コンサータ復活

以前合わなかったと記事に書いたコンサータ

復活です。

なぜかというと…過眠と過食ですね…(・´ω`・)

エビリファイ合ってたんだけどお腹が空いて堪らなくて。
ご飯が美味しいのは素晴らしい事なんですがなかなかね…
肝臓の数値がおかしくなっちゃって…そこまで行くとね…


というわけで今日からですが早速一キロ減りましたよ。

やせ薬って訳じゃなくて今までが食べすぎてただけですがね。はぁ。

前は集中力が上がる以前に効きすぎて動悸と頻脈が酷くてですね。
やめざるを得なかったけど、今回はエビリファイデパケンの効果かだいぶ副作用がまし。

少しは仕事と勉強が捗ると良いんだけど…

また追跡せねば。

双極性障がいの本 「ノーチラスな人びと」を読んで

表題の本は双極性障害を受け入れて治療を始めてすぐぐらいに読んだ。
とにかく良くなりたくて、本を読んだら何かしてる気になったので2、3冊の本を入手して、そのうちの一冊。

双極性障害NPO法人がノーチラス会という名で創設されたそうで、ノーチラスとはオウム貝の意味だそう。

巻き貝のように見える貝殻の中は空洞になっていて、そこに海水を出入りさせて海底と海面を行き来する。その様が双極の感情の波のようでその名を冠したそうです。


。。。正直、当事者としてはそこまで美しいものではございませんが、、

どっちかっちゃ間欠泉ボーーーーーンで底なし沼ズーーーンな感じ。

内容は医療者の視点からのコメントや簡単な生活指導、支援の状態や当事者の短い体験談。

感想から申し上げると、読んでよかったとは思う。けどそれは医療者の生活指導前半のみで、後半は特に当事者の苦しみはリンクするのでちょっときつかった。読んで良くなる内容じゃないし、何より解決されてない問題も多かったから。

しかし、それぞれが短いし、行間も広いからとても読みやすくはあったと思う。体調不良が酷い人には易しい本だと思う。

ただそのぶん、11人もの医療者が語ったためにそれぞれが短すぎる。

ですので、気になった医療者は別途その方の本を調べて改めて深く勉強するための入り口って感じかな。もちろん、それも悪うないんですが。

一番語られていたのは、とにかく自分の今の状況を常にきをつけて無理をしないこと、とにかく無理をしないこと、を何度も目にした。躁状態でも鬱状態でも無理したくなるからね。

最終的な感想としては、軽めの文章なので、家族に双極性障がいが発覚した方やちょっと体調が悪くてお休みしてるような方におすすめです。もちょっと深めの知識が欲しいなという方には物足りないかな。。

コンサータが合わなかった話と今飲んでる薬

コンサータ発達障害持ちに対象で出される薬。いやざっっくりすぎるけど主にADHDに出されるかな。

他は最近出てきたお薬でストラテラとかインチュニブ。確かインチュニブはまだお子さんしかダメだったかな(すみません、ちゃんと調べてないので必要な方はお医者にご確認ください。)

じつは双極性障害が分かる前にストラテラを飲んでいた私。バッチリあった気がしたんですけどねー。

頭の中が静かになるのですよ。
周りの音も不要な音が聞こえなくなって集中力があがるというより、気が散りにくくなって。

便◯になるのだけ困ったけど、それも軽い整腸剤で治ったのですごく良いつもりだったんですが。

躁転しちゃったんですよねーーー。。。。

すっごく元気になってこの世の中全てハッピーーーーみたいなテンション。。あかんかったなぁ。

躁転のね、なにが悪いって鬱転したあとの体調不良がとにかくひどい。
鬱転さえしなければ、あと社会的にあまり問題ない躁状態なら治療を必要としない判断をするお医者もいるくらいらしいので、鬱転に伴う躁転がヤバイんですね。

