため、
真面目でビビりな山子は降りることはできませんでした(ノД`)
 
木道の帰り道もまた美しい(*´Д`)♡♡

f:id:y-takaku-0910:20181010180332j:plain

 
ひょうたん池を過ぎると、次は樹林帯歩きです。

f:id:y-takaku-0910:20181010180424j:plain

紅葉のトンネルに彩られた、落ち葉の絨毯を進みます(*´з`)♪

f:id:y-takaku-0910:20181010180528j:plain

しばらくなだらかなアップダウンを行くと、ついに来ました。

f:id:y-takaku-0910:20181010180617j:plain

運命の分かれ道が、、、
 
本当は『三斗小屋』を指す方へ進まなければいけなかったのですが、
浮かれポンチの山子は何も疑うことなく

f:id:y-takaku-0910:20181010180703j:plain

『沼原』へ、、、( ̄▽ ̄)
 

f:id:y-takaku-0910:20181010180807j:plain

紅葉の樹林帯を歩きながら、
今回はどんな記事を書こうかなぁ~(゚∀゚)♪
なんて、道を間違えてることも知らずにうきうき歩きます
( ̄▽ ̄)ホントバカ

f:id:y-takaku-0910:20181010180844j:plain

顔を出した茶臼岳を激写っ(^_-)-
なぁんて、道を間違えてることも知らずに楽しんでいました
( ̄▽ ̄)ウカレスギダロ
 
さてさて。
このコース、道がえぐれて滑りやすいちょっとした難所があるのですが、

f:id:y-takaku-0910:20181010180949j:plain

そこで下から登ってきた団体さんとすれ違いました。
滑りそうになった恥ずかしい恰好をポーカーフェイスでやり過ごし、
スマートに道を譲った山子ですが、
先頭の方と目が合い、世界が数秒間停止しました。
 
( ゚д゚)
 
 
( ; ゚Д゚)...エッ??
 
 
なんと、、、、
 
そのお方は、、、、
 
 
:(;゙゚'ω゚'):
 
 
へ、、、
 
編集長ではないですか!!!!
(;゚Д゚)(;゚Д゚)(;゚Д゚)ドヒャァァ!!
 
 
こんな奇跡があるでしょうか!!
 
こんな山の中で、
まさか憧れの萩原編集長に出会うとは、、、(;゚Д゚)
 
どうやら撮影で来ていたようです。
 
山子はハァハァしながら握手を懇願(*´Д`)ヘンシツシャ...
 
写真は時間がないからダメでしたが、
そのありがたい後ろ姿だけ、
スタッフさんの許可を得て撮らせていただきました(*´Д`)ウハァァア

f:id:y-takaku-0910:20181010181145j:plain

※先頭の青いザックの方が編集長です。

 

もうその後は浮かれポンチがさらにパワーアップ\(^o^)/
ニヤニヤが止まらないまま軽やかに先を進みました。
そう。道を間違えてることも知らずに( ̄▽ ̄)ウハァァア
 
浮かれた脳みそと目玉を持つ山子は、
GPSを確認してるにも関わらずルートミスに気付かず、
次の分岐を過ぎるとなぜかひたすら急登を登り
20分くらい経っても全然思った所に着けないことから、
ようやく自分が馬鹿だったと気付くのでした( ̄▽ ̄)ウヒョゥ
 
ルートミスに気付いたのが14:00(オソッ)
早ければ下山完了すらしてたかもしれないその時間に焦りました。
そこからは頭と脚をフル回転で、来た道を戻ります。
たくさん下った分、
たくさん登るというその全くの無駄な行為に、
山子はもう涙目です( ;∀;)
脚はどんどん重たくなるし、ちょっとの傾斜でも、
登りが辛くてしかたありませんでした。
 

f:id:y-takaku-0910:20181010181445j:plain

必死の思いで運命の分かれ道まで戻り、
自分の過ちを噛み締めながら、最短で帰れるピストンを選択。
(時間的にはギリギリ周回コースも行けましたが、脚が限界でした)
 
汗だく泥まみれのボロボロ状態で姥ヶ平下まで戻ってくると、

f:id:y-takaku-0910:20181010181546j:plain

(´゚д゚`)んん??

 

(´゚д゚`;)ア...アレ????

 

 

な、な、な、

 

なんと、、、
 
 
:(;゙゚'ω゚'):
 
へ、編集長が、、、
Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)マタアッターッ!!
 
 
今回は撮影もひと段落ついたのか、
快くお写真をお受けしてくださり、

f:id:y-takaku-0910:20181010194916j:plain

ムフフ( *´艸`)なツーショット♡を撮らせていただきました\(^o^)/
 
編集長、テレビで見る通りの気さくで素敵な方で、
山子はもう、お目目がハートに(*Д)ステキィ
 
そこからは、にやにやスキップしながら来た道を戻りました(*ノωノ)
 
ちなみに、意外にも読書家な山子が一番好きな作家さんの名前は、
荻原浩(オギワラヒロシ)といいます。

荻原浩 - Wikipedia

編集長がハギワラヒロシなので一文字違いなところに、

勝手に運命を感じてしまいます(*ノωノ)

 
気付けばあたりはすっかりガスで真っ白でしたが、

f:id:y-takaku-0910:20181010181923j:plain

冷たいミストが火照った身体に気持ち良かったです(´∀`*)
 
死ぬ思いで牛ヶ首まで登り切り、あとは平たん!(゚∀゚)と思っていたら、

f:id:y-takaku-0910:20181010182020j:plain

普通に山頂駅まで登りでした\(^o^)/
 
この辺の道は、富士山の登山道にちょっと似てるなぁと思いました。
...
富士山登ったことないけど( ̄▽ ̄)
 
 
ガスガスですが、こんな時間と視界無しの中、

f:id:y-takaku-0910:20181010182053j:plain

まだ登ってくる人たちが結構いてびっくりしました。
 
そして、やっとやっと山頂駅に到着です。

f:id:y-takaku-0910:20181010182118j:plain

( ̄▽ ̄)マッシロヤネ 
 
ロープウェイを待つ間、汗だくの服を着替え、
那須高原ミルクのソフトクリームで疲れを癒しました(*´ω`)

f:id:y-takaku-0910:20181010182143j:plain

ミルキーでめちゃうま(゚∀゚)!でした

そんなこんなでへろへろになった山子は、

帰りはひたすら爆睡しながら帰路に着いたのでした( ̄▽ ̄)

 

 

f:id:y-takaku-0910:20181010192728j:plain

紅葉の那須岳は、ピークは少し過ぎていましたが、

錦に染まるその山肌は美しく、

左を向けば荒々しい火山、右を向けば錦の絨毯、と、

登山者を飽きさせることがありません。

少し体力があるならば、ロープウェイは使わずに、

朝日岳のその優美な山容を眺めながら登ることをお勧めします。

 

色々とハプニングや失敗もありましたが、

今回出会えた奇跡は、

きっと山の神様からのプレゼントだったのではと思う

乙女な山子なのでした(*ノωノ)

※ダイエットという目前の優先事項を後回しにし続けたことだけが、

いまだに悔やまれます。

 

 

2018/9/17 小金沢連峰縦走〜アクシデントてんこ盛りな20キロに及ぶ日帰り縦走〜

 

ずっと憧れていた、大菩薩嶺から向こう、

小金沢連峰の稜線を歩いてきました!

