「導入修習が始まる」
下書きにあったものを今更ながら投稿します。
以下、2017.12月に書いている内容です。
忘れたもの
・スリッパ
・六法
・ハンガー
・コンタクトの洗浄液
・万年筆
・ケトル
・名刺入れ
・事前課題をすること
よくよく考えたら持って来ればよかったもの
・薄いファイル(白表紙用、薄いやつぐちゃぐちゃになりそう。2穴パンチは寮にあった。
・コーヒーメーカー(めっちゃ収納スペースある
・電源タップ
結構大胆に忘れ物してきました。
モーニング娘。のDVDはちゃんと持ってきたのに。。
へんこの披露宴のススメ②会場選び編
「皆がすなる披露宴といふものを我々もしてみんとす」くらいの心持ちになったところで、ホテルのウエディングフェアに行ってみることにしました。
カップルのデート先としても良いって聞くしね。うん。
1.流浪のホテルウエディングフェア
とりあえずグランヴィアとリーガロイヤル(京都)に行ってみました。
夫は大阪弁護士会だったし、私も大阪生活7年と割と長かったので大阪も考えたのですが、多分招待客側なら大阪より京都に行ってついでに観光するくらいが良いかなあ…ということでとりあえず京都で探すことにしました。
大体ウエディングフェアは、概要説明→見積もり→試食って流れなんじゃないでしょうか。
グランヴィアは、京都駅直結なので東京や大阪から来る人にとっては楽だし、まあ綺麗だし良いかなと思いましたが、見積もり出してもらって「ウーン清潔感あるけど、まあまあかかるのをここでしたいってほどではないなあ」(抽象的)という感じで決めかねました。
100人で500万くらいの見積もりやったかなあ。
リーガロイヤルは立地と入っているご飯屋さんへの信頼と期待で行ってみました。
が、試食したら全然美味しくなくて、あり得ないなあという感じでした。もう見積もりしてもらったかも覚えてない。。
宴会料理ってホテルの料理人さんの中で一番やる気が出ないところらしいですね…。
ホテル2ヶ所行って「なんか違うワ」となりました。ドレスもカツラユミ推し(確か)で、クラシカルな感じ??キャラ違うなあとなりました。
2.式場で探してみよう
ほな歴史と利便性でなくて、ご飯と雰囲気で行ってみよう!ってことで東山にある某式場に行ってみました。招待客もついでの観光しやすそうだし!
和モダンでファッショナブルな雰囲気とご飯が売りらしいということで臨みました。
ご飯は結構美味しかった…。
式場から緑が見えるのは良いけど、薄暗い感じがして雰囲気は△
なくはないかなーと思っていたのですが、①ゴリゴリの営業(今日決めてもらえれば値段はこれ!今日じゃなければ高くなります‼️的な)に京都人夫がドン引きし②フェアにいる客全員ダサいし即決してるし何かこういう人達と同じ式場でしたないな…とテンションが下がり、保留となりました。
この辺りで「妊娠してるし、産んでから考えるかー…」とテンションが下がりつつありました。
事前の期待があっただけに、ガッカリ感もあり、疲れていました…。
3.素敵な式をした友人への聞き取りをすると「ゼクシィカウンター」
私が参加したお式の中で最も雰囲気が良かったと思っているお式をした友人に聞いてみたら、ゼクシィカウンターで紹介してもらったと。
まあその友人自身クリエイターでクリエイティブなので、ええ感じに真似ができるとまでは思っていなかったのですが…。
夫が参加して素敵だと感じたお式(横浜で花火が上がる日に、海と花火が見える式場で…)をしたご友人も、ゼクシィカウンターでの紹介だったでした。
「なんか中抜き凄そうなイメージあって避けてたけど、もうこれでダメなら一旦諦めるかー!」くらいのノリでゼクシィカウンターに行くことにしました。
4.ゼクシィカウンターに行って良かった
結論から言うと、ゼクシィカウンターに行って良かったです。
実際に披露宴をした式場は、自力ではたどり着けなかったし、多分申し送りもええ感じにしてくれてはったので式場との意思疎通も円滑にできました。
ゼクシィの取り分は式場側からもらうんですかね?両手じゃないんですね。
1)提案
ゼクシィカウンターで相談すると、どんなところが良くてどんなところが嫌か〜ということの聞き取りをされます。
夫
・水と緑のあるところが良い
・ホテルだと引き出物や料理の選択肢がないのが嫌。自分が良いと思ったものを贈りたい。
・ゴリゴリの営業は引く。
私
・ご飯は美味しいところが良い。
・引き出物や料理の選択肢はあった方が良いが、持ち込みでなくても良い。できたら持ち込みしたい。
・ダサくなければ良い。
夫が一つ目に出した「水と緑」で、「もうこれは式できないやつちゃうん?」と思いましたが、ゼクシィのお姉さんはニヤリと笑って「ありますよ」と北山モノリスを紹介してくれはりました。
北山モノリスがダメなら、江坂の式場とのことでした。江坂は遠い…!!!
