ヨコシマウマ、失業手当をもらってた?(その4)
このブログは、弱肉強食の資本主義社会では、強者ではなく、明らかに弱者に分類される草食動物2頭(「シマウマ」と「ヨコシマウマ」)が資産運用をおっかなびっくり始めていく物語です。
ちょっとお馬鹿で、ぼんやりふんわり生きていているヨコシマウマ。もともと投資や資産運用、節税なんてお金のことは全然やってないばかりか興味もなかったのに、シマウマのおかげでちょっとづつ興味を持ち始めます。
ヨコシマウマは安易に自分にあった投資や資産運用を早くシマウマに教えてもらおうと前のめりになりましたが、諫められました。
その前に失業手当をちゃんともらっていたかの話になっています。頭は悪いけど運だけは良いヨコシマウマ、たぶん大丈夫なんだと思いますが、どうなるでしょうか?
前回のお話はこちら ↓
ヨコシマウマ、失業手当をもらってた?(その3) - よこしまうま物語
ヨコシマウマ:
無職の時期がこのころだからぁー、あれぇ!「ショクギョウアンテイキョ」っていう知らないところから、何回かお金が振込がされてる!
シマウマ:
それは職業安定局だよ、通帳の文字はカタカナだし、銀行の通帳には文字数制限もあって途中で切れてしまっていてわかりにくいけど。
ヨコシマウマ:
職業安定局?ですか?何ですか?それ?
シマウマ:
それが失業手当のお金だよ、ちゃんと失業手当もらってたってことだよ。
ヨコシマウマ:
よかったぁ、ちゃんとお金もらえてたんだ。
シマウマ(の心の声):
なんで覚えてないかな?入金があった時に何のお金かも確認してないの?
シマウマ:
ヨコシマウマさん得意の忘れてるってことみたいだね。入金されてるってことは、ちゃんとハローワークに行って、失業手当の必要な手続きもしたってことだよ。
ヨコシマウマ:
あ!そういえば、退職したらすぐにハローワークに行きなさい、って大東京動物園の人事の人に言われて、すぐに行ったんでした。そして、言われるがままに何度かハローワークに行きました。そのことですね。思い出しました!
シマウマ:
はいはい、そうですね。
ヨコシマウマ:
ハローワークといえば、新しい仕事を探そうと今の仲良し動物園の職場を紹介されたときにも行ったけど、そっちしか覚えてなかったです。退職直後に行ったのは忘れてました。それが失業手当の手続きだったんですね。
シマウマ:
そうそう、よかったね。退職したらすぐハローワークに行くように教えてくれた前職の人事の人に感謝しとかないとね。
ヨコシマウマ:
はい!
シマウマ(の心の声):
こういう時の返事は、しっかりしてるんだよなぁ。
シマウマ:
そういえば、失業手当に関連するんだけど、最近取沙汰されている、「勤労統計」の不正問題って知ってる?
ヨコシマウマ:
そんなの知りませんよ。
シマウマ(の心の声):
そんな自信満々に言われても。。。
シマウマ:
厚生労働省では「毎月勤労統計調査」っていうのを毎月実施しているんだ。
ヨコシマウマ:
ふんふん。
ヨコシマウマは理解して無さそうですが、、、続く。
前回のお話はこちら ↓
ヨコシマウマ、失業手当をもらってた?(その3) - よこしまうま物語
ヨコシマウマ、失業手当をもらってた?(その3)
このブログは、弱肉強食の資本主義社会では、強者ではなく、明らかに弱者に分類される草食動物2頭(「シマウマ」と「ヨコシマウマ」)が資産運用をおっかなびっくり始めていく物語です。
ちょっとお馬鹿で、ぼんやりふんわり生きていているヨコシマウマ。もともと投資や資産運用、節税なんてお金のことは全然やってないばかりか興味もなかったのに、シマウマのおかげでちょっとづつ興味を持ち始めます。
ヨコシマウマは自分にあった投資や資産運用を早く知りたいと前のめりになっています。
でもシマウマからは投資や資産運用をする目的と手段がごっちゃになっているといわれてしまいました。投資の前にやることがあると諫められているヨコシマウマ、どうなるでしょうか?
そして、タイトルの「失業手当」はそろそろ出てくるでしょうか?
