どこまでも青く。

世界一周後に一軒家を買い、妻とちくわとゆったり暮らす。楽しく子育てしよう。

子供が1人と2人では生活や必要なお金がどう変わるのかを公開してみる

子供が2人になりました。

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子供が2人になるとお金がどうこうとかは色々情報があるけど、普段の生活でどういう変化があるのか?育児の時間は2倍になるのか?とかを書いてるのがあんまりなかったので書いてみます。

2人目を考えている人の参考になれば幸いです。

 

 

子供2人の生活

我が家の状況

現在2歳2ヶ月の女の子と5ヶ月の女の子。

嫁は育休中。夫は会社員

上の子は保育園に通っている

嫁は下の子と、自分(夫)は上の子と別室で寝ている

 

タイムスケジュール

朝7時起床。

上の子の準備、自分の準備スタート。

まず上の子と一緒にパンを食べる。

バナナとヨーグルトもあげながら、基本同時に食べる。

7時半〜子供の歯を磨き、自分の歯も磨く。

顔を洗いヒゲを剃る。

50分〜嫁を起こして着替えさせてもらう。自分は着替え等自分の準備、あればゴミ出し

8時10分〜保育園のバッグを電動自転車に乗せてスタンバイ。その間に嫁がヘルメットとかを準備。

8時15分〜電動自転車で保育園へ

25分〜保育園に着いたら、オムツを布オムツに替えて、着替えとか補充してバイバイする。

35分〜保育園を出て会社に向かう

50分 会社着

9時 始業

 

夜6時ぐらい 終業 家へ向かう(帰りのお迎えは夕方に嫁が担当)

6時半 家に着く 嫁が作ったご飯を食べる。ご飯は嫁があげてくれている

7時20分 お風呂に入る。まずは自分を洗う。

その後上の子とお風呂に入る、終わって上の子と交換で下の子を受け取って下の子とも入る。

大変だけど癒しの時間。

8時10分 上がって髪を乾かしたり。上の子の歯を磨く。嫁が子供の着替え等をしてくれる。あと下の子におっぱいあげて下の子の寝かしつけ。

8時半 自分は上の子の寝かしつけスタート

9時15分〜9時45分くらい(日による)上の子が寝たら寝室を出る。それから自由時間

10時45分〜寝る準備。歯を磨く

11時〜11時半くらい 就寝。これくらいに寝ると仕事でも調子がいい。

 

結論

我が家の場合、2人になっても育児時間は大して変わらない。お風呂が10分長くなるくらい。割とすぐ慣れる。

 

基本的に下の子は嫁が育児してくれているので、自分はそんなに変わらないです。

嫁が頑張ってくれているからですね。

 

2人になって変わったところ

・休日に出かける時の準備がちょっと大変

→荷物は2倍になる、けど決まってくれば別に補充するだけだし、そうでもない。

・買い物しづらい

ベビーカー二台は機動力が落ちる。

小回りがきかない。ゆっくり服買ったり出来ない。

・出かけた時にオムツ替えがちょっと大変

下の子が小さいから、今はオムツ替えが多くて大変。

上の子は頻繁ではなくなって来てるからそうでもない。

・今はまだ大丈夫だけど、離乳食始まったらレストランできっと大変。

2人にあげなきゃいけないから。まあ自分は子供優先にし過ぎないスタイルなので、自分優先で暖かいうちに食べながら子供にもあげます。慣れれば余裕。

 

子供が出来る出来ないではめっちゃ暮らしが変わるけど、1人と2人はそうでもないです。

うちの子達は比較的いい子達っていうのもあるとは思います。

基本勝手に寝ます。寝かしつけといいつつ、自動で絵本を読んでくれるこれを見せてます。

 

ディズニー ピクサーキャラクターズ Dream Switch(ドリーム スイッチ)

ディズニー ピクサーキャラクターズ Dream Switch(ドリーム スイッチ)

 

これは部屋を暗くして天井や壁に映せるので、めっちゃいいです。

音楽が眠くなるような感じだし、お話がいっぱい入ってます。

最後にミッキーがおやすみなさいって言ってくれるのが最高。

これ見せてる間に携帯見てます。

はてな見たり、NewsPicksみたり英語の勉強したりしてます。

 

 

2人になって大変になったこと 

・保育園から菌を貰ってきて風邪を引き、子供がお互いに風邪を移し合うから、常に鼻水を垂らしてます。

電動鼻水吸引機がずーっとフル稼働。

マジでこれがない生活は考えられないです。

 

Baby Smile 電動鼻水吸引器 メルシーポット S-503

Baby Smile 電動鼻水吸引器 メルシーポット S-503

 

 高いんですけど、安いやつ買ったらあんまり使えなかったので最終的にこれになりました。

保育園に入ってからずーっと使ってます。

保育園入ったら基本風邪をもらいまくるので、鼻水を吸ってあげないと蓄膿とかになるし、眠れないので吸ってあげなきゃならないんですがこれがなかなかに辛い。

最初から買えば良かったものナンバー1です。

コンビ 電動鼻吸い器

コンビ 電動鼻吸い器

 

 ↑これは吸引力が弱くてうちはダメでした。

 

あと、子供から咳も全力でゼロ距離でかけられるから自分も風邪引くし、子供を病院に連れて行かなきゃならないし。平日に病院に子供2人連れてくのは嫁がめっちゃ大変です。

だから平日に休みとかとってるけど、そんなにたくさんは取れないし。。

 

ちなみにうちは自分が上の子と、嫁が下の子と寝ています。

まだ下の子が小さいから夜中起きるし、嫁は結構大変です。だからなるべく上の子は自分がみる感じです。

 

土日も子供に合わせるので、基本のリズムは一緒です。 

子供がいるいないで土日の過ごし方は相当変わりますが、1人か2人かでは大して変わりません。

どちらかが昼間出かける時は、片方が2人を見ます。

たまに夜出かけたりする時は、嫁の両親に来てもらったり預かってもらったりします

来月は夫婦2人でロックフェスに行きます。楽しみー。

ちなみに、互いに育児から自由になれる日を月1で設定してます。おススメ。

 

ワンオペ育児だとどうなのか

我が家は割と分担出来てるからいいけど、ワンオペ育児だとどうなのか。

もちろん大変です。

ただ2倍大変かというと、そんなことはないかなと思います。

我が家は年子だけど上の子が出来ることが増えて来ている(自分でご飯を食べれる等)から、単純に2倍になる時期はないです。

ただキツイことはあります。

それは、風呂!

そもそも子供が一人でも風呂を一人で入れるの難しいのに、二人はもう難易度高すぎです。

具体的にはこちらの記事が参考になります。

 

「子供2人以上をママ一人でお風呂に入れる方法」鉄板ワザを先輩ママが伝授 [ママリ]

 

あとは保育園の送り迎えで雨の時。子供二人連れて雨の中保育園へ。

無理ゲーです。説明いらないですね。頑張るしかない 。

 

お金はいくらかかるのか

お金についてはこちらの記事が完璧です。

日本という国で、子供2人を育てる適正年収をレポート - RepoLog│レポログ

なんともリアルな記事ですね。

年収600万が必要であると。

ただこれは今の社会がずーっと続けばの話ですね。

幼児教育無償化も今年から始まって、それだけで2人で年間70万以上負担が減りますヤバいめっちゃでかい。

心配は、し過ぎたら何も出来ません。

子供のお金なんて削ろうと思えばいくらで削れるし、貧乏から這い上がってる人もたくさんいるし、基本的にはなんとかなります。お下がりとか色々ありますしね。

子供手当ても2人なら月3万貰えますし。保育園無償化と合わせたら2人合わせて月10万ですね。ヤバい。ありがとう日本。

まあなんやかんやお金足りないけどな!ハワイとか行きたいじゃん!消費税とか色々負担も増えるし、今の世の中あまり給料も上がらないし、、努力してスキルを身につけるしかないですね。

子供が2人になると、時間は無くなるけど危機感は増えるから自然と勉強するようになりますよ 笑

うちはベビーカーも服もおさがりだし、ベビー座布団もおさがりだし、買ったものは結構少ないかなと思います。

本来絶対必要なのはチャイルドシートですけど、イベントで抽選で当たったので買いませんでした。

ランニングコストとしてはオムツ代とミルク代とおしりふきくらいなので、月1万もかかってないです。6000円とかかな。

おむつはアマゾンファミリーが安いです。定期便ですね。

 

 結局教育費が一番かかるとおもますが、うちは学資保険とかでためてます

みんなやってる人多いと思うけど、子ども手当を学資保険に当ててます。

そうしとけば基本高校入学と大学入学はまかなえる感じですね。

学資保険の相談でライフシュミレーションといってお金のシュミレーションをしてくれるのですごくよかったです。

あとは格安シムを使って通信料を節約するとか、日々の努力ですね。

 

 

そもそも1人と2人で幸せ度はどうなの

子供が生まれたことで50から100になったとするなら、130くらいですかね。

これは2人目が1人目よりどうこうとかいう話ではなく、どうしても1人目よりは感動は薄れるし、苦労は増えるからです。

ただ一人っ子では味わえない幸せというのも確かにあって、赤ちゃんの下の子と上の子が仲良く寝てたりじゃれてたりするともうめっちゃくちゃかわいいです。

もうとにかくね、怖いぐらいかわいいです。

2人目だからといって飽きることは全くなくて、同じ赤ちゃんでも全然違うし、あれこんなにめちゃくちゃかわいかったっけ、、ってなります。

そもそも、自分が幸せになる為だけに子供を持つものではないですよね。

子供は周りの人も本当に幸せにします。

自分の親が自分の子供と遊んでるのを見るのはなかなかいいものです。

今の時代、写真共有アプリもあるから、幸せをお裾分けという意味で子供の価値はとても上がっていると考える事も出来ますね。

うちはみてね使ってます。

 

無料で写真も動画もあげれるし、しかも勝手にまとめて動画とか作ってくれるんですよね。。最高です。いい時代になりました。

 

パパ友ママ友について

自分は元々大規模シェアハウスに住んでいてそこの繋がりで友達家族が結構います。

これが結構大きくて、ママ同士でママ会、パパ同士でパパ会、そして花見やバーベキューや花火やなんかはみんなで行ったりします。

もう少し大きくなったらキャンプとかも行くでしょう。

子供達同士にとってもいいし、親同士の息抜きとしても最高です。

子供が出来てからの友達とかと違って、気を使わなくていいので、、ハロウィンとかも子供達を仮装させるとめっちゃかわいいです。

頻繁に会うと成長が見れるし懐いてくれるので、他人の子とは思えないほどかわいく見えます。うちは2人とも女の子ですけど、男の子とも遊べるので息子と遊んでいる気分も味わえます。

 

育児という奇跡

育児は苦労の連続。

だけどそんな苦労が全てチャラどころか100倍にして返してくれるのが子供です。

もう幸せすぎてヤバいし、かわいすぎて1日最低10回はかわいいって言ってるし、めっちゃ笑顔にしくれるし、最高です。

毎日忙しくてすごい勢いで過ぎていってしまうけど、今は本当に貴重な奇跡のような時間なんだと思います。

 

この間この漫画を見て、すごい刺さりました。

 

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育児は本当に大変だけど、子供は本当にあっという間に大きくなってしまって、小さい時期は一瞬です。

