本気で挑むわんこそば
11月17日 金曜日 盛岡
今日はクロコダイルに襲われる夢を見ました。怖かったー
カイロがあると、ポカポカでした。
ついに、わんこそば。
朝ごはんは食べずに、岩手山の麓の溶岩流を見に行きました。
少し雪がありました。
来週からは通行止めになるみたい。間に合って良かった。
駐車場のおじさんに聞くと、ずっと溶岩流の中を歩いて行って、1キロほど行くと展望台があるのでそこから帰りは舗装路を歩いて帰るといいそうです。
しかし、雪!
雪積もったら一面真っ白で溶岩流まったく見えなくなっちゃうな。
日が当たってる方は雪が溶けてるので、進行方向は雪だけど、後ろ向いたら真っ黒で面白かったです。
歩きにくいゴロゴロの溶岩の上を行きます。1キロ以上歩いた気がします。足首クリクリなりました。
岩手山がとても綺麗。
260年も前から変わらない景色。
異世界でした。
誰もいなかったので、足を止めるとシーーーンと静かで、心がすーっと穏やかになります。気持ちいい空間。
真っ黒い溶岩に、自分の中の真っ黒い気持ちが吸い込まれて行くような気がしました。
石っ子賢さんの石碑。
結局1時間ほど歩いて、いい感じにお腹空いてきましたよー。
盛岡市内にもどり、わんこそばの有名店、東屋へ。
ちょうどお昼時だったので少し混んでいました。
わんこそばのお客さんは二階に通されます。入ると、おおー、わんこそばやー
細長いテーブル席に着くと、オーダーを取りに来ます。
わんこそばコースは2つあり、
3240円のコースは薬味や付け合わせが付き、食べたお椀を残して数えるコース。
2700円のコースは薬味が少しで、食べたお椀は下げられるので、自分で数を数えるコース。
つまり、最後に写真を撮りたいなら高い方のコースにしろと言うことでしょう。
周りを見るとみんな3240円のコースみたいでした。
付け合わせいらないんだけどなー。なぜなら本気と書いてマジだから!
となりのテーブルでは中年女性が奮闘しています。
給仕さんが、じゃんじゃん〜と言いながらそばを入れてます。
薬味や付け合わせが運ばれてきました。
おばちゃんが、たくさん食べれるコツを伝授してくれます。
そばつゆは飲まない。(捨てる用の桶に入れる)
なるべく噛まずに飲み込む。
東屋特製のエプロンをつけて、これから始まる競技に集中します。
準備が出来たらお椀を目の高さにあげて下さいと給仕さん。
さぁ、いこうか。
じゃんじゃん来い!!
一杯目をつるっと飲み込み、さぁ!次ぃぃ!!
・・・。
次ぃぃぃぃ!!
・・・?
じゃんじゃん来ない。
マンツーマンじゃ無いんですね。
隣のテーブルの給仕さんが兼務するようで、なかなかテンポよく行けません。
4人を受け持つわけですからね。
しかも、給仕さんの持ってるお盆には15杯くらいしか載ってないので、つまり1人3杯くらい食べると給仕さんは厨房にまたそばを取りに行くので、全然じゃんじゃん来ないわけです。。
誰か補充する係りがいても良さそうなもんですが。
やはり大食いはスタートダッシュが命!
体が満腹に気付く前に詰め込まないと。
それだというのに、まぁ時間のかかる事。
(その後、まだ帰ってくるなと願う事になるのですが、この時点では早く早くーと思ってました。)
我々2人で1人の給仕さんを独占するには、隣の中年女性を脱落させるしかない。
漫画「忘却のサチコ」でもそんなシーンがありましたが、まさにその通り。
しかし結構頑張る中年女性。
結局120杯くらい行ってました。
ちなみに、このお店では15杯でざるそば一人前。女性は30〜60杯くらいが平均だそうです。
一杯のお椀に入ってる量が多かったり少なかったりまちまちなので一概には言えないかもですが。
中年女性が脱落後、我々だけになったのでペースがぐっと早くなりました。
すごい圧力!
早く食べないと、給仕さん待ってるというプレッシャーはなかなかのものです。
100杯は軽く超えましたが、その後、なかなかそばが喉を通らなくなりました。
お腹はまだまだいっぱいにはなってないのですが、飲み込めない。
まるで、体がもう蕎麦は結構だと拒否してるみたいに。
1つのものを食べ続けると、栄養が偏りますから体がそう反応するのでしょうか。
とにかく、入っていかない。
そば以外の、カツ丼とかならペロリと食べれそうなのに。
しかし、何しにここに来た!