(江坂は、新大阪から御堂筋線でちょっと行ったところなのですが、ラーメン屋さんが多いというイメージしかない。京都から月1〜2回の打ち合わせに行くには辛い。)
北山モノリスの写真を見せていただいても印象が良かったので、見学の予約を入れていただくことにしました。
2)モノリス見学
実際に行ってみると、ガラス張りで明るく開放感もある構造だし、庭の植物も生い茂りすぎていなくて◎…!
プランナーの方も感じ良く、ゼクシィの方から、弁護士夫婦でこだわり強めという申し送りがあったんだろうな…と思わされるご配慮がちょいちょいありました。。
見積もりでも「ドレスでも安いのはあるのですが、こだわられると思うので高めの1着30で見積もり入れています。会場装花もしっかりめにつけてます」みたいな。
たしかに後から高くなってウーンってなるよりは高めにしていただける方がありがたい〜!!
提携のドレスショップのカタログ見せていただいても、捻くれている感じで良い…!
具体的な数字は違ったかもしれませんが…。
見積もり出していただいて、確か300〜400だったかな。
確か一番安かったと思うんですよね。
第一印象から良かったのですが、持ち帰っても良いと思いました夫が即決、予約して帰りました…。
絶対に紅葉のシーズンが良いということだったので、2020.11.28を予約したんですよね。
コロナで延期にするのですが…
次はこれも苦労したドレス編です。。
へんこの披露宴のススメ①経緯編
2021年の12月に披露宴をしました。
先日披露宴忌避派の後輩と話していて「案外アリかも」的な反応を受けたので、「ススメ」と題していますが、こんなのも多分アリやねんでということでブログにしておこうと思います。
好き放題したりました。
1.披露宴をして良いのかという一応の葛藤
そもそも私と夫は事実婚で、2019年には子どもも生まれました。
なので、披露宴をする際には
①事実婚なのに披露宴をして良いのか
②子連れ婚の披露宴ってどうなの
という不安はありました。
しかし、①事実婚だからこそ、普段お世話になっている人や仲の良い人には夫婦として認識されたい、夫婦としてお互いを紹介したいという気持ちがあったこと
②コロナ禍で子連れ婚の選択も増えていたこと、「子連れ婚には参加したくない」という保守的な人は多分そもそも私ら夫婦と仲良くないわという気持ちもあったので、まあ良いかと思いました。
2.イベント好きな性格
元々の性格として、夫と私がお酒が好きで、人いっぱいでワーっとするイベント好きな性格というのもあります。
本当は鏡割りとかしたかった〜。
3.ぶれるから式はしない
私たち夫婦は面倒くさいやつで「離婚すると不便だから」という消極的な理由ではなくて、お互いが一緒にいたいからという一事で一緒にいたいと考えています。
なので、事実婚に際しても契約書を作成して、相手方有責での事実婚関係解消の場合には慰謝料を支払う旨の条項を設けていますが、一緒にいたいという気持ちが自然になくなって解消したいという場合には特に何のサンクションも設けていません。
当初は有効期間10年の条項を設けるかとも話していたくらいでした(更新忘れたら契約関係どうなんねんってなるのが面倒でやめましたが…)
神に誓う、仏に誓う、人前で誓う…どれをしてもブレちゃうな?ということで、式はしない。結婚の報告をしよう!ということになりました。
4.親にエスコートされたくないのもあるから式はしない
私は親を尊敬している面もありますが、親としては尊敬していません。
なので、いわゆる神前式で行う、母親にヴェールを外される、父親にエスコートされて夫に渡されるというのはゾッとするので、絶対にしたくありませんでした。
父親から夫に、というのも自分が庇護対象みたいで気持ち悪いですしね。
なお、他人の結婚式ではそんなこと思いませんよ。「両親と良いご関係なんだな…」と羨ましくは思いますが…。
②は式場選び編にしようと思います。
女性弁護士ならでは相談しやすい?
