たんぽぽ舎です。【TMM:No5014】地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No5014】

2024年4月24日(水)地震原発事故情報−

              4つの情報をお知らせします

                    転載・転送歓迎

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★1.ふるさとの地域社会での生活は、私にとっては人生そのもの

  裁判所には(東電福島第一の)過酷な事故、被害を真正面からみつめて

  勇気をもって、事故に係る国・東電の責任を質してほしい

  3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述  (その4)  (了)

             福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

★2.韓国7政党が「原発新建設禁止法・寿命延長禁止法制定」にすべて同意

  台湾【重要署名】老朽化した危険な原発を延長するな

  東海第二原発廃炉に… など

  4/20発行「ノーニュークス・アジアフォーラム通信187号」紹介

              佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム)

★3.稼働中原発は11基…大飯3、4、美浜3、高浜1、2、3、

  4、伊方3、玄海3、川内1、2(大飯、美浜、高浜は関西電力

  伊方は四国電力玄海、川内は九州電力)

  伊方3号が運転中の4月21日豊後水道でM6.6の地震発生

  2024年4月24日現在の原発稼働状況

                 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

★4.新聞・配信より4つ

  ◆新潟・柏崎刈羽原発7号機の核燃料装填作業で2度の中断

   伊藤信哉原子力規制事務所長「再発を危惧」、

   ブレーカートラブルの重要度は「東電の調査結果を見て判断」

         (4月24日「新潟日報デジタルプラス」より抜粋)

  ◆中国電力、中間貯蔵建設へ地質調査

   山口県・上関、結果踏まえ議会検討

   計画に反対する住民ら30人ほどが抗議のため集合

                     (4月23日「共同通信」より)

  ◆定検の高浜4号原子炉起動 伝熱管損傷で3週間遅れ

                     (4月23日「共同通信」より)

  ◆1800人「戦場にさせない」 新基地建設反対 4/14県民大集会

                 (4月16日「東京新聞」朝刊19面

                  「辺野古・高江リポート」より抜粋)

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※4/26(金)第35回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 日 時:4月26日(金)18時30分より19時45分

 場 所:首相官邸

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

 定例:毎月第3金曜日 (4/19は「総がかり行動日」なので1週後ろに変更)

 第36回は、5月17日(金)18時30分より19時45分です。

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※4/27(土)群馬県議会と市民の合意で設置した追悼碑撤去は群馬の歴史に

     大きな汚点を残した、群馬追悼碑問題を考える

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:川口正昭(記憶 反省 そして友好)の追悼碑を守る会共同代表

     浅野健一(元同志社大学大学院教授)

 日 時:4月27日(土)14時より16時 13:30開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)

 ◇予約受付中 たんぽぽ舎・電話 03-3238-9035 か

  「ヤフーメール」 <tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

 ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

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※5/8(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!

  連休のため、1週遅らせて開催します。

  2つの行動=定例は第1水曜です。

1.第70回日本原電本店抗議行動

  東海第二原発の防潮堤欠陥工事発覚!

  日本原電の「欠陥工事隠蔽」をゆるさない!再稼働やめろ!

 日 時:5月8日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

     JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分

      ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」

  ☆第71回は、6月5日(水)17:00より18:00です。

2.「第128回東電本店合同抗議」

  放射能汚染水海洋投棄を中止せよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:5月8日(水)18:45より19:45

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体

   ☆第129回は、6月5日(水)18:45より19:45です。

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※5/11(土)岡口基一元裁判官の講演会「白を黒にしてしまう大きな力。

     そして、無邪気に権力を行使してしまう弾劾裁判員たち」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:岡口基一元裁判官

     浅野健一(ジャーナリスト)

 日 時:5月11日(土)14時より16時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円   ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

 岡口基一(おかぐち きいち)さんのプロフィール

 1966年、大分県生まれ。1992年、東京大学法学部卒業。

 1994年浦和地方裁判所判事補。水戸地裁判事補、

 大阪高裁・東京地裁・仙台高裁判事。

 2024年4月3日、裁判官弾劾裁判所の裁判により罷免。

 4月4日、伊藤塾専任講師に就任。著作『要件事実マニュアル

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※5/27(月)『民主主義VS専制主義?』NATOウクライナ「戦争」

 お 話:金 性済(キム ソンジェ)さん

         (日韓和解と平和プラットフォーム)

 日 時:5月27日(月)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円   ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

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※6/1(土)「なかったことにはできない 関東大震災・知られざる悲劇

 福田村事件」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:辻野弥生さん…映画「福田村事件」(森達也監督)の企画協力者

 日 時:6月1日(土)14時より16時 (開場13時30分)

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)  ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

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┗■1.ふるさとの地域社会での生活は、私にとっては人生そのもの

 | 裁判所には(東電福島第一の)過酷な事故、被害を真正面からみつめて

 | 勇気をもって、事故に係る国・東電の責任を質してほしい

 | 3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述  (その4)  (了)

 └──── 福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

6.改めて、ふるさとへの思い

◎ ふるさととは何でしょうか。

 私にとっては、この世に生を享け、地域社会の中で、歴史や伝統、

自然や地域の人びととの交流・交歓などを通じ、私自身を形成した

大本、根幹を成すものです。

◎ 地域に伝わる「津島の田植え踊り」という伝承芸能があります。300

年来地区の4つの集落(行政区)に伝わり、住民は誇りを以て保存・継承

してきました。

 阿武隈山地の太平洋側に面する津島地区は、冷涼な気候のため度々

冷害に襲われ飢饉で苦しめられた歴史があります。

 このため、稲作の一連の所作を踊りにして、飢饉に苦しめられないよ

う豊作と地域の平安を祈ったのです。

 私自身も担い手の一人として加わりました。当初は、地域に伝わる伝

承芸能を絶やさないよう一種の義務感で参加していたのですが、舞に加

わったある時、私につながる多くの先人の祈りを込めて舞う姿がまるで

映画のフラッシュバックの様に、突然私の心中に蘇りました。

◎ そうして連綿と紡がれた地域のつながりの中に私がいる、その一員

になれた、なったのだとの意識が脳裏に迸って、地域社会で生きるとは

こういうことだと改めて思い、胸が熱くなりました。

 こうした意味でも、ふるさとの地域社会での生活は、私にとっては人

生そのものなのです。

◎ 私たちは「ふるさとを返せ」と原状回復を訴えて闘っています。

 私にとっては単に放射能汚染を除去した自然環境だけがふるさとの原

状回復であるとは思いません。

 地域社会そのものが事故以前と同様に復することが原状回復であると

思います。

 しかしそれは、事故後13年も経た現状では望むべくもありません。

 既に、地域社会は消滅したも同然だからです。

 せめて、事故以前と同様の放射能汚染のない環境に復して住民に返す

のは、この過酷な事故を引き起こした国、東電の、国民、住民に対する

当然の責務ではないでしょうか。

7.事故責任の問い無くして真摯な復興・再生はない

◎ 未曽有の原発事故を引き起こし、地域社会を丸ごと消滅させ、さら

に言えば国土そのものを事実上失う事態を引き起こし、生きがいを感じ

て平穏に暮らす国民・住民の人生そのものを奪い、捻じ曲げ、苦しみを

与え続ける責任は極めて大きなものです。

◎ 何度でも言います。

 私たち住民は、自然あふれる環境の中で、互いに協力して受け継がれ

てきた歴史や伝統、文化を大切に、地域に根付いた生活に楽しみを見出

し、生きがいを感じて暮らしてきました。

 原発事故は、これらの一切を根こそぎ奪い去りました。

 この不条理な事態に、身が震える憤りとふるさとへの痛切な思いを胸

に、異郷で避難生活を送らざるを得ない状況にあるのです。

 国・東電の事故に係る責任を問わずして、真の意味の復興・再生はな

いと言わざるを得ません。

◎ 裁判所には改めてこの未曽有の過酷な事故、及び被害を真正面から

みつめてほしい。

 そして、一人の人間として、否、独立して良心に従い、法の精神を体

現する司法を担うものとして、6.17最高裁判決の不当な判断に縛られ

ることなく、勇気をもって、事故に係る国・東電の責任を質していただ

きたい。

 そして、私たち住民の悲痛な願いである「ふるさとを返せ」の原状回

復の訴えに耳を傾け、過酷な被害が正当に評価され償われる判断を下さ

れますよう、心から訴えます。

  (2024年4月1日発行『原発事故被害者 相双の会』

  No143より了承を得て転載)

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┗■2.韓国7政党が「原発新建設禁止法・寿命延長禁止法制定」に

 | すべて同意

 | 台湾【重要署名】老朽化した危険な原発を延長するな

 | 東海第二原発廃炉に… など

 | 4/20発行「ノーニュークス・アジアフォーラム通信187号」紹介

 └──── 佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム)

187号もくじ

・「未来世代の絶叫」(チャン・ヨンシク)

 「日本政府と韓国政府の「原発復興」政策を廃棄しなければならない」

・ハンビッ1・2号機 寿命延長阻止大会・決議文

・福島13年 慶尚北道 脱核行進・宣言

・7政党が「新建設禁止法・寿命延長禁止法制定」にすべて同意

                        (ヨン・ソンロク)

 「276の市民団体・宗教界が各政党に脱原発関連政策を提案。総選挙後

 も政党と疎通し、政策実現のために努力する」

・台湾【重要署名】老朽化した危険な原発を延長するな

 −原発延長法案反対、安全を最優先に!(全国廃核行動平台)

・トルコ・シノップで反原発派市長が当選(森山拓也)

・【宣言】すべての人に、安全で、手頃な価格で、

     気候にやさしいエネルギーを

・非核バターン運動の若者たちからの連帯メッセージ(片岡輝美)

柏崎刈羽原発、再稼働してしまうのか!崖っぷちのたたかい

                        (星野幸彦)

・「Stop!女川原発再稼働 さようなら原発全国集会in宮城」決行

                       (いのまた由美)

・東海第二原発廃炉に(相沢一正)

・島根原発2号機の再稼働は中止すべきだ  (芦原康江)

・上関町中間貯蔵施設建設計画・その後   (三浦みどり

・3.31「老朽原発ただちに廃炉!美浜全国集会」に400人超が結集

                     (木原壯林)

・50年前と現在のプロゴフから学んだこと  (林えな)

・子どもと原子力災害 保養資料室 ≪ほよよん≫ へようこそ

                     (宇野田陽子)

ノーニュークス・アジアフォーラム通信は、

年6回発行。購読料:年2000円。(187号 4月20日発行、B5判 24頁)

見本誌を無料で送ります。

連絡ください → <sdaisuke@rice.ocn.ne.jp>

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┗■3.稼働中原発は11基…大飯3、4、美浜3、高浜1、2、3、

 | 4、伊方3、玄海3、川内1、2(大飯、美浜、高浜は関西電力

 | 伊方は四国電力玄海、川内は九州電力)

 | 伊方3号が運転中の4月21日豊後水道でM6.6の地震発生

 | 2024年4月24日現在の原発稼働状況

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

電力会社 号機 状態 運転開始日 停止日 出力(万kW)

関西電力 美浜3 運転中 2022.10.25 82.6

   大飯3 運転中 2024.04.07 118

   大飯4 運転中 2023.10.27      118

   高浜1 運転中 2023.07.29      82.6

   高浜2 運転中 2023.09.16 82.6

   高浜3 運転中 2023.12.25 87

   高浜4 運転中 2024.04.24 87

四国電力 伊方3 運転中 2023.05.24 89

九州電力 玄海3 運転中 2024.02.02 118

   玄海4 定検中 2024.02.27 118

   川内1 運転中 2023.04.26 89

   川内2 運転中 2023.08.15 89

合 計 12基 運転中11基  停止中1基    1042.8/1160.8

*伊方3号が運転中の4月21日23時14分頃に豊後水道で地震発生、

 M6.6、深さ約40km。伊方の震度は4、原発は止まらずその後も

 停止していない。原発での揺れは33ガル。

*運転開始日は営業運転開始の日なので原子炉起動の日とは

 一月程度違いがある。

*運転可能な12基の原発のうち稼働中は11基(92%)、

 その出力は1160.8万kWに対して1042.8万kW(90%)。

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┗■4.新聞・配信より4つ

 └──── 

 ◆新潟・柏崎刈羽原発7号機の核燃料装填作業で2度の中断

  伊藤信哉原子力規制事務所長「再発を危惧」、

  ブレーカートラブルの重要度は「東電の調査結果を見て判断」

 7号機への燃料装填(そうてん)で、制御棒を操作する機器のトラブ

ルで作業が中断したことについて、原子力規制庁柏崎刈羽原子力規制事

務所の伊藤信哉所長は4月23日の定例記者会見で「再発を危惧している。

東電の調査結果を確認した上で(重要度を)判断したい」と述べた。

      (後略)  (4月24日「新潟日報デジタルプラス」より抜粋)

https://www.47news.jp/10835836.html

 ◆中国電力、中間貯蔵建設へ地質調査

  山口県・上関、結果踏まえ議会検討

  計画に反対する住民ら30人ほどが抗議のため集合

 山口県上関町で使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設を計画する中国電

力は23日、町にある社有地内の建設予定地で地質を調べるボーリング調

査を開始したと発表した。同社はすでに進めている文献による調査と合

わせて町に建設の適否を伝える。町は結果を踏まえ建設受け入れを議会

で判断するとしている。

 貯蔵施設は、関西電力との共同運営を前提に計画している。

 中国電力は今回11カ所で調査を実施し、活断層の存在を調べる。期間

は半年ほどかかる見通し。

 23日朝から社有地近くでは、計画に反対する住民ら30人ほどが抗議の

ため集合。調査開始の一報が入ると、一部は同社の準備事務所前に移動

し沿道で反対を訴えた。        (4月23日「共同通信」より)

https://www.47news.jp/10829955.html

 ◆定検の高浜4号原子炉起動 伝熱管損傷で3週間遅れ

 関西電力は23日、昨年12月から定期検査に入っていた高浜原発4号

機(福井県高浜町)の原子炉を起動した。

 今月26日から調整運転に入り、5月21日に営業運転を再開する予定。

蒸気発生器の伝熱管4本の損傷が見つかり、当初の予定より3週間

遅れた。

 これで6月に高浜1号機が定検に入るまで、2009年以来約15年ぶり

に、廃炉中を除く関電の全原発が同時に運転する。関電は昨年9月まで

に、東京電力福島第一原発事故の教訓を踏まえた新規制基準の下、7基

の再稼働を済ませている。

 定検では、燃料集合体157体のうち69体を取り換えた。損傷が見つ

かった蒸気発生器の伝熱管には栓をし、今後使用しない。

                   (4月23日「共同通信」より)

https://www.47news.jp/10832510.html

 ◆1800人「戦場にさせない」 新基地建設反対 4/14県民大集会

【14日】辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議は、名護市の瀬嵩の

浜(せだけのはま)で「民意・自治・尊厳を守り抜く4・14県民大集

会」を開いた。

 1800人(主催者発表)が参加。「沖縄を2度と戦場にさせないと声を

上げ続けようなどと訴え、新基地建設の断念やオスプレイ配備撤回など

を求めた。

 玉城デニー知事が出席し、新基地建設に反対の意向を示した上で「新

たな自衛隊基地は造らせない」と述べ、米軍基地負担軽減がないままの

自衛隊増強に反対の意思を明確にした。

 玉城知事は、防衛省うるま市陸上自衛隊訓練場整備計画を断念し

たことについて「紛れもなく皆さんのカだ」と強調。

 「沖縄を二度と戦場にさせないという願いは、これから先の未来の

子どもたちに対して、私たちが今取れる最大の責任だ」と訴えた。

                          (琉球新報

(4月16日「東京新聞」朝刊19面「辺野古・高江リポート」より抜粋)

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※【動画アップの紹介】

☆「BOTTOM UP! CHANNEL」遠藤大輔さんより

・20240311 3・11を忘れない/東電本店前抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=iN-mr60juTA

☆IWJさん

・2023.12.25 重信房子氏「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520635

・2023.12.23宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)

  「ガザ紛争の背景〜台頭するイスラエル極右の世界観と

   米国のダブルスタンダード

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520531?fbclid=IwAR0o_CoPP1PAVlMqjW0f52UcfPmTuUFBcuD6hkKgtLAnjOHUhg2WAcWhYq8

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

    https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3

・20240406 UPLAN 山崎久隆「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない 新規制

 基準は地震津波を過小評価 どこでも起こり得る津波災害と巨大地震

 https://www.youtube.com/watch?v=Zknd66R3uKg

・20240326 UPLAN 田中一郎「現代日本の政治改革」

 https://www.youtube.com/watch?v=XespCsWUgV4

・20240311 UPLAN 3.11日本原電本店前行動・追悼と東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=0TjT1biIvgM