身体的にも精神的にもきついけど、半年前の子供のとの時間さえすでに愛おしく、もうあの頃の子供には二度と会えないんだと思うと、人生の儚さと今の時間がいかに貴重であるかを実感します。

今日、今、この瞬間を大切に、家族と暮らしていこうと思います。

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yonksy.hatenablog.com 

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2018年に読んでよかった本ランキング

 2018年は自分が管理職になった年だったので、ひたすらにビジネス書を読みました。

 その中で特に実際に役に立った本をランキングで紹介します。

口コミと一緒に自分のメモも一緒に書いていくので、気になったらぜひチェックしてみてください。

 

 

 

5位 最高品質の会議術

 
最高品質の会議術

最高品質の会議術

 

 

会議のクオリティを上げる為の方法をソフトバンクの人が教えてくれます。

 

以下メモ

・提案はテーマを小分けにして陣地を広げる

・他のマネージャーの話を問題意識を持ちながら傾聴する

・会議参加人数は5人から9人

・意思決定の三大ポイント

財務的視点「本当に利益を生み出すのか?」

実現可能性「本当に現場でうまく回せるのか?」

企業理念との整合性「会社の理念と合っているのか」

 

会議ってどうやったらいいの、、な感じだったので非常に為になりました。 

意外と一番役に立ってるのは「他の人の話を問題意識を持ちながら聞く」という点で、自分だったらどうするか?を考えて意見する訓練になるのと、あとリアクションをすると相手にもいいイメージを与えるし、自分の話をする時にも聞いてもらえるので、かなり大事だと感じました。

 

4位 NETFLIXの最強人事戦略

 

 

NETFLIXの最強人事戦略 自由と責任の文化を築く

NETFLIXの最強人事戦略 自由と責任の文化を築く

 

今ノリに乗っているネットフリックスの、最強人事戦略です。

ネットでも話題になってた本で、かなり衝撃的な人事戦略でした。

・マネージャーにキャリアプランナーの役割を期待してはいけない。長年の功績に報いるために別のポストを用意する義務もない

・優れた第一候補はいくらの追加収益を生み出してくれるのか?第二候補とどれだけの差があるのか。また、この候補者が競合他社で働かないことの価値も考慮する。

・人事考課は膨大に無駄な時間がかかっているので廃止する

 

Netflixは外資系なので日本でその通りには出来ないけど、参考になる点も多かったです。

「優れた人材が求めているのは、優れた福利厚生ではなく、優れたチームである」というのは本質をついている気がします。

最高水準の報酬を出していることでも知られていて、わずかな投資でテレビのリモコンにネットフリックスボタンをつけてもらうなど、参考になる点が多い会社です。

 

 3位 プレイングマネージャー 残業ゼロの仕事術

 

プレイングマネジャー 「残業ゼロ」の仕事術

プレイングマネジャー 「残業ゼロ」の仕事術

 

この本はプレイングマネージャーの自分としてはかなり参考になって、実践してます。

・ワークログをつける。理想と現実を比べて比較する

・プレイヤーの仕事を減らし、マネジメントの仕事を増やす

・本来の仕事はなにかを深掘りする

→増やすべき仕事と減らすべき仕事を明確にする

・心理的安全性を優先する

まあ全部やるのは無理かな、、と思いますが、使える情報がたくさんあります。

・マネージャーがすぐに答えを出さない。会議でも喋り過ぎない。

というのはやりがちなので注意しなければと思いました。

実際にチームの残業も減ったので、この本のおかげもあるかもしれません。

具体的な方法論が書いてあるので、プレイングマネージャーは必読です。

 

2位 人生は、雲よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

 

人気ブロガーの本です。

めちゃくちゃ面白かったです。

普通のビジネス本ではなかなか書いてないことが書いています。

ここから少し読めます。

https://www.furomuda.com/entry/2018/08/04/011000

錯覚資産について書いた本です。

勘違いさせる力は結果的に実力をつけていくことにも繋がるという趣旨です。

なんとなく意識してたことが可視化されてる感じで、出世する人は自然とこういうことをやってるんだろうなと思いつつ、これは上司には読んで欲しくないなと思いました 笑

 

この方のブログも面白いのでおススメです。

 

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

 

 

1位 地頭力を鍛える

 

地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」

地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」

 

結構前の本ですけど、話題になっていただけあって、本当に面白くて参考になりました。

漫画版もあって読みましたけど、こちらの方がおススメです。

結論から考える仮説思考力、全体から考えるフレームワーク思考力、単純に考える抽象思考力の3つが軸です。

ここまで掘り下げて教えてくれるの?おいおいどこまでいくんだよ、、久しぶりにこの本やベェ、、ってなりました。

あまり簡単な本ではないので、どんな本と一言では言えませんが、本の世界の奥深さを感じました。

自分の世界を広げてくれた、ビジネス本の歴代でもトップ3に入る本です。

 

 

ついでにおもしかった小説も紹介させてもらいます。

 

小説1位

地球星人

地球星人

地球星人

 

アメトークでも話題になった、コンビニ人間を書いた作者の作品です。

コンビニ人間を読んで好きだった方は好きだと思います。

この作者のおかしいように見えて実際の世界にもいそうな、絶妙な主人公、キャラクターが本当にすごいです。

めちゃくちゃ引き込まれて一気読みしてしまいました。

すでに友人にも勧めてますが、これについて語りたい、、、!となる本です。

 

2018年もたくさんいい本に出会えました。

会社の先輩から学ぶことも多いんですけど、本から学べることはやはり多いと実感しています。

本を読んで実践を繰り返して、仕事もいい結果が出てるし、1年前の自分からはだいぶ成長できていると思います。

2019年もいい本と出会えるのが楽しみです。

 

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マイナス1歳の命

友人が素晴らしい活動をしていて、クラウドファンディングを始めた。

 

mainichi.jp

 

胎児ホットラインの設立を目指しているらしい。

出生前診断で胎児の障害や病気が判明した夫婦が相談できるとのこと。

同じ境遇の方達とも繋がれるらしい。

 

以前、その友人に誘われて障害についてのイベントに行ってきた。

深く、考えさせられる時間だった。

 

yonksy.hatenablog.com

 この記事はその時に感じたことを書いた記事で、たくさんの人にシェアされて、たくさんの人に読んでもらえた。

それはつまり、彼らの活動が非常に本質的で価値があり、知れば周りに伝えたくなるものだからだろう。

 

世の中には知らないことがたくさんあって、でも毎日見るネットニュースは芸能人がどうしただの政治家がどうだの、見る価値があるのかと思うものが多い。

 

その人生の時間の中で、こういう活動を知る時間を作って欲しいと切に思う。

 

クラウドファンディングについて

 

readyfor.jp

 

日本には、妊婦さんを支える組織はたくさんありますが、「赤ちゃんに病気や障がいがあった時」に特化して妊婦さんを支える組織はありません

 

自分がもし、子供ができて、でも障害があるとわかった時、どうするだろうか。

中絶するか、それとも生むのか。

周りの景色が変わるだろう。

 

なぜ。

どうして。

どうしたらいい。

 産んだらきっと大変だよな。

でも自分の子だし。

なんでだよ。

どうしたらいい。。。

 

2015年に活動を始めてから出会った方の中に、おなかの赤ちゃんの病気の可能性を告げられ混乱した思いを伝えてくださった方がいました。

 

産まない選択をしたときの想い

赤ちゃんの病気が伝えられ、限られた時間と情報の中で決断をしなければいけないこと、本当に辛いです。孤独だと感じました。

中絶を選んだらひどい母親と思われそう、誰にも言えない。誰だって我が子に会いたいに決まってるのに、苦しんで悩んで決めた答えに、心ない非難をされることがただただ怖い。

情報が合っているのか、本当にこの決断で良いのか良かったのか、ずっと悩み続けます。

 

本気で自分がもしその状況になったらと考えたら、産まない選択をした人を、どうして責められるだろう。

 

 

現在の日本には、おなかの赤ちゃんの病気の可能性を告げられた時に、かけこめる場所がありません。

 

告げられたご家族が、数日から数週間という短い時間の中で、自ら情報を探し、乗り越えなければならないのです。

 

産む選択をしたときの想い

ダウン症や難病がありながらも懸命に生きてる子ども達、その傍らで我が子に寄り添うご家族が、この世界にはたくさんいらっしゃること、分かってはいたけどやはり他人事として考えていたことを改めて感じました。

こんな人生を送るなんて思ってもみませんでした。妊娠がゴールではないこと。心拍が確認できたら大丈夫というわけではないこと。世の中の妊婦さんみんなが幸せに過ごしてるわけではないこと。身にしみて痛感しております。

ここに相談しなければ、ダウン症だったら堕胎しようとしていたかもしれません。本当にありがとうございました。

 


ダウン症で、生み育てることを断念される方には、「情報不足で生み育てる勇気が持てなかった」という方もいます。

 

このご家族は「ゆりかご」で、ダウン症についての様々な事実を知り、生み育てられると考えられるようになりました。

 

ゆりかごというのは他の障害をもった子を持つ方とつながれるサービスだ。

自分がもしその状況になったら、同じ境遇にある方達とつながれることは、どれだけありがたいだろう。

 前の記事でも書いたが、そういう境遇を分かち合うことができるかできないかは、それがなかったら自殺していたかもしれないというレベルのものだ。

そういう意味でこの活動が世の中にとってどれだけ意味があるのかと考えると、計り知れないものがある。

 

 

こういう活動を知った時、自分には関係ないと思うだろうか。

実際そういう人は多いだろう。自分も若い頃はそうだった。

 

それが今、子供ができて、子供が生まれることは当たり前ではないということを知って、それでも今こうして子供に恵まれて、毎日大変だけれども子供がいることの素晴らしさと、親への感謝や人生の儚さ、素晴らしさを感じている。

 

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自分の子は今の所、障害を持っていない。

普段、障害について考えたり話したりするだろうか?

