家庭菜園お初心者

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キュウリの支柱の役割|風通しが良くなるなど様々なメリット

キュウリの栽培には、支柱を使うというのが一般的となっていますが、
昔の日本では、地べたに這わせるようにして、キュウリを栽培することも、
多くあったと言われています。

しかし、地這栽培では、キュウリが曲がりやすくなり、いびつになる他、
地面についてしまった部分が、緑色にならないという現象になるなど、
デメリットも多く見られました。


そのため、現在では支柱栽培や、アーチ栽培が一般的になり、
形が良く、綺麗な緑色をしたキュウリを、家庭菜園でも収穫出来るようになっています。

つる性の植物や、実の重い果菜類では、支柱を使って栽培をします。
茎やつるを支柱に結びつけて栽培する方法は、誘引と呼ばれ、
支柱のある方向へと伸びていきます。


支柱を立てて野菜を育てると、直射日光に当たりやすく、
風通しが良くなり、病害虫が減るなど、さまざまなメリットを得ることが出来ます。


同時に、収穫量を増やす、収穫の作業時間の減少、狭く育てられる、
などの効果も得ることが出来ます。


■支柱について


これらの栽培に使われる支柱は、プラスチック製のものや、
金属製のものが一般的です。長さ、太さもさまざまなものがありますので、
野菜に合わせて選ぶようにすると良いでしょう。


竹製の支柱も販売されていますが、風などの被害に遭いやすいので、
プラスチック製または金属製を選ぶのが無難と言えます。

家庭菜園でのトンネル栽培|保温、鳥害対策、防虫対策にもなる

冬場は、なかなか育てることの出来る野菜の種類は減りますが、
決して、野菜を育てることが出来ない環境というわけではありません。


資材を用いたトンネル栽培をすれば、ほうれん草や、小松菜、ニンジン、
ダイコンなどを育てることが出来、鍋物などにも、取り入れることが出来ます。

そして、家庭菜園お初心者
■トンネル栽培とは?


トンネル栽培というのは、半円形の支柱をまず作ります。
そして、その上へビニールフィルムや、寒冷紗、不織布などを掛けて、
そのまま栽培する方法になります。


保温の意味では、ビニールフィルムが有効となります。
パンチフィルムなど、穴の空いているものを使えば、換気する手間もなく、
管理が非常に楽です。


霜の対策をするのであれば、寒冷紗や、不織布などを使うと良いです。
また、寒冷紗には防虫の効果もありますので、合わせて覚えておいてください。

 

ベタ掛け資材を使うには?


野菜の上に、直接不織布などを掛けるのが、ベタ掛けと呼ばれる資材です。
保温効果が期待出来、ほうれん草や小松菜などであれば、
種を蒔いたらそのまま、ベタ掛けをして育てるケースもあります。


不織布は、通気性が良く、水を良く通しますので、上から水やりが出来、
いちいち外したり、被せたりといった手間が掛からないのも魅力です。