高出費ジャニオタからの脱却〜私、普通のオタクに戻ります〜

自担のため、己の欲のために散財してきた某ジャニオタが、普通のオタクに戻るまでの怒涛の日々を綴ります。

返済に向けて

前回までは、これまでのジャニオタ歴とここまで借金が膨れ上がってしまった理由についてお伝えしてきた。

 

今回は、完済にあたり決意したことをお伝えしたい。

 

▪️髪の毛をダークカラーにする

これまでの私といえば、美容院は月1、色素が抜けやすいためカラーも月1。さらには今年に入って髪の毛を胸下ロングから鎖骨あたりまでバッサリ切ったことによるメンテナンスカットが入るため、月に8000円の出費があった。

とりあえず金の為にも、頭皮の為にも美容院に行く頻度を減らすため、髪色を暗くした。ただ、諸々に個性を出したいと思っている私は、インナーカラーを入れることにした。通っている美容院は、ブリーチ代もカラー代の中に含まれているからありがたい。これにより、髪色に個性を出しつつ美容院に行く頻度を抑えることが出来ている。ちなみに現段階で最後にカラーしてから2ヶ月半経っているが、プリンはほとんど目立たない。そろそろインナーカラー部分の生え際が見えてきそうなので、1月になったら行こうかな。

 

▪️ネイルを辞める

これは私によって苦肉の策だった。かれこれ2年近くジェルネイルをやり続けていたので、手元がギラギラしてるのは当たり前、爪もペラペラなのでネイルを辞めるということは当分ないと思っていた。

しかし、そんな私にネイルを辞めろと言わんばかりの事件が起きた。

それは、遡ること10月上旬。変えたばかりのネイルがたった1週間で次々折れるのである。自爪がもう限界だ、と悲鳴を上げたのである。最初は割れた爪に絆創膏を巻き付けて耐えたが、シャンプーやら洗い物やらまぁ不便なこと。結局3週間でネイルを全て落とすことになった。

当然、ペラペラバキバキな自爪に新しいネイルが出来るはずもなく、その時はオフだけしてもらうことに。これを機に新たな爪を生やそうと思い、それ以降これまでネイルは辞めている。

ちなみにネイルにかかる費用は月10000円ほど。正直今の爪の状態ならネイル再開できそうだが、節約するには都合がいい。早くサロンに行きたいという欲望に駆られているが、インスタのクリスマスネイルの数々を眺めながら服の袖をかじって耐えている。

 

▪️クレジットカード封印の義

私的最大のミッション。金銭感覚バカの方はこの儀式がどれだけ辛いものかお分かりだろう。

これまでは生活費、チケット代含め基本的にカード払い主義だった。そのせいもあり、月でいくら使ったのかが不透明になっていたので思い切って封印した。今、私のクレジットカードはガムテープでぐるぐる巻きにされ、表面に「封印」の文字が刻まれ、自宅にあるチケットの半券を保存しているボックスに収容されている。

 

▪️現金3万円生活

生きていて1番節約できるものは食費だと思っている。これまではクレジットカードに頼って生活していたため、食費やら生活費やらにいくらかけていたのかが全く分からなかった。そこで、食費・消耗品・交際費にかける金額を月3万円に設定した。

食費・消耗品は己の気持ち次第でどうにか削ることが可能だが、問題は交際費である。

友人と会うことになると、必ずと言っていいほど外食費がかかる。これは致し方ないことだが、外食費がかかる理由は外で会うからだ。そこで私は、友人をできる限り自宅へ呼ぶことにした。これにより、普段かかる食事代(正確には飲み代)を削減することに成功している。もちろん自宅に呼べない人もいるのでそういう時は仕方ないが、極力自宅に来てくれそうな友人と約束することで、交際費を抑えている。これが交友関係に響かないかといったら苦笑いするしかないが、これも自分への戒めだと思って生きるしかない。

 

