【iOSDC Japan 2021】セッションの概要&感想まとめ
今年もiOSDCに参加してきました。
去年に引き続きオンライン開催となりましたが、セッションの方は興味のあるものが多く、知見の塊でした。
ここでは、自分が見たセッションの概要と感想を軽くまとめます。やっぱりこういうのって自分の言葉で振り返らないと忘れてしまうので大事ですね。
Day0
大規模リファクタリングの極意
約1年間かけて大規模サービスのリファクタリングを見事成功させた時の方法や知見がまとまっていて、今後リファクタリングする際の参考になりそうです。
特に、リファクタリングをしないと負のスパイラルが生まれる、陥ってしまうというのは、日々コードを書いてて感じます...。
事業案件開発チームとリファクタリングに専念するチームに分けるのは大胆というか、1年かける大規模リファクタリングなのでそこまでやらないといけないんだな〜と。
Danger(プルリクの作法に則って自動で指摘するツール)は初知りでした。
SwiftUIで作ったアプリを1年間運用してみて分かったこと
普段開発しているアプリでもそろそろSwiftUIを導入したいなと思っていたので、このセッションを聞けて良かったです。
iOS13をサポートした状態でSwiftUIを導入していくにはまだ課題が地味にあって難しいというのは意外だったし知見でした。
他のトークでもiOS13の時点ではSwiftUIが未成熟なので活用するのは厳しいといった意見もあったのでiOS13のサポートを切るまで待つべきかどうか…と少し悩みそうです。
SwiftUIで実プロダクトを音速リリースした話
まず、スピーカーであるAkkeyLabさんの話し方などのプレゼンの仕方がとてもうまくてとても印象に残りました!
プロダクトでSwiftUIを95%使用しているというのは、「あ、ここまでできちゃうんだ」と少し驚きました。でも100%まではいかず、やはり残り5%はUIKitを使わないといけないんですね。
SwiftUIを用いることで、アニメーションも簡単に実装できるし、XcodePreviewsを用いることでPDCA的な感じで早くチーム間での共有ができるのは魅力的!
そのプロダクトも1人で開発したとのことだったので、スピード感重視していくならSwiftUIが良さそうですね
UIKitとSwiftUIでの装飾ボタンを作る時の比較が、圧倒的にSwiftUIの便利さを表しているのは良い例でした。
Initiatives in Rakuma iOS App
Compositional Layoutsで実現する疎結合な実装
Compositional Layouts : 縦にも横にもスクロールできるCollectionView
SwiftUIではCompositional Layouts的なレイアウトを現状実現できないし、画面が自動でリフレッシュされるので状態を保持できないため、プロダクトではSwiftUIを採用してないとのこと。
Compositional Layoutsはレイアウトが増えるとViewControllerの肥大化につながる。
そこで、ViewControllerからCompositional Layoutsを切り離すことで、疎結合となり、コード量が増えても肥大化に繋がらないという手法。
レイアウトの抽象化をすることでかなり簡潔にコードが書けるので、Compositional Layoutsを使用する際に参考にします!
それにしても一見複雑化しそうなコードでもここまで簡潔に書けるものなんだな..
Qiitaにまとめられていた!
Half modal comparision in iOS15
iOS14以前だとハーフモーダルを実装するのはコード量も多く手間だった。
↓関連記事に実際のコードが載っているが、確かにこれを実装するのは手間。
https://commerce-engineer.rakuten.careers/entry/tech/0024
iOS15からはこんなにも簡単に実装できるけど、2つのサイズしか定義されてなくてカスタマイズできないし、更に親の画面のボタンなども触れてしまうから気をつけようというお話。
確かにiOS15からお手軽に実装できるようになっているけど、痒いところに手が届かなそうだなーと思いました。
かといってiOS14以前のように大量のコードを書くべきなのか。iOS15以上サポートでハーフモーダルを実装することになったら悩みそうですね。
Day1
Source Editor ExtentionとSwift Syntaxでコード自動生成ツールを作る
コードの自動生成手法としてSource Editor ExtensionとSwiftSyntaxを組み合わせたものを提案していた。デモでは、DIを簡単に実装するためにツールを用いて、クラスからプロトコルを自動生成し、更にそのプロトコルからモックを自動生成していた。
ボタンをポチポチするだけで、期待するコードを生成することができるのは便利ですね。
コード自動生成ツールは複数ありますが、コードを編集しながら実行可能かつ、macOS Appとして配布可能なのが特徴らしい。
自分が作った自動生成ツールを配れるのはもちろん、他の人が作ったツールを使えば更に開発効率アップしそうで流行って欲しい…!
機能ごとに動作するミニアプリでプレビューサイクルを爆速にした話
大規模なアプリをビルドするとビルド時間が長くなるため、1機能に関連する画面を1モジュールとして切り出すことでビルド時間を短縮し、爆速に動作確認できるというお話。
自分が普段関わっているアプリも大規模アプリの類なので、ビルド時間長いのはいつも課題に感じてるのでめちゃくちゃ魅力的な内容でした。
外部ライブラリや他のfeatureモジュールに依存しちゃいけない課題や、そもそもチームで利用してもらうための課題など、仮に自分が関わっているアプリに導入するとなれば結構難易度高いなぁ〜と思いました。。。でもその課題を解決した方が結果的にプラスになりそうですね
↓テックブログにまとまっていた!
https://techlife.cookpad.com/entry/2020/08/05/090000
それにしてもほぼ1週間に1回リリース入れてるのすごい…
StoreKitのこれまでとこれから
まとめるとこんな感じ↓
StoreKit2
— yamaken (@yamakentoc) 2021年9月18日
初期化が不要なため初期化回りのトラブルがなくなる。
旧StoreKitで書いてた長々とした処理がなくなる。
SandoBox決済がiOS15beta時点で失敗するのと、StoreKit2はiOS15未満で使用できないのがネック#iosdc #e
自分も旧StoreKitで課金機能の実装をしたことがありますが、かなり手間だったのを覚えています。追加するコード量もまあまああるが、StoreKit2ではたった1行で目的の処理が書けたりなどで劇的な進化を遂げていてワクワクしました!