前回のお話はこちら→ヨコシマウマ、失業手当をもらってた?(その2) - よこしまうま物語
シマウマ:
(投資とか資産運用に)興味を持つことはとてもいいことだと思うけど、ヨコシマウマさんの場合は投資とか資産運用をやることそのものが目的になってしまってないかい?あくまで豊かな生活を送るための手段だよ。ヨコシマウマさんと話しているといっつも手段と目的がごっちゃになってる気がするんだよ。
ヨコシマウマ:
手段と目的が逆になってるって、よく言われました。前職のカメ先輩に、そういえば。
シマウマ:
カメ先輩って、あの口は悪いけど面倒見の良い先輩でしょ?企業型確定拠出年金入るように勧めてくれた?確か過労死で亡くなっちゃった人だっけ?
ヨコシマウマ:
そうです。亡くなってしまったカメ先輩。確かに私は手段と目的が逆になってたかもしれません。もうちょっとお得な制度を理解して、投資のことももうちょっと勉強してからにします。ところでふるさと納税や医療費控除の他になんかお得になる良い制度ってありますか?
シマウマ(の心の声):
何だぁ、この切り替えの早さは!さすがヨコシマウマさんだ、前向きだ。
まだ、ふるさと納税も医療費控除もそれに伴う確定申告も完結したことないくせに。。。
シマウマ:
うーん、急に言われてもだねぇ。
そういえば、ヨコシマウマさんは大東京動物園を退職した後、何をして過ごしていたんだっけ?一流動物園で相当忙しい職場だったから、疲れ果ててのんびり過ごしていたって言ってたっけ?
ヨコシマウマ:
そうなんです。疲れ切っていたので、しばらくはのんびり好きなことをしたり、食べたいものを食べたりしていました。(といっても干し草が主食です)そして、退職金も出たので、海外旅行に行ったり、エステなんか行ったり、シミ取りしたり(シマシマが消えかかって失敗しました)好きなことにお金を使ってとっても充実していました。こんな世界があるんだぁ~って!
シマウマ(の心の声):
ヨコシマウマさん、今となっては本当に大東京動物園の社員だったことが信じられないくらい頼りないけど、一応頑張っていたんだなぁ。よく入れたよな、あんなパンダとか、ライオンとかキリンみたいな人気動物がいるエリート動物園。
シマウマ:
で、無職の時、失業手当はもらっていたの?
ヨコシマウマ:
失業手当?失業したらもらえる手当ですか?そんな手当はどうやったらもらえるんですか?
シマウマ:
え?もらってないの?
確か、大東京動物園を退職してから、仲良し動物園に入社するまで5か月ぐらい無職だったよね?手続きすればもらえるはずだよ、銀行口座に入金されてると思うんだけど、手続きしていなかったのかな?
ヨコシマウマ:
えーっと、ちょっと待ってくださいね。記憶が無いので当時の通帳を確認してみます。
ヨコシマウマが引き出しから通帳を出してみてみます。通帳はさすがにヤギさんにはあげず、保管してあったようです。通帳の記帳内容は見てないみたいですが。
ヨコシマウマ:
無職の時期がこのころだからぁー、あれぇ!「ショクギョウアンテイキョ」っていう知らないところから、何回かお金が振込がされてる!
続きのお話はこちら→ヨコシマウマ、失業手当をもらってた?(その4) - よこしまうま物語
前回のお話はこちら→ヨコシマウマ、失業手当をもらってた?(その2) - よこしまうま物語
ヨコシマウマ、失業手当をもらってた?(その2)
このブログは、弱肉強食の資本主義社会では、強者ではなく、明らかに弱者に分類される草食動物2頭(「シマウマ」と「ヨコシマウマ」)が資産運用をおっかなびっくり始めていく物語です。
ちょっとお馬鹿で、ぼんやりふんわり生きていているヨコシマウマ。もともと投資や資産運用、節税なんてお金のことは全然やってないばかりか興味もなかったのに、シマウマのおかげでちょっとづつ興味を持ち始めます。
シマウマが不動産投資(大家さん)をやっていることやそのきっかけ、その他お金のこと全般に詳しい理由をシマウマから聞いたヨコシマウマ、自分にあった投資や資産運用を早く知りたいと前のめりになっています。でもシマウマから投資の前にやることがあると諫められているヨコシマウマ、どうなりますでしょうか?
前回のお話はこちら ↓
ヨコシマウマ、失業手当をもらってた?(その1) - よこしまうま物語
ヨコシマウマ:
そっかぁ、自分にはまだ(投資とか資産運用に手を出すのは)早いってことですね。。
シマウマ:
さらに付け加えて言うとね、好きとか得意とかに関係なく、お金を増やすっていう話だけに焦点を当ててみた場合でもね、投資や資産運用をやって、うまくいって(税金とか手数料差し引いて)1万円儲かるのと、お得な制度で節税して1万円返ってきて手元のお金が増えるのと結果的に自分が使えるお金って言う意味では効果は一緒だよね?