3000円も払うんだから、元を取らねば!!
おもむろにブラジャーのホックを外し、ズボンのチャックを下ろし、正座。
よし、まだいける。
じゃんじゃん〜
よし来い!まだまだー!
タコちゃん見ると、同じく辛そう。
漬物をかじっています。
「ヘイヘイ!そうめん地蔵みたいに店の蕎麦食べ尽くしてやるって息巻いてたくせに何だその様は。
蕎麦なら永遠に食べれると言っていたのはその口かー?」
「いやいや、やっぱり前半のスタートダッシュが出来なかったのが痛かった。てか正直、蕎麦に飽きた。」
「じゃあこの辺で蓋閉めて終わりにしな。私はまだまだ行くから」
「ヨーコちゃんより少ないのは男のプライドが許さない。てかもう終わってくれ」
「まだまだー!」
と、タコちゃんと目で会話。
長く一緒にいたらこんな芸当も出来るようになるんですね。
そこから私が10杯ほどリードし、180杯までいきました。
キリよく200杯行きたかったけど、タコちゃんが付いてこれなそうなので、ここで止めにしといてやろう。
そこから、タコちゃんが時間をかけて追いついてきて、男のプライドでプラス一杯の181杯で終了。
最後の一杯食べるのにえらい時間かかってました。本当にギリギリまでよく頑張りました。
お給仕さんのおばあちゃんの話まで聞いちゃったよ。北九州出身なんて運命的。
タコちゃんは、早くたくさん食べるのが得意で、私はゆっくり時間をかけてたくさん食べるのが得意なので今回は私のフィールドだったな。
デザートに出た夏みかんが美味しかったー!
いや、200いけたな。
100杯以上食べた人にはこの木の証明書がもらえます。
私の記録、180杯。
ざるそばで言うと12人前か。
給仕さんからはスゴイと褒めてもらいました(^ω^)
大食いの菅原さんは、記録570杯らしい。あー無理無理。
楽しかったー!
次は250杯目指します。
しかしだんだん後になってお腹が膨れてきました。
盛岡に、お気に入りのラーメン末廣があったので食べたいと思ってたけど無理かも。
とりあえず、イオン盛岡南へ。
車の後ろで横になってたらいつの間にか寝てしまった。
少し買い物してお相撲見て、花巻に向けて出発ー
車内で宮沢賢治の傑作選を読んでましたが、凄いですね。
この人の文章は、絵本みたい。
文字を読んでるはずなのに頭の中に絵本みたいに情景がしっかりと浮かんで、びっくりしました。
銀河鉄道の夜とか、なんて幻想的なんだろう。
盛岡三大麺を攻める!前編
11月16日 木曜日 宮古〜盛岡
ついに盛岡に行く日がやってきました。
私の日本一周旅行でやりたいことリストに入っている、わんこそば。
楽しみです。明日の予定ですけどね。
宮古から盛岡まで2時間くらい、途中区界高原では雪が降っててビビりました。
盛岡に着いて、
まずは盛岡三大麺の1つ、盛岡冷麺のお店へ。
駅前からすでに焼肉の香りがする盛岡。
駅から10分ほど歩くと賑やかなアーケードに着きました。
盛岡、そこまで都会でもなく田舎でもなくなんか独特の雰囲気の町です。
古い建物も多くて、街歩きが楽そう。雑貨屋さんとかもお洒落です。
冷麺の元祖という食道園に来ました。
食道園という名前の焼肉屋さんは全国に何店くらいあるんだろう。
私の冷麺のイメージは、灰色の四角いゴムみたいな麺に、牛の出汁のスープというイメージですが、果たしてこれいかに。
お昼時でしたがお店は空いていました。
今日は今年一番寒い日。そんな日に冷麺食べに来るのは観光客くらいのものか。
メニューを見ると、カルビセット半冷麺に惹かれました。
ちょっと贅沢すぎるかとも思いましたが、肉食べたい!!
しかもセット内容に書いてある卵とは?気になりました。
先にカルビセットが運ばれてきました。
どうやら卵は溶いて、すき焼きみたいにしてお肉をつけて食べるみたいです。
焼肉のタレがありませんので、タレに漬け込んだ肉を卵で食べる・・・それ絶対美味いやつやないか!
お肉の焼ける音と匂いがたまりません。
6切れしかないので、一枚ずつ丁寧に。
決して焦がす訳にはいきません。
その肉を卵につけて、、、食べる!