なんとなくこういう話は、障害を持っている人同士が話し合うことという意識があった。

なぜだろう?政治の話を、政治家ではないからしないのと同じくらい、日本のこの空気と自分の中にあるこの感覚に違和感を覚える

自分は障害を持っていない。

ただそれは、たまたまでしかない。

障害を持って生きづらい本人も、その家族も、もっと幸せになって欲しいと思うし、その権利があると思う。

そして、そういう社会にしていくべきだし、自分はそういう社会、国で暮らしたい

 

 

僕が思うのは、障害を持っている人たちを意図的に差別する大人はもうほっておけばいいと思うけども、これからの子供たちにはそうなってほしくないということだ。

そのためにはこういう活動を知ってもらうことが大事だと思う。

実際に使う方々も、家族の中でいろんな思いを抱えているけど、他の同じ境遇の方たちと出会うことで、親ではなくて兄弟も救われることもあるのだろう。

 

障害を持っているかどうかというのはある意味で個性でしかなくて、その人がどういう人なのかということがの方が大事なはずだし、きっとテクノロジーの進化で少しずつ障害は障害で無くなっていくはずだ。

 

クラウドファンディングというのは素晴らしい仕組みで、関心はあったけどどうしたらいいかわからなかった人も支援ができるし、知らなかったけど今回で知ることができて支援する人もいるだろう。

 

たくさんのお金でなくてもいいと思う。

偽善でもいいと思う。いいことしていい気持ちになりたいだけでもいいと思う。

 

日本のこの最近の他人に優しくない社会で、

余裕がなくて他人に優しくできない毎日で、

優しさで世界をよくできるこの機会を、もっとたくさんの人に知って欲しい、と思った。

 

readyfor.jp


花束を君に

ばあちゃんが亡くなった。

 

みんなに看取られて、苦しまずにいけたらしい。

 


ばあちゃんが亡くなって北海道に帰る前の日の夜、僕は宇多田ヒカルの8年ぶりツアー初日の会場にいた。

 


※ここからはライブのネタバレも含みます。

 


他のたくさんの人と同様に、宇多田ヒカルが好きだった。

あの頃の宇多田ヒカルは、他の誰とも比べられない、圧倒的な存在だった。

僕はあの頃、歌声も歌詞も、すごく好きだった。

 

 

 

ライブ当日。雨。

久しぶりに会った友達と日本語の通じない謎のタイ料理屋で飯を食べてから、ライブに向かう。


グッズ売り場はものすごい人で、客層は様々だった。


特別なオープニングもなく、さらっとライブは始まった。

すごく歌が上手いわけではないけど、アレンジがカッコよくて、トラベリングってこんなにカッコいい曲だったのか、と気付かされた。

 


ライブは進む。

音楽のアレンジがどこかアメリカを感じる。

めちゃくちゃカッコいい。

 


昔の曲もかなりやってくれた。昔の曲は少し歌うのが大変そうだった。

 


ライブ後半。その時は来た。

 


「花束を君に」

 


宇多田ヒカルが亡くなったお母さんに向けて作った歌だ。

 


「花束を君に送ろう 

 愛しい人 愛しい人

  どんな言葉を並べても

 真実にはならないから

今日は送ろう

涙色の 花束を 君に」

 


ばあちゃんは自分にとっても愛しい人だけれども、母さんにとっては、もっと愛しい人だっただろう。

 

うちの母さんがずっと面倒を見ていて、去年ひ孫見せることが出来た。

その時はしばらく表情がなかったけれども、話しかけると笑顔を見せてくれた。

 


優しい人だった。

 


宇多田ヒカルのライブで、アンコールでautomaticを歌ってくれた。

日本の音楽史に残る歌と言って過言はないだろう。本当にカッコいい曲だ。

曲の間、ずっと、ずっと鳥肌が止まらなかった。

 

宇多田ヒカルは、すごい人だ。

それでいてチャーミングだ。

当たり前だけど僕らと同じ人間で、とても人生を楽しんでいるように見えた。

自然体で、とても魅力的だった。

 

宇多田ヒカルのライブは、僕がとても好きな、goodbye happinessで締めくくられた。

「何も知らずはしゃいでたあの頃にはもう戻れないよ

それでもいいの love me」

 

あっという間に終わりが来た。

 

帰り際にもう一回見たいと言っているカップルがいて、確かに、と思った。

 


ばあちゃんの人生は、どんな人生だっただろう。

 

ばあちゃんがいなかったらおれは生まれ来ていないという、当たり前の事実に今更ながらばあちゃんへの感謝の気持ちが湧いてくる。

 

こうして生まれてきて楽しくやってこれて、嫁と娘に会えたのも、全てばあちゃんのおかげだ。

 

ありがとう、ばあちゃん。

 

ばあちゃんとの最後のお別れで棺を閉める時、みんな泣いていた。

とても、きれいな顔をしていた。

 


骨になったばあちゃんを拾って、ばあちゃんは家に帰って来た。

 

人生とは、なんだろう。

子供を産んで、育てて、その子がまた子供を産んで。

 

世の中にはたくさんの仕事があって、たくさん価値を産んでいるけど、

命を生み出して、その命がずっと繋がっていくことを考えると、それを超える価値のある仕事って、はたしてどれだけあるのだろう。

 

もらった命に感謝して、精一杯に生きよう、と思った。

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幸せとはなんだろう。

幸せとはなんだろう。

 

こないだ難民支援のNPOで働いている友達と話をした。

 

「今貧しい人がいて、それを支援することが果たしてその人たちの幸せになるのかな?」

 

難しい問題だと思う。

 

違う日、友達の結婚式の二次会で、途上国を支援している友達と話をした。

 

中米から帰ってきて、今は大学院に通いながら仕事をしているらしい。

すごいな、と思った。

 

旅をしている頃、何度も何度も考えていたことを思い出す。

 

こういう話って、テレビでやっているのをみても正直ふーんって感じだし、実際に活動している友達の話を聞いても、そうなんだーぐらいの感じだと思う。

 

実際に現地で感じると、帰ってきて話してもどうしてこんなに伝わらないんだろう、みんな興味ないんだろう、と不思議でしょうがないんだけど、あ、そうか、やっぱり実際にみて聞いてみないとわからないのか。そりゃそうだよね。自分だってそうだったんだから。たまたま自分は行ってみて実際に感じれたから今はこう考えてるけど、行ってない人に感じろってのは難しいのか。そりゃそうか。と、時間が経っていくうちに理解する。

 

そして、日常の中でそういう話をすることはなくなり、少しずつ、少しずつ想いが薄れていく。

 

そのあとも想いが止まらなくて実際に行動できるのはすごいと思うし、それは実は行動できる環境にあるだけできっとすごく幸せなんだと思う。

突き詰めると、やっぱり日本で遠くから支援よりも現地で活動できる方が満足度は高いし、一度それを経験するとそれ以外の形は考えられなくなる。

 

支援する側にしても、別に貧しい人を救いたいのが一番じゃなくても、その周りの文化に興味があって結果として貧しい人も幸せになるならそれはきっと最高だ。

 

貧しい人たちにとって何が幸せなのだろう。

 

カンボジアであった貧しい人たち。

インドであったもっと貧しい人たち。

インドのカースト制は、カーストにも入れない人には「希望」がない。

怖い、と思った。

生きるために自分の娘の足を切る。物乞いでお金をもらうため。どんな気持ちだろう。考えるだけで涙が出る。

 

中東で、すぐ隣で紛争があって。街中には兵士が銃を持ってたくさんいて。

宗教が原因で起こっている戦争もあるのだと思うけど、宗教がなかったらここでまともな精神で暮らせるのだろうか。

 


Most Shocking Second a Day Video

 

 

こういう話を、なんか穿った目で見る人たちを見ると、日本は狭いな、と思う。渋谷でハロウィンで騒ぐ若者。ダサいなと思うし、世の中の、世界の不条理を感じずにはいられない。

 

人生って本当にどこまでも薄っぺらくも生きられるし、ものすごく深くも生きられるのだと思う。どちらが正しいとかはないけど、人としての奥深さ、人生の面白さをどれだけ味わえているのかは、人によってまさに天と地ほどの差があるのだろう。

 

自分が感じたことにちゃんとまっすぐに向き合って生きていけるのは、日本で言われている幸せなんかを追うより、よっぽど幸せだと思う。

 

個人的に支援したいなと思うのは、障害を持つ人たちのこと。

 

yonksy.hatenablog.com

 

何が出来るかはわからないけど、友人が活動しているのでこれからも応援したい。

自己満足でいいのだと思う。

 

 たまにはこういう話をする機会が欲しい。

 

こういう話ができる人たちに日本で出会えたのはとてもありがたいな、と思った。

2017年に読んでよかった本ランキング

2017年もそれなりに本を読みましたので、ランキングにしたいと思います。

去年に比べてビジネス本の数が増えて、小説の数が減りました。

育児本も多いですね。

 

それでは5位から。

 夜と露

夜と霧 新版

夜と霧 新版

 

ホロコーストで有名なアウシュビッツ強制収容所に実際入れられていた人の本です。

描写がリアルで、本当に恐ろしいです。

 人は劣悪な環境にいるとどのように精神を病んでいくのか。

想像しながら読んでいると、ちょっと精神がやられます。

そもそも人種差別で入れられているわけで、悪い事はしていない人達が自分ではどうしようもない運命でこのような状況になってしまうという事実が怖いです。 

とても考えさせられる内容でした。

 

 4位

多動力 (NewsPicks Book)

多動力 (NewsPicks Book)

 

 めっちゃ売れた本ですね。

さらっと読めるし、さすがホリエモンといった感じです。

ホリエモンの本は結構面白いから読んでるんですけど、今の時代においては色々と動くことがとにかく大事だと。

ホリエモンのマネを全部は出来ないかなと思うけど、色々とチャンスがある時代なので、とても参考になります。

 

3位

 

妻に捧げた1778話 (新潮新書)

妻に捧げた1778話 (新潮新書)

 

 カズレーザーがアメトークで紹介して入手困難になった本。

しばらく待ってやっと買えました。

余命が残り少ない妻に小説家の夫が1日1話プレゼントしていった実話。

最後の1話が、、、やばい。カズレーザーが泣いたと言ったけど、納得。唸りました。

 

 

2位

 

AX アックス (角川書店単行本)

AX アックス (角川書店単行本)

 

 伊坂幸太郎は全部読んでるんですけど、近年の伊坂幸太郎の中では相当よかったです。

とにかくお勧めしたいのは子供を持った親!特に、男の子を持つ親!

あとは結婚した人!

殺し屋シリーズの話なんですけどね、家族の話で。

最後が本当に良い。読み終わった瞬間、くっ、、、!!てなって動けなくなるあの感じ。

本当にお勧めです。

 

 1位

君たちはどう生きるか

君たちはどう生きるか

 

  

めっちゃ売れましたし、もはや全国民が読むべしと思う本。

子供にも絶対読ませたい。

基本的には少年が葛藤していく中で、おじさんがアドバイスをくれる話です。

いや面白くなさそう!と思うかも知れないけど、人生で大事な事はなんなのかを教えてくれます。

絶対に読んだ方がいい、素晴らしい方です。

 

 以下は今年自分が読んだ本の一部です。

 気になったものがあればどうぞ。

 

 

障害者のリアル×東大生のリアル

障害者のリアル×東大生のリアル

 

 東大生が障害者の方々の授業を受けて、それぞれの見方でどう感じたかが書いてある本。

タイトルの軽さからは想像出来ないくらいいい本だった。

オススメ。

 

 

本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)

本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)

 

 ホリエモン本と言えばこれ。

 

 

鬼速PDCA

鬼速PDCA

 

 

 

失敗すれば即終了! 日本の若者がとるべき生存戦略

失敗すれば即終了! 日本の若者がとるべき生存戦略

 

 

 

行動科学を使ってできる人が育つ! 教える技術

行動科学を使ってできる人が育つ! 教える技術

 

 

 

さりげなく人を動かす スゴイ! 話し方

さりげなく人を動かす スゴイ! 話し方

 

 

 

ダークサイド・スキル 本当に戦えるリーダーになる7つの裏技

ダークサイド・スキル 本当に戦えるリーダーになる7つの裏技

 

 ビジネスは綺麗事だけじゃないよねという本。

 

 

社内プレゼンの資料作成術

社内プレゼンの資料作成術

 

 プレゼンすることが多くなったので読んでみました。

シンプルが一番。

 

 

革命のファンファーレ 現代のお金と広告

革命のファンファーレ 現代のお金と広告

 

西野本は読んでおいて損はないです。 

新しい考え方を足してくれる感じ。

 

 

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

 

 

  

いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン

いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン

 

 今アツい仮想通貨の本。

読んだからといって儲けられるわけではない。笑

 

 

人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの (角川EPUB選書)

人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの (角川EPUB選書)

 

AI本でオススメされてたから読んでみました。

人工知能とかちょっと詳しくなりました。

ディープラーニングにも種類があって、、とか。

オススメです。

 

 

マンガで読む 育児のお悩み解決BOOK ―「生まれたらこうなる!」…って、教えておいてよ、もー!!

