ヨヨギ産のブログ

明日になったら、今日は過去。

爆速で「上機嫌」になるための、カンタンな3つのこと

http://www.flickr.com/photos/90287878@N00/82298043
photo by Lucid Nightmare

まあ誰だって、機嫌の悪い時はあるものです。

でも、イライラしたり、怒ってばかりの人は
いろいろな場面で明らかにソンしていることが多い。

まわりから孤立して、楽しい集まりに誘われない。
家族の中でも浮いてしまう。彼女もできない。
なぜかお客さんが寄り付かない。
上司と仲良くなれず、やりたい仕事を任せてもらえない。
部下が大切な報告をしてこなくて困る。

その上、ホルモンのバランスも崩れ、活性酸素が出て体にも悪いし、
なにより自分が気持ちよくありません。

こんな風に、お金・仕事・仲間・健康にいたるまで
人生のかなりの部分をソンしてしまいますよね。

逆にいつも「上機嫌」の人には、人が寄り付き
部下から慕われ、仲間も増えて彼女もできる。
いい話も向こうから寄ってくるし、健康で長生き。

・・・とはいえまあまあ、それぞれいろいろなんやかやと
ヤヤコシイ事情とかトラウマとかタイミングとかもあって
まあなかなか難しいこともあるワイ、と思う人も
多いのではないでしょうか。

そこで「いま機嫌が悪いぞオレ」なときに
爆速で上機嫌になる方法!


強制的に笑い顔を作る

人間は「怒り・イライラの感情があるから怒りの表現をする」のではなく
「怒り・イライラの肉体表現をするから、その感情が出てくる」のだそうです。

今度、怒るようなことがあったら、
ちょっと自分を観察してみてください。

イラっと来るようなことがあった直後~数秒は
あんまり怒りの感情を感じていないはずで、

目を吊り上げて「なんだと!」「なにそれ!」とか言った瞬間に
体中に「怒りパワー」がドバっと出てくる感覚があると思います。

つまり、意外にも
「感情エネルギー生成のタイミング」と
「肉体表現の出現タイミング」の順番は、
思っているのと順番が逆なんです。
体が先に怒りの行動をとってから、それをトリガーとして
感情エネルギーが生成する。

ですから逆に、
何でもいいから先に「笑ってしまう」ことで
楽しい気持ちが出てくるのです。

カッチーン!と来たら、怒りの肉体表現をする前に
強制的に笑顔を作っちゃう。
目を吊り上げる前に、口角をむりやり上げちゃう。

両手の親指を立てて、指しゃぶりのような形を作り、
その親指をクチの両側(口角のところ)に押し当て、
そのまま思いっきり手をぐいっと上につき上げてみてください。

口角と一緒に上がった「ほっぺたの肉」が
下マブタを上に押しあげる感じで
視野が少しゆがむくらいがいいです。

これで、無理やり口角が上がって、笑顔になります。

で、これを30秒くらいやっていると、
自然と気持ちが落ち着いてきます。


強制的に笑わせてくれる動画を見る

イライラしてどうしても眠れないときとかは
ベッドからいったん這い出して、これ。

たとえば、数年前に流行った「笑いのチェーン」の動画。


Skype Laughter Chain - YouTube

人の感情は、伝染病のように人から人へ伝播します。
笑っている人を見ると自分も笑ってしまうのが人間の脳。
「ミラーニューロンの働きです。

そして、この動画を見て笑っている人たちの動画。


Best Of Skype Laughter Chain - YouTube

人って、いったん笑い出すと、笑わないでいられるほうが難しい。
下手したら、怒りをガマンするよりも、笑いをガマンするほうが難しい。

そして、これを見て「笑わないでいられるか」にチャレンジしている人の動画。


Me Trying Not To Laugh at Skype Laughter Chain ...

