Where am I ? 海外生活日記

〜now i'm in Dubai〜

Jacadiの子供服

Parisでネットショプのオーナーをしているお友達から頂いたjacadiの子供服です。
今回はお母さん目線で私の気に入った部分をご紹介します。

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右は長女用のバーガンディーのフレアスカートです。
大人っぽいシックな色が気に入っています。
ウエストの内側にボタンのアジャスターが付いて、成長に合わせて長く着られます。

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ウエストのギャザー部分にもベルトの様な可愛らしい刺繍が施させれています。
秋冬はタイツやブーツと合わせられるし、春夏はサンダルとのコーディネイトで、基本的に一年中着られるスカートです。

トップスは上品なレースが付いたニットTシャツです。              肌触りがしっとりしていて、質の良さが見た目でも分ります。           シルエットも美しく子供服でも手を抜かないjacadiのブランド力を感じます。

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次は次女のワンピース。                          

内側はホック付きのボディーになっていて、着脱が素早く出来てオムツを替える時も便利でした。
ベビー服には珍しい背中のスリットも気に入っています。
どのお母さんもオムツ替えがしやすいかどうか?が服選びのポイントになってくると思うのですが、ちょっとした所に気遣いを感じるデザインはストレスがなく、リピートしたくなる理由の一つになると思います。

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ブルマーの部分もホックが付いているのでオムツ替えも問題なし。

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セットの帽子も、紐が長めなので成長に合わせて長く着用できます。
新生児〜1歳の成長著しい時期に、何度も着るものを買い換える必要がないデザインに作り手の思いやりを感じます。

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Les Anges さん素敵な子供服をありがとう!

les-anges-france.com

出生前診断&子供の国籍について

只今妊娠36週目に入りました。
母と子が一体でいられる時間もあとわずかになってきました。過ぎてしまえばあっと言う間の妊婦生活でした。

さて、お産に関する情報ですが、国が違えば考え方やサポート体制も異なります。

私の知る限り、ドバイは入院期間も最短で、出産前の産休は基本的にはなく、育児休暇も出産後45日と短期間です。

その分ベビーシッターも安く手配できるし、掃除洗濯などの家事全般もお手伝いさんに来てもらうのが一般的な考えのようです。

大多数の人が仕事の為にドバイに滞在しているので、ワーキングマザーが多く逆に専業主婦は少ないと思います。産休期間が短い分、その代わりになるサービスは比較的安価で利用できますが、出産後の回復期間や親子の信頼関係を深める為にも、産後の休暇期間をもう少し延長できないものか?と思うのが正直なところです。

教育については多国籍な文化なので、様々な国の教育で学ぶ事が可能です。アメリカンスクールはもちろん、仏系、日系、他のアジア系の学校など選択肢は様々です。

出生前診断について

私が初診したクリニックは出生前診断とハイリスクの妊婦さんを専門にしたクリニックで、そうとは知らずに予約が取れたので診察しただけでしたが、私の年齢的にも高齢出産に入るので、結局こちらのクリニックでお世話になって良かったと思っています。

日本でも今話題の出生前診断ですが、検査項目や対象年齢も国によって多少異なると思います。このクリニックでは、ある週数になるとトリプルマーカーと言って母親から採血した血液から赤ちゃんの染色体異常を調べる検査を行っています。これに加えて、NT検査と言って専門技師による超音波検査で赤ちゃんの首の浮腫(後頸部の皮下)を測る検査も行います。(任意ではなくほぼ強制)あくまでも確率を知るための検査なので、私の年齢(バックグラウンドリスク)と血液検査の結果+超音波の結果によって割り出される数字を元に遺伝子カウンセラーのドクターと今後についてお話をすると言う流れでした。もし再検査が必要な場合は次のステップに進むのですが、特に異常なしとの事だったのでその後一般の婦人科クリニックへ移りました。

 

クリニックを変える

妊娠13週から近所のクリニックへ移りました。

言葉数の少ないシリア人の先生です。でも感じは良い。

ここではまず妊婦さん必須の血液検査と尿検査を行いました。この辺りは日本も同じだと思います。妊娠経過が順調で異常がなければ4週間に一度の検診のみです。
エコー写真も毎回貰えるわけでもなく、とても簡素。そして出産に関する具体的な話しや母親学級のお知らせなんかも当然なく、ただただお腹の子の成長を見守るのみ。