マンガで読む 育児のお悩み解決BOOK ―「生まれたらこうなる!」…って、教えておいてよ、もー!!

 

  

 

1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ

1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ

 

 

 

 

レバレッジ・リーディング

レバレッジ・リーディング

 

 

 

<チーム編>教える技術 行動科学で成果が上がる組織をつくる!

<チーム編>教える技術 行動科学で成果が上がる組織をつくる!

 

 

 

自分のアタマで考えよう

自分のアタマで考えよう

 

 人気ブロガーのちきりんの本。

納得できることが多い。

オススメです。

 

自分の頭で考えて動く部下の育て方 上司1年生の教科書

自分の頭で考えて動く部下の育て方 上司1年生の教科書

 

 

 

人望が集まる人の考え方

人望が集まる人の考え方

  • 作者: レス・ギブリン,弓場隆
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2016/07/14
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 

 

決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)

決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)

 

 ビジネス会計検定を受けた後にこれを読むとバッチリですね。

 

「好きなことだけやって生きていく」という提案

「好きなことだけやって生きていく」という提案

 

 

 

子どもへのまなざし (福音館の単行本)

子どもへのまなざし (福音館の単行本)

 

 

ホワイトラビット

ホワイトラビット

 

 

サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福

サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福

 

  色々と話題になっていた本。

確かに面白いけど、途中で飽きてしまった。

最初のちょっとだけでも読む価値がある本。

 

 

図解 モチベーション大百科

図解 モチベーション大百科

 

 色々なモチベーションを上げる法則が書いてあって、ただ羅列してるだけと言えばそうなんだけど、思ったより面白かったです。

心理学って面白い。

 

 

以上です。

 

とにもかくにも、君たちはどう生きるかをオススメしたいです。

 

 

yonksy.hatenablog.com

 

 

息苦しくなっていく世界で

最近、世の中が「正しい」で埋め尽くされていっているような気がする。

無駄がどんどん無くなって、それとセットになっていた「余裕」も無くなっている

 

息苦しい。

 

 

どこの会社も少しずつ余裕が無くなっていて、少しずつ、少しずつ居心地が悪くなっていく。

全てが効率的になって、人間も効率的になるしかなくて、余裕が無くなって。

これではあっという間に人生が終わってしまう。

 

銀行で大規模なリストラしているニュースを見た。

確かに銀行は非効率的なのかも知れない。

でも消そうとしてるのは無駄だけじゃなくて、そこに勤めている人達のたくさんの素晴らしい人生だろう。

銀行の人達が自分だけは生き残ろうと、今まで仲良かったはずの同僚と生き残りのライバルになってしまう状況は、簡単に想像出来る。

リストラを言い渡す人もいるだろう。

互いに家族がいて、リストラをする側もされる側も、とても辛いだろう。

 

なんなのだろう、これは?

 

人類は自分達を幸せにするために進化してきたんじゃないのか?

もう進化は十分じゃないのか。

これ以上の進化は本当に人類の幸せに繋がるのか。

 

もう、止められないのだろう。

どうしたってスマホをいじってしまう。

 

何をしているのだろう。

 

前に見た言葉が胸に刺さる。

 

 

ビルは空高くなったが
人の気は短くなり

高速道路は広くなったが 
視野は狭くなり

お金を使ってはいるが 
得る物は少なく

たくさん物を買っているが 
楽しみは少なくなっている

家は大きくなったが 
家庭は小さくなり

より便利になったが 
時間は前よりもない

たくさんの学位を持っても 
センスはなく

知識は増えたが 
決断することは少ない

専門家は大勢いるが 
問題は増えている

薬も増えたが 
健康状態は悪くなっている

飲み過ぎ吸い過ぎ浪費し 
笑うことは少なく
猛スピードで運転し 
すぐ怒り
夜更かしをしすぎて 
起きたときは疲れすぎている

読むことは稀で 
テレビは長く見るが 
祈ることはとても稀である

持ち物は増えているが 
自分の価値は下がっている

喋りすぎるが 
愛することは稀であるどころか憎むことが多すぎる

生計のたてかたは学んだが 
人生を学んではいない

長生きするようになったが 
長らく今を生きていない

月まで行き来できるのに 
近所同士の争いは絶えない

世界は支配したが 
内世界はどうなのか

前より大きい規模のことはなしえたが 
より良いことはなしえていない

空気を浄化し 
魂を汚し
原子核を分裂させられるが 
偏見は取り去ることができない

急ぐことは学んだが 
待つことは覚えず

計画は増えたが 
成し遂げられていない

たくさん書いているが 
学びはせず
情報を手に入れ 
多くのコンピューターを用意しているのに
コミュニケーションはどんどん減っている

ファーストフードで消化は遅く
体は大きいが 
人格は小さく
利益に没頭し 
人間関係は軽薄になっている

世界平和の時代と言われるのに
家族の争いはたえず

レジャーは増えても 
楽しみは少なく
たくさんの食べ物に恵まれても
栄養は少ない

夫婦でかせいでも 
離婚も増え
家は良くなったが 
家庭は壊れている

忘れないでほしい 
愛するものと過ごす時間を
それは永遠には続かないのだ

忘れないでほしい 
すぐそばにいる人を抱きしめることを
あなたが与えることができるこの唯一の宝物には 
1円たりともかからない

忘れないでほしい
あなたのパートナーや愛する者に
「愛している」と言うことを
心を込めて

あなたの心からのキスと抱擁は
傷をいやしてくれるだろう

忘れないでほしい
もう逢えないかもしれない人の手を握り 
その時間を慈しむことを

愛し 
話し 
あなたの心の中にある
かけがえのない思いを
分かち合おう

人生はどれだけ
呼吸をし続けるかで
決まるのではない

どれだけ
心のふるえる瞬間があるかだ

ジョージ・カーリン

現代の矛盾を表した「ジョージ・カーリン」の言葉が心に刺さる - FEELY

 

 

「知識は増えたが 
決断することは少ない」

「生計のたてかたは学んだが 
人生を学んではいない」

 

すごく心当たりがある。

知識とか情報はすごく取り入れているけど、はたして自分で考えているだろうか?

ネットでランキングをみてとりあえず1位を買ったり。

自分で考えなくてよくて、楽だからだ。

ライフハックでうまく生きていく方法は学んでいるけど、

人生とはなんなのかは学んでいないのではないだろうか。

 

そういう意味では、子育てで人生が何かを学ばせてもらっている。

子供は毎日毎日かわいくなって成長していて、人生は毎日進んでいることを実感させてくれる。

煩わしいことも多い。

だけど、煩わしい事が一つもない人生は果たして幸せなのだろうかとも思う。

 

我が子がこちらを見てるのに、テレビを見たりスマホを見てる場合じゃない。

目を合わせて、会話をしなきゃ。

この子が巣立って行くまでのカウントダウンは、すでに始まっている。

 

 

最近身近な人が亡くなった。

思い残す事がたくさんあっただろうと思う。

 

人生には色々な時間軸がある。

自分に加えて、パートナー、自分の子供、自分の親。

これらは切り離して考える事が出来ないもので、全て大きな一つの流れだ。

つい目先の利益だったりに走ってしまうけれど、人生は思ったより短い。

自分をちゃんと幸せにしてなければならない。

自分が不幸になることは、家族も不幸になるということだ。

 

きっとこのそれぞれの人生の流れはいつか途切れるものではなく、一つになっていくのだろう、と思った。

 
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SNSに子供の写真を載せるのは危険なのか?何歳までならいいのか

2016年時点でSNSの利用率は7割を超え、20代に至っては97パーセント以上がなんらかのSNSをやっているそうです。

そんな時代になって、SNSはもはや日常に欠かせないものになっていますが、子供を持つ親として考えなければならないこととして

SNSに子供の写真を載せるのは危険なのか?

ということがあります。

最近特にインスタグラムをやっている人が多いと思います。

うちの家族も楽しんでやってます。

正直顔を出すのはちょっと危険かもしれないとは思っているけれど、まあみんなやってるし楽しいしいいだろう、と考えている人が多いのではないでしょうか。

ただ子供を狙う犯罪というのは確実に存在します

では、どう気をつけたらいいのか、何歳まで顔出ししていいのかなどを考えます。

 

 

どんな危険性があるのか?

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SNSに載せるとどんな危険があるのかを上げていくと、

・乳児や幼児を愛好する悪い人(要は変態)に子供が狙われる可能性がある

・その変態達に写真を合成とかされて、悪用される可能性がある

普段から写真をアップしていると、写っている場所とかから住んでいる場所が特定される可能性がありますよね。

あと最近インスタだとハッシュタグとかあって、変態からしたらめっちゃ検索しやすいよなあと思います。

自分の感覚では、合成されて写真が流れるのはまあ最悪仕方ないかなと思いますが、誘拐されたりしたらシャレにならないですからね。

そのこがかわいければかわいいほど狙われやすくなるでしょうし、リスクは高くなると言えると思います。

少し前のデータですが調べたところ、

平成17年の未成年を対象とした認知している強姦事件は876人、強制わいせつ事件の被害者数は女の子が4805人で男の子が167人でした。

あくまで認知している数であって、これ以上多いと考えられます。

我が子が被害にあったら、、と思うとぞっとしますね。

もし被害にあった場合、肉体的にダメージを負うのはもちろんですが、精神的に障害を負うケースも多いそうです。

 

じゃあ写真を載せなければいいのか?

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じゃあSNSに写真を載せなければいいでしょう、子供のためだから我慢してくださいね、みたいな結論が多いんですけど、それは違うと思います。

確かに、子供が被害にあわない為には写真を載せないのが一番です。

でも、載せたいんですよ、ママ達パパ達は。

こんなにかわいい我が子をみんなに見てもらいたいんですよ。親という生き物は。

それは親のエゴだって?ああそうだよ、エゴだよ。

でも毎日子育てするのはすごく大変で、その大変な中でたまに撮れたかわいい子供の写真を載せたいんだよ。

ストレス発散に飲みにいけるならいいよ?

でも、ママ達は授乳中は飲みにいけないんだよ。

夜に出かけられないんだよ。そもそも夜泣きしてたら寝不足なんだよ。

というか、危険だからやめましょうって、車を運転したら事故ったら危険だからやめましょうっていうのと同じだよね。現実的じゃないんと思うんです。

 

では、どういう対策をしたらいいのか

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まずやるべきは、

・写真の位置情報をオフにする。

 スマホの設定で位置情報がオンになっている場合があるので、オフにしましょう。

・なるべく場所が特定できないようにする。

・公開範囲を友達のみにする。

・家の近所の場所のハッシュタグは書かない

今見てやベー書いてたなと思ったら、消せばいいだけです。消しましょう。

 

あとは狙われた時のことを考えて、

・知らない人にはついていかないと教えておく

・防犯ブザーをもたせておく

 

レイメイ藤井 防犯ブザー 生活防滴 ブルー EBB131A

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・持ち物に名前を目立つとこに書かない

・ご近所付き合いをしておく

などが必要です。

 

その他に自分が必要だなと思ったのは、シュミレーションをする、です。

親が子供に気をつけなさいよ、といっても、子供はどう気をつけたらいいかわからないものです。

犯罪者だって、アメあげるからおいで〜なんて実際には言わないわけで、

「お母さんが事故にあったからおじさんと病院に行こう?」

とか

「うちのワンちゃんがいなくなったから一緒に探してくれないかな?」

などがあるそうです。

優しい子ほどついて行ってしまいそうですね。

シュミレーションしてないと防げなさそうだな、と思いました。

小さい子供を持つ親は一度シュミレーションをしてみることをオススメします。

 

何歳まで子供の写真を顔出しで載せていいのか?