個人的にはこれが一番笑えた(^^)

まあもちろん、動画はコレじゃなくてもいいのですが、
「自分が必ず笑える動画」があれば、それでOKです。
とにかく強制的に笑ってしまう。

そういえば、小学校の給食のときに、牛乳飲んでるやつのところ行って
メッチャ笑わせて牛乳吹かせてた。
あれうっかりしてると鼻と目から牛乳出て痛いから、もうみんな必死。
それ見て別のやつが吹いたりして、給食時間中ずっと大バトル繰り広げてたなあ(^^)


風呂に入って食って寝る

http://www.flickr.com/photos/95572727@N00/4532294801
photo by Stuck in Customs

まったく当たり前のことですが、
イラついてるときには意外と忘れがちかもしれません。

上機嫌でいることのもっとも大切な「前提条件」は
「肉体的欲求が満たされていること」
です。

もっと言うと「精神的欲求」については、
この段階ではどうでもよいです。

なぜなら「精神的欲求の満足」も「肉体的欲求が満たされていることが前提」ですので、
まずは「肉体的欲求」を満たすことが先なのです。

イライラしていることに気が付いたら、
とにかく体ポカポカ・サッパリキレイにして、満腹になって爆睡。
寝られなければ、上の動画を見てひたすらバカ笑いして寝る。
んで明日になったら、だいたい上機嫌になってます。


上機嫌になるには「肉体&無意識のケア」をすること

要するに「機嫌」って「感情」のことで、
「意識(精神)」じゃなくて「無意識(肉体)」のハナシだから、

とりあえず、いろいろ考えちゃうこと(=意識のこと)は放っておいて、
無意識のケア(上機嫌な感情エネルギーを強引にでも起こす)と
肉体のケア(メシ風呂寝る)の方が効果ありまっせ、
ということが言いたいのでした。

すべてがうまくいく 上気元の魔法[CD付]

すべてがうまくいく 上気元の魔法[CD付]

関根麻里 エッセイ 『 上機嫌のわけ 』

関根麻里 エッセイ 『 上機嫌のわけ 』

保育園からの騒音がうるさければ、黙って引っ越せ

http://www.flickr.com/photos/22627439@N03/4205167974
photo by Corvar152

しばらく更新をサボっておりました(^^;)
断続的になっても、続けていくことが大事だな。


さて、ウチの目の前は小学校。

朝と帰り、登校・下校の時刻になると、
ワーワー騒ぎながら通学する子供の声が響きます。

夏休みは屋上のプールから準備体操のかけ声や自由時間のはしゃぐ声が、
また、季節ごとに運動会のダンス練習の音や、
吹奏楽マツケンサンバの練習の音などが、一日中響きます。

自分はウチで仕事をしているので、
そんな音を日常的に聞いていて、正直ウルサイと思うときもあります。


「子供の声」を騒音の対象外にすべきか 東京都、条例改正の検討を開始


でも「子供がうるさい」のは、古今東西あたりまえ。
これをガマンするのは、人間のオトナとして生きるのに必要なコストですよね。

子供は、大人にとって「未来への希望」である存在。
そして将来、国を支え、もれなく税金を払ってくれる人たち。

そんな子供を育てるコストとしては、
子供のたてる騒音なんてのは「問題」と考えるべきではありません。

モチロン「困っている」と感じる人も実際にいるのだとしたら、
そういう人たちのためには、社会としてはいろいろな議論はされるべきですが。


ただ、自分の考えの原則として、
子供がうるさい、というような問題については、

人間として生きる以上、無視せず、排除せず、全面的に受け入れる用意を持つべき

と思います。
(子供の問題だけでなく、老人・病人・障碍者・母子家庭なども同じですが)

この原則を「社会のルールの原則」として置いていなかったことで、
結局現状、いろいろな社会問題として返ってきているのでしょう。

んで、自分としては
「保育園はうるさいから別のところでやってくれ!」とかいう人には

「ごちゃごちゃ言わずに黙って引っ越せ!」

といいたいです(^^;)

「便利な」保育園が奪う本当はもっと大切なもの

「便利な」保育園が奪う本当はもっと大切なもの

50円のコスト削減と100円の値上げでは、どちらが儲かるか?

50円のコスト削減と100円の値上げでは、どちらが儲かるか?

「すでにそうであるかのように動く」

http://www.flickr.com/photos/63059270@N00/2709884871
photo by eltercero


「自分はこんなふうになりたいな」「こんなことがしたいな」
と、思ったとします。

「優秀なSEになりたいな」とか、
「人に尊敬されるような人になりたいな」とか
「お金持ちになりたいな」とか。

なんでもいいんです。

そんなときは「すでにそうであるかのように動く」
自然にそうなれちゃいます。

そこそこ時間がかかるものもありますが、
今現在、そういう人じゃなくても、先にやっちゃう。


例えば

「優秀なSEになりたい」としたら
「すでにそうであるかのように」動きます。

優秀なSEの人が、毎日やっていることをやる。

毎日毎晩コードを書き、専門書をたくさん読む。
朝から晩までプログラムのことを考える。
プログラムを毎日作る。優れたWebサービスを探し、熱心に研究する。
いいサービスを作っている人にコンタクトを取ってハナシを聞く。
「できない」って言わない。できない理由をあげつらわない。