・20240229 UPLAN 佐藤大介「台湾の脱原発と韓国の原発暴走〜

          ノーニュークス・アジアフォーラムの30年

 https://www.youtube.com/watch?v=vQjKpumWZTE

・20240227 UPLAN 中野宏典弁護士「原発と火山リスク」

 https://www.youtube.com/watch?v=MSJ61R-AgJU

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発廃炉に〜

 地震津波は止められないが原発は止められる〜今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw

・20240129 UPLAN 岡 真理「ナクバ、起源の暴力としての−

              起源の暴力の起源は何か」

 https://www.youtube.com/watch?v=11urxhZlU2s

・20240122 UPLAN 大久保貞利「電磁波の何が問題か」

 https://www.youtube.com/watch?v=eMaiGknN6UI

・ 20231225 UPLAN 重信房子イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://www.youtube.com/watch?v=cBLb9BY4kU0

・20231118 UPLAN【前半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=GgeU2qcho_8

・20231118 UPLAN【後半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=ApzpTgB4w2o

・20231118 UPLAN【神田神保町古本屋街デモ】東海第二原発の再稼働を

                    許さない11.18首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=Afmw-twguSg

・20230624 UPLAN 広瀬隆市民運動が知っておくべき過ち」

          【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8

・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海

            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴

     【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s

・広瀬 隆…『気候変動の宇宙物理学』

 「第1話」から【第14話】を見て下さい。

 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

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たんぽぽ舎です。【TMM:No5014】地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No5014】

2024年4月24日(水)地震原発事故情報-

              4つの情報をお知らせします

                    転載・転送歓迎

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★1.ふるさとの地域社会での生活は、私にとっては人生そのもの

  裁判所には(東電福島第一の)過酷な事故、被害を真正面からみつめて

  勇気をもって、事故に係る国・東電の責任を質してほしい

  3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述  (その4)  (了)

          福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

★2.韓国7政党が「原発新建設禁止法・寿命延長禁止法制定」に

  すべて同意

  台湾【重要署名】老朽化した危険な原発を延長するな

  東海第二原発廃炉に… など

  4/20発行「ノーニュークス・アジアフォーラム通信187号」紹介

          佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム)

★3.稼働中原発は11基…大飯3、4、美浜3、高浜1、2、3、

  4、伊方3、玄海3、川内1、2(大飯、美浜、高浜は関西電力

  伊方は四国電力玄海、川内は九州電力)

  伊方3号が運転中の4月21日豊後水道でM6.6の地震発生

  2024年4月24日現在の原発稼働状況

                山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

★4.新聞・配信より4つ

  ◆新潟・柏崎刈羽原発7号機の核燃料装填作業で2度の中断

   伊藤信哉原子力規制事務所長「再発を危惧」、

   ブレーカートラブルの重要度は「東電の調査結果を見て判断」

     (4月24日「新潟日報デジタルプラス」より抜粋)

  ◆中国電力、中間貯蔵建設へ地質調査

   山口県・上関、結果踏まえ議会検討

   計画に反対する住民ら30人ほどが抗議のため集合

                  (4月23日「共同通信」より)

  ◆定検の高浜4号原子炉起動 伝熱管損傷で3週間遅れ

                  (4月23日「共同通信」より)

  ◆1800人「戦場にさせない」 新基地建設反対 4/14県民大集会

                (4月16日「東京新聞」朝刊19面

                「辺野古・高江リポート」より抜粋)

━━━━━━━ 

※4/26(金)第35回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 日 時:4月26日(金)18時30分より19時45分

 場 所:首相官邸

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

 定例:毎月第3金曜日 (4/19は「総がかり行動日」なので1週後ろに変更)

 第36回は、5月17日(金)18時30分より19時45分です。

━━━━━━━ 

※4/27(土)群馬県議会と市民の合意で設置した追悼碑撤去は群馬の歴史に

     大きな汚点を残した、群馬追悼碑問題を考える

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:川口正昭(記憶 反省 そして友好)の追悼碑を守る会共同代表

     浅野健一(元同志社大学大学院教授)

 日 時:4月27日(土)14時より16時 13:30開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)

 ◇予約受付中 たんぽぽ舎・電話 03-3238-9035 か

  「ヤフーメール」 <tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

 ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

━━━━━━━ 

※5/8(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!

  連休のため、1週遅らせて開催します。

  2つの行動=定例は第1水曜です。

1.第70回日本原電本店抗議行動

  東海第二原発の防潮堤欠陥工事発覚!

  日本原電の「欠陥工事隠蔽」をゆるさない!再稼働やめろ!

 日 時:5月8日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

     JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分

      ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」

  ☆第71回は、6月5日(水)17:00より18:00です。

2.「第128回東電本店合同抗議」

  放射能汚染水海洋投棄を中止せよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:5月8日(水)18:45より19:45

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体

   ☆第129回は、6月5日(水)18:45より19:45です。

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※5/11(土)岡口基一元裁判官の講演会「白を黒にしてしまう大きな力。

     そして、無邪気に権力を行使してしまう弾劾裁判員たち」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:岡口基一元裁判官

     浅野健一(ジャーナリスト)

 日 時:5月11日(土)14時より16時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円   ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

 岡口基一(おかぐち きいち)さんのプロフィール

 1966年、大分県生まれ。1992年、東京大学法学部卒業。

 1994年浦和地方裁判所判事補。水戸地裁判事補、

 大阪高裁・東京地裁・仙台高裁判事。

 2024年4月3日、裁判官弾劾裁判所の裁判により罷免。

 4月4日、伊藤塾専任講師に就任。著作『要件事実マニュアル

━━━━━━━ 

※5/27(月)『民主主義VS専制主義?』NATOウクライナ「戦争」

 お 話:金 性済(キム ソンジェ)さん

         (日韓和解と平和プラットフォーム)

 日 時:5月27日(月)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円   ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

━━━━━━━ 

※6/1(土)「なかったことにはできない 関東大震災・知られざる悲劇

 福田村事件」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:辻野弥生さん…映画「福田村事件」(森達也監督)の企画協力者

 日 時:6月1日(土)14時より16時 (開場13時30分)

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)  ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

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┗■1.ふるさとの地域社会での生活は、私にとっては人生そのもの

 | 裁判所には(東電福島第一の)過酷な事故、被害を真正面からみつめて

 | 勇気をもって、事故に係る国・東電の責任を質してほしい

 | 3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述  (その4)  (了)

 └──── 福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

6.改めて、ふるさとへの思い

◎ ふるさととは何でしょうか。

 私にとっては、この世に生を享け、地域社会の中で、歴史や伝統、

自然や地域の人びととの交流・交歓などを通じ、私自身を形成した

大本、根幹を成すものです。

◎ 地域に伝わる「津島の田植え踊り」という伝承芸能があります。300

年来地区の4つの集落(行政区)に伝わり、住民は誇りを以て保存・継承

してきました。

 阿武隈山地の太平洋側に面する津島地区は、冷涼な気候のため度々

冷害に襲われ飢饉で苦しめられた歴史があります。

 このため、稲作の一連の所作を踊りにして、飢饉に苦しめられないよ

う豊作と地域の平安を祈ったのです。

 私自身も担い手の一人として加わりました。当初は、地域に伝わる伝

承芸能を絶やさないよう一種の義務感で参加していたのですが、舞に加

わったある時、私につながる多くの先人の祈りを込めて舞う姿がまるで

映画のフラッシュバックの様に、突然私の心中に蘇りました。

◎ そうして連綿と紡がれた地域のつながりの中に私がいる、その一員

になれた、なったのだとの意識が脳裏に迸って、地域社会で生きるとは

こういうことだと改めて思い、胸が熱くなりました。

 こうした意味でも、ふるさとの地域社会での生活は、私にとっては人

生そのものなのです。

◎ 私たちは「ふるさとを返せ」と原状回復を訴えて闘っています。

 私にとっては単に放射能汚染を除去した自然環境だけがふるさとの原

状回復であるとは思いません。

 地域社会そのものが事故以前と同様に復することが原状回復であると

思います。

 しかしそれは、事故後13年も経た現状では望むべくもありません。

 既に、地域社会は消滅したも同然だからです。

 せめて、事故以前と同様の放射能汚染のない環境に復して住民に返す

のは、この過酷な事故を引き起こした国、東電の、国民、住民に対する

当然の責務ではないでしょうか。

7.事故責任の問い無くして真摯な復興・再生はない

◎ 未曽有の原発事故を引き起こし、地域社会を丸ごと消滅させ、さら

に言えば国土そのものを事実上失う事態を引き起こし、生きがいを感じ

て平穏に暮らす国民・住民の人生そのものを奪い、捻じ曲げ、苦しみを

与え続ける責任は極めて大きなものです。

◎ 何度でも言います。

 私たち住民は、自然あふれる環境の中で、互いに協力して受け継がれ

てきた歴史や伝統、文化を大切に、地域に根付いた生活に楽しみを見出

し、生きがいを感じて暮らしてきました。

 原発事故は、これらの一切を根こそぎ奪い去りました。

 この不条理な事態に、身が震える憤りとふるさとへの痛切な思いを胸

に、異郷で避難生活を送らざるを得ない状況にあるのです。

 国・東電の事故に係る責任を問わずして、真の意味の復興・再生はな

いと言わざるを得ません。

◎ 裁判所には改めてこの未曽有の過酷な事故、及び被害を真正面から

みつめてほしい。

 そして、一人の人間として、否、独立して良心に従い、法の精神を体

現する司法を担うものとして、6.17最高裁判決の不当な判断に縛られ

ることなく、勇気をもって、事故に係る国・東電の責任を質していただ

きたい。

 そして、私たち住民の悲痛な願いである「ふるさとを返せ」の原状回

復の訴えに耳を傾け、過酷な被害が正当に評価され償われる判断を下さ

れますよう、心から訴えます。

  (2024年4月1日発行『原発事故被害者 相双の会』

  No143より了承を得て転載)

┏┓ 

┗■2.韓国7政党が「原発新建設禁止法・寿命延長禁止法制定」に

 | すべて同意

 | 台湾【重要署名】老朽化した危険な原発を延長するな

 | 東海第二原発廃炉に… など

 | 4/20発行「ノーニュークス・アジアフォーラム通信187号」紹介

 └──── 佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム)

187号もくじ

・「未来世代の絶叫」(チャン・ヨンシク)

 「日本政府と韓国政府の「原発復興」政策を廃棄しなければならない」

・ハンビッ1・2号機 寿命延長阻止大会・決議文

・福島13年 慶尚北道 脱核行進・宣言

・7政党が「新建設禁止法・寿命延長禁止法制定」にすべて同意

                        (ヨン・ソンロク)

 「276の市民団体・宗教界が各政党に脱原発関連政策を提案。総選挙後

 も政党と疎通し、政策実現のために努力する」

・台湾【重要署名】老朽化した危険な原発を延長するな

 -原発延長法案反対、安全を最優先に!(全国廃核行動平台)

・トルコ・シノップで反原発派市長が当選(森山拓也)

・【宣言】すべての人に、安全で、手頃な価格で、

     気候にやさしいエネルギーを

・非核バターン運動の若者たちからの連帯メッセージ(片岡輝美)

柏崎刈羽原発、再稼働してしまうのか!崖っぷちのたたかい

                        (星野幸彦)

・「Stop!女川原発再稼働 さようなら原発全国集会in宮城」決行

                       (いのまた由美)

・東海第二原発廃炉に(相沢一正)

・島根原発2号機の再稼働は中止すべきだ  (芦原康江)

・上関町中間貯蔵施設建設計画・その後   (三浦みどり

・3.31「老朽原発ただちに廃炉!美浜全国集会」に400人超が結集

                     (木原壯林)

・50年前と現在のプロゴフから学んだこと  (林えな)

・子どもと原子力災害 保養資料室 ≪ほよよん≫ へようこそ

                     (宇野田陽子)

ノーニュークス・アジアフォーラム通信は、

年6回発行。購読料:年2000円。(187号 4月20日発行、B5判 24頁)

見本誌を無料で送ります。

連絡ください → <sdaisuke@rice.ocn.ne.jp>

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┗■3.稼働中原発は11基…大飯3、4、美浜3、高浜1、2、3、

 | 4、伊方3、玄海3、川内1、2(大飯、美浜、高浜は関西電力

 | 伊方は四国電力玄海、川内は九州電力)

 | 伊方3号が運転中の4月21日豊後水道でM6.6の地震発生

 | 2024年4月24日現在の原発稼働状況

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

電力会社 号機 状態 運転開始日 停止日 出力(万kW)

関西電力 美浜3 運転中 2022.10.25 82.6

   大飯3 運転中 2024.04.07 118

   大飯4 運転中 2023.10.27      118

   高浜1 運転中 2023.07.29      82.6

   高浜2 運転中 2023.09.16 82.6

   高浜3 運転中 2023.12.25 87

   高浜4 運転中 2024.04.24 87

四国電力 伊方3 運転中 2023.05.24 89

九州電力 玄海3 運転中 2024.02.02 118

   玄海4 定検中 2024.02.27 118

   川内1 運転中 2023.04.26 89

   川内2 運転中 2023.08.15 89

合 計 12基 運転中11基  停止中1基    1042.8/1160.8

*伊方3号が運転中の4月21日23時14分頃に豊後水道で地震発生、

 M6.6、深さ約40km。伊方の震度は4、原発は止まらずその後も

 停止していない。原発での揺れは33ガル。

*運転開始日は営業運転開始の日なので原子炉起動の日とは

 一月程度違いがある。

*運転可能な12基の原発のうち稼働中は11基(92%)、

 その出力は1160.8万kWに対して1042.8万kW(90%)。

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┗■4.新聞・配信より4つ

 └──── 

 ◆新潟・柏崎刈羽原発7号機の核燃料装填作業で2度の中断

  伊藤信哉原子力規制事務所長「再発を危惧」、

  ブレーカートラブルの重要度は「東電の調査結果を見て判断」

 7号機への燃料装填(そうてん)で、制御棒を操作する機器のトラブ

ルで作業が中断したことについて、原子力規制庁柏崎刈羽原子力規制事

務所の伊藤信哉所長は4月23日の定例記者会見で「再発を危惧している。

東電の調査結果を確認した上で(重要度を)判断したい」と述べた。

      (後略)  (4月24日「新潟日報デジタルプラス」より抜粋)

https://www.47news.jp/10835836.html

 ◆中国電力、中間貯蔵建設へ地質調査

  山口県・上関、結果踏まえ議会検討

  計画に反対する住民ら30人ほどが抗議のため集合

 山口県上関町で使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設を計画する中国電

力は23日、町にある社有地内の建設予定地で地質を調べるボーリング調

査を開始したと発表した。同社はすでに進めている文献による調査と合

わせて町に建設の適否を伝える。町は結果を踏まえ建設受け入れを議会

で判断するとしている。

 貯蔵施設は、関西電力との共同運営を前提に計画している。

 中国電力は今回11カ所で調査を実施し、活断層の存在を調べる。期間

は半年ほどかかる見通し。

 23日朝から社有地近くでは、計画に反対する住民ら30人ほどが抗議の

ため集合。調査開始の一報が入ると、一部は同社の準備事務所前に移動

し沿道で反対を訴えた。        (4月23日「共同通信」より)

https://www.47news.jp/10829955.html

 ◆定検の高浜4号原子炉起動 伝熱管損傷で3週間遅れ

 関西電力は23日、昨年12月から定期検査に入っていた高浜原発4号

機(福井県高浜町)の原子炉を起動した。

 今月26日から調整運転に入り、5月21日に営業運転を再開する予定。

蒸気発生器の伝熱管4本の損傷が見つかり、当初の予定より3週間

遅れた。

 これで6月に高浜1号機が定検に入るまで、2009年以来約15年ぶり

に、廃炉中を除く関電の全原発が同時に運転する。関電は昨年9月まで

に、東京電力福島第一原発事故の教訓を踏まえた新規制基準の下、7基

の再稼働を済ませている。

 定検では、燃料集合体157体のうち69体を取り換えた。損傷が見つ

かった蒸気発生器の伝熱管には栓をし、今後使用しない。

                   (4月23日「共同通信」より)

https://www.47news.jp/10832510.html

 ◆1800人「戦場にさせない」 新基地建設反対 4/14県民大集会

【14日】辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議は、名護市の瀬嵩の

浜(せだけのはま)で「民意・自治・尊厳を守り抜く4・14県民大集

会」を開いた。

 1800人(主催者発表)が参加。「沖縄を2度と戦場にさせないと声を

上げ続けようなどと訴え、新基地建設の断念やオスプレイ配備撤回など

を求めた。

 玉城デニー知事が出席し、新基地建設に反対の意向を示した上で「新

たな自衛隊基地は造らせない」と述べ、米軍基地負担軽減がないままの

自衛隊増強に反対の意思を明確にした。

 玉城知事は、防衛省うるま市陸上自衛隊訓練場整備計画を断念し

たことについて「紛れもなく皆さんのカだ」と強調。

 「沖縄を二度と戦場にさせないという願いは、これから先の未来の

子どもたちに対して、私たちが今取れる最大の責任だ」と訴えた。

                          (琉球新報

(4月16日「東京新聞」朝刊19面「辺野古・高江リポート」より抜粋)