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では、何歳までなら子供の写真を顔出しで載せていいのでしょうか?

強制わいせつの27.9%が小学生を狙ったものだそうです。

もちろん明確な答えはないといますが、小学生が性犯罪に狙われる事が多いのを考えると、小学校入園までとういうのが一つの括りなのかなと思います。

赤ちゃんの頃は親とずっと一緒にいますし、保育園や幼稚園では基本的に誰かが見てくれてますし、送り迎えもしますもんね。

それが小学生になると一人になる時間ができるわけですから、狙われやすくなるんだと思います。

なので小学生をターゲットにする事を想定すると、小学校に上がるタイミングで顔をスタンプで隠すなり、顔は写さないで撮るなりするべきかと思います。

 

あと自分が気をつけてても他の誰かが勝手にSNSに投稿してしまう場合とかありますよね。

とはいえ遊びに行ったあととかお互い共有したい場面もあると思うので、そういう写真を公開するのであれば、当事者達だけだったり信用できるグループの中でだけ共有するとか、互いにそういう心掛けが必要だと思います。

自分も意識しなければならないなと思いました。

 

まとめ

小さい子供が顔写真を晒す事が危険につながる可能性があるのは事実です。

ただ、本当に顔を隠すのが絶対正解なのでしょうか?

例えばインスタで人気が出て、子供が芸能界に入れたりすることもあるでしょう。

最近ではフォロワー数が多い人を採用する企業も出てきているそうです。

今の時代、危険があるからといって隠すのが絶対正解とは言えないんだと思います。

 

位置情報を隠すのとかは親の絶対やらなければならない責任だとして、顔を隠すのは子供の未来を奪う可能性にもなりえると言うことです。

 

結局のところ、子供を守れるのは親しかいません。

だけど、危険だからといって子供の可能性を狭めるのは、してはいけないことだと思うのです。

もちろん子供自身が望んでいないなら親はするべきではないですし、芸能界に反対する家族がいるのであれば、ちゃんと話し合って辞めることも必要だと思います。

親が出来るのは、もし顔を出し続けるのであれば出来る安全対策は全てすることです。

最悪なのは、顔を出し続けてるのになんの安全対策もしないことです。

 

インスタグラムが流行りだしたのは最近の話ですし、毎日が楽しくなった人が増えた反面、これによる犯罪も間違いなく増えていくでしょう。

でも犯罪に怯えて家族の幸せを諦めるのはおかしいですよね。

 

ですので、SNSを続けるのであれば安全対策はしっかりして楽しく続けましょう、というお話でした。

 

 

グルマンディーズ 怪盗グルーシリーズ(ミニオンズ) 防犯ブザー アイコン mini-11a

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yonksy.hatenablog.com

  

世界一周経験者がおすすめするバックパック、スイッチバック


世界一周の準備をする中で一番時間を割いたのが、
そう、相棒となるバックパック選びです。
基本的にこいつと一緒にずっと旅をするわけで、当然一番重要です。

なので旅に出る前に半端じゃなく調べました。

 

そして、実際に世界一周してきた今、おすすめのバックを紹介したいと思います。

 

 

 

バックパックか?スイッチバックか?

世界一周するにはなんとなくあの外人とかが背負ってるでかいバックみたいなのおれも背負うんだろうなあ、、と思っていたんですけど、
色々調べていくと、このスイッチバックが最近のトレンドみたいなんですよ。

実際、今の世の中よほど変なところに行かない限り、ほとんど転がして運べます。

中には半年旅行して一度も背負わなかった、って人もいるみたいです。

まあ転がせないところにきたら背負えばいいわけだし、重いの背負いたくないじゃん!ってことで、自分はスイッチバックを選びました。

 

結果的にほとんど背負わなかったので、大正解でした。

 

スイッチバックとは?

スイッチバックってなんだよ、、と思う方いると思うんで実際に買ったやつを紹介します。

 

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eaglecreekのスイッチバックモジュラー26です。

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スイッチバックとは、キャスターつきバックパックでありまして

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こう伸びてきまして、転がせるわけですね。

そして後ろのチャックを開けると

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背負えるわけですね

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下はこんな感じ。

そしてさらに

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このモデルの場合は、
後ろのファスナーを空けるとバックパックとキャスターバックに別れます。

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中はこんな感じです。

 



スイッチバック比較

 


そんなこんなで色々調べて、実際店に足を運んで吟味してきました。


まずはこちら

 

[ソロツーリスト] Solo-Tourist キャリーバッグ スイッチパック 55II ブラック

[ソロツーリスト] Solo-Tourist キャリーバッグ スイッチパック 55II ブラック

 

安いんだけど、背負い心地があんまり、、
あと持ち手がちょっとチープかなって思った。
まあでもふつうに使うには大丈夫なんかな?
とりあえず安い。そして一番軽い。

そして
THE NORTH FACEダブルトラック25

www.amazon.co.jp


いやこれはね~マジメッチャかっこいいんだけど、めっちゃ重い。そして高い。
見た目重視で、マッチョな人にはお勧めかも。



続いて

 

カリマー エアポートプロ 70 インク 55749

カリマー エアポートプロ 70 インク 55749

 

 

シンプル。デカイ。しかし背負い心地があんまりよくない
てか背負わないんじゃね?って人にはいいかも。

 


そして、自分のおすすめは

 

イーグルクリークのスイッチバック

 

 
大きい。持ち手がしっかりしてる。背負い心地もまあ普通。
背負ってみた大きさもいい感じ。

とにかく何がいいって、タイヤがしっかりしてるところなんです。

タイヤが壊れたら終わりですからね。

2年ぐらいイーグルクリークのスイッチバックで世界一周しましたけど、壊れることはなかったです。

  

一回り小さいこっちも人気があるみたい。

  

 

荷物が少ない人はこっちでも全然いいと思います。

女性はこっちの方が使いやすいかも。

荷物って旅中に増えるんですけど、その都度捨てたり日本に送っちゃえばなんとかなります。

 

スイッチバックを選ぶポイント

 

相棒のバックを選ぶときに大事なのは、

・素材がしっかりしていて壊れないこと。

・タイヤが太くてしっかりしていること。

・持ち手が折れないような強度であること。

・チャックに南京錠がかけられること。

とかですね。

 

イーグルクリークのは横にも持ち手があったりして、空港でレーンから流れてきたとき持ちやすいとか、本当に使いやすかったです。

 

バックパックは日本で買う必要がない

これは是非言いたいんですけど、バックパックは日本で買う必要ないです。

 

まあお金に余裕ある人はいいんですけど、タイの方が安く買えるんです。

 

世界一周する人ってタイから始まる人結構多いと思うんですけど、タイはバックパッカーの聖地なので、めっちゃ安くバックパックが買えます。

 

スイッチバックはなかな売ってないんで日本で買った方がいいですけどね。

旅のものは結構タイで揃います。

 

まとめ

 

世界一周中はバックが自分の家になります。

 

つまり、バック選びは世界一周中の自分の家選びなんですね。

なのでやっぱりメインのバックだけはケチらない方がいいと思います。

 

帰国後の今もスイッチバックは実家に帰るときとかに普通に使ってます。

思い入れがあるし、相棒なので愛着があるんですよね。。

 

では、いいバックでいい旅を。

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③自宅フォトスタジオ製作日誌〜撮影機材レビュー編〜

前回の記事でかなりアクセスをしてもらっているので、紹介した機材のレビューなどを書きます。

自宅に簡易フォトスタジオを作りたい人、いい写真を撮りたい方の参考になればと思います。

 

 

 

前回の記事↓

yonksy.hatenablog.com

 

 

 ライト

まずライトについて。

 

 

 

使い勝手自体は悪くないです。

光量もいい感じです。

ただまあ、予想はしてたのですがやっぱり光がちょっとグリーン寄りでした。

夜に単独で使う分には大丈夫なのですが、本当は太陽光の補助光として使いたかったので、、うーむプロの照明家としてはやはり気になります。

そもそも蛍光灯って基本的には光がグリーン寄りなんです。

ただ普段僕らが仕事で使うのは、マゼンタ(ピンク)寄りのライトです。

 人に当てるにはピンク寄りの方が好ましいんですよね。

なぜかというと、顔がグリーンぽくなるより顔色が良く見えるからです。

余談ですけど、ドラマの逃げ恥の照明ではちょっとピンク寄りの照明が多くて気になりました。

 

ただこれは使い方次第でして、要はミックスしなければいいんですよね。

太陽光を逆からの光として、正面側はこれだけ使えば蛍光灯の光が基準の白になるのでそんなに違和感はありません。

つまり、窓に背を向けて、正面側からライトを当てればいいわけです。

 

それか天井に当てて部屋の中のベースの明かりを作るか。

これなら直接当てるわけではないので、そんなに違和感もありません。

 

たまにそうやって使ってます。

 

ライトの代わりになるもの

とはいえ、普段は昼間に太陽光を生かして撮ることが多いので、基本的にはカポック中心になってます。

 

カポック(発泡スチロール)固定針 spc198

カポック(発泡スチロール)固定針 spc198

 

↑こういうやつです。

ホームセンターとかに売ってます。

今現在部屋ではカポックをひたすら使ってます。

結構十分なんですよね。

ただ枚数が必要なので、4枚持ってます。

基本的には使うのは3枚です。

 

太陽光に対してとにかく囲むように配置します。

こうすることで光が回って写真スタジオのような綺麗な写真が撮れます。

仕事でも一番使うのはこのカポックです。

 

前回背景紙のスタンドとかを紹介しましたが、背景紙としては透けてしまって使い物にならなかったので、うちではそのスタンドでカポックを支えるために使ってます。

 

これで赤ちゃんを寝かして撮れば、とても綺麗に撮れますし、家族写真でも綺麗に撮ることができます。

 

窓には薄めのレースカーテンかけてます。

晴れの日はこれをかけて、曇りの日はそれを開けてます。

曇りの日は光が柔らかいので。

雨の日だと正直厳しいです。

カメラの設定で電子的に明るくはできますけど、光量が足り無いと綺麗に写りません。

薄めのレースカーテンが無い人はトレペを使ったらいいと思います。

 

HCL トレペ M HCL 35826

HCL トレペ M HCL 35826

 

 普段の仕事でもよく使います。

 

レフ板は丸だと外ではいいのかもしれないけど、普段仕事では長方形のを使ってるからなんか使いずらいなあ。。という感じです。

仕方なく使ってますけど。

 

 

購入した壁紙に関してですが、プラ板を買ってきてその上から貼ってます。

 

プラ板に貼れば自由に出し入れできるかなあと思ったんですが、なかなか綺麗に貼れません。どうしてもつなぎ目がわかってしまうので、ちゃんとのりとかで塗らなければならないと思います。