う〜ん、至福。
しかし、卵の味が少し薄いのか、そこまで卵感はなくて、ほんのりマイルドになる感じです。肉も焼くことでタレの味も薄くなりますから、すき焼きほどのベストマッチではないかな。
お肉を食べ終わる頃に冷麺きました。
カクテキが別皿で来たので好みで辛さを調整します。
麺は透明で、そこまでゴムみたいに噛めなくはない。味はうん、冷麺。。
若くて今時の男の子の店員さんがいましたが、非常に素晴らしい接客をされてました。
私の中の、いつかお店を持った時に雇いたいリストに入りました。
彼になら、バイトリーダーを任せてもいいかな。しっかり目を見てにこやかに「有難うございました、お気をつけて」と言われると、非常に気分がいいです。
なんかすごい良いことをした気分になります。彼がアメリカで働いたらかなりのチップを稼ぐ事でしょう。
食後は街歩きをしようと思ってましたが、雨というか、みぞれというか、つまりは雪が降ってましたので近くの裁判所にある石割桜を見て、
少し材木町をプラついて帰りました。
南部古代型染めのお店があって、めちゃくちゃ可愛いんですが、結構高いんですよね。
カバンとかもありましたが、何となくデザインが年配者向けというか。。
うーん、もったいないなぁ。実にもったいない。
それから福田パンへ。
コッペパンに、いっぱいあるトッピングを2つ選んで挟んでくれるお店です。
これだけあると迷うなぁ。
お店の人に聞き返されるくらいトリッキーな注文もしてみたい所ですが、無難にあんこバターとチョコホイップにしました。
岩木公園の展望台に行って食べました。
てか今日は本当に寒い!!
早く南下しなくては。
そこでお相撲見てましたが、博多湾の映像が映るんですが、明るいなぁ。
もうこっちは真っ暗ですが、福岡はまだ明るい。遠くにいるんだなぁといつも改めて思います。
ちなみに、大阪アナと北の富士さんと舞の海さんの時の解説が好きです。
明日は、荒鷲と千代翔馬の対戦があります。2人はよく似ててどっちがどっちかわからない時があるので2人同時に見れるのが楽しみです!!
晩ご飯に、じゃじゃ麺行きますよー。
白龍というお店に行きたかったのですが、本店は駐車場がなく、デパ地下に入ってる支店は、目の前に90分100円のパーキングがあったのでそこに行きました。
6時20分くらいに行きましたが、もう料理は終わったと言われてショック!
どうやら7時でデパート閉まるぽい。まじか。
せっかく駐車場とめたので、本店まで歩いて行きました。割と近い。
でも逆に良かった。本店はなかなか雰囲気があって良いです。
じゃじゃ麺には食べ方があるのをご存知ですか?
まずは味噌だけ混ぜて一口。後はお好みで、ラー油・にんにく・しょうが・酢などを混ぜるべし!!
そして!!麺を少し残して、器に卵を割りいれ溶かして、スープと味噌やネギを入れてもらう。それをまた好きに味付けして飲む。
じゃじゃ麺は3回くらいは食べないと自分なりのベスト配合が見つからなくて美味しいと思えないらしい。
しかし何と複雑な工程。
小がラーメン一杯分らしいので小を注文。15分ほど待って、来ました。
おー、美味しそう。
まずは味噌だけ。うん、なかなかイケる。
後は色々まぜまぜ。
確かにまだベスト配合が見つからない!