ヨコシマウマ:
そうですねぇ。同じ金額ですね。
シマウマ:
だよね、だとすると、ヨコシマウマさんの場合は、まずは節税や補助金や保険で受け取る権利のあるお金をしっかり受け取って、手元に残るお金を増やすことが良いと思うよ。
まだ、ちゃんと確定申告もしたことないでしょ?
ヨコシマウマ:
投資とか資産運用じゃなくてやっぱりそっちが先ですかぁ?
シマウマ:
うん、ヨコシマウマさんはまずそっちだね。
そもそもの話なんだけど、ヨコシマウマさんは投資とか資産運用って何のためにやるものなの?
ヨコシマウマ:
ええっとぉ、何だっけ?急に言われてもぉ。
シマウマ:
豊かな老後にしたいとか、将来生活費に困らないようにお金を増やしたり貯めたりっていうのが目的じゃなかったっけ?老後が不安とか言ってたよね。
ヨコシマウマ:
ああぁっ、そうでした!
シマウマ:
だとすると、老後に困らないようなお金を貯めることが目的で、そのための手段の1つとして投資や資産運用があるっていう位置づけでしょ?
ヨコシマウマ:
はいぃ。
ヨコシマウマ(の心の声):
目的とか手段って言われると、よくわかんなくなってきたぞぉ。こういうの苦手かな。
シマウマ:
であれば、投資や資産運用を始める前に、今ある制度をフル活用して手元に残るお金を確実に増やすことを優先しても良いんじゃないかな?
投資はちゃんと仕組みを理解して、しっかり出来ればうまく儲けられる可能性が高くなるけど、逆に失敗して損してしまう可能性もあるんだよ。100%確実にお金を増やせるってわけじゃないんだよ。
ヨコシマウマ:
そんなもんですかねぇ。でも私投資とか資産運用やってみたいんですよ、せっかく興味を持ってきたから。
シマウマ:
興味を持つことはとてもいいことだと思うけど、ヨコシマウマさんの場合は投資や資産運用をやることそのものが目的になってしまってないかい?あくまで豊かな生活を送るための手段だよ。ヨコシマウマさんと話しているといっつも手段と目的がごっちゃになってる気がするんだよ。
(まだ、タイトルの「失業手当」とは全然関係ない話ですが、、、続く)
続きのお話はこちら ↓
ヨコシマウマ、失業手当をもらってた?(その3) - よこしまうま物語
前回のお話はこちら ↓
ヨコシマウマ、失業手当をもらってた?(その1) - よこしまうま物語
ヨコシマウマ、失業手当をもらってた?(その1)
このブログは、弱肉強食の資本主義社会では、強者ではなく、明らかに弱者に分類される草食動物2頭(「シマウマ」と「ヨコシマウマ」)が資産運用をおっかなびっくり始めていく物語です。
ちょっとお馬鹿で、ぼんやりふんわり生きていているヨコシマウマ。もともと投資や資産運用、節税なんてお金のことは全然やってないばかりか興味もなかったのに、シマウマのおかげでちょっとづつ興味を持ち始めます。
シマウマが不動産投資(大家さん)をやっていることやそのきっかけ、その他お金のこと全般に詳しい理由をシマウマから聞いたヨコシマウマ、これから自分にあった投資や資産運用をみつけていけるんでしょうか?
前回のお話はこちら→シマウマは何者?(その6) - よこしまうま物語
シマウマ:
まぁね、そんなこんなで、お金のことは自分なりに勉強してちょっとずつ詳しくなって今に至ってるんだ。
ヨコシマウマ:
やっぱりシマウマさんは凄いですね、私なんて最近ちょっとずつ教えてもらってますが、まだまだ全然理解できてないですよ。
シマウマ:
まだ始めたばかりだからこれからですよ。始めのうちはみんなわからないもんだよ。
ヨコシマウマ:
そぉっかぁ、そんなもんなのかな、ちょっと安心しました。でも、不動産投資は私には難しそうでできないかなぁ。いろんな投資を知ってるシマウマさんから見て私に向いた投資や資産運用って何だと思います?
シマウマ(の心の声):
また、安易な答えを人に求めてきたぞぉ。ヨコシマウマさんの悪い癖、というかずる賢いところだなぁ、本人は悪気ないのかもしれないけど。。。
シマウマ:
ヨコシマウマさんにあった投資かぁ、うーん。何だろう。ヨコシマウマさんの好きなこととか得意なことって何?
ヨコシマウマ:
好きなことと得意なことですかぁ?