私の弁護士歴も4年目に入ったようです。
当初は「女性弁護士ならでは」という言葉に反発しまくっていましたが、少しずつ女性弁護士に相談するメリット?が浮かんだのでまとめておこうと思います。
異論、大歓迎です。
1 女性に対してのほうが、えぐい不倫の内容の説明をしやすい人もいる(ex不貞の慰謝料請求)
私は羞恥心が人より控えめなので、あまり意識したことがないのですが、他人の性的な話であっても、異性に性的な話をするのは気が引けるという方はいます。夫の不倫の内容を男性弁護士に説明するのはちょっと嫌だという場合に、女性に相談したいというのは納得。
2 弱者の気持ちがわかりやすい(DV,モラハラ、虐待など)
私は一般的な女性よりは声の大きい方だと思いますが、それでも女ゆえのジェンダーを感じたり、性被害に遭ったこともあります。小さいときから、「私にもっと力があれば・・」「最強になりたい」と思ってきたのは、私が弱いということを自覚しているがためだという認識もあります。
男性の方が、生きていて警戒しなければいけないシーンは少ないと思うので、
3 自分の身体の話がしやすい(怪我など)
身体の中枢部に近い傷は異性に見せたくないという場合や、生理での体調不良一つでもハードルは少し低いんでしょうかね。
まあ結局弁護士側も相談者・依頼者側も人によるんでしょうけど、そういう傾向はあるかもしれないと思いました。
また思いついたら軽くまとめてみようと思います。
法律事務所の就活とマッチング②
法律事務所の就活の話の続きです。
五大などの大規模事務所を除くと(と言っても同期の半分くらいは大規模事務所な気がしますが)法律事務所の就活でマッチングが重要になるのは、企業に比べると圧倒的少人数で仕事をするという点が大きいと思います。
さらに、長時間労働が当たり前の業界です(それが良いかはともかく)。事務所で過ごす時間は1日の大半を占めます。
職場の人間関係が悪いと病むのは当たり前だと思います。
恋愛と一緒やん!!譲れんところは譲ったらあかん!!
じゃあどうやって相性を見るかという話です。
※面接に通るためのテクニックとは異なります。
1 自分を出す
(1)履歴書は圧縮する
スカスカの履歴書だと見栄えが悪い。しかも、熱量がないかのように見える。
しかし、多く書き過ぎていても、採用担当者はともかく、実質的に全員面接総当たり戦になるような事務所訪問の場合には、恐らく面接の事前には見ていなくて、その場で慌ててA4、2in1のプリントに目を通している先生がいらっしゃるのも事実です。
そんな先生からも「ふーん、こんな子で、こんな理由でうちが良いと思ってくれたのね」と理解してもらう必要があります。
浅くとも人となりに理解をしてもらっていれば、採用活動をする弁護士としても話が振りやすいです。それが総当たり戦である事務所訪問や、飲み会で効いてきます。
履歴書は圧縮せよ、濃厚であれ…
(2)なぜその事務所に応募したかを赤裸々に記載する
立地が良い、その土地柄が好き、名前に惹かれた。
ある地名を事務所名にしているところの面接では、「私はこの地域が好きなので応募しました。好きな理由は3つあります。〜最後はこの地域には美味しい鰻屋さんが多いからです。」と言った記憶があります。ウケたしオッケー。
(3)面接では履歴書を掘り下げる
履歴書と同じこと書いていてはダメです。履歴書だけでええやんってなっちゃう。
2 調査を徹底する
(1)内定を得る前に調べる
内定もらっていると伝えると「あー、今更そこは微妙かもなんて言って、そのあと決まらへんかったら責任持てへんしー…」も思って何も言ってくれません。
「実はここ、最終選考までいってるんですけど」「こことここに内定もらって悩んでます」が一番ガチなアドバイスもらえる気がします。
視点として気をつけるべきは、裁判所、同業、目下の人間からの評価はそれぞれ異なるということです。
優秀な弁護人がなかなかパワハラだという話を聞いたこともあります。関西の話ではないですが…。
優秀ゆえに、何でわからないかわからないという人はいますよね。
友達としては良いけど、上司にはしたくない人もいますよね。
客受けは良いみたいだけど、時間処理が酷すぎて懲戒されんじゃないの?という人もいますよね。
(2)在籍したことのある人を探す
言わずもがなですね。
(3)3年以内に採用した若手弁護士が辞めていないか確認する
採用しているのにすぐ辞められているのは…ブラックを推認させますよね。
3 帰宅時間の確認は遠回しにする