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※【動画アップの紹介】

☆「BOTTOM UP! CHANNEL」遠藤大輔さんより

・20240311 3・11を忘れない/東電本店前抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=iN-mr60juTA

☆IWJさん

・2023.12.25 重信房子氏「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520635

・2023.12.23宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)

  「ガザ紛争の背景~台頭するイスラエル極右の世界観と

   米国のダブルスタンダード

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520531?fbclid=IwAR0o_CoPP1PAVlMqjW0f52UcfPmTuUFBcuD6hkKgtLAnjOHUhg2WAcWhYq8

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

    https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3

・20240406 UPLAN 山崎久隆「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない 新規制

 基準は地震津波を過小評価 どこでも起こり得る津波災害と巨大地震

 https://www.youtube.com/watch?v=Zknd66R3uKg

・20240326 UPLAN 田中一郎「現代日本の政治改革」

 https://www.youtube.com/watch?v=XespCsWUgV4

・20240311 UPLAN 3.11日本原電本店前行動・追悼と東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=0TjT1biIvgM

・20240229 UPLAN 佐藤大介「台湾の脱原発と韓国の原発暴走~

          ノーニュークス・アジアフォーラムの30年

 https://www.youtube.com/watch?v=vQjKpumWZTE

・20240227 UPLAN 中野宏典弁護士「原発と火山リスク」

 https://www.youtube.com/watch?v=MSJ61R-AgJU

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発廃炉に~

 地震津波は止められないが原発は止められる~今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw

・20240129 UPLAN 岡 真理「ナクバ、起源の暴力としての-

              起源の暴力の起源は何か」

 https://www.youtube.com/watch?v=11urxhZlU2s

・20240122 UPLAN 大久保貞利「電磁波の何が問題か」

 https://www.youtube.com/watch?v=eMaiGknN6UI

・ 20231225 UPLAN 重信房子イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://www.youtube.com/watch?v=cBLb9BY4kU0

・20231118 UPLAN【前半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=GgeU2qcho_8

・20231118 UPLAN【後半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=ApzpTgB4w2o

・20231118 UPLAN【神田神保町古本屋街デモ】東海第二原発の再稼働を

                    許さない11.18首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=Afmw-twguSg

・20230624 UPLAN 広瀬隆市民運動が知っておくべき過ち」

          【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8

・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海

            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴

     【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s

・広瀬 隆…『気候変動の宇宙物理学』

 「第1話」から【第14話】を見て下さい。

 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw

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☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

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 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

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 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

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 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

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 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの

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たんぽぽ舎です。【TMM:No5013】地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No5013】

2024年4月22日(月)地震原発事故情報−

              4つの情報をお知らせします

                    転載・転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.再生エネルギー58万世帯分 出力制御でムダに

  (本年度見通し) 電力システム「原発有利なルール」

  「電力システムを再エネ中心に構築し直すことが必要」大島教授

             (4月22日「東京新聞」朝刊1面より抜粋)

★2.たんぽぽ舎35周年「名刺意見広告集」を作ります

  原発をなくしたいと願うみなさんのつながりを強めるために

  ご協力をお願いいたします

★3.6.17最高裁判決は再度の原発事故が繰り返されることを

  容認しかねない

  国民、住民の万が一の被害回避に寄り添う判断をする司法であるべき

  3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述 (その3) (4回の連載)

          福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

★4.TV・新聞より3つ

  ◆地震原発事故が同時に発生…

   新潟県独自の「3つの検証」元委員が避難方法を疑問視

  (4月21日18:42「TBS」NEWS DIGより)

  ◆「新潟県民の不安解消されない限り、花角英世知事は再稼働を

   容認しない」 柏崎刈羽原発7号機の核燃料装填について

   磯田達伸・長岡市長「再稼働とは別問題」

  (4月18日「新潟日報デジタルプラスより)

  ◆【近事片々】より

   ・イランでの爆発に世界が身構える。イスラエルの限定的な攻撃と

    伝えられるが、影響も「限定的」で済むのか。

━━━━━━━ 

※4/26(金)第35回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 日 時:4月26日(金)18時30分より19時45分

 場 所:首相官邸

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

 定例:毎月第3金曜日 (4/19は「総がかり行動日」なので1週後ろに変更)

 第36回は、5月17日(金)18時30分より19時45分です。

━━━━━━━ 

※4/27(土)群馬県議会と市民の合意で設置した追悼碑撤去は群馬の歴史に

     大きな汚点を残した、群馬追悼碑問題を考える

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:川口正昭(記憶 反省 そして友好)の追悼碑を守る会共同代表

     浅野健一(元同志社大学大学院教授)

 日 時:4月27日(土)14時より16時 13:30開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)

 ◇予約受付中 たんぽぽ舎・電話 03-3238-9035 か

  「ヤフーメール」 <tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

 ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

━━━━━━━ 

※5/8(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!

  連休のため、1週遅らせて開催します。

  2つの行動=定例は第1水曜です。

1.第70回日本原電本店抗議行動

  東海第二原発の防潮堤欠陥工事発覚!

  日本原電の「欠陥工事隠蔽」をゆるさない!再稼働やめろ!

 日 時:5月8日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

     JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分

      ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」  

  ☆第71回は、6月5日(水)17:00より18:00です。

2.「第128回東電本店合同抗議」

  放射能汚染水海洋投棄を中止せよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:5月8日(水)18:45より19:45  

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体  

   ☆第129回は、6月5日(水)18:45より19:45です。

━━━━━━━

※5/11(土)岡口基一元裁判官の講演会「白を黒にしてしまう大きな力。

     そして、無邪気に権力を行使してしまう弾劾裁判員たち」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:岡口基一元裁判官

 日 時:5月11日(土)14時より16時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円   ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

 岡口基一(おかぐち きいち)さんのプロフィール

 1966年、大分県生まれ。1992年、東京大学法学部卒業。

 1994年浦和地方裁判所判事補。水戸地裁判事補、

 大阪高裁・東京地裁・仙台高裁判事。

 2024年4月3日、裁判官弾劾裁判所の裁判により罷免。

4月4日、伊藤塾専任講師に就任。著作『要件事実マニュアル

━━━━━━━ 

※5/27(月)『民主主義VS専制主義?』NATOウクライナ「戦争」

 お 話:金 性済(キム ソンジェ)さん

         (日韓和解と平和プラットフォーム)

 日 時:5月27日(月)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円   ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

━━━━━━━ 

※6/1(土)「なかったことにはできない 関東大震災・知られざる悲劇

 福田村事件」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:辻野弥生さん…映画「福田村事件」(森達也監督)の企画協力者

 日 時:6月1日(土)14時より16時 (開場13時30分)

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)  ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.再生エネルギー58万世帯分 出力制御でムダに

 | (本年度見通し) 電力システム「原発有利なルール」

 | 「電力システムを再エネ中心に構築し直すことが必要」大島教授

 └──── (4月22日「東京新聞」朝刊1面より抜粋)

◎ 太陽光や風力などの発電事業者に対し、一時的な発電停止を求める

「出力制御」が増えている。

 本年度もゴールデンウイークなど電気の消費量が減る春や秋を中心に、

東京電力エリアを除く全国での実施を見込み、年間約58万世帯分の電気

が無駄になる計算だ。

 このまま出力制御が広がると、再エネ普及の足かせになりかねない。

                         (砂本紅年)

◎ 電気は、刻々と変わる需要(消費量)と供給(発電量)のバランス

を一致させなければ、最悪の場合、大規模停電に至る恐れがある。

 需要の低下で電気が余りそうな場合、再エネなどの発電設備を制御し

供給を減らすのが出力制御だ。

 送配電会社でつくる送配電網協議会によると、太陽光を中心に急増す

る再エネの導入は、2023年3月末時点で全国で計9300万キロワットに

達した。

 これに対し、2023年のゴールデンウイーク期間中の電力需要は7300万

キロワットにとどまった。工場などが停止し、家庭でも冷暖房をあまり

使わないために消費量が少ない上、好天が続いて太陽光の発電量が増え

るために出力制御が行われやすい。(中略)

◎  一方で出力制御が困難とされる原発は、政府が「最大限活用」する

方針を掲げている。

 今後、原発の新設や再稼働で発電量が底上げされれば、その代わりに

再エネの出力制御が増える可能性はさらに高まりそうだ。

 発電量に占める再エネの比率は、2022年度に21.7%だったのを20

30年度に36〜38%に引き上げる目標を掲げており、出力制御が障害

になりかねない。

 龍谷大の大島堅一教授(環境経済学)は「今の電力システムは原発に有

利なルールになっている」と指摘。

 「出力制御など再エネの普及を制約するルールを改め、電力システム

を再エネ中心に構築し直すことが必要だ」と話している。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/322674

┏┓ 

┗■2.たんぽぽ舎35周年「名刺意見広告集」を作ります

 | 原発をなくしたいと願うみなさんのつながりを強めるために

 | ご協力をお願いいたします

 └──── たんぽぽ舎

発 行:5月18日(土)13:30から「第36回たんぽぽ舎総会」

                 東京学院2F会議室

募 集:1コマ 名刺サイズ(85×50mm)縦型、横型どちらでも可

    オリジナルデザイン歓迎 オリジナルデザインは

    そのまま掲載します。メッセージ・連絡先など入れると

    アピール度一層アップ!

 ※できるだけ完成原稿でお願いします。

  原稿は、メール<tanpopo3238@yahoo.co.jp>か郵送して下さい。

募集〆切り:5月6日(月)まで

掲載料金:団体1コマ 4000円  個人1コマ 2000円

     郵便振込は 加入者名 たんぽぽ舎

       口座番号 00180-1-403856

※申し込み・お問い合わせはたんぽぽ舎まで

┏┓ 

┗■3.6.17最高裁判決は再度の原発事故が繰り返されることを

 | 容認しかねない

 | 国民、住民の万が一の被害回避に寄り添う判断をする司法であるべき

 | 3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述 (その3) (4回の連載)

 └──── 福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

4.時間経過に伴う被害の深刻化、拡大

◎ この間、2013年4月に全域が帰還困難区域とされた津島地区は、2017

年12月にその一部、僅か1.6%が特定復興再生拠点区域(復興拠点)に指

定されて、5年間の整備を経て2023年3月に規制が解除されました。

 しかし、残り98.4%は依然として帰還困難区域のままに残され、本

年に入って「特定帰還居住区域」整備計画が認可され、住民が希望すれ

ば家などを中心に除染が進められますがあくまで限定的なもので、依然

として地区全体に係る計画は示されていません。

◎ 事故後既に13年が経過し、管理が行き届かない家や庭は藪と樹木に

埋もれ、田畑はうっそうと茂る林、森と化してしまいました。

 家屋は極度に傷み、害獣に侵入されて足の踏み場もない状況のため、

拠点区域内や、両側20mの範囲で際除染が進められる地区内の主要な7

つの道路沿いの、多くの家屋が解体撤去されました。

◎ 住民は、何代も続いた思い出の詰まった家、一家団欒の何よりも大

切な家を、迷い、悩みながら、断腸の思いで解体撤去を決断しているの

です。

 私の家は規制が解除された復興拠点内にあります。

 除染されたとはいえ放射線量は事故以前と同様の1msv/年以下に

は至らず、地域社会の将来が見通せない、インフラ整備も役場支所以外

はないに等しい現状にある中で、解体撤去すべきか否か迷い続けて

います。

 私で4代目となる家は、私につながる一族の、地域社会の人びととの

交流の記憶が染みついています。

◎ 今年喜寿を迎える私に残された時間は長くはありません。残せば、

いずれ子どもや孫に負担を強いることとなります。

 夜、目覚めそのことを考えると、再び眠り就くまで思い悩みます。夢

も見ます。翌日起きてから、ふるさとのあれこれや家のことを見た夢が

断片的に蘇り、焦燥感に駆られます。

 解体撤去の申込期限はこの4月1日です。それ以降は自己負担での

対応を強いられます。原発事故はこのような理不尽を強いるのです。

5.国・東電の責任追及

◎ 一昨年6月17日に最高裁は先行する4件の生業訴訟などの上告審で、

国の責任はないと判決を下しました。

 原発事故により人生を奪われ苦しんでいる被害者を顧みようとせず

に、仮に対策を施しても事故は防げない可能性があった、だから国に

責任はないとの判断です。

◎ 私たち国民が期待する最後の砦としての司法の責務を放棄した、内

容のない薄っぺらな判決に落胆し、こんなものが、最高裁判決と言える

のか?と率直に思いました。

 原発事故が起これば過酷な被害が発生することは予め想定されていま

した。

◎ 万が一にも事故が起きないよう万全の対策を講ずるのが原発政策を

推進する国に課された責務であり、その万が一への対策を施さない国を

いとも簡単に想定外だから責任はないと免罪してしまいました。到底納

得できるものではありません。

◎ 6.17最高裁判決の、事故を防げなかった可能性があったとする判

断は、反面から言えば、防げた可能性があったとも言えるのです。完全

に防げないまでも、事故発生状況の過酷さを減じた可能性は残るのでは

ないでしょうか。

◎ 6.17最高裁判決は、再度の原発事故が繰り返されることを容認し

かねない判断です。未曽有の原発事故に苦しむ私たちには、耐え難く、

到底許せません。

 権力側に組し加害の構造の中に自らを位置付けてしまうのではなく、

国民、住民の、万が一の被害回避に寄り添う判断をする司法、であるべ

きではないでしょうか。(その4)へ続く

  (2024年4月1日発行『原発事故被害者 相双の会』

  No143より了承を得て転載)

┏┓ 

┗■4.TV・新聞より3つ

 └──── 

 ◆地震原発事故が同時に発生…

  新潟県独自の「3つの検証」元委員が避難方法を疑問視

 原発を巡る新潟県独自の「3つの検証」の元委員によるシンポジウム

が開かれ、原発事故における避難方法の実効性などを疑問視しました。

 新潟市で開かれたシンポジウムは福島第一原発の事故をめぐる県独自

の「3つの検証」の元委員らで構成される「市民検証委員会」が開きま

した。

 この中で3人の元委員が登壇し、原子力災害時の安全な避難方法を検

証した避難委員会の上岡直見元委員は、能登半島地震中越地震では多

くの道路が通行止めになったとし、地震原発事故が同時に起きる複合

災害では安全な避難は難しいと語りました。

 「自動車はどこか1か所でも通れない所があると、そこでおしまい」

 また県が試算した避難時間も現実的ではないと指摘しました。

 「食事、水そういうところを考えられていない。まだまだ机の上だけ

の検討にとどまっている」

 このほか、柏崎刈羽原発の近くには多数の活断層があり、危険性があ

るとの意見も出ました。

 市民検証委員会は今後、これらの点について市民と議論を深めるとし

ています。     (4月21日18:42「TBS」NEWS DIGより)

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1127660?display=1

 ◆「新潟県民の不安解消されない限り、花角英世知事は再稼働を

  容認しない」 柏崎刈羽原発7号機の核燃料装填について

  磯田達伸・長岡市長「再稼働とは別問題」

 東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原発7号機(新潟県)で原子炉へ

の核燃料装填(そうてん)が始まったことについて、新潟県長岡市の磯

田達伸市長は4月17日の記者会見で「東電がどのような形で準備を進め

ても、県民の不安が解消されない限り、花角英世知事は再稼働を容認し

ないと考えている」と述べ、今回の動きが再稼働に直接結び付くもので

はないとの認識を示した。

 燃料装填は、東電が原子力規制委員会から出されていた運転禁止命令

の解除を受けた一つの取り組みだとし、「再稼働を容認するかは別の問

題。冷静に受け止めている」と語った。

 その上で、長岡市を含む柏崎刈羽原発から半径5から30キロ圏の避難

準備区域(UPZ)の住民が「安心できる状況になるまでは、再稼働の議

論はするべきではない」とこれまでの主張を繰り返した。

 長岡市は大半がUPZに含まれている。

  (4月18日「新潟日報デジタルプラスより)

https://www.47news.jp/10806646.html

 ◆【近事片々】より

 ・イランでの爆発に世界が身構える。イスラエルの限定的な攻撃と

  伝えられるが、影響も「限定的」で済むのか。

 ・ガザの人道危機に加え、中東情勢は核を巡る緊張も。

  報復の連鎖を止める国際社会の行動が急務。

              (4月20日毎日新聞」夕刊1面より)

