はじめに
今年1月に「響け!ユーフォニアム」にドハマリした。特に2期は涙腺がゆるゆるになり、7話「えきびるコンサート」以降の久美子とあすか先輩を取り巻くシーンに毎度涙していた。次が気になる展開続きで、あっという間にアンコン編まで観終えてしまい、Twitter*1をあさり始めたところ、あまのしんさんという同人作家さんが素敵なイラストを描いているのを発見した。
あすか先輩はぬいぐるみとかそんなに持ってなさそうなので扱い慣れてないとみた pic.twitter.com/AIfGKZPD8T
— あまのしん@5/26コミティア東1せ02a (@amano1549) 2024年1月23日
今となっては正確に思い出せないけど、たぶんこれが初めて目にしたあまのしんさんのイラストだったと思う。
あまのしんさんのメロンブックスのリンクを見てみると、人気でかつ多作であるらしい。試しに最初に3冊購入してみたところ、アニメとキャラデザが違う感じなのに本編で見覚えがあるような表情だけでなく、ご本人のスタイルが確立されたコミカルな表情がめちゃめちゃ上手で、お話も面白くて、あっという間に読み終えてしまった。ちょうど2月は私が初めての二次創作漫画を描いていたころ。思うように描けない忸怩たる思いを抱えていたから、なおさらあまのしんさんの絵柄の魅力が身にしみた。
間もなく他の作品も読んでみたい!!という欲が高まり、2月末にはその頃メロンブックスに在庫があったすべての作品を手に入れ、4月にはみやこメッセで行われた即売会「サンフェス」に向けて製作された新刊も手に入れた。14冊18作品のすべてがすばらしかったので、この記事では各刊の素晴らしいポイントを刊行順にレビューしていきたい。なおすべて全年齢作品である。
- はじめに
- 久美子とあすかの卒業エンドロール (2017年1月)
- ユメみて凱旋ダンス (2018年3月)
- くみこ9才 (2018年6月)
- みつめてアーティスティック (2018年9月)
- いきなりユーフォニアム (2019年9月)
- 5秒でdo-sei (2020年5月)
- AIと低音の調べ (2021年1月)
- Crossing (2021年4月)
- たのしいOOイリュージョン (2022年1月)
- NUSW (2022年4月)
- NUSW Vol. 2 (2022年9月)
- Step to you (2023年1月)
- なんでいるの!お姉ちゃん (2023年4月)
- 異世界に召喚された私達は恋愛成就するまで帰れない (2023年8月)
- ふたりのサマー (2023年8月)
- 疑惑のウィンターホリデイ (2024年1月)
- LIKE A SUPER DARLING (2024年4月)
- らくがきパッション♪(2024年4月)
- おわりに
*1:未だにXと呼ぶのは慣れない