 

f:id:y-takaku-0910:20180920100844j:plain

 

登りでの標高差はそんなになさそうですが、

歩行距離なんと20キロ‼️:(;゙゚'ω゚'):

今まで経験したことのない長距離コースです( ̄д ̄;)

 

1ヶ月ぶりの登山だし、長距離なのにトイレないし、

今回は登山2回目の後輩くんも一緒だし...

と不安要素てんこ盛りでしたが、

今年の最後の目標なので頑張ります\(^o^)/

 

 

そんな今回のアクセス方法はこちら

⬇︎⬇︎⬇︎

【行き】

甲斐大和駅~小屋平(石丸峠入口)(栄和交通バス ¥950)

http://eiwa-kotsu.jp/media/root_1_tt.pdf(時刻表)

【帰り】

やまと天目山温泉~甲斐大和駅(タクシー利用 ¥2,400くらい)

※やまと天目山温泉~甲斐大和駅はバスも出ています(片道¥300)

www.navitime.co.jp

 

 

不安と期待を抱きつつ、いざ登山開始…と思いきや、

後輩くんが来ない‼️(゚д゚)!エッ

 

実は臨時便が出ていて、30分早くバスに乗れたのですが、

私たちより先に着いてるはずの後輩くんがいないのです

 

(・・?)アレ…?

 

あれれ?と思いつつもバスは出発。

そしてすぐに電波は不安定に…

圏外の狭間で確認できたこと、

 

それは…

 

なんと、後輩くん、

中央線の利用方法(押しボタン式システム)が分からず、

甲斐大和駅を過ぎて

 

甲府まで行ってしまった

 

とか

 

( ゚д゚)エエェ

 

仕方がないので、登山口で待つこと1時間半(つД`)

f:id:y-takaku-0910:20180920072917j:plain

9時台のバスに無事乗れた後輩くんと合流し、ようやく登山開始です。

 

今回のコースはこちら

⬇︎⬇︎⬇︎

◆コース*石丸峠から湯ノ沢峠を経てやまと天目山温泉へ◆

小屋平(石丸峠入口)➡ 石丸峠➡小金沢

➡牛奥ノ雁ヶ腹摺山➡黒岳➡白谷ノ丸

➡湯ノ沢峠避難小屋➡やまと天目山温泉

通常コースタイム(休憩なし):6時間25分

標高差・歩行距離:1,016メートル・20キロ

危険箇所:特に危険箇所はないですが、倒木が登山道を遮り、

道がなくなっている箇所が結構ありました。

また、道が不明瞭な箇所も多数あり、

テープを見落とすと簡単に迷い込みます。

特に黒岳は荒れているので、道を誤らないように注意が必要です。

★今回、GPSの地図アプリが非常に役に立ちました。

地図は予備も含めて2枚持って行ってる山子ですが、

GPSアプリも活用しています。

展望がない場所なんかでは特に助かります。

わたしが使っているのはこちら。
geographica.biz

ジオグラフィカ | 登山用GPS

ジオグラフィカ | 登山用GPS

  • keiji matsumoto
  • ナビゲーション
  • 無料

国土地理院発行の地図がベースになっています。

事前に記憶させておくだけで、圏外になってもきちんと表示してくれます。

もちろん無料です

※携帯用充電器も必ずお待ちください

 

 

登山口からはいきなり急坂となっていますが、

ちょっとすると一旦林道に出ます。

f:id:y-takaku-0910:20180920073504j:plain

林道を右に行くと、また登山道に入ります。

 

ここからは緩やかな道もあり、歩きやすいです。

f:id:y-takaku-0910:20180920073600j:plain

お山は秋の色に衣替えを始めました。

f:id:y-takaku-0910:20180920073631j:plain

青い空とのコントラストが美しい(*´Д`*)

 

1時間近く樹林帯を登ると、このように視界が開けてきます。

f:id:y-takaku-0910:20180920101108j:plain

 

振り向けば富士山が

f:id:y-takaku-0910:20180920101211j:plain

冠雪してない富士山も、あとちょっとで見納めですね。

 

今日はいつもうっとり眺めていた、

あの先の稜線を歩けるんですね(*´Д`*)

f:id:y-takaku-0910:20180920101406j:plain

めちゃくちゃテンションが上がります(*´∀`*)

 

石丸峠に来ました。

f:id:y-takaku-0910:20180920101442j:plain

ここから先は初めて歩きます。

どきどき(〃ω〃)♡

 

わあ!

f:id:y-takaku-0910:20180920101532j:plain

横をむけばアルプスが勢ぞろい‼️

絶景に歓声が溢れます(о´∀`о)

 

あの先のお山が小金沢山。

f:id:y-takaku-0910:20180920101607j:plain

大はしゃぎで進みます(*´∀`*)

 

思えば、この時がこの日のピークでした…\(^o^)/

 

楽しい稜線歩きはあっという間で、すぐに樹林帯に入ります( ̄∀ ̄)

f:id:y-takaku-0910:20180920101716j:plain

この辺りは不明瞭な道がずっと続くので、テープを頼りに進みます。

 

f:id:y-takaku-0910:20180920101758j:plain

倒木もたくさん。

f:id:y-takaku-0910:20180920101827j:plain

 

そんなこんなで、まずは小金沢山に到着です( ̄∀ ̄)

f:id:y-takaku-0910:20180920101914j:plain

ここで1/10くらいでしょうか。

まだまだ先は長いです。

お次は牛奥ノ雁ヶ腹摺山(ウシオクノガンガハラスリヤマ)に向かいます。

f:id:y-takaku-0910:20180920102122j:plain

開けた道はちょびっとだけ。

またすぐに樹林帯に突入です。

f:id:y-takaku-0910:20180920102230j:plain

藪漕ぎとはではいきませんが、

人があまり入らないのか、道は熊笹に覆われていました。

 

倒木が激しさを増してきます。

f:id:y-takaku-0910:20180920105503j:plain

登山道が塞がれているため、迂回して進みます。

 

荒れた獣道のような所に入るので、迷わないように要注意です。

 

