小さな一歩から

札幌人のありのままブログ、始まります。 ~2017.1.18~

~ 第5章 ~ 発注者

 お疲れ様です。また空きましたが今日も少し。

 

現在も札幌中心に現場をやることが多い私、物件数はまだまだ少ないですが、発注者が異なる現場が多くよい経験ができました。今日は発注者について話そうと思います。

 

発注者 

下記にこれまたざっくりですがまとめてみます。

 

  • 民間工事・・・一軒家からマンションやテナントビル、工場など種類も金額幅も様々です。改修工事(すでに完成して使用されてる建物で行う工事)では設備会社が直接工事を請け負うことがありますが、新築工事(0から建物を建てる工事)ではゼネコン(建築会社)の下請け業者として入ることが多いと思われます。私は民間では改修工事しか経験がありません。

 

  • 官庁工事・・・諸官庁が発注する公共工事です。自衛隊関係は防衛省、北海道や札幌市、札幌市の中にも都市局、病院局、水道局・・・とさまざまな発注元が存在します。しかし公共工事は誰もが請け負うことができるわけではなく、受注したい会社は様々な審査や入札競争を通過しなければなりません。そして国や道、市が管理する建物(病院・学校・公共施設など)における工事であるため、使える資材や施工方法は条件が厳しく、提出書類も民間の同規模工事より格段に多いです。そして最後には熟練の検査官による検査と100点満点においてこの工事がどれほどの出来だったかを審査する審判の時が待っています。私の所属する部署は官庁工事を中心に施工を行ってきました。

 

私のわずかな経験ではこの程度しかご説明ができず、申し訳ありません。今後も新しい分野の発注者の工事を請け負う機会があれば記事にしようと思います。さて、長々と続く雑記も触れたい内容にだいぶ近づいてこれました。今後は官庁工事を中心に様々な記事を書いていこうと思います。それでは明日も安全第一で。

 

 

~ 第4章 ~ 現場代理人とは

お疲れ様です。前回記事では建設業界の大まかな区分けと設備工事についてざっくりとお話しました。ここでひとつ大事なことが抜けていました。

 

工事と一言で言っていますが、建築も電気も機械設備にも必ず工事を指示する者(監督)と、指示を受け工具や機器を駆使して実際に手がけていく者(職人)がいます。

 

私が職業としているのは前者です。現場代理人と呼ばれます。

 

“なんでー、職人側じゃねーのかよ”となる方がいましたら申し訳ありません。ただ前者も後者も互いになくてはならない関係です。先にはなりますが、前者がどういった仕事をしているのかを後者となる方々にも理解していただける記事を書いていきたいと考えております。どうぞそれまででもお付き合いいただけると幸いです。

 

現場代理人とは、先に話したとおり工事の舵取りをする航海士です。規模によっては何十人も代理人のいる現場もあります。工事には必ず工事期間(工期)があります。いつ手を掛け、いつまでに完成させなければならないのかを謳ったものです。その決められた期間の中で、工事を完遂させることを考え、計画を練り、実践させる。軍隊における元帥。なんで軍隊に例えたのかは私にもわかりません。少しでもよく見せたかったのでしょう。戦いに勝敗があるように、現場も指揮のとり方しだいでは同じ工事、工期でも余裕を持って終われたり終われなかったりします。こればかりは経験値がものを言うと思います...。

 

今日は少量ですがこのくらいに。ようやく現場代理人までこれました。説明下手で申し訳ありません。次回からは現場代理人の業務内容について少しずつお話できればと思います。週末目指してがんばりましょう。

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~ 第3章 ~ 設備業界で働く

お疲れ様です。今日は私の本職である設備業界について紹介していきたいと思います。

 

建築業界を建物を建てることだけに焦点を絞り大きく区分けすると下記のように分類できます。

 

  • 建築工事・・・・・ゼネコン。建物本体を手がける工事。建物には基礎(土台)があり、床・壁・天井、様々な部屋の間取り、そこにつく扉や窓、階段...といったまだまだたくさんありますがとにかく建物の中から外までを手がけます。

 

  • 電気工事・・・・・サブコン。私たちの生活に欠かせない便利なものはことごとく電気を要しますよね。その電気を利用するために使いやすいところにコンセントを設けたり、部屋という部屋に付いている照明機器、また、その照明機器を操作するスイッチを取り付けたり、電話線や光回線、テレビ線の配線といった電気の通う機器設置や配線を行う工事です。

 

  • 機械設備工事・・・・・この工事はさらに大きく二つに分かれます。これもサブコン。

 

  • 1. 衛生設備工事・・・・・一番身近に感じてもらうのであれば、水周りです。必ず一軒家や集合住宅の各戸にはキッチン、洗面所、お風呂、トイレ、洗濯機の給水といった水やお湯を扱う場所がありますね。綺麗な水がいつでも蛇口をひねれば出てきたり、食器を洗ったり、洗濯機やお風呂やトイレを使えば必ず生活排水が生じます。綺麗な水を道路の下に埋まっている上水道から各所まで水の通り道をつくること(配管)や、逆に使用済みの汚れた水を同じく道路の下に流れる下水道までながれる道をつくること。これらが該当します。
  • 2. 空気調和設備工事・・・・・これも身近な例であれば、トイレや浴室、キッチンについている換気扇でしょうか。先ほどは水の通り道でしたが、こちらは空気の通り道を手がけます。建物内の温度調整をする暖房機やエアコン、これらを設置し、使えるようにする工事などです。