ただ、今のところiOS15未満では使えないのは仕方ないというか残念ですね。
機能ごとに1つ1つ旧StoreKitとStoreKit2の比較をしていたり、購入処理フローの図を解説のたびにスライドに挟んでいたりしてめっちゃわかりやすかったです👏
noteのiOSアプリで実装したアクセシビリティの全て
そもそものアクセシビリティの定義や原則などに触れ、実際に受けたユーザからの問い合わせをきっかけにnoteのiOSアプリのアクセシビリティを向上させたというお話。
このセッションは知見の塊でした!自分も直近でアクセシビリティ(VoiceOver)の対応をする予定で、まだ深いところまで触れられてなかったので非常に勉強になりました!ありがとうございました!
今回の内容がnoteにもyoutubeにもまとめられていた!
https://fromkk.me/n/n2dbeb54cdf0d?gs=26eccf78b8bf
宣言的UIの状態管理とアーキテクチャ - SwiftUIとGraphQLによる実践
状態管理アーキテクチャの歴史を振り返りつつ、それぞれの特徴を1つのサンプルを用いて解説していてわかりやすかったです。
それぞれのアーキテクチャの細かいところまでは自分の知識では理解できなかったところもありますが、最終的にGraphQLの方が他のアーキテクチャと比較しても考慮することが少ないし、メリットもデメリットもあるというのがわかりました。
「GraphQLはいいぞ!」というのが伝わってきました!
Finder Sync ExtensionでMac向け便利ツールを作ろう
DropBoxやGoogleDriveのような、ローカルとリモートでファイルを同期するための拡張機能であるFinder Sync Extension。これをアプリを同期する以外に流用し、常駐型ユーティリティツールを作ろうというお話。
これには聞いた時には良い意味で発想がすごいなぁ…と思いました
実際に作ったツールとして、開発に使用する画像の@2x, @3x向けの画像を自動生成しているのを見て、これは何か作ってみたい!となりました!
「スタディサプリ」がFull SwiftUIを選択した先に見えてきたもの。
プロダクトにSwiftUIを全面的に採用した時に得たものをまとめていた。
他のセッションでも聞きましたが、やはりSwiftUIはアニメーションに強いんですね。
デメリットとしてライブラリがまだSwiftUIに未対応なのか挙動が変になることがあるらしい。
他にも画面遷移時のTipsなど、まさにこれからSwiftUIを採用していきたい自分としてはありがたいセッションでした!
Day2
ランタイムデバッグのススメ
ランタイムデバッグ(実機デバッグ)のコツや運用方法について解説していた。
ショートカットを使用してアプリ自身を再起動させる方法を提示していて、こんなことできちゃうんだなーと。
あとはReplayKitのRPScreenRecorderを用いることで、操作の15秒前までを記録することができ、「なんか重い」などの定性的な意見を裏付けることができるというお話など。
これめちゃくちゃ便利ですね!常に裏で録画し続けていてデバッグ用のボタンなどをタップした時に録画を止めるとのこと。ただ、iOS15からしか使えないのが残念…!
DebugMenuというライブラリを作成したようで、パフォーマンスの常時表示機能や、常にデバッグメニューのランチャーを画面に表示したり、他にも便利そうなデバッグ機能があって便利そうですね
https://github.com/noppefoxwolf/DebugMenu
Hello, Swift Concurrency world.
Swift Concurrencyとは?から、その中の機能やルールなどについて詳細かつわかりやすく解説していた。
自分は全然async/awaitなどもあまり詳しく把握できてなかったので、今回のセッションで大体把握することができて良かったです。
スライドが綺麗にまとまっていましたし、何よりスピーカーのshizさんの解説がわかりやすかったです!
スレッドモデルや、その処理の細かい挙動など、こんなに詳細かつ丁寧に解説しているスライドはあるのか?と思うほどタメになったので、今後ここらへんを実際に使用していくときに見返したいと思います!
KMMを使って感じたPros/Con
KMM(Kotlin Multiplatform Mobile)は、iOSとAndroidのビジネスロジックを共通化できるSDKで、これをWantedlyで導入したときのお話。
UIとビジネスロジックを分離して、ネイティブ側ではUIの実装に集中できるの良いですね。ただ、型パラメータが失われる問題があって回避ためのラッパーが必要というのは実際に導入した時ハマりそう。
導入する前提として、iOSとAndroidのチームがそれぞれ近い距離・存在でなければいけないのは結構壁になりそうですが、Wantedlyではそこもクリアしているので組織として素晴らしいなと思いました!
ケースに応じたUICollectionViewのレイアウト実装パターン
UICollectionViewを用いたレイアウトを実装する際に複数のパターンがあり、どれを選択するのがいいのか迷う。そこで、どういったケースでどのパターンを採用するのが適切なのか?というお話。
UICollectionViewLayoutの各パターンの特徴をおさらいしてからそれぞれの利用ケースを言語化し、設計例を挙げていた。
Layoutに関しては毎回実装する度に「どれがどうなんだっけ…?」と毎回調べていましたが、このセッション(スライド)でうまくまとまっていたので今後はこれを見直すことになりそうです。
他のセッションでも見ましたが、CompositionalLayoutsで大体なんでもできるからそれをまず使うのを検討した方が良さそうですね。
UICollectionViewの最新のAPIを使いましょう
セッションの説明欄の一行目に「UITableViewはもう捨てましょう!」と書いてるのには笑いました。セッションでも触れてるように、iOS14からはCollectionViewでUITableViewのようなList表示が可能となっており、UICollectionViewを使った方が拡張性が高く、わざわざUITableViewを使用する必要はないとのこと。
「とりあえずUITableViewで実装するのは時代遅れ」は肝に命じておきます。
ただ、UITableViewにしかないカスタマイズを行う時や、セルフサイジング(AutoLayoutによる高さの自動調整)するセルを実装する際は、動的に高さを変更するにはUICollectionViewが苦手なため、UITableViewを使用した方が良い場合もあるとのこと。
iOS15でのアップデートなどを見ると、今後Apple的にもUICollectionViewを拡張していくのかな?