そんなこんなで牛奥ノ雁ヶ腹摺山(ウシオクノガンガハラスリヤマ)に到着。

f:id:y-takaku-0910:20180920105550j:plain

日本一名前の長いお山なんだとか(´゚д゚`)

f:id:y-takaku-0910:20180920105639j:plain

実は五百円札の富士山を楽しみにしていたのですが、

どうやら雁ヶ腹摺山違いだったと後で知りました(〃ω〃)ハズカシィ

(本物の五百円札の景色は、ここよりも東にある雁ヶ腹摺山から見た景色だそう)

 

どっちにしろ、富士山は雲に隠れてしまったので見れなかったんですけどね(´Д` )

 

ちなみに牛奥ノ雁ヶ腹摺山から黒岳へ行く道ですが、

山頂にある標識通りに行くとこういう道に…

f:id:y-takaku-0910:20180920110410j:plain

そう。道がないんです( ̄д ̄;)

GPSを頼りにうろうろと道を探していると、

f:id:y-takaku-0910:20180920143125j:plain

ありました。

矢印の方が登山道です。

f:id:y-takaku-0910:20180920143154j:plain

分かりづらい…( ̄д ̄;)

 

さて。

一旦下ったら、お次は向こうにそびえる黒岳へ。

f:id:y-takaku-0910:20180920105834j:plain

コースタイム1時間とありますが、辿り着ける気がしない…(TT)

 

黒岳は一段と荒れていました。

f:id:y-takaku-0910:20180920143307j:plain

そこかしこに倒木があり登山道を塞いでいるため、登山道を外れて進みます。

獣道も多く、登山道を探すのに苦労することも結構ありました(;´Д`A

f:id:y-takaku-0910:20180920143755j:plain

登山道に戻るまで、毎回緊張の連続でした。

 

ここも正規のルートを探しちょっと迷いました。

f:id:y-takaku-0910:20180920143849j:plain

以前、初めてのソロで道迷いした、

初狩駅~穴沢山経由で登った滝子山のルートに似ているなと思いました。

 

どうにかこうにか、黒岳に到着です。

展望はありません。

f:id:y-takaku-0910:20180920144619j:plain

その後は白谷ノ丸へ。この辺りからはガスで真っ白。

f:id:y-takaku-0910:20180921003055j:plain

この辺りは地図にある通り、道がえぐれて非常に歩きにくかったです。

白砂のザレ場はかなり警戒していましたが大したことなく、

下り坂ですが15メートルくらいであっという間に終わりです。

 

歩きにくい急坂をたくさん下って、湯ノ沢峠避難小屋に到着です。

f:id:y-takaku-0910:20180921003337j:plain

オバケが出そうな雰囲気((((;゚Д゚)))))))

 

トイレの方が立派だったり( ̄∀ ̄)

f:id:y-takaku-0910:20180921003451j:plain

 

出だしのアクシデントにもめげずに、頑張れば最終バスのいっこ前に乗れそうかなぁ。というところまで挽回。

 

が、

 

しかし

 

ここでまた事件が!

 

:(;゙゚'ω゚'):

 

まず前提として、ちょっと前にすれ違ったパーティーの方から、

天目山温泉の所の林道が土砂崩れで車両が通れないという情報を入手。

湯ノ沢峠避難小屋までタクシーを呼ぼうとしたら、

そう言って断られたとか(そのためその方達は大峠へ下りていかれました)。

 

私たちは歩いて下りる予定だったので、そのまま進むことを決めたのですが、

やはりちょっと心配(;´д`)

 

そして湯ノ沢峠避難小屋で休んでいたところ、

地元のおじさんが犬を連れて車でやって来たので聞いてみると、

やはりかなり迂回してここまで来たとのこと。(でも車両は入れる様子)

 

そうこう話していると、

おじさんが

 

「途中まで乗せて行ってあげるよ(・∀・)」

 

  (゚д゚)!

 

と言ってくださり、

ありがたくその提案に乗ることに。

 

ああ、ありがたいね(*´Д`*)、助かったね(*´∇`*)

なんて言っていたのですが、

 

が、、、

 

降ろされたのは林道を1.5キロほど下ったところ。

 

( ̄▽ ̄)エ?

 

(゚∀゚)ん?

 

....

 

 

(´゚д゚`)んん??

 

 

 

(゚∀゚;)ア...アレ????

 

 

「ここ行けば登山道に繋がってるはずだから!(゚∀゚)」

 

  (゚д゚)!

 

 

おじさんのいう方を見ると、

 

立ち入れないように鉄パイプでゲートができています(゚д゚)!エッ

 

どうやら林業の方達が出入りしている場所のよう。

 

どう見ても登山道じゃないし、

 

一見入口っぽいけど踏み跡もないし、

 

そもそも地図にも載ってない( ゚д゚)

 

 

そして降ろされた林道はめっちゃ遠回りのルート:(;゙゚'ω゚'):

 

むしろ距離延びてるし…(TT)

 

しかしもっと乗せてってくださいとも言えず…

 

f:id:y-takaku-0910:20180921003707j:plain

ピンクが正規のコース。

送ってもらったコースが青いラインで、

降ろしてもらったポイントは矢印のところ。

距離延びてますヽ( ̄д ̄;)

 

仕方がないので、そこからは急ぎ足で林道を下りました。

f:id:y-takaku-0910:20180921003836j:plain

 

17時を過ぎて辺りの山の中は真っ暗

林道も薄暗く、ぽつぽつも降ってきました(;´д`)

 

途中、小さな廃村のような集落があり、

そこを通るときは凄く怖かったです((((;゚Д゚)))))))

f:id:y-takaku-0910:20180921004213j:plain

どこの家も窓やドアがちょっとだけ開いていて

それがまたすっっごく怖い((((;゚Д゚)))))))

f:id:y-takaku-0910:20180921004335j:plain

 

結局予定より1時間近くオーバーし、土砂降りになり始めた頃、

ようやくバス停のあるやまと天目山温泉に到着。

最終バスまで1時間近くあったため、タクシーを呼んで帰りました。

 

ちなみに、温泉の方たちに聞いたところ、

土砂崩れは起きていないとのこと。(OvO)エッ

帰宅してネットで調べても、それらしき情報もありませんでした。

(OvO?)アレッ??