後期になるにつれて日本では出産シュミレーションや病院見学会、両親学級など様々なオプションがある様ですが、ドバイでは陣痛が来るまでは基本的には何のケアもありません。

日本語に頼らない

海外出産で一番不安な事はやはり言葉です。

フランスでもドバイでも基本的には日本語が話せるドクターはいません。通訳さんをお願いできる場合もありますが、緊急時や出産までは立ち会わないと思います。

ですので、自分の為にも必要な婦人科系の用語と出産に関する単語や状況説明が電話や病院で出来る様に常に準備しておく必要があります。
そしていざと言う時に頼れるのは担当のドクターで、主人や友人ではないと言う事です。 

出産費用と入院期間

私が出産予定の総合病院では料金はパッケージになっています。

一泊二日の自然分娩(麻酔別途)でこんな内容です。と言う風にパッケージになっています。(だいたい麻酔なしの場合だと一泊20万円前後)

それよりも一泊って短過ぎると思いませんか?

人にもよりますが、翌日には退院らしいです。詳しくは出産後のブログに書きたいと思います。

 

新生児の国籍とビザ

生まれてから120日以内にUAEのビザを取得しなければいけません。

UAEの国籍は取得出来ませんので、両親の国籍(日仏)を取らせる事になります。

生まれて間もなくパスポートの写真撮影が待っています。

出産した病院から出生証明を受け取り、さらに指定の病院で英文の出生届けと外務省の印を受け取ります。この際に婚姻証明を求められる場合があるのですが、ドバイを含むイスラム圏では婚外性交渉、及び婚外子は違法です。
この辺りは日本ともフランスとも全く違うので、外国人も注意が必要の様です。

 

続きは出産後に。

 

 

 

Breakfast seminar in Dubai

LinkedIn Groupsで繋がる。

今回はドバイに来て間もない頃、就活用に始めたLinkedInについて少し触れてみようと思います。
LinkedIn自体はご存知の方も多いと思いますが、これはビジネス用のSNSで新しいビジネスパートナーを探したり、専門分野における自己PRの場として個人の情報を世界に発信できるツールです。
特にインターナショナルな仕事をされている方にとっては、新たなビジネスチャンス、人材発掘の場として多くのユーザーがLinkedInを利用しています。
また、職歴をWeb上に公開するだけではなく、興味のあるグループに参加して、随時最新の情報を入手できたり、セミナーに参加する事もできます。 

私が以前参加したネットワークグループ、International Business Women's Group in Dubaiが主催した朝食ビュッフェスタイルのセミナーでは、普段出会えない業種で活躍する女性達が大勢集まって、ホテルで朝食を食べながらあるテーマについてディスカッションすると言う会でした。いかにもアメリカ的なオープンで刺激的、個々の意見や話し方にまで皆興味津々と言った雰囲気がなんとも新鮮でした。

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そして今回のテーマは what would you do differently?

過去を振り返ってみて、目標達成の為に遂行した内容を反省した場合、今後どの様な対応が適切か?簡単に言えばやり直すなら何をどんな風に?と言ったタイトルでした。そもそもこの課題について適切な言葉選びをして、英語でスピーチ出来るのか?はっきり言って自信はありませんでしたがなんとかやり遂げました。

きっと一人だけ的外れな内容を話していたに違いありませんが、今の自分が存在するのは過去のフランス生活が大きく影響している事や、ネガティブな発想を持った途端にそれは現実に現れる事など、ビジネスシーンを例にして上手く時系列で話す事はできなかったのですが、自分なりの話しの切り出し方や、聞いている人が興味を持ってくれる内容かどうかに気をつけてスピーチしました。
ほとんどの人が英語圏出身もしくはそれに近いレベルでビジネスをしている人達なので、私は場違いかな?とも思ったのですが、その場に行かなければ得るものなく、未だに人前で英語を話す事にコンプレックスを感じていたと思います。