これらをやっていると、必ず優秀なSEになれます。

上記の行動のポイントは、「いつからでも、誰でもできること」です。
いきなり「優秀なプログラムを書け」とは言ってないのですから。
これなら今すぐ、誰でも始められますよね。

「・・・そんなんあたりまえじゃーん。」


じゃあ、これはどうでしょう。

「人に尊敬されるような人になりたいな」と思ったら
「すでに人に尊敬されている人であるかのように」行動する。

困っている人を助ける。いつでも無償で人の援助をする。
人を責めたり、怒鳴ったりしない。いつもニコニコしている。
人の話をしっかり聞く。怒っている人にも、誠実に対応する。
人の悪口を言わない。悪口を言われても、言い返したりしない。
はてなだと「ネガコメを書かない、書かれても冷静に笑って対応する(^^;)」)

「尊敬される人」は、毎日やっていることですが、
どれも、誰にでも、今すぐにでもできることですね。

「・・・そんなんしてたらズルイ人につけ込まれちゃうじゃん」

と、そう思うかもしれません。

でも尊敬される人は知っています。
それが「尊敬される人になるコツ」だと言うことを。
これをしてないと、尊敬される人にはなれません。


もうひとつ。

お金持ちになりたかったら「すでにお金がある人であるかのように」行動する。

少々高くても、自分が本当に食べたいものを食べる。
いろんな店をまわってガツガツとセール品を探したりしない。
交通費がかかっても、自分が行きたいところに行く。
贅沢だと思っても、本当に好きな服を買って着る。
少々高価な本でも、本当に有用ならば迷わず買う。
困っている人に収入の5%を寄付する。
本当に必要なものを買うときは、値段を気にしない。

少しずつなら、誰でも、今すぐ、始められることですよね。

「・・・そんなんしてたら、お金なんてすぐなくなっちゃうじゃん」

それに、経済記事などでも、上記と逆のようなことが書いてあったりします。
「無駄遣いをやめましょう」「おトクで賢い節約術」「最安でゲットせよ!」


でも、お金持ちは知っています。
これが「お金持ちになるコツ」だということを。


「すでにそうであるかのように動く」

この仕組みがわかると、人生いろいろ楽しくなるハズです。

自分もまだまだ実験中ですが(^^;)

「感情のコントロール」は「不可能」にできている

http://www.flickr.com/photos/14168055@N00/6891922045
photo by Benjamin Lehman

怒りは大きな「エネルギー」を生む

だれかが自分の期待に応えてくれなくて
怒りを感じたとき、あなたはどうしていますか。

カッとなって、相手対して大きな声で怒鳴る?
それとも、いきなり殴りつける?
かぶっていた帽子を床に叩きつけたり(^^;)

人が怒ったときは、体の中に
大きなエネルギーが発生します。

しかし、そのエネルギーを、
その場で「怒鳴ること」や「暴力をふるう」ことで出してしまうと
相手を傷つけたり、それが元で大きな争いに発展したり
建設的な、理性的な解決からは遠ざかってしまいます。

怒りのエネルギーはとても強く破壊的で、
場合によっては、人の人生や、自分の人生をも
大きくを変えてしまうようなことにもなります。

「感情」は「コントロールするべき」か

そこで、人はオトナになると
その場でそのエネルギーを出さないようにすることを覚えます。

そんなときは、怒りによって発生したエネルギーは
行き場を失い、体の中にとどまります。
「いや、怒りは忘れるようにしてるから」と思っていても、
解消されるまでは、決して消えることはありません。
そしてその後、何かの拍子に必ず噴出します。


例えば、

会社で仕事がうまく行ったりして
気分良く、ルンルンで家に帰ったとします。

すると、子供が部屋におもちゃを散らかしたまま
寝転んでゲームに熱中している。

でもルンルンのときは、そこでいきなり怒鳴り散らしたりせずに
「おっ、そのゲーム楽しそうだな。ゲームが終わったら、片付けとけよ」
と、穏やかに対応することができます。