面接の後のご飯のとき、お酒好きな弁護士がいたら「この辺だとどこで飲まれるんですか?」とか聞いてみたら、その返答次第で帰宅時間が大体わかります。
ストレスや健康対策で何をいつしているか聞いてもその人の生活の流れがわかりますよね。
面接で、帰宅時間聞かれて正直に答える若手弁護士はまあいないと思います。
最初はストレートに聞かず、身構えずに答えてもらえるところから探るのが良いと思います。
締めも何もありませんが、この辺で失礼します。
法律事務所の就活とマッチング①私編
お久しぶりです。
就活とマッチングについて書きたいなあと思いつつ、長い時間が経ちました。
記事を書いていない間にも女性修習生に「私ゆーか先生のブログ読んで、半身浴しながら短答してました!」と言っていただけることが数度ありました。
ブログを読んでくださって、私のやり方も取り入れてくださった方が司法試験に合格したという話をお聞きするのはとても嬉しいです。
マッチングするための就活について書きたいのですが、
今回は前提としての私の経験談になります。出発点的な感じです。
ほとんどtinderの話になった気がします。すみません。
1 私の就活の流れ
就活を始めた当初、数カ所の法律事務所に書類を送り、落とされ少しやる気を失っていました。まあ3回目合格、小規模地方公立ローなので書類審査には強くないと思うのですが…
とはいえ、街弁希望(理由は後述)なので、実務修習始まってからでいいかという気持ちもありました。大体街弁は第1クール始まった頃に募集が出るので。
ただ、事務所訪問の機会があれば、行くようにはしていました。
修習第1クールが始まった頃「そろそろ就活しよ〜」と思い立ち、京都の街弁と大阪の街弁に連絡をし出しました。
ルートとしては4つ。
①合同説明会に参加して個別に応募(大阪3?、京都1)
②ひまわりを見て応募(大阪と京都合わせて7、8?)
③同期からの事務所訪問のお誘いには参加(4くらい?)
④刑事をやりたかったので、大阪の某有名刑事系事務所にも電話連絡しました(締め切り終わっていたけど、電話で確認したところ書類送ってくれてもいいと言われました。結局今の事務所に決まったため送らず。)
第2クールが始まった頃、書類通過、面接、書類通過、面接、内定、面接…と2週間くらいは本当に慌ただしくしていた気がします。
ここ素敵やなあ!と思ったところ2箇所に内定いただけたので、色々な先生にご相談して、現在の事務所への入所を決めました。就活終了です。
就活中は楽しんでいたのですが、就活を終えた後はとても気が楽になったのを覚えています。
2 マッチングの重要性
(1)優先順位を決める
就活は婚活に似ているとも言われますが、どの事務所が自分にマッチするかは自分の価値観によるとしか言えません。
「いつか独立したいから、何より経済面。新興系だけどマイペースにやりたいからここにした」
「労働事件がしたいからここ」
「人に指図されるのが苦手だし協調性ないから、最初からパートナーで入る」
どれも私の同期(71期)の発言です。
BEXAの合格祝賀会で伊藤たける先生が仰っていたことで印象的だったのが「優先順位をつけること」、「やりがい、金、人間関係、どれを重視するか」です。
それを考えると、私はやりがい(事件)が一番だなあと思ったのが出発点です。
私は、刑事事件と少年事件をやりたいと思ったのが弁護士を目指した出発点なので、そこは譲れないと思いました。
それを公言していると、色々な先生が「それなら国選してたら冷たい目を向けてくるような事務所はあかんね」とか教えてくださいました。
(2)アンマッチの不幸
就活はなんとなくなんとかなるだろうという気持ちがあったのですが、自分のキャラと合うところじゃないとなるまいと思っていました。
私か先方がしんどくなることが見えているからです。
唐突に恋バナになるのですが、私は異性から「思っていたのと違う」と言われることがしばしばありました。
「巨乳なのに頭良いね」
「ギャルなのに頭が良いんだね」
「顔と違って優しくない」
「意外と部屋汚い」
お前の知ってる世界が狭いから勝手に決めつけてただけだよと何度毒づいたかわかりませんが、私にとってどうでもいい人に言われてもダメージがあるのに況や大切な人にをや…
付き合った相手をなぜか病ませたりもよくしましたし、
一方的に好感を持たれてはがっかりされたり、
猫をかぶった自分や思い違いされている自分を好かれて面倒な気持ちにもなります…