今回はLinkedInと言うデジタルツールを通して、アナログの人と人が向き合う空間で新しい経験が出来たのですが、この会の主催者も「人が顔を向き合わせて話しをする事は大切、仕事の繋がりも結局は人脈」だと言っていました。

と同時に、ただ単にセミナー講師の話しを聞きながらメモを取るだけではなく、他言語で他人の意見について考えてみる、また自分の意見や経験を人前で話す。そうやって初めて社交性が磨かれて、鋭い感性が養われるのだな、と改めて感じました。

出勤前の朝の時間を有効に使ったブレックファーストセミナー、日本でも広がると面白いかもしれませんね。

 

 

 

Baby-Moon 妊娠中の海外旅行 Dubai⇆France

3月末から2週間、主人の故郷フランスへ行って来ました。
妊婦さんの海外旅行は賛否両論ありますが、私の場合は特に体調の変化もなく、無事にバカンスを楽しめました。
飛行機の席も優先性ではなく往復エコノミーの狭い席で長時間のフライトを終えたのですが、やはり妊娠6ヶ月以降の大きなお腹では何かの理由がない限り、空の旅は控えた方が良さそうですね。

旅行に行くならばお腹が大きくなる前の5ヶ月〜6ヶ月の間がベストです。

そして機内ではなる水分補給をして面倒でもトイレに数回行く。

同じ姿勢だと辛いので、たまに機内を歩いたり。

贅沢できるなら、コンフォートタイプの広めの席かビジネスクラスが楽ですよ。

国内や海外でも2、3時間のフライトならば問題ないのですが、長時間で更に乗り継ぎがある場合は、時間に少し余裕のある便がおすすめです。
旦那様のサポートがあったとしても、お腹の赤ちゃんを守れるのはママだけですから。

ちなみに今回私達は、アムステルダムを経由したのですが、ここでは乗り継ぎ前に必ず身体検査で全身スキャナーを受けるので、その際は妊娠している事を直前で伝えれば金属探知機の検査だけで済ませる事ができます。(女性の検査官が行います)

念のため、いろいろな場面で不安を感じたら必ず事前に妊娠している事を伝えるのもポイントです。

妊娠中は何かと普段気にならない事にも注意が必要ですが、その基準はご自身が不安に感じたり、心地よくない事はしなくていいと言うのが基本的なルールだと思います。

飛行機に乗るのが不安、空港の乗り継ぎが不安、旅先の料理や衛生面が不安だと思ったら、自分からそれを避ければいいのです。
国が変われば文化や妊娠に対する常識も異なりますので、誰かの意見に合わせる必要もなく、不安に感じたらどんな場面でもNoと言いましょう。
実際私もフランスですすめられる総菜(ドライサラミ、生タイプのチーズ、フォアグラ、ワインなど)やお料理の中で口にしなかった物もいくつかありました。周りは平気よと言うけれど、やっぱり日本人の常識とは異なる面があるので、

ご自身で知識を蓄えて快適なベビームーンを楽しめる事が最優先です。でも神経質になりすぎて、妊娠中の空の旅なんて絶対ダメ!なんて事はありません。

妊娠経過が良好でドクターの許可があれば、飛行機に乗る事自体には問題はありませんよ。

夫婦最後の旅行、2人きりの時間を大切にこれからも素敵な思い出をたくさん残せますように。

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ドバイにいても、思い出のパリ10区。

人生初の一人暮らしを始めた街、パリ10区。

不思議な中年おじさんとのルームシェアから始まり、私のフランス生活のスタート地点。そして自分の人生を大きく変えるきっけになった大切な街。

 

<10分間の思い出>

映画アメリでも有名なカナル サンマルタン。

毎朝8時過ぎにこの橋を渡り、学校へ向かう。

最寄り駅まで急ぎ足で歩いて約10分、この10分間の道のりが私にとっては一番の思い出。

フランス人の知り合いもいないし、日本人の友人だって一人もいなかった。まさに孤独感を一番強く感じるのが朝だった。人通りの少ない朝のサンマルタン運河を左手に、少し怪しい近道を抜けて、そこに見えてくるのはパリ東駅。