まぁ、双極性障害躁転起こしてお医者は薄っすら気づいたらしく、双極性障害デパケンを一緒に処方するようになった。

また体がだるくなってキツイ日々が始まったのでデパケン辞めたいとだいぶ言ったけどやめてくれなかったのでちょっと不信感抱いてたんですね。

自分自身は発達障害だけだと思ってたから。

んで、発達障害に一番合うと言われてるコンサータ。これにかけたいと思った。

だってみんな神のように合う薬って、世界が変わったとまでいうブログばっかだったし。。

いやもちろん、あってるかたは多いと思うし、それはそれで良い事なんですよ!もちろん!!
でもたまーに合わずに副作用の酷い人間もいるという。。はぁ。

その時かかってた病院では処方出来ないお薬だったので転院させてもらって行った先で初めて。。か、改めてなのかな、キチンと双極性障害で紹介状が書かれていると言われて驚いた。

自分自身は発達障害コンサータが欲しくてきてるのにー双極性障害なんて精神病じゃないやい!みたいな。。。振り返ると酷い話です。

しかし、実際コンサータを飲んでみて見事に合わず。

どう合わないかというと心臓が痛い、めまいがする、食欲もなく急速に体重が落ちる。

何より心臓が痛いのと動悸が酷いので怖かった。死を意識する副作用は初めてだった。

結局やめて、しばらくデパケンだけになったけど(双極性障害のお薬)どうしても調子があがらないのでまた医者に無理をいってエビリファイを出してもらった。

こちらも比較的新しいお薬なのかな。

コンサータがざっくり言ってドーパミンを沢山出してくれる薬に対し、エビリファイは少ない時には多く、多い時には少なく出してくれるお薬らしい。
(ほんと詳しくないので詳しく知りたいかたはかかりつけのお医者まで)

これを少量、3mgくらい。

これがぱっちりあった。やっぱ双極性障害もなんだなーって実感した瞬間。。

一応自閉症よりの発達障害の方にも適用らしいけど、双極性障害のお薬として出してもらってます。

いやー体が軽くなるし、筋肉痛も消えるし物欲が出て食欲もでて色々やりたくなっって、って、ちょっと躁転してるじゃんということで少なめ処方。

ただ!一つだけ辛い副作用があって!お腹がすごく空くんですよねー!太るのもそうだけど。。これだけはなんとかなって欲しい。。

本来は食欲減退らしいんだけど、体がなれるまでは確かに少し吐き気があって、あとは健康な食欲がちょっと強めに刺激されている感じ。

あともう一つあったや、足の関節が少し痛む。特に足首。

それでも他のベネフィットが大きすぎて。。でも体重増加は何とか。。服が入らないレベルになってくると困るんだよ。。運動も躁転の危険があるからハードなの止められてるし、でもハードな運動のほうが好きだし。。

まあ、あとは薬の副作用か本来の人格が甘いかというところで後者の色合いが強い気がするので頑張って自制しましょう。
(おむすび美味しい。)
(栗ご飯たべたい)


それではまた。

試験を受けて気絶する

大したことない試験を受けてきた。

以前は試験会場まで足を運ぶことさえ出来なかったのだから大した進歩ではある。

さて、試験結果。

ほぼ間違いなく落ちてる。

答えをもらっているし、前日まで勉強をほとんどしていなかったのだ。

できないとしないが入り混じってるが、躁鬱の薬を飲んでるから基本脳がボヤけてあまり勉強にならない。

集中できる時は発達独特の過集中に入ってグイーンと勉強が捗るんだけど、それは特異な状態なので基準にしてはいけないんだと。

さて、3時間強に渡る試験時間に空腹をが抱えて帰ったがパスタをザクっと作ってザワっと飲み込んで後の記憶が無い。

本人が思ったより疲れてたらしく気づいたら気絶するように寝込んでいた。
8時が朝から夜か分からず焦るし、食べた直後に寝てるのでまた牛になりそうだ。

結論としてまだまだ回復途中であって無理はできないんだなということ。
しかし甘えな部分もあるし、会社からみたら見事にグウタラに見えるだろうし(病気を公開してないのでね)