 

なんだか狐につままれたような気持ちですが、

無事に帰れてほんとに良かったです。

 

あのとき、

 

おじさんの言葉を信じて山の中に入って行ってたら

 

と思うとちょっとゾッとします。

 

確実に遭難してたでしょうし、

その後の天候を考えると、

きっと無事では済まなかったでしょう。

 

 

そして、温泉にも入らず雨宿りをする私たちを、

天目山温泉の方たちが温かく迎えてくれました( ;∀;)
www.daibosatsu-kankou.com

 

タクシーを待つ間、ソフトクリームをいただきました(о´∀`о)

f:id:y-takaku-0910:20180921004453j:plain

さすが山梨県といいますか、ぶどうと桃のソフトクリームがありました。

ぶどうが濃厚でとっっても美味しかったです( *´艸`)

ちなみに桃は、つぶつぶの桃が入っているようです。 

 

 

そんなこんなでハプニング盛りだくさんの山行でしたが、

うっすら紅葉の始まった小金沢連峰の山々は美しく、

急ぎ足で秋へと移りゆく山たちのその貴重な瞬間を感じることができ、

とても良い経験ができました。

 

 

 

 

2018/8/19 日光白根山 〜初秋というより冬⁉️寒さに震えながら迎えた日光白根山満喫ツアー〜

皆さんはにっぽん百名山というBSの番組をご存知でしょうか。

 

これは深田久弥が選定した日本百名山を歩きながら紹介する山番組で、

山登り愛好家達はかなり高い確率で観ている人気番組です。

www4.nhk.or.jp

へっぽこ山子も例外なく(録画して)観ておりますが、

去年の放送回で日光白根山のステキさを知り、

今年絶対登ろうと決めて目標にしておりました。

 

日光白根山とは、標高2,578メートルあり、

関東以北最高峰のお山です。

つまり、関東より北には日光白根山より高いお山はないのです。

そんなお山様にこのわたしが登れるのかはさておき、

とにかく今年絶対行くと決めたので行くしかありません。

 

お天気にフラれ続けタイミングを逃すこと1か月半…

そろそろ夏も終わってしまうと危惧した8月下旬、

束の間の晴れた日曜日に、ようやく決行することができました。

 

f:id:y-takaku-0910:20180901180149j:plain

 

いざ行こうと思っても、東京から日光って結構遠い‼️

イカーどころか免許もないわたしにはアクセスも不便(T_T)

ということで、今回のアクセス方法はこちら

⬇︎⬇︎⬇︎

バスタ新宿~夜行バス(尾瀬号)利用~鎌田バス停下車

~仮眠~5:50の始発バスに乗り菅沼登山口へ。

kan-etsu.net

鎌田バス停に着いたのが3:15。

標高800メートルほどのバス停ですが、バスを降りたらめちゃくちゃ寒い‼️

なんじゃこりゃあ‼️

 

f:id:y-takaku-0910:20180901181157j:plain

と気温を見るとなんと11度。😱ヒエェ

 

それから間も無くバスの待合室が開いたため、

電気ストーブを拝借して仮眠を取りました。

まさか8月の町中でストーブが必要になるとは、、、(;´・ω・)

ちなみに菅沼登山口は更に寒く、なんと気温5度!!

ぺらっぺらのユニクロパーカーとゴアのジャケットしかなかったため、

本当に寒かった・・・(ノД`)・゜・。

さて。じっとしてると凍えちゃうので、早々に登山開始です。

 

今回のコースはこちら

⬇︎⬇︎⬇︎

◆コース:*菅沼登山口から外輪山を経て日光白根山を目指す満喫コース◆

菅沼登山口➡弥陀ヶ池➡五色沼➡五色山➡前白根山五色沼避難小屋➡白根山山頂

➡丸沼高原ロープウェイ

通常コースタイム(休憩なし):登り5時間20分、下り2時間、合計7時間20分
標高差:843メートル
歩行距離:12キロ
危険個所:白根山から避難小屋までのザレ場の下り、
白根山山頂からロープウェイへのザレ場の下りが急だし滑ってほんとに怖かったです。
お守りのストックが命綱でした(TT)
また、山頂直下は岩場が続くのですが、浮石も多く高度感もあるため、
慎重にいかないと怖いです。
 
 
さあ、では憧れの日光白根山へ出発です(。-∀-)
 
最初は森歩き。
苔生した美しい森を進みます。
 f:id:y-takaku-0910:20180901223136j:plain
 
2時間ほど苔生した森を歩くと、突然視界が開けます。
 f:id:y-takaku-0910:20180901223226j:plain
弥陀ヶ池が現れました。
弥陀ヶ池では、サンショウウオがたくさん泳いでいました(゚д゚)!
 f:id:y-takaku-0910:20180901223334j:plain
 
そしてそこからたくさん下って、下って下って、五色沼に到着です。

f:id:y-takaku-0910:20180901225054j:plain

 ここまで下りてくる人はいないのか、とても静かでした。
 
そこから急登の尾根を登り返し、五色山へ向かいます。

f:id:y-takaku-0910:20180901224403j:plain

どこかの公園の遊歩道のように整備された綺麗な稜線に出ました。

f:id:y-takaku-0910:20180901224134j:plain

たまに吹く風が冷たく、秋の香りがしました。
 
そんな気持ちの良い稜線を歩いていると、次は五色山に到着します。
 f:id:y-takaku-0910:20180901224613j:plain
 
ずっと見たかったこの景色✨

f:id:y-takaku-0910:20180901224651j:plain

カッコよくそびえる白根山の麓に、美しく輝く五色沼の水面(*´Д`)
 
しかし、思えばここでルンルンとおにぎりを頬張っていたのが、
この日のわたしのピークでした・・・。
そう、あのカッコよくそびえる白根山
その絶望的な登り返しを、わたしは見えないふりをしてやり過ごしていたのです。
 f:id:y-takaku-0910:20180901225133j:plain
 
これは前白根山からのザレ場の下り。

f:id:y-takaku-0910:20180901225251j:plain

ここが急で本当に怖かった・・・。
そして見えるでしょうか。
白根山のあの登り返し・・・。
登山道のあの白い筋、あの斜度はもはや壁にしか見えません(TT)
 
白根山の登り返しに取り付くと、下りてきた人たちが口々に
「えっ、今からここ登るの!?ひえぇ」
というのにはかなりビビらせていただきました(´;ω;`)
 
最初は見た目ほどでもないね、なんて笑っていましたが、
関東以北最高峰はやっぱり甘くなかったです。
 
標高2,300メートルを超えたあたりから、
高所恐怖症のわたしは高度感に足がすくみ怖くなりました。
掴む岩も浮石が多く、全然気が抜けません。
※余裕がなく、写真はなしです(笑)
 
そしてやっと山頂に着いた‼️と思ったら、

f:id:y-takaku-0910:20180901225341j:plain

 なんとそこは山頂ではなく、山頂は更に奥で、
岩々の頭を登ったところにありました(゚д゚)!
 
