はせる

は・せる、馳せる

この「41」ってなんか意味あるんすか? (2024W18)

 誕生日週。

2024W18 (2024-04-29 / 2024-05-05)

 41だってさ。健康に懸念が出たときには「40代だしな……」と思うけど、最近はもう「自分が何歳であるか」ということを考えながら生活しなくなってしまった。これはただ数字で自分の年齢を意識しなくなっただけで、「自分はもう、若くない、若者ではない」という意識は常にある。この部分はちゃんと弁えておかねばならないことだと考えていて、そうしておくことで、時と場合によって羽目を外してよさそうだ、と思うこともできるようになる、でしょう。
 41歳の抱負は特になく、年始にしたためた「今年の希望」をこなすよう行動するだけだ。例えば「今年の希望」を誕生日に書いたなら、それが「○歳の抱負」なんだと思う。

 さらに本厄、しかも大厄の年でもあるので、年始に「節分が過ぎたら」と宣言して結局行っていなかった厄払いにも、ちゃんと行ってきた。これまでに特別「厄」が降りかかってきたと思える出来事はないけど、これからなにかあっても「これ以上の悪いことが起こる可能性は潰しおいてよかった」と考えれば楽になるというもの。妻が息子のためにと応募するイベントの抽選に外れても、私の所為にされなくて済む。

 感謝千万。私はげんきです。何歳になろうが、年齢は連続して積み上がっていく私を表現しているにすぎない。今後の活躍にご期待ください。よろしくお願いいたします。

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日常のなか (2024W17)

 日常のなかで立ち止まって考えること。

2024W17 (2024-04-22 / 2024-04-28)

 4月23日のTBSラジオ『Session』の19時台『Front Line Session』で、永井玲衣さんによる「友達ってどういうこと?」をテーマにした哲学対話を、興味深く聞いた。「哲学対話」は1つの結論を導き出そうというものではない。荻上チキさん、南部広美さん、永井さんの対話を聞いて、どういう関係が「友達」なのか、どうなったら「友達」なのか、それは人それぞれの程度があるんだろうなぁ、という気持ちを強くした。

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 同じ人との「友達」という関係の中でも時期によって関係性の濃淡がある、ということもわかる。私は今、全方位に対して淡い関係性なのだ、と考えれば、「今、友達がいない」とは言えないのではないか、と視線を一時的にずらせる(このままではよくない)。

 私にとっての「友達」は、呼びかければ応えてくれる、呼びかけられれば応えたい、という人であるような気がする。連絡すれば返信をくれる、どちらかが一緒に遊びたいと思えば予定を合わせる、という感じか。だから「この人とはあんまり……」という印象なら、呼びかけようと思わないし、呼びかけられても応えない(はぐらかす)。これは、お互いの連絡先を知っていること、もしくは連絡手段がなくても頻繁に会う機会があること(行きつけのお店が一緒、とか)、が前提条件になる。そうでないと「知り合い」「知ってる人」なのかもしれない。

 友達に連絡を取りたくない、わけではない。誰かと遊びに行きたくない、わけではない。夫婦や家族でいる時間に重きを置いていただけである。連絡をしてみて、応答がこなければそれまでである。
 こうやって考えていると、近年疎遠な友達に、めげずにこちらから連絡取れそうな気もしてくる。

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風景 (2024W16)

 「風景」という時点で「視覚」にかなり寄っているのよね。

2024W16 (2024-04-15 / 2024-04-21)

 点字を打ち込む体験をしてみて、点字の1文字を認識することの大変さを思う。目で見てしまうとそちらの情報を優先してしまうし、でも目を閉じたところでどこからどこまでが1文字分の情報であるかを感じ取ることすら難しい。目の前でスラスラと読まれると余計にその差を感じてしまう。点字の普及率は視覚障碍者の中でも1割程度ということにもびっくりした。

 妻が息子を連れてさまざまなイベントや体験に連れて行く中で、私はずっと前に行った『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』のことをよく思い出す。そのときは写真繋がりの友だちに連れられて行ったんだった*1。全く灯りのない“純度100%の暗闇”の中を、視覚障碍者に案内してもらいながら視覚に頼らないコミュニケーションをする体験。これが、なかなか貴重ですごく印象に残っているのだった。最初に思いついたときには息子が「小学生以上」という制限に引っかかっていたけど、気がつけばもうそれを過ぎている。誘ってみようかなぁ。

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2024-118 鉄と鉄

 2024年4月27日、土曜日。晴れ。

 ドラマ版の『夢中さ、きみに。』を見終わる。林役になにわ男子の大西流星松屋役に福本莉子、二階堂役に高橋文哉、目高役に坂東龍汰、とキャスティングの妙を感じる。ドラマ版オリジナルキャラクターの荒川に河合優美もいて、よき。

 図書館へ。返却して、ゆっくりと蔵書を見て回る。芸能人のエッセイも結構ある。志村けんとか、ミッツ・マングローブとか。今回は見送って、『日常の絶景』『文學界』『文藝』などを借りる。

2024-117 プレイリスト

 2024年4月26日、金曜日。晴れ。

 プレイリストをシャッフルで再生する途中で、ぷにぷに電機の『君はQueen』が流れてきて、すでに夏を感じた。

 夏だわ。と感じて過ごしていると、夕方以降に風に当たると少し肌寒い。

 息子の防犯ブザーが電池交換の時期なので、100均で単4電池を買った。防犯ブザーに充電池を使うのはありなのかな、と考えるけど、いまいち踏み切れない何かがある。電池はまだ残量がありそう。というかある。壁掛け時計は遅れたり止まったりで換えるけど、防犯ブザーはその目的上、切れてしまう前に交換する。

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