うーん、好きなことは熟成干し草を食べることです!あれ美味しいんだぁ。
得意なことは、うーん、何だろう?あぁっ、すぐ忘れることです!良いことも、大事なこともすぐ忘れてしまいますが、嫌なこともすぐ忘れられます!
えぇ、なんでですかぁ?
前回のお話はこちら→シマウマは何者?(その6) - よこしまうま物語
シマウマは何者?(その6)
このブログは、弱肉強食の資本主義社会では、強者ではなく、明らかに弱者に分類される草食動物2頭(「シマウマ」と「ヨコシマウマ」)が資産運用をおっかなびっくり始めていく物語です。
ちょっとお馬鹿で、ぼんやりふんわり生きていているヨコシマウマ。もともと投資や資産運用、節税なんてお金のことは全然やってないばかりか興味もなかったのに、シマウマのおかげでちょっとづつ興味を持ち始めます。
そして、いつも教えてくれるシマウマは不動産投資で大家さんもやっているようです。シマウマが大家さんを始めたきっかけは学生時代にさかのぼります。そこでシマウマなりのお金持ちの基準が出てきました。ヨコシマウマに理解できるんでしょうか?
前回のお話はこちら→シマウマは何者?(その5) - よこしまうま物語
ヨコシマウマ:
じゃぁ、何だったらお金持ちなんですか?
シマウマ:
やっぱり、大家さんに限らないけど、あの時のカバの大家さんみたいに自分が直接忙しく働かなくてのんびりしてても、充分生活できるくらいの収入が入ってくる仕組みを持っている人がお金持ちなんだ!
あるいは忙しく仕事するにしても自分が好きなことだけをやっいても、ちゃんと仕事として成立していて、かつ充分収入がもらえている人がお金持ちなんだ!って思い始めたんだ。
ヨコシマウマ:
なるほどぉ。
シマウマ:
つまらない仕事とか、忙しくて自分が精神的にも疲れてしまう仕事だったら、いくら給料が高くてもストレス発散のために衝動買いしたり、病気になって治療費がかかったりして、のんびり健康に生活していたらかからない出費があったらお金がいくらあっても足りなくなる。それでは精神的に貧しくなってしまうから、本当のお金持ちではないんだ!ってね。
ヨコシマウマ:
そうなんだぁ、それはまるで前職(一流動物園の大東京動物園)時代の私みたいですね。前職のカメ先輩も仕事頑張り過ぎて亡くなってしまったし。
それで大家さん目指したんですね。
シマウマ:
まぁ、まだ学生で世間知らずだったし、大家さんやるにもアパート買うお金なんか当然無かったし、どうやれば良いかもわからなかったから、すぐに大家さんを始めたわけじゃないけどね。
ヨコシマウマ:
ふーん。
シマウマ:
ただ、その時に考えたことが、その後の社会人になっていくうえで、自分がどうやって行こうかっていう方向性の基準にはなったよ。
ヨコシマウマ:
シマウマさん当時から色々考えてたんですね。
シマウマ(の心の声):
ヨコシマウマさんは考えなさ過ぎだと思うけど。
シマウマ:
心配性なのか、自分に自信が無かったからか、ただ変わってたのか、わからないけどね。。。
ヨコシマウマ:
私なんてそのころは(今もあまり変わらないけど)美味しい干し草食べることしか考えてなかったよ。っていうかあんまり覚えてないです。
シマウマ(の心の声):
私は何でも能天気に考えられる、すぐ忘れられるヨコシマウマさんがうらやましいよ。
シマウマ:
ヨコシマウマさんはそれでも楽しく生活できてるからそれでいいんじゃない。
ヨコシマウマ:
それで、シマウマさんの今は大家さんやったり、資産運用とか節税に詳しいんですね。
シマウマ:
まぁね、そんなこんなで、お金のことは自分なりに勉強してちょっとずつ詳しくなって今に至ってるんだ。
続きのお話はこちら ↓
ヨコシマウマ、失業手当をもらってた?(その1) - よこしまうま物語
前回のお話はこちら→シマウマは何者?(その5) - よこしまうま物語
シマウマは何者?(その5)
このブログは、弱肉強食の資本主義社会では、強者ではなく、明らかに弱者に分類される草食動物2頭(「シマウマ」と「ヨコシマウマ」)が資産運用をおっかなびっくり始めていく物語です。
ちょっとお馬鹿で、ぼんやりふんわり生きていているヨコシマウマ。もともと投資や資産運用、節税なんてお金のことは全然やってないばかりか興味もなかったのに、シマウマのおかげでちょっとづつ興味を持ち始めます。
そして、いつも教えてくれるシマウマは不動産投資で大家さんもやっているようです。シマウマが大家さんを始めたきっかけは学生時代にさかのぼります。どんな展開になっていくのでしょうか?