最後の岩場をよじ登り、ようやく山頂に到着です(´;ω;`)コワカッタヨゥ
f:id:y-takaku-0910:20180901225429j:plain 
山頂は狭く混みあっていたため、この写真を撮るのが精一杯💦
晴れていれば穂高のほうまで見れるとか✨
 
ガスが出てきて涼しく快適でしたが、

f:id:y-takaku-0910:20180901225623j:plain

ちんたらご飯を食べていたら、気付けばもくもく雲の上でした。
 
そろそろ帰るかと下山開始したのですが、
実はこのあと下山路を間違えてちょっとタイムロスをしてしまいました。
道迷いの責任を押し付けあって相棒と喧嘩しながら来た道を戻っていると、
雲の上からちょこんと見覚えのあるお顔に気づきました。
f:id:y-takaku-0910:20180901225806j:plain
雲の上から富士山ですヽ(^o^)丿
遠回りやタイムロスも、たまにはいいものですね(o^^o)❤
 
そこからは地獄のザレ場(というか砂地)下りがずぅーーーっと続きます。
怖い怖いと半泣きになりながら、よちよち蟹さん歩きで下りました。
 
そんなこんなでコースタイムを1時間近くオーバーしつつ、どうにか下山完了。
 
ロープウェイ駅付近はとても整備されていて、売店やベンチ、
足湯やカフェまでありました( ゚Д゚)

f:id:y-takaku-0910:20180901225856j:plain

わたし達も、着替えたりジュースを飲んだり写真を撮ったり
...呑気にリフレッシュして、さぁ帰ろう!として気づいたこの看板。
 
f:id:y-takaku-0910:20180901225932j:plain
ひええぇ:(;゙゚'ω゚'):
あと3分で終了じゃないですか、、、っっ
ほんとに危なかったです(;゚Д゚)
ロープウェイに、終了時間なんてあるんですね(当たり前)。
 
今回も、怖がってばかりのへっぽこ登山となりましたが、
日光白根山のたくさんの魅力を満喫できた、大満足な山旅でした!!
 
 

2018/7/22 至仏山 〜急登とお花畑の先に見えたもの…それは…:(;゙゚'ω゚'): こんなにキツイなんて聞いてないよぉ〜

びっくりするほどビビりでソロが苦手なわたしですが、

今回初めて一人で遠出をして、尾瀬まで行ってきました。

 

今回は、いつも湿原から眺めるだけだった至仏山様に挑戦です✨

f:id:y-takaku-0910:20180902003142j:plain 

 

 今回のアクセス方法はこちら

⬇︎⬇︎⬇︎

バスタ新宿~夜行バス(尾瀬号)利用
kan-etsu.net※途中戸倉でマイクロバスに乗り換えます。(予約不要)

※戸倉~鳩待峠まで、タクシーでもバスでも料金は同じです。

 

 

せっかく尾瀬に行くのに湿原を歩けないなんてもったいない!

とドケチ根性丸出しのわたしは、タイトなスケジュールを組み、

結果、自分の首を絞めることになるのでした( ;∀;)

 

今回のコースはこちら

⬇︎⬇︎⬇︎

◆コース*鳩待峠から周回コース◆

鳩待峠➡山の鼻小屋➡牛首まで寄り道➡山の鼻小屋➡至仏山

➡小至仏山➡鳩待

通常コースタイム(休憩なし):登り4時間、下り2時間05分、寄り道1時間30分、

合計7時間35分

標高差:812メートル
歩行距離:14.1キロ
危険個所:登山道の岩(蛇紋岩)がとても滑ります。
また、階段が傾いていてすごく怖かったです。
休憩箇所:山頂は狭く混みあうので、山頂より30分手前の大きなベンチで休憩を取ることをお勧めします。
山頂から先、小至仏山はもっと狭く、その先で休憩を取るのはしばらく困難になります。
 
さあ、大好きな尾瀬にて初めての山登りに挑戦です(。-∀- )
 
鳩待峠でバスを降り、湿原までかっ飛ばして行くと、
尾瀬ヶ原は一面霧に包まれていました。
  f:id:y-takaku-0910:20180902003705j:plain
これは、朝陽に照らされた湿原の水たちが、一斉に蒸発するためなんです。

f:id:y-takaku-0910:20180902003841j:plain

燧ケ岳も、霧の中で神々しく朝陽に照らされています。

 

横を見ると、

f:id:y-takaku-0910:20180902004004j:plain

池塘からたくさんの霧が湧き上がっていました。

 

やはり朝の尾瀬は幻想的で最高に素晴らしいですね。

この時の湿原の気温が、7:00の時点で既に20度。

急いだこともありこの後の登山でかなりバテてしまうのですが、

全てを無効化してくれるくらい、素晴らしい景色に出会えるから仕方ないです。

 

1人でニヤニヤしながら慌ただしく寄り道を終えると、

f:id:y-takaku-0910:20180902004420j:plain
ようやくメインの登山開始です。
 
 序盤はずっと階段で、
結構早い段階で森林限界を超えます。
f:id:y-takaku-0910:20180902005120j:plain
森林限界を超えると、すぐに蛇紋岩の滑りやすい急登が始まります。

f:id:y-takaku-0910:20180902005303j:plain

ひええぇ∑(゚Д゚)

きゅ、急、、、

f:id:y-takaku-0910:20180902005419j:plain

急登は容赦なく続きます。

日も照って暑いし、平坦な休むところもないし…。

もうひたすらにしんどい、、、(;´д`)

f:id:y-takaku-0910:20180902005552j:plain

鎖も現れたり(T_T)

f:id:y-takaku-0910:20180902005751j:plain

振り返ると、尾瀬ヶ原と燧ケ岳。

曇ってて残念(。-_-。)

そしてまた前を向くと…

f:id:y-takaku-0910:20180902005955j:plain

もうやだよぉぉ。゜・(ノД`)・゜・

 
階段も現れたりします。
f:id:y-takaku-0910:20180902010242j:plain
※だからといって決して楽にはなりません
 
見てください。

f:id:y-takaku-0910:20180902010353j:plain

この階段、傾いてて怖いんです💦

高度感もあるし、掴まるところもないし、

バテて脚にも力入らないしで、ほんとに怖かったです(TT)

振り返るのもドキドキでした。

 

f:id:y-takaku-0910:20180902010632j:plain

ここなんてもう、、、(;´д`)

 

急登ばかりに意識がいっていますが、

実は至仏山、お花がたくさん咲いていました✨

※撮ってる余裕がないだけです(TT)

f:id:y-takaku-0910:20180902010953j:plain

足場が悪いので、良いアングルで撮るのが難しいです💦

 

f:id:y-takaku-0910:20180902011357j:plain

蛇紋岩にピンクのお花がよく映えます(o^^o)

 

 

最後の登り。

f:id:y-takaku-0910:20180902011552j:plain

この辺りから冷たい風が吹いてきて、

少しだけ、辛さを和らげてくれました。

 

横をむけば天然のお花畑に癒されます(o^^o)

f:id:y-takaku-0910:20180902080112j:plain

 

抜きつ抜かれつ励ましあって登ってきたソロの方が、

エーデルワイスだよと教えてくれました✨

f:id:y-takaku-0910:20180902011933j:plain

 

そんなこんなで、やっとこさ到着です。

f:id:y-takaku-0910:20180902012047j:plain

しんどかったよおおお。゚(゚´Д`゚)゚。

 

体調が悪く食欲もないため、ちょっと休んで下山開始します。

さあ下山だーっと思ったら…

f:id:y-takaku-0910:20180902012221j:plain

あ、あれれ?( ;∀;)

 

わたし、視界の悪い岩場にトラウマがありまして、本当に苦手なんです。

下は崖だし、真っ白で何も見えない…

f:id:y-takaku-0910:20180902012658j:plain

足がすくんで、怖くて怖くて…(´;Д;`)

 なかなか一歩が出せずに佇んでおりました。

 

谷から吹き付ける風が強く、ガスがかかったり、すぐに晴れたり。

 

...が、しかし‼

ガスが消えて明らかになった視界の先に、何か見える⁉️

あ、あれは、、、

f:id:y-takaku-0910:20180902012808j:plain

の、、、登り、、かえ、、、し?