UIKit DynamicsというAPIを使用することで物理学的な動作を表現できるのは初知りでした。バウンスするUICollectionViewのレイアウトに使えるとのこと。コード量が増えそうなのでOSSにも色々あるのでそっちを利用するのも良さそう。
Swift Package中心のプロジェクト構成とその実践
こちらは本題に入る前に前提知識を1から説明しており、本題での話もさっと入るようになりました。この前提知識の部分もなんとなくでしか理解できてなかったので助かったのと手元の方で更にまとめて理解が深まりました!圧倒的感謝です。
そして本題のSPMの話なのですが、SPMを使用するときの基礎的な話から始まり、実際にプロジェクトで使用する際の流れを1つ1つ解説しており、今までCocoaPodsとCarthageを愛用してきた身としてもめっちゃわかりやすかったです。
あとはモジュールごとに分けられていることでMini-Applicationの状態にできたり、最終的にXcode Projectで管理するファイルが数種類しかないのも魅力的ですね
SceneKitを使ってアプリのクオリティを劇的に上げる
SceneKitを使うとことで簡単にアニメーションやエフェクトを追加することができ、これによってアプリのクオリティを上げることができるというお話。
個人開発は自分もしていますが、確かにクオリティには悩むことがあります。ちょっと凝ったアニメーションを追加したいときはOSSをそのまま流用していました。
スピーカーの方が個人開発で累計200万DLしているというのは驚きました。。。iOSDC 2019のLTを動画で見たのですが、かなりASOに力を入れているようですね。特にリリース後のDL数のピークが下がってきた時にASOを色々と試して更にそこからDL数を伸ばしたというのは、中々できることではないので尊敬します…!
最後に
今年のセッションはSwiftUIに関するものが多かった気がします。おそらくiOS15が出るとともにiOS12、もしくはiOS13のサポートを切って本格的にSwiftUIをプロダクトに導入するところが多いからなのかもしれないですね。その他にも await/async関係のセッション、UICollectionView系のも比較的多かった気がします。
普段の仕事や趣味で開発している分ではカバーしきれないというか、知ることもできなさそうなことがこういったカンファレンスで得ることができるので、こういうカンファレンスに参加するのって大事だなと改めて思いました。
エンディングで来年はオンライン?オフライン?みたいな話がありましたが、自分はオフラインだと2018年の時の1回、オンラインだと去年と今年の2回参加で、両方いいなーって感じるところがあるので、ハイブリット形式で今後やっていくのもありかなとは思いました。(もちろんその分運営さんにとっては少し手間かもですが)
来年も引き続きiOSDCに参加しようと思ってます!次は登壇しているかもですね!(来年の自分に期待!)
iOSDC JAPAN 2021、今年もありがとうございました!来年もよろしくお願いします!
2020年振り返り
こんにちはyamakenです。
完全に個人的な振り返りで自己満なのですが、年末なので2020年の振り返りを軽くしていきます。
この記事を書いてる時に思ったことをそのまま書いてるだけなので流す程度で読んでくれれば幸いです。
超絶大変だった卒業研究
今年の3月に公立はこだて未来大学を卒業しましたが、正直卒業できるか不安でした。というのも、卒業研究の進捗も良かったわけでもなかったですし、論文に着手するのも割と遅い方だったからです。
今年の1, 2月はとにかく研究室に籠ってました。昼前に大学の研究室に行って深夜までずーっと研究の内容を論文にまとめて、腹減ったら同期と飯行ったり、眠くなったら大学で仮眠したりシャワー浴びたりして、なんとか締め切りまでに間に合わせることができました。その後は学内発表だったり学会発表だったり、3月頭まで死にそうでしたね。
まあ、なんか今ではいい思い出って感じです。
本日最終出社日でした。 pic.twitter.com/XHc3fJWCSu
— yamaken (@yamakentoc) 2020年3月6日
コロナの影響で卒業式もなく、最後に大学行った日は研究室に置いている私物を回収しに行った日でした。帰る前に、研究室のボス(教授)に「今までありがとうございました」って言った時は感謝の気持ちで泣きそうだったのを覚えてます。
東京へ
じゃあな函館👋 pic.twitter.com/xFJBaia1I4
— yamaken (@yamakentoc) 2020年3月16日
4月から東京の会社で働くので函館から東京へ。青森の田舎出身で、なんとなく小さい頃から東京などの都会に住む憧れがあったので嬉しかった。
函館は気候的にも過ごしやすく、夏なんて大して気温も上がず最高!って感じでいつか函館にまた住もうかなと思って思ってます。
好きなことを仕事にできた
4月からご縁があったweb系の大きい会社に入社して、現在iOSエンジニアとして働いています。(こういう場で社名出していいのかわからん)
大学1年の頃からiOSアプリ開発に興味を持ち、空いてる時間はひたすらコード書いてるくらい好きだったので、これを仕事にできて本当に良かったと思います。配属された部署には大学3年の頃にインターンで来たこともあり、部署の方もそれなりに自分がどのくらいできるかを知っているようで、今では「あれ?俺新卒だよな?」ってくらい大きめのタスクを任せてもらったりして良い経験になってます。
担当しているサービス(アプリ)が今では仕事というよりも、自分のアプリのように、もっと伸ばしたいという気持ちが強いので、来年も頑張るぞというお気持ちです。
デスク周りに投資
因みにずっとリモートワークでして、入社してからまだ2回しか出社したことがありません。。。というか会社の方針で今後もずっとリモートワークOKらしい。家が職場ということにもなるので、とりあえずデスク周りに投資しました。スタンディングデスクやら4Kモニターやらゲーミングチェアを導入して、macをクラムシェルモードで動作させて快適です。
リモートワークで東京にいる意味もないので、もしかしたら再来年あたりには地元とかどっか引っ越してるかも。
趣味もボチボチ
大学3,4年の頃はプロジェクト学習や研究が忙しく、土日もあまり自分の趣味に時間をかけれなかったのですが、流石に社会人になると土日は趣味に時間にを費やせるようになり、今までやりたいなーって思ってたことにも挑戦できました。
自分は中高陸上部で長距離を走っており、大学生の時にはハーフマラソンやフルマラソンも完走したってくらい走るのが好きで、やっぱりずっとリモートワークだと運動不足になりがちなので、週1, 2くらいのペースで走るようになりましたね。
あと自分は結構服が好きで、時々友達と服を見に行って友達のコーデを組んでみたりとか、今は全然投稿してないんですけど、一時期はwearやインスタにコーデ写真を挙げてました。嬉しいことにwearに投稿したコーデをzozotownの商品ページに掲載していただいたり、メンズのブランドから声がかかったり、UNIQLO公式から写真使いたいって来たりして「発信してみるもんだなー」と実感しました。UNIQLO大好きなので超嬉しかった
— yamaken (@yamakentoc) 2020年4月15日
↑これも見た時はビビった
来年やりたいこと
とりあえずもっと技術的な面での知見を貯めて、仕事で担当しているアプリにもっと貢献できればなと思ってます。 本当にまだまだ未熟だなと思う場面も多々あるので。
副業もちょっとやりたいなって気持ちなのですが、できれば副業はエンジニアとかではなく、ファッションに関連するお仕事がしたいなって感じです。
あとはそろそろ個人アプリ2つめを出したいかな。大学2年の時にリリースしたアプリのDL数って今どのくらいなのかなって調べたら1.2万DLいってた。自分が作ったアプリが世の中の1万人以上の人が使ってくれたって考えるとすげえって思いましたまる
おわりに
さて、2020年を軽く振り返ってみました。今年は1エンジニアとして働き始めたというのが一番大きなことだったと思います。2020年、こんな自分に関わってくれた全ての人に感謝です。
2021年もyamakenをよろしくお願いします!