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<パリの朝の香り>

駅構内を抜け、改札に向かう途中、PAULから匂ってくる朝の香り。

パリの朝の始まり。この頃は朝の混み合うパン屋でコーヒーやクロワッサンをかっこ良く買える勇気がなかったから、いつかパリジャンに混じってUn caféとun croissantを買おうと心に決めていた。

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毎朝この駅から4番線に乗り、パリ6区のSaint-Sulpice駅まで15分。

毎朝きちんとメイクをして、コーディネイトされた服を着て。この頃はまだ東京気分が残っていた時期。本当はそんなに素敵なファッションしなくていいのにパリで。 

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<もどかしい学生生活>

4番線のSaint-Sulpice駅。

モンパルナスタワーを遠目にレンヌ通りを少し歩いて、思い出の裏道、Rue Cassetteへ。

ここを通る度に語学学校での日々を思い出す。

楽しかった日、テストの点数が悪かった日、授業が長かった日、英語が流暢なヨーロッパやアメリカ人達に距離を感じた日。いろいろな気持ちと共に歩いた思い出の道。

それでも、やっぱりパリに戻ったらここを歩きたい。

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こちらが正面玄関側のRue d'assas。

カトリック系の私立大学なので、留学生以外にも一般のフランス人生徒もいるキャンパスライフ。

 

<現実のパリと夢の時間>

最寄りのメトロ2号線、Colonel Fabien。

治安があまりいいとは言えないエリアに住んでいたので、いつもこの駅を使う時は急ぎ足で。

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もう一駅、アパートから5分程の所にある7番線のLouis Blan駅。この線は便利で日本人街のピラミッドにも一本で行けるし、4番線の乗り換えもできるからよく利用していた。

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ルームシェアのアパートがあった所。

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夜になると低収入層のオアシスに。ipodを盗まれたのもこのアパートの直ぐ下だったし、パリでも一本裏の道は世界が違う。日本で海外保険に加入していてよかった。ほぼ全額返金。

そんな思い出がありながらも、今の主人と再会した大切な場所でもある。南仏から私に会いに来てくれた彼は当時22才。私は31才。一度しか面識がなかったのに、テレパシーでパリまで来てくれたんだよね。ありがとう。

 

<英語でも理解できない>

近所のCafé des Dames。

ルームシェアのおっさん、よくコニャック飲んでたな〜。

たいした会話もできないのに、時々このカフェで一緒に食事をしたり、お茶をしたり、パリの日常を私なりに感じていたのかな。まだこの頃は注文を聞かれてもよく分らなかったし、デザートは今?それとも後にする?なんて言われても?って状態だった。いくらおっさんが英語で説明してくれてもイマイチ自分の頭で整理ができなかった数々のフランス語が今は分るんだな〜。これって語学の醍醐味じゃない?

「デザートだけなら、相手の料理とat the same time?」をフランス語で聞かれて答えられなかったあの夜だよ。

 

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 パリ10区編終わり。

 

 

 

 

 

 

 

自分が輝けるステージを探す

海外で仕事を探そうとした時に言語や経験スキルが問題で自分の就きたい仕事になかなか出会えない、もしくは現実的にその仕事を手に入れる事が厳しいと分かった時、あなたならどう言う手段を取りますか?

 

生活費の為になんでもいいから仕事をする。

将来を見据えて、生涯続けられる仕事をゼロから探す。又は学び直す。

 

いずれも時間を消費する事には変わりはありませんが、

どちらが自分の人生を最も輝かせてくれるのでしょうか?

生活の安定を最優先にしますか?それとも今までのスキルや経験とは別に、

チャレンジしてみたい事に情熱を注ぎます?またはパートナーがいる場合、相手の理解度、経済力が急に何かを始めてみたいと思った時に充分なサポーターになりえますか?