以上が私が返済に向けて行っている内容である。最初の2つは正直自分の気の持ちようだし、何とかなると思っているが、問題は3つめ以降である。食費がなくなれば当然お金を下ろすことになるし、現金が底尽きたらクレジットカードの封印を解くことになる。その時に最低限の使用だけで抑えられるかどうかは自分の忍耐力次第である。実際3万生活はかなりカツカツで、正直苦しい所もあるが、できる限り自分で決めたことは守っていきたい。

 

今まで私の中に微塵もなかった、欲を抑えるということを、この戒め期間に学ぼうと思う。

 

 

自己紹介〜多額な借金を抱えるまで編〜

前回の記事では、私の簡単なプロフィールとこれまでの担降り歴について紹介した。

ちなみに前回伝え忘れたが、現段階で抱えている負債は約80万円。

今回は、私がなぜ負債を抱え、ブログ開設に至ったのかをお伝えしたい。

 

前回の記事に書いた通り、私は2015年の夏、サマパラ菊池風磨ソロ公演(通称:ふまパラ)に足わ運んだとにより、見事ジャニオタへと返り咲いた。

ジャニオタに返り咲いたとはいえ、この頃の金銭感覚はまだ正常だったので、その後のDREAMBOYS(通称:ドリボ)に入ることはなかったし、翌年2016年の春ツアー(通称:ウェルセク魂)もそこまで大金をつぎ込むことはなかった。

 

そして、2016年夏。サマパラ2016の開催が決定した。

正直、ドリボも春ツアーもこの時のために我慢したところがある。去年の夏がまた帰ってくる、いや、パワーアップした演出が見れる。この1年もの間、私はずっとこの時を待っていたのだ。この時のために生き延びたと言っても過言ではない。

そして気がついた時には、全9公演中7公演分のチケットが私の手元に届いていた。もちろん、席を妥協できない私は、いわゆる良席チケットばかりを回収していた。

2016年夏が終わった頃には、すでに30万円ほどの負債を抱えていた。だがしかし、これは想定内。10月にボーナスが入ることが分かっていたので、そこで一括返済するつもりだったので、大した負債ではないと思っていた。

 

しかし、このタイミングでの返済は終わったものの、この時既に私の金銭感覚は狂い始めていた。

おそらく次の現場は春。そこまで大した出費はないし、借金返したし、ちょっとくらいの負債なら直ぐに返せるだろうと思い、自分にお金をかけ始めた。デパコス、ブランド物のバッグ、服、アクセサリー、エステ…いや、これが普通の20代の生活なのかもしれないが、春のツアーで出費がかさむことが分かっているにも関わらずこのお金の使い方はあまりにも計画性がない。

加えて2017年春ツアー(通称:STAGE魂)に関しては、Sexy Zone5周年anniversaryという大事なツアー。そりゃぁ良席多ステにもなるし、その上これが最後の紙チケかもしれないということで、出費がかさむことは分かっていた。それなのに、私は欲望のまま金を使い続けた。

 

結果として、STAGE魂は過去最多公演数入ることになり、当然全額支払える訳もなく、再び負債を抱えることになった。

 

そして、わたしがここまで負債を抱えることになった最大の理由は、サマパラ2017。

ここまでの経緯から想像はできるだろうから多くは語らないが、チケット購入のためにバンバンカードを切って、最終的には限度額100万円のカードが上限に達した。そこで辞めればよかったものよ、2枚目のカードに手を出した。ここまできたらもう金銭感覚バカ以外の何物でもない。理由は分かっている。これが最後の紙チケ現場だったからだ。

 

それからというもの、ボーナスやらなんやらで少しずつ返済を続けてきた。2018年の春ツアー(通称:リペ魂)も、デジチケということもありそこまでチケットにお金をかけることはなかった。夏は24時間テレビがあるから現場がないことは分かっていたし、お金を使うこともない。年内には返済できる。そう思っていた。

 

しかし、夏の現場がないということが、私の思考を狂わせる原因だった。

 