【iOSDC Japan 2020】参加してきた感想まとめ
こんにちは、yamakenです。
iOSDC Japan 2020に参加してきました。このカンファレンスのおかげで多くの知見を得れた分、感想ブログとして少しでも返せたらと思います。
トークについては別の記事にまとめようと思うので、この記事ではiOSDCそのものの感想をまとめます。
オンラインでの開催
今年は初のオンラインでの開催でした。iOSDCでは、iOSやその周りの分野が好きな人達と交流できるので、それが楽しみの1つでもあったのですが残念です。その代わりにDiscordを使用して雑談や、Ask The Speakerが行われていました。
ちなみに2018でも参加していたので2回目の参加です。その時はもちろんオフライン開催。オフライン開催の時の感じも知りたいという方は、感想まとめてるので以下のリンクからどうぞ。
ニコ生を使って配信
今回はニコ生を使って配信されました。個人的にはYoutubeなのかなと思ってました。ニコ生だと画質とかどうなの?って正直思ったのですが、主催者である長谷川さんのブログに理由がありました。
iOSDC Japanは初回から「お金を払ってでも参加したい方のためのカンファレンス」にしたいと思っていて、それを前提とするとYouTube Liveは使えませんでした。Vimeoはじめいくつかの配信プラットフォームを検討する中でひょんなことからドワンゴさま & KADOKAWA Connectedさまのサポートを頂けることになり、ニコ生での開催が決定しました。
実際ニコ生だったおかげでコメントがあって盛り上がりましたし、オフライン開催だと、手元のPCのTwitterでハッシュタグ追いかけながら、(席にもよりますが)少し遠くにあるスライドを見るという。少し忙しい?感じだったので、スライドを見つつコメントも追えたので、そういう点では結果オンラインで良かったなとも思えました。
セッション<
最初は全部ライブ配信なのかなーと思ってましたが、通常のセッションは録画済のを流し、LTは5分間で終わらせるという緊張感を持たせるためにLive配信でした。録画済なのにLive配信感がある方のセッションが超面白かったです。あとは見やすいように編集したのを流している方もおり、オンラインならではだなーと思いました。
オフライン開催だとセッション毎に移動必要だし席取り大変だし人多いしだけど、オンライン開催だとそういうのなくていいな
— yamaken (@yamakentoc) 2020年9月19日
#iosdc
↑これはオンラインでの最高のメリットだと思いました。2年前参加した時は、聞きたいセッションが別の部屋だと重い荷物を背負ってでの移動が必要で、多くの人が既に部屋に入ってて、席と席の間に申し訳なく座ったり、時には立ち見だったりなのでオンライン良いぞ!って思いました。
一参加者として感じたオンライン開催のメリット、デメリット
現地に行かなくていい
前回参加した時は函館に住んでおり、iOSDCのような東京で行われるカンファレンスには移動が必要ですし、泊まる場所の確保など、何よりお金がかかってしまう。。。
そんな時のためにスカラシップスポンサーというのがあるので、僕は今まで何回もお世話になっていましたが、これも全員が恩恵を受けれる訳でもなく抽選があるので、地方学生だった僕としては、オンライン開催最強だなーと思いました。
実際地方の方からの参加も多かったとか
気軽に参加できる
これは前回参加した時の記憶なのですが、やっぱ自分なんか行って大丈夫なのかな?という気持ちが初参加の時はほんの少しある訳ですよ。ですがオンライン開催なのでその気持ちも少しは軽くなるので良いかなーと思いました。
セッションごとの物理的移動がない
これは先ほど話したのと同じことです。最高。
交流が少ない
オフライン開催だと企業ブースがたくさんあるので、そこで話ができたりノベルティがもらえたり。懇親会があるので、お酒を飲みながら勇気を振り絞って面白かったスピーカーの人に声をかけたり。Twitterで知ってるiOS仲間と会ってみたり。色んな会えるんですがこれがなくて残念です。。。
写真が撮れない
これは運営さんも困っていたようですね。やっぱせっかく参加したんですから思い出残したいんですよね。(ブログに載せる写真も全然ない)
最後に
多少はデメリットなところも挙げましたが、めちゃくちゃ楽しかったです!オープニングが始まった時はスピーカーでもないのに心臓がバクバクでした!来年はどういう形で開催されるか分かりませんが、また参加します。いずれかはスピーカーとして参加できたらと思ってます!
本当に楽しかったです!運営、スピーカー、参加者の皆さんありがとうございました!!
【try! Swift Tokyo 2019】参加してきた!& 学生だからこそカンファレンスに行ってほしい
こんにちは、yamakenです。
try! Swift Tokyo 2019に参加してきました!
iOSDCの時とは違く、海外のスピーカーの方が多くて新鮮でした。普通にAppleの方や個人的にはARKit by Tutorialsの著者が登壇しており本当に激アツでした!!!
Twitterで繋がっていた方々にもお会いできて嬉しかったです!!!
企業ブース全部は回れなかったけどノベルティーたくさんGetできた!
本題
普通に気になったトークの内容の感想とかまとめようと思ったのですが、個人的に今回のカンファレンスに参加して色々と思ったことがあるので簡単にまとめてみます。
当たり前のことを書いているかもしれません。でもカンファレンスのことって知らない学生が大半だと思うので当たり前のことを書きます。
思ったこと
タイトルにもある通りなのですが、今回カンファレンスに参加して思ったことは、
「学生だからこそカンファレンスに行ってほしい」
ということです。
理由を簡潔に言うと...
