よこと病気と○○と

1人の人間として、ありのままをツラツラと。お布団と社会の間から

 

どうして

やっと幸せになれたのに

また、なの

 

もういやだ

もう終わらせてしまいたい

 

消えてしまい

言葉にさえできない

涙さえ言葉にならない

 

1人になりたい

何もない世界に行きたい

もう何も失いたくない失いたくない失いたくない

 

どんな顔で笑えばいい

どんな顔で会えばいい

 

嫌いだ嫌いだ嫌いだ

この体もこの顔もこの心も

消えてしまいたい

なくなってしまいたい

 

許せない

こんな自分を許せない

 

人生の中で

あと何度繰り返せばいい

あと何度味わえばいい

 

もう何も失いたくない

 

何度経験したって鈍くならない

痛みも悔しさも悲しさも

消えてしまえよ

 

私と病気と手放し癖

 

病状が重くなると、嫌な未来ばかりを考えてしまう。

 

ついこの間まで、このくらいなら休んどきゃ治ると、けたけた笑っていたのに。

症状が重くなり、日々の生活さえままならず、家事さえできなくなってしまう日ができた。

そんな日が1週間も続けば、人を絶望のどん底に落とすのは容易い。

 

いつまでこの人は、私の隣にいてくれるだろうかと、寝息の聞こえる体にそっと肌を寄せる。

 

むかし、パニック症状が重かったころに、たくさんの好きな人に振られてしまった。

誤解が解けぬまま「最低だな」と言った人、

支えると言ったのに最後は「疲れた」と言った人。

あれから何年も経つのに、私はまだ、彼らの言葉に囚われ続けている。

そんなころから、気づけば「手放し癖」ができてしまっていた。

それが大事なものであればあるほど、私は手放したくなってしまう。せめて私が愛した人くらいは幸せになって欲しいと、傲慢な願いを込めてしまう。

 

眠れぬ夜に悲しくなって涙を流しては、そっと肌を寄せこの時がずっと続いてほしいと願うことを繰り返す。

いつかあなたから「離れたい」と言われた時のことを想像し、シミュレーションを入念に行う。いつかそれが現実になっても、痛みが少なく済むように。

 

涙で喉が渇き、キッチンに向かう。

真っ暗なキッチンの電気を灯し流しに経つと、眠っていた飼い猫が目を覚まし、足元に転がった。

優しく、頭を撫でる。

「君とも、どれくらい一緒にいれるかな」

飼い猫は、旦那が独身時代から飼っていた猫だ。もしその時が来たら、この猫ともお別れだ。

悲しみで蹲る私に、飼い猫は指先にキスをし、顎下を撫でるようせがんだ。いつもと変わらぬ傲慢な態度に思わず頬が緩む。

「ずっと一緒にいられるように、頑張るからね」と小さな約束をした。

 

頑張れるうちは、ちゃんとこの手で、大切なものの側から離れずに、大切に大切に愛したい。

 

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私と病気と「あら」

 

痛みをわかってもらえないことが、

とても辛い。

 

夜に旦那と2人で映画を見ている途中、

急に胸がちくちくと痛くなった。

そこそこに気になる痛みで、2時間くらい続いていた。胸の痛みに伴って、パニックが顔をだしはじめた。

どんな痛みやちょっとした体調不良も、パニック発作には十分なトリガーになる。

胸の痛みもつらいけれど、それ以上に予期不安につきまとわれることが苦しい。

 

そんな苦しさと、日々戦っている。

 

それは毎日が異常である恐怖

悪化する可能性と向き合い続ける勇気

治らないかもしれないという不安

必ず治ると強く未来を信じる力

 

健常者には、到底わからない、辛さと不安

 

わからないよ、わからないよな。

だって私もついこの間まで健常者だった時、

こんな辛さ忘れていた。

日々仕事のことと、休みには今日は何をしようかと考え、未来の予定なんかを想像して楽しんでいた日々。

あの頃考えもしなかったようなことを今考え、怯えている。

 

今の思考は、どうだろうか。

今の調子はどうかと、1時間に1度は体に問い続ける。1日の間に何も考えず元気なのは数時間だけ。気がつけば自分の体が悪くなり、倒れる恐怖ばかりを考えている。

未来のことなど考える余裕もない。

今月はあと何回怖いことがあるだろうかと考えている。家に1人でいるのが怖い。

 

そんな辛さを、旦那は知らない。

私はそんな辛さの多くを、旦那には語らない。

きっと私が笑わなくなったら、家族は心配するから。

 

だから私が「胸がちくちくと痛む」と、勇気を出して伝えたSOSも、彼は「あら」の一言で完結させる。

 

彼の中でそれは「あら」で済むことだからだ。

 

羨ましいなと思う。

それが正常だ。

健常だ。

 