「夏に現場がない=私にはお金がある」

こんな幻想に騙されていた。

いやwwwねぇよwwwだって借金抱えてるじゃねーかwww

…分かるよ。今の私には分かる。だけどこの頃の私はそんなこと1ミリも思っていなかった。

というわけで、急に引越しをすることになった。正直、引越しなんてこのタイミングじゃなくてもよかった。だけど、私には金がある。(ない)そんな脳内お花畑状態だった私は、あっという間に物件を決め、引っ越し、家具の買い換えやらなんやらで気付いたら80万円近くまで借金をすることになってしまったのだ。この額には正直自分も引いている。そして冷静に今後の自分の生活が不安になった。

 

正直、引っ越したことに関してはお金の面以外は良いことだらけなので、後悔は全くない。ただ、あまりにも計画性のないこの行動には正直自分でうんざりしている。

今までの自分だったらきっと、返済しながらも服や交際費にお金をかけてたりしていただろう。しかし、今は違う。

もちろん、服も欲しいし美味しいご飯は食べたいし、やりたいこともいっぱいある。自担のことも大好きだ。

だけど、このまま負債を抱え続ける生活をしているわけにはいかない。年齢も年齢だし、結婚もしたい。そう考えた時に、借金抱えてる女なんて早々売れるはずがない。そう思った私は、2019年は過去の自分の戒める期間ということで、本気で借金と向き合うことにしたのである。

 

 

長々と文章を書いてしまったが、私がここまで借金を抱えることになった理由を総括すると以下の通りだ。

・自分の入りたい席でコンサートを楽しみたいがために、チケットを買ってしまっていた

・2017年夏は、自分が好きな席で入れる最後のチャンスだったので、欲望のままにチケットを買ってしまった

・「現場がない=金がある」という間違った方程式を正だと思い込んでいた

 

特に3つ目に関しては完全にダメ人間の思考、一種の病気だ。この症状を抑えられるようにするためには長い年月がかかった。どうして抑えられるようになったかについてはまた別の機会にお伝えしたい。

 

次回は、実際に借金完済に向けて決意したことをお伝えしたいと思う。

 

 

自己紹介~プロフィールと担当の歴史編~

初めまして。ぴっちと申します。

ジャニオタとして生きてきたことで抱えた負債をなくすべく、返済活動記録としてブログを開設しました。

今回は1回目の投稿なので、私のプロフィールとこれまでの担当と歴史を紹介したいと思います。よろしければぜひ御覧ください。

 

■プロフィール

名前:ぴっち

年齢:26歳

生息地:東京

同居人:なし(一人暮らし)

担当:Sexy Zone(紫)

ジャニオタ歴:15年

職業:OL(業務内容は複雑なので割愛)

 

■自担ヒストリー(ざっくり)

①嵐(櫻井担)

深夜にやっていたDの嵐を見て、ビジュアルだけで翔くんにハマる。当時大学生だった彼は、金髪ピアスという最高の外見だった。本当に大好きだった。私は昔から見た目チャラい系が大好き。2011年までガッツリ嵐担やってた。

 

②NEWS(草野担)

小学生時代の日曜のお昼といえば、ハロプロからのYa-Ya-yah。(同世代なら理解してもらえるはず)たまたま見た草にハマる。デビューしてからしばらくシングル買ってたけど、おなじみの色々で事務所サヨナラしてからは嵐担一本になる。数ヶ月かじっただけなので、そこまで思い入れはない←

 

③Hey!Say!JUMP担(知念担)

2010年の東西歌合戦の「ありがとう~世界のどこにいても~」をみて、あ、この子達こんなに踊り揃えられるんだ・・・と衝撃を受ける。今まで嵐以外out of 眼中だったので、別グループにこんなにドハマリするのははじめての感覚だった。その中でなぜ知念担になったのかは未だに謎だが、なんだかんだ4年くらい知念担やっていた。

 