━━━━━━━ 

※【動画アップの紹介】

☆「BOTTOM UP! CHANNEL」遠藤大輔さんより

・20240311 3・11を忘れない/東電本店前抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=iN-mr60juTA

☆IWJさん

・2023.12.25 重信房子氏「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520635

・2023.12.23宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)

  「ガザ紛争の背景〜台頭するイスラエル極右の世界観と

   米国のダブルスタンダード

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520531?fbclid=IwAR0o_CoPP1PAVlMqjW0f52UcfPmTuUFBcuD6hkKgtLAnjOHUhg2WAcWhYq8

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

    https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3

・20240406 UPLAN 山崎久隆「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない 新規制

 基準は地震津波を過小評価 どこでも起こり得る津波災害と巨大地震

 https://www.youtube.com/watch?v=Zknd66R3uKg

・20240326 UPLAN 田中一郎「現代日本の政治改革」

 https://www.youtube.com/watch?v=XespCsWUgV4

・20240311 UPLAN 3.11日本原電本店前行動・追悼と東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=0TjT1biIvgM

・20240229 UPLAN 佐藤大介「台湾の脱原発と韓国の原発暴走〜

          ノーニュークス・アジアフォーラムの30年

 https://www.youtube.com/watch?v=vQjKpumWZTE

・20240227 UPLAN 中野宏典弁護士「原発と火山リスク」

 https://www.youtube.com/watch?v=MSJ61R-AgJU

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発廃炉に〜

 地震津波は止められないが原発は止められる〜今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw

・20240129 UPLAN 岡 真理「ナクバ、起源の暴力としての−

              起源の暴力の起源は何か」

 https://www.youtube.com/watch?v=11urxhZlU2s

・20240122 UPLAN 大久保貞利「電磁波の何が問題か」

 https://www.youtube.com/watch?v=eMaiGknN6UI

・ 20231225 UPLAN 重信房子イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://www.youtube.com/watch?v=cBLb9BY4kU0

・20231118 UPLAN【前半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=GgeU2qcho_8

・20231118 UPLAN【後半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=ApzpTgB4w2o

・20231118 UPLAN【神田神保町古本屋街デモ】東海第二原発の再稼働を

                    許さない11.18首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=Afmw-twguSg

・20230624 UPLAN 広瀬隆市民運動が知っておくべき過ち」

          【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8

・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海

            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴

     【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s

・広瀬 隆…『気候変動の宇宙物理学』

 「第1話」から【第14話】を見て下さい。

 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震原発事故情報」

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たんぽぽ舎です。【TMM:No5013】地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No5013】

2024年4月22日(月)地震原発事故情報-

              4つの情報をお知らせします

                    転載・転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.再生エネルギー58万世帯分 出力制御でムダに

  (本年度見通し) 電力システム「原発有利なルール」

  「電力システムを再エネ中心に構築し直すことが必要」大島教授

             (4月22日「東京新聞」朝刊1面より抜粋)

★2.たんぽぽ舎35周年「名刺意見広告集」を作ります

  原発をなくしたいと願うみなさんのつながりを強めるために

  ご協力をお願いいたします

★3.6.17最高裁判決は再度の原発事故が繰り返されることを

  容認しかねない

  国民、住民の万が一の被害回避に寄り添う判断をする司法であるべき

  3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述 (その3) (4回の連載)

          福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

★4.TV・新聞より3つ

  ◆地震原発事故が同時に発生…

   新潟県独自の「3つの検証」元委員が避難方法を疑問視

  (4月21日18:42「TBS」NEWS DIGより)

  ◆「新潟県民の不安解消されない限り、花角英世知事は再稼働を

   容認しない」 柏崎刈羽原発7号機の核燃料装填について

   磯田達伸・長岡市長「再稼働とは別問題」

  (4月18日「新潟日報デジタルプラスより)

  ◆【近事片々】より

   ・イランでの爆発に世界が身構える。イスラエルの限定的な攻撃と

    伝えられるが、影響も「限定的」で済むのか。

━━━━━━━ 

※4/26(金)第35回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 日 時:4月26日(金)18時30分より19時45分

 場 所:首相官邸

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

 定例:毎月第3金曜日 (4/19は「総がかり行動日」なので1週後ろに変更)

 第36回は、5月17日(金)18時30分より19時45分です。

━━━━━━━ 

※4/27(土)群馬県議会と市民の合意で設置した追悼碑撤去は群馬の歴史に

     大きな汚点を残した、群馬追悼碑問題を考える

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:川口正昭(記憶 反省 そして友好)の追悼碑を守る会共同代表

     浅野健一(元同志社大学大学院教授)

 日 時:4月27日(土)14時より16時 13:30開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)

 ◇予約受付中 たんぽぽ舎・電話 03-3238-9035 か

  「ヤフーメール」 <tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

 ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

━━━━━━━ 

※5/8(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!

  連休のため、1週遅らせて開催します。

  2つの行動=定例は第1水曜です。

1.第70回日本原電本店抗議行動

  東海第二原発の防潮堤欠陥工事発覚!

  日本原電の「欠陥工事隠蔽」をゆるさない!再稼働やめろ!

 日 時:5月8日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

     JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分

      ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」  

  ☆第71回は、6月5日(水)17:00より18:00です。

2.「第128回東電本店合同抗議」

  放射能汚染水海洋投棄を中止せよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:5月8日(水)18:45より19:45  

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体  

   ☆第129回は、6月5日(水)18:45より19:45です。

━━━━━━━

※5/11(土)岡口基一元裁判官の講演会「白を黒にしてしまう大きな力。

     そして、無邪気に権力を行使してしまう弾劾裁判員たち」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:岡口基一元裁判官

 日 時:5月11日(土)14時より16時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円   ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

 岡口基一(おかぐち きいち)さんのプロフィール

 1966年、大分県生まれ。1992年、東京大学法学部卒業。

 1994年浦和地方裁判所判事補。水戸地裁判事補、

 大阪高裁・東京地裁・仙台高裁判事。

 2024年4月3日、裁判官弾劾裁判所の裁判により罷免。

4月4日、伊藤塾専任講師に就任。著作『要件事実マニュアル

━━━━━━━ 

※5/27(月)『民主主義VS専制主義?』NATOウクライナ「戦争」

 お 話:金 性済(キム ソンジェ)さん

         (日韓和解と平和プラットフォーム)

 日 時:5月27日(月)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円   ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

━━━━━━━ 

※6/1(土)「なかったことにはできない 関東大震災・知られざる悲劇

 福田村事件」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:辻野弥生さん…映画「福田村事件」(森達也監督)の企画協力者

 日 時:6月1日(土)14時より16時 (開場13時30分)

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)  ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.再生エネルギー58万世帯分 出力制御でムダに

 | (本年度見通し) 電力システム「原発有利なルール」

 | 「電力システムを再エネ中心に構築し直すことが必要」大島教授

 └──── (4月22日「東京新聞」朝刊1面より抜粋)

◎ 太陽光や風力などの発電事業者に対し、一時的な発電停止を求める

「出力制御」が増えている。

 本年度もゴールデンウイークなど電気の消費量が減る春や秋を中心に、

東京電力エリアを除く全国での実施を見込み、年間約58万世帯分の電気

が無駄になる計算だ。

 このまま出力制御が広がると、再エネ普及の足かせになりかねない。

                         (砂本紅年)

◎ 電気は、刻々と変わる需要(消費量)と供給(発電量)のバランス

を一致させなければ、最悪の場合、大規模停電に至る恐れがある。

 需要の低下で電気が余りそうな場合、再エネなどの発電設備を制御し

供給を減らすのが出力制御だ。

 送配電会社でつくる送配電網協議会によると、太陽光を中心に急増す

る再エネの導入は、2023年3月末時点で全国で計9300万キロワットに

達した。

 これに対し、2023年のゴールデンウイーク期間中の電力需要は7300万

キロワットにとどまった。工場などが停止し、家庭でも冷暖房をあまり

使わないために消費量が少ない上、好天が続いて太陽光の発電量が増え

るために出力制御が行われやすい。(中略)

◎  一方で出力制御が困難とされる原発は、政府が「最大限活用」する

方針を掲げている。

 今後、原発の新設や再稼働で発電量が底上げされれば、その代わりに

再エネの出力制御が増える可能性はさらに高まりそうだ。

 発電量に占める再エネの比率は、2022年度に21.7%だったのを20

30年度に36~38%に引き上げる目標を掲げており、出力制御が障害

になりかねない。

 龍谷大の大島堅一教授(環境経済学)は「今の電力システムは原発に有

利なルールになっている」と指摘。

 「出力制御など再エネの普及を制約するルールを改め、電力システム

を再エネ中心に構築し直すことが必要だ」と話している。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/322674

┏┓ 

┗■2.たんぽぽ舎35周年「名刺意見広告集」を作ります

 | 原発をなくしたいと願うみなさんのつながりを強めるために

 | ご協力をお願いいたします

 └──── たんぽぽ舎

発 行:5月18日(土)13:30から「第36回たんぽぽ舎総会」

                 東京学院2F会議室

募 集:1コマ 名刺サイズ(85×50mm)縦型、横型どちらでも可

    オリジナルデザイン歓迎 オリジナルデザインは

    そのまま掲載します。メッセージ・連絡先など入れると

    アピール度一層アップ!

 ※できるだけ完成原稿でお願いします。

  原稿は、メール<tanpopo3238@yahoo.co.jp>か郵送して下さい。

募集〆切り:5月6日(月)まで

掲載料金:団体1コマ 4000円  個人1コマ 2000円

     郵便振込は 加入者名 たんぽぽ舎

       口座番号 00180-1-403856

※申し込み・お問い合わせはたんぽぽ舎まで

┏┓ 

┗■3.6.17最高裁判決は再度の原発事故が繰り返されることを

 | 容認しかねない

 | 国民、住民の万が一の被害回避に寄り添う判断をする司法であるべき

 | 3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述 (その3) (4回の連載)

 └──── 福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

4.時間経過に伴う被害の深刻化、拡大

◎ この間、2013年4月に全域が帰還困難区域とされた津島地区は、2017

年12月にその一部、僅か1.6%が特定復興再生拠点区域(復興拠点)に指

定されて、5年間の整備を経て2023年3月に規制が解除されました。

 しかし、残り98.4%は依然として帰還困難区域のままに残され、本

年に入って「特定帰還居住区域」整備計画が認可され、住民が希望すれ

ば家などを中心に除染が進められますがあくまで限定的なもので、依然

として地区全体に係る計画は示されていません。

◎ 事故後既に13年が経過し、管理が行き届かない家や庭は藪と樹木に

埋もれ、田畑はうっそうと茂る林、森と化してしまいました。

 家屋は極度に傷み、害獣に侵入されて足の踏み場もない状況のため、

拠点区域内や、両側20mの範囲で際除染が進められる地区内の主要な7

つの道路沿いの、多くの家屋が解体撤去されました。

◎ 住民は、何代も続いた思い出の詰まった家、一家団欒の何よりも大

切な家を、迷い、悩みながら、断腸の思いで解体撤去を決断しているの

です。

 私の家は規制が解除された復興拠点内にあります。

 除染されたとはいえ放射線量は事故以前と同様の1msv/年以下に

は至らず、地域社会の将来が見通せない、インフラ整備も役場支所以外

はないに等しい現状にある中で、解体撤去すべきか否か迷い続けて

います。

 私で4代目となる家は、私につながる一族の、地域社会の人びととの

交流の記憶が染みついています。

◎ 今年喜寿を迎える私に残された時間は長くはありません。残せば、

いずれ子どもや孫に負担を強いることとなります。

 夜、目覚めそのことを考えると、再び眠り就くまで思い悩みます。夢

も見ます。翌日起きてから、ふるさとのあれこれや家のことを見た夢が

断片的に蘇り、焦燥感に駆られます。

 解体撤去の申込期限はこの4月1日です。それ以降は自己負担での

対応を強いられます。原発事故はこのような理不尽を強いるのです。

5.国・東電の責任追及

◎ 一昨年6月17日に最高裁は先行する4件の生業訴訟などの上告審で、

国の責任はないと判決を下しました。

 原発事故により人生を奪われ苦しんでいる被害者を顧みようとせず

に、仮に対策を施しても事故は防げない可能性があった、だから国に

責任はないとの判断です。

◎ 私たち国民が期待する最後の砦としての司法の責務を放棄した、内

容のない薄っぺらな判決に落胆し、こんなものが、最高裁判決と言える

のか?と率直に思いました。

 原発事故が起これば過酷な被害が発生することは予め想定されていま

した。

◎ 万が一にも事故が起きないよう万全の対策を講ずるのが原発政策を

推進する国に課された責務であり、その万が一への対策を施さない国を

いとも簡単に想定外だから責任はないと免罪してしまいました。到底納

得できるものではありません。

◎ 6.17最高裁判決の、事故を防げなかった可能性があったとする判

断は、反面から言えば、防げた可能性があったとも言えるのです。完全

に防げないまでも、事故発生状況の過酷さを減じた可能性は残るのでは

ないでしょうか。

◎ 6.17最高裁判決は、再度の原発事故が繰り返されることを容認し

かねない判断です。未曽有の原発事故に苦しむ私たちには、耐え難く、

到底許せません。

 権力側に組し加害の構造の中に自らを位置付けてしまうのではなく、

国民、住民の、万が一の被害回避に寄り添う判断をする司法、であるべ

きではないでしょうか。(その4)へ続く

  (2024年4月1日発行『原発事故被害者 相双の会』

  No143より了承を得て転載)

┏┓ 

┗■4.TV・新聞より3つ

 └──── 

 ◆地震原発事故が同時に発生…

  新潟県独自の「3つの検証」元委員が避難方法を疑問視

 原発を巡る新潟県独自の「3つの検証」の元委員によるシンポジウム

が開かれ、原発事故における避難方法の実効性などを疑問視しました。

 新潟市で開かれたシンポジウムは福島第一原発の事故をめぐる県独自

の「3つの検証」の元委員らで構成される「市民検証委員会」が開きま

した。

 この中で3人の元委員が登壇し、原子力災害時の安全な避難方法を検

証した避難委員会の上岡直見元委員は、能登半島地震中越地震では多

くの道路が通行止めになったとし、地震原発事故が同時に起きる複合

災害では安全な避難は難しいと語りました。

 「自動車はどこか1か所でも通れない所があると、そこでおしまい」

 また県が試算した避難時間も現実的ではないと指摘しました。

 「食事、水そういうところを考えられていない。まだまだ机の上だけ

の検討にとどまっている」

 このほか、柏崎刈羽原発の近くには多数の活断層があり、危険性があ

るとの意見も出ました。

 市民検証委員会は今後、これらの点について市民と議論を深めるとし

ています。     (4月21日18:42「TBS」NEWS DIGより)

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1127660?display=1

 ◆「新潟県民の不安解消されない限り、花角英世知事は再稼働を

  容認しない」 柏崎刈羽原発7号機の核燃料装填について

  磯田達伸・長岡市長「再稼働とは別問題」

 東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原発7号機(新潟県)で原子炉へ

の核燃料装填(そうてん)が始まったことについて、新潟県長岡市の磯

田達伸市長は4月17日の記者会見で「東電がどのような形で準備を進め

ても、県民の不安が解消されない限り、花角英世知事は再稼働を容認し

ないと考えている」と述べ、今回の動きが再稼働に直接結び付くもので

はないとの認識を示した。

 燃料装填は、東電が原子力規制委員会から出されていた運転禁止命令

の解除を受けた一つの取り組みだとし、「再稼働を容認するかは別の問

題。冷静に受け止めている」と語った。

 その上で、長岡市を含む柏崎刈羽原発から半径5から30キロ圏の避難

準備区域(UPZ)の住民が「安心できる状況になるまでは、再稼働の議

論はするべきではない」とこれまでの主張を繰り返した。

 長岡市は大半がUPZに含まれている。

  (4月18日「新潟日報デジタルプラスより)

https://www.47news.jp/10806646.html

 ◆【近事片々】より

 ・イランでの爆発に世界が身構える。イスラエルの限定的な攻撃と

  伝えられるが、影響も「限定的」で済むのか。

 ・ガザの人道危機に加え、中東情勢は核を巡る緊張も。

  報復の連鎖を止める国際社会の行動が急務。

              (4月20日毎日新聞」夕刊1面より)

━━━━━━━ 

※【動画アップの紹介】

☆「BOTTOM UP! CHANNEL」遠藤大輔さんより

・20240311 3・11を忘れない/東電本店前抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=iN-mr60juTA

☆IWJさん

・2023.12.25 重信房子氏「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520635

・2023.12.23宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)