前回のお話はこちら→シマウマは何者?(その4) - よこしまうま物語
ヨコシマウマ:
でも、そのカバの大家さんはなんか嫌な感じですね、弱い立場の学生おサルさんに怒って。
シマウマ:
確かに夜しゃべってて声は響いたのかもしれないけど、正直それほど大声ではなかったんだ、一応みんな気を付けていたつもりだし。
ヨコシマウマ:
そうですよ、そのカバの大家さんは悪い人ですよ!
シマウマ:
ただ、エアコンのない部屋で夏だったから当然窓は開いてたよ。だから声は外に漏れてたんだろうね。
ヨコシマウマ:
ふーん。
シマウマ:
でね、実はこの話には続きがあってね、その後カバの大家さんがそのアパートにエアコンをつけてくれたんだ。
ヨコシマウマ:
えっ!?カバの大家さんいい人じゃないですか!
シマウマ:
うん、カバの大家さん、うるさいのが嫌なのか、入居者のおサルさんを可哀そうだと思ったのか理由はわからないけどね。まぁ、結果的に私たちが夜うるさかったおかげで、そのアパートに住んでいた友達のおサルさんは部屋にエアコンが付いたんだから、友達のおサルさんは私たちに感謝するべきかな(笑)。
ヨコシマウマ:
カバの大家さん太っ腹ですね。お金持ちですね、ポイっとエアコン買えるんだから。私ならエアコン買うにしても自分用だけで精いっぱいで人の分までは無理かな。
シマウマ(の心の声):
感謝の話は流されたぞぉ。
シマウマ:
そうなんだよ、大家さんってやっぱりお金持ちだったみたいなんだ。それでますます、なんでなんだろうって思うようになったんだ。
ヨコシマウマ:
それで、なんでなんですか?
シマウマ:
いろいろ考えたけど、その時自分なりに考えたこととしては、自分が働いて得た給料だけで生活している限りはどんなに高給取りでもお金持ちじゃないんじゃないかってね。
ヨコシマウマ:
えっ!?そうなの?意味がよくわかりません。
シマウマ:
その友達のおサルさんはしっかりバイトしていたから、学生の稼ぎとしてはそこそこあったはずだけど、毎日忙しそうにしていたし、家賃も払わないといけないからそんなに贅沢はできなかった。自分のお金でエアコン付けたり、もうちょっと家賃の高いエアコン付きのアパートには引っ越しできなかった。
シマウマさんの前職みたいな一流動物園に勤めている人たちみたいな、高給取りで高いスーツ着て仕事をしている人の多くも忙しそうにしていて、気持ちに余裕が無さそうな人が多いよね。そして、たぶんその仕事を辞めたら収入が無くなっちゃって今の生活が続けられなくなるから、あんまり好きじゃない仕事だったとしてもなかなか辞められない、のんびり過ごせない。
ヨコシマウマ:
じゃぁ、何だったらお金持ちなんですか?
続きのお話はこちら→シマウマは何者?(その6) - よこしまうま物語
前回のお話はこちら→シマウマは何者?(その4) - よこしまうま物語
シマウマは何者?(その4)
このブログは、弱肉強食の資本主義社会では、強者ではなく、明らかに弱者に分類される草食動物2頭(「シマウマ」と「ヨコシマウマ」)が資産運用をおっかなびっくり始めていく物語です。
ちょっとお馬鹿で、ぼんやりふんわり生きていているヨコシマウマ。もともと投資や資産運用、節税なんてお金のことは全然やってないばかりか興味もなかったのに、シマウマのおかげでちょっとづつ興味を持ち始めます。
そして、いつも教えてくれるシマウマは不動産投資で大家さんもやっているようです。
何でシマウマが大家さんを始めたのか興味を持つヨコシマウマ、どんな展開になっていくのでしょうか?
前回のお話はこちら→シマウマは何者?(その3) - よこしまうま物語
ヨコシマウマ:
じゃぁ、シマウマさんは何で大家さん始めたんですか?やっぱり多くの人は私もそうなんですけど、自分の住む家のことで精いっぱいで、人に貸す家のことを考える人って少数派だと思うんです。
シマウマ:
その話は学生時代にさかのぼるんだ。
ヨコシマウマ:
そんな頃までさかのぼるんですか?シマウマさん、学生時代に何があったの?