そこで合格発表前に1月トライしたtinderの際には、徹底的にスクリーニングしてみました!多分後腐れないし(tinderの話は書いたことがあるつもりですが、書いたことなければ後日詳述しようと思います)。
プロフィールはシンプルに。
モテ系でない写真(ぱっつん前髪かつポニーテールを三つ編みにした髪型、浴衣、赤リップ)
短い自己紹介(長くすると何かが薄まるから)+「高身長男性が好きなので、高身長男性限定でお願いします」(良い出会いがもしあるなら高身長が良かったので)
そして、相手については身長高そうかつ趣味が合いそうかつ関関同立くらいの学歴の男性で気に入った場合のみlikeする
マッチしてもタメ口でのメッセージが来たらブロックするというルールを決めてtinderをしていました。
多分いわゆるヤリ目は初手がタメ口です(偏見)。何度かタメ口メッセージは来ましたが、すぐブロックできるのがtinderの良いところです。
そして、1月で5人で会おうと決めていたので厳選した5人と会って退会しましたが、うち3人とは気が合い何度かご飯行きました(合格後のバタバタで連絡たち消えましたが…)。
興味深かったのが、会った人は皆サブカルかつ意識高い人らでした。
何の気無しに始めたtinderでしたが、数打って残るのがそうだということはそういう人と相性良いんじゃないの?ということでした。
そこから学んだのは、
・何が良いかわからないなら数打っていけば自分の趣向がわかるんじゃないの?
・モテ狙いではなくて、これが俺だぜスタイルがやっぱりいいわ
です。
Tinderの話しすぎて話が逸れそうな上に酔いが冷めそうなので分割します。
賢い者でも変化に対応できなければ生き残れない
開成の校長の発言が話題になっています。
https://president.jp/articles/-/31615
風呂なし3万の下宿先がどうなのということは置いておいて(病んだ友人が京都でそれくらいの物件を借りていましたが、壁が打ちっぱなし?のコンクリートで、いかにも病みそうだと思った記憶)
話題になっているのは「料理してくれる人欲しさに早く結婚するから、子どもに結婚して欲しいなら一人暮らしさせた方がいいよ」(意訳)というのは、ナンセンスだという点ですね
京都にある老舗の産科である足立病院の理事長の書いた本(「猫と家族と院長と」畑山博著)の中に、ダーウィン進化論に触れているところがありました。
進化論とは「世の中に変化があったときに、最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き残るのでもない。唯一生き残ることができるのは、変化できる者である」という考えで、イクメンは世の変化に対応して変わることができた者だ、という話です。
つわりがひどい患者さんに、家事は旦那さんにやってもらいなさいねと言うと「やってもらっています」と言われる、最近の男性はそうでないと結婚できないのだろうと。
「生き残る」ことが自分のDNAを持った子孫を残すというところだというところに、産婦人科医的発想を感じたのですが、納得できるなあと思ったのです。
私の夫も家事は何でもできるし、してくれます。
料理の準備は、他の家事に比べて消費MPが大きいようで、まあ苦手ではあるようですが、本人曰く「できる」とのこと。
立派な夫、良い夫ではあるのですが、私は良い夫になる人でなければ結婚する気もありませんでした。必要条件なのです。
先日サトマコ先生ともやりとりしていましたが、家事育児を負担する男性でなければ結婚する意味がない、負担が増えるだけなのです。
ワンオペ育児してる人、凄い、、尊敬する、
けど私は絶対にしたくないし、
仮にチャレンジしたとしても途中で腹が立って「離婚して。養育費は算定表のとおりで良い?面会交流のやり方決めよう」と言い出すのがみえます。
私の夫は、ボーイスカウトで一通りのことは叩き込まれるからと言います(反面、料理もそれぞれ一品ずつしか作らないし、限られた材料で作るから、献立を考えて違う味のものを準備する、というのが苦手のよう)が、
家事は一通りできるしやるという男性の方が、次世代ではより確実にモテに影響するだろうから、私たちの子どもには料理含む家事は叩き込んでおこうと思っているのです。
なるほど、たしかに次世代ではより家事育児をする男性の価値は高まるよなあ、それが変化に対応しているということかあ…と、上述の本を読んでいて思ったのですが…
そんなこんなで、開成の校長は賢い者を育てられても、変化に対応する者を育てられないんだなあと思った次第。