2017年2月

+10.94%

年初来+28.67%

 

1月の上昇基調の反動で2月前半はマイナス10%をうかがうところまで行ったが、後半にかけて堅調さを取り戻した。

世界情勢では北朝鮮の暗殺騒動があったが市場への影響は特になし。

 

上昇寄与度はグノシー、リンクバルパピレスが大きく。次点でARM、ヤーマン、パピレス。ダイトーケミックスは軟調となった。

2017年1月

+15.99%

 

日経平均はさほど動きなしも、マザース指数が5%上げるように新興株が上げる傾向にあった月だった。

持ち株は新興株メインなので全体的に時価を押し上げる中、比率の高いグノシーがパフォーマンスに寄与した。

アメリカで難民・移民の受け入れ停止、中東アフリカ7か国の入国一時停止など命じる大統領令が騒ぎとなったが、株価への影響は小さかった。

東芝子会社の減損騒動も起きたが市場全体への影響は小さかった。

銘柄分析;6047 Gunosy

1.実績分析

a) 2015年8月期以降、各四半期の売上・営業利益が右肩上がり。

きれいに伸びる銘柄は以外と少ない。IBJの他にあったかな?

 

b) 2016年5月期販管費が同一規模で推移

粗利増加額が営業益増加額に直結する構造に。

売上の伸びにより2016年11月期の営業利益率は19%まで到達。

 

c) 粗利率が低下基調

IPOから1年間くらい見てたレントラックスにも見られた傾向。

動向に留意する必要あり。

 

f:id:yajyusan:20170122231136p:plain2.将来予想

a) 売上は当面伸びると思われる。

b) 販管費は大きく増加しないと思われる。

1DLあたりの広告費用が2016年11月期で大きく下がったため。

→ニュースパスのDLが好調なことが要因か。

お金をかけずともDL数が取れている状況なので、あえて広告を追加投入する必要がないと予想。

 

まだまだ四半期ベース利益が伸びることを期待しています。

2016年の振り返り 2 (値上がり率上位銘柄の一口分析)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年の振り返り

+68.06%時価ベース

 

チャイナショックだ、Brexitだトランプショックだと騒がれ短期的に下げる局面もありましたが結局は日経平均も前年度から微上げで終えた一年でした。

 

売買銘柄 儲かった順

(証券会社から落としたデータをそのまま使っているため株式分割等で実態を反映していない場合があります)

・1銘柄を半年で30%*2回転したようなイメージか。

行ラベル 銘柄名 利益率
6184 鎌倉新書 40%
7717 ブイ・テクノロジー 63%
6048 デザインワン・ジャパン 33%
6062 チャームケアコーポレーション 29%
3901 マークラインズ 65%
6047 Gunosy 19%
9517 イーレックス 17%
6071 IBJ 52%
6035 アイ・アールジャパンHD 16%
6030 アドベンチャー 18%
3679 じげん 34%
3929 ソーシャルワイヤー 31%
6029 アトラ 6%
4771 エフアンドエム 10%
6087 アビスト 6%
3665 エニグモ 4%
2193 クックパッド 8%
3172 ティーライフ 1%
3228 三栄建築設計 0%
2154 トラスト・テック 1%
9416 ビジョン 0%
6055 ジャパンマテリアル -3%
6032 インターワークス -2%
3134 Hamee -10%
2477 比較.COM -3%
6630 ヤーマン -6%
6186 一蔵 -5%
6532 ベイカレントコンサルティング -5%
6099 エラン -6%
8945 日本社宅サービス -5%
3910 エムケイシステム -8%
2130 メンバーズ -8%
4366 ダイトーケミックス -9%
6093 エスクローAJ -8%
6046 リンクバル -13%
7638 シーマ -26%
3931 バリューゴルフ -8%
7833 アイフィスジャパン -33%
3963 シンクロ・フード -11%

 

 

 

 

 

 

2013年の振り返り

+ 87.86% (時価ベース)

この年は日経平均も+50%超だったので相場に助けられただけだったと思います。

当時の投資手法は四季報を通読して増収増益企業をピックアップして、あとはなんとなく買っていた記憶があります。

5月~6月に相場が大きく下げていますが、なんで下げたのでしたっけ?

