スターウォーズ最後のジェダイ 感想

スターウォーズEP8見てきた。
TOHOシネマズ上野で。新しいせいか、音もいい(気がするだけ)
けっこう、「よくなかった」って意見が多いみたいだけどワイは面白かったと思う。
キンタロー。濱田岳の子どもみたいな整備員は多少ウザかったけど戦闘シーンにバリエーションがあったのと読めない展開が良かった。
カイロレンは前回に引き続き愛せるヘタレで良かった。
キャプテンファズマ、でかい。あの時代に実体武器、カッコいい。
プレトリアンガード(スノークの赤い近衛兵的なやつ)もカッコいい。
レイア姫の謎復帰、笑いそうになった。
ワープ特攻の、ついにやってしまった感。でもそれがいい。
細かい部分が気になって仕方がない人は、鑑賞向いてないかもね。

アンパンマンを見て思うこと、とかいうアフィ記事を見て思ったこと

Facebook見てたら、高校の先生がこんな記事をシェアしていた。
タイトルは「アンパンマンを見て思うこと」。

http://kenkonosusume.com/annpannmannw
末尾の★は半角o

アンパンマンを見て育った古参勢のワイは一体どんな考察なのかちょっと気になって見てみた。

結論、見るに値しないアフィリエイト記事で、むざむざそんなブログの収益に貢献したくもないので以下に解釈・要約をした。
※記事自体も広告の上、次のページに行こうとするとまたも広告が表示され、まったくユーザーフレンドリーでない。

アンパンマンvsばいきんまんみたいな
単純な正義vs悪の構図・勧善懲悪の価値観では世の中の問題は解決しない。対してセカオワの曲は人それぞれ正義があるって良いこと言ってるよ。良い大学に行くとか良い会社に入るとか世の中これが正しいみたいな価値観色々あるけど、そんなことはねぇ、そんなことよりネパールのNPO活動やろうや、あと健康グッズ買ってくれや。やはり大勢で糞まみれになると最高やで。こんな、変態親父と糞あそびしないか。ああ~~早く糞まみれになろうぜ。岡山の県北であえる奴なら最高や。わしは163*90*53,おっさんは165*75*60、や糞まみれでやりたいやつ、至急、メールくれや。土方姿のまま浣腸して、糞だらけでやろうや。

アンパンマンを見て食べ物の大切さとか人に親切にしようとか色んなことを学んだワイからするととても読むに耐えないブログであった。

この投稿をシェアした先生も尊敬している人なので複雑な気分になった。

色々言いたいことはある。

まずアンパンマンが単純な勧善懲悪のアニメかというと、もちろんそうではない。
ばいきんまんは純粋な悪なのかというとそうでもない。親切なことをする回もある。
プリンちゃんとエクレアちゃんが絡む回、病気を治すキノコをアンパンマンのために取ってあげる回、ジャムおじさんをお手伝いしてあげる回、ドキンちゃんのワガママに付き合ってあげたことについては枚挙にいとまがない。
もちろん多くの回で悪いことをしてはアンパンマンの鉄拳制裁を受けるが、悪いことをしない限りはもちろんアンパンマンも手を出さない。むしろ、いつぞやの話でパン工場の手伝いをした時、ジャムおじさんは例えばいきんまんが相手でも施しを与える。
罪を憎んで人を憎まず。罰(アンパンチ)を加えるのは常に行為に対してだ。
ばいきんまんは悪いことをするが、悪い存在ではない。

アンパンマンを単純に勧善懲悪と断言することは、見ている人間からすると鼻で笑ってしまう意見だ。"ちゃんと"見ていない。プロットだけを知っていてそれを批判しているだけの、極めて浅い意見だ。
また、アンパンマンを勧善懲悪と言い切るだけでなく、我田引水して意識高い系のセミナーや健康商品のアフィリエイト記事を書くこと、ワイに言わせればそれこそ悪い行為だ。
アンパンマンの顔に泥を塗りたくる行為である。非道い。

あと、これを言ったらおしまいだが子ども向けのアニメなのだから分かりやすいテーマであって然るべきである。セカオワを引き合いに出すのも、筋違いにもほどがある。セカオワアンパンマン適齢期の子どもには早過ぎる。

アンパンマンは結局暴力で解決する勧善懲悪アニメですとマジメに言う人、まずは見て欲しい。
アンパンマンが伝えたいのは勧善懲悪という価値観ではなく、困っている人がいたら助けてあげる、食べ物を大事にしましょうという当たり前の規範だ。

