カタストロフと美術のちから
【カタストロフと美術のちから】
先日六本木の森美術館で開催中の"カタストロフと美術のちから展"に行ってきた。
カタストロフィとは「自然界および人間社会の大変動」という意味であり、展示は震災や戦争、テロなどを題材とした作品がずらりと並ぶ。作品一つ一つには、こうした社会問題に対する皮肉や啓発、希望などアーティストの思いが存分に表現されている。
カタストロフィ×芸術と言えば、震災当時に僕の大好きな音楽家たち(アジカンのゴッチ、イースタンの吉野、ハイスタの難波…etc)が、震災をテーマにした曲を発信していたのが記憶に新しい。今回は音楽ではなくデザインの多彩な表現の手法に驚いた。
無闇矢鱈に作品を説明して受け手の表現を限定的にするのもナンセンスだが、印象に残ってる作品をいくつか紹介。
展示の最初はこうした啓発的な作品が多いが、進むに従って希望をテーマにした作品が並んでいく。