曇り空、淺間連峰も、はっきり見えません。
5月も半ばを迎え、すっかり「初夏」の陽気です。
芽吹きの遅い樹木、庭先の「棗(なつめ)」が、新芽を伸ばし始めています。
毎年、枯れてしまったのではないかと、ヤキモキしている「棗」の芽生えです。
これで今年も、星型の可愛い花に出会えます。
「ハス田」の水が気掛かりで、「第二賢治ガーデン」」に軽トラを走らせました。
土手には、「春紫苑(はるじおん)」が、可愛い花を着けていました。
近くの田んぼでは、今年も「向田(むかいだ)田んぼ」の田植え第1号でした。
もちろん、機械植え…、昔のような、村が総出の田植えではありません。
いわゆる「結(ゆい)」による田植えで、母は「えいっこ」と呼んでいました。
田植え前の「代掻き」で、中学生も一人前、牛を誘導する「鼻取り」役でした。
田んぼ全体に、うまく誘導できず、後ろから叱られた苦い思い出は、昨日のことのようです。
休憩時には、働いた牛にも「塩の🍙」を食べさせました。
残念ながら、今の子どもたちには、想像もできない光景です。
終戦後の食糧難時代だからこそ、貴重な体験でした。
今日、5月の第二日曜日は「母の日」です。
50歳の若さで亡くなった母親、
思い出の縁(よすが)」は、今も残る「柿の木」や「梅の木」です。
庭先の「花」も大好きで、よく手入れをしていました。
今日は、縁先の「龍田撫子(たつたなでしこ)」の花を眺めながら、亡き母を偲びます。
今日は、「佐久教育振興会」総会があり、その後、講演を依頼されました。
「賢治ワールドに憧れて」のタイトルで、1時間ほど、話しました。
「賢治を読む会」の仲間も、大勢、集まって懐かしい限りですた、
研究発表ではなく、まさに「賢治ワールド」への誘いです。
日頃の「ひろば・賢治ガーデン」、「休耕田」の「第二賢治ガーデン」の実践について話しました。
AV資料の助けも借りました。
佐久ケーブルテレビ「佐久の花と緑の物語」DVD、昨年9月取材の「陸羽132号」稲について。
童話「ふた子の星」の叙述から「星めぐりの歌」を紹介し、会場の皆で歌いました。
「ひろば・賢治ガーデン」ボランティア仲間のウクレレ伴奏でも歌いました。
時々、口ずさんで欲しいです。
アメダス、最高気温は、22.5度(14:38)、最大風速は、南南西の風3.4メートル(7:20).。
寒冷前線による雨、今のところほとんど雨は降りません。
これから、明日にかけて、まとまった雨になりそうです。