と、未だにクリームパンダを受け入れられないアンパンマン古参勢のワイは思う。

※実は記事には続きの2があるけどそれも結局同意しかねる内容だった。

陰キャに街コンは難しい

色々とツライので街コンに行ってきた。
行くのは人生で2回目。

街コンジャパンというところから申し込んで、乃木坂から歩いて五分のレストランに行った。
参加費、男¥5980。
参加者、100人!……とサイトではのたまっていたが実際のところは30〜40人くらい。男の方が二割多かった。

3つのグループに分かれて食べたり飲んだりしながら喋り、20分ごとにローテーション、その後フリータイムという流れ。

前に行った街コンはローテーションする前にラインを交換していたが、今回は特段話が盛り上がらなければ交換ということにはならず、ただライバルがいる中で、20分の中で1人ひとりラインを交換してくれるまで話すということも難易度が高い。

結局のところ下宿先と近い職場の子一人しか連絡先は交換できなかった……
ざざっと見た感じ可愛らしい人は多かっただけに歯がゆい思いだ。

前回は会話のきっかけになるような紙やミニゲーム的なものがあったが今回は完全にコミュ力次第といったところだった。

腐っても僕は営業を三年間やってることもあり1対1で話すこと自体は問題は無いのだが、男側が多かったりして立ち回り・駆け引きが求められると、どうもしんどい。特にチャラいのがいると陰キャラ的にはキツイ。

2回、街コンというものに参加してみて、
とりあえず連絡先交換まで漕ぎ着けられるような座組みであれば非常に効率がいいが、そうでもなければ、とても難しいもんなんだと思った。

多人数vs多人数ではなく1vs1ではローテーションして話す方がいいのかもしれない。
多人数の方は多分よほどやすかったりしなければ、もういかないかな……

つくづく、こういうのに難儀しない人生ならどんなに良かったろうと思うでしかし。
キャリアとかルックスとかもね、何とかせんとな。とりあえずジムで筋トレは続けるようにする。

現場からは以上です。

 

【ネタバレ無し】ドラクエ11やってみた感想

ドラクエ11(3DS)買って、今のところ多分後半に差し掛かっているところ。(主人公のレベルは41)

現状の感想をダダッと書いておきます。
ちなみに僕のDQプレー歴は3〜8をクリアした程度なのでニワカです。

結論から先に言うとかなり面白い。
DQ好きな人、ナンバリングを一通り楽しめた人は買ってまず損は無いと思う。
発表当初はキャラクターが薄い感じがしたけど、プレーしてみると全くそんなことない。
システムもそこまでガラリと変わったということも無く、良い意味で「いつものドラクエ」と言ったところ。
以下、新要素を中心にいくつかレビューする。

・3Dと2Dの切り替え
基本的に3Dでプレー中。シンボルエンカウントなので雑魚戦を避けられるのと、イベントもしっかり見たいため。
2Dも頑張ってる感じはあるけどリメイク3や6には及ばないのと敵ドットのアニメも無いのとで二週目以降でいいかなぁと。
2Dの方がたしかにサクサクではあるけどランダムエンカウントで雑魚戦が避けられず、長い目で見ると3Dの方がプレー時間を短くできるのではと思う。

・スキルパネル
楽しい。覚えられるスキルも見られるので心置き無くスキルを振れるのも良い。それぞれ特性が違ってくるのでパーティに合わせて育成を考え変えてく楽しみもある。以下はキャラ毎の使い勝手。

主人公→片手剣中心に振り分け。序盤は火炎切りがダメージソースになったのと、二刀流習得で攻撃役として使いやすくなった。

カミュ→ブーメラン、かるわざ中心に振り分け。ブーメランは序盤の雑魚戦で役立つのとメタルウィングが便利だが、中盤以降は火力不足になりサポート役としても特技が少ないためベンチ入りが多くなってしまった。
メインで使いたい人は短剣か片手剣に振った方がいいかも。

ベロニカ→両手杖中心に振り分け。ルカニと攻撃魔法が非常に便利。今作は、ペース良くレベルが上がる(レベルアップ時にHPMP全回復)、MP回復アイテムが手に入り易い、MP回復スキルがある、全回復できるキャンプ地が点在しているのとで、出し惜しみせずガンガン攻撃魔法が使えるのも強い要因かも。

セーニャ→ステッキ中心に振り分け。たてごとを装備品と勘違いしていたので序盤スルーしていたが、特に装備品の縛りがないのでたてごとスキルも上げてくべき。

シルビア→ムチ中心に振り分け。愛のムチが強くて使いやすい印象。右下にハッスルダンスがあるのでまずはそこの習得を目指すのがいいと思う。

マルティナ→ヤリ中心に振り分け。基礎能力を上げるスキルと種族毎に特効のある特技から覚えさせると使いやすい(印象)