  「ガザ紛争の背景~台頭するイスラエル極右の世界観と

   米国のダブルスタンダード

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520531?fbclid=IwAR0o_CoPP1PAVlMqjW0f52UcfPmTuUFBcuD6hkKgtLAnjOHUhg2WAcWhYq8

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

    https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3

・20240406 UPLAN 山崎久隆「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない 新規制

 基準は地震津波を過小評価 どこでも起こり得る津波災害と巨大地震

 https://www.youtube.com/watch?v=Zknd66R3uKg

・20240326 UPLAN 田中一郎「現代日本の政治改革」

 https://www.youtube.com/watch?v=XespCsWUgV4

・20240311 UPLAN 3.11日本原電本店前行動・追悼と東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=0TjT1biIvgM

・20240229 UPLAN 佐藤大介「台湾の脱原発と韓国の原発暴走~

          ノーニュークス・アジアフォーラムの30年

 https://www.youtube.com/watch?v=vQjKpumWZTE

・20240227 UPLAN 中野宏典弁護士「原発と火山リスク」

 https://www.youtube.com/watch?v=MSJ61R-AgJU

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発廃炉に~

 地震津波は止められないが原発は止められる~今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw

・20240129 UPLAN 岡 真理「ナクバ、起源の暴力としての-

              起源の暴力の起源は何か」

 https://www.youtube.com/watch?v=11urxhZlU2s

・20240122 UPLAN 大久保貞利「電磁波の何が問題か」

 https://www.youtube.com/watch?v=eMaiGknN6UI

・ 20231225 UPLAN 重信房子イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://www.youtube.com/watch?v=cBLb9BY4kU0

・20231118 UPLAN【前半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=GgeU2qcho_8

・20231118 UPLAN【後半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=ApzpTgB4w2o

・20231118 UPLAN【神田神保町古本屋街デモ】東海第二原発の再稼働を

                    許さない11.18首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=Afmw-twguSg

・20230624 UPLAN 広瀬隆市民運動が知っておくべき過ち」

          【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8

・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海

            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴

     【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s

・広瀬 隆…『気候変動の宇宙物理学』

 「第1話」から【第14話】を見て下さい。

 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

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☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

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 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

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たんぽぽ舎です。【TMM:No5012】地震と原発事故情報−3つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No5012】

2024年4月20日(土)地震原発事故情報−

             3つの情報をお知らせします

                   転載・転送歓迎

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★1.半島の原発 避難可能か 愛媛震度6弱 リスク再燃

  孤立の危険「能登以上」「伊方」周辺住民の思い

  不安 司法に届かず

  想定リスク 南海トラフ断層帯中央構造線

  避難計画「絵に描いた餅」「原発止め、実効性の検証を」

  東京新聞こちら特報部」を紹介

★2.借り上げ住宅(みなし仮設住宅)に入居して約5年(4ヵ所目)

  今、5か所目の避難先である県・中通り大玉村に妻と2人

ふるさとの原状回復を求め、覚悟して決断し提訴に

  3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述 (その2) (4回の連載)

      福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

★3.配信・新聞より2つ

  ◆核ごみ調査請願、審議継続 原発立地の佐賀・玄海町

(4月17日「共同通信」より)

◆ 東電・再稼働を問う

柏崎刈羽原発 新潟県知事経験者に聞く 上 米山隆一

      (4月18日東京新聞朝刊2面より)

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※4/26(金)第35回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 日 時:4月26日(金)18時30分より19時45分  

 場 所:首相官邸

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

  定例:毎月第3金曜日 (4/19は「総がかり行動日」なので1週後ろに変更)

  第36回は、5月17日(金)18時30分より19時45分です。

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※4/27(土)群馬県議会と市民の合意で設置した追悼碑撤去は群馬の歴史に

     大きな汚点を残した、群馬追悼碑問題を考える

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:川口正昭(記憶 反省 そして友好)の追悼碑を守る会共同代表

     浅野健一(元同志社大学大学院教授)

 日 時:4月27日(土)14時より16時 13:30開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」   

 参加費:800円(資料代含む)

 ◇予約受付中 たんぽぽ舎・電話 03-3238-9035 か

   「ヤフーメール」 <tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

 ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

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※5/8(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!  

  連休のため、1週遅らせて開催します。 

  2つの行動=定例は第1水曜です。

1.第70回日本原電本店抗議行動

  東海第二原発の防潮堤欠陥工事発覚!

  日本原電の「欠陥工事隠蔽」をゆるさない!再稼働やめろ!

 日 時:5月8日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

     JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分

      ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」  

  ☆第71回は、6月5日(水)17:00より18:00です。

2.「第128回東電本店合同抗議」

  放射能汚染水海洋投棄を中止せよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:5月8日(水)18:45より19:45  

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947 

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体  

 

   ☆第129回は、6月5日(水)18:45より19:45です。

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※5/11(土)岡口基一元裁判官の講演会「白を黒にしてしまう大きな力。

      そして、無邪気に権力を行使してしまう弾劾裁判員たち」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:岡口基一元裁判官

 日 時:5月11日(土)14時より16時 

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円 

  ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

 岡口基一(おかぐち きいち)さんのプロフィール

 1966年、大分県生まれ。1992年、東京大学法学部卒業。

 1994年浦和地方裁判所判事補。水戸地裁判事補、

 大阪高裁・東京地裁・仙台高裁判事。

 2024年4月3日、裁判官弾劾裁判所の裁判により罷免。

4月4日、伊藤塾専任講師に就任。著作『要件事実マニュアル

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※5/27(月)『民主主義VS専制主義?』NATOウクライナ「戦争」

 お 話:金 性済(キム ソンジェ)さん(日韓和解と平和プラットフォーム)

 日 時:5月27日(月)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」  

 参加費:800円 

  ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

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※6/1(土)「なかったことにはできない 関東大震災・知られざる悲劇 福田村事

件」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:辻野弥生さん…映画「福田村事件」(森達也監督)の企画協力者

 日 時:6月1日(土)14時より16時 (開場13時30分)

 会 場:「スペースたんぽぽ」  

 参加費:800円(資料代含む) 

 ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

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┗■1.半島の原発 避難可能か 愛媛震度6弱 リスク再燃

 | 孤立の危険「能登以上」「伊方」周辺住民の思い

 | 不安 司法に届かず

 | 想定リスク 南海トラフ断層帯中央構造線

| 避難計画「絵に描いた餅」「原発止め、実効性の検証を」

 | 東京新聞こちら特報部」を紹介

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四国の震度6弱地震に対し、能登半島地震を受けて東京新聞

こちら特報部」が伊方原発についてを特集しています。

半島の原発を大地震が直撃したら、と伊方原発に反対する方たちが

心配しています。

なんで東京?愛媛新聞がやるべきですね。との現地の方の声も

東京新聞4月19日朝刊18−19面「こちら特報部」を抜粋してお届け

します。

※ 詳細はWebで

 タイトルは:半島の原発を大地震が直撃したら… 四国の震度6弱

 避難リスク再燃 「逃げ場がなくなる」能登と同じ構図

   https://www.tokyo-np.co.jp/article/322130

◆ 半島の原発 避難可能か 愛媛震度6弱 リスク再燃

   孤立の危険「能登以上」「伊方」周辺住民の思い

四国で初めて震度6弱を記録した17日深夜の地震愛媛県四国電力

伊方原発は運転を続けているが、発電機の出力が2%低下した。典型的

な半島部の原発で、能登半島地震で浮上した避難リスクが再燃。想定震

源域に入る南海トラフ巨大地震以外にも、多くの地震の危険を抱える。

地震が直撃したら、本当に逃げられるのか。地元住民や周辺の関係者

はどう受け止めているのか。(曽田晋太郎、山田祐一郎)

「すごい横揺れで、今までの地震で一番怖かった。同時に原発は大丈夫

だろうかと不安になった」

 伊方原発の東約10キロの愛媛県八幡浜市に暮らす「伊方から原発

なくす会」代表の近藤亨子さん(69)が地震発生時を振り返る。同市の

震度は5弱。自宅の団地のエレベーターは止まり、2014年に同県西予市

で震度5強を記録した地震よりも大きな揺れを感じたという。

 1月の能登半島地震で浮き彫りになった半島部の原発避難リスク。佐田

岬半島にある伊方原発では、避難計画が必要な30キロ圏に約11万人が居住。

県などの自治体は事故の際、陸路のほか、港から船で大分県などへの避難

も想定する。

 だが、近藤さんは「この周りは山あいの地域。西日本豪雨の時も土砂

崩れが起きて道路が通行止めになった。もっと大きい地震が来れば道路

が寸断されて逃げ場がなくなる」と不安を口にする。原発事故を想定し

避難訓練では、強風の影響でヘリコプターの着陸や船の着岸ができな

いこともあったという。「津波が来ることを考えれば、船での避難は

現実的ではない。道路も少ないので皆が一斉に逃げようとすれば大渋滞

が起きて混乱する」

 八幡浜市原発から約6キロの瀬戸内海に面する集落で漁業を営む鎌田

建一郎さん(76)も「近くに避難する道は1本しかない。土砂崩れで道路

がふさがり、津波で海が荒れたら船で逃げることもできない。避難計画

通りにうまくいくとは思わない」と語る。 (中略)

 それでも鎌田さんは「震度4でも影響が出るなら、震度7地震が起き

たらどうなるのか。津波も来れば、考えられない被害が起こるはず」と

不安を吐露。(中略)

 ◆ 不安 司法に届かず

  想定リスク 南海トラフ断層帯中央構造線

避難計画「絵に描いた餅」「原発止め、実効性の検証を」

歴史的に見れば、この地域では巨大地震が起きている。江戸時代末期

1854年マグニチュード(M)8.4の安政南海地震が発生。2日後には、

今回の震源に近い佐田岬半島でM7.4の地震が発生した。

 リスクは南海トラフ巨大地震以外も。原発の北側には、東日本から九州

まで続く断層帯中央構造線」が走る。地元だけでなく、大分や広島、

山口でも原発訴訟が相次いできた。 (中略)

訴訟で地震や火山に対する四電のリスク評価が不十分と訴えたが、

大分地裁は今年3月の判決で「具体的な危険はない」と退けた。今回の

地震を受け「佐田岬半島の住民がフェリーで大分に避難する計画がある

が、絶対に無理だ」と話す。

 17年には、広島高裁が伊方原発から130キロ離れた阿蘇カルデラにつ

いて四国電力の想定は過少だとして、3号機の運転差し止めを決定。火山

の活動可能性が「十分に小さいと判断できない」と指摘し、過去の噴火で

火砕流原発敷地まで到達した可能性が小さいと言えず「立地は不適」

としたが、四国電力の異議申し立てで18年に覆った。

 20年にも同高裁が断層調査が不十分として差し止めを決定したが、異議

を受けて取り消しに。現在、広島地裁で原爆被爆者約20人を含む350人が

運転差し止めを求める訴訟が続く。(中略)

改めて問題視される半島からの避難。龍谷大の大島堅一教授(環境

経済学)は「原発が立地するのは半島やへき地が多い。政府が指針で

立地周辺が低人口地帯であることを求めたからだ。エネルギー政策で、

インフラが不十分で逃げにくい場所を選び、差別的にリスクを押し付

けてきた」と原子力政策の構造的な問題を指摘し、こう強調する。

 「能登半島地震の実態を見ると、避難計画は『絵に描いた餅』でし

かない。他も同様で、伊方も現状では安全とは言えない。人口減少が

進む中でますます安全な避難は難しくなっている。一度、原発を止め、

実効性ある避難ができるのか検証しなければならない」

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┗■2.借り上げ住宅(みなし仮設住宅)に入居して約5年(4ヵ所目)

 | 今、5か所目の避難先である県・中通り大玉村に妻と2人

| ふるさとの原状回復を求め、覚悟して決断し提訴に

 | 3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述 (その2) (4回の連載)

 └──── 福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

2.避難等経緯

 文字通り、津島地区住民は県内外に離散してしまいました。誰が何処

に避難したか皆目わかりませんでしたが、私自身もその一員である地区の

区長会が中心となって、5〜6月頃には全世帯の避難先が確認できました。

大雑把に言って2割前後が県外、残り8割は県内各方面にばらけ、親せき

や友人同士の交流もままならない状況に追いやられ、避難先では原発事故

の被災地域から避難して来たと言えないような、孤立し、孤独な生活を

余儀なくされました。

 私自身は、避難直後の3月一杯は妻の実家で、更に就職した娘が入居

したアパートで2箇所を過ごしました。しかし、何時までも就職し独立

した娘の生活の邪魔はできないと思い、県内各方部を巡って家を探し、

漸く県・中通り本宮市白沢地区に空き家を見つけ、借り上げ住宅(みな

仮設住宅)としてその年の12月に入居して約5年を過ごしました。

当然ながら、地域の事情には不案内で近傍に見知った人はいません。

避難後は、本来なら生き甲斐を感じてやることが沢山ある家や地域の

仕事、行事をすることもできず、やり場のない怒り、憤りを抱えて何

も手につかない不安な毎日を送るしかありませんでした。

 白沢地区に避難して1週間ほどした頃、隣組長から集まってほしい

と声がけがあって何事かと畏れ不安な思いで妻と一緒に参集すると、

隣組の皆さんが「大変でしたね。どうぞ一緒に頑張って暮らしましよ

う」と、テーブル一杯に料理を持ち寄って歓迎会を開いて労ってくれ

ました。温かな人情に胸が熱くなって、涙が溢れました。以後、地域の

皆さんに出来るだけ溶け込んで日々を送り、どれ程心慰められたか言い

尽くせません。しかし一方では、残してきたふるさと、そこにある家、

地域の人びとの絆は片時も心から離れることはありませんでした。今後

どうなるのか、将来が見えない中、不安でいたたまれない気持ちを抱え

生活するのは本当に辛いことでした。

 私は2016年12月から、5か所目の避難先である県・中通り大玉村

自宅を新築して妻と2人で暮らしています。この地で暮らす以上は、出来

るだけ地域に溶け込もうと町内会、地区の老人クラブに加入しました。

しかし、見知らぬ土地、住民にそう簡単に馴染むことは出来ません。

地区の行事などに参加するたびに、ふるさと津島での生きがいに満ちた

生活を思い出してしまうのです。

3.ふるさと復興・再生への思い

 ふるさとを追われた地域の人びとが抱える思いも皆同じです。自分の

家や庭、田畑、地域の人びととの絆に思いが至ると、どうしようもな

く胸が熱くなり、目頭が潤みます。童謡「ふるさと」を歌おうとすると

、胸が詰まりいまだに歌えない人が大勢います。私も、その一人です。

 こうした、ふるさと津島への痛切な思いから、この惨状をどうすれば

いいのか、ふるさとの復興・再生のためにとにかく集まって話し合おうと、

2014年11月に「津島地区原発事故の完全賠償を求める会」が地区住民の

半数を超える人びとの賛同で設立され、これを母体に2015年5月「福島

原発事故津島被害者原告団」を結成して、同年9月に提訴しました。

 度々指摘された安全対策を講じようとせず、想定外の事態だから責任

がないとする国の言い訳は、無責任極まりない悪質なものです。東電も

自ら引き起こしたこの過酷な事故に苦しむ被害者に対し過払いするほど

十分な賠償を支払ったとして、地区住民の痛切な思いを顧みずに責任を

逃れようとしています。

 私たち住民は裁判などには無縁な暮らしで、提訴するかどうかそれ

ぞれが真剣に悩みました。しかし、地域社会を丸ごと奪われ避難生活を

強いられる理不尽な事態を招いた国、東電の責任を質し、ふるさとの

原状回復を求めるのは当然なことと、覚悟して決断し提訴に踏み切っ

たのです。請求の趣旨は、何よりも大切なふるさとの「(1)原状回復請求」

を真正面から掲げるとともに、(2)事故による避難に係る「損害賠償請求」

(避難慰謝料、健康被害慰謝料、(1)の予備的請求としてふるさと喪失

慰謝料)を掲げました。

 2021年7月に下された福島地裁郡山支部の1審判決は、国・東電の事故

に係る法的責任を断罪し、ふるさと津島地区の自然、歴史、人と人の

つながり、自然との共生などふるさと津島とその暮らし、及び原発事故

による被害について具体的かつ詳細に事実を認定しました。しかし、

私たち住民の最大の願いである原状回復請求が却下され、損害賠償も

十分な額とは言えないために、控訴して闘い続けています。

(その3)へ続く

  (2024年4月1日発行『原発事故被害者 相双の会』

  No143より了承を得て転載)

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┗■3.新聞より2つ

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 ◆核ごみ調査請願、審議継続 原発立地の佐賀・玄海町

 佐賀県玄海町議会は17日、原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)