ちなみに本格的にハマったのは、2011年の勇気コン。

たまたま友達が誘ってくれて入ったら、なんとまぁファンサの嵐。「バーンして」というテンプレートのようなうちわを振ってたら・・・なんと知念くんが反応してくれた。ジャニオタ歴8年目の春。初めてのファンサだった。衝撃的だった。そして、行く現場行く現場でファンサを求める、いわゆる「ファンサ厨」に成り上がるのである。

 7年近く嵐担しかやってこなくて、だけどこの頃の嵐といえば急に人気が出て、チケットはプレミアム化。今まで全然興味なかった友人がこぞって嵐嵐言っている生活に正直うんざりしていた。そんな心境での他現場、しかもファンサまで頂いちゃって。ずっと好きだった翔くんに罪悪感を感じながらも、呆気なく知念担に。積むということを覚えたのもこの時期。そして服の系統もJUMP担に染まっていく。(LIZ LISA、Ank Rougeなど)そもそも上にも書いたとおり、元々見た目チャラい系が好きなのになぜ知念だったのか・・・。今思うとだいぶ黒歴史である。 

 

Sexy Zone(菊池担)☆現担

月日は流れ、大学4年生。その時は急に訪れたのである。

そう、オタ卒疑惑だ。("疑惑"というのが重要)

この頃現場が少なかったからか、日に日にジャニーズ熱が冷めていったのである。ちょうど就活やら引っ越しやらでバタバタしてたというのもあり、メディアの確認をしなくなっていったというのもありで、ジャニーズから離れる生活を送る。(但し、少クラの録画は欠かせない)そしてそのまま知念担としての人生はフェードアウトしていくのである。

そんな中、実は知念担をしながらも気になっていた存在が、現自担でもある菊池風磨だ。ずっとB.I.ShadowとしてJUMPのバックについている姿を見て、この子かっこいいな、好きだなと思っていたJr.である。何度か担降りも考えたが、社会人になったらジャニオタからは足を洗おうと思っていたのと、Jr.担になったら人生の終わり(Jr.担の皆様すみません)だと当時は思っていたので、自我を抑えて担降りせず。

そんな彼がSexy Zoneとしてデビューが決まり、デビューイベントの握手会開催の知らせが届く。当時はがっつり知念担だったけど、これはなんとしても行きたい!と思いCDを購入して握手会に参加する。真冬の中7時間並びつづけた挙げ句、接触は1秒もなかったけど、風磨くんが目を見て「ありがとうございます!」と言ってくれたあの姿とふわっふわのおてては一生忘れない。今思うとあのタイミングで担降りしなかった当時の私の神経は正常でない以外の何物でもないと思っている。

時は流れて気づけば私も社会人に。この頃に一人暮らしを始め、新しい環境の中で生活していたので、特にジャニオタとして生きているわけではなかった。

そんな私が菊池担になったきっかけが、「Summer Paradise2015」だ。

ただの夏コンだったら「ふ~~~~ん」くらいで流していただろう。だがしかし、ソロコンサートだということを知った私は、「風磨くんのソロコンなんで絶っっっっっっっっ対楽しいじゃん!?センス最高じゃん!?」と大興奮。早速夏季休暇の申請をして、休日確保。案の定最高のセトリと演出過ぎて、1公演入れればいいやって思っていたのに気づけば4公演分のチケットが手元に。そして呆気なくジャニオタとしての第2の人生を歩み始めるのである。

(ちなみにオーラスは休暇を抑えていなかったせいで入れず。この後悔は墓場まで持っていくことになるだろう。)

 

以上、プロフィールはざっとこんな感じです。

2015年夏から変わらず風磨くんのこともSexy Zoneのことも大好きなので、オタ卒をすることは考えていませんが、少しずつ正常な人間として生きていけるよう、過去の自分への戒めとして、節約生活を頑張りたいと思います。

 

同じ境遇の方、ぜひ一緒に頑張りましょう。

負債を抱えるほどではない方、ぜひこのブログを読んでいただき、こんな人間にならないよう参考にしてください。

 

次回は、なぜ私が負債を抱えることになったのかについてお伝えしたいと思います。