 

:(;゙゚'ω゚'):

 

聞いてないよおぉぉ。゚(゚´Д`゚)゚。(調べとけよ)

f:id:y-takaku-0910:20180902013132j:plain

また登るのですか、、、

どうやら、見間違い、わたしの勘違いではないようです(TT)

 

至仏山は思った以上に狭く、岩々していました。

f:id:y-takaku-0910:20180902084547j:plain

すれ違いに注意です。

 

f:id:y-takaku-0910:20180902013404j:plain

登りもうんざりですが、下りも滑るし段差が大きく怖いので、時間がかかります。

もうしんどいよー。゚(゚´Д`゚)゚。

 

頑張って岩々を下っていくと、やがて階段が現れます。

f:id:y-takaku-0910:20180902080353j:plain

ここまで来れば、あとは歩きやすい道のみなので一安心です。

 

今回は帰りのバスが気になり、コースタイムを1時間半ほど巻きました。

一人だとどうしても不安が大きく、ついつい急ぎがちです。

 

実は夏山は今年が初めてのへっぽこ山子なのですが、

これほどまでにバテバテだったのは、

ペースが速かったのもあるのではと今更ながら思っています。

 

 

下山後、鳩待峠ではたくさんの登山客が各々にくつろいでいました。

 

ぼっちのわたしも楽しそうな夏の一コマにあやかりたくなったので、

f:id:y-takaku-0910:20180902080454j:plain

まったくお腹はすいてないけど、

とりあえず花巻ソフトを食べてみました(∀`*ゞ)エヘヘ

 

至仏山、見た目は女性らしい山容ですが、

見るのと実際登るのとでは全然違う、侮れないお山様でした。

 

 

 

2018/7/16 苗場山 〜天空の湿原に咲くワタスゲに逢いに〜

前回、目標であり憧れだった平標山・千ノ倉山へ登り、

そこからずーっと見てた平らな山容が特徴の苗場山

y-takaku-0910.hatenablog.com

 

尾瀬より(・∀・)イイヨ!!

という噂を聞きつけ、ワタスゲ様に逢いに行ってきました。

 

f:id:y-takaku-0910:20180902122226j:plain

 

苗場山はコースがたくさんあり、どのコースも魅力的です。

ただ、公共の交通機関から登るとなるとどこも不便なため、

どこから登るか非常に悩みました。

 

たくさん悩んでリサーチした結果、

次回また行くことを想定して、

(どうにか頑張れば)公共交通機関で行くこともできる

『小赤沢コース』をチョイスしました。 

※今回はレンタカーを使用(運転はもちろん相棒(*´σー`))

 

小赤沢コースは、長野県側の秘境秋山郷から登ります。

東京から車でのアクセスがとても大変で、

運転が苦手な相棒は半泣きで真っ暗な夜の山道を、

長いこと運転しておりました。

(免許なくてゴメンナサイ...)

ちなみに公共交通機関を利用する場合、

飯山線津南駅からバスが出ています。

 

今回のコースはこちら

⬇︎⬇︎⬇︎

◆コース*小赤沢コース(ピストン)◆

小赤沢駐車場(3合目)➡苗場山山頂➡苗場山神社➡小赤沢駐車場

通常コースタイム(休憩なし):登り3時間30分、下り2時間40分、

合計6時間10分

標高差:843メートル
歩行距離:12キロ
危険個所:全体的に滑りやすいので、下りは気を付けて下りてください。
スズメバチとアブにも注意が必要です。
(この時期になるとトンボが出てきて捕食してくれるため、
ブヨはあまりいませんでした)
 
 
さあ、期待を膨らませて、苗場山へ出発です(。-∀- )
 
新潟のお山は水が豊富なのでしょうか。
ここも例外なくお水が豊富なようで(豊富過ぎて)、
道のぬかるみが多く、滑りやすいです。

f:id:y-takaku-0910:20180902150611j:plain

5合目を過ぎると道は険しくなり、急登が続きます。
 
また、そこから合計8か所の鎖場がありました。

f:id:y-takaku-0910:20180902150956j:plain

ここは鎖の取付部分にオニアザミが咲いていて、触れると

いでっ‼️Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

と手を離してしまうので注意が必要です。

f:id:y-takaku-0910:20180902151336j:plain

横付けの鎖。

f:id:y-takaku-0910:20180902151603j:plain

鎖場は垂直でもないですし掴むところもたくさんあるので、
あくまで補助的な役割のようです。
ただし、地面が濡れているときや凍結時の下りでは重宝するかもしれません。
 
8合目を過ぎてしばらく登ると、だんだんと視界が開けて、

f:id:y-takaku-0910:20180902152207j:plain

一気に広大な湿原に出ます。
美しい山とは聞いていましたが、想像以上の景色にちょっと泣きました。笑
 
逢いたかった!!ワタスゲくん💕

f:id:y-takaku-0910:20180902152238j:plain

ふわふわでなんてかわいらしい
 
ここは天国でしょうか...(*´Д`)
 
池塘に映る青空と、その傍らでふわふわ揺れてるワタスゲの群生。

f:id:y-takaku-0910:20180902152308j:plain

 
花が終わったチングルマの群生が、木道の脇を夕焼け色に染めています。
f:id:y-takaku-0910:20180902152352j:plain
 
池塘と青空と、木道とワタスゲたち。

f:id:y-takaku-0910:20180902152452j:plain

ほわわゎ(*´Д`)
ちっとも前に進めません。
 
9合目以降は湿原上にあります。

f:id:y-takaku-0910:20180902152526j:plain

この先、少し樹林帯に入り、その後山頂湿原へ出ます。
 
9合目の樹林帯。

f:id:y-takaku-0910:20180902152625j:plain

このようにゴロゴロした岩の道となっており、ここが非常に歩きづらい。
 f:id:y-takaku-0910:20180902152658j:plain
実は登り始めてからずーーっとスズメバチに付き纏われていていました。
下山時もここでまとわりつかれ、
パニックになり逃げようとして転倒...(ノД`)・゜・。
岩と岩の間に前のめりに上半身ごと打ち付け、
右腕を負傷しました(´;ω;`)
激痛だし怖いしで、そこからは意気消沈しながらの下山でした(T_T)
 
