2011-11-29 つるし柿 柿を見るとなんだか嬉しくなる。すっかり寒くなった晩秋の時期に、ほんのり明るい色の実を見つけてホッとするのかもしれない。松殿山荘への道すがら、軒先に干し柿を吊るしている家を見かけて見ていた。 「珍しいかい?」 柿を吊るすおじいさんの 声。母のいた頃、実家では毎年寒くなってきたこの頃に木に登って収穫した柿の皮を剥いて吊るす作業をしていたのを思い出す。