けど、美味しい。
最後の卵スープもまたいいですね。ご飯入れたいくらいです。
はぁー満足。もう一軒くらいじゃじゃ麺食べたいな。
実は朝からくしゃみ鼻水止まらなくて、どうやら風邪ひいたみたいです。
盛岡市内なかなか車中泊スポットないし、
今日は温泉入ってあったまって寝よう。
盛岡市内から北に20キロほど行った道の駅で寝ます。今日は本当寒い。カイロ買ったので少しはあったかくねれるかな。
宮古の浄土ヶ浜をおじさんと歩く
11月15日 火曜日 宮古
道の駅でも、めっきり車中泊してる人が少なくなりました。むしろ、全然いません。
昨日は近くに大分ナンバーがとまってたので何だか安心しました。
ジムニーで狭くないのかな?と、不思議だったので朝話してみると、運転席以外は取り外して板を敷いていて、なるほどーと思いました。
人の車見るの楽しいです。
今日は、浄土ヶ浜に行きました。
ある僧が、極楽浄土の様だと言ったという浄土が浜。
観光ボランティアガイドのおじさんが、駐車場から浜まで案内してくれました。
宮古では、ありがとうをおおきにと言うそうです。
宮古市の宮古は京の都からもらった名前だとか、浄土ヶ浜の由来、石の話、海の話、色んなお話が聞けました。
今まで食べた肉の中で一番美味しかったのはタヌキと言うのには興味をそそられました。
そして、津波の話もしてくれました。
津波の語り部もしているそうで、とても詳しく教えてくれました。
私が聞きたかったこと、考えてもみなかった事、体験したから言える事、本当に貴重なお話が聞けて良かったです。
この石碑。
石巻の方があちこちに寄付しているそうです。
津波が来たらすぐに高台に逃げる事などが大切な教えが書かれていますが、いかんせん見にくいし、字体や文体も古いので読みづらい。
人が見ないのでは意味がないということで、ある地域ではこれを木で作ろうとしているそうです。木なら腐るので作り変えるし、その度に時代にあった文に直せると言うのです。それはいいアイデアです。
山の向こうの集落には40mの津波が来たそうですが、家などの物的被害はなかったそうで、なぜなら先祖の人たちが、ここから先に家を建てるなと石碑を残していたからなんだそうです。だから津波が来た所には家がなかった。
すごい話だと思いました。
だって、漁師さんなら海に近い所に家を建てた方が便利なのに、先祖の教えをちゃんと守っていた。来るか来ないか分からないものを予防していたんです。
不便さよりも、危機管理を優先出来ていた事がすごい。
あと、今どこも作ってる高い高い防波壁。おじさんは、ずっと反対だったそうです。海が見えなくなるから。確かに、海は全く見えません。
やっぱり反対の声もあるんだ。
けど、ある人にこういう考え方もあるというのを聞いて、納得したそうです。
高い防波堤があった地域となかった地域とでは、行方不明者の数が全然違うそうです。最期のお別れが出来るのと出来ないのでは残された人の気持ちが大きく変わる。いつまでも区切りをつけられなくて辛い思いをする。だからそういう意味で考えると、防波壁は必要なのかもしれないと思うようになったそうです。
その考えには思い至りませんでした。
けどあれだけ高いと波もそうそう超えてこれなそう。
やはり地元の方でも、津波の恐ろしさを後世に伝えて行こうと思う方と、津波の話なんかしたくない聞きたくないと思う方といるようです。
至る所で津波の看板を見ますが、やはりそれも嫌だという人もいるそうです。
心無い事を言った観光客の話には腸が煮えくり返りました。
優しい心を持って被災地に来て欲しいと言っていました。
ビジターセンターはお洒落な建物で、展示などもありました。
色んな事を教えてくれたおじさんに感謝です。
お昼はカレー屋さんへ。
950円でカレーやナン、ラッシーやデザート、サラダなどが食べ放題。
なかなかカレーってそんな食べれないですね。
けど、ラッシー久しぶりに飲んだら美味しくていっぱい飲んじゃった!
インドを思い出しました。
悪い思い出しかないけど。
おじさんが、近くの川が本州で一番鮭が多くて今の時期うじゃうしゃいるというので行ってみましたが、おらず。
やっぱちょっと遅いんじゃ?
旭湯
懐かしい感じの銭湯。
あの、頭入れて乾かすやつとか、自分で動かすマッサージ椅子とかありました。
人工温泉。
薪で沸かしてました。
煙突のある銭湯久々見た。
道の駅に戻り、ブログ更新。
今日は寒いです。
ケチらない東北。景勝地と龍泉洞
11月14日火曜日 野田〜宮古
昨日は隣で若者たちが車の改造かなんかしててなかなか寝つけませんでした。
駅と道の駅が一緒になってるところは夜中も結構騒がしいです。
そんな中でもいつの間にか眠りにつけてるという事は、結構神経が太くなってるのかも。
なんかあってもタコちゃんがいるという安心感もあるのかも知れません。
女一人だったらもっと慎重になりそうです。
さて、昨日食べた豆腐田楽が美味しかったのでまた買いに行きましたが、まだやってませんでした。ショック!
かわりに味噌おにぎりとアンドーナツを買って朝ごはん。
後半戦に向けて温かい緑茶用の水筒を1つ買い足しました。
やっぱり緑茶はホッとしますねぇ。
ニンニク風味の味噌が塗られた焼きおにぎりと緑茶は最強コンボでした。
そうそう、やっと小さなヤカンを買いました。今までお鍋でお湯を沸かしてましたが、やっぱりヤカンは便利ですね。もっと早く買えば良かった。
今日は、北陸の景勝地を巡ります。
海沿いをずっと走って、
何か展望台発見。
宮沢賢治先生の石碑。色んなとこにあったんだー
そして、北山崎へ。
なかなかダイナミックな景色です。
第一展望台から350段ほど階段を上ったり下りたり
して第二展望台へ。
そんなに景色は変わらないかな。
結構いい運動になりました。
ビジターセンターに入ると、映像コーナーがあったので少し観て、
岩手のガイドブックがあったので情報収集。おぉ、宮沢賢治先生は岩手なのか!