この業界に属する方が見たら間違いなくどやされるほどざっくりしてますが、こんなところでしょうか。どの工事も建物を作り上げる上で必要不可欠です。

 

乱雑極まりない説明でしたが少しずつ掘り下げて今自分の携わる仕事について、同じようにこれからこの業界に携わる方々に伝えていくことができればと思っています。

~ 第2章 ~ 建設業界で働く ‐ 理由 ‐

 こんばんは。今日も一日お疲れ様でした。いつもなら明日も仕事だったんですが、以前休日に出勤した分の振り替えが何とか使えました。2連休です。一般の方であれば週休二日制の今の世の中当たり前のことですが、この業界ですとそれすら珍しいことに思えてしまいます。先日のイメージを払拭する気は欠片もありませんが、そんな環境下でなぜ仕事を続けられるのか、この仕事だからこそ味わうことのできるもの、そういった魅力を今日は少しでもお伝えできればと思います。

 魅力…人それぞれ感じ方は違いますが私の思う最大の魅力は努力の賜物が大きな形となってこの先何十年も生活に携わることでしょうか。何ヶ月から何年にも渡る一大プロジェクト。これを終えたときの達成感は言葉には表せません。また、完成した建物が地図に載り人に長く愛されるものとなることも大きな喜びになります。しかし、これだけの魅力だけでは私は仕事を続けられなかったと思います。そんな私を支えてくれたもうひとつ大きな魅力はコミュニケーションです。つらい毎日、強面で寡黙な職人さんと日々仕事の話ばかり、ではありません。お昼や就業後に話す趣味の話、それを機に親睦を深めることができた方と食べに行く飯、一緒にライブに行った職人さんもいました笑。そんな職人とのコミュニケーションは思いのほか活力となり支えてくれていました。もしかすると自社の人間より自分のことを一番よく見てくれているのも職人さんなのかもしれません。そんな方々と寄り添い仕事ができることも魅力だと思います。

 あれだけマイナスを書いたにもかかわらずこれだけかよと思われるかもしれません。むしろ、悪いイメージを深める原因にもなりかねませんね。他にもご紹介していないプラス、マイナス要素はまだまだあります。私自身がキャリアを積んでいく中で発見できたことをまたこのように綴っていこうと思います。今日はここまで。

 

おやすみなさい。

~ 第1章 ~ 建設業界で働く

 お疲れ様です。今日も一日無事終わりました。今日は私も働いている建設業界について少しお話をしようと思います。

 建設業界…全く知らない人からはどう思われているのでしょうか。よく耳にするのは“危険”、“汚い”、“きつい”の3K、他にも“イメージが暗い”、“働いてる人が恐い”、“賃金が安い”…など残念ながらマイナスイメージが数多いのが事実。私はそんなイメージを持つまでに至らずこの業界に入りました。蓋を開ければ予想を遥かに超える現実が待っていました。

 朝は8時前には会社ではなく、会社を経由して現場へ…現場が遠ければ遠いほどつらいものでした。土砂降りの雨が降ろうと、灼熱の炎天下であろうと、顔が痛くなるほど寒い日であろうと終日外は当たり前。入りたての人間はとにかく手となり足となり、気づけば日が沈んでいる。泥をかぶったり、コンクリートまみれになったり、強面な職人さんには叱り飛ばされ物が飛んでくることもありましたね笑。職人さんが一日の業務を無事終えて帰られた後、ようやく自分の仕事に手をつけられる時間がきます。時計を見れば18時…一般のサラリーマンなら退社時間ですね。ここから現場の進捗状況の確認やダメなところがないかのチェック、慣れない書類作成や一日撮り続けた工事写真の整理、次の日の段取り等に追われます。もちろんそれらをこなす前に力尽きます。何とか睡魔と戦いながら会社へ戻るも会社は真っ暗…。自宅に着けば日付は変わって深夜アニメが放送されている。汚れきった体を洗ってアニメを見ながら食べる晩飯。ベッドに入れば即死。こんな日が一日二日で終わるわけでもなく、2ヶ月3ヶ月、月1,2回の休みで続くこともありました。幸い体調を崩すことも怪我をすることもなく送れたことが乗り越えれた大きな要因だったのかもしれませんね。

 すべての工事現場がこんなきついわけではありません。しかし、これ以上にきつい現場があることもまた事実です。次章はそんなこの業界に何の魅力があるのかを少しでもお伝えできればと思います。

 おやすみなさい。

~ 序章 ~ はじめまして

はじめまして。今日からブロガーになりますよっしーです。このブログを書いていくのは後にも先にも私一人です。よって、よっしーですはこれ以降使いません。自分が生きていく一日一日を形として残していければと思います。簡単にですが自己紹介を…

 

~Profile~

  • Name:よっしー
  • Age:25
  • Job:設備工事士(学生時代はアパレル業)
  • Hobby:アニメ鑑賞、アニソン鑑賞、カラオケ、ゲーム(主にパズドラ・シャドバ)、飲むこと食べること話すこと笑うこと
  • Characteristic:孤独な社蓄、よくしゃべる、
  • Homecity:札幌

 

まずはこんなところでしょうか。紹介させていただいたとおり趣味や仕事のことを中心に書いていきます。その中で共感できることがあればうれしいですね。どうぞよろしくお願いいたします。