シマウマ:
別に大したことではないんだけど、大学生のときに遠方からの出身者はアパートとか借りて一人暮らし始めるでしょ?私は実家から通ってたんだけど。
ヨコシマウマ:
はい、そうですねぇ。
シマウマ:
一人暮らししていた友達のおサルさんのアパートにカニさんと行ったときの話なんだけどね。そのアパートはカバの大家さんの家と同じ敷地にあったんだよ。で、夜しゃべってたらカバの大家さんがやってきて「うるさい、何時だと思ってんだ!」って怒られたんだ。
ヨコシマウマ:
ありがちな話ですね。
シマウマ:
まぁ、怒られたのは私じゃなくて、その部屋を借りてた友達のおサルさんだけどね。まぁ、その友達のおサルさんは申し訳なさそうにカバの大家さんに謝ってたよ。その様子を見ててこちらも一応反省もしたし、申し訳ないって思ったけど、後から別のことも思ったんだ。
ヨコシマウマ:
ちゃんと反省するって、シマウマさんも常識人ですね。
シマウマ:
うん、常識人ですよ、私は。
いやっ、話のポイントはそこじゃなくて別に何を思ったかなんだけど。
ヨコシマウマ:
あぁ、そうそう、シマウマさんそのとき何を思ったんですか?
シマウマ:
長くなるけどいいかい?
ヨコシマウマ:
はい、どうぞ。覚悟はしてます。
シマウマ:
カバの大家のおじさんって、入居者の学生と比較してそんなに立場が偉いのかなぁ?ってね。その友達のおサルさんはちゃんとバイトもして、お金稼いでそれで家賃も払ってる、(もちろん世間知らずの学生の狭い視野での見方なんだけど)客観的に頑張っているように見える。
対してカバの大家のおじさんは、平日でものんびり過ごしていて正直頑張ってるようには見えない。
同じくらいの年齢のおじさんでも、毎日朝早くから満員電車に乗って仕事に行って頑張ってる人もたくさんいる。それでもカバの大家さんはアパートの一部屋と比べたらもちろん、一般的な家庭の家と比べてもずいぶんと立派な家に住んでいる。
これって不公平ってわけじゃないけど、単純になんでなんだろう?って思ったんだ。
ヨコシマウマ:
そこからシマウマさんも大家さん目指したんですか?
シマウマ:
いや、当時はそこまでは思わなかったけど、本当に「なんでなんだろう?」っていう思いは持っていて、その後の自分の人生に影響があったのは確かだね。
ヨコシマウマ:
でも、そのカバの大家さんはなんか嫌な感じですね、弱い立場の学生おサルさんに怒って。
続きのお話はこちら→シマウマは何者?(その5) - よこしまうま物語
前回のお話はこちら→シマウマは何者?(その3) - よこしまうま物語
シマウマは何者?(その3)
このブログは、弱肉強食の資本主義社会では、強者ではなく、明らかに弱者に分類される草食動物2頭(「シマウマ」と「ヨコシマウマ」)が資産運用をおっかなびっくり始めていく物語です。
ちょっとお馬鹿で、ぼんやりふんわり生きていているヨコシマウマ。もともと投資や資産運用、節税なんてお金のことは全然やってないばかりか興味もなかったのに、シマウマのおかげでちょっとづつ興味を持ち始めます。
そして、いつも教えてくれるシマウマは確定拠出年金やNISAも当然のように活用していて、不動産投資で大家さんもやっているようです。
前回のお話はこちら →シマウマは何者?(その2) - よこしまうま物語
シマウマ:
多くの人にとってはそうだろうね。不動産の話は買うにしても借りるにしても自分が住む家の話が中心だよね。
ヨコシマウマ:
シマウマさんは逆なんだ、人に不動産を貸してるんだぁ?どんな人が住んでるんですか?
シマウマ(の心の声):
興味はそっち?入居者のこと?
シマウマ:
何部屋かあるんで、それぞれいろんな人が住んでるけど。ライオン、トラ、ヒョウ、チーター、ハイエナ、とかの肉食動物が中心かな。肉食動物から家賃を回収して自分の生計の足しにしてるんだ。
ヨコシマウマ:
草食動物には貸さないんですか?
シマウマ:
別に貸してもいいんだけど、結果的にね。肉食動物が多いよ。我々草食動物は肉食動物から搾取される側だけど、せめてもの抵抗ってことで(笑)。
ヨコシマウマ:
搾取?ですか?草食動物は肉食動物に搾取されているの?