でも、会社でとても理不尽なことがあって、
怒りを抱えたまま家に帰った時は、同じ状況で
「おいコラ!何してるんだ!」と雷も落としたくなるかもしれません。


感情をどんなにコントロールできたと思っても、
体にたまっている怒りのエネルギーは、
何かのちょっとした刺激によって、
結局は「噴出」するようにできています。


怒りのエネルギーは「無意識に」溜まっていく

また、まじめな人ほど「人を怒鳴ったりしてはいけない」
「暴力をふるってはいけない」という「良き信念」
を持っているので、
無意識のうちに、多くの感情エネルギーを溜め込んでしまいます。

そうすると、そういう人たちの一部は、
自分より弱くて声を上げられない存在を痛めつけたり、
匿名でネットに罵詈雑言を書き込んで人を傷つけたり
人に知られぬ形で犯罪的な行為をしたり、
場合によっては、自傷行為などの形で、
自分自身を「攻撃の対象」としてしまうこともある。

これもたいてい「無意識下」で行われます。
(ココが怖いところ)

つまり、自分では全く気づかずに、
「破壊的な行為」をしてしまうことになります。

現代の難しい社会問題の一部は、このようなことから発生し、
大きくなっているのではないかと、ひそかににらんでいます。

感情エネルギーを「無害化」する

怒りによって生まれる「感情エネルギー」は、
単なる「エネルギー」ですので、処理は可能です。

例えば、体を動かせば、感情エネルギーは
運動エネルギーと熱エネルギーに変換されます。

つまり、
怒りを感じたときに出てきたエネルギーを
少しの間だけ、いったん体の中にためておき
(その場で出すとマズイこともあるので)

そして、刺激を与えないようにそうっとその場を離れて、
体を動かしてもよい場所・よいタイミングに来たら
体を動かす。

例えば、寝室の枕を思いっきり叩きつけたり、
ジョギングしたり、ウォーキングしたり、
マンションの階段を上がり下がりしたり、
帰りのマイカーの中で大声で歌ったり、

平たく言うと「ストレス解消」ってやつですが、
とにかく体を動かすことで、感情エネルギーは、
運動エネルギーと、熱エネルギーになります。

「エネルギーを運動と熱に交換する」
これって、高校物理でならった「熱力学第一法則」ですね。
エネルギー保存の法則」とも言います。

一見難しい「感情エネルギーのコントロール」も
「高校で習った基礎物理学」を使うことで、
カンタンに解決できます。

感情ではなく「エネルギー」をコントロールする

「感情」はそれ自体は害の無いものですし、
生きている限り必ずでてくるものなので、
「感情をコントロールしなきゃ」とがんばっても
必ず徒労に終わります。

「感情をうまくコントロールすることが重要」という言い方に
なんとなく違和感を感じるのは
「そんなのムリ」だからです。

コントロールするべきは、感情によって生まれた
「エネルギー」
の方だけです。

そして、エネルギーを発散するためには
単純に「運動して、エネルギーを消費する」

自己啓発本とかでは、感情をコントロールするためには、
認知的なトレーニングをするべきだとか、
前向きで適切な目標設定が必要とか、
いろいろなアイディアがあるようですが、

例えば、会議中にカチンと来たら、
ちょっとしてから、しゅるっとトイレに篭って
100回スクワットする(^^;)

これならカンタンにできるのではないでしょうか。

感情はコントロールできる―幸福な人柄を創る

感情はコントロールできる―幸福な人柄を創る

感情を自在にコントロールする極意

感情を自在にコントロールする極意

「古い常識」をぶち壊してくれた「糖質制限周りのネタ」

http://www.flickr.com/photos/72215997@N00/2389246592
photo by HappyHorizons

糖質制限をやってきたこの10ヶ月間で「常識って何なんだろうな・・・」という体験をしてきたのですが、そんな「自分の常識をぶっ壊してくれた」小ネタをまとめてみました。

食後30分で肉は胃の中から消え、炭水化物は1時間以上残る


消化 食事の回数 糖質制限

以前も書きましたが、これはすごい内容。嘔吐障害の患者さん数名にお願いして、炭水化物と蛋白質それぞれを食べた後に吐いてもらい、胃の中の滞留時間を観察してみたら、お肉はあっという間に胃の中から消えるが、炭水化物はいつまでも胃の中にとどまり続けるという内容。
確かに、自分も若い頃は毎日酒飲んでリバースしたりしてましたが、胃から出て来た固形物はご飯粒と麺類ばっかりだったなあ。(スンマセンお食事中の方)