花巻に記念館的なのある。そこ絶対行くーーー!!
それから、鵜の巣断崖へ。
車を止めて少し歩くと、
リアス式海岸が一望できます。
リアス式海岸丸わかり!
海きれい。
駐車場に戻ると、隣の車のおじさんに
九州のナンバーだけど、これからどっちさいくんだ?と聞かれたので、南下しますと言うと、それなら良かったー、タイヤ見たら夏タイヤだから北に行くならこれじゃ危ないから心配してたんだーと言われました。
優しいなぁ。
九州の方も地震があってたけど大丈夫だったか?と聞かれました。
本当に優しいです。
それから、震災のことを話してくれました。
これから少し東日本大震災について書きます。
太平洋側を走っていると、こういう看板が何度も何度も出てきます。
津波浸水区域です。
その度に、え!?こんな所まで?と驚きます。
そして、どこもかしこも護岸工事をしていて、高い防波堤を作っています。
集落から海は全く見えないくらいの高い堤防。ずーーっと続いてるんです。
川が海に流れ込む河口では、大きな水門が作られていて、防波堤のはじっこである山側の道路と集落のある道路の間にも大きな水門がある所もありました。
もう二度と、繰り返さない。という強い意志が見えて、本当に凄いと思いました。
また同時に、津波を経験していない地域でも、もしもの時に備えたこういった整備が必要なんじゃないかと思いました。
私の父も漁師で、海のすぐそばに住んでいます。高い防波堤なんてないので津波が来たらすぐにのみこまれてしまうでしょう。
もちろん、ものすごいお金のかかる事だし堤防があることで日常では逆に不便になることもあるかもしれないけど、本当に何かあってから、失った人は戻ってこないから、危機感を持ってあらかじめ何か対策をした方が良いんじゃないかと改めて思いました。
この太平洋側のルートを走っていると、6年8ヶ月経った今でも津波の爪痕に気づくことが多くて、いかに大変な事態だったのかに驚きます。
真新しい建物ばかりだったり、ナビと道路が全然違ってたり、工事中だらけだったり。橋が途中でなくなってたり。
常に看板で、津波の高さとか、ここからここまで津波が来たとか、津波が来た時の避難路とか、至る所で津波のふた文字を目にします。
もちろん大惨事の教訓として忘れない事も大切だとは思うのですが、
津波で家や家族を亡くされた方は毎日このふた文字を目にして辛くはないのかとも思いました。
これからさらに南下するともっと被害の大きかった町になります。
今の私に出来ること、正直分かりませんが、東北ではお金をケチらずにどんどん使って、東北の良いところをいっぱい紹介したいと思います。
本当は、何も知らない私がこういう事を書くのは止めとこうと思っていたんですが、高い高い防波堤がたくさん出来てるのを見て、本当に凄いと感動して、こんな風になってるとは私は知らなかったのでどうしても紹介したくなってしまいました。もし、気分を悪くされるような事を書いていたらごめんなさい。
龍泉洞は、入洞料が千円もするのでどうしようか悩んでましたが、ケチらない東北がテーマなので思い切って行ってみました。
日本三大鍾乳洞の1つらしいです。
入り口の前に龍泉洞の水がありました。
飲んでみると、とっても美味!Ph7.5とはなかなか!!すっと体に染み込みました。
中に入ると、天井から水滴が常に落ちてます。ここの見所は、地底湖です。
98メートル!
歩道は整備されてますが、天井が低い所もあり、洞窟気分を少しは味わえます。
鍾乳洞ではよくある、何かに見える鐘乳石シリーズ
ビーナス?
獅子?