の最終処分場選定に向けた文献調査の受け入れを求める請願書が提出さ

れたのを受け、原子力対策特別委員会を開いた。

 調査に応募するかどうかの審議が事実上始まったが、請願の扱いは話し

合わず、約1週間後の再開催を確認した。

 複数の議会関係者は次回の特別委は25日で、採決まで行われるとの

見通しを示した。現時点では調査推進派が全町議10人の過半数を占めて

いるという。

 原発がある市町村で核のごみ調査に関する請願が出たのは全国で初めて。

 核のごみの議論が全国的な広がりを欠く中、九州電力玄海原発が立地

する町の判断が注目を集めている。

     (4月17日「共同通信」より)

   https://www.47news.jp/10803865.html

◆東電・再稼働を問う

柏崎刈羽原発 新潟県知事経験者に聞く 上 米山隆一

 東京電力柏崎刈羽原発新潟県)の再稼働を巡り、政府は立地自治体の

新潟県に同意を要請しており、花角英世知事の対応が焦点となっている。

一連の動きをどう見るか。原発と向き合ってきた新潟県知事経験者の衆院

議員2人のうち、まずは米山隆一氏(立憲民主党新潟5区)に聞いた。

(宮尾幹成)

◇事故時の避難コスト 東電が払う合意必要

県民に死闘なら知事選でなく住民投票

 −県が再稼働同意の可否を判断する機は熟しているのか。

 判断の材料を県も国も示していない。事故時の避難経路は相当程度に

渋滞して、一定期間被ばくするのはほぼ確実。だから、そのシミュレー

ションを基にした避難計画をちゃんと作った上で、東京電力はそのコスト

を払うという合意があってしかるべきだ。それをうやむやにしている。

 −花角知事は、県民の意思確認について「信を問う」と、出直し知事選

も示唆している。望ましい意思確認の方法は。

 住民投票でやるべきだ。出直し選挙は党派性や人格などが混じってし

まい、実は原発再稼働を問うていないというようなことが起こる。今、

出直し選挙をやったら再稼働反対派の野党系が勝つ確率が5、6割あるの

で、何ならやってもらってもいいが、原理原則では住民投票だ。

 −国からの同意要請については、県議会の自民党からも「時期尚早だ」

との声が上がっている。

 政局的なうがった見方をするなら、自民党が花角知事に知事選に打って

出てほしくなくて、けん制する意味もあるのではないか。

 −原発事故について県独自の「三つの検証」を総括する有識者会議が

花角知事と対立し、事実上休止した。県が報告書を取りまとめる事態と

なった。

 例えば避難道路の整備について、ただ道路を造るような話になって

いる。みんなが一斉に逃げた時に渋滞しない道路なんて無理なわけで、

むしろ何時間か渋滞することを前提に考えないといけないのに、県の志

が低い。再稼働という結論に向かって、都合のいい情報だけ示している。

 −超党派の地方議員グループに、再稼働の同意の対象を立地自治体だけ

でなく、避難計画の策定が義務づけられている30キロ圏の自治体まで広

げるよう求める動きがある。

 実務的にちょっと難しいのではないか。今の行政の枠組みでは、広域

自治体は県という形になっている。30キロ圏の人の声はちゃんと県が集約

するという代表の仕方しかないと思う。

 −そもそも、柏崎刈羽の再稼働は必要なのか。

 選択の問題で、全否定するつもりはない。エネルギーコストを考えて

再稼働を取るという選択はできるが、同時に大きなリスクと、リスクに

対処するためのコストも伴う。それをきちんと示して選ぶべきだ。

(4月18日東京新聞朝刊2面より)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/321822?rct=genpatsu

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※【動画アップの紹介】

☆「BOTTOM UP! CHANNEL」遠藤大輔さんより

・20240311 3・11を忘れない/東電本店前抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=iN-mr60juTA

☆IWJさん

・2023.12.25 重信房子氏「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520635

・2023.12.23宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)

  「ガザ紛争の背景〜台頭するイスラエル極右の世界観と

   米国のダブルスタンダード

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520531?fbclid=IwAR0o_CoPP1PAVlMqjW0f52UcfPmTuUFBcuD6hkKgtLAnjOHUhg2WAcWhYq8

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

    https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3

・20240406 UPLAN 山崎久隆「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない 新規制

 基準は地震津波を過小評価 どこでも起こり得る津波災害と巨大地震

 https://www.youtube.com/watch?v=Zknd66R3uKg

・20240326 UPLAN 田中一郎「現代日本の政治改革」

 https://www.youtube.com/watch?v=XespCsWUgV4

・20240311 UPLAN 3.11日本原電本店前行動・追悼と東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=0TjT1biIvgM

・20240229 UPLAN 佐藤大介「台湾の脱原発と韓国の原発暴走〜

          ノーニュークス・アジアフォーラムの30年

 https://www.youtube.com/watch?v=vQjKpumWZTE

・20240227 UPLAN 中野宏典弁護士「原発と火山リスク」

 https://www.youtube.com/watch?v=MSJ61R-AgJU

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発廃炉に〜

 地震津波は止められないが原発は止められる〜今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw

・20240129 UPLAN 岡 真理「ナクバ、起源の暴力としての−

              起源の暴力の起源は何か」

 https://www.youtube.com/watch?v=11urxhZlU2s

・20240122 UPLAN 大久保貞利「電磁波の何が問題か」

 https://www.youtube.com/watch?v=eMaiGknN6UI

・ 20231225 UPLAN 重信房子イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://www.youtube.com/watch?v=cBLb9BY4kU0

・20231118 UPLAN【前半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=GgeU2qcho_8

・20231118 UPLAN【後半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=ApzpTgB4w2o

・20231118 UPLAN【神田神保町古本屋街デモ】東海第二原発の再稼働を

                    許さない11.18首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=Afmw-twguSg

・20230624 UPLAN 広瀬隆市民運動が知っておくべき過ち」

          【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8

・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海

            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴

     【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s

・広瀬 隆…『気候変動の宇宙物理学』

 「第1話」から【第14話】を見て下さい。

 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

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たんぽぽ舎です。【TMM:No5012】地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No5012】

2024年4月20日(土)地震原発事故情報-

             3つの情報をお知らせします

                   転載・転送歓迎

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★1.半島の原発 避難可能か 愛媛震度6弱 リスク再燃

  孤立の危険「能登以上」「伊方」周辺住民の思い

  不安 司法に届かず

  想定リスク 南海トラフ断層帯中央構造線

  避難計画「絵に描いた餅」「原発止め、実効性の検証を」

  東京新聞こちら特報部」を紹介

★2.借り上げ住宅(みなし仮設住宅)に入居して約5年(4ヵ所目)

  今、5か所目の避難先である県・中通り大玉村に妻と2人

ふるさとの原状回復を求め、覚悟して決断し提訴に

  3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述 (その2) (4回の連載)

      福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

★3.配信・新聞より2つ

  ◆核ごみ調査請願、審議継続 原発立地の佐賀・玄海町

(4月17日「共同通信」より)

◆ 東電・再稼働を問う

柏崎刈羽原発 新潟県知事経験者に聞く 上 米山隆一

      (4月18日東京新聞朝刊2面より)

━━━━━━━ 

※4/26(金)第35回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 日 時:4月26日(金)18時30分より19時45分  

 場 所:首相官邸

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

  定例:毎月第3金曜日 (4/19は「総がかり行動日」なので1週後ろに変更)

  第36回は、5月17日(金)18時30分より19時45分です。

━━━━━━━ 

※4/27(土)群馬県議会と市民の合意で設置した追悼碑撤去は群馬の歴史に

     大きな汚点を残した、群馬追悼碑問題を考える

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:川口正昭(記憶 反省 そして友好)の追悼碑を守る会共同代表

     浅野健一(元同志社大学大学院教授)

 日 時:4月27日(土)14時より16時 13:30開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」   

 参加費:800円(資料代含む)

 ◇予約受付中 たんぽぽ舎・電話 03-3238-9035 か

   「ヤフーメール」 <tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

 ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

━━━━━━━ 

※5/8(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!  

  連休のため、1週遅らせて開催します。 

  2つの行動=定例は第1水曜です。

1.第70回日本原電本店抗議行動

  東海第二原発の防潮堤欠陥工事発覚!

  日本原電の「欠陥工事隠蔽」をゆるさない!再稼働やめろ!

 日 時:5月8日(水)17:00より18:00

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

     JR秋葉原駅より5分、銀座線末広町駅4番出口より4分

      ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」  

  ☆第71回は、6月5日(水)17:00より18:00です。

2.「第128回東電本店合同抗議」

  放射能汚染水海洋投棄を中止せよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:5月8日(水)18:45より19:45  

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947 

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体  

 

   ☆第129回は、6月5日(水)18:45より19:45です。

━━━━━━━

※5/11(土)岡口基一元裁判官の講演会「白を黒にしてしまう大きな力。

      そして、無邪気に権力を行使してしまう弾劾裁判員たち」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:岡口基一元裁判官

 日 時:5月11日(土)14時より16時 

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円 

  ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

 岡口基一(おかぐち きいち)さんのプロフィール

 1966年、大分県生まれ。1992年、東京大学法学部卒業。

 1994年浦和地方裁判所判事補。水戸地裁判事補、

 大阪高裁・東京地裁・仙台高裁判事。

 2024年4月3日、裁判官弾劾裁判所の裁判により罷免。

4月4日、伊藤塾専任講師に就任。著作『要件事実マニュアル

━━━━━━━ 

※5/27(月)『民主主義VS専制主義?』NATOウクライナ「戦争」

 お 話:金 性済(キム ソンジェ)さん(日韓和解と平和プラットフォーム)

 日 時:5月27日(月)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」  

 参加費:800円 

  ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

━━━━━━━ 

※6/1(土)「なかったことにはできない 関東大震災・知られざる悲劇 福田村事

件」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:辻野弥生さん…映画「福田村事件」(森達也監督)の企画協力者

 日 時:6月1日(土)14時より16時 (開場13時30分)

 会 場:「スペースたんぽぽ」  

 参加費:800円(資料代含む) 

 ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

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┏┓ 

┗■1.半島の原発 避難可能か 愛媛震度6弱 リスク再燃

 | 孤立の危険「能登以上」「伊方」周辺住民の思い

 | 不安 司法に届かず

 | 想定リスク 南海トラフ断層帯中央構造線

| 避難計画「絵に描いた餅」「原発止め、実効性の検証を」

 | 東京新聞こちら特報部」を紹介

 └──── 

四国の震度6弱地震に対し、能登半島地震を受けて東京新聞

こちら特報部」が伊方原発についてを特集しています。

半島の原発を大地震が直撃したら、と伊方原発に反対する方たちが

心配しています。

なんで東京?愛媛新聞がやるべきですね。との現地の方の声も

東京新聞4月19日朝刊18-19面「こちら特報部」を抜粋してお届け

します。

※ 詳細はWebで

 タイトルは:半島の原発を大地震が直撃したら… 四国の震度6弱

 避難リスク再燃 「逃げ場がなくなる」能登と同じ構図

   https://www.tokyo-np.co.jp/article/322130

◆ 半島の原発 避難可能か 愛媛震度6弱 リスク再燃

   孤立の危険「能登以上」「伊方」周辺住民の思い

四国で初めて震度6弱を記録した17日深夜の地震愛媛県四国電力

伊方原発は運転を続けているが、発電機の出力が2%低下した。典型的

な半島部の原発で、能登半島地震で浮上した避難リスクが再燃。想定震

源域に入る南海トラフ巨大地震以外にも、多くの地震の危険を抱える。

地震が直撃したら、本当に逃げられるのか。地元住民や周辺の関係者

はどう受け止めているのか。(曽田晋太郎、山田祐一郎)

「すごい横揺れで、今までの地震で一番怖かった。同時に原発は大丈夫

だろうかと不安になった」

 伊方原発の東約10キロの愛媛県八幡浜市に暮らす「伊方から原発

なくす会」代表の近藤亨子さん(69)が地震発生時を振り返る。同市の

震度は5弱。自宅の団地のエレベーターは止まり、2014年に同県西予市

で震度5強を記録した地震よりも大きな揺れを感じたという。

 1月の能登半島地震で浮き彫りになった半島部の原発避難リスク。佐田

岬半島にある伊方原発では、避難計画が必要な30キロ圏に約11万人が居住。

県などの自治体は事故の際、陸路のほか、港から船で大分県などへの避難

も想定する。

 だが、近藤さんは「この周りは山あいの地域。西日本豪雨の時も土砂

崩れが起きて道路が通行止めになった。もっと大きい地震が来れば道路

が寸断されて逃げ場がなくなる」と不安を口にする。原発事故を想定し

避難訓練では、強風の影響でヘリコプターの着陸や船の着岸ができな

いこともあったという。「津波が来ることを考えれば、船での避難は

現実的ではない。道路も少ないので皆が一斉に逃げようとすれば大渋滞

が起きて混乱する」

 八幡浜市原発から約6キロの瀬戸内海に面する集落で漁業を営む鎌田

建一郎さん(76)も「近くに避難する道は1本しかない。土砂崩れで道路

がふさがり、津波で海が荒れたら船で逃げることもできない。避難計画

通りにうまくいくとは思わない」と語る。 (中略)

 それでも鎌田さんは「震度4でも影響が出るなら、震度7地震が起き

たらどうなるのか。津波も来れば、考えられない被害が起こるはず」と

不安を吐露。(中略)

 ◆ 不安 司法に届かず

  想定リスク 南海トラフ断層帯中央構造線

避難計画「絵に描いた餅」「原発止め、実効性の検証を」

歴史的に見れば、この地域では巨大地震が起きている。江戸時代末期

1854年マグニチュード(M)8.4の安政南海地震が発生。2日後には、

今回の震源に近い佐田岬半島でM7.4の地震が発生した。

 リスクは南海トラフ巨大地震以外も。原発の北側には、東日本から九州

まで続く断層帯中央構造線」が走る。地元だけでなく、大分や広島、

山口でも原発訴訟が相次いできた。 (中略)

訴訟で地震や火山に対する四電のリスク評価が不十分と訴えたが、

大分地裁は今年3月の判決で「具体的な危険はない」と退けた。今回の

地震を受け「佐田岬半島の住民がフェリーで大分に避難する計画がある

が、絶対に無理だ」と話す。

 17年には、広島高裁が伊方原発から130キロ離れた阿蘇カルデラにつ

いて四国電力の想定は過少だとして、3号機の運転差し止めを決定。火山

の活動可能性が「十分に小さいと判断できない」と指摘し、過去の噴火で

火砕流原発敷地まで到達した可能性が小さいと言えず「立地は不適」

としたが、四国電力の異議申し立てで18年に覆った。

 20年にも同高裁が断層調査が不十分として差し止めを決定したが、異議

を受けて取り消しに。現在、広島地裁で原爆被爆者約20人を含む350人が

運転差し止めを求める訴訟が続く。(中略)

改めて問題視される半島からの避難。龍谷大の大島堅一教授(環境

経済学)は「原発が立地するのは半島やへき地が多い。政府が指針で

立地周辺が低人口地帯であることを求めたからだ。エネルギー政策で、

インフラが不十分で逃げにくい場所を選び、差別的にリスクを押し付

けてきた」と原子力政策の構造的な問題を指摘し、こう強調する。

 「能登半島地震の実態を見ると、避難計画は『絵に描いた餅』でし

かない。他も同様で、伊方も現状では安全とは言えない。人口減少が

進む中でますます安全な避難は難しくなっている。一度、原発を止め、

実効性ある避難ができるのか検証しなければならない」

┏┓ 

┗■2.借り上げ住宅(みなし仮設住宅)に入居して約5年(4ヵ所目)

 | 今、5か所目の避難先である県・中通り大玉村に妻と2人

| ふるさとの原状回復を求め、覚悟して決断し提訴に

 | 3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述 (その2) (4回の連載)