- 自分と同じことをやっている学生の友達ができる
- 「学生」という人権で金銭面でまじでかなり本当に補助してくれる
- 色んな企業のことを知れる
- 普段大学などでは聞けないようなトークを聞ける
- 圧倒的成長
です。
1つずつ詳細を述べていきます。
1. 自分と同じことをやっている学生の友達ができる
今回僕が参加したtry! Swiftの公式サイトにはこのカンファレンスの目的がこのように書かれています。
Swiftのスキルを向上させるための、高度な知識やテクニックを共有し、協力しあうことを目的としています。
https://www.tryswift.co/events/2019/tokyo/jp/
なので、来る学生も当たり前ですけど、Swiftを勉強したり、Swiftを使ってiOSアプリを作成するなどしています。そういった自分と同じことをやっている学生(同年代の人)と会って知見を共有したりTwitter交換したり写真撮ったりその人の作ったアプリを触ってみたりだけでもめちゃくちゃ楽しいんですよ!!!やっぱりそのカンファレンスにくる学生はやっていることが同じ、もしくは似ているので、話が合うわけなんですよ。で、同じことをやっている学生に一気に会って話す場ってあまりないと思います。「でも勉強会とかLT会でも会えるしそれでもよくね?」って思う方もいるかもしれないですけど、地方の学生は特段大きなイベントじゃないと参加しないんですよ。僕の場合、現在北海道に住んでいるので、例えば東京で開催とかになると交通費とかバカにならないので小さな勉強会やLT会には参加しにくいです。そういった意味でカンファレンスが1番、自分と同じことをやっている学生の友達ができやすい場です。
2.「学生」という人権で金銭面でまじでかなり本当に補助してくれる
学生の皆さん、正直な話お金ないですよね?僕もないです...()。特に僕のような北海道に住んでいるような地方の学生にとっては交通費とか宿泊費に加えて更にチケット代と考えると無理です。お金がカンファレンスに行けない1番の障壁だと思います。
例えば僕(北海道・函館の学生)が普通に今回のtry! Swiftに参加したとしましょう。
- 往復の交通費: 約4万
- 3泊の宿泊費: 約2.5万
- チケット代: 3.5万
- 合計 : 約10万
や、10万もかかるならいくらカンファレンスで知見を得れて圧倒的成長できたとしても僕も行かないです。普段の生活が厳しくなります。
try! Swiftは他のカンファレンスに比べてチケット代が高い方だと思います。
try! Swift、普通に行こうと思えばチケット代3万5000+交通費+宿泊費 飛ぶしどう考えてもスカラシップスポンサーの支援借りないと無理やでhttps://t.co/L1eOisBJGK
— yamaken (@yamakentoc) January 17, 2019
で、僕のツイートにもあるようにスカラシップスポンサーの支援。つまり学生が金銭的に困らないように支援していただけるプログラムがあります。
今回参加したtry! Swiftや、去年参加したiOSDCには「スカラシップスポンサー枠(学生支援プログラム)」があります(※全てのカンファレンスに共通していることではありませんが、Go Conferenceや、DroidKaigiなどにもあるようです)。そのスカラシップスポンサー枠に応募すると、一応選考(もしくは抽選)がありますが、選ばれると交通費や宿泊費、チケット代を無料もしくはお得にGetすることができます(※カンファレンスによって内容が異なります)。
去年参加したiOSDCでは、交通費とチケット代を全額補助していただき、宿泊場所も提供していただきました!ありがとうございました!
今回のtry! Swiftでは、チケット代3万円分の補助がありました!それだけでもとてもありがたいです...。
学生という人権があるからこそですね。地方の学生にとっては大変ありがたいです。もちろん関東の方でもスカラシップスポンサー枠に応募できるようです。
社会人になったらこんなにお得に行けません。学生だからこそです...!
スカラシップスポンサー枠に応募すると、支援していただける企業の方々と繋がりができます。僕もiOSDCの時にスカラシップスポンサー枠に応募してWantedlyの方々と飲みに行ったり、インターンに誘っていただいたりなどありました。今回のtry! Swiftでは、からくり株式会社の方々と焼肉に行きました...!
とりあえずスカラシップスポンサー枠で参加すると、良いこと尽くめです。
3. 色んな企業のことを知れる
企業ブースでは各スポンサー企業がノベルティを配ったり、何をやっているのかなど、色々聞けます。try! SwiftではfirebaseとかBitriseなど来ており、こういうイベントじゃないと滅多に話せないですね。会社の説明会などとは違うので、普通に技術的なことを話せますし、サービスの裏側なども聞けます。就活中の友達は気になってる企業とずっと話してましたね〜。
4. 普段大学などでは聞けないようなトークを聞ける
当たり前ですけど、カンファレンスで聞けるトークって普段大学で聞けないです。分野は同じだけど意外と自分の知らない技術トークもあったりするので、新しい技術に取り組むきっかけになるんですよ。こういうところに来ないと自分の興味のあることにしか手を出さなくなってしまうかもですね。
5.圧倒的成長
文字通り圧倒的成長できる💪💪💪
まとめ
今回まとめたのは、try! Swiftに参加している学生がぱっと見少ないなーって思ったのでちょっと個人的な意見ですけどまとめてみました。「学生」という立場なのでお金がないのはわかりまくるのですが、「学生」という立場をスカラシップスポンサーなどでうまく利用してほしいです。カンファレンスって言ってもお祭りのような感じなので、学生の皆さん是非是非自分の興味のあるカンファレンスに参加してみてください〜。
Wantedlyのスカラシップスポンサー枠としてiOSDCに行ってきました!(後編)
iOSDC Japan 2018に参加してきたので感想をまとめたものになります。
前編は下のリンクから!
Day2
Day2は朝からなんかドーナッツが配られていた...!
🍩は数量限定、早い者勝ちですよ〜 #iosdc pic.twitter.com/QU7HMdA0nS
— iOSDC (@iosdcjp) September 1, 2018
運営さん太っ腹!