などを見つつ、あっという間に一番奥の第三地底湖に着きました。
世界一の透明度だそうです。
確かにきれい。。落ちたらどうなるんだろう。
救命浮き輪はあるけど。
そこから急な階段を百何十段上がり、上からの展望。
ひんやりとした鍾乳洞で汗だくになりました。
割とあっさりと終わってしまった。。
天然記念物のコウモリも見つけられなかったなぁ。
共通チケットの新洞科学館
てっきり資料館みたいなもんかと思っていたら、ここも鍾乳洞でした。
なかの写真撮影は禁止。
どうやら、鍾乳洞の中で土器の破片や動物の骨などが見つかり、縄文時代にここで生活をしていた人々がいたという事が分かり、調査中みたいです。
色んなタイプの鐘乳石があり、面白かったです。
こういう鍾乳洞の調査とかする人になってみたいなぁ。
それから宮古市に向かいます。
何か美味しいお店はないかなぁと調べていたら、良さげなお店発見!廃業してます。また発見!廃業してます。
うーーん。残念。。
宮古の道の駅の周りは工事中で、道の駅だけがポツンとあります。
新しくてすごく綺麗。
調べてみたら、宮古市もかなり津波被害が大きかったようで、この辺りは全て海水にに浸かっています。
駐車場でお相撲を見て、晩御飯はスーパーへ。6時半だというのにお弁当やらがもう半額に!
ケチらない東北宣言はどーした!?
と言われてしまいそうですね。これからこれから。
じぇじぇじぇ!!
11月13日久慈〜野田
確か3と8のつく日に朝市を道の駅のすぐ近くでやってるとのことなので見てきました。
本当に何軒かなくらいの小さな市ですが、地元の方にとっては大切なお買い物の機会なんでしょうね。
お店の人とお客さんの掛け合いにホッコリ。頭に布巻いて、コロコロカート押しながら買い物に来てるおばあさんが画になります。
ホタテの燻製が美味しかったなぁ。
あと、田子のニンニクが100円で売ってたので買いました。青森のスーパーでも普通に高くて買えなかったので。
こんな感じでシャッターに絵がいっぱい書いてました。
これは何なんだろう?
ここまであまちゃん推しなら、、、いいでしょう。聖地巡礼だー。みたことないけど。
まず、岩のプールに行きました。
ここは、主人公のあきちゃんが潜水の練習をした所らしい。
岩のプールなんて楽しそう!
わくわく
ありゃりゃ!?
水なし!とりあえずエアースイミング。
海水をポンプで引き入れてプールにするみたいです。夏だけ。そりゃそーだ。
てっきり自然に海水が溜まってプールになってるのかと思いました。
なんなら寒中水泳かましてやろうかと思ってましたが残念!
お腹すいたのでご飯。
近くにラーメンショップがあり、レビューで、店長が某プロレスラーに似ていると書かれてたので、誰なのか気になって行っちゃいました。
某プロレスラーって事はそんな有名どころじゃないのかな?
まだオープン前だったので、お店の駐車場で待ちます。
2人ともプロレス好きなので誰なのか予想しあっていた所に、暖簾を持った店長登場!
2人で「馬場かぁー」とハモりました。
ラーメンショップってどういう形態なのか知らないけど店ごとに味やメチューが違うんですね。
前食べた所は豚骨醤油みたいですごい美味しかった記憶があります。
ここのは醤油ラーメンでした。
地元の人が多く利用してて、地域に愛されてる感がしました。
実は昨日から車のエアコンがつかなくなってしまって困っています。
洗濯物を乾かすのに酷使してたから壊れちゃったのかしら。
ラーメンショップの駐車場で、ネットで調べて、ひょっとしたらヒューズが切れてるかもしれないと思い見てみるけど、ヒューズを取る道具がないので見れない。
もし切れてたとしてもこの辺にはオートバックスとかないしなぁと思ってふと横を見ると、電装屋さん!
ラーメンショップの向かいが電装屋さんでした。
看板にもカーエアコン修理と書かれていて、DENSOの表示も。
てか、DENSOって何作ってる会社なんだろうと思ってたけど、電装だったんだと初めて気付きました。
これは運命だと、すぐ行きました。
ヒューズくらいなら安いだろう。
お兄さんがいたので、見てもらうとすぐに、これはヒューズじゃなくてモーター変えないとダメですよと言われました。
カナヅチでモーターをガツンとやったら動いたので、中の何かの部品が摩耗してるらしい。
15000円くらいかかるそうで、すぐには出来ない様なのでお礼を言ってお店を出ました。
車屋さんに聞いてみるとスズキのお店に持ってったらタダで直してくれるそう。
3年保証万歳。
またエアコン出なくなったら足で小突いたら出るのでそれまで騙し騙し。
海岸線を走り
海女センターに行きました。
シーズンには、ここで実際に海女さんが潜ってるのが見れるそうです。
が、500円かかる。
ここであきちゃんが潜ったらしい。
堤防を走ったり、なんとかさんの監視小屋があったりしましたが、やっぱりあまちゃん見てないと全然わからない。
津波でも切れなかった縄。縁結びの聖地になってるらしい。
さて、お風呂に行きます。
べっぴんの湯。
PH10.8というのを見て是非行きたいと思ってたら温泉博士に載っててラッキー!