シマウマ:
ヨコシマウマさんなんかはドラッグストアのライオンマートのポイントに踊らされて買物したり、高級ブティック「タイガー」にもお金貯めて買い物するって話じゃなかったっけ?後、結果的には大丈夫だったけどワニ皮商事にバッグ預けようともしてたでしょ?
全部肉食動物のお店じゃないかな。
ヨコシマウマ:
そうですよ。どれもいいお店なんだぁ。
シマウマ:
まぁ、ヨコシマウマさん自身がそのお店に満足してるなら別に問題は無いんだけど、ヨコシマウマさんやその他の草食動物たちもその肉食動物のお店にお金を支払っているってことだよね。
ヨコシマウマ:
はい~、そういうことですねぇ!
シマウマ:
だからっていう訳じゃないんだけど、我々シマウマ族の草食動物が肉食動物から家賃って形でお金をもらえるのは面白いかなと思ってるんだ。
ヨコシマウマ:
よくわかんないですが、シマウマさんって変わってますね。
シマウマ(の心の声):
ヨコシマウマさんに言われるのも不思議だけど。変わってるってこと自体は自分にとっては誉め言葉かな。
シマウマ:
あと、この前、ゾウとキリンから入居希望の問い合わせがあったけど、床の耐久性や天井の高さが合わなくてお断りしたよ。
ヨコシマウマ:
ふーん、色々大家さんもあるんですね。
ところで、何でシマウマさんは大家さんに興味持ち始めたんですか? もともと実家が大家さんやってたんですか?
シマウマ:
いいや、実家は大家さんはやってないよ、自分で始めたんだ。
ヨコシマウマ:
じゃぁ、シマウマさんは何で大家さん始めたんですか?やっぱり多くの人は私もそうなんですけど、自分の住む家のことで精いっぱいで、人に貸す家のことを考える人って少数派だと思うんです。
(続く)
前回のお話はこちら →シマウマは何者?(その2) - よこしまうま物語
シマウマは何者?(その2)
このブログは、弱肉強食の資本主義社会では、強者ではなく、明らかに弱者に分類される草食動物2頭(「シマウマ」と「ヨコシマウマ」)が資産運用をおっかなびっくり始めていく物語です。
ちょっとお馬鹿で、ぼんやりふんわり生きていているヨコシマウマ。もともと投資や資産運用、節税なんてお金のことは全然やってないばかりか興味もなかったのに、シマウマのおかげでちょっとづつ興味を持ち始めます。
そして、いつも教えてくれるシマウマが何でそんなに詳しいのか、何の仕事をしているのか疑問に感じてきました。
前回のお話はこちら → シマウマは何者?(その1) - よこしまうま物語
ヨコシマウマ:
それはそうと、シマウマさん。いつもシマウマさんはお金に関することを教えてくれてとっても助かってますが、そもそもシマウマさんは何でそんなに詳しいの?何のお仕事してるんですか?
シマウマ:
私は普通の会社員やってますよ。ヨコシマウマさんみたいに動物園勤務じゃないけどね。
ヨコシマウマ:
資産運用とか節税とかに詳しいから、お金のことについての仕事ですか?
シマウマ:
いや、全然関係ない仕事だよ。お金関係のことは完全に個人的な興味や必要性で調べたり、できる範囲で実践してるんだ。
ヨコシマウマ:
すごいんですね、多分。よくわかんないですがぁ、はいー。私なんて動物園の仕事だけでいっぱいいっぱいでようやっとシマウマさんにいろいろ教えてもらってここまで来ているのに。
シマウマ:
もともとこういう話は好きだったし、将来誰でも必要になることだからね。
ヨコシマウマ:
じゃぁ、当然確定拠出年金とかNISAとかもやってて、他にもいろいろ投資とか資産運用やってるんですか?
シマウマ:
うん、やってるよ。
ヨコシマウマ:
すごいですね、確定拠出年金は先日ようやっとシマウマさんのおかげて個人型に切り替えできましたけど、正直まだ中身はよく理解できていません。NISAなんかは全然何のことかわかりません。
シマウマ:
そのあたりは興味あればまた教えてあげるよ。
シマウマ(の心の声):
そういえば、この前個人型に切り替えたい、っていうヨコシマウマさんの不思議なくらい強い希望でその手続きだけは教えてあげたけど、金融機関や中身の金融商品の話は一切してないぞぉ。
(その時の記事はこちら↓)
ヨコシマウマ、確定拠出年金を考える!(その11) 確定拠出年金(個人型)へ移行する? - よこしまうま物語
ヨコシマウマ:
ぜひ教えてください!理解できる自信はないんですが。
シマウマ(の心の声):
こういう時はえらい前のめりなんだよな、ヨコシマウマさん。でも、たぶん理解できないんだろうなぁ。すぐ忘れるんだろうな。
シマウマ:
はい、順を追って教えましょう、今度ね。
ヨコシマウマ:
他にはどんな資産運用やってるんですか?