 └──── 福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

2.避難等経緯

 文字通り、津島地区住民は県内外に離散してしまいました。誰が何処

に避難したか皆目わかりませんでしたが、私自身もその一員である地区の

区長会が中心となって、5~6月頃には全世帯の避難先が確認できました。

大雑把に言って2割前後が県外、残り8割は県内各方面にばらけ、親せき

や友人同士の交流もままならない状況に追いやられ、避難先では原発事故

の被災地域から避難して来たと言えないような、孤立し、孤独な生活を

余儀なくされました。

 私自身は、避難直後の3月一杯は妻の実家で、更に就職した娘が入居

したアパートで2箇所を過ごしました。しかし、何時までも就職し独立

した娘の生活の邪魔はできないと思い、県内各方部を巡って家を探し、

漸く県・中通り本宮市白沢地区に空き家を見つけ、借り上げ住宅(みな

仮設住宅)としてその年の12月に入居して約5年を過ごしました。

当然ながら、地域の事情には不案内で近傍に見知った人はいません。

避難後は、本来なら生き甲斐を感じてやることが沢山ある家や地域の

仕事、行事をすることもできず、やり場のない怒り、憤りを抱えて何

も手につかない不安な毎日を送るしかありませんでした。

 白沢地区に避難して1週間ほどした頃、隣組長から集まってほしい

と声がけがあって何事かと畏れ不安な思いで妻と一緒に参集すると、

隣組の皆さんが「大変でしたね。どうぞ一緒に頑張って暮らしましよ

う」と、テーブル一杯に料理を持ち寄って歓迎会を開いて労ってくれ

ました。温かな人情に胸が熱くなって、涙が溢れました。以後、地域の

皆さんに出来るだけ溶け込んで日々を送り、どれ程心慰められたか言い

尽くせません。しかし一方では、残してきたふるさと、そこにある家、

地域の人びとの絆は片時も心から離れることはありませんでした。今後

どうなるのか、将来が見えない中、不安でいたたまれない気持ちを抱え

生活するのは本当に辛いことでした。

 私は2016年12月から、5か所目の避難先である県・中通り大玉村

自宅を新築して妻と2人で暮らしています。この地で暮らす以上は、出来

るだけ地域に溶け込もうと町内会、地区の老人クラブに加入しました。

しかし、見知らぬ土地、住民にそう簡単に馴染むことは出来ません。

地区の行事などに参加するたびに、ふるさと津島での生きがいに満ちた

生活を思い出してしまうのです。

3.ふるさと復興・再生への思い

 ふるさとを追われた地域の人びとが抱える思いも皆同じです。自分の

家や庭、田畑、地域の人びととの絆に思いが至ると、どうしようもな

く胸が熱くなり、目頭が潤みます。童謡「ふるさと」を歌おうとすると

、胸が詰まりいまだに歌えない人が大勢います。私も、その一人です。

 こうした、ふるさと津島への痛切な思いから、この惨状をどうすれば

いいのか、ふるさとの復興・再生のためにとにかく集まって話し合おうと、

2014年11月に「津島地区原発事故の完全賠償を求める会」が地区住民の

半数を超える人びとの賛同で設立され、これを母体に2015年5月「福島

原発事故津島被害者原告団」を結成して、同年9月に提訴しました。

 度々指摘された安全対策を講じようとせず、想定外の事態だから責任

がないとする国の言い訳は、無責任極まりない悪質なものです。東電も

自ら引き起こしたこの過酷な事故に苦しむ被害者に対し過払いするほど

十分な賠償を支払ったとして、地区住民の痛切な思いを顧みずに責任を

逃れようとしています。

 私たち住民は裁判などには無縁な暮らしで、提訴するかどうかそれ

ぞれが真剣に悩みました。しかし、地域社会を丸ごと奪われ避難生活を

強いられる理不尽な事態を招いた国、東電の責任を質し、ふるさとの

原状回復を求めるのは当然なことと、覚悟して決断し提訴に踏み切っ

たのです。請求の趣旨は、何よりも大切なふるさとの「(1)原状回復請求」

を真正面から掲げるとともに、(2)事故による避難に係る「損害賠償請求」

(避難慰謝料、健康被害慰謝料、(1)の予備的請求としてふるさと喪失

慰謝料)を掲げました。

 2021年7月に下された福島地裁郡山支部の1審判決は、国・東電の事故

に係る法的責任を断罪し、ふるさと津島地区の自然、歴史、人と人の

つながり、自然との共生などふるさと津島とその暮らし、及び原発事故

による被害について具体的かつ詳細に事実を認定しました。しかし、

私たち住民の最大の願いである原状回復請求が却下され、損害賠償も

十分な額とは言えないために、控訴して闘い続けています。

(その3)へ続く

  (2024年4月1日発行『原発事故被害者 相双の会』

  No143より了承を得て転載)

┏┓ 

┗■3.新聞より2つ

 └──── 

 ◆核ごみ調査請願、審議継続 原発立地の佐賀・玄海町

 佐賀県玄海町議会は17日、原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)

の最終処分場選定に向けた文献調査の受け入れを求める請願書が提出さ

れたのを受け、原子力対策特別委員会を開いた。

 調査に応募するかどうかの審議が事実上始まったが、請願の扱いは話し

合わず、約1週間後の再開催を確認した。

 複数の議会関係者は次回の特別委は25日で、採決まで行われるとの

見通しを示した。現時点では調査推進派が全町議10人の過半数を占めて

いるという。

 原発がある市町村で核のごみ調査に関する請願が出たのは全国で初めて。

 核のごみの議論が全国的な広がりを欠く中、九州電力玄海原発が立地

する町の判断が注目を集めている。

     (4月17日「共同通信」より)

   https://www.47news.jp/10803865.html

◆東電・再稼働を問う

柏崎刈羽原発 新潟県知事経験者に聞く 上 米山隆一

 東京電力柏崎刈羽原発新潟県)の再稼働を巡り、政府は立地自治体の

新潟県に同意を要請しており、花角英世知事の対応が焦点となっている。

一連の動きをどう見るか。原発と向き合ってきた新潟県知事経験者の衆院

議員2人のうち、まずは米山隆一氏(立憲民主党新潟5区)に聞いた。

(宮尾幹成)

◇事故時の避難コスト 東電が払う合意必要

県民に死闘なら知事選でなく住民投票

 —県が再稼働同意の可否を判断する機は熟しているのか。

 判断の材料を県も国も示していない。事故時の避難経路は相当程度に

渋滞して、一定期間被ばくするのはほぼ確実。だから、そのシミュレー

ションを基にした避難計画をちゃんと作った上で、東京電力はそのコスト

を払うという合意があってしかるべきだ。それをうやむやにしている。

 —花角知事は、県民の意思確認について「信を問う」と、出直し知事選

も示唆している。望ましい意思確認の方法は。

 住民投票でやるべきだ。出直し選挙は党派性や人格などが混じってし

まい、実は原発再稼働を問うていないというようなことが起こる。今、

出直し選挙をやったら再稼働反対派の野党系が勝つ確率が5、6割あるの

で、何ならやってもらってもいいが、原理原則では住民投票だ。

 —国からの同意要請については、県議会の自民党からも「時期尚早だ」

との声が上がっている。

 政局的なうがった見方をするなら、自民党が花角知事に知事選に打って

出てほしくなくて、けん制する意味もあるのではないか。

 —原発事故について県独自の「三つの検証」を総括する有識者会議が

花角知事と対立し、事実上休止した。県が報告書を取りまとめる事態と

なった。

 例えば避難道路の整備について、ただ道路を造るような話になって

いる。みんなが一斉に逃げた時に渋滞しない道路なんて無理なわけで、

むしろ何時間か渋滞することを前提に考えないといけないのに、県の志

が低い。再稼働という結論に向かって、都合のいい情報だけ示している。

 —超党派の地方議員グループに、再稼働の同意の対象を立地自治体だけ

でなく、避難計画の策定が義務づけられている30キロ圏の自治体まで広

げるよう求める動きがある。

 実務的にちょっと難しいのではないか。今の行政の枠組みでは、広域

自治体は県という形になっている。30キロ圏の人の声はちゃんと県が集約

するという代表の仕方しかないと思う。

 —そもそも、柏崎刈羽の再稼働は必要なのか。

 選択の問題で、全否定するつもりはない。エネルギーコストを考えて

再稼働を取るという選択はできるが、同時に大きなリスクと、リスクに

対処するためのコストも伴う。それをきちんと示して選ぶべきだ。

(4月18日東京新聞朝刊2面より)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/321822?rct=genpatsu

━━━━━━━ 

※【動画アップの紹介】

☆「BOTTOM UP! CHANNEL」遠藤大輔さんより

・20240311 3・11を忘れない/東電本店前抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=iN-mr60juTA

☆IWJさん

・2023.12.25 重信房子氏「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520635

・2023.12.23宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)

  「ガザ紛争の背景~台頭するイスラエル極右の世界観と

   米国のダブルスタンダード

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520531?fbclid=IwAR0o_CoPP1PAVlMqjW0f52UcfPmTuUFBcuD6hkKgtLAnjOHUhg2WAcWhYq8

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

    https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3

・20240406 UPLAN 山崎久隆「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない 新規制

 基準は地震津波を過小評価 どこでも起こり得る津波災害と巨大地震

 https://www.youtube.com/watch?v=Zknd66R3uKg

・20240326 UPLAN 田中一郎「現代日本の政治改革」

 https://www.youtube.com/watch?v=XespCsWUgV4

・20240311 UPLAN 3.11日本原電本店前行動・追悼と東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=0TjT1biIvgM

・20240229 UPLAN 佐藤大介「台湾の脱原発と韓国の原発暴走~

          ノーニュークス・アジアフォーラムの30年

 https://www.youtube.com/watch?v=vQjKpumWZTE

・20240227 UPLAN 中野宏典弁護士「原発と火山リスク」

 https://www.youtube.com/watch?v=MSJ61R-AgJU

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発廃炉に~

 地震津波は止められないが原発は止められる~今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw

・20240129 UPLAN 岡 真理「ナクバ、起源の暴力としての-

              起源の暴力の起源は何か」

 https://www.youtube.com/watch?v=11urxhZlU2s

・20240122 UPLAN 大久保貞利「電磁波の何が問題か」

 https://www.youtube.com/watch?v=eMaiGknN6UI

・ 20231225 UPLAN 重信房子イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://www.youtube.com/watch?v=cBLb9BY4kU0

・20231118 UPLAN【前半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=GgeU2qcho_8

・20231118 UPLAN【後半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=ApzpTgB4w2o

・20231118 UPLAN【神田神保町古本屋街デモ】東海第二原発の再稼働を

                    許さない11.18首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=Afmw-twguSg

・20230624 UPLAN 広瀬隆市民運動が知っておくべき過ち」

          【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8

・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海

            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴

     【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s

・広瀬 隆…『気候変動の宇宙物理学』

 「第1話」から【第14話】を見て下さい。

 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

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 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの

  「メルマガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎の通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

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 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例が

  あります。

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たんぽぽ舎です。【TMM:No5011】地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No5011】

2024年4月19日(金)地震原発事故情報−

              4つの情報をお知らせします

                    転載・転送歓迎

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★1.「愛するふるさと津島(第一原発から30km)を返せ」

  生活の糧となる山、川が汚染され全集落が強制避難

  3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述 (その1) (4回の連載)

        福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

★2.韓国総選挙 野党「共に民主党」が圧勝

  更に「祖国革新党」が12議席獲得し尹政権に大打撃を与えた

  この「祖国革新党」を率いたのが尹錫悦検察総長(当時)によって

  潰され日本で「たまねぎ男」と揶揄されたチョグク氏だ

               渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)

★3.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

  ◆4/26(金)第2回憲法改悪を許さない東京東部大集会

   お話:田中優子さん(前法政大学総長)

   会場:亀戸文化センター・カメリアホール

★4.配信・新聞より3つ

  ◆東電に二審(東京高裁)も賠償命令 国の責任認めず、新潟訴訟

              (4月19日「共同通信」より)

  ◆「再稼働後、最大の揺れ」(4月18日未明)

   (4/17深夜、豊後水道で、M6.6の地震

   震度6弱地震愛媛県四国電力伊方原発について会見

        (4月18日03:03「愛媛新聞ONLINE」より抜粋)

  ◆原発事故対策 避難計画は不要なのか

            (4月12日「東京新聞」朝刊5面・社説より)

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※4/26(金)第35回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)

 福島第一原発の汚染水海洋投棄を中止せよ! 老朽原発うごかすな!

 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!

 日 時:4月26日(金)18時30分より19時45分

 場 所:首相官邸

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

  定例:毎月第3金曜日 (4/19は「総がかり行動日」なので

   1週後ろに変更)

  第36回は、5月17日(金)18時30分より19時45分です。

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※4/27(土)群馬県議会と市民の合意で設置した追悼碑撤去は群馬の歴史に

     大きな汚点を残した、群馬追悼碑問題を考える

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:川口正昭(記憶 反省 そして友好)の追悼碑を守る会共同代表

     浅野健一(元同志社大学大学院教授)

 日 時:4月27日(土)14時より16時 13:30開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)

 ◇予約受付中 たんぽぽ舎・電話 03-3238-9035 か

 「ヤフーメール」<tanpopo3238@yahoo.co.jp> 宛てに、

 ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

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※5/11(土)岡口基一元裁判官の講演会

     「白を黒にしてしまう大きな力。

      そして、無邪気に権力を行使してしまう弾劾裁判員たち」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:岡口基一元裁判官

 日 時:5月11日(土)14時より16時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円  ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

 岡口基一(おかぐち きいち)さんのプロフィール

 1966年、大分県生まれ。1992年、東京大学法学部卒業。

1994年浦和地方裁判所判事補。水戸地裁判事補、大阪高裁・東京地裁

仙台高裁判事。

2024年4月3日、裁判官弾劾裁判所の裁判により罷免。

4月4日、伊藤塾専任講師に就任。著作『要件事実マニュアル

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※5/27(月)『民主主義VS専制主義?』

     NATOウクライナ「戦争」

 お 話:金 性済(キム ソンジェ)さん

         (日韓和解と平和プラットフォーム)

 日 時:5月27日(月)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円  ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

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※6/1(土)「なかったことにはできない 関東大震災・知られざる悲劇

      福田村事件」

     浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア」連続講座

 お 話:辻野弥生さん…映画「福田村事件」(森達也監督)の企画協力者

 日 時:6月1日(土)14時より16時 (開場13時30分)

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円(資料代含む)  ◇予約受付中 4/27と同じやり方です。

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┗■1.「愛するふるさと津島(第一原発から30km)を返せ」

 | 生活の糧となる山、川が汚染され全集落が強制避難

 | 3/11仙台高裁第8回・原告意見陳述 (その1) (4回の連載)

 └──── 福島原発事故津島被害者原告団 団長・今野秀則

 2024年3月11日、仙台高裁第8回津島裁判期日が開催されました。

 この日は、福島第一原発事故から13年の当日でもあり、前日から東日

本大震災の報道一色でありました。

 ふる里へ帰りたいが帰れない。家族がいまだにバラバラになったま

ま、避難者はまだ2万人以上。ふる里へ戻れず避難した地域へやむなく

家を建てて住めば、住民登録はふる里のままでも避難者と認められない。

 「復興」「除染したから安全」というが、それならなぜ放射能が検出

されるのだ。放射能は無毒化にはできないことは誰でも知っている。

 それでも「安全」と嘘をつく、津島原発訴訟団は阿武隈山間の集落の

皆さん、お互いが助け合い絆の深い地域で、第一原発から30kmも離れ

たところですが、風の流れと共に放射性物質がまともに降り落ち、生活

の糧となる山、川が汚染され全集落が強制避難となりました。

 今だに回復できなく、「愛するふるさと津島を返せ」と訴えています。

 今回の意見陳述では団長の今野さんが訴えました。

7つの見出しを紹介します。

1.津島地区及び事故後の状況    (その1)に掲載

2.避難等経緯

3.ふるさと復興・再生への思い   (その2)に掲載

4.時間経過に伴う被害の深刻化、拡大

5.国・東電の責任追及       (その3)に掲載

6.改めて、ふるさとへの思い

7.事故責任の問い無くして真摯な復興・再生はない

                  (その4)に掲載

1.津島地区及び事故後の状況

◎ 私たちのふるさと津島地区は、戦後開拓に入った多くの人びとも含

め約450世帯・1400人の住民が暮らす中山間地域です。

 互いに顔見知りの住民は、自然あふれる環境の中で助け合い、多様・

多彩な年中行事に楽しみ、喜びを見出し、生き甲斐を感じて平穏に暮ら

していました。

 しかし、2011年3月、東日本大震災、それに伴う東電第一原発事故に

よる高濃度の放射能汚染により避難を余儀なくされました。

◎ 3/11地震発生当時、激しい揺れに住民は不安に戦きましたが、地

震そのものによる被害はさほど大きくはなくほっと安堵して、散乱した

家具調度などの後片付けに追われました。

 しかし、翌日になると原発が危機的な状況に陥り、避難圏域の拡大に

伴って原発近傍の町中心部や沿岸部から約1万人近くの人びとが、原発

から20〜30km離れている津島地区に避難してきました。

 8つある地区の集会所、学校施設、公民館など足の踏み場もないほど

避難者で溢れました。親せきや見知らぬ人まで受け入れて30人を超える

避難者を世話した民家もありました。

◎ 津島地区は停電せず、地下水や山からの引き水が確保され、民家に

はコメや野菜など食料の備蓄もあるため、住民は炊き出しなど地区を挙

げて避難者を支援しました。そうは言っても、テレビでは津波の悲惨な状

況や次々と爆発する原発の映像が流れ、果たして津島地区は安全と言え

るのか不安な気持ちで過ごしました。

 町役場は3月12日に本所機能を津島支所に移転していましたが、その

支所で3月15日に町災害対策本部会議が開かれました。

◎ 国からも東電からも放射能に関する情報の連絡は一切ないが、諸般

の情勢に鑑みてこれ以上地区内に留まれないと町長が決断し、その日の

うちに町を挙げて町外に避難することが決定され、一転して私たち津島

地区住民も避難する立場に追いやられました。

 突然のことに戸惑いながらも、私たち住民は、2〜3日、長くても1

週間もすれば元通りの平穏な生活に戻れるだろうと、取るものも取りあ

えず町当局が指示した二本松市方面に行く当てもなく避難しました。

 それが、いつ帰れるのか見通しもつかないままに、10年を超えて強い

られ続ける過酷な避難になるとは思いもしませんでした。

◎ 避難に際して、友人や親戚などを頼る人もいましたが、住民の大半

は避難先の公民館や集会所、学校の体育館などで、募る寒さに震えなが

ら不安に苛まれて過ごしました。

 その後、旅館やホテル、ペンションなどへの2次避難、更には逐次整

備された仮設住宅や借り上げ住宅への3次避難など転々と避難生活を強

いられました。まるで悪夢です。夢であってほしいと思うことが幾度

あったことか。

 特に悲惨なのは、子供たちでした。本来なら新学期を迎え、家族とと

もに希望に満ちた学校生活を送れるはずなのに、見知らぬ避難先で区域

外就学しなければならず、放射能汚染地域から避難したことが分かれば

いじめに遭って辛い思いをし、不登校になって心の傷を今に至るも引き

ずっている人も多くいます。    (その2)へ続く

  (2024年4月1日発行『原発事故被害者 相双の会』

  No143より了承を得て転載)