ナビが勧める道より近そうな道があったので行ってみたらすごい山道で怖かったー!
期待して行ったけど大した事なかったです。
帰りにスーパーに寄ってみると、珍しいお魚がいました。
我々は用も無いのにスーパーをぶらつくくらいよくスーパーに行きます。
地域の特色が出ていて、本当に楽しい!
そして今日はコイツをゲット。
マンボウ!!初めましてー
一度に三億個も卵を産み、
ちょっとビックリただけで死んじゃう超ナイーブな魚。マンボウ!
よく洗い、塩もみしてまた洗って食べる様にと書いてたので
スーパーの前の水道をお借りして洗いました。
ぷりぷりしてる。
あと、スーパーで田楽焼いてたので買いました。
道の駅野田が今日の宿。
ここはリアル駅と併設の道の駅。
駅の待合室にテレビがあったので相撲を見て、ご飯。
マンボウはコリコリシコシコで、食感は楽しいけど、そんなに美味しくない。けど思ったより癖もなくて食べやすかった。
豆腐田楽が、ニンニク味噌で激ウマでした。
八戸館鼻岸壁朝市は楽しい。
11月12日 日曜日 八戸〜久慈
やっとこの日がやってきました!
八戸の館鼻岸壁朝市です。
あの大きな漁船がいっぱいの港であるみたい。
ネットで見ると、3月から12月の毎週日曜日に開催されていて、毎週1万人もお客さんが来るとか。
日の出から9時くらいまでやってるそうですが、6時くらいにはもう駐車場いっぱいだとか書いてたので、4時半に起きて行きました。
今泊まってる蕪島の駐車場からはすぐ近くです。
こんな真っ暗な中、本当にやってんのかなーと思いましたが、すごい、やってる。
さすがに4時半は車も余裕で近くにとめれましたがそれからどんどん人出は多くなっていき、帰る頃には港の外にもずらーーっと路駐してる車が。
私は朝市とか市場とか大好きです。
周りの車のナンバーを見ると、八戸ナンバーが多くて、地元の人も来る朝市なら間違いないなと思いました。
真っ暗な中、ライトの明かりの下で売買がなされて、なんかいいなぁ。
非日常感にわくわく。
お店もいっぱいあって、色んなものが売っていました。
やっぱり青森、りんごは欠かせない。
りんごにも色んな種類があるんだよなー。
本当にいっぱいの種類のリンゴが売っていました。
中まで赤いリンゴ。すごく酸っぱいけどお菓子作りに最適らしい。
木箱で箱買いしてる人も多かった。
しかも安い!1個30円からありました。
私も1つ買おうと、お店の人にオススメをきくと、
というので、りんごにコクとは何だ!?と思ったので買ってみました。
うん、確かにコクがありました。
皮のついてる果物は剥くのが面倒であまり買わないんですが、やっぱり美味しいですね!!
後は、味噌生姜おでん。
においに誘われてついつい食べちゃう。
味噌生姜味のおでんは初めて食べたけど、これもなかなか良いです。
大根しみしみ。漬物まであって、味の濃いおでんとさっぱりした漬物の無限ラリー。
小籠包も。肉汁どひゃ
昨日食べた塩手羽屋さんは大繁盛!
大量のフライヤーでガンガン作ってます。
何と言っても食べたかったのは、さばですよ。八戸沖で捕れるサバは脂が乗ってまんまる太って、トロさばと言われるほど美味いんだそうな。
サバを求めて歩いていると、こんなお店発見
ほうほう半身で350とな。いいお値段。
もう少し歩いてたら、サバの開きを置いてたお店があったので見てると、お客さんのおばちゃんが、ここの干物は塩加減が最高だから、私はいつもここで買ってる。とオススメされました。
けど、自分で焼くのは面倒だしなーと思ってると、お店の奥に炭火発見!!
おじさんに、焼いてくれたりしますか?
と聞くと、おー、ちょうど今焼いたのあるから食ってけーと言ってくれました。
1匹350円だったのが何も言ってないのに300円にしてくれて、火のそばで食べさせてくれました。
しかもお母さんが、白ご飯あげようか?と、パックに入った白ご飯までくれました。ありがた過ぎる!!