モチロン、この実験でわかることは「お肉は炭水化物に比べて胃での滞留時間が少ない」ということだけで「肉は消化にいい」という判断はできないのですが(腸での滞留時間はこの実験では不明)、それでも「固定観念」を覆されたショックは大きかったです。

1日6000kcal食べても太らない


Round Up of The 21 Day 5,000 Calorie Challenge ...
日本語で解説していただいているページ↓


1日6,000キロカロリーを食べて太らなかった男の人体実験が凄すぎる | パレオな男

すげー!1日6000kcal食べても太らないなんて!「カロリー高いものばかり食べてるから太ったんですよ」とか「肉ばっかり食べて病気になっても知らないよ」なんて言われ続けてたのはなんだったんだ!だまされたってか自分で人体実験すりゃ良かった!でも6000kcal食うのはつらそう!この実験してくれた人ありがとう!と、走馬灯のようにアタマを駆け巡ったのでした。
自分の中ではカロリー神話は完全崩壊。カロリーってやつにいかに支配されていたかよーくわかった(^^;)

ステーキよりうどんのほうが太る


ステーキとうどん、太るのはどっち?米やパンは肥満の元?肉食ダイエットのススメ | ビジネスジャーナル

「肉食ダイエット」って言い方もインパクトがありますが「ステーキとうどん、太るのはどっち?」って、わかりやすいですなあ。子供でもお年寄りでもわかるキャッチコピーはよいキャッチコピー。昔キャッチコピー作る仕事していた自分も、キャッチの秀逸さに感心しました。

炭水化物が人類を滅ぼす

糖質制限の本の中で、この本は特に衝撃的でした。ご自身の体験からくる糖質論から、糖新生と脂肪との関係、穀物栽培と権力支配の歴史、はたまた哺乳類・鳥類の血糖値論、原始生命からのエネルギー代謝の歴史、労働と糖質の関係なども論じられており、
まあ知的好奇心をビンビン刺激するワンダーランドな内容。
糖質制限に「天動説から地動説への転換」くらいのポテンシャルを感じました。

・・・ってな感じなのですが、

常識が覆されると「困る」人もいる

最近考えるのは「常識が覆されることは、その常識によって日々の糧を得ていたり、常識破壊によって自分の信念が否定されてしまう人などにとっては最悪の事態」ということです。
時代を遡れば、先述の天動説やフロギストン説、自然発生説など、過去の「常識」が否定されるプロセスで、苦しい思いをした人はたくさんいたことでしょう。
鮮やかな常識破壊は、胸躍るような興奮と感動を与えてくれることもありますが、同時に、怒りに打ち震えたり、失望にくれる人もいることも、心の片隅に留めておきたいものです。
つっても、自分にはどうすることもできないのですけど・・・。

常識を疑うことから始めよう

常識を疑うことから始めよう

糖質制限で控える食べ物の「優先順位」

http://www.flickr.com/photos/9729909@N07/4353395017
photo by _Untitled-1

糖質ってどれも「おいしい」し、習慣化しているので、
やめるのに大きな抵抗があったりします。

そこで、全てを一度にやめるのではなく、
少しづつ順番にやめていくようにするのも手かもしれません。

その際の「優先順位」を知っておくと
できるだけ抵抗を感じにくく、スムーズに糖質を減らしていくことが
できるかもしれません。

基本は「たくさん食べるもの」「毎日食べるもの」から減らすのが鉄則。
デザートとか、タマに少ししか食べないものは、最後でもOKかも。

(実際は一気に全部スパッとやめてしまったほうがラクなんですけどね)

優先順位(1):精製した穀物類(主食)

http://www.flickr.com/photos/44037581@N02/8439319155
photo by onigiri-kun
まずは、精製した穀物類(白米、小麦粉など)から作られているモノですね。
ごはん、パン、うどん、パスタ、ラーメン、やきそば、そうめん、ビーフンなどなど。

この辺は毎日定期的に食べる上に、一回に食べる量も多いので、
ここを減らすだけでも、一気に糖質摂取量を抑えられます。

ただ、主食を減らすのは抵抗がある人も多いと思いますので、
まず「半分残し+その分おかず追加」から始めて、
徐々に減らしていくのもアリなのでは?と思います。

また、朝食・昼食・夕食のうち、
一番効果の高いのは「夕食」なので(プチ糖質制限)
まずは夕食の糖質から減らしていくといいと思います。

優先順位(2):ケーキ・パイ・ドーナツなど

http://www.flickr.com/photos/47626742@N07/6825556586
photo by t-mizo
「ケーキ」とか「パイ」「ドーナツ」とかは
砂糖がガッツリ入っている上、小麦粉たっぷりなので、
結構いっぺんに糖質たくさん食べれたりして、ヤバイです。
ケーキビュッフェとかホントにヤバイね・・・。