 

距離をとれれば背景がボケてごまかせると思うんですけど、狭いのでなかなか、、

ちょうど境目の所に立てばなんとかごまかせます。

 

機材まとめ

 

総評としては買ったものに無駄はなくて、そしてこれだけあれば普通に撮るには十分かなと思います。

普段仕事で僕らは100万くらいするライトを10万くらいするスタンドに乗せて、それを5個とか使って仕事してますけど、 まあ安い機材でも普通に使えるんですよね。

自宅で使うのは持ち運びしたりハードな環境で使うわけではないので、問題ないです。

 

お金に余裕がある人はストロボを買ったらいいと思います。

自分も余裕が出来たら導入したいと思っています。

ただストロボではできないけど紹介している蛍光灯のライトならできることがあって、それは動画にも使えるということです。

 

お金に余裕があれば欲しいもの

今1番欲しいのは、仕事でもめちゃめちゃ使ってるセンチュリースタンドです。

 

 

普段の撮影でも必ず使います。

物撮りなら5、6本は使うし、ドラマとかプロモ撮影なら10本以上使います。

何に使うかっていうと、簡単に言えば色々な機材を固定するものです。

照明とか照明のディフューザーとか背景布とかですね。

これがあると撮影の幅がかなり広がります。

さきほど紹介したトレペもこれと組み合わせたらバッチリですね。

 

まとめ

こんな感じで簡易的にスタジオを一回作ってしまえば、

いつでも綺麗な写真が撮れます。

こどもが生まれてから、毎月この自宅スタジオでこどもの写真と家族写真を撮ってます。

 

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写真スタジオで撮ることを考えたら、コスパ良すぎてやばいなって思います。

 

あと赤ちゃんが生まれた時からぬいぐるみと一緒に毎月撮ると、こどもの成長がわかっていいですよ!

うちはこのこと撮ってます。

 

ピーナッツ PEANUTS HUGHUG (ハグハグ) ぬいぐるみ M オラフ 座高32cm

ピーナッツ PEANUTS HUGHUG (ハグハグ) ぬいぐるみ M オラフ 座高32cm

 

 

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 ミニオンとかも欲しいなあー

 

 

もうこどもが本当に成長が早くて、もう小さくはならないんだと思うと嬉しい反面寂しくて。

人生は1日1日の積み重ねなんだと改めて感じさせられます。

今の家族の形は、今しかなくて。

その瞬間瞬間を大事にしていきたい、と思いました。

 

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yonksy.hatenablog.com

 

きみが眠りにつく前に

手のかからない君が最近、一人で寝るのが怖くなったのか、泣くようになった。

慌てて2階に行くと、こちらを見て、ニッコリと笑う。

手と足をバタバタして、嬉しそうにはしゃぐ。

 

そして、落ち着くとうつぶせになり、顔をこちらに向ける。

 

目を見る。

君もこちらを見る。

まっすぐ、とてもまっすぐこちらを見る。

ずーっと、無言で、見つめ合う。

 

君は、なにを考えているのだろう。

 

こんなに無言でずーっと誰かと見つめ合ったことがあるだろうか。

 

飽きないのだ。

目が、とてもキレイで。

 

なにを、思っているのだろう。

 

 

北朝鮮がミサイルを打つかどうかで騒いでいるこの世界で。

 

どうしてもスマホばかりを見てしまう毎日で。

 

もっと、見つめ合うべきだと気づいた。

 

大事な人と見つめあうこと。

 

スマホにはそんなに大事なことは書いてない。

 

 

本当に価値があるものはなんだろうか。

 

仕事とかやりたいこととかたくさんあるけれど、きっとこれからも家族よりも大事なものは見つからないんだろうな。

 

そんなことを考えていたら、君の目が少しづつ閉じ始める。

 

開いたり、閉じたり。

 

寝た、、、かな?

 

明日もまた、笑ったり泣いたりしようね。

 

おやすみなさい。

 

 

 

君が来てから大変なこともあるけど、毎日がとても明るいです。

 

大好きな人と君と犬がいて。

 

きっと、これが天国なんだろうな。

 

イライラしたりもするけど、それは本当にくだらないことだと思う。

 

家族ではあるけど、お互いを思いやるのは何よりも大事だ。

 

今、君はまだ赤ちゃんだけど、お話が出来るようになったらどんなに楽しいだろう。

 

君が幸せになっていく毎日は、きっとそれは僕たちにとっても幸せで。

 

人生はとても美しいと、真剣に思う。

 

 

 

最近読んだ伊坂幸太郎のAXが家族の話で、めちゃくちゃ良かった。

 

AX アックス (角川書店単行本)

AX アックス (角川書店単行本)

 

 

あの終わり方は本当に、人生と家族の素晴らしさと儚さをよく表現していると思う。

 

最近ひたすら本を読んでいるけど、この本は読み終わった時、声が漏れた。

読み終わるまでの終わって欲しくないという感覚と、終わりの瞬間のあの感覚までの高鳴りが好きだ。

 

ただこの本を家族を持つ前に読んでいたら、感想はまた違っていたのかも知れない。

 

チルドレンとかも今読んだらまた違うんだろうなぁ。

 

そして父になるがテレビでやってたけど、これもまた前見た時と感想が違うのかな。

 

物事を違う視点で見れるようになるのは大人になるということの一環で、それはいい事でもあり悪い事でもある。

 

どちらがいいのかはわからないけど、親になることが出来たのは本当に幸せな事だな、と思った。

 

子供を持つか迷っているなら絶対に持つべき

 

 

子供を持つまでは、子供を持たないっていう選択肢もありだなと思ってた。

子供を持つとお金もかかるし自由も無くなるし。

なんとなく子供を持つことと持たないことは生き方次第で結局同じくらいの幸福度になるんじゃないかと思ってた。

 

結論から言うと、この考え方は間違っていた。

 

子供というのは夫婦間のものだけではない

 

頭ではわかってはいたけど、子供持つことが周りをこんなにも幸せにするとはちょっと想像を超えていた。

まずお互いの両親。

当たり前とも言えますけど、孫に会えてもう本当に幸せそうだ。

自分を産んでくれた親は、幸せにしたい。

 

孫の顔を見せることに勝る親孝行はない。

 

年収一千万だろうが有名人になろうが家を買ってあげようが、そんなものは孫の顔を見せることに比べれば、足元にも及ばない。

しかも、孫がいるということが、明らかに両親の生きがいになる。

もう単純に親の為だけでも子供を持っていいレベルだ。

 

なんというかこういうのって数字で表せないから子供を持つか迷ってる人にはイマイチ伝わりにくいんですけど、

大切さだったり、尊いものこそ伝わりにくいものだったりするんだよなあとつくづく思う。

人生で感動したり素晴らしい思い出って、

どうやってもその素晴らしさを数字や言葉で表せないもので。

部活で初めて試合に勝ったあの感動。

好きな人と初めて手を繋いだときのドキドキ。

 

それと同じくらい、子供を持つと新しい感情に出会える。

 

ネットで色んな情報が入ってくるけど、子育てにはお金がいくらかかって、、とかいう情報は結構あるんだけど、こういうあまりにも当たり前だけどものすごい大事なことって意外と書かれてないなあと思う。

 

子供の顔を見るだけで、毎日幸せな気分にさせてくれる。

 

子供を持つか持たないかは、メリットデメリットで考えることではない。

自分の親に親孝行する時にメリットデメリットを考えるだろうか?

子供を持つってそういう事を超えたところにあるものだと思う。

 

大変だから子供を持たないって人いるけど、

大変なものにしか本当の楽しさや幸せはないと思う。

 

大変なことはいっぱいあるだろうけど、この幸せを噛み締めていこう、と思った。

 

いつも、ありがとう。

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ブログをやってわかってきたこととおすすめ記事

ブログが1万PVを達成しました。

 

皆さん読んでくれて本当にありがとうございます。

いやたった1万かよと思う人もいると思うんですけど、自分の文が1万回も読まれてるなんてめちゃめちゃすごいと思うんです。

今までに読まれる為にやったことや、はてなブログをやったきて見えてきた事を書きます。

 

 

カスタマイズは大事

 

ブログのカスタマイズはやっぱり大事です。

伝えたいことがあって読んで欲しいことがあっても読みにくかったら伝わりません。

色々やったんですけど、結局ポジ熊さんのを参考にしています。

はてなブログ運営1年目の教科書~ブログ関連書籍も紹介してます - ポジ熊の人生記

これを順番にやっていけば間違いないです。

これをやる前は何も書いてない日は1日10~20PVとかだったんですけど、カスタマイズしたら書かなくても最低でも50PVくらいはいくようになりました。

カスタマイズやべぇ

しかもカスタマイズって楽しいんですよね。

パソコンはよくわからないんですけど、コードをコピペするだけで見た目が簡単に変わっていくんですよ。

コードを公開してる人達はパソコンの神様かなんかなのかな?本当にありがたいです。

それらをポジ熊さんがキレイにまとめてくれているおかげで、本当に簡単です。

 

 読まれている記事

今このブログで読まれている記事は

ゆずのこの記事と

yonksy.hatenablog.com

 

フォトスタジオのこの記事と

 

yonksy.hatenablog.com

 

 

障害者イベントについて書いたこの記事です。

 

yonksy.hatenablog.com

 

1番一生懸命書いたのはこの障害者イベントについての記事で、この記事が1番シェアされました。

140回以上!一生懸命書いた記事がたくさんシェアされると素直に嬉しいです。

 

ただ1番星がついてるのはこの記事だったりします。

 

yonksy.hatenablog.com

 

 

これからはもっと取材系の記事とか書きたいです。

こないだ見たヨッピーさんのやつみたいなの素晴らしいと思いました。

「国境なき医師団」って有名だけど、実際どんな組織なの? 現地で活躍する日本人に聞いてきた - イーアイデムの地元メディア「ジモコロ」

昔から国境なき医師団って世界一かっこいいなと思ってたので、これを見つけた時はめちゃめちゃ興奮しました。

 

取材して自分の為になってたくさん読まれてってもう最高ですよね。

どうしても普段の事や過去に経験した事になってしまうので、取材しに行ったり調べたりした記事を書いていくようにしたいです。

 

 

 

他人のブログを意識し過ぎない

はてなブログをやってると、ブログを始めてすぐに人気になる人を見ます。

そう言う人のを参考にするのはいいんだけど、それに比べて俺のは駄目だな、、こんなショボイこと書いたってしょうがないな。。とか気にしすぎるともう全然楽しくないので意識しすぎるのは辞めることにしました

1万回も読んでもらえるなんて、すごいじゃないかと。

少しではあるけれども世の中の役に立ってるはず。

自分の書きたいことを書いて世の中の役に立ってて、最高じゃんと思います。

そもそも人生って何をしたところで上には上がいるわけで、

本当に人生をかけてやりたいこと以外は比べても大抵幸せになれないですよね。

目標に向かうことは素晴らしいことだけど、比べるべきは他人じゃなくて「過去の自分」です。

なんかたまに、このおっさん努力してこなかったんだろうな。。っていう全然成長してないしこれからもしないんだろうなって人いますよね?