 今回は私がドバイにきて一ヶ月半が過ぎて気づいた部分を一旦まとめてみました。国際結婚に加えてお互いが初めての土地での新生活。

いろいろな思いを日々巡らせ個人レベルの幸せの価値観を改めて見出そうとしています。

 

 -普通と言う概念は存在しない

フランスに続き現在、中東ドバイにて精神修行中です。

なぜ私がここにいるかと言うと、主人がたまたまウェブ上に公開した履歴書がドバイの某流通企業の目に止まったからです。これもテクノロジーのお陰と言っても過言ではありません。本当にラッキー?な出来事。

ドバイは私の転居希望先ではありませんでしたが、違った景色が見られる事に少なからず興味を抱いた事は事実です。

自分の国で、母国語を使って生活している時には起こりえない出来事が、日々当たり前のように自分の身に降り掛かって来るのですが、これがまさに外国で生活をする醍醐味でもあり、それと同時に現実を直視し、そこから自分のアイデンティを構築する作業は並大抵の事ではありません。

 

この学びは私がフランスにいた事から日々感じていた事ですが、ドバイと言う異文化交流が盛んな国で、数百と言う国籍が混じり合ったらどうでしょう。

想像できますでしょうか?一つの質問に対して何百通りの答えが返ってくる環境下で、自分が築き上げてきた常識の軸がいとも簡単に崩される訳です。

例えば、明日何時にここでお待ちしております。と言う約束もこの言葉を付け加えて(明日になってみないと分からないけどね)初めて約束とする。こんな場面に何度も遭遇しました。

日本育ちの私には理解に苦しむメンタリティーの違に、今となっては気づく事も面倒なくらいです。

 

-ドバイ=派手、オイルマネー、お金持ち?贅沢な生活って結局なに?

私は主人がフランス人と言う事もあり、ドバイに来てからは余計にヨーロッパ人のコミュニティにお世話になっているのですが、彼らの思考パターンや発想に慣れると共に、彼らのもつ根っからの欧米人パワーに時々威圧感を感じる事があります。ドバイでは余計に社会的地位、自己をアピールする社交の場が最も重要で、職種、その人の持つオーラ次第では交際範囲もぐんと広まる可能性があります。だからこそ、何の仕事をしているか?人生にブレがないか?が自己紹介の次に大切なのです。

素敵なアパート、セレブなライフスタイル、優雅な午後のひと時、公園で子供を遊ばせるブロンドヘアの美しい妻達、朝からプールで日焼けをするメンズ。

私の眺める日々の光景にこれらのイメージが焼き付いているのですが、私自身はこの通りではありません。

仮に物理的にそうだとしても、精神的な部分では凡人でありたいと思っているくらいです。

さらに現地で起業し、ある程度成功されている人達に共通するポイントはなんだろうと最近思ったのですが、実際に裕福な生活をしているお金持ちとは、

個人的には「継続した資産がある中、アイデアの原点から結果までのプロセスを最短で済ませる事ができる人達」あるいは「感やアイデアに対して好きなタイミングに投資ができる人達」。それと、ベースとして若い頃から才能がある人はすでに芽が出ている。と、ちょっとざっくりしていますが、これが実際にこちらに来てからで出会ったビジネスが順調に継続している人達の共通点です。

まさにタイムイズマネーでしょうか。

 

貧乏も金持ちも与えられた物は同じ「時間」

したくない事はしなくていいけれど、それだけじゃおもちゃに飽きた赤ちゃんと同じ。物事を形にするまでにはしたくない事をしている時間の方が長いはず。でもその忍耐の時間にさえ情熱を捧げるとしたら、それはバラ色の時間?かも。ただ、年齢を重ねる度に物事にはタイムリミットがあって出来る事と出来ない事が出て来る、そうした時に結婚も仕事も恋愛も、決断までに時間の掛かる勝負は最初からしない方が身のためと感じる事もあるかもしれない。若い頃はたっぷり時間があったけど、時間がある方がかえって迷うのかも?今この新しい土地で日々自分の輝けるステージを模索中です。

不思議なDubai

フランスからドバイに引っ越してきて一ヶ月が経ち、いまだホテル暮らしの日々を送っております。

契約寸前まで進んだものの途中で不動産屋とのトラブルで契約が白紙に戻ったり、アパートのオーナーと不動産屋との間で価格設定が違っていたりと、日本では当然、フランスでもめったにお目にかかれないこの国ならではの社会システムにまんまと巻き込まれたわけですが、面倒な事も、ありえない事も、ここではスタンダードなのです。