コバイケソウ。
f:id:y-takaku-0910:20180902152742j:plain
 
シャクナゲがまだ咲いていて驚きました。 f:id:y-takaku-0910:20180902152806j:plain
西沢渓谷では、G.W.にはもう終わっていたのに。
 
また湿原に出ると、雲が少し多くなってきました。 f:id:y-takaku-0910:20180902153127j:plain
 
こんなところにお墓!?

f:id:y-takaku-0910:20180902153206j:plain

と思ったら、天照大御神が祀ってありました。
苗場山とゆかりがあるのでしょうか。
 
突然、火山で飛んできた岩がありますよ、みたいなエリアがありました。
f:id:y-takaku-0910:20180902153239j:plain
全体的にメルヘンな苗場山で、ここだけちょっと違う空間のようでした。
 
ちっとも進まない足で、ようやく山頂ヒュッテが見えるところまで来ました。

f:id:y-takaku-0910:20180902153326j:plain

 
休憩ポイントはいくつかありましたが、
一番景色がよく開放的なこのベンチでお昼にします。

f:id:y-takaku-0910:20180902153353j:plain

曇って遠くの景色が見られなかったのはちょっと残念。
 
今日のお楽しみ💕

f:id:y-takaku-0910:20180902153413j:plain

すいか、キウイ、りんごを小さくカットして、氷とサイダーで割った、
簡単フルーツポンチです
山の上で食べるフルーツと炭酸の美味しさは神がかってます✨
 
ごはんは冷しゃぶ素麺にしました🍴

f:id:y-takaku-0910:20180902153439j:plain

お肉は臭みを消すため&食中毒が心配だったので、
みりん・醤油・すりおろし生姜・すりごまで和えてきました。
おいしかった~(^^)
 
さあ、名残惜しいですが帰ります(ノД`)・゜・。

f:id:y-takaku-0910:20180902153507j:plain

帰路も足が進みません。笑
 
コバイケソウの群生地です。

f:id:y-takaku-0910:20180902153536j:plain

しらびそかな?木々の先には池塘群も。
奥に見えるお山はどこのお山だろう。
 
ふわふわ揺れるチングルマと f:id:y-takaku-0910:20180902153604j:plain
そこかしこに、

f:id:y-takaku-0910:20180902153632j:plain

所狭しとワタスゲ達が咲いています。
 
池塘もたくさん。

f:id:y-takaku-0910:20180902153700j:plain

このように、定期的にすれ違い用の木道が用意されているので、
心置きなく写真タイムを満喫できます( *´艸`)
 
雲が出てきて、平太郎尾根は雲の中へ。 f:id:y-takaku-0910:20180902153728j:plain
ここまで来ると、湿原はおしまいです。
 
帰路は滑りやすく下りにくい登山道を下ります。
登りでは木の根や岩などを掴みガツガツ登れますが、
岩はつるつる、土は粘土質で滑りやすいため、
下りはかなり神経を使い疲れました(T_T)
 
鎖は重くて殆ど使いませんでしたが、このロープは下山時助かりました。

f:id:y-takaku-0910:20180902153820j:plain

 
小赤沢コースでの水場は2か所です。

f:id:y-takaku-0910:20180902153851j:plain

帰りはここで汗だくの顔を洗いました。
 
駐車場入り口に到着です。

f:id:y-takaku-0910:20180902154006j:plain

下山後、ここで小さな野ウサギを見つけました(*´Д`*)
わたしに気付いてすぐにぴょんぴょん逃げて行っちゃいましたが、
とっても可愛かったです💕
 
今回は車中泊で、道中から満天の星空と天の川が見れてとても感動しましたが、
次回は是非山頂ヒュッテに泊まり、
広大な湿原の上で満天の星空を満喫したいと思いました。
 
季節やコースを変えて、何度でも登りたくなるお山。
苗場山はそんなステキなお山でした(o^^o)
 
 
 
 

2018/6/24 平標山・仙ノ倉山 〜憧れ続けたお花畑の稜線に逢いに〜

へっぽこ山子が初めて『稜線』という言葉を知ったのは、

今からちょうど2年くらい前でした。

 

登山靴を買って、知識もスキルも装備も何もない、

あるのは靴とザックと希望に満ちた浮かれ脳みそだけだった頃。

『稜線』というキーワードで画像検索をして見つけた一枚の写真に、

わたしは一目惚れをしたのです。

 

一枚の画像を頼りに、それがどこのお山なのかを調べると、

新潟県にある平標山・仙ノ倉山ということがわかりました。

f:id:y-takaku-0910:20180902161322j:plain

ここに行きたい!!絶対行きたい!!ここをわたしの目標にする!!(*´Д`)

と憧れ続け、1年経過。

体力もスキルも何にもないへっぽこ山子は、

2018年の目標に平標山・仙ノ倉山へ登ることを決め、

半年間失敗を繰り返し、生傷を増やし続けながらも、

ストイックにトレーニングを積んできたのでした(ノД`)・゜・。

 

そして、半年前のコースタイム1.5倍だった頃の自分にさよならを告げ、

今回、新たな自分で夢を叶えに旅立ったのです。

 

でも新潟なんて大人になってから行ったことない!!( ゚Д゚)

新幹線?...高いジャン!!( ゚Д゚)

しかも始発で行っても登山口着くの9時ジャン!!( ゚Д゚)オソッ

ということで、リサーチしました。

 

今回のアクセス方法はこちら

⬇︎⬇︎⬇︎

バスタ新宿~越後湯沢(高速バス利用)

~前乗りして越後湯沢で一泊~翌朝始発で平標登山口へ

www.bushikaku.net

※片道3,500円

※人気のバスなので、復路も予約しておいたほうがいいです

※越後湯沢のICバス停からJR越後湯沢駅までは、徒歩20分くらいです。

f:id:y-takaku-0910:20180902180323j:plain

湯沢ICで高速バスを降りると、このように案内板が出ています。 

 

越後湯沢はお宿がたくさんあるせいか、とっても安い(゚д゚)!

f:id:y-takaku-0910:20180902180224j:plain

今回お世話になったお宿はやなぎさんというビジネスホテルでしたが、

・24時間温泉入り放題

・魚沼産コシヒカリ食べ放題の朝食付き

・駅の目の前

なんと4,500円!(夕食付はプラス1,000円)

 朝が早くて朝食にありつけなかったことが、いまだに悔やまれます(´;ω;`)


www.yanagi.yad.jp

 

 