そういう風には本当になりたくないから、自分のことを嫌いにならないように、好きな自分になれるように頑張っていきたいなぁと思いました。

 

ブログ書くより読むのが面白すぎる件 

いやもう、はてなブログまじで面白すぎるんですよ、読むのが。

つまり正しく言えばはてなブックマークが面白いんですね。

日本中の人がいろんなサイトで読んで面白い記事が上がってくるんだから面白いに決まってますよね。

 

特に面白かった記事を貼ってみます。

izoomi-momo.jugem.j

 

いやなんだこれ面白すぎるだろ。。

心に刺さりすぎる。

時短とかライフハックとかって、やっぱり本物じゃないんだよなあ。。

もっとちゃんと人生と向き合わなければならないなと思いました。

 

note.mu

はっとさせられました。

こういう見方もあるのだな。。と

仕事でブツ撮りを結構するけど、決まりものというかパターンがどうしても出来てしまってます。

「これがいいものだ」というゴールがプロ同士である程度共通しているしそれはもちろんクオリティ位が高いものだから文句も出ないんだけど、その枠から出ないと新しいものは生まれないんだよな、、、

 

 

togetter.com

 

これは考え方として大事だなと思います。

正直意識はしていたつもりだけど、心に刻みたいなと思いました。

ただ喧嘩するのって必ずしも悪いことではなくて、お互いを理解するのに必要なステップだと思っているので、相手のことは尊重しつつも、喧嘩はしていこうと思います。笑

 

こういう面白いのって正直書ける気がしないですけど、何にも書いてないでいきなり書けるものじゃないだろうし、ずっと書いていけばいつかこういう面白いのも書けるようになるんじゃないかなと思うので頑張ろうと思います。

 

今の時代、誰でもこういう風にブログだったり写真だったりで表現できて見つけられるチャンスがあるので面白いなあと思います。

 

正直子供が生まれて時間が取りにくくなってますけど、自分のペースで書いていこうと思いますのでこれからもよろしくお願いします。

 

世界一周の反対語は「育児」である

 

その昔、マザー・テレサが言った。

 

「愛情の反対語は、無関心です」

 

、、、深い!

 

では、世界一周の反対語は何だろうか。

 

家でひきこもり?

 

いやいや違う。「育児」である。

 

そう思ったのは世界一周と育児のどっちが楽しいか?と考えていた時のこと。

 

うーん、これはどうやら反対だぞ!

 

世界一周の楽しさ

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世界一周は楽しい。

旅自体が楽しいのもあるけれども、とにかく「時間」がたくさんある。

社会人の長い休みって7連休とか10連休だと思うけど、なにせ365連休だ。

 

今日何をするのか。何を食べ、どこで寝るのか。明日はどこにいるのか。誰と出会うのか。

普通に暮らしていればある程度予測出来ることも、旅中は全く予想が出来ない。

旅は究極の自由といえる。

知らない街を歩いて、知らない人と出会って。

知らない食べ物を食べて、知らない文化に触れて。

一人寂しく本を読んで。うるさくて眠れない相部屋で寝て。

起きると知らない人がいて。会話をして一緒に出かけて仲良くなって。

格好はどんどん汚くなって。食べ物も適当になって。酒ばかり飲んで。

暇だからなんとなくスキューバダイビングのライセンスとたり、よくわからない山を登ったりもした。

 

旅をしていた時、なんとなくマトモな未来は待っていないだろうな、と思った。

こんなひどい生き方をしていて、日本でまたまともに暮らそうなんて、おこがましい。

ふと将来の事が不安になる。

帰ってから日本で仕事はあるのだろうか。結婚出来るかな。仕事がなければ結婚なんて無理だろうな。親を悲しませるのは嫌だな。どんなキツくても給料安くてもちゃんと働こう。結婚はまあ、したいけど、難しいかもな。子供は今は想像出来ないけど無理だろうな。だっておれは凡人だし。特別スキルがあるわけでもないし。とりあえず、最低でも親に迷惑はかけないように生きていこう。

そんなことを考えていた。

 

世界一周は、全ての責任から逃れることだと思う。

旅人なんて聞こえはいいけども浮浪者だし、社会のなんの役にも立っていない。

 

だけど

 

それが何だというのだろう?

楽しい。とても楽しい。

自分の人生なのだから、自由に生きて何が悪い。

体中が、細胞が喜んでいるのがわかる瞬間がある。

人は、社会の為に生まれてきたわけじゃない。

自分の為に生きるんだ。

自分の人生を生きる為の最高の方法が、

世界一周」だ。

 

世界一周の辛さ


世界一周は楽しいと言ったけれども、楽しい事ばかりではない。

だいたいの時間は一人だし、寂しい。

「しなければいけないこと」がなにもないというのは、それこそが自由なのだけど、これがずっと続くとなかなかに辛い。

 友人達が真面目に働いて色々身につけているのに、自分は何をやってるんだろう?

詐欺師とか嫌な奴にも会う。

心が疲弊する。

そんな日にシャワーが水しか出ない。

おれは、なにをやっているのだろう。

楽しい事がたくさんあるからこそ、その反動も大きい。

 

 育児の楽しさ

そして、育児。

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考え方として正しいかはわからないけど、

人間の子供を育てる、なんて超面白い趣味だと思う。

植物を育てたりするより明らかに面白い

かかるお金もリスクも半端ないけど、子供がすごい有名人になるかも知れないし、お金持ちになるかも知れない。

まだ赤ちゃんだから話せたりはしないけど、こっち見て笑ったりしたらもう死ぬほどかわいいしめちゃめちゃ幸せな気分になる。

家の中が明るくなる。

  

子供が出来ると家の中がとても価値のある時間になる。

毎日、とても早いスピードで成長していく。

これから何を教えよう。どんな子に育てよう。

この子とどこに行き、何を見よう。

自分にとっては長い人生の1日だけど、この子にとっては人生の100分の1以上の長い長い1日だ。

体がどんどん大きくなる。

目を離したら見逃してしまうほどのスピードで。

いろいろな事が、子供優先になる。

 

自分の中心が、自分ではなくなっていく。

 

 

子育ての辛さ

育児は楽しい。

 

その代わり、自由を失う。

 

気軽に飲みにも行けないし、映画にも行けないし、ロックフェスにも行けない。

1人旅なんてもってのほかだ。

 

 

育児は、責任が伴う。

ご飯をあげないと死んでしまうし、ちゃんと教育も与えなければならない。

毎日お風呂に入れて、ミルクをあげて、抱っこしてあげなければならない。

とてもか弱い存在で、抱っこから落としたら死んでしまうのではないかと思うほどか弱い。

寝息が静かすぎて、ちゃんと息してるのか心配になる。

疲れているときに世話をするのはしんどい時がある。

 

お母さんはさらに大変だ。

夜も授乳しなければならないからあまり眠れないし、赤ちゃんにつきっきりになってしまう。

子供が生まれた瞬間からお母さんになり、お母さんに休みはない。

 

 まとめ

 

世界一周は究極に自分を楽しむことで、

育児は究極に他人を楽しむことだ。

 

本当の意味での楽しい事とは、

めちゃくちゃに心が揺さぶられることだ。

 

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辛いことがある分、楽しい時は死ぬほど楽しい。

穏やかな幸せも、とても幸せだけど、やっぱり心が踊る瞬間が欲しい。

 

日本で家庭を持って、世界一周より自分を楽しむのは、なかなか難しい。

だが愛する嫁と子育ては、大変だけどその分楽しい。

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子育てしないで夫婦で暮らす楽しさもあると思う。

その二人でしかたどり着けない楽しさもあるだろう。

子供をもつよりも深くお互いを理解できるかもしれない。

 

「楽しい」にどちらが1番とか2番はなくて、ただ違う楽しさがあるだけだ。

 

これからも、ただ楽しく生きていきたい、と思った。

 

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yonksy.hatenablog.com

 

yonksy.hatenablog.com

 

 

 

またいつか、どこかで。

 

またいつか、どこかで。

 

海外を放浪していた頃、よく言っていた言葉。

 

日本で暮らしているとあまり言う機会の無い言葉だ。

 

 

ひとりで旅をしていると、別の一人で旅をしている人と行動を共にすることがある。

 

お金が無いバックパッカーは安いバスに乗り、安い宿に泊まる。

 

泊まるところはドミトリー。いわゆる相部屋だ。

 

短期で来ているいわゆる「旅行者」にはあまり会わず、

長期で滞在している「旅人」と出会うことが多い。

 

長期で滞在していると、予定が無い。

あることもあるが、なんとなく決めているにすぎない。

 

同じ部屋にいる人に話しかけて、今日行こうかと思っている場所について話す。

 

行きたいところが一致すれば一緒に行くし、

一致しなくても一緒に行くこともあるし、

一致しても一緒に行かないこともある。

 

一緒に行動すると、だいたい夜まで一緒なことが多い。

 

無論、夜は飲む。また違う人が部屋にいれば、その人とも。

 

今までの人生の話、旅の話。世界の話。

人生を交換する時間だ。

 

仲良くなっていれば翌日も行動を共にする。

3、4日一緒にいることはざらで、下手をすれば何週間も一緒にいることもある。

ワーホリなんかだと何ヶ月も一緒なこともある。

 

そして、どちらかがその国を去る時間が近づいてくる。

 

明日からはまた、お互い知らない場所に旅立つ。

 

 

 

またいつか、どこかで。

 

 

 

あれだけ飲んで、仲良くなったのに、もう、会わないかもしれない。

 

あれだけ仲良くなったのだから、また会うのかもしれない。

 

Facebookを交換することもあるが、しないこともある。

 

忘れられないくらいくらい語り合ったけれどもFacebookを交換していない人もいれば、

なんとなくFacebookを交換した人もいる。

 

日本人以外だと、普通に考えたらもう会わないだろうという人もいる。

 

数週間一緒だった人に、泣きそうになりながら言った。

 

 

 

またいつか、どこかで。

 

 

何ヶ月も一緒だった人と別れて、声にならないほど泣いた。

 

 

 

別れの数が人生を豊かにしてくれた。

 

あの時のあいつは元気だろうか。

 

あの時のあの娘は、元気だろうか。

 

繋がらないから、いいのかも知れない。

 

もうきっと会えないから、いいのかもしれない。

 

 

もう会えないとわかっていながら、

 

それでも、あなたとまた会いたい、という気持ちを込めて。

 

 

 

またいつか、どこかで。

 

 

 

旅先だけの話ではない。

 

もし会えるのなら、すぐにでも会いたい。

 

だけど遠くに住んでいて気軽には会えない。

 

距離的に近くても、生活の違いから遠くになっている人。

 

 

もう二度と、会えない人。

 

 

会うことが、必ずしも関係を良くするわけでは無い。 

 

そのままの方が、いい関係もある。

 

 

会えなくても、ただいてくれるだけでいい。

 

 

楽しく暮らしているのなら、それでいい。

 

 

楽しかった時間は、永遠に消えることはない。

 

 

また会いたい人と思える人がいること。

 

 

それは、とても幸せなことだと思った。

 

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子供の死を願うこと。

親が子供の死を願うことなんて、あるのだろうか?

