younashiroのブログ

徒然におもったことを

友人みたいに後世になにかを残したいとか子孫のためになるような事をしたいとかそんな大それた夢を持ち合わせては居ない自分は、私が次の私に私だった痕跡を残してできるだけ私が変わらないように生きて生きたい

あれは少なからずとも私だったと、私の昔の思考を読んでいつまでも共感して欲しいし慰めて欲しい。

自己顕示欲と自己嫌悪の狭間にいる私が他人に私を見つけて欲しいと願っている欲を少し先の私が見つけることで私を慰めて欲しいと思う。

 

人を好きになる絶望

1度人を好きになるときっとこの人以上に好きになれる人なんて居ないのだろうって思ってのめり込む。

それぐらいその人が好きだったのだろうと思う。

だけどふと気づいたときにそう何度思って何度他の人を好きになってきたことか、自分の軽薄さに呆れたりする。

そうしていくうちに、ああ、この人を好きになっても別れた後にこの人と同じくらい好きな人が出来てあの時の自分が風化して、あのときよりも今の人が好きって言うのだろう。

あの時と同じ唇だけどあの時とは違う血が通ってる私がそういうのだろう。

 

それは私にとっては自分を絶望するには大きすぎるくらい重要であの時の自分が他人だったのではないかとすら思えてくる。

 

 

 

 

過去

誰かに言うくらいにはふっ切れたので。

でもこの話を言葉で発することができないので自分の整理のために。

 

実の親を明確な殺意を持って殺そうとした事がある

当時私の仕事が終わるのが20時過ぎで、そっからバスや電車を乗り継いでいくと22時を過ぎる。

実の父親が待つ家に帰りたくなかった私は何時間が潰してから家に帰るのだけど家に着く頃には、父はすでにウイスキーや日本酒をのんで出来上がってたと思う

ここからはいつものお決まりのパターンで、家に帰ったらまずリビングに来るように言われる

そのまま部屋に行くとあとが面倒なので私は早々に部屋に戻るためにてきとーに会話をしながらご飯をすませる

 

父が「〇〇ちゃん〜(本名)」って甘ったるい声で呼びながら私の太ももゆっくりとなで続ける

這うような太い手が私の足をいったり来たりする

一緒に寝よう。ちゅーをしよう。なんてお酒特有の匂いを身体中からさせながら私に言う

ここからはいつも父を突き飛ばして階段を駆け上がるようにして私は自分の部屋に急いでかえっていた

 

父と顔を合わせるとこのやりとりはほぼ毎日だった

家に住まわせているんだからそれぐらい良いでしょ、お小遣いをあげるから触らせてくれって父は私に言うのだ

 

扉が撤去された私の部屋はなんとも心許なく、父が私の部屋に来るのが怖くて、階段を昇って私の名前を呼ぶのがこわくて、寝ている間に来られるのが怖くて私は寝るのがとても怖かった

 

実の父親といっても私は生まれてからずっと義理の父親と16年間暮らして居たので父にしても知らない18歳の女の子だったのかもしれない

 

自分の2倍もある巨体に馬乗りになられて、首を絞められて、顔が青あざになる。それが実の父親との喧嘩が原因で、なんて今考えるととても笑える

 

ある日私は明確な殺意を持って包丁を取り出して寝ている父の前に立った

結局は怖くて手が震えて、人を殺そうとした自分に泣けてきて包丁を元あった場所に戻し、私は父から逃げるように家を出た

 

今でも時々父の私を呼ぶ声を思い出して上手に息が吸えなくなることもある。似た人を見つけると動悸がする。

 

一緒に居たのなんて恐らく3ヶ月〜4ヶ月もないくらいで大したことはないはずで、しかしあの時のことは1年も2年もあったように長く感じた。

たったそれだけの期間のそれだけのことが頭の中でちらついて吐きそうになるなんて、なんておかしな話だろうなぁなんて思っている

徒然

何故自分は自分の気持ちをこうやって何かの媒体に残しておくのかを最近悶々と考えていたのだけど

自分が自分だったことへの証拠をただ残していたいんだろうなって思いました

それが先の自分が読んでどんなに恥ずかしいことでもこの時の自分がどう考えどう生きていて自分をどう表現していたのかそれを残しておくことで自分が自分だったってことが分かって今の自分との相違を見つけてたのしんでいるんだろうなぁ

 

なんとも根暗な趣味

孤独との対峙

今回は自分の持論とかではなく幼少期から感じていた胸の内をただ自分のためだけに書こうかなって。

幼少期から感じる孤独との対峙。
誰といてもどこにいても、1人でいても2人でいてもふっと感じる孤独感。
どこかに帰りたい。帰りたい。帰りたい。
ここは自分の居場所のはずなのに早くどこかに帰りたい。

何かが満たされなくて、私を取り巻く環境は何一つ欠けてはいないのに、親からの愛情は充分貰っているはずなのに、私自身が何かが欠けていて満たされない。
小さい頃からはやくどこかに帰りたかった。
孤独感から抜け出すために帰る場所があるなら早くどこかに帰りたかった。

最近は一緒にいて満たされる人と出会えたけど、一人でいる時やっぱり私は早くどこかに帰りたいと思う。

恋と愛とは

恋と愛とは実際になにか。

恋しい
《形》

そのものが身近にはなく(その人のそばには居られず)、どうしようもなく慕わしくてせつないほどだ。

愛おしい
[形][文]いとほ・し[シク]
1 大事にして、かわいがりたくなるさま。たまらなくかわいい。「どの子犬も―・く思う」


[名]特定の異性に強くひかれること。また、切ないまでに深く思いを寄せること
思いしたう。思いこがれる


[名]
1.かわいがる。いとしく思う。いつくしむ。いたわる。

(以上辞書からの抜粋)


恋は相手に惹かれること。深く思いを寄せること。で愛は相手を大事にすること。可愛がること。ということではないだろうか?

そう考えれば、[相手を深く思い大事にする]が恋愛という意味になる。
「恋は想う気持ち、愛は行動」
相手を心のうちで想うのが恋で、それを行動に移すのが愛ならば恋と愛は比較するものではなく、共存するものだ。
なるほど正しく恋愛だ。

恋は下心、愛は真心とも言うけれど、自分のことしか考えてない恋愛はもうそれは恋にすらなっていないのではないだろうか?

実父を殺す夢を見た

気がつくと私は実父の喉元に両手を重ね合わせていた。
力はまだ込めてはいなかった。

父が叫ぶ
「やめてくれ…!首を絞めたら俺は狂ってしまう!」

自分は自分よりもふた回りも大きく太い体の上に馬乗りになって冷たく見下ろしていた所だった。

自分が口を開き、
「お前が狂ったところで私にはなんの影響もないよ」

そう優しく丁寧にいって、力いっぱい首を絞めた。

父は父の宣言通りに狂ったように喚き散らした。

ああ、やっと死んだな、安堵で胸を撫で下ろす。

父の友人で私の知人が急にふっと現れて言った。

「仕方なかったよ」

ここで私は目が覚めた。