シマウマ:
他は純金投資とか不動産投資かな。不動産投資は大家さんをやって家賃収入を得ているんだ。
ヨコシマウマ:
へぇー、不動産投資っていうのは何なんですか?私なんて、今住んでいる部屋を借りるときにどれだけ家賃払えるか不動産屋さんに相談しに行ったことしかないですよ。パンダさんなんかは高給取りだからたぶん豪邸を買って、住んでるんだろうけど。
シマウマ:
多くの人にとってはそうだろうね。不動産の話は買うにしても借りるにしても自分が住む家の話が中心だよね。
続きのお話はこちら→シマウマは何者?(その3) - よこしまうま物語
前回のお話はこちら→シマウマは何者?(その1) - よこしまうま物語
シマウマは何者?(その1)
このブログは、弱肉強食の資本主義社会では、強者ではなく、明らかに弱者に分類される草食動物2頭(「シマウマ」と「ヨコシマウマ」)が資産運用をおっかなびっくり始めていく物語です。
ちょっとお馬鹿で、ぼんやりふんわり生きていているヨコシマウマ。もともと投資や資産運用、節税なんてお金のことは全然やってないばかりか興味もなかったのに、シマウマのおかげでちょっとづつ興味を持ち始めます。
ふるさと納税のメリットを職場(仲良し動物園)のみんな(ナマケモノ君、後輩ヤギ、タヌキ課長、イノシシ部長)に教えに行き、各々別の反応がありました。ヨコシマウマも貴重な経験を積んでいるようです。
前回までのお話はこちら ↓
ヨコシマウマ、ふるさと納税で楽しい節税を職場の仲間に教える!?(その13) - よこしまうま物語
ヨコシマウマ:
シマウマさん、シマウマさんに教えてもらった節税にお得な医療費控除とふるさと納税、仲良し動物園のみんなにも教えてきました。
シマウマ(の心の声):
本当に教えられたのかな?
シマウマ:
で、どうだったの?
ヨコシマウマ:
ナマケモノ君は今のままで良いから、新しいことは何もしたくないって。
後輩のヤギさんは大家族で動物園のエサだけじゃ物足りないみたいだからすごく喜んでました。でも確定申告まで書類をちゃんと保管できるか不安だって。
タヌキ課長はもうすでに医療費控除もふるさと納税もやってました。人事なので詳しいみたいです。
イノシシ部長は、猪突猛進で健康だから医療費控除は不要だって。でも毎日暴飲暴食するくらい美味しいものには目が無いからふるさと納税は喜んでました。
シマウマ:
じゃぁ、ヤギとイノシシの2人には喜んでもらえたんだね。半分に喜んでもらえたなら上出来なんじゃないの?
ヨコシマウマ:
そうですね、でも、タヌキ課長とイノシシ部長には最後は急に怒られました。途中まで仲良く話ができてたのに。
シマウマ:
なんで怒られたの?
ヨコシマウマ:
それが分からないんです、原因が。
タヌキに「きつねうどんセット」を勧め、イノシシに「シシ鍋セット」を勧めておきながら、怒られた原因がわからないヨコシマウマでした。
シマウマ:
まぁ、人それぞれいろんな事情を抱えてるから、何を不快に感じるかは人それぞれ違うしね。無意識のうちに2人を怒らせるようなこと言っちゃったんだろうね。
ヨコシマウマ:
そうみたいですね。私なんか鈍感だから何を言われても怒らない方なんですけど。それに何でもすぐ忘れるから、怒られたことも多分すぐ忘れると思います。
シマウマ(の心の声):
ヨコシマウマさんの忘れる能力は特殊だけどね。
シマウマ:
まぁ、悪いことしたわけじゃないなら忘れて良いんじゃない。
ヨコシマウマ:
そうですね。怒られたことは忘れてまた今度別の人にお得な情報教えてあげようっと。
シマウマ:
ヨコシマウマさんは前向きでいいね。
ヨコシマウマ:
はい、嫌なことはすぐ忘れて前向きに生きます!
シマウマ(の心の声):
大事なことも忘れてますけどね。
ヨコシマウマ:
それはそうと、シマウマさん。いつもシマウマさんはお金に関することを教えてくれてとっても助かってますが、そもそもシマウマさんは何でそんなに詳しいの?何のお仕事してるんですか?
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