さて。今回のコースはこちら

⬇︎⬇︎⬇︎

◆コース*松手山から平原新道への周回コース◆

平標登山口➡松手山➡平標山➡仙ノ倉山

➡平標山の家~平原新道~➡平標登山口

通常コースタイム(休憩なし):登り4時間5分、下り3時間10分、

合計7時間15分

実際のコースタイム:登り3時間15分、下り2時間35分、

合計5時間50分

標高差:1,072メートル
歩行距離:15キロ
危険個所:危険個所はありませんが、とにかく虫が多いです。
ブヨが大量発生してるので、虫除けスプレーは必須です。
(ハッカ油タイプの物がお勧めです) 

 

天然ハッカスプレー30ml

天然ハッカスプレー30ml

 

 

虫除けネットやポイズンリムーバーもあるとなお良しです◎
また、松手山コースの樹林帯には熊の糞💩がありました。
単独の方は熊鈴をご用意ください。
 
 
ついに半年間のトレーニングの集大成、憧れの稜線へ出発です(。-∀- )
 
最初は樹林帯を進みます。

f:id:y-takaku-0910:20180902180418j:plain

途中、熊の💩を発見!!( ゚Д゚)
怖いので、熊鈴をふりふり進みます。
 
鉄塔を過ぎ、しばらく登ると松手山に到着。

f:id:y-takaku-0910:20180902180459j:plain

ここから一気に視界が開けてテンションがかなり上がりました。

f:id:y-takaku-0910:20180902180531j:plain

はしゃぎながら進みます( *´艸`)
 
はしゃぎながら平標山に到着。

f:id:y-takaku-0910:20180902180603j:plain

お腹が減ったので一休みしておにぎり休憩です🍙

f:id:y-takaku-0910:20180902180815j:plain

越後湯沢にあるおにぎり処ゆたさんの手作りおにぎりです。
 
前日、駅中のお店で明日のお弁当を買おうとしたのですが、
19時を待たずに全て閉まってしまい絶望...( ゚Д゚)
たまたま寄った射的屋の奥さんが教えてくれました。

f:id:y-takaku-0910:20180902180642j:plain

お食事、飲み屋さんですが、お持ち帰りもやってくれます♡
 
さて。おにぎりで元気をチャージしたら、
ここからは最高の稜線歩き天国です\(^o^)/
 
青空の下に広がる天然のお花畑(*´Д`)

f:id:y-takaku-0910:20180902180919j:plain

お花のピークは終わっていましたが、
それでも夢に見た一面のお花畑に、ただただ感動でした(´Д⊂
 
お花畑越しの稜線
 f:id:y-takaku-0910:20180902180947j:plain
あの稜線の先に仙ノ倉山が待っています。
景色のひとコマひとコマを噛み締めながら進みます。
 
壮大な谷川連峰の脇に、まだ雪渓が残っていました。

f:id:y-takaku-0910:20180902181031j:plain

雪渓を間近で見るのは初めてです。
 
空に続く道
  f:id:y-takaku-0910:20180902181100j:plain
平標山も仙ノ倉山百名山ではないですが、
人気の高いお山で、道はどこも非常に整備されていました。 
 
あの先が仙ノ倉山です。ドキドキ

f:id:y-takaku-0910:20180902181210j:plain

 
そして...
 
仙ノ倉山に到着です( ;∀;)
 
f:id:y-takaku-0910:20181219223801j:image
わーい\( ˆoˆ )/
 
仙ノ倉山は360度の大パノラマで、
谷川連峰を始め、群馬方面の赤城山
平ヶ岳など新潟の山々がたくさん見渡せます(о´∀`о)
 
さて。仙ノ倉山山頂でお昼ご飯にします。
今日はコンビニ飯です。
セブンイレブンのぶっかけ素麺ですが、東京で売ってるのと違う!!
と思い即購入。

f:id:y-takaku-0910:20180902181251j:plain

地域によって売られているものが違うんですかね。
東京のより具が少ないですが、冷えててとても美味しかったです。
 
平標山へ戻ります。

f:id:y-takaku-0910:20180902181513j:plain

帰りたくないよぅ...(´;ω;`)

 
奥に見える四角いお山は苗場山です。 f:id:y-takaku-0910:20180902181549j:plain
平標山越しの苗場山

f:id:y-takaku-0910:20180902181625j:plain

何度見てもうっとりする稜線とこの景色
 
ハクサンイチゲがそこかしこに
f:id:y-takaku-0910:20180902181841j:plain
(*´Д`)カワイィ... 
 
これはドウダンツツジでしょうか。

f:id:y-takaku-0910:20180902182335j:plain

さくらんぼみたいで可愛いです。
 
松のお花越しの平標山。

f:id:y-takaku-0910:20180902181956j:plain

松ってこんなお花を付けるんですね。
とても綺麗でした。
 
空に続く道
f:id:y-takaku-0910:20180902182035j:plain
平標山~仙ノ倉山はこういう道が多かったです。
 
遮るもののない開けた稜線と、
そこにまっすぐ延びる道。
こんな気持ちの良い登山道は、
今まで出会ったことがありません( ;∀;) 
 
お花畑と平標山と青い空

f:id:y-takaku-0910:20180902182104j:plain

 
もうすぐ終点平標山

f:id:y-takaku-0910:20180902182155j:plain

夢の稜線歩きもおしまいです(ノД`)・゜・。 
 
平標山に着くと、そこから先は下りです。
f:id:y-takaku-0910:20180902182424j:plain
稜線の先に赤い屋根の可愛い小屋が見えます。
 
赤い屋根の正体はこちら。

f:id:y-takaku-0910:20180902182455j:plain

平標山の家に到着です。

ここでバッジとTシャツを購入しました。
平標山の家では無料でお水がいただけます。
とっても冷えててすっごく美味しかったです✨
立つ寄った際は、是非飲んでみてくださいね(o^^o)
 
平標山と平標山の家。

f:id:y-takaku-0910:20180902182534j:plain

可愛らしい小屋と鐘がなんともステキです💗
ここで泊まってあのベンチでコーヒー飲みたい(*´Д`)
 
平原新道をひたすら下ると、ゲートのところに水場がありました。

f:id:y-takaku-0910:20180902182608j:plain

とても冷えてて気持ちがよく、火照った顔を洗いました。
 
そんなこんなで登山口に戻ってきました。
 
帰りのバスの時刻表です。

f:id:y-takaku-0910:20180902182633j:plain

15:55か17:05でどうにか帰れるかなと思っていましたが、
13:30には下山できたため、14:05のバスで帰れました(^^)
 
 
平標山、想像した通りのとても素敵なお山様でした。
 
今までこの場所に立つために頑張ってトレーニングを重ねてきたことを思い、
こみ上げる涙を、こっそり汗と一緒にぬぐいました(*ノωノ)
 
特に素晴らしいのは、平標山から仙ノ倉山の稜線なので、
行かれるご予定のある方は、体力に余裕があれば、
是非仙ノ倉山まで足を伸ばしてみてください。
素敵な世界が広がっていますよ(*´ω`)