ロウ→両手杖中心に振り分け。すばやさが遅めなので回復役に向いている。復活の杖が便利。あと主人公との連携でボスにも効く催眠技が使えるのも強い。

 

・ゾーン

戦闘中に時々発動し、能力が上がったり複数発動した味方とコンビ技を発動できるシステム。

8のテンションほど戦闘が大味にならないので良調整だと思う。

ゾーンに入った仲間をスタンバイさせると発動をキープできる。

ゾーン絡みのクエストがやや面倒。

・ヨッチ村
あまり進めていないので特にコメントはなし。DSのすれ違い物語のようなシステム。これまでのリメイク作にあるような、あっても無くても変わらないようなすれ違い要素に比べると大分遊べる。

・練金
慣れるまでがやや大変。レシピ・素材集めが面倒な人には辛いがスルーしても特に問題は無い。

・馬やモンスターに乗れる
要 ら な い
あのつまらないDQMJ3から持ってきたんだろうけど本当に申し訳程度。飛べるモンスターにも乗れるがそもそもフィールドの自由度が低いのであまり存在意義が分からない。(PS4版だともっと違う評価なのかもしれない)

・縛りプレー
ライトなプレイヤーにとってはこれも要らない。

・難易度
簡単過ぎず難し過ぎず、ほどほどで一部のボスに少し苦戦する。
レベルアップ後の全回復があること、連携技が強いということであまり苦労しない。
雑魚戦をサボると恐らく苦労すると思う。
次に何をすればいいかがメニューでも仲間との会話でも分かるのでストーリ上迷う心配もほぼ無い(ここは賛否が分かれると思う)
過去シリーズに例えると5程度の難易度。

・BGM
過去シリーズの名BGMが随所で使用されているのでファンには嬉しい。しかし重要シーンであっても過去作のBGMが使われるので11固有の曲が完全に喰われている。シリーズの顔であるフィールドBGMもなんか微妙。作曲が間に合っていなかったのではと邪推してしまう。

・モンスター
ドロルやスモーク、マムー、アンデットマンなどマイナーなモンスターの再登場が嬉しい。新モンスターもボス含めてわりと良デザインが多い印象。

以下は、その他の細かな不満点
・3D版のカメラワークが悪い。
先まで見通しづらい。ズームイン/アウトくらいは欲しかった。
・モンスターズのように、AIでの特技・呪文の使用ON/OFF機能が欲しかった。どのドラクエでも言えるが大技を使わない燃費の良い戦い方のできる作戦が欲しい。
・ムービースキップまでの時間が長い
Yボタンを4秒程度長押ししないとムービーやボス戦までの演出をスキップできない。二回押しくらいでええやんけ。
・クエスト受注/達成のファンファーレが長い
これこそ使い回しのSEで良かった。テンポが悪いので積極的に進めようと思えない。
・戦闘高速化が無い
一部の技の演出が長いのもあり、リメイク8のようにこれも欲しかった。

さっさと進めたい気持ちからこういう不満も出てしまったけど、前述の通りドラクエ好きならまず楽しめる作品。
ネタバレ情報が入る前にプレーをオススメする。

いつかサイゼリヤで朝食を

https://twitter.com/hikarin22/status/888588209814253568

この婚活コンサルさんの投稿から火がついて、初回デートにサイゼリヤは有りか無しかという論争に発展しているらしい。

友人関係ですら、お金の遣い道とか価値観にギャップがあると苦労するのに、いわんや夫婦関係をや。
最初の段階でズレを感じたのならもうサヨナラ、おしまいで済ませるべき話だと思うけどね。
「初回デートにサイゼをチョイスする男はありえない!」という人と「何でやサイゼ美味いやろ!喜んでサイゼ行く女がええわ」という人、きっと解り合えないし解り合う必要も感じない。
ましてや片方がもう片方の意見を押し付けることの愚かしさ・不毛さよ。

サイゼ肯定派も否定派も争うのはエネルギーの無駄遣い。
女性は素敵な店選びをしてくれる人を探す、男性は細かい注文をしない人を探すことにエネルギーを費やせばいいじゃない。
そう思います。

まぁ、ワイなら、サイゼリヤめっちゃ好きだしチョリソーとペペロンチーノは最高だと思ってるし間違い探しも一生懸命やるほどのサイゼリヤーだけど、初回デートには選ばないかな。