自分はないだろう、と思っていた。

ただそれは、何も知らないだけだった。

もし、子供が重度の障害を抱えていて、その子が苦しそうだったり、一日中泣いたりしていたらどうだろう。

子供の世話のために、どこにも出かけられなかったらどうだろう。

 障害に関わるイベント

先日、障害と向き合う団体のイベントに行ってきた。

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主催者はシェアハウスの友人で、ロンドンで産婦人科医として胎児医療を勉強している。

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胎児医療とはお腹の中にいる赤ちゃんを一度取り出して治療してまた戻したりすることを言うらしく、日本ではあまりまだメジャーではないけれども海外では行われているらしい。これを聞いたときはそんなことができるのか、と驚いた。

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そのイベントには障害と向き合う団体の方たちや、障害者のご家族をもつ家族の皆さんが参加していた。

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自分は写真を撮って欲しいということで招待してもらった。

忘れられない1日になった。

 

ここから先は、もしかしたら障害を持つ方には失礼なこともあるかもしれないけど、思ったままを書こうと思う。

 

イベントに参加することになって、自分はまず「参加していいのだろうか」と考えた。

自分は障害を持っていないし、家族に障害者もいない。

仮に自分がもし障害者だったり障害者の家族だったら、同じ障害をもつ人や関わりがある団体はいいけど、そうでない自分みたいな人に参加して欲しいとは思わないかもしれない。

 

正直に言えば障害者は怖いと思う部分もあるし、かわいそうだという気持ちもある。

差別的なのかもしれない。

ただ誤解を恐れずに言えば、僕は「障害」に興味があった。

障害を持っている人はどんなことを考え、暮らしているのだろう?

とにかく知らないことだらけだ。

そして、なぜかはわからないが、「自分の子は障害を持って生まれてくるのではないか」という予感があった。

自分の子が生まれて一ヶ月くらいになるが、今の所その様子はない。ただこれから発覚する可能性もなくはないだろう。

 

きっと多くの人は、「自分の子が障害を持って生まれてくる」ということを想像すらしていない。

知識としては知っているけれど、「うちの子に限ってないだろう」という考えだ。

ただ、現実には何%かの子供が障害を持って生まれてくる。

そして、当然日本には障害を持っている人がたくさんいる。

身体障害、知的障害、精神障害の3区分で障害者数の概数をみると、身体障害者393万7千人、知的障害者74万1千人、精神障害者320万1千人となっている

これを見たときこんなにいるのか、と思った。

普段生活をしていてあまり会う機会がないため、もっと少ないと思っていた。

この障害者にあまり会う機会がないというのも、何か不自然なように感じた。

 

今回のイベントはNPO親子の未来を支える会という団体が主催している。

「ゆりかご 」というマッチングサービスを最近進めている。

prtimes.jp

 詳しくは記事を読んでいただければと思うが、障害者の家族同士や医者を繋ぐマッチングサービスだ。

最初に聞いて思ったのは、ああそうか、悩みとか共有したいんだろうなぁ。ぐらいだったが、その重要性をイベントで知ることになった。

 

その参加したイベントで、重度の障害をもったお子さんを育てていた佐々百合子さんにお会いした。

その方の本を読んだので、紹介したいと思う。

改めて自分の人生を考えるきっかけになった。

子育てをしている人、する予定の人は是非読んで欲しいと思う。

 

 

詳しい内容は読んで欲しいのであえて書かないが、普通に暮らして普通に妊娠して普通に出産を迎えた家庭が、重い障害を持って産まれた子供を持つとどういう生活になり、母親はどう思うのかが、リアルに描かれている

どうしても僕らは違う世界の事として考えてしまいがちだが、誰でも障害を持った子供を持つ可能性がある。

この本の素晴らしいところは、障害を持った子供が産まれたけどハッピーだよ、みたいな薄っぺらいものではなく、障害を持つと本当に地獄だし本当に辛かった、とただ言うわけでもなく、とにかく大変だし本当に辛いけど辛いばかりじゃない、ということを教えてくれるところだ。

さらに、実際に障害児と暮らしていると日本ではこんなに不便な事があったりするんだという、僕らが普通に暮らしていれば知りえないことも学べた。

その中で書いてあったのは、とにかく情報が少ないということ。精神的にも追い詰められた時に救いになるのは友人であり、さらに同じような境遇にいる人達同士で繋がれることで、本当に救われたということ。

その救われたというのも、それが無かったら自殺していたかもしれないというレベルの話であり、人との繋がりが本当に本当に大切であることが伝わって来た。

実際、障害者を家族にもつ家庭が心中をしてしまうケースが多くあると聞いたことがある。

そういう意味ではゆりかごは、本当に有意義なサービスだと思う。

 

本の最初で、佐々さんが障害児を持つ前にボランティアで障害者がいる家庭を回っていたらしいが、その時に相手側の気持ちを考えていなかったことを反省している。

自分が気持ち良くなりたい為のボランティアなら、いらないのだ。

そういう意味では、障害者の為のボランティアは難しいと感じた。

だが、そこで距離をとってしまっていいのだろうか?

もっと勉強して、障害者をもつ家庭の声に耳を傾ければ、役に立てることはあるのだと思う。

ただ考えてはみたものの、浮かんでこない。

例えば震災のボランティアであれば瓦礫の片付けだったり現地にお金を落とすなりでわかりやすいけども、障害者に対するボランティアとなると、なにかできることはないかと思っても、簡単には浮かんでこなかった。

そもそも、被災地はボランティアを必要としているだろうけど、障害者の方やその家族はボランティアを望んでいない可能性もある。

必要なのは国の制度だったり、支援してくれるNPOだったりするのが現状だと思う。

 

よく普通に障害者と健常者を区別しないで接するべきという意見もあるけど、それは無理だと思う。

それがみんな出来るなら理想かもしれないけど、やはりそれは理想論だと思う。

綺麗事を言うのは簡単だが、どれだけの人がそうできているのだろう。

そもそも、ぼくらは接する相手が女性か男性かで「区別」するし、日本人か外国人かで「区別」するだろう。

区別するのは悪いことではない。

世界には自分と違うものや人がたくさんあって、それを同じものとして扱うのではなくて、区別した上でその多様性を受け入れる、もっと言えば違いを楽しむべきなのではないかと思う。

当たり前だが障害を持っている人にも魅力的な人もいれば、そうでない人もいる。

健常者でも同じだ。

障害者でも健常者より魅力的な人はたくさんいるのだと思う。

 

表紙にも書いてあるが、佐々さんは障害児であるナオくんを亡くしている。

その経験から、NAOのたまごという団体を今立ち上げ、様々な活動をなさっている。

 

イベントではナオくんの発作の様子の動画を見た。

ナオくんは発作の為に一日中泣いているか発作が起こるかを繰り返すような状況の時もあったらしい。

うちには今生まれたばかりの赤ちゃんがいるが、日中それなりに泣く。

それだけでもストレスに感じるのに、それがずっとだとしたら、本当に大変だと思う。

正直に言えば、自分の子供がナオくんのようにはなってほしくないし、もしこれをみるのが子供を授かる前だったら、子供を授かること自体を躊躇してしまっていたかも知れない。

だけど、佐々さんはナオくんの後にも子供を産んでいる。

とても勇気がいることだったと思う。

その辺りの心情は本を読んで欲しいと思うが、

自分が感じたのは、障害児が生まれるかもしれないからといって子供を諦めるのは、やはり間違っているということだ。

僕らは内心、障害児を持つ家庭は不幸だと思っている。

ただ、本当にそうなのだろうか。

よく考えずにそう思っているだけではないのか。

ナオくんがこの世界に残してくれたものは、とても意味があるものだった。

ナオくんを授かっていなければ今の佐々さんはいなかっただろうし、その後のお子さんにも会えてないかもしれない。

それに辛いこともたくさんあったけど、気付きも、幸せも、たくさんくれたのだと思う。

普通に健康な子が産まれてくればそれはそれで幸せだろうし、障害児だったとしても、生活がとても大変になったとしても、必ずしも不幸では無いのだと思う。

ただ本当に辛いのだろうと思うのは、お母さん達が「健康に産んであげられなくてごめんね」という気持ちを持つことだ。

当然母親が故意にそうしたわけでは無いのだから、仕方のないことなのだけれども、理屈ではない悲しみがあることを想像して、胸が苦しくなった。

 

障害があれば、不幸なのか?

 

障害を持って産まれたけれども、たくさんたくさん愛情を貰って一生を全うした子供と、普通に健康に産まれたけど、親に愛して貰えなかった子供は、どちらが不幸だろうか

 

子供が障害者だと言うことがわかって堕ろすことにしたが、一生それを抱えていく家族と、障害者とわかってても産んで苦労をしながらも育てている家族は、どちらが不幸なのだろう。

 

幸せの形は人それぞれであり、当事者になってみないとわからない。

周りから見て幸せそうであっても幸せでなかったり、不幸せに見えても幸せだったりする。

 

佐々さんの本を読んでもう一つ気付かされたのは、障害を持った子達に目を向けるのはもちろんだけれども、その家族にも目を向けるべきだということ。

 

現実問題として障害を持った子供を持つと、親は世話に時間をとられる

やりたいことを諦めなければならない、というのはとても辛いことなのに、親なら当たり前として扱われてしまう。

 子供の世話がやりがいになることもあるのだろうけど、昔からの夢などがあった場合、それを諦めるのは当たり前なんかでは決してないと思う。

障害者の親もまた、支援が必要なのだと強く感じた。

本によるとそういう支援も少なからずあるようだが、まだ足りていなく、家族のQOL(生活の質)も大事にすべきだと思った。

障害者の方の立場からすれば、自分によって家族が大変そうなのを見ることも辛いことだろう。

 

 

まとめ

障害を持つこと、あるいは障害者の家族になるのは誰にでも起こることであり、そしてそれは誰の責任でもない。

日本と言う国は恵まれていると言うが、障害者に対する取り組みは他の先進国に比べてもまだまだ足りないと感じた。

海外ではノーマライゼーションと言って、障害者を閉じ込めるのではなく、自立するように支援する方向で動いているらしい。

正直自分の知識がないためまだよくわかっていないが、そのような施設がたくさんできたら日本も変わっていくのだろう。

障害者の人も活躍できるような社会になれば、偏見も無くなっていくだろう。

 

正直に言って、健康で恵まれているのに面倒くさいとかいって働かない人達は支援なんかしなくていいと思っている。

努力すれば自分で解決出来る人達は、自分でなんとかするべきだ。

ただ、努力でどうにもできない人達には、支援をするべきだと強く思う。

 

自分さえ良ければいいと考えることは貧しいことであり、自分は、周りの人も幸せな社会で暮らしたい。

すべての人とは言わないが、平等であってほしい。

 

国がやってくれるのを待つのではなく、自分が出来ることを探していこう。

今後もこういったイベントに参加して写真を取り、それを広めることで少しでも役に立てたらいいなと思っている。

僕らができるのは、例えば街で車椅子の方を見けたら何か手を貸すとか、そういう些細なことでもいい。

電車の中で一人でよくわからないことを話している人も、それは障害だったりすることが多いことを理解するとか、そういうことも大事だ。

 

障害のことをもっと知りたくて、障害者のリアル×東大生のリアルという本を読んだが、障害者があっても人生をとても楽しんでいる人達がいて、

幸せというのは自分の生きかた次第なんだ、ということを心から感じた。

東大生がどう感じたのかがいろいろな視点から描いていて、とても面白かった。

 

健常者でも不幸な人はたくさんいる。

努力すれば誰でも幸せになれる、そういう世界になってほしいと思った。

 

あなたは、わが子の死を願ったことがありますか?

 

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス "