ツエーゲン2019総括

毎年一回はツエのことをちゃんと書くマンだよ。

 

まずは最高勝ち点、やったぜ

この小見出し去年も書いたな。毎年書きたい。

今年のツエの成績は、

15勝16分11敗 58得点 46失点 得失点差12 勝点61

という過去最高のものでした。

ちなみにこれまでの過去最高だった去年が

14勝13分15敗 52得点 48失点 得失点差4 勝点55

だったので、過去最高から守備力を落とさず、

かつ得点力は上げられたというヤンツーさんの有限実行さが見えるわけです。

9人が4ゴール以上を上げているチームってのはかなり異常で、

つまりそれだけチームが緻密に作り込まれている証です。

勝利数はさほど上がらなかったわりに過去最高勝ち点なので、

ざっくりいうと「負けてた試合を負けなくなった」というのが今年だったと思います。

ただ、16分というのは下位の町田・栃木と並んでJ2のドロー王タイ。

来季のOKRを立てるならば、

Oが「引き分けを勝ち切る」、

KRが「守備の質を落とさない」「得点力を上げる」といった感じでしょう。

去年と一緒やんけ。つまり課題が明確なことほど恵まれていることはない。

実際オイツカレーゲン・ヒキハナセネーゲンはもう見たくないんじゃ。

そのために安原ではもう練習を始めてるだろうし(といってもやることは今年とさほど変えなくてよさそう)、フロントはリストアップした選手の調整に動いているのでしょう。

勝ち切る、というのが具体的に何勝を目標とするのかは出陣式を待つとして、

死ぬ気で応援するくらいしかやることがないお気楽なサポの放言としては、

数年内に勝ち点80取れるチームを見てみたい。

それには歴代最高の今からさらに19の勝ち点上乗せが必要ですが、

2016年の勝ち点が39だったことに鑑みれば、

そこから3年で22積んでおるという事実が立派な証左じゃねーかと考えます。

(幸いにも勝ち点を取る難易度は二次関数的ではなく一時直線的なものです。)

ヤンツーさんは4年目が勝負だということは過去のクラブの指導歴からも明らかですし、

来年はヤンツー政権の長期化を固めるためにも大事な年ですね。

来年結果を出して、ヤンツーさん初の「5年目のチーム」に金沢がなれればいい。

そしてヤンツーさんも名実ともに金沢のレジェンドとなるわけです。

 

目標の話だけをすればそりゃあ昇格したい。

「まだJ1は早い」などという生ぬるい日和った意見も時々見受けられますが、

僕は昇格に早すぎることなんてない派です。

よしんば早すぎてボコボコにされて1年で帰ろうが、

それはプラスがなくなるだけであって、

J1を肌で知ることにマイナスなんてない。

福岡や徳島や山形や甲府や松本や長崎をご覧なさい。

経験面でも集客面でも財政面でもすべてがプラス。さっさと上がれ。

なので、満を持して来年はPOを目標として掲げ、

少なくとも1桁順位、あわよくば今年のように夢を見させてもらって、

J1然としたゴール裏にどんどん近付いていきたい。

それがもはや他人ではない存在になっているクラブへの僕の愛です。

 

サポの知り合いがまた増えた

去年スタジアムで挨拶を交わす知り合いが爆発的に増えたのは能動的な誘引があったためなのですが、今年も同様のペースで色んな人と知り合えました。

知り合いを増やすには主としてtwitterやインスタで暴れるのと大きな旗を振るのが効果的なんじゃないかなと思います。

「スタジアムに行くと楽しい」、それが実現し続けたい僕の有り様ですから、

これはこのまま続けていきたいし、

みんなもっと初対面でタメ口でいいんで声かけてくれ。

礼儀はいるけど遠慮はいらん。

でも僕みたいな変なものに声かける時点で礼儀ある人なわけですし、

僕は人に挨拶するのと人から挨拶されるので気持ち良くなるタイプなんです。

Win-Winですね。

 

応援の質がちょっと変わった

去年はツエサポ関東支部をなんとなく形にできたことで満足があったわけですが、

今年は去年以上に若くて熱いエネルギーを肌で感じる年でした。

サポーターは特に意識して若い人が多くないといけない。

若いってのは具体的に何歳とかじゃなくて、

自分よりも年下が、という意味合いです。

年寄りからちっちゃい子までがスタジアムにいる景色が一番いいと思うんです。

でもほっとくと年寄りだけになる。

年寄りができることは段々とクラブに金を落とすことになっていくってのは既に実感として持ち始めております。

年寄りだけが跳ねてるゴール裏に襲ってくるのは何年後かの持病と保険金の増額だけです。

30年後に僕や僕より上の世代がメインのゴール裏とかやばいですよね。

チャントがお経になりそう。

今の小学生や10代や20代や30代の子たちが30年後に跳ねてられるために、

それをシームレスにやっていくために常に下の熱い世代が必要だなと感じます。

いいかお前ら、お前らが勝手に年を取るものだから、

必然的にほっといても年下の量は増大する。

今年20歳の子は年下が19年分いると思いますが、

来年になったら20年分いるわけです。

自分の年下は毎年1年分増える。

つまり若い子は毎年勝手に増えていくわけです。

その増えた分の若い子がスタジアムを楽しめなくちゃいけない。

そのためにできることを考え続けなくちゃいけない。

バモ力学で言うところのエントロピー増大の法則ってやつです。

僕は賢いので時々わけのわからないことを言います。

 

若い子が跳ねてバモって旗振って太鼓叩いてるゴール裏は、

膝に矢を受けた年寄りが安心してメインスタンドに行くためにもありがたいことです。

言うて僕もまだ若いんで当分跳ぶし旗振るけどな。膝痛いけど。

 

で、そんな中で自分と干支が一回り以上違う子たちが熱を持ってることを特にたくさん観測できた年だったんです。

もちろん彼ら・彼女らもこれまでもずっとバモってたんでしょうけど、

自分から近付いていかないと見えないことは多い。

人間死ぬまで一生勉強だな。勉強楽しい。

僕ら世代ができることは25年以上してきたサポ経験を下に伝えることで、

僕より若い人たちはその聞いた経験から取捨選択して良いものに組み立てて、

それをまた下の世代に…って洗練人生ループが楽しい。

ゴール裏も人生だ。

 

遠征の話します

我々普段金沢にいないツエサポは42試合全てがアウェーなわけです。

#ホーム遠征 ってハッシュをつける時に変なカタルシスがある。

生々しい話をすればホーム観戦に必要な経費は1試合あたり約3〜4万円。

金沢1試合見るのに琉球戦2回見にいけちゃう!不思議!

そんな中、過去最高勝ち点のチームに引っ張られるかのように遠征数も過去最高に。

いや僕が遠征したからチームはこんなに勝ったんだな。きっと。たぶん。そう。

今季の個人成績は25戦8勝8分9敗。ちょっとだけ負け越した。

2年前までずっと0勝5分10敗とかだったことを考えると幸せで死ぬ用意はある。

西部は11戦、アウェーが14戦。

西部は5勝4分2敗。

アウェーは3勝4分7敗。

西部がアウェーより勝ってたの生まれて初めてだよ。

去年のニッパツまで勝ったことがなかったのは本当に試練だった。

ただの試練。あれがあるから今は1勝がただただ嬉しい。

ヤンツーさんほんとありがとうやで。

 

パイフラとゲーフラ今年も作った

ゲーフラは途中で使わなくなってしまったけど。

パイフラは新作も最終戦に間に合ったし、

案もラフ段階まであるものがいくつかストックされてるので来年も作りそうだな。

新作も好評でよかった。

強いデザイナーの友人に最大の感謝を。

 

毛利について

正直書きたくない気持ちもあるんだけど書かなきゃいけない気持ちも強いので書く。

夏に彼は湘南に移籍した。

金沢からJ1に直接引き抜かれたのは初めてのことです。

それだけでも誇りを持てる。

あっちはまだシーズンが終わってないから詳しいことは書けないけど、

少なくとも彼は新天地で充実しているそうです。

あとは試合に出るだけなんだけど、J1ってそういうところだから、

それはあとは彼が頑張るだけでしょう。

コンディションだってその範疇だ。

※このエントリ公開してから知ったんですけど、毛利の怪我はもう公になってたんですね。

毛利は来年も金沢には、J2には帰ってこなくていい。絶対に。

自分で有意義だと認めた場所で、次の目標のためにずっと切磋琢磨してほしい。

チーム事情がちょっと複雑になってしもたから、

今オフの移籍だって当然選択肢でしょう。

だけどJ2には来てはいけない。

あるとすれば彼が金沢に戻るのではなくて、金沢がJ1に彼を迎えに行くんです。

でも海外だってまだ狙える年齢なんだから、

とにかく自己実現に一番正しい選択をしてくれている限り、

僕はどこにだって応援に行く。

それがいつかJ1でACL出場争いをしている金沢と重なれば最高だ。

 

彼が移籍した時点でゲーフラとホームユニはクローゼットにしまった。

後半戦は西部でアウェイユニ着てたり夏ユニ着てたりとご迷惑おかけしました。

個ユニ買うとその選手が移籍するジンクスはまだ切れてなかったので、

来年はまた12番のユニかな。

82番のユニにしたい気持ちも強いけど、

でも来年は上述の4年目の話もあるから、やっぱり12かな。

 

クラブの広報戦略について

こらもう手放しで褒め称えるしかないですよね。

ツヴァイ、egg、うんこ、コンセプトエンブレムとユニ、

タウンユース、その他あれもこれも全部楽しかったし素敵だった。

しかも身の丈にギリギリ合った規模で最大幸福を実現している。恐れ入る。

来年もずっと続けてほしい。僕らは第二の川崎になるんだ。

やっさんの「俺は!死なない!」はまじで感動した。ヒイロかよ。

 

キヨについて

書こうとしたんだけど、多分おそろしいくらいの長文になるし、

しかもその内容は全員が思ってることと一致するだろうからやめた。

とにかくキヨには今言えることは感謝だけ。

ありがとうキヨ。

終戦が全部キヨのメッセージだった。

ちゃんと受け取った。

 

北九州昇格

毎年九州が増えるぞ。昇格おめでとうございます。ミクスタ楽しみ。

 

最後、僕が毎年必ず確認するスタンス。

これは毎年同じことを書く。

僕が自分の愛するクラブに対してできる必要かつ十分はポジティブな応援をすること。

応援しているのが「会社としての組織に問題のないクラブなら」、

もし負けたとして、勝てなかったとして、

僕らサポーターはMAX取って「悔しい」で包括できる感情しか持ちえない。

それで自分や家族は路頭に迷わない。それしかできないっていう自分の特技を発揮する場を奪われることはない。ずっとこれだけやってきたんだという自負とアイデンティティを追放されることはない。

試合後のスタジアムで誰が一番負けの意味を分かっているか。

僕は勝ったときは喜びをもらえる・負けたときは喜びしか失わない大層な立場。

必死になっているクラブの人たちを只管に応援するのみっていうのが、

頼まれてもないのにエゴで好きで勝手にサポーターをしてる者としての僕の立場。

 

おしまい。

ツエーゲン2018年総括

今週はどこかフワフワしていて、つまり最終戦の余韻が心地よく、楽しく一生懸命仕事してたらもう週末です。

サッカーは最高のシナジーをくれる。(逆もあるから困る)

個人的な今年の総括をやっておきます。

 

まずは最高勝ち点、やったぜ。

加えて僕の晴れ男有利を押し付けてアド取ったシーズン。台風も怖くない。「僕が行くなら晴れるやろ」が局地的に周知されました。

 

昨オフにTwitterのツエ関連を意識的にアクティブ化した。

能動的にサポ友が増えた。今年一年本当にお世話になりました。皆さんに会うのもスタジアムに行く目的の一つになっています。ありがとうございました。

 

ツエサポ関東組として活動できる場を作れた。

PV会も遠征も楽しい。Twitterツエーゲン関連をアクティブにしたことで、意外と関東にツエサポが多いことが見える化した。

大きな転機はA松本戦だったかな。信濃路(アルウィン)に向かう午前8時新宿発のあずさ5 号に大量のツエサポが乗り合わせていることが見えて、一気に距離が縮まった。

そこからサポが気軽に集まれる機会を作れるようになった。偶然と必然に感謝。

 

遠征めっちゃした。

初めて安原に行った。

今年の現地は、A大宮、A横浜、A水戸、A緑、A松本、H熊本、A甲府、A千葉、A栃木、H緑、A京都、A新潟、H岐阜、A大分、H水戸。

15試合で6勝4分5敗。めちゃくちゃ勝率のいい年だった(効果には関東勢としての個人差があります)。

その他は自宅かPV会でDAZN観戦。H大宮戦だけは友人の結婚式のため録画視聴だった。

今年は日程くんの意地悪なのかルヴァンのせいなのか、関東アウェーが7月いっぱいで全て終わってしまうという鬼畜スケジュールで、A栃木戦以降7月だというのに早くもツエロスを発症したというのがよくわかる観戦ペースになった。

特に西部に4試合もホーム遠征したのは初めてだった。

安原も初めて行ったけど、常駐サポさん(笑)たちが色々教えてくれて助かった。あんな簡単にサインや長時間ファンサもらえるなんてJ1サポの頃には想像もできなかった。これはとてつもなく幸せなことなので、今くらいの規模のうちにできるだけ享受しておきたいなと思った。

 

初めて関東で勝った、初めて西部で勝った。

要は初めてツエがJで勝ったのを見た。今年はこれが本当にでかかった。

レギュラーシーズン、生で勝ちを見たのが初めて。初めて勝利の歌歌った。初めてサブマリン歌った。

涓滴僕の心を穿つ。3年半待った。3年半やぞ。小学生だって高校生になってしまう、中学生だって大学生になってしまうような長い時間、無勝利。全部負けか良くて引き分け。この3年半、僕がスタジアム行くせいで勝てないんだと本気で何回も思った。スタジアムから負のオーラをダダ漏らしにしながら帰った。次の試合までの一週間をもやもやし続けて過ごした。精一杯声を出して、そしてまた勝てない。繰り返し。それを3年半。そのせいで周りに迷惑もかけた。

もう関東はお荷物なんかじゃない。ニッパツで生まれて初めて嬉しさでスタジアムで泣いた。嬉しさだけじゃなかったかもしれないけど。とにかく嬉しかった。

 

10年ぶりくらいにパイフラとゲーフラ作った。

上述の関東勝利があったのが大きい。勝ったことでモチベーションがぶち上がったせいだと思う。どっちも作ってよかった。

西部にもっともっとパイフラ増えればいい。最終戦でパイフラ1本というのは寂しい。僕みたいなおっさんだけじゃなくて、若い子もみんなが旗振るのがビッグクラブのゴール裏の壮観さを作っていくのに大事なことの一つだと思う。聞いてくれれば本気で作る気ある人には喜んで作り方教える。本気は大事。遊びでも仕事でも本気は大事。

ゲーフラは名刺みたいなもん。「毛利ゲーフラの人」で通じる。あと何より選手が喜ぶ。それが一番大事。選手のプラスになることはやったほうがいい。どんどん作りましょう。

 

チームについて。

アトレチコ型4-4-2が整った、若手成長した、来年はPOいける。まだ今季終了時点で来年の選手もわからない段階だけど、本当にそう思う。

スローガンの”SHINKA”を実現できた年だった。

ネガは一つ。取りこぼし・勝ちきれないのがもったいないシーズンだった。

「これは勝っとかんなん」と思った試合はH讃岐、A大宮、A山形、H&A京都、H熊本、H愛媛。それで逃した勝ち点合計は17。それがあれば今季勝ち点72。PO圏内だった。来年はここを詰めればいいんだという指標になる。

序盤で取り損なった勝ち点は後から辻褄合わせで回収できない。結局は最終順位に響く。今シーズンは特に分かりやすく上位4チームがそれを最終順位表に叩きつけている。そうでなくても松本や大分は金沢をダブルして昇格。横浜は序盤の金沢戦の大敗がなければ、町田は序盤の金沢戦を引き分けていなければ。上位からしたら金沢以外のチーム相手でも言えることだけど、そのツケは回収できなかった。

印象的・象徴的な試合はH大分戦、A千葉戦、A徳島戦、最終戦。この4試合で我々は我々になった。ヤンツー愛してる。この特殊な4-4-2にフィットしたチームが段々と形になっていくのを見ているとワクワクしかない。それはチーム作りとしてとても理想的だと思う。来年もよろしくお願いします。できれば再来年も、その次の年も。

 

天皇杯京都戦。

個人的に久しぶりのTwitter実況だった。これはこれで楽しい。

 

ヤサガラス劇場。

2年目の試み。ヒーローショーは好きだし、いつもは設定に楽しく乗っかって見てる感じだったけど、最終戦は感情移入しちゃってて、彼が撃ち抜かれた瞬間やっさんの名を大声で叫んでいた。感動した。あれはいい催しだ。

 

来季のお話。

来年は久しぶりにユニが12から個人番号になる予定。僕がまだ清水サポだった頃に、藤本が名古屋移籍した時以来だから9年ぶり?

ボールを収めて運べるスピードの早いFWがほしい。きょんぺー・ネコさん型の、さらにゴリゴリFWタイプな即戦力FW。もちろんマラニョンが20点取ってくれるのが一番いい。今季のベストゴールを選ぶなら、即答でフクアリマラニョンの同点弾。

個人技はどんどん磨いてほしい。

 

とか書いてたらさっきマラニョンの契約満了が発表されたよ!!!ちくしょうが!!!(このエントリは5日間くらいかけて書いています)

マラニョンありがとう。フクアリの同点弾、あんなエキサイティングなゴールはここ5年なかった。おかげでフクアリで勝てた。まさおの同点ゴールからも3年経ってしまった。ゴールの臭いのする、取ってほしい時に取ってくれた男だった。マラニョンゲーフラ作っておくんだった…(←これ!!これがあるからさっさとみんなゲーフラ作りましょう)。毛利の作る時に裕人とまらにょんと洸一ゲーフラも作るかほんと悩んだんだよな…

もしマラニョンで浮いたお金がちゃんとしたFW獲得のための資金でなかったらほんまつらい…そうでなくてもつらい。

 

琉球昇格。

頼むハイシーズンのアウェーだけは勘弁してくれ。

 

最後、僕が毎年必ず確認するスタンス。

僕がチームに対してできる必要かつ十分はポジティブな応援をすること。応援しているのが会社としての組織に問題のないチームなら、もし負けたとして、勝てなかったとして、僕らサポーターはMAX取って「悔しい」で包括できる感情しかない。それで自分や家族は路頭に迷わない。それしかできないっていう自分の特技を発揮する場を奪われることはない。ずっとこれだけやってきたんだという自負とアイデンティティを追放されることはない。試合後のスタジアムで誰が一番負けの意味を分かっているか。

僕は勝ったときは喜びをもらえる・負けたときは喜びしか失わない大層な立場。必死になっているチームの人たちを只管に応援するのみっていうのが、頼まれてもないのにエゴで好きで勝手にサポーターをしてる者としての僕の立場。

 

来年もよろしくおねがいします。

おしまい。

2017年に1巻が発売されたオススメ漫画

 普段から面白かったことや感動したことは自分の中で消化をするのが精一杯で、挙句他人にお勧めするほどのエネルギーが残っていないもんですから、こういうエントリは本当に単に気まぐれで幸運です。

 

 と思って書き出したのが去年の年末。年末なので12月に購入した漫画が揃いきっていなかったことと、年末年始に怠惰な生活を謳歌した成果で僕の生活においてすっかり優先度の低い生産活動になってしまっていました。

 

 そんな中、目の前に現れたのです。

 ちょろの
tyoro.hatenablog.com

 このエントリと、ほりたんの

holygrail.hatenablog.com

 このエントリという救世主が。

 

 あっやべえ書かないと。

 他人にお勧めするほどのエネルギーってかくも高カロリーですね。

 上記2つのエントリも知見なのでぜひどうぞ。

 

 さて、Amazonさんによると僕は去年おおよそ750冊程度の漫画を買ってるみたいなので、母数は割と多め、すなわちまぁ他人が読んでも面白い可能性は高いのではないかなと思います。弊害としてこのエントリがクソ長いです。

 あと、ネタバレは最小限にしたいので感想というか紹介文は超雑に一言二言に留めています。ほんとはもっと書きたいのに。原則として「どれもオススメである」というところはブレてませんので、一見して貶しててもそれは愛情です。

 

なお、僕の傾向として

・いわゆる「日常系」は食指が動かないのであんま読まない

・不自然に男しか出てこない・女しか出てこないお話はあんま読まない

原作原理主義というめんどくさい教義のため「コミカライズ」を読まない(同様にアニメ化作品もノベライズ作品もあんま知らない ※ギャグ漫画原作を除く)

という前提があります。

 

それではすすめていきます。2つの意味でな。

 

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最近オススメの漫画50作

 俄に周囲でおすすめの漫画紹介をエントリーするのが流行っているいたようです(毎日仕事終わって帰ってきてからコツコツ書いてたら脱稿までに結局2ヶ月くらいかかって流行りどっかいった。しかもその間に既刊が増えた)。元々僕の観測範囲には好き好んで漫画読む人が多い印象なんですが、しばしば「これ買ったよ」みたいなpostで見かける漫画が割りと自分の趣向と被ってないものが多く(途中で買うのやめてたりだとかそういうものもある)、けまらしさを感じていたところでもあったことが動機になったりもしてこれ幸いと書いてみる気になったのでした。

 

まず、見かけた今回の波を備忘録的に書いておきます。

・N-Styelsさん;おすすめ漫画50作品(Kindle限定)

・ぺらねこさん;コミック20選(前編)コミック20選(後編)

・むむさん;おすすめマンガ40選(料理漫画以外)(2015年10月付)

 

そもそも僕は月に50冊前後の漫画を購入する人間なのですが、他の方の例に漏れずこれまで読んできた漫画を列挙すると大変なことになりそうなので候補に挙げるルールを決めます。これも他の人に倣ってでいいかな。

・自分で実際に購入した作品

・積む間もなく読んでしまう作品

・ここ1年くらい(2014年11月~)の間に最新刊が出た作品

・もちろん既に完結した作品もOK

この4つは満たすものとします。

 

あと、わけがわからなくなりそうなのでジャンル別に書きます。というのも、よく他人からおすすめ漫画を聞かれたりするんですけど、ぶっちゃけせめてジャンル絞って聞いてもらえないと何勧めていいかわからんからです。買ってる本は大体おすすめできるものだし…

ジャンルが多岐にわたったり分類不可能だったり微妙だったりするものは「その他」としてまとめます。で、ジャンル内で順位付け、合計50タイトル。そんな感じで。

ジャンルは独自判断でざっくりまとめて、

・ファンタジー(9作)

・ギャグ(6作)

・スポーツ・格闘(9作)

・ラブコメ(12作)

・その他(14作)

の5つ。んで50作。

では早速。

 

■ファンタジー

・第9位:ドロヘドロ(既刊20巻以下続刊)

ドロヘドロ 1 BIC COMICS IKKI

ドロヘドロ 1 BIC COMICS IKKI

 

 しょっぱなからアクの強いものですが、世界観が作者の中で固定されててブレないのでそういうのが好きな人向け。退廃的な世界でグロテスクな人たちがギャグを交えつつ哲学するダークファンタジーです。こういうのが嫌いな人は数ページで挫折すると思います。要は僕はこういうのが好きです。

 

 

・第8位:3x3EYES 幻獣の森の遭難者(既刊2巻以下続刊)

3x3EYES(全40巻)の続編です。作者はいろんな作品描いてましたけど、やっぱり3x3EYESが一番面白いんですよね。ヒロインの神様と命をリンクすることで不死身となった主人公が生命力を糧に契約する魔獣を操ってヒロインを守って戦う話です。3x3EYESの頃と変わらない作風なので安心して好きと言えるタイトルです。

 

 

・第7位:赤髪の白雪姫(既刊14巻以下続刊)

元々は作者買いでした。「青春攻略本」がとても好きだったのでその次作ということで購入したんですが、長所はそのままに、魅力あふれるキャラがお話を進めていきます。薬剤師として一国の王子をサポートしつつ成長していく女の子が主人公の、芯と実力と努力のあるシンデレラストーリーです。面白い少女漫画のファンタジーは貴重ですね。

 

 

・第6位:乱と灰色の世界(全7巻)

乱と灰色の世界 1巻 (BEAM COMIX)

乱と灰色の世界 1巻 (BEAM COMIX)

 

 小さな女の子が世界と家族を巻き込んで恋をして成長していくお話です。弱く未熟だった女の子が強く大きくなっていく過程がとても良いです。周りの大人達も厳しく優しいんです。

 

 

・第5位:シュトヘル既刊11巻以下続刊

ヒロインは現代から過去にタイムスリップし転生した男子高校生。悪霊と恐れられる西夏の女戦士であるそのヒロインの故郷を滅ぼした蒙古旗下のツォグ族の、族長の息子であり蒙古大ハンの息子でもある主人公 が西夏の文字を守るためヒロインとあれやこれやで打ち解けて旅をするお話。高校生がタイムスリップする歴史漫画は龍狼伝とか信長協奏曲とかありますが、このお話は「文化の保存vs破壊」を描いてる点でそのアプローチが面白いです。

 

 

・第4位:キングダム(既刊40巻以下続刊

キングダム 1 (ヤングジャンプコミックス)

キングダム 1 (ヤングジャンプコミックス)

 

 秦の始皇帝となる少年と、その補佐の少年の成長を描く戦国歴史物です。最近有名になったので解説いらなそうですね。蒼天航路みたいな男が惚れる男の姿を描いてる漫画が好きならおすすめです。

 

 

・第3位:くおんの森(全6巻)

くおんの森 (1) (リュウコミックス)

くおんの森 (1) (リュウコミックス)

 

 本が好きな人は好きだろうなと思う本が好きな人の話。舞台となる街には本にまつわる不思議な現象がいくつも起こっていて、そこにビブロフィリアの主人公が巻き込まれていくお話です。とても優しい本のお話。この作者の他のお話も全部「とても優しくちょっと不思議」を貫いてるのでどれもおすすめですよ。

 

 

・第2位:GROUNDLESS既刊5巻以下続刊

GROUNDLESS : 1?隻眼の狙撃兵? (アクションコミックス)

GROUNDLESS : 1?隻眼の狙撃兵? (アクションコミックス)

 

 夫を殺された未亡人の復讐を描くミリタリー系ファンタジーです。武器の扱いはド素人だった未亡人がミラクルスナイパーとなって戦場で活躍するんですが、生々しく人が死んでいきます。人を選ぶ、ともすれば可愛いとも言える絵柄なのに、人間模様がリアルで不思議な魅力がある漫画です。作者は取材力が凄いか、もしくはミリタリー系が好きで知識も凄いんだろうなぁってのが伝わってきます。何にせよヒロインと同じく作者が得意な分野で苦手なものに挑戦しているようなそんな漫画です。

 

 

・第1位:女王の花既刊12巻以下続刊

 これも元は作者買いなんですけどね。この作者の漫画、読み切り含めて全部面白いから是非読んでください。作者は女性なのにどれもこれも男性の心理描写がリアルすぎてすわ男性なんじゃないかってずっと思ってますよ。で、この漫画は先ほどのキングダムや蒼天航路とは逆に男性視点ではなく、守られる側だったヒロインが女王となるべく覇道を突き進むお話です。もちろん少女漫画として恋愛要素も大きなウェイトを持っているんですが、「かっこいい女性」ってこういうものだってお手本みたいなヒロインです。少年漫画ではベタな展開でも少女漫画と戦乱物をここまで巧みに融和させれば面白くないわけないんですよ。単行本一冊ごとに2~3回は涙ぐみながら読んでます。

 

ファンタジーはここまで。

 

■ギャグ

 ・第6位:バーナード嬢曰く。既刊2巻以下続刊

バーナード嬢曰く。 (REXコミックス)
 

文学好きなら一度は考えたことがあるネタをギャグにしてます。この斜に構えて雑にまとめるみたいな感じすごく好きです。 小説が好きな人が一度は思ったり考えたりしたことがあるぜ大喜利みたいな漫画です。本読まない人から「SFって何?」って聞かれてはっきり答えられない人とはっきり答えられる人には必要な漫画です(たぶん)。

 

 

・第5位:月曜日は2限から(既刊5巻以下続刊

月曜日は2限から 1 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)

月曜日は2限から 1 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)

 

いわゆる進学校とされる高校に通ってた人にストライク入る4コマ漫画かと思います。進学校の不良はこういう感じじゃろ。アイロニーとウィットのオンパレード。 下手に大げさじゃなく静かに「ああこういうこと考えてたわー」と笑えるのがいいです。

 

 

・第4位:ラブラブエイリアン(既刊2巻以下続刊)

ラブラブエイリアン(1) (ニチブンコミックス)

ラブラブエイリアン(1) (ニチブンコミックス)

 

恋愛偏差値50くらいの女性陣に捕まったエイリアンが大宇宙の技術で無理やり恋愛偏差値50を55くらいにして解決していく漫画です。でも宇宙もエイリアンも関係ないっす。男女とも等身大の恋愛クズってこういう感じでリアルで笑えます。

 

 

・第3位:空想科学X(全5巻)

ボケ役のトンチキな博士とツッコミ役のイカレ助手が毎度博士を蔑ろにするギャグ漫画です。この作者の漫画で唯一爆笑しながら読める漫画だったんだけどこれだけ終わっちゃいました。 

 

 

・第2位:かふん昔ばなし(既刊1巻以下続刊)

かふん昔ばなし1 (MFC)

かふん昔ばなし1 (MFC)

 

作者の幼少時代を描くフィクションです。何言ってるかわからないと思うけど。壮絶な作者のフィクション人生に笑えます。個人的にはゲロ吐いた時の擬音が「トシャトシャトシャ」なのが好きです。

 

 

・第1位:セトウツミ(既刊4巻以下続刊)

セトウツミ 1 (少年チャンピオン・コミックス)

セトウツミ 1 (少年チャンピオン・コミックス)

 

男子高校生のセトとウツミの2人+αが川っぺりでダベり漫談するだけの漫画です。恐ろしくボケとツッコミのテンポがよく笑いの濃度が非常に高いです。歴代ギャグ漫画でも断トツです。よくもまぁ毎巻こんだけしゃべれるわ。「関西人はみんな面白いこと言う」と世の中の人に誤解を与える漫画です。

 

ギャグジャンルは以上です。

 

■スポーツ・格闘

・第9位:ハナカク -The Last Girl Standing-(全4巻)

体格にも恵まれず引っ込み思案な素人の女子高生が総合格闘技に目覚めていく漫画です。作者はロケットでつきぬけろ!とかソムリエールの人です。もう完結しちゃったんですけど、 高い画力とコマ割りのおかげでテンポがとても心地よく、フィクションなのにリアルな内容になってます。結局ヒロインは強くなる可能性を感じさせつつも弱いままなのも良いんですが、もっと読んでいたかった漫画です。

 

 

・第8位:ケンガンアシュラ(既刊14巻以下続刊)

ケンガンアシュラ(1) (裏少年サンデーコミックス)

ケンガンアシュラ(1) (裏少年サンデーコミックス)

 

企業が格闘家を雇い、裏舞台で戦わせてその結果で企業間の諸々の関係をまとめたり精算したりしましょう、という世界観の中での格闘家たちのバトルが主題です。格闘技好きの作者側がやりたい放題やってる漫画です。骨は折れるし血は飛び散るし人は死にますがどことなくコメディ要素も多いのでその辺が苦手でもさほど気にならずに読めます。

 

 

・第7位:ピコピコ少年(既刊シリーズ3作以下続刊?)

ピコピコ少年

ピコピコ少年

 

これスポーツジャンルに入れていいのかわかんないですけど、ゲームもスポーツですよね多分。ゲームにあけくれた作者の幼少時代を回顧する、アラサーゲーセン男子のあるあるネタ満載の漫画です。たぶん32~40歳あたりの人が一番ストライクかと思います。駄菓子屋の軒先で立ちながらスト2や龍虎やってた人はすごく共感できるんじゃないですかね。

 

 

・第6位:グラゼニ~東京ドーム編~(既刊4巻以下続刊)

グラゼニ~東京ドーム編~(1) (モーニング KC)

グラゼニ~東京ドーム編~(1) (モーニング KC)

 

グラゼニ(全17巻)」のシームレス続編。高校時代は県代表レベルの投手だった主人公が、プロ野球界でどうやって億単位を稼いでいくのかというストーリーです。スポーツ漫画なんですけど、メインはプロ野球選手の格付けをロジカルに描くことかと思います。切り口が「スポーツ」じゃなくて「スポーツ選手の年俸」です。ブラッド・ピットの「マネーボール」って映画がありますけど、あれが好きな人なら好きかと思いますっていうかあれ好きな人はもう読んでそうですね。

 

 

・第5位:マイぼーる!(既刊8巻以下続刊)

マイぼーる! 1 (ジェッツコミックス)

マイぼーる! 1 (ジェッツコミックス)

 

高校女子サッカー漫画です。作者はリアルバウトハイスクールの人。主人公に恋する妄想癖のあるヒロインが妄想中はポテンシャルが覚醒して超人サッカーする天才という設定です。こういう絵柄でありがちなお色気やラブコメ要素がかなり多いんですが、高い画力のおかげでサッカー自体の描写がファンタジーしつつとても読ませる内容です。そのおかげでありがちなハーレムお色気漫画とは一線を画してます。

 

 

・第4位:ましろのおと(既刊14巻以下続刊)

ましろのおと(1) (講談社コミックス月刊マガジン)

ましろのおと(1) (講談社コミックス月刊マガジン)

 

天才三味線師の祖父の孫である主人公の、津軽三味線を主題とした成長物語です。これも「スポーツ」ジャンルではなさそうですが、内容はもう全然スポーツです。音楽を主題とした漫画って「音」を「見せる」必要があるので色々工夫されてないと読むのしんどいんですけど、これはその辺も余裕でクリアしてます。音楽系格闘漫画です。あと津軽弁はよぐわがんねのに読めんだこれ。

 

 

・第3位:GIANT KILLING(既刊37巻以下続刊)

GIANT KILLING(1) (モーニング KC)

GIANT KILLING(1) (モーニング KC)

 

今となっては弱小のあるJリーグチームが、かつてその黄金期を垣間見せ故障により若くして引退した天才主人公を監督に迎え、どう「大物狩り」していくべきかを説くサッカー漫画です。サッカーをプレイヤー側ではなく監督側・サポーター側から見るお話。サッカーで勝つために大事なロジックがわかりやすく解説してあって、さすが「U-31」の原作者の漫画だなっていう内容です。U-31は当時のサッカー日本代表に必要なことが丁寧に書かれていた気がするんですが、こっちもそこに通じるものがあります。

 

 

・第2位:DRAGON JAM(既刊13巻以下続刊)

DRAGON JAM 1 (ビッグコミックス)

DRAGON JAM 1 (ビッグコミックス)

 

中卒の主人公がストリートバスケで熱くなる漫画です。いい意味で本質的にバカなんですが、ほんとテンポ感がいいの。現代版の恋のマカレナのダンス見てるみたい。ストバスに合うテンションってこういうのなんだろうなと感じます。

 

 

・第1位:サマー・ソルト・ターン(既刊3巻以下続刊)

サマー・ソルト・ターン(1) (講談社コミックス月刊マガジン)

サマー・ソルト・ターン(1) (講談社コミックス月刊マガジン)

 

あるコンプレックスから競泳をやめた主人公が高校でまた始める~みたいなところから始まるスポーツラブコメです。少年漫画でスポーツラブコメで主題が水泳なんだから僕が嫌いなわけないですね。水泳の描写もとてもリアルです。競泳漫画にはラフとかアイ・ラブ・ユーとかドルヒラとかあると思うんですが、少年漫画の王道の内容の上に、それらに比して競泳パートとラブコメパートの配分が完璧。どちらも見せる絶妙バランスは本当にすごい。これ読んでると僕は僕で主人公たちに対する劣等感に押しつぶされそうになるんですが、そこまで心を動かしてくれる漫画です。自分のベストタイムがまだ主人公に負けてないのがちょっとした救い。

 

スポーツ・格闘ジャンルはここまで。

 

■ラブコメ

・第12位:トモちゃんは女の子!(既刊1巻以下続刊)

トモちゃんは女の子! 1 (星海社COMICS)

トモちゃんは女の子! 1 (星海社COMICS)

 

 4コマ漫画です。男勝りのJKヒロインが好きな幼なじみの主人公に女として扱ってもらえなくて素直になれない的な王道のやつです。王道ゆえにありきたりになりがちかと思いきやそうともいえないところが上手だなと思います。

 

 

・第11位:菜々子さん的な日常(既刊シリーズ計7巻)

最近は僕だけがいない街を描いてる作者が、一人称で青春時代のラッキードスケベを描くあくまでフィクションです。この人の描くケツは国の無形文化財だと思います。元は10年以上前の僕が大学の頃にホットミルクコミックスで出てまして、そらもうコミックス内クイズに応募するくらい大好きだったんですけど、いまだになんでそっちには例の黄色い成年マークが付いてるのかわかりません。そんな漫画の復刻というかオムニバスというかが最近出てます。菜々子さんでした。

 

 

・第10位:僕らはみんな河合荘(既刊7巻以下続刊)

僕らはみんな河合荘 1 (ヤングキングコミックス)

僕らはみんな河合荘 1 (ヤングキングコミックス)

 

前述の妄想科学Xもそうなんですけど、登場人物に一人ド変態がいる漫画のテンポ感が好きみたいですね僕は。下宿ぐらしの男子高校生主人公が同居人の先輩や寮母さん、ドス黒いお姉さんたちや変態と繰り広げる日常生活です。めぞん一刻の現代版みたいな感じです。

 

 

・第9位:執事様のお気に入り(全21巻)

執事様のお気に入り 1 (花とゆめCOMICS)

執事様のお気に入り 1 (花とゆめCOMICS)

 

もうベッタベタの少女漫画です。ヒロインは超お嬢様学校に通う清貧な女子高生。主人公は大財閥のお坊ちゃまで完璧超人の執事クラスの同級生。男性が安心して読める少女漫画です。設定は平成となっては古臭いものかもしれませんが、とにかくヒロインが「男性」の理想。優しくて強くて嫌味がなくて弱いところもあって守ってあげたくなる、そんなヒロインって今の漫画じゃあんまりいませんから逆に新鮮で、こういうヒロインに憧れる女の子はきっといい子なんだろうなとまで妄想させる力のある漫画です。

 

 

・第8位:徒然チルドレン(既刊3巻以下続刊)

徒然チルドレン(1) (講談社コミックス)

徒然チルドレン(1) (講談社コミックス)

 

4コマ漫画です。思春期の少年少女の群像劇です。登場人物は盛り沢山ですがキャラかぶりがなく、その上でそれぞれがみんな持ってる一癖がいちいち可愛いです。

 

 

・第7位:ホリミヤ(既刊8巻以下続刊)

ホリミヤ(1) (Gファンタジーコミックス)

ホリミヤ(1) (Gファンタジーコミックス)

 

原案は「堀さんと宮村くん」というWeb漫画です。漫画のコミカライズ?でいいのかな。絵柄が堀宮よりこちらのホリミヤが好きなので紹介しました。高校生の日常を描く恋愛漫画です。

 

 

・第6位:恋は光(既刊3巻以下続刊)

恋は光 1 (ヤングジャンプコミックス)

恋は光 1 (ヤングジャンプコミックス)

 

こちらも作者買いだったんですが、この作者の描くキャラクターの一番の良さは主人公やヒロインがとにかく飄々としてるとこですね。ささだあすか、藤川佳世と並んで好きな飄々ラブコメ作家です。内容ですが、何らかの理由で他人が光って見えることがある主人公が、その原因を突き止めようとヒロインたちと実体験を通して問答する感じです。ヒロインがそれぞれに叶わない部分を持ってて、そこが切なくて良いです。

 

 

・第5位:ゆうべはお楽しみでしたね(既刊1巻以下続刊)

作者はラララやライアー×ライアーも同時連載してる気がするんですが、その上ゲーム好きで多忙ななずながらにどれも面白くて凄いですね。この作品はタイトルからも分かるようにドラクエが元ネタですが、コンシューマの方ではなくネトゲドラクエXのほうです。ネトゲ廃人であるネカマの主人公がオン仲間とルームシェアすることになったとこから始まる金田一蓮十郎系ラブコメです。ルームシェアすることになったオン仲間がめっちゃ可愛いネナベだったのでややこしいことになっていきます。例に漏れず主人公に対してヒロインがにべもないです。この作者が描く男性視点の恋愛は変にウェットじゃなくて良いですね。

 

 

・第4位:失恋ショコラティエ(全9巻)

失恋ショコラティエ 1 (フラワーコミックスアルファ)

失恋ショコラティエ 1 (フラワーコミックスアルファ)

 

ドラマ化までされてて今さらかよ感あるんですけど敢えて紹介しますよ僕は。内容については割愛しますけど、なんというか、女性ってやっぱり怖いですね。男は「気持ち悪い」で納まるんですけど。 男がやるとほんとドン引きされるような事でも、きちんと装飾して一本立ちした理屈にするっていうか、デコレートのセンスがすごく鮮やかだと思い知らされる漫画です。 それ男が言ったら最低でしょ、みたいな話も乙女回路を通して発せられるとああ確かにそういう気持ちもわかる、みたいなのに変換されていて感心してしまう。女性はそういう男性の汚いものをそのまま提供して平気だったり、挙句は逆ギレしちゃったりするとこが意味不明なんでしょうし、逆に男性は女性のそういう過剰ラッピングサービス、しかもそれが時には押し付けがましかったりもするとこに辟易すんのかもしれませんね。よくわかんないですね。

 

 

・第3位:桃色メロイック(既刊7巻以下続刊)

桃色メロイック 1 (ヤングキングコミックス)

桃色メロイック 1 (ヤングキングコミックス)

 

これこれ、これを紹介したくて僕はこのエントリを書こうと思ったんですよ。シスコンを犯罪方向にこじらせた兄と天然小悪魔系ピュア妹を軸に展開される、ドタバタ系ラブギャグです。言葉のチョイスがいい感じに現代的なので表現幅が絶妙にコンテンポラリです。男ってこういうとこでこういう風に友人をいじるよねーみたいなのもドンピシャで共感度高いです。

 

 

・第2位:虹色デイズ(既刊10巻以下続刊)

虹色デイズ 1 (マーガレットコミックス)

虹色デイズ 1 (マーガレットコミックス)

 

妄想系とチャラ男とドS優男とオタクの男子高校生4人組が主人公の、それぞれの恋愛事情をいい感じに交差させてるラブコメです。別マ作品って全部基本的な展開が一緒で主人公とヒロインを漫画間でスワッピングしても成り立つような、そんなとこがまさに王道ですごく好きなんですけど、これは視点が他の少女漫画とちょっと違ってて良いです。男性視点だし。 

 

 

・第1位:orange(全5巻)

orange(1) (アクションコミックス)

orange(1) (アクションコミックス)

 

未来の自分から、自分のこれからが書かれた手紙を受け取ったヒロインとその友人たちのお話。死んでしまうらしい主人公に対して何をどうすればいいのか考えて時間が経っていきます。正直あらすじもあんま書きたくないんでとにかくおすすめなんで読んでください。完結したし。

 

ブコメは以上です。ここからはジャンル分けしづらかったもの。

 

■その他

・番外編:ムシヌユン(既刊2巻以下続刊)

ムシヌユン 1 (ビッグコミックス)

ムシヌユン 1 (ビッグコミックス)

 

これもうどうしていいかわかんない漫画だった。たぶん大多数の人は吐き気を催すか気持ち悪いだけの漫画だと思うんですけど、なんでしょうね、中毒性ありそう。 オススメはしないんですけどオススメです。ちょっと気になった人はタイトルで画像検索して判断するといいです。

 

 

・第13位:ULTRAMAN(既刊6巻以下続刊)

ULTRAMAN(1) (ヒーローズコミックス)

ULTRAMAN(1) (ヒーローズコミックス)

 

昭和のウルトラマン見て育った世代にはたまらん設定が散りばめられてる新しいウルトラマンです。平成のウルトラマンを昭和タッチで描いてる感じです。ゼットン星人とケムール人の違いについて熱く語れる人とかにオススメです。

 

 

・第12位:累(既刊7巻以下続刊)

累(1) (イブニングKC)

累(1) (イブニングKC)

 

大女優の娘ながら醜女極まりクラスのいじめの対象で卑屈なヒロインが、他人と顔を入れ変える力を手に入れて女優としての才能を覚醒させていくお話。多分作者がこの漫画描いてる時にペン先から炎かなんか出てると思います。感情がぶち込められた漫画です。

 

 

・第11位:亜人(既刊7巻以下続刊)

亜人(1) (アフタヌーンKC)

亜人(1) (アフタヌーンKC)

 

マジョリティ側の人間対マイノリティ側の不死の亜人の間で、亜人の主人公がどう行動していくか~みたいな内容です。死なないとリアルにはこういうテロ起こせるんだなぁ、と自分の発想力が今までしょうもなかったことをわからせてくれる漫画です。中二病の人が思い描く「他人に抜きん出た能力」ってとにかくハーレム方向にご都合主義的なんですけど、こっちは全然そんなことなくて出る杭は打たれる方向のやつです。

 

 

・第10位:狼の口(既刊7巻以下続刊)

狼の口 ヴォルフスムント 1巻 (BEAM COMIX)

狼の口 ヴォルフスムント 1巻 (BEAM COMIX)

 

この辺の歴史に疎いので詳しくは知らないんですけど、13世紀のドイツ(正確にはオーストリアハプスブルク家ですが)とイタリアの国境にできた、後にスイスとなる地域のお話。公益の利権がらみでハプスブルク家に搾取される人たちが諸悪の根源である関所を攻略しようとするんですがそこの代官がこれまた頭がいい上に残忍で、とにかく人がこれでもかってくらいに酷く死にます。読者にも希望を抱かせてはそれを粉砕する 、結果的にはとにかく夢も希望もない漫画です。最近ようやく希望が見えてきた展開なんですがそれも落とすために高く持ち上げてるんじゃないかと邪推せざるを得ないんですよね。

 

 

・第9位:賭ケグルイ(既刊3巻以下続刊)

賭ケグルイ(1) (ガンガンコミックスJOKER)

賭ケグルイ(1) (ガンガンコミックスJOKER)

 

ヒエラルキー制度のある、富裕層の子たちが通う名門高を舞台にしたギャンブル漫画。主人公は最底辺、ヒロインは転校生でリスクアディクト、よって失うものが大きいギャンブルほどゾクゾクしてる変態です。僕が好きな作品には線の入り抜きが極端なタッチのものが多いんですが、珍しくそうじゃない作品ですね。

 

 

・第8位:スーパースーパーブルーハーツ(既刊1巻以下続刊)

理屈派カウンセラーと行動派カウンセラーのコンビがなんかいい感じに人を救っちゃう漫画です。ちょっと題材は違うけど、せきやてつじの「火線上のハテルマ」と似たような内容かもしれない。この作者の漫画はなんらかのオタクに対して救いをばらまいてて、山田玲司はもう天使かもしんないですね。 僕は小学校の時に「オタクは病気じゃない」というフレーズに救われましたね。どうでもいいですね。

 

 

・第7位:死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々(既刊1巻以下続刊)

ほんとは同じ作者の「ちーちゃんはちょっと足りない」をオススメに挙げたかったんですが、そっち出たの余裕で1年以上前でしたわ。この作者の目の付け所がやばい。人間のほんと普段ならほんのちょっと一瞬だけひっかかったけど受け流してた、みたいなストレス内容を掘り下げるのが上手い。そういうストレス細く切ってこねて伸ばして最後のコマでキャシー塚本よろしく背後の窓ガラスにぶん投げるようなオムニバス漫画です。この作者の漫画が本屋で平積みでオススメされてると世の中大丈夫かと思うんですが僕は大丈夫なので世の中も大丈夫です。

 

 

・第6位:僕のヒーローアカデミア(既刊6巻以下続刊)

僕のヒーローアカデミア 1 (ジャンプコミックス)

僕のヒーローアカデミア 1 (ジャンプコミックス)

 

王道の少年漫画です。弱い主人公がヒーローになっていくただそれだけのお話。ただそれだけでよかったのにほんとしばらくなかった少年漫画。ここ最近見てない、「友情・努力・勝利」の3つが全部揃ってるジャンプ漫画です。

 

 

・第5位:Điện Biên Phủ(既刊12巻以下続刊)

ディエンビエンフー 1 (IKKI COMICS)

ディエンビエンフー 1 (IKKI COMICS)

 

ベトナム戦争のお話。戦争で人が死ぬお話。 西島大介のタッチで人が撃たれて爆発して切り刻まれて死にます。この絵柄だから、生々しい死には遠くて、リアルな死には近いです。その距離感が絶妙です。この物語はアメリカ人の主人公とベトナム人のヒロインが爆死するところから始まります。要は、この戦争は最初からバッドエンドです。

 

 

・第4位:ペン太のこと(既刊4巻以下続刊)

ペン太のこと(1) (イブニングKC)

ペン太のこと(1) (イブニングKC)

 

猫飼ってる人はもちろん、飼ってない人もズビズビ鼻すすりながら読めるエッセイ漫画だと思います。「猫が好きなのではなくうちの猫が好き」 。

 

 

・第3位:ドロップフレーム(既刊2巻以下続刊)

1巻の最後にこのお話の主題が来るのでネタバレになっちゃいそうであんま言えないんですけど、映画研究会×夏×恋愛みたいなのが好きな人にはオススメ、とおもいきやそこにもう少しジャンル足されます。ラブコメとミステリーとSFとホラーとメタ性が交じり合ったような漫画です。

 

 

・第2位:イノサン Rouge(既刊1巻以下続刊)

「イノサン(全9巻)」のシームレスな続編。 要はイノサンの第10巻です。フランス革命時期のパリにおける公的処刑人、ムッシュ・ド・パリの一族のお話。「死刑」が題材です。人を合法的に処刑する者の葛藤を描いてます。あと画力が圧倒的すぎて毎ページ絵画かとすら思います。

 

 

・第1位:僕だけがいない街(既刊6巻以下続刊)

 またループものかと思われるかもしれませんがハルヒが流行った頃に乱造されたのと違って最近良質なループものが多いですね。この作者の漫画はどれもこれも面白いんですが、これも例に漏れてません。直後に起こる不幸に対して、それが解決されるまでその直前に時間が巻き戻る能力を持った主人公が、身の回りの人間の死について解決しなければならなくなるお話です。

 

 

以上です。

書ききるまでまじで2ヶ月かかった…

ほんとどれもオススメなんで読んだことないのあったら是非どうぞ。

失恋ショコラティエ

※このエントリは20091214のmixi日記にpostしたものの転載です。

 

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食べ物に関して、自分で稼ぐようになってからもその価値を値段本位に決定しちゃうのは勿体無いな。

この値段だからダメ、じゃなくてこの味でこの値段だからダメ、ならよくわかる気はする。

 

もちろんそれを犠牲にしてまでも他のものに捧げてる場合もあるわけで、そういうケースもよく分かるんだけど。 

漠然とした事実としてね。 

 

 

 

それはそうと、風呂に入りながら掲題読みました。

この作者って女性なんだろうけど、そうだとしたら元男なんじゃなかろうかとか一瞬思うね。

和泉かねよしもそうだけど、そういう漫画が好きです。

 

 

なんつーか女性ってやっぱ怖い。

男は気持ち悪いだけだけど。 

 

男がやるとほんとドン引きされるような事でも、きちんと装飾して一本立ちした理屈にするっていうか、

デコレートのセンスがすごく鮮やか。 

 

それ男が言ったら最低でしょ、みたいな話も乙女回路を通して発せられるとああ確かにそういう気持ちもわかる、みたいなのに変換されていて感心してしまう。

 

女性はそういう男性の汚いものそのまま提供して平気だったり、挙句は逆ギレしちゃったりするとこがイミフなんだろうし、

逆に男性は女性のそういう過剰ラッピングサービス、しかもそれが時には押し付けがましかったりもするとこに辟易すんのかもしれませんね。

 

 

この漫画、言ってること男性側も女性側もすげー分かる。

 

まとめると、僕は男の容れものに生まれたレズビアンなんじゃなかろうかって意外と割と真剣に、四分五分くらい真剣には時々思うわけです。

人生を変えた10曲。

なんだか流行ってるので書いてみる。

10代重大十大ソングとかって言えればえんどコイチっぽかったのにね。

別に10代にとらわれる必要もないらしいので良かった。

 

 

1.Kyosuke #1


新きまぐれオレンジ☆ロード ~そしてあの夏のはじまり Kyosuke No. 1

オレンジロードの曲はどれもこれも聞いた瞬間涙出るんだけど、中でもこの曲と、あと「蕾のままの桜の下で」とか「今宵ランデヴー」とかはどうしようもならんくらい足が震える。

元々漫画オタクになったきっかけがこの作品だからっていうのもあるし、楽譜も読めない僕がこの曲だけはピアノで弾けたりとかそういう僕のキモオタを象徴するようなものがいっぱい詰まった曲。

 

 

2.そうだ、ぜったい。 / 奥井雅美


Masami Okui - Souda, Zettai

POPSって恋愛の曲しかないやろー、みたいな病気に罹ってた時に聞いてびっくりして猛烈ヘビロテした曲。

恋愛歌以外にも歌詞があるんや、みたいに僕にとって鮮烈だった。

んでそういう風に生きるようになった。

この曲から本格的に奥井雅美が好きになった気がする。

高校受験の時、みんなは夜空ノムコウとかだったけど僕は試験会場向かう雪道をこの曲をMDで聞きながら歩いてました。

ってか大学のセンターの時もこれ聞いてたな…

 

 

3.pure snow / 佐々木ゆう子

 
Yuko Sasaki - Pure Snow

なんでかわかんないけど初めて聞いた時にAメロ後のバイオリン導入のところでボロボロ泣いた曲。

歌詞とかもさほど共感できないのに声質とメロディラインだけで本当に好きな曲。

この曲以降優しい感じの曲も好きになった。

 

 

4.夏草の線路 / KOTOKO TO AKI


KOTOKO 夏草の线路

なんか色んなバージョンあるけどKOTOKO TO AKIのを一番聞いてた気がする。

I've全盛期に一番お多感な高二病を患っていたので仕方ないね。

今でも夏になるとこのイントロ思い出して実感するっていうくらい聞きまくってた曲。

大学浪人中にも聞いてたから辛さあいまって余計そうなのかも。

 

 

5.come again / m-flo


m-flo / come again

リリース時期がちょうどクラブとか行き始めた頃で、2ステが好きなリズムになったのはこの曲のせいだと思う。

この曲なかったらクラブ行くこともそうなかったかなーみたいな

 

 

6.ハイブリッドレインボウ / the pillows


ハイブリッドレインボウ/the pillows

フリクリって僕が一番好きなアニメをなんで好きかっていうと、

カッコいいのこわさは、バカじゃなきゃできんってこと。だから、カッコイイ。

never knows bestってことを教えてくれた作品の一部がこのpillowsだった。そんだけ。

 

 

7.オーバー / riya


Over

こんな優しい曲と歌詞の歌あんま見んやろ、自分にとっての優しさのバロメータみたいになってる曲。

 

 

8.おとぎ / RADWIMPS


おとぎ RADWIMPS MV

なんとなくRADWIMPS(笑)みたいな感じあるけど、それでも良いものは良いって言っておきたいです。

RADには何曲かとても好きな曲があるのだけど、その共通点は歌詞が日本語らしい言い回しの英語で書かれてるか、英語らしい言い回しの日本語で書かれてるかってところです。

正直こんな独特の言い回しが出来るところがちょっと羨ま気持ち悪いです。

その中でもこの曲はとても優しい曲です。

 

 

9.グリーン・グリーン / NANA


Nana - Green Green

中学の時スカパンの爽快さにギターやり始めて、そんでこの曲はニューロティカを彷彿とさせるって、そういう感じ。

 

 

10.Vacancy / Kylee


Kylee - Vacancy

ちょうど自分の行動原理において「考える」ってことがウェイトを持ってきた年齢の頃に、「考える」ことを主題にした作品が出て、その内容が歌詞にそのまま書き表されてたのがこの曲だった。

この作品以降「考える」って必要がない作品はただの余興になってしまった。

悲しいことだね。

楽しいことだね。

有意義だね。

 

 

番外.Hark The Herald Angels Sing


Take 6 - Hark The Herald Angels Sing 

実はクリスチャンだったりするのだけど、賛美歌で一番好きな曲。

アニメでチャーリー・ブラウンたちが歌ってて、その包括的な雰囲気の中に幼いながらも神さまってどういうものなのよ、みたいなのを感じ取らされた曲。

僕の芯にはいつでも「生かされている」があります。いつでも。

 

 

 

10個って難しいけど以上。

たかが音楽に人生左右なんてされねーよ、ってちょっとロックっぽくないすかね。

大Pループのやり方とか

はてダのほうに大Pループのコツとか纏めておいたのメモ兼ねてちょっと修正入れて転載。
これ書いてからもう2年半経つんだね。
キャラ限とかちょっと古い情報もあるのはご愛嬌ということで。

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 ■はじめに
大Pループは、大P→キャンセルしてアバネロダッシュで距離を詰める→急停止→大Pをつなぐ~というループ技です。
フォルテの2つしかない火力のうちの一つで、できるのとできないのではかなり安定感が違ってきます。
ちなみにもう一つの火力は言わずもがなUCですね。

上級者に対しては立ち回り上決められることが少なくなっていきますが、相手のミスに大ダメージが取れる大Pループがあるとかなり相手への牽制にもなります。
何よりこれができないとUCゲージない時の最大コンボが基本的に大K→各種ワカモになってしまうのでもったいないです。
ピヨリ値も全キャラ中一番高いコンボなので、ザンギやサガットや本田だってすぐピヨらせられますw(現在はどうなっているのやら。)
使うことは少ないけど確実にできたほうが良い、とかそんな位置付けのコンボですね。
もちろん大Pループがなくてもフォルテで勝つことは全然できますが、できると一気にフォルテが楽しくなる(厳密にはこれを基本とした色んなループがある)ので、フォルテを楽しく動かす上での最初のノルマといった感じです。
実用的なのは3ループ以上なので、とりあえずそこを目安にするといいです。
5~6ループさせるとほとんどの相手が次なんか当てればピヨりますw(現在はry)


■やり方~基礎編~
大Pループのレシピはキャラ右向き時、
(大P→236P→小P)*n
です。
やることはさほど多くないですね。

まずは大P→236P部分と236P→小P部分のパーツに分けて練習するといいです。

・大Pキャンセル波動拳
波動拳のあとに小P

これだけです。
ちなみにアバネロダッシュ(波動)は小中大のどのボタンで出しても性能は同じなので、やりやすいボタンで構いません。
僕は中Pでアバネロを出してます。
押すのが大P→中P→小Pとピアノ押しっぽくなって楽ってだけなんですが。
大Pの後に離しキャンセルで、大P押し→大P離しアバ→急停止ってやる人も多いみたいですが、まぁほんとやりやすいボタンで大丈夫です。
ちなみにアバネロからの派生は離し入力で出ないので、小Pアバ→離し急停止とかは無理です。


■やり方~実践編~
上記が両方ともできるようになったらくっつけてみましょう。

まずはヒット数が繋がらなくてもいいです。
大Pを押す→波動拳入力(このキャンセルはゆっくりでも全然大丈夫です)→小P→大P→波動拳
ですね。
最初は繋がらなくても慣れれば勝手に早くなるので大丈夫ですw

気を付けたいのは小Pで急停止したあとは大Pは最速で押しましょう。
そのあとの波動拳はゆっくりでOKです。

急停止については目押しになります。
実は結構余裕があります。
気持ちゆっくりめ、くらいの感じですね。

僕は大Pの時にフォルテが相手の足を踏んでたらループが続く、離れ始めたらそろそろ〆時、みたいな目安でやってます。

・大P→キャンセル波動拳→ゆっくりめに急停止→大P

これで繋がらなくても大Pが続けられるようになるまで練習するといいです。
慣れたら走る距離を徐々に短くしましょう。

ちなみに体感なんですが、アバネロ中に急停止した場合、その急停止の瞬間にフォルテの右足が前に出ている時と左足が前に出ている時とでおそらくキャラ軸が違うせいか微妙に出しやすい・出しにくいがあるような気がしてます。

タイミング上はどっちでも問題ないんですが、グラフィックのモーションが微妙に変わるのでやりやすい方でやる手癖が付くといいのかもしれません。と言ったところでこれを明確に差別化しての練習なんてできないような気もするので、完全に余談なんですけれども。

 


■〆について
基本は大P→カラマレスライディング(アバネロ中に大K)でループを〆ます。
ただし補正が気になる場合や、距離によってスラがスカったりもするキャラ(ケン、フォルテ、サガット、ルーファス、さくらあたり)相手には早めに〆るか、補正切り目的で大P→プレスや大P→バックアバ→プロペラ、大P→急停止→通常投げもオススメです。
プレスに関しては読まれたりガチャガチャしてる相手には昇竜やアパカで落とされるので甘えは禁物ですが、大Pが繋がってない時は意外とスラ〆警戒の下段ガードをプレスで潰せることも多いです。

その他中足→各種に派生してもいいですし、急停止→小P*nや浴びせ蹴りで揺さぶってもいいです。

どちらかというと大Pが繋がらなくなったときにどうやって終わらせるか、が大事かもしれません。
大Pガードされた!→プレスでしゃがみやジャンプを潰す?プレスでめくる?プロペラで起き攻め継続?急停止して様子見?バックアバで距離を取る?等色々考えられます。

大Pループ中にボムを貯めておいて(小Kタメがやりやすいです)、大P→ボム(→SCダイナマイト)も使えます。
セビ当たった瞬間からタメ始めて、3ループすれば確実にボムは貯まりますね。
補正切りで派生バクステ(この場合は中Kで貯めます)やバックアバからセビ置いた相手を見てボム(→ダイナマイト)も使えます。

もちろん大Pから直接キャンセルしてダイナマイトも入ります。


■FAQ
Q:大Pが遠大Pに化けちゃう
A:走る距離が短すぎます。急停止を少し遅くしましょう。
  もしくは欲張りすぎ(そもそも繋がらない距離までループ中に離れてしまった)も考えられます。
  この場合は適当なところで〆るといいです。

Q:ファヒータが暴発する
A:アバネロ後、急停止を押すのが早すぎて小Pの入力を受け付けてないです。
  アバ後は数F入力不能時間があるので、慌てなければOKです。
  気持ち遅めに、しっかりと小Pを押してフォルテを止めましょう。

Q:近大Pは出続けるけどヒット数が繋がらないよ
A:理由は主に二つです。
  ・急停止から大Pを押すのが遅い
  ・アバで走りすぎた
 これは慣れるしかないので、走る距離を自分なりに変えてみるといいです。

 ※なお大Pループの2段目と3段目の間だけ若干タイミングがズレます。
  2段目まではアバネロ最短距離で入りますが、3段目はそれより少し走らないと繋がりません。3段目以降に余裕を持たせるために1~2段目のアバも少し多めに走っておくといいです。3段目までにタイミング調整が出来上がっていればあとは全部同じタイミングで繋がるようになります。
  ただしシステム上完璧なタイミングで決めていっても必ず(微妙に)距離が離れていくので、ある程度離れちゃったな、と思ったら〆ましょう。大Pループは永久には入りません。


■その他注意点

大Pループは相手キャラによって入りやすい、入りにくいがあります。
相手のくらい方によってのけぞりが発生した場合、特に2回目の大Pが豪鬼を除く道着やルーファスにはスカることが多いですがもうこれは仕様です。
セビから入れると結構安定したりもします。
だがユンヤンハカン、てめーらはダメだ。
逆にセビからだと入りにくいキャラもいます。

個人的に繋がりやすいな、ってキャラはアベル、本田、豪鬼、ベガ、サガット、セス、元あたりですね。
ザンギやホークも多分繋がりやすいんですが、調子こいてパンパンしてるとぐるぐるされてて割り込まれて最悪祖国へ連れて行かれたりします。

逆にルーファスや道着は通常でも(=のけぞっていなくても)繋がりにくいイメージはあります。
アベルあたりで練習するといいかもしれません。


■応用
大Pループができるようになったら
・中足ループ
・立ち小K足ループ
・小Pループ
・大Pループから中足ループ
等色々とできます。

特に中足ループはガード方向揺さぶるのに効果的なので、余裕があったら練習してみてもいいと思います。
本田相手に決めやすく、最大5~6ループいけるはずです。
バックアバで中足ループすると微妙に距離を離せる上にプロペラにも派生しやすいので色々と攻める幅が広がりますね。

立ち小Kループ以下はほぼ魅せ技ですw
ただし、浴びせ蹴り(→小P→つじ式)→小足ループ→目押し中足→立小K→投げor中足→各種派生、のような実用的なコンボや連携もあるので、できると攻める幅は広がります。

 

以上で大Pループの大体の要素は詰められたかな、と思います。
ぜひ頑張ってみてください。

また何か思い出したら補足します。