 

2012年の主力はシュッピン、トレジャーファクトリー、FPG、日本管理センターあたり(おそらく)

確定ベースリターン(利益金額順)

3179 シュッピン 77.12%
2749 JPホールディングス 145.08%
3811 ビットアイル 84.58%
7611 ハイデイ日高 42.25%
3644 1STホールディングス 50.77%
7818 トランザクション 52.93%
3756 豆蔵ホールディングス 53.87%
4668 明光ネットワークジャパン 55.14%
2751 テンポスバスターズ 12.82%
9795 ステップ 44.15%
2362 夢真ホールディングス 20.45%
2341 アルバイトタイムス 12.24%
2196 エスクリ 7.54%
6405 鈴茂器工 10.75%
3034 クオール 4.67%
2154 トラスト・テック 7.27%
3077 ホリイフードサービス -0.17%
2374 セントケア・ホールディング -2.60%
3660 アイスタイル -8.03%
3639 ボルテージ -8.13%
3157 ジューテックHD -5.59%

銘柄分析;6184 鎌倉新書

1.収支サマリ

単位: 百万円                
全社期間                
Q YYYYMM 売上 原価 粗利 粗利率 販管費 販管費 営業益 営業益率
1 201504 262 114 148 56.49% 102 38.93% 46 17.56%
2 201507 285 153 132 46.32% 72 25.26% 60 21.05%
3 201510 292 137 155 53.08% 96 32.88% 59 20.21%
4 201601 308 128 180 58.44% 120 38.96% 60 19.48%
1 201604 295 121 174 58.98% 126 42.71% 48 16.27%
2 201607 346 129 217 62.72% 105 30.35% 112 32.37%
単位: 百万円            
セグメント累計            
セグメント; 書籍     Web    
Q YYYYMM 売上 粗利 粗利率 売上 粗利 粗利率
1 201504 59 0 0.00% 204 0 0.00%
2 201507 52 0 0.00% 232 0 0.00%
3 201510 59 0 0.00% 233 0 0.00%
4 201601 69 0 0.00% 239 0 0.00%
1 201604 44 0 0.00% 251 0 0.00%
2 201607 45 0 0.00% 301 0 0.00%

今回の銘柄分析は鎌倉新書です。

2016年前半の主力銘柄で70%弱の確定利益をとることができました。

売却の理由は2016年4月決算の売上が前四半期を下回ったことで、会社予想の未達懸念を抱いためです。当時の予想PERが45倍くらいあったので一度売ることにしました。

 

先日発表された2016年7月決算を見ると業績そのものは全く問題なかったことがわかります。(チャート的には1Q発表後4,000円台から2,500円台まで下げていますが…)

四半期毎の数値を見てみると以下のことがわかります。

a)2016年4月決算売上が2016年1月決算比で減少した理由は書籍事業の売上減少によるもので成長トリガーとなっているWeb事業は順調な伸びを示しており、2016年7月決算ではWeb事業の伸びがより顕著になっていること。

b)2016年7月決算で単四半期の営業益が従来水準を大きく上回り、営業利益率も30%を超えたこと(これまでは20%前後)

季節傾向はないように思われますので、販管費をコントロールすれば同程度の利益率は確保できる状態になったと考えます。

売上増加の余地はどうでしょうか?私はまだまだあると考えます。

 

2.財務状況

この手の事業形態なので財務状況は極めて健全です。

 

3.結論

今後の利益拡大が大いに期待されます。

目下のPERはそれなりに高いですし、ここのところ株価も上げてしまっていますが打診買いしてみました。

 

以上