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┗■2.韓国総選挙 野党「共に民主党」が圧勝

 | 更に「祖国革新党」が12議席獲得し尹政権に大打撃を与えた

 | この「祖国革新党」を率いたのが尹錫悦検察総長(当時)によって

 | 潰され日本で「たまねぎ男」と揶揄されたチョグク氏だ

 └──── 渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)

〇 保守政権下の韓国検察は「できないことがない」「第四の権力」と

いわれ、既得権益ブロックの重要な要となってきた。

 文大統領の悲願はこの政権と検察の癒着にメスを入れる「検察改

革」、そのための切り札として検察総長に任命したのが尹錫悦氏(現大統

領)だった。

 だが、検察総長としての尹の行動はいわば「検察至上主義」であり、

外部からの圧力に左右されない気骨はあっても、検察の力を削ぐ改革に

は事実上、反発や非協力を貫いている。

 保守言論や国会議員へのリークによる世論捜査、「選択的正義」とし

て非難される標的捜査や手抜き捜査、身内の庇護など、それまでの韓国

検察の体質はそのまま引き継がれた。

〇 検察改革のもう一つの切り札としてチョグク氏を法務部長官に指名

すると検察の組織防衛のためのチョグク潰しが本格化。

 既に任命される前後からチョグク氏とその家族についての、検察から

のリークによるものと思しき不正蓄財や不正入試にまつわるおびただし

い数の疑惑報道が溢れ始めた。

 そして、わずか1カ月余りの在任で辞意を表明せざるを得なかった。

 しかし裁判でそれらの容疑を裏付ける確証を検察が示しうるのかも覚

束ない状況が明らかになっている。

 チョグク一家の起訴内容や公判の過程でむしろ検察の強引な標的捜査

や検・言癒着(検察と保守言論との癒着)が問題として浮上した。

 ☆「文在寅時代の韓国」文京沫著 岩波新書(149頁〜152頁より抜粋)

 そのチョグク氏が今年3月に立ち上げたのが「祖国革新党」だ。

 スローガンは「3年は長すぎる!」(註:韓国の大統領の任期は5年)

 中道、無党派層を結集させ12議席を獲得したのだ。

 ☆今年3月16日、たんぽぽ舎で「尹錫悦退陣!」を掲げる韓国・民主

  労総の映像を上映。

  尹政権の基本路線は財閥優遇、労組弾圧、反北、「国家保安法」の

  名のもとの拘束、逮捕。「共に民主党」の李在明代表に対して何と

  276回にわたる押収捜査が行われている。

  軍事独裁時代の「公安統治」だとして立ち上がった民主労総の闘い

  を描いたものだ。

〇 元徴用工問題と安倍首相

 2018年に韓国大法院(最高裁)が日本企業に元徴用工(強制動員被害者)

に賠償を命じた。

 被告企業は韓国に行き、その正当性を主張してきた、その結果がこの

判決だ。

 被害者が加害者に謝罪と賠償を求めるのは当然のこと、判決に従うの

が普通だろう。

 ところがこの元徴用工と日本企業の民事裁判に安倍政権が介入してき

たために国と国との争いになってしまった。

 「日韓請求権協定」で解決済みとして対韓輸出規制などの報復措置を

行い、韓国も対抗措置をとるなどして日韓関係は「最悪」となる。

 しかし、最悪にしたのはどちらだろう?

〇 尹錫悦政権誕生

 尹政権は韓国政府傘下の「日帝強制動員被害者支援財団」が判決の確

定した被害者に賠償金相当額を「日本企業の代わりに肩代わりして支払

う第三者弁済」という「解決策」を提示し、日本政府は「日韓関係を健

全な関係に戻すものとして評価」し、受け入れた。

 被告企業は被害者に謝罪もしなければ償いのための金を1円も出さず

に済むということだ。

 被害者の人権より、安全保障、日米韓同盟関係を優先。

 日韓・シャトル外交も再開。

〇 バイデン氏、大喜び

 これまで、日米、韓米関係は良好だったが、日韓関係が問題だった。

 日・米・韓の安保協力の体制を確立するため両国の修復を強く望んで

いたバイデン政権。

 尹大統領となり、日・米・韓の3か国の同盟的状況が実現。

 この日・米・韓の関係は⇒米の主導、日韓追従。

 特に突出しているのが軍事的関係だ。

〇 4月14日「朝日新聞」社説

 米国は抑止力の構成要素に「同盟国の活用」を組み込む。

 バイデン政権の国家安全保障戦略では、同盟重視の意義を「敵が我々

の大陸に到達する前に脅威を打ち砕く」と記述している。

 自国の被害を最小化し、国益確保のために同盟国をいかに使うか」と

考えるのは自然だろう。

┏┓ 

┗■3.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆4/26(金)いのちを守ろう!9条を守ろう!

  第2回憲法改悪を許さない東京東部大集会

 お 話:田中優子さん(前法政大学総長)

 日 時:4月26日(金)18時30分開始

 会 場:「亀戸文化センター カメリアホール」

         江東区亀戸2-19-1カメリアプラザ3F

主 催:憲法改悪を許さない東京東部大集会実行委員会

 問い合わせ:070-5010-9533(小松)

 資料代:500円 先着400名 手話通訳あり

 「新たな戦前」にストップをかけるために。

 市民が手をつなぎ、憲法改悪を許さず「戦争をさせない」ための大き

 なうねりを作り出していきましょう

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┗■4.配信・新聞より3つ

 └──── 

 ◆東電に二審(東京高裁)も賠償命令 国の責任認めず、新潟訴訟

 東京電力福島第一原発事故福島県から新潟県に避難した住民ら634人

が、東電と国に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は19日、

一審新潟地裁判決に続き、国の責任は認めず、東電のみに賠償を命じた。

 木納敏和裁判長は事故により「平穏に生活する環境が損なわれ、避難

を余儀なくされた」と指摘。東電の賠償責任を認める一方、国が東電に

対し、事故を防ぐための規制権限を行使しても「事故が起きなかったと

は認められない」と判断した。

 当初の原告数は約800人で、2021年6月の一審新潟地裁判決は東電に対

し、うち636人に計約1億8400万円の賠償を命じた。

 一方で「津波は予見できたが、事故を回避するのは困難だった」とし

て国の責任は認めなかった。

 控訴審で、原告のうち155人が今年1月に和解。和解額は非公表だが、

東電による謝罪などが和解条項に盛り込まれた。

 634人は控訴審で、一審で認められた賠償額に加え、1人当たり300万円

上積みして支払うよう求めていた。  (4月19日「共同通信」より)

https://www.47news.jp/10812339.html

 ◆「再稼働後、最大の揺れ」(4月18日未明)

  (4/17深夜、豊後水道で、M6.6の地震

  震度6弱地震愛媛県四国電力伊方原発について会見

 愛南町震度6弱などを観測した17日の地震を受け、愛媛県と四国電

力は18日未明から伊方原発(伊方町)の状況などに関して会見を開いた。

【県原子力安全対策推進監】

 昨日23時14分に発生した地震伊方原子力発電所の影響について、今

現状で分かっていることを申し上げます。

 まず、昨日23時14分の地震で、四国電力から23時34分に県の方へ連絡

がございました。

 地震でございますけれども、最大で2号機で、38ガル。これは水平で

すけど、観測しております。運転している方は3号機でございます。

こちらの方は最大で33ガルを観測しております。

 伊方発電所3号機については、運転は継続中でございます。なお、念

のため、設備の設定、巡視点検を実施しております。この地震による環

境への放射能の影響はございません。

 その後、四国電力の方から設備の点検の中で、一部運転に関する部分

がございました。

 その後のところからでございますけれども、伊方発電所3号機の湿分

分離加熱器の第2段ドレンタンクの水位制御弁の制御が不調となり、発

電機出力が約2%低下してございます。ですが、基本的に運転には影響

がございません。

 現在、設備の巡視点検を引き続き実施しているところでございます。

県といたしましては、原子力センター職員が伊方発電所に立ち入り、現

場の状況を確認している状況でございます。また、環境放射線テレメー

ター装置による周辺環境放射線等については異常がないことを確認して

おります。

【記者】四国電力に対して、いまどういう呼びかけを行っているのか。

【推進監】基本的に設備の異常等があるかということについて、引き続

き確認をお願いしているところでございます。

【記者】湿分分離加熱器の異常は、地震によるものと考えていいのか。

四国電力】今はそう考えていますけど、実際、何が原因だったのか

は、これからの調査になると思います。

【記者】加熱器は原発の運転にどのような役目を果たしているのか。

四国電力】簡単に言いますと、これは2次系、いわゆる炉の方じゃな

くて、タービン側の方で、発電機に直結しているタービン側の施設です。

 タービンは4段ぐらい繋がってるんですけれども、最初のところに高

圧っていうところが入って、その後、低圧、低圧。その間に入れて、高

圧で1回使った蒸気を湿分、湿った分を落とすんですね。

 それで蒸気は乾いている方が力が出ますので、湿気を落として次の

タービンに送る設備になります。

 それを落とした水が下にたまるのがドレンタンクというイメージです。

 基本的には本来、落とした水も 少し温かいので再利用できるんです

が、水位制御弁の不調で(再利用する水の量が減り)出力が落ちて

しまった。全体的に出力が2%下がった状態。(後略)

          (4月18日03:03「愛媛新聞ONLINE」より抜粋)

https://www.ehime-np.co.jp/article/news202404180061

 ◆原発事故対策 避難計画は不要なのか

 原発は、どれほど対策を講じても事故の可能性をゼロにはできない。

 万が一の際、周辺住民の安全確保を左右するのが避難計画だ。

 それを、まさか裁判所がこうも軽んじるとは驚きを禁じ得ない。

 住民が関西電力美浜原発3号機と同高浜原発1〜4号機の運転差し止

めを求めた仮処分申請。このうち美浜3号機と高浜1、2号機は営業運

転開始から40年を超えて再稼働した「老朽原発」で、3、4号機も来年

40年になるが、福井地裁は3月末、訴えを退けた。(中略)

 一層の不安をかきたてたのが能登半島地震だ。

 北陸電力志賀原発が立地する石川県志賀町震度7を観測し、原発

さまざまなトラブルが発生した。

 現地で多数の建物倒壊や道路寸断が起きたことを受け、住民側は「地

震による原発事故が起きた場合、屋内退避も避難もできず、被曝(ひば

く)を強いられることになる」とあらためて書面を出して訴えた。

 これに対し、地裁は「原子力規制委員会において新規制基準への適合

が認められ、その審査基準において不合理な点はない」と断じたが、そ

もそも規制委は、原子炉の状態が国の規制基準に適合しているかを審査

するだけで「安全」を保証するものではない。

 しかも福井地裁は「避難が必要になるような事態が起きる危険性は立

証されておらず、避難計画の不備については判断するまでもない」と住

民の訴えを一蹴した。

 しかし「避難が必要になるような事態が起きない安全性が立証されて

いる」という事実がない以上、判断を避ける理由にはなるまい。

 規制委の「適合」を根拠に、深刻な事故は起きないと決め付けている

だけではないか。原告側が上訴したのも当然だ。

 国は原発から30キロ圏内の自治体に避難計画の策定を義務付けている

が、規制委は避難計画を評価の対象外としており、避難計画に不備があ

るかを判断するのは、まさに司法の役割であろう。

 避難計画は事故の際、住民を放射能被曝から守る「命綱」とも言うべ

きものだ。それを軽んじるような司法の姿勢には、強い違和感を覚える。

            (4月12日「東京新聞」朝刊5面・社説より)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/320784?rct=editorial

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※【動画アップの紹介】

☆「BOTTOM UP! CHANNEL」遠藤大輔さんより

・20240311 3・11を忘れない/東電本店前抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=iN-mr60juTA

☆IWJさん

・2023.12.25 重信房子氏「イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520635

・2023.12.23宮田律氏(現代イスラム研究センター理事長)

  「ガザ紛争の背景〜台頭するイスラエル極右の世界観と

   米国のダブルスタンダード

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/520531?fbclid=IwAR0o_CoPP1PAVlMqjW0f52UcfPmTuUFBcuD6hkKgtLAnjOHUhg2WAcWhYq8

☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より

    https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3

・20240406 UPLAN 山崎久隆「柏崎刈羽原発の再稼働を許さない 新規制

 基準は地震津波を過小評価 どこでも起こり得る津波災害と巨大地震

 https://www.youtube.com/watch?v=Zknd66R3uKg

・20240326 UPLAN 田中一郎「現代日本の政治改革」

 https://www.youtube.com/watch?v=XespCsWUgV4

・20240311 UPLAN 3.11日本原電本店前行動・追悼と東電本店合同抗議

 https://www.youtube.com/watch?v=0TjT1biIvgM

・20240229 UPLAN 佐藤大介「台湾の脱原発と韓国の原発暴走〜

          ノーニュークス・アジアフォーラムの30年

 https://www.youtube.com/watch?v=vQjKpumWZTE

・20240227 UPLAN 中野宏典弁護士「原発と火山リスク」

 https://www.youtube.com/watch?v=MSJ61R-AgJU

・20240224 UPLAN 山崎久隆「能登半島地震から考える東海第二原発

 主催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 https://www.youtube.com/watch?v=ARJStbsE2lU

・20240210 UPLAN 山崎久隆ゼミ「大地動乱の時代」の原発廃炉に〜

 地震津波は止められないが原発は止められる〜今すぐ「止める、

 冷やす、閉じ込める」対策を

 https://www.youtube.com/watch?v=UIMWV9KC4nw

・20240129 UPLAN 岡 真理「ナクバ、起源の暴力としての−

              起源の暴力の起源は何か」

 https://www.youtube.com/watch?v=11urxhZlU2s

・20240122 UPLAN 大久保貞利「電磁波の何が問題か」

 https://www.youtube.com/watch?v=eMaiGknN6UI

・ 20231225 UPLAN 重信房子イスラエルによるジェノサイドを許すな」

 https://www.youtube.com/watch?v=cBLb9BY4kU0

・20231118 UPLAN【前半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=GgeU2qcho_8

・20231118 UPLAN【後半】東海第二原発の再稼働を許さない11.18

                        首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=ApzpTgB4w2o

・20231118 UPLAN【神田神保町古本屋街デモ】東海第二原発の再稼働を

                    許さない11.18首都圏大集会

 https://www.youtube.com/watch?v=Afmw-twguSg

・20230624 UPLAN 広瀬隆市民運動が知っておくべき過ち」

          【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=VGYUHFAG6H8

・20230624 UPLAN 川村晃生「行き詰まるリニア、窮地のJR東海

            ストップリニア!訴訟を原告738名で提訴

     【「原発大暴走を斬る+リニア新幹線を斬る 」】

 https://www.youtube.com/watch?v=_Hxdel9H-2s

・広瀬 隆…『気候変動の宇宙物理学』

 「第1話」から【第14話】を見て下さい。

 https://youtu.be/JSD2PyaOEmw

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震原発事故情報」

 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と

 なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合

 は、発信することもあります。

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

 別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。

 なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合も

 あります。ご了解下さい。

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