踏まれ続けている日々について

実におたんちんな毎日

文章のリハビリ

先日、一緒に遊ぶ友人も特につかまらず、かといって何かクリエイチブなことをしようという気にもならず、いつものように惰眠を貪っていた。気持ち良く夢の中で楽しんでいると、突然。左頬を強めにビンタされた。その衝撃で飛び起き、犯人を捜したが部屋の中には誰もいない。しかし、起きた後も左頬の衝撃の感触はリアルに残っており、とても夢の中だけの出来事だとは思えなかった。

 

 

おっぱいと暴動

後輩のF本くんと恋愛の話がしたくて、「代々木で最も安いんではないか?」 と思われる居酒屋で酒を飲んでいた。

 

隣席がやかましいので、なんとなく覗いてみると、おじいさん四人組が楽しそうに飲んでいたのだが、皆、オレンジ色のおそろいのTシャツを着ていて、ウーロンハイを飲んでいる。そしてそのTシャツの前面には、

 

「年金下げて、消費税上げた!」

 

と、荒々しい毛筆書体で記されていた。

 

ウーロンハイ280円の空間で居合わせた時点で「金がない」という共通の悩みを抱えているかのように見えるのだが、私のそれとは性質が違うように思えて、なんだか悲しくて悔しくて仕方がなくて、会話もあまり進まなかった。

 

すると、2杯目のウーロンハイを運んできた東南アジア系の女性がかなりの巨乳であることに気が付いた。それはまるで宇宙だった。「この店はATARIだ!」と、確信し、憂鬱な気分は吹き飛ばされた。不思議と280円のウーロンハイが700円くらいの高級感を孕んできたようにも見える。

 

私は勢いを取り戻し、ジュルジュルと酒をすすっていたら、その忙しく懸命に働く巨乳女性のTシャツにも文字が書いてあることに気が付いた。先ほどのこともあったので、恐る恐る覗くと、そのはち切れんばかりのTシャツの胸元には、シュッとしたフォントでこう書かれていた。

 

「RIOT」

 

その瞬間、私は物凄く大事なことに気付かされた。

 

 

 

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