この前、他の誰かにも「眠れなかった」を伝えた時、「あら」と言われたのを思い出した。

 

「あら」で済む世界は、とても幸せだと思う。

私たちが住む世界とは、全く違う。

でもやっぱり、「あら」で済む世界それこそが、この世の正解なのだ。

だから私たちがそれに対して憤慨しても、健常者は私たちの怒りを理解できない。

そして私たちは、健常者に対してそれ以上何も言うことはできない。

だって世界の正解は「あら」なのだから。

 

こんなことを書くなんて、私は嫌なやつで、捻くれ者だと思う。

伝えることを怠った、ただの馬鹿な当事者だ。

 

わかって欲しい、寄り添って欲しい

知られたくない、心配させたくない

 

両方の気持ちが喧嘩して、うまく伝えることはいつだって難しい。

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私と病気とワクチン

 

体調がすぐれなくて2日が経ちます。 

 

今日は夜に眠れず、朝に眠り、午後予約していた病院をパスしてしまいました。

 

怖い気持ちが、ずっと離れません。

 

だけど病院に電話できたので、それだけでとても偉いと思いました。

 

怖い気持ちになるのが嫌なので

いまはずっと寝ていたいです。

 

体調が悪いのは、波のようなもので、

悪くなったら良くなることもあると、

頭でいくらわかっていても

 

「ずっとこのままだったらどうしよう」

が、抜け落ちてくれません。

 

今日は、すこしおきて、犬と猫を撫でました。

午後の柔らかい光の中で毛玉に包まれるのは、とても幸せでした。

 

あと、オムそばも作りました。

久しぶりに料理をしました。卵を割るのが気持ちよかったです。半分は旦那にあげました。

旦那はタピオカを頼んでくれました。

少し残してしまったけれど、とてもおいしかったです。

 

眠りから醒め、だいたい3〜4時間経つと

うまく呼吸ができなくなって、怖い気持ちが溢れてしまいます。

薬を半錠飲んで、そしてまた眠りにおちます。

 

何が怖いのかと聞かれると、パニック発作も怖いけれど、それ以上に、元に戻らなかったらと思うと怖いです。

 

不安定な私が、誰かの邪魔になったり、誰かの心配事になることが怖いです。

私の愛した人たちが、傷つくのではないかと怖いです。

 

早く、早く、何も怖くない

元気な頃に戻りたいです。

 

戻ってしまった自分を、私はまだ、

受け入れられていないのでしょうか。

 

戻りたい戻りたいと嘆くうちはまだ

足掻いているうちはまだ

苦しくなってしまうという事をなんとなく覚えています。

 

あるがままを受け入れて、

まあこのままでもいっか、と

なるようになるさ、と

足掻くことも過去に縋ることもやめた時

初めて心から楽になれる

確か、そうやって乗り越えてきた気がします。

 

少しずつ、受け入れていけるといいなと思います。旦那ともちゃんと話して、誰かに無理が偏ることなく、過ごしていきたいです。

 

ただ一つ言えるのは、

元に戻らなくてもいいけれど、やはり苦しいのからは早く開放されたいということです。

苦しいのも、怖いのも、嫌、です。

元気じゃなくてもいいから、不調はなるべくどっかに行って欲しいです。

 

ワクチン、打つタイミング、ミスったなあ

多分アレがすごいストレッサーになって

パニックを加速させてしまった感あります

これから打つ予定の皆様ぜひ、医師に相談のもと接種して欲しいと思いました。

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今日はこのへんで

私と病気と鬼ニートデー

 

 

久々に、聞く言葉

予期不安、パニック発作、広場恐怖

忘れてた!!

そんな言葉さえ忘れていた!!!

 

久々の闘病に、心身ともにやられております

よこです。

いや闘病つっら!!!!!!!!!

 

常に呼吸安定しないし、

気だるくて何もできないし、

迷惑かけるのしんどいし、

とこに伏せてることしかできないし、

 

8連日の出張よりつらいよ、これは

働くの比じゃない

 

元社会人が確信を持っていえるので

学生の闘病頑張ってるみんなは

自信持ってください、ほんとうに。

 

毎日、毎日、毎日、頑張って生きてて

えらいよ本当に!!!!!!!!

 

働かないから学校に行けないから自分は

普通以下だなんて思わなくていい。

本当にえらい。

よく頑張って耐えてる。

 

 

昨日は再発して初めて、

ニートデーを過ごしました。

1日部屋の明かりを消して、

起き上がることもなく

食事もそこそこに

話す方もなく笑うこともなく

溶け落ちるように過ごしていました。

 

でもそうやって過ごして初めて気づいたんです。

こういう闇に飲まれる日が、

何より大事かもしれないって。

 

誰かと生活していると、自然と

笑顔でいたりおしゃべりしたり

相手に生活を合わせたりしちゃうよね。

 

大人たちはみんな口を揃えて

生活リズムを整えなさい

夜寝て朝起きなさい

適度な運動をしなさいって言うよね。

 

うるせーですよって話だよ。

そういうのにも、少なからずエネルギー

って使う。

でもこうして生きてるだけで精一杯の時って、

そんなことにエネルギー使うのもしんどいのよ。

 

だからたまには鬼ニートデー大歓迎!