あと、昔と違って、最近はコンビニにも
おいしいケーキ類が普通に置いてあるので、
「入手のしやすさ」から言っても、大変危険です、ハイ。

「よく働いた自分へのご褒美」として、
会社帰りに毎日買ってしまったりして、
「自己肯定のアイテム」になってしまいやすいことも、
摂取を助長しがちな点かなと思います(^^;)
(自分もそうでした・・・)

コンビニでどうしても甘いものを買って帰りたい場合は
「シュークリーム」と「プリン」がオススメ。
ロールケーキとかよりも、比較的糖質量が少ないです。

優先順位(3):甘くないお菓子

http://www.flickr.com/photos/46111633@N00/6296506759
photo by shinzui
意外と危険なのは「甘くないお菓子・デザート・間食」とか。
せんべい、スナック類、もち、だんご、肉まんなど。
フライドポテトなんかもですね。

この辺は「甘ったるくない」がゆえに、警戒感が薄れがちになり、
しかも一度にたくさん食べれちゃいますので、実はかなり危険なアイテムです。

「アタシ甘いもの控えてるから~」とか言って板チョコもらっても食べない人が、
お煎餅をバリバリ食べてたりして「あら残念~」というシーンはよく見かけますね。

優先順位(4):甘い飲料水

http://www.flickr.com/photos/40646519@N00/5644845492
photo by Joe Shlabotnik

次に「甘い飲料水」ですね。
砂糖入りの缶コーヒー、炭酸飲料、甘いジュース、スポーツドリンクなど。
栄養ドリンクやエナジードリンクもほとんどは糖質たっぷり。

飲み物は、冷やすと甘みを感じにくくなるので、
糖分摂取量は思ったよりもずっと多いです。

特にスポーツドリンクは、砂糖の量がすごいのに
500mlとかほとんど一気にゴクゴク飲めちゃうので、
かなーり危険です。

健康イメージの強い「野菜ジュース」「フルーツジュース」も、
ほとんど砂糖、ブドウ糖やフルクトース(果糖)が入ってます。
また、100%濃縮ジュースの糖分の含有量は
自然なフルーツよりもかなり多いので注意!です。


優先順位(5):ひたすら甘いお菓子

http://www.flickr.com/photos/24257141@N05/3398995673
photo by PetitPlat - Stephanie Kilgast
次に「ひたすら甘いお菓子」
これは例えば、チョコとかアメとかアイスなど
「小麦粉を使ってない甘いお菓子」という意味で、
意外と優先順位は低めなんです。

理由としては、チョコとかアメ、アイスとかって
いくら好きでも「大量には食べられない」ものだったりするので、
一度に摂取する糖質量って、意外と少なくなることが多いです。

砂糖+小麦粉になると、甘みが抑えられて、
一気にたくさん食べやすい
ので注意なのです。

チョコを食べたければ「チョコパイ」とか「コアラのマーチ」よりも
「板チョコ」の方が安全ってことですね。

優先順位(5):野菜・フルーツ

http://www.flickr.com/photos/50902562@N00/256355791
photo by kawanet
糖質が多い野菜は、
じゃがいも・サツマイモ・サトイモ・かぼちゃ・大根・にんじん・れんこんなど、
いわゆる「根菜」と呼ばれるもの。
根菜系にはでんぷん=糖質がたっぷり含まれています。

葉物野菜は総じて糖質量が少ないですが、
見かけ以上に糖質が含まれているのは、キャベツとか白菜。

ちなみにフルーツにはほとんど糖質入ってますので
バクバク食べると糖質摂取量がかなり増えちゃいます。
ちなみにアボガドだけは、例外的に糖質量が少ないです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
これ、上記を全部やめなくても、
たとえば「主食と甘いジュース」とかだけやめてみるだけでも
体重はドカドカ減っていきます。

糖質制限って「自分にはできない」と思っていたりする人が多いのですが、
勘所を知って効率的にやってみて、少しでも効果を実感できれば
だんだんできるようになるのでは?と思います。