塩サバには白飯ですよね。
食べてる時もお話ししましたが、めちゃくちゃ優しくて、方言と言い佇まいといい最高でした。人がいいなぁ、八戸。
さばも、丁寧に骨が抜かれてて食べやすく、脂がのって美味しかったです。確かに塩加減もバッチリ!でした。
あー、朝市楽しい!
色んなものが売られているし、ここに住んでたら毎週通って色々買いたいです。
実際はこんな早起き出来ないだろうけど。
何周も回って、甘酒や八戸ブイヤベースものんで、ちょうどいい朝ごはんになりました。
起きたらお昼でした。よー寝た。。
よーし、もう八戸で思い残すことはない!
八戸かなり気に入りました。住みやすそうだし、楽しいスポットがいくらでも発掘できそうなワクワクがあります。美味しいものもいっぱい。味のある食堂もまだまだある。
住んでみたいなぁ。
さて、これからどうする?とタコちゃんに聞くと、
9時に行ってみたい?とか、
このまま海岸線行けば1時間くらいで9時に着くよ。とか、
9時からどっちに行くかだなー。とか、
9時の前になんか食べる?とか、
訳のわからないことを言っています。
今は12時だし、何の話?と聞くと、
久慈市の話らしいです。
あぁ、久慈!!
ドラマあまちゃんの舞台となった市。
じぇじぇじぇですね!見たことないけど。北限の海女の町なんだって。
行ってみよー!
八戸からすぐ着きました。
まずは、本屋さん探し。
そろそろ温泉博士の12月号が出てるはずです。あったー
しかも、行こうと思ってた久慈のべっぴんの湯が載ってるじゃないですか。最高です。
その後広い駐車場でお相撲を見て、かっぱ寿司が目の前にあったので行きました。初めてです。
いつも回転寿しに行くと、7皿しか食べれない7皿の壁があるんですが、ここはシャリが小さめだったのでもう少し食べれました。試しにマグロを食べてみると、やっぱり大間のマグロと全然違うんだなーと思いました。
今日は道の駅山瀬土風館で寝ます。
休養日。卵3個と4分の1。
11月11日
ポッキーの日ですね。
今日は特に何にもしてません。
大荒れの天気の予報だったので、スーパー銭湯に逃げ込む予定。
けど、雨も降ってないし良かった。
朝は、昨日のみなと食堂のあたりを散策しました。
朝市があるみたいなんですが、ちょっと見つけられず。
お腹すいたので、港の所で塩手羽食べました。朝市では大行列が出来るそうなので今のうちに。
塩味の手羽先!なんですが、サックサクと言うか、ザックザックで、確かに美味しい。けど、油こいのでたくさんは食べれない感じです。どうやったらここまでザクザクになるんだろう。
極楽湯の近くに、UNIQLOとかブックオフとか入ってるショッピングモールがあったのでブラブラして、極楽湯へ。
ここは、入浴料で岩盤浴も無料で入れるそうなので、ブログ書いたり長居するつもりで電子機器一式持って行きましたが、岩盤浴は男女別で、脱衣所の所にあって裸で入る感じで、休憩室もないしで、一回出たら再入場出来ないしで、あてが外れました。
タコちゃんと待ち合わせ時間決めてなかったので早めに出たんですが、食事処兼休憩所に行くともう先に待ってて、どのくらい待った?と聞くと、漫画トランスフォーマーの15巻をスッと。
おぉ、結構待たせたな。
ワンコインメニューが美味しそうだったので食べました。
それから漫画読んで出ました。
たまにはゆっくりの日もいーなー
漫画読んでたら晩御飯の時間です。
八戸の年季の入った食堂シリーズ
すごい良い。ザ食堂。
カウンター下の本来ならカバン入れる所に漫画ぎっしり。
けど、ここまで読みたい漫画がない事も珍しい。
再来した時はどこに座るかで、続きが読めるか決まるんだなー。
てかぐっちゃぐちゃで一巻から読めることはなさそうだ。
こういう時は、浦安鉄筋家族とかの何巻から読んでもOKな読み切りものを入れて欲しい所だ。
これについてはトイレ本と同じで、食事が出来るのを待つ間の5分〜15分あたりでサクッとキリよく読めるのが望ましいですよね。
もしくは食後に一服してる間にも読んで、ちょうど一巻読み終わるくらいか。
私の中で、そういう漫画のランキングがあるのですが、いつか紹介したいと思います。
さてさてお店は、
ブラウン管テレビ!生肉!ほんだし!
生姜焼き定食頼んだら、卵多いな!
で、またホームである蕪島の駐車場へ。
明日は朝市!ガチの朝市!早起きだー