締め切った真っ暗な部屋で

悲しいなあって不安だなあってポロポロ泣いて

漫画を読んでYouTubeを見て

薬を飲んで

泣き疲れたら眠って

そんな日が、実はとっても大切なんだよ。

自分の中の闇と1対1で向き合う日。

闇を受け入れて過ごす日。

とても大事な日。

 

周りは心配しすぎないこと

自分はそんな日を許すこと

 

そうしてうまく、

付き合っていければいいなと思います。

今日はこのへんで。f:id:yoco_0531:20210913162833j:image

 

 

 

私と病気と迫る夜

 

いつだって、何歳になったって、

夜が怖い。

 

不安で悲しいことばかりが溢れて

途方もない黒に

どっぷりと、飲み込まれてしまう。

 

いくつになったって、夜は怖いままだ。

 

あの頃と違って、

隣に最愛の人が眠っている。

 

いつものように口を少し開けて

時折寝息を荒げては、すやすやと寝ている。

そんな彼の手を握っていても、

夜の恐怖はやってきてしまう。

 

むかし、「助けて」と

暗い宙に幾度と手を伸ばした。

もし隣に誰かがいてくれたらなんて

何度も妄想した。

 

大人になってわかった

ヒーローなんていやしない。

助けてくれる人なんていない。

たとえそれが新婚ほやほやの愛し合う二人でも。

 

彼への憎悪や悲しみなんて一切れもない。

 

この悲しみから救えるのは、私だけなのだ。

私の1番近くに寄り添えるのは、私だけ。

がんばれ私、今日も夜を乗り切ろう。

いつか不安がなくなって、眠気だけを味わえる絶品の夜をもう一度味わうために。

 

 

唯一の救いは、こんな時間にやってるれている

どこかの誰かの生配信。

 

私以外の誰かが、今もこの世に存在して

起きているということに途方もなく

救われるのだ。

 

あなたも私も、1人じゃないよ。

 

今日はこの辺で。f:id:yoco_0531:20210912044549j:image

 

私と病気と「再発」

 

秋のように肌寒い、雨降る夏のある日

 

私はかかりつけの心療内科を訪れています。

この地に降り立つのは、約3年ぶりになります。

 

ついにきてしまいました、この日が。

 

そう、誰もが悪夢に見た

「再発」です。

 

2020年の春から1年間、社会人として

普通の人のように振る舞いながら、

なんとか楽しくやっておりました。

 

就活も終え、結婚も済み、仕事も順調

そんな2年目のある日、

突然足が、進まなくなりました。

朝、起き上がることが苦しくなりました。

 

何か無理をしていたつもりも

そのような予兆も

ありませんでした。

 

きっと、病って波のようなもので、だから

寛解」という言葉があって、

これもまた定めなのだろうと、

どこか客観的な自分がいるとともに、

いややっぱ辛いな?と正直な自分もおります。

 

久々にかかった心療内科のカルテには

初受診時のデータが「高校生」となっており、

あらまあと、時の流れの速さと驚きを隠せません。

 

ここに初めてきたのが、18歳。

そしておんとし26歳。

あらまあ。

 

この病気や心や体とも

随分長い付き合いになりました。

いや、これからもこの付き合いは

お墓に入るまで続くのでしょうね。

 

この病気のせいで、人生波瀾万丈になって、

この病気のおかげで、自分が本当に大切なものを見つけられた気もします。

 

そんな綺麗事を並べても、やっぱり辛いものは辛くて。何より大切な人たちに迷惑をかけることの辛さは昔から変わりませんし、歳をとるとともに辛さが増していく気がします。

 

早く元気になりたいと言うけれど、

しかしながら「元気」とはなんでしょうか。

 

私は表裏が激しいので、社会では仮面をかぶって、元気で明るくにこにこ完璧な私を演じてしまいます。

しかし病気をしている今は、その仮面をつけることはなく、素に近い状態ですごしています。

ならばむしろこの状態こそが、

1番自然体な私で生きられる、

恰好の機会のような気もします。

 

ぼちぼちと、ほそぼそと、

また自分のやりたいことを自由にやって

欲することを忘れずに、

のらりくらりと、治療に専念していきたいと思います。

 

今日も皆さんおつかれさまです、

今までよく頑張ったね自分、

今日はこの辺で。

 

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