なお、この内容はあくまで個人的な意見として書いてますのであしからず。。。

食品成分表〈2014〉

食品成分表〈2014〉

カーボカウントに役立つ食品成分表 ひと目でわかる! 糖質

カーボカウントに役立つ食品成分表 ひと目でわかる! 糖質

医者は「中性脂肪値」の正確な計り方も知らんのかい!

http://www.flickr.com/photos/36368503@N00/8111258636
photo by christophe mallet

以前の記事で、8月に健康診断の結果が出て、HbA1c、肝臓の数値その他が改善した、と書きました。


健康診断で「●●の数値が高すぎる」と言われた時チェックすること - ヨヨギ産のブログ


そのときに書きそびれた中性脂肪値」が、実は「525」でした。

正常値が「39~198」なので、525というのは
べらぼうに高い数値だったことになります。

以前から中性脂肪値はなぜか高かった


実は、自分の場合、中性脂肪値は毎年300とか400とか、
結構高い数値が出てまして、

いつもお医者様に「節制しないとホントやばいよ」
脅されていたわけです。

で、昨年の健康診断の2ヵ月後から「糖質制限」を始めて、
「糖質制限すると中性脂肪値も落ちる」という情報もキャッチしていたので、
「今年こそリベンジできるぞ!」とちょっと期待していたところに
この結果・・・


そんでまた
「あなたは中性脂肪がすごく高値ですので、ああせいこうせい・・・」

っていういつもの「お医者さんのお説教」を聞かされ、

「ああ、自分は健康管理できない・・・だめじゃん自分」と軽くヘコみ、

家族に「ちょっとそれ大丈夫?」と心配され・・・。

不安になって「病気になっちゃうのかなオレ」とまたヘコみ・・・

オカシイ>本気出す


うーんオカシイ。

他の数値は劇的に改善しているのに、
中性脂肪だけ何でこんなことに?と思って、
本気でいろいろ調べた結果、


中性脂肪値のピークは食後4~6時間後」

なんですと!

てことは、自分は「ピークの時間帯にわざわざ計った」ってこと?

それって検査に使える値じゃあないよね?でも毎回説教されたよね?


しかも前日にアルコールを飲んでたら12時間後がピークだって!?

CRCグループ(臨床検査情報会社のHP)
食事による中性脂肪、コレステロール検査値への影響は?

血液中の中性脂肪(TG)は、食事から吸収されたカイロミクロン(外因性)と肝臓で合成されたVLDL(内因性)に主として含まれ、筋肉や脂肪組織に運搬されています。食物として摂取される脂肪の大部分は中性脂肪のため、直接影響して中性脂肪値は増加し、食後4~6時間でピークとなります。

また、飲酒でも中性脂肪が高くなります。アルコールは肝臓に運ばれてアセトアルデヒドと水素に分解・解毒されますが、このアセトアルデヒドが脂肪の分解を抑え、同時に中性脂肪の合成を高めてしまいます。中性脂肪合成のピークは、アルコールを飲んで12時間後といわれています。

さらに、アルコールと脂肪を同時に摂取すると12時間以上経っても中性脂肪の増加がみられます。

(中略)

よって、朝食だけでなく、前の晩遅くまで食事をしたり、アルコールを飲んだりした場合中性脂肪値が高値、コレステロール値が低値となる場合があり正しく評価できません。

正確な血清脂質の測定には、検査前日の高脂肪食や高カロリー食を慎み、禁酒し、12時間以上絶食後の早朝空腹時の採血が必要です。


前の晩カルビ食ってビールでも飲んだら、食後4時間どころか
「朝飯抜きで計っても意味ナシ」じゃん!


今回、採血が15時からだったので、事前に
「4時間前だから、朝の11時頃までに食事を済ませてきてくださいね」
と言われていたので、律儀にその通りにしてました。


それじゃあ中性脂肪値、
高くてあたりまえじゃーないですか。


http://www.flickr.com/photos/56413961@N00/5397136286
photo by JapanDave

まとめ


・・・てか、


医者は中性脂肪値の正確な計り方も

知らんのかい!


ま、そんな医者ばかりじゃあないとは思いたいですが、
「基本的に、医者に頼らず、自分の体は自分で守ろう!」と
再度硬く誓ったのでありました。

てか、厚生労働省とかの統計の数値とかって、大丈夫なのか?!
信頼できるデータなのか?