Day2で聞いたトークセッションはこちら
- In-App Purchase再考 -サーバーサイドエンジニアの運用経験と他決済手段との比較を添えて-
- 詳解Fastfile
- Depth in Depth
- ARKit Maniacs
- Swift Playgrounds Bookの作り方と配り方~カメラからの画像をリアルタイムにいじるPlayPixels
- State of the Union ~2018年のアプリ開発事情~
Day2では体が分離してほしいくらい聞きたいトークセッションが。。。
で、この中で一番印象に残っているのはDepth in Depth。
自己紹介のスライドの次には「今朝親父になりました👶」の文字が!おめでとうございます!iOSDCなんでもあるなぁw
で、iOSで画像の深度データを取得してゴニョゴニョするというお話。ARKitからも取得できるのでこれはまた何か面白いものが作れそうですね。深度データで背景合成したデモアプリがインパクトありすぎて面白かったw
— yamaken (@yamakentoc) September 1, 2018
デモアプリが完全にコラ画像生成アプリだったので普通にアプリとしてほしいw
次に印象に残っているのはこちら。2018年のアプリ開発事情のお話。
今のアプリ開発の現状を踏まえて、色んな視点からちょっとした開発の為になるお話をするという内容でした。僕自身気づいてなかったことや知らない事などがちょいちょいあって非常に知見を得れました。CIのお話を聞いた感じやはりBitriseがiOS界隈では流行っているようですね。(普段Travisおじさん使ってる) あと、ベータ版の配信サービスとかの知見がなかったので為になりました!
ランチ
ランチはReactorKitのライブコーディングをみながら!
Wantedlyの方2人が登壇してましたが、2人ともSwift暦まだ半年だそうで!会場にはたくさんの人がいるのにサラサラと書いており、めちゃ練習しないとできないだろうなぁと思いながら見てました!
Wantedlyのアンケートに答えたら貰えました!
— yamaken (@yamakentoc) September 1, 2018
ぱらっと見た感じめちゃ内容がアツイ!#iosdc pic.twitter.com/lMnQetaitI
こんなものまで頂けました...これ、簡単なアンケートでもらっていいものなのかな...w
LT
お酒を飲みながら!
LTはBtrackの方を聞いた!
- AVAudioUnitEffect実演
- ARKit2.0でAppleが伝えたいアプリ体験を考える
- Firebase/RemoteConfigを用いたちょっと変わった運用
- 虚無から48時間でiOSアプリをリリースする😴
- あなたの知らないMeasurementとUnitの世界
- Visionフレームワークのリアルタイム顔検出を使えば、ウィンクするときゃるん♪と音がなる二次元美少女になれる!
- OSSを育てながらiOSアプリで「パンくずリスト」を実現した
- マスタリングCGAffineTransform
- Apple製品のアニメーションはなぜ気持ちいのか考える
- UITableViewに動画広告を表示する
一番聞きたかったし、一番面白かったのが、虚無から48時間でiOSアプリをリリースするお話でした!Day2のLTは、ルーキーズLTなのですが、なんかスピーカーの方は何回もハッカソンに出ていて、受賞率91%という驚異の数字の持ち主です...!(ルーキーズじゃねえw)。アニメ声?でトークするし、3分クッキングのBGMが流れるしでカオスでしたが、内容はしっかりしてました。アプリを作る前にやる当たり前の事。のようにも聞こえましたが、実際自分自身がアプリを作るときにそれをやっていたか?と考えるとこのスライドに載ってること全部はやれてないですし、事前にやるべきことも後回しにしたりなど。アプリを作る時の基本を見直すいい機会となりました。懇親会でもお話しさせて頂きました!ありがとうございました!
懇親会
懇親会の写真全然撮ってなかったんですけど、豪華な料理とお酒がたくさん!そして色んな人と話せました!声かけてくれた方ありがとうございました!運営の方とも話せまして、大変だなぁと思うところもあれば、楽しそうだなぁというところもあるので、来年は運営スタッフとして行くのもいいなぁと思いました!
Day3
Day3も朝には朝食が配られていました!
本日の数量限定朝食です🥞 #iosdc pic.twitter.com/4Ynm8LZBDe
— iOSDC (@iosdcjp) September 2, 2018
まあ僕が行った頃には草しか生えてませんでした...
こちら、リリース直後のアプリですが、需要のない機能があるようです。#iosdc pic.twitter.com/5DZ7bk5xt5
— yamaken (@yamakentoc) September 2, 2018
Day3で聞いたトークセッションはこちら
- iOSマイクロインタラクション入門
- Swiftのジェネリクスはどうやって動いているのかコンパイラのソースから探る
- デバイス・OSバージョンの依存が少なく、メンテナンスしやすいビューを作る
- iOSアプリの開発速度を70%高速化したデバッグノウハウ
- LLDBを最大限活用してみる
ジェネリクスのコンパイラのお話は途中からついていけなかった...
— yamaken (@yamakentoc) September 2, 2018
マイクロインタラクションのお話は最高でした...!というか自分が気になってたアニメーションの動きとかサンプルコードとかも解説していて神!当日のスライドには、僕が今年の春に行って、自分も関わった会社のアプリが出ていて謎の嬉しさがあった...!
スライドに出てくるのですが、「ぽよんボタン」って何回も押したくなりますよね。そういう細かいところを考えているアプリって僕は最高に大好きですね。そういうプロダクトに関わっていきたいです。
開発速度を170%に向上させたデバッグノウハウ。こちらも圧倒的知見を得れました。。。僕自身もデバッグ自体はある程度コードを書いてからやっているので、変更直後にデバッグすることで、そこで少し時間がかかっても、大きなバグが見つかってからどこが間違っているのか探す時間を考えれば、変更直後にデバッグするのが一番だなと。その通りですね。
起動中のアプリのViewの状態を変える方法とか知らなかった!
テストは...勉強します。。。
— yamaken (@yamakentoc) September 2, 2018
余談なんですが、Day1~3のたくさんの人のトークを聞いていて思ったのが、DeNAの方々、本当にプレゼンというか、トークがうまいなぁって思いました。このスピーカーの方は、デザイナーの方に何回もスライドのレビューもらって発表の練習をしていたとか。とてもわかりやすいですし、純粋にすごいなと思いました。。。
LT
Day3のLTは転職DRAFTBEERを。
最終日のLTはTrackAとTrackBを繋げて全員が同じLTを聞けました。
個人的に聞いてよかった?のはiPhoneとAppleWatchで健康を取り戻した話です。今個人で作ろうとしているアプリが、習慣をつけるというか、三日坊主を克服することを目的としたアプリでして、最後らへんのスライドとか参考になりました。復帰導線って大事ですね。
一番最後のiOSDCネットワークスタッフの方々のLTは、テンション高くてめちゃ面白かったですw
関係ないんですけど、Day2の懇親会前のネットワークスタッフの方々が面白かったので写真載せておきますねw疲れているのかな。
iOSDCのネットワーク班の方々、LANケーブルを頭の上に乗せる新しいファッションを作ってる#iosdc pic.twitter.com/Yrg5srBYMF
— yamaken (@yamakentoc) September 1, 2018
CLOSING
LTが終わりCLOSINGヘ。
ベストトーク賞の発表が行われました!