まず、ドバイには200カ国以上の国籍が混ざり合って生活をしているので、分かり合うとか理解し合うとか、そう言う事はけっこうどうでもよくて、いかに自分にストレスを溜めないで生活をするか?が重要のようです。ここで初めてフランスの免疫があってよかったなと思っています。

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言葉に関しては、とにかくみんないろんな発音のいろんな文法の英語を適当に使いこなして生活しています。もちろん、グラマティカルでスマートな英語を話す人も大勢いますし、多くのフィリピン人はほぼネイティブに近い英語力があります。人件費が日本人よりも低く、サービス業に向いた性格、そんな訳でドバイでの接客系の仕事はほとんどがフィリピン人です。

では日本人はどんな仕事をしているのでしょうか?

多くは大手企業の駐在員さんか日系の中東支社での勤務、あるいは現地採用、もちろん起業されている方もいます。

今、この発展目覚ましいドバイで将来の種まきをして、いずれこちらで開発や建築、資材提供のビジネス展開を考えられている人には、うってつけのチャレンジの場だと私は思います。ジャパンクオリティーはドバイの主要個所で採用されているし、何せブランド、高品質を好む傾向にあるエミレーツ人にはやはり日本製品は信頼度が高い様に思います。

実際に、2010年から開通したメトロも日本企業を中心として製造されているし、世界一の水族館のアクリル板も日本の資材と技術が叶えた最高作品の一つなのです。

ここで少し日常生活の事をお話しします。

ドバイでは金曜日を除き、多くの企業は週休6日労働です。それに加えて、ナショナルホリデーがありますが、流通や商業施設は基本的に毎日稼働しています。毎日決まった時間にコーランが流れてきては、何とも言えない雰囲気に包まれます。特に日が沈む夕方頃にはイスラムの事は分からなくても、誰もがアラブの国いる事を実感できるはずです。

物価は基本的に日本よりも低いのですが、賃貸アパートの家賃を一括で一年分支払う事が原則なので、スポンサーのサポートなしでは豊かな暮らしは望めません。

ただし、こちらで働く人々はもれなく住居、ビザの手当が保証されているので、本国を離れる前に必ず就労ビザが発行されます。誰でもスポンサーさえみつける事ができれば、ドバイに住む事は可能なのです。一方、90%が外国人なので、様々なアイデンティーが混ざり合っていて、その中でビジネスを成功させるのは決して容易な事ではないと思います。

また、英語を使う事が当然の生活なので、どんな国籍だろうと、どんなバックグランドだろうと、英語が話せればたいていの事が解決できます。そこが出来ないと逆にみじめな気持ちになります。私は英語よりも先にフランス語を学んだので、言語に対するリスペクトと同時に、この国の文化も学びました。英語とはなんと便利で、誰とでも繋がる事ができる道具なんだろうと思う一方で、使い捨て商品のように、便利に使われてはいるものの、言葉そのものに付加価値を感じない言語だなと改めて感じています。

ただ、ここでは英語力が高ければ高い程、2カ国語よりも3カ国語が、流暢に使いこなせる方が好まれます。

仕事探しに関しては、

最近始めた方法としては、社交的な場面で自分を上手く売り込む事。

これはそんなに難しくないので、私の場合は主人がフランス人なので、そこを上手く使って、フランス人の特にこちらで実績を積んで、既に成功している女性達の中に入って、楽しくお話をする。これは自分のキャラクターを相手に知ってもらう為にも有効的だし、一度知り合いになると、フランス人はとてもフレンドリー(同性だと特に)なので、自分では不可能な所からチャンスを引き出してくれる重要な取引相手だと思って、多少面倒でも人の集まる所に足を運ぶ事。これが今の所、一番ストレスがない就活方法です。

もちろん、損得勘定なしに、フィーリングの合う仲間だからこそ、自分の将来の事や、悩みも打ち明ける事ができるのですが。

今週末やっと自分達のアパートで本格的なドバイライフが始まります。全ての物事が変化する様に、できるだけ前だけを見てドバイを楽しみたいと思います。

 

つづく