チェーン選ばれると適当に選ばれた印象を受けてしまう人が多いんじゃないかね。
同じような価格帯で美味いお店・雰囲気の良いお店、探せばたくさんあるし、なんか「選んでくれた労力」を見せることが大事な部分もあると思うで。
お店選びで好感度を上げられれば男的にもメリットでしょう。
あと、ワイは出会い系アプリで何人かご飯行ったりしたけど(何の成果も得られませんでしたけど)、恋愛に発展させたい意思があれば、どうせなら良さげなお店で食べたいと思うけどな。

ま、その辺の労を多少惜しんでも好意を寄せてれる方の方が楽なのは多分間違い無いだろうけど、ワイの場合はそうも言ってられない身分なんで、今日も今日とて恋愛アプリを立ち上げてご飯の約束を取り付けようとしているよ。

 

 

 

 

 

 

末筆ながら、彼女が欲しいです……

 

R.I.P.を使うな

市川海老蔵さんの奥さんがガンで亡くなられた。

その後、海老蔵さんがお寿司食べてたりテンションが高かったりブログの更新頻度が高かったりを見て「この人そんなに傷ついてないのでは」とか邪推する人がネット上でけっこう見かけた。

とりあえずいちいちウォッチするのは相当暇だ。

妙にテンションが高いと思われるのは、身近な方を亡くされた方には見られる傾向だと思う。

 

エグザイルのライブで、落雷に見舞われ娘さんを亡くされた遺族の方は銅像を建てようとした。

事故で仲間を亡くした不良少年たちがご遺体と記念撮影。

船が沈没した現場付近で遺族たちが仮設住宅に居座り。

 

良い悪いは置いといて、身近な人の死は感情を動かして行動を起こさせるんだろう。

いずれにせよ部外者がいちいち口出しするのではなく

野次馬もマスメディアもほっとくべき。

そっとするのも哀悼の意を表することになる、とワイは思います。

 

ついでに、余計に言いたいことを言うとR.I.P.を使ったりプリクラで黙祷したり、ニコニコ動画で故人の声優キャラが出るたびに「〇〇さん......」とかしみったれたコメントしたりする人たちが嫌いだ。哀悼の意を表する自分が好きというパターン。R.I.P.が使われてしまうのは大体バンプのせいだろう。とりあえずファッションで哀悼の意を表するよりは線香の1本でもあげてこいや。

ハクソー・リッジ見たよ

ハクソー・リッジ見てきた。

駅に貼ってある広告を見て、「プライベート・ライアンを超える戦闘シーン(うろ憶え)」という文言に興味をもったのがきっかけ。

戦争映画だということぐらいしか、広告からは分からなかったけど、

調べてみると太平洋戦争の沖縄戦の映画なんだってね。(Hacksawは米軍が戦場になった崖につけた呼称)

何はともあれ、けっこうエグイらしいのと面白いらしいのとで見にいってきた。

 

面白かった。あと、確かにグロかった。戦闘シーンはプライベート・ライアンを超えたとはいかないまでも匹敵するぐらいに迫力があった。

銃弾が飛び交いまくって正直何が起こっているのか起こっているのか分からんかったけど、(よう分らんけど実際の戦場はこんな感じだったんかなあ)と思ってたりした。

 

戦地に行くまでのパートは思ってたより長かったけど戦地に行ってからは緊張しっぱなし。びっくりするシーンもいくつか。(後ろに座ってた人がその度に座席を蹴るので殺意が沸いた)

 

グロのレベルだけど、ウォーキングデッドぐらいな印象。

あと、日本兵の恐ろしさ。機関銃にも怯まず向かってくるし、手りゅう弾で自爆してくるし、ワラワラとやってくる時の絶望感も印象的だった。

敵兵にも人間味があると思わせるシーンが見られる映画は世の中にはけっこうあるけど、ハクソー・リッジではかなり少なかったようだった。そういうとこに過敏に反応するような人は不満に思うかもしれないけど、実際米軍から見たら日本兵も恐ろしい奴らに映ったんだろうなあと映画を見て思った。

日本側から沖縄戦を描いた作品は、劣勢の中で、不条理な命令と葛藤するような話が多いけど、そうした作品とハクソー・リッジを見比べてみるとお互い敵に対してどういう印象をもっていたのかを知れておもしろく感じるかもしれない。

 

グロが苦手な人には辛いけど良い映画でした。軍事歴史の知識が浅いのでざっくりとした感想でした。

 

見るなら、後ろに人がいない席をお勧めする。