帰りは出口までスタッフの方々とハイタッチ!
3日間お疲れ様でした!!!
最後に
ということで、iOSDCに行ってきました。で、今回Wantedlyのスカラシップスポンサー枠で行ってきましたけど。来年とか再来年とか、地方の学生の方、同じ未来大の方とかは、応募してみた方がいいなと思いました。金銭的にも楽になるのはもちろんですが、iOS強い大学生とか高校生に会えますし、泊まるところも一緒なので、皆で集まってもくもく会を実施したりとかできますので、是非是非来年iOSDCに行きたいなっていう学生は応募してみてください...!
こちら、wantedlyスカラシップメンバーのもくもく会の会場です。#iosdc pic.twitter.com/K3nLktXsxV
— yamaken (@yamakentoc) September 1, 2018
以上、yamakenがiOSDCに行ってきた感想&まとめでした。
長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました!
Wantedlyのスカラシップスポンサー枠としてiOSDCに行ってきました!(前編)
こんにちは!yamakenです!タイトルにもあるようにiOSDC Japan 2018に参加してきました!で、今回はiOSDC2018の感想などをまとめます。
iOSDCとは
皆さんご存知だと思いますが、iOSDCというのは、iOSをテーマとしたカンファレンスです。2016年から開催しており、今年で3回目です。iOSDCはカンファレンスですが...お祭りです!文化祭です!ヤバイです!めっちゃ楽しいです!普段iOSアプリを開発していない人でも楽しめます!
どういう流れで参加したのか
そりゃもちろんiOSDCのチケット買って、飛行機取って、ホテル取って... ってなると地方の学生にとっては金銭的に厳しいですよね。僕も「うーん...お金が...」って状態でした。。。開催地が東京の早稲田大学なので、それなりにかかります。。。
で、そんな時にこんな募集が!!!
概要を見てみると...
【概要】
2018/8/30-9/2に開催されるiOS Developers Conference Japan 2018に向けて、iOS開発者の大学生・大学院生を対象に、参加費および旅費(宿泊費・交通費)を支援し、コミュニティーへ参加する機会を提供させていただくことになりました。
これは地方学生にとってはありがたい!!!早速申し込んでみた!すると...
iOSDCのスカラシップスポンサー枠に受かった!
— yamaken (@yamakentoc) July 31, 2018
抽選があるようですが、ありがたいことに受かりました!ありがとうございます!
このよう感じで、地方の学生でもiOSDCに気軽に参加することができました!
Wantedlyさん本当にありがとうございました!!!
Day1
会場に入るとたくさんのノベルティ、Tシャツ、パーカー、ネームホルダーを受け取ります!ノベルティめっちゃ貰えますし、Tシャツとパーカーがカッコイイ!!!
写真のノベルティは各企業ブースで頂いた物も入ってますが、こんなにたくさんもらえます!!!これだけでも行ってよかったって感じます。
ネームホルダーはチケットを取る時にTwitterのIDを入れておくと自分のアイコンがネームホルダーに載ります。このTwitterのアイコンのおかげで、色んな人に声をかけてもらって嬉しかったです!初めましての人も「こういうものです」ってネームホルダーを見せるだけでTwitterのアカウント教えれますし、「あ、みたことあります!」ってなったりするので良さみが深いです。。。!!!
オープニング
メイン会場(TrackA)に行くと大勢の人が!全員iOSの方々って考えるとなんかワクワクしました!そしてOpeningPVが...!
ヤバイ!カッコイイ!鳥肌が!!!
このOpeningPVで会場は一気に盛り上がりました!
そして会場&企画説明ではエヴァンゲリオンのシンジ君の声優さんがナレーターをしていました!これもまた映像がかっこいいのに声も最高すぎた
スポンサー紹介では去年に引き続きエヴァンゲリオンのミサトさんの声優さんが!!!
そしてなんか映像がエヴァ?っぽいし盛大なBGMで面白かったw
オープニングが終わりトークセッションへ
トークセッション
Day1のトークセッションで聞いたのはこちら
- 複数のライブ映像を同期再生するのが大変だったので知見をお伝えします
- MicroViewControllerで無限スケールするiOS開発
- 安定したチャットを実現するためのアプリとAPI設計
- 海外展開を目指すアプリでセキュアで速い画像と動画の閲覧を実現した話
- とある端末の触覚技術 -フィードバック-
- MusicアプリのTransitionを再現する
- iOSと(深層)強化学習
- 動画アプリをなめらかに動かす技術
- 差分計算アルゴリズムを用いた高速なUITableView描画
- レガシーなアプリケーションの60fps化を目指す為にやっていること
Day1では MicroViewControllerの話が一番印象に残りました。
プロジェクトの規模にもよると思いますが、ViewControllerをかなり細かく分けることで開発力が上がったというのか驚きでした。
・一度に関われる開発者の数 2倍以上
・開発スピード 2倍以上
・Viewのパフォーマンス 3倍
・1ViewController 500行以内
これはもうどのプロダクトにも入れた方がいいんじゃないかと思うくらいメリットがありますね。1人で開発するときも有効、将来性を考えると尚更とおっしゃっていました。
iOSで強化学習とかできるのかなって少し気になってた時期があったのでとても勉強になりました。そしてスピーカーの方が面白かったw
— yamaken (@yamakentoc) August 31, 2018
小学生の頃にほうきをよく手のひらに乗せて倒れないようにするあれ。あれがCartPoleっていうんですけども、あれを実際にやってみますと言って、ペン?で実演していて会場もちょっと笑いが起きたりとか、面白い人でした。
iOSに深層強化学習を実装することはできる!!!#iosdc #b
— yamaken (@yamakentoc) August 31, 2018
結果的にはできるようです!詳しくはスライドを見てください!
ランチ
ランチは3種類の中から選ぶ感じで、ニューヨークチキンライスを!
まさかの温泉卵が付いてくる!(3日間温泉卵あった)
企業ブース
企業ブースでは様々な企業で色々とやってました(語彙力)
Findyのブースに行ったら草を生やすためのガチャがあったり、ツイッターのアレがあったりして面白かったw
FindyのCTOの方「あれ?やまけんさんですよね?よくTwitterで流れてくる。」ってなんか認知されてて草 pic.twitter.com/fhXGw92Jdt
— yamaken (@yamakentoc) August 31, 2018
認知されていたw
クックパッドではSpriteKitで作ったゲームで遊んでノベルティをゲットしたり、GMOペパボでもガチャを回してSUZURIのバックとかコップとかゲットできたりして楽しかった!そしてインターンで会った社員さん達に再開できてよかった!
あと色々と見て回ってる間に前に行ったインターン先のメンターさんやTwitterでしか話したことがない人にも会うことができて楽しかったです。
Day2,Day3...
Day2,Day3は後半で!なんか思った以上に書いてしまったので前半後半に分けます!
読んでいただきありがとうございました!
後半は下記リンクから!
サイボウズのサマーインターンに行ってきた話
はい。ということで夏のインターン1つ目である、サイボウズサマーインターンシップ2018に参加してきました!!!webやモバイル、デザイナーなどの5つのコースを選べるのですが、今回僕はモバイルコースとして参加してきました。期間は1週間だったのですが、たくさんのものを吸収できたんじゃないかなと思います。
インターン初日のこと
インターン初日に少しの緊張と共に出社してみたら...
出社したらなんか動物園に着いてた… pic.twitter.com/1NhCIxsnuL
— yamaken (@yamakentoc) 2018年8月5日
あれ?来る場所間違えたかなーっと思ったら人事の方に声をかけてもらい、どうやらここがサイボウズのオフィスであってたそうです...w
写真は取れなかったのですがこのスペース自体とても広く、イベントも頻繁にやっており、カフェのようなスペースもあり、めちゃくちゃ雰囲気よかった!
インターンで担当したサービスのこと
今回、kintoneという業務改善プラットフォームのモバイルアプリの開発に携わりました。僕もあまりkintoneがどういうサービスなのかわかりませんでしたが、実際にインターン中に使ってみると、Webアプリやコミュニケーションツールを簡単に作成することができてめちゃ便利だな〜という感じでした。
で、そのkintoneの新規モバイルアプリを開発している最中ということで、今回そのモバイルアプリの機能追加を行いました。
インターン1日目
1日目はオリエンテーションをやった後に環境構築をし、早速メンターさん方と今後やっていくことを話し合いました。この開発ではスクラム開発を行なっているようなので、スプリントプランニングとリファインメントを行い、どのくらい工数がかかるか、どのようなことをしなければならないのかをチームで考えました。そしてタスク的に5日間で終わらんなぁ...というお気持ちにもなりました。。。
僕が所属している大学のPBLでもスクラム開発を用いていますが、「なんちゃってスクラム」ですし、個人的には他の会社よりも、文章として伝えきれてないですけどサイボウズのスクラム開発はしっかりしている印象が残りました。
インターン2日目
昨日決めたことを早速実装していきました。最初のタスクとしては、web版のkintoneでは投稿者の名前の横にアイコンが表示されていないので、それを表示するというものでした。画像の取得は他のインターン生の方がやり、僕はその画像と名前を表示するCustomCellとそのClassを新たに作成しました。このアプリではCleanArchitectureとMVVMの両方の概念を元に設計しているので少し複雑でしたが、あまり難なくできました!
この5日間のタスクでは、大まかに分けると3つあるのですが、1人が1つのタスクを全てやるというのではなく、そのタスクを更に小さく分けてやりたいタスクをやっていくという感じだったので、手が空いた人から順にタスクを消化していき、2日目が終わった時点で、実は3分の2が終わっていました(皆優秀すぎ...)
インターン3日間
3日目でようやくRxSwiftを使う時がきました!このタスクでは、アプリのお気に入り機能の実装を行いました。まずはローカルの値を取得する実装。
ModelにBehaviorSubjectとして存在するBool値をM→VM→VCという流れで取得し、それに合わせてお気に入りボタンをタップした時にその値に合わせてボタンの画像を変えるようにできました!
後、モブプロをしてお気に入りの状態を取得するAPIClientを作成しました。初めてモブプロってのやったんですけど、複数人でコードを考えて書くって面白いですねwそしてめっちゃ捗ります!
モブプロで作ったAPIClientを使って実際のお気に入りの状態を取得することができました!
で、ちょっと余談なんですけど、お気に入りのボタンの実装するとき、R.swiftすげぇというお気持ちになったので共有。
(R.swiftってググれば出てきますけどなんとなく自分で復習がてら少し書こうかと..)
R.swiftとは
R.swiftっていうのは、画像やstoryboardの名前をプロパティとして取得できるライブラリのこと。
例えば画像を取得する場合...
storyboardを取得する場合...
補完してくれるしタイポなくなるしめっちゃ便利...!ワードウルフにも導入した!
アクセシビリティ勉強会
夜にアクセシビリティ勉強会という勉強会をやっていたので参加。障害を持つユーザーに対応する設計じゃなく、全てのユーザーが使えるように設計しようという勉強会で、なるほどなぁという感じでした。実際そういうことを今まで考えてアプリを作ったことがなかったのでいい機会になりました!
インターン4日目
午前中に他のインターン生の方と一緒に、お気に入りボタンをタップした時に新しいお気に入り状態を保存する処理とエラー時の処理を書きました。そしてプルリクを出したら午後にはたくさんのコードレビューが!Rxの書き方を中心に色々と書かれていたのでめちゃくちゃ勉強になりました!コードの修正と他のインターン生のタスクを一緒にやってこの日は終了。
インターン5日目
なんだかんだで最終日。1日目には絶対終わらんとか思ってたのに全部終わりました!最終日は各コースのインターン生がやったことを発表!
(インフラコースの話が難しすぎてわからなかった...)
その後は懇親会〜!
↓360度カメラ
そしてインターン終了の記念撮影
最後に
1週間のインターンですが、色々と勉強になりました!特にRxSwiftの面では本当に勉強になりました。独学でRxを勉強しようとすると概念を最初に勉強して、そのあとに色々とサンプルとか見て写経してみて...って感じで勉強してって感じなのですが、中々いいサンプルとかないんですよね。で、今回実際のアプリを触りつつコードをみつつ実際にコードを書いてみて、ってやってたらめっちゃくちゃ理解できました!やっぱ実際のプロダクトのコードを見る方が理解しやすいなと感じました。
あと、色んな社員さんの話を聞いて、サイボウズの社員さんの働き方が本当に自由で充実しているなぁと思いました。(台風の前日に社員さん全然いない感じが自由すぎる...)
また、いつかサイボウズにお邪魔できればと思います!サイボウズの皆さん、メンターの皆さん、同じインターン生の皆さんありがとうございました!!!