集中力をあげる薬をまたお医者に相談するか。

これ以上回復途中で待ったら寿命の方が先に来そうな気がするんだ。

長く不調だった理由。

どんな事にも理由があってほしいし、全ての事に万能薬みたいに解決策があってほしい。

そう思う精神状態がすでに子供であって大人になることを拒んでいる気がする。

私は鬱状態になった時にとにかく薬をのんでやすんでいれば治るものと思っていたけど
残念ながら今以て治ってない。

一度故障したものは事故車と一緒で、一見しっかりしてるようでも歪さがどこかに
残り、それを抱えて生きて行くしかないのだろう。

とりあえず、日にち薬でだいぶ良くなったのと、双極性障害の薬でパチリ、と合うものに
たまたま出会えたので今はだいぶ楽だ。

しかし日にち薬は10年かかった。悪くなる年数もそれくらいかけたので無理ないけど。

双極性障害はガチの精神障害ってイメージだったから中々受け入れられなかった。
だから薬の変更もせず、鬱っぽさの薬でやってたので時間がかかってしまった。

現在、双極性障害が少し落ちついてるものから申しますと、薬さえあえば結構フラットな
時間が長いもんです。

躁状態のときのハイさは気持ちいいですけどね。
ランナーズハイがずっと続いてるような、全てが美しいし全てに感動するし体は軽いし
多幸感あるし。全て上手くいってる気がするんですけどうわ滑っててミスは多い…

ところが混合状態も長いんです、私は。これは不機嫌でね、ハイなまま鬱で
身体中が常に痛むしでも動けるから鬱と思いにくいし、眠れないし食べられない。
怒りっぽいし自傷や自殺に走りがちだし危険。

そして長時間の鬱期間。これが辛い。常に筋肉痛と体の不調。過眠と過食と拒食。
この間、モンドール病という軽度の血栓の病気もやったし、そのほかの不定愁訴もろもろ。
痛みに耐えて会社にいって帰ってくるので精一杯。ただ行って帰る事ができるな
あまり問題ないのだろうと見なされてしまうので辛かった。

けどただ働いてあとは何もせずただ生きているだけって人間なのかって思ってしまった。

なのに病気は受け入れられなかった。

発達障害持ちだけのほうが格好良く感じた部分もある。恥ずかしながら。
だって流行りだしさ、病気じゃありませんって強く言われるしさ。

でも双極性障害は病気ですよね。

しかも外聞の悪い。

私は実際かかってるのを自覚してみて、治療してないと外聞悪い人になるのを強く認識した。
逆に薬と生活を管理する事で普通の人以上に普通の人になれたので、たまたまラッキーなのも
あったけど、治療大事とおもった。

何か、特殊なひと。発達障害持ちってなんかかっこいい特殊な人々になりたいっていう
子どもの心が結局私を健康な心身から遠ざけたんだと思う。

バカなんだな、と落ち込む。

けど向き合った今は違う景色が見えてる。

発達障害持ちも双極性障害もどちらも自分の持ち物なので、また色んな本を読んで勉強して
より良く楽しく生きてみたい。

双極の薬に伴う眠気

きょうはとても眠い。というかここ1ヶ月くらいずっと眠い。体にあうくすりになってからひたすら眠い。

気性が乱れることが減り、鬱っぽさや双極っぽさが薄らいだ状態なので今の薬の状態をキープしたいのだがいかんせんねんむい。


医者に減らせないか相談したところ最大限減っている量でうまく効いているのでそう容易く減らせないらしい。
(じつは勝手に減らして報告したら大変渋い顔をされた。副作用は減らず効果のみ落ちるらしい)

ただ今日は夕食後、ふと気づいたらうたた寝していたのでかなり眠いのに自覚がない状態だった。
これで車の運転などしていたら本当に危険なのだろうな。私は精神科の薬を飲むようになって諦めて車の運転はしていないし、辛うじて公共交通機関で足が回る。

そうもいかない土地の方は大変だろうし、公共交通機関がしっかりしてても症状で足が怠くて痛むので正直、お金がかかるくせに節約は出来ないので病気は何かにつけ大変不経済で困る。

わたしは子どもの頃からの虐待やさらに発達ゆえに学校や社会になじめないゆえのストレスから双極性障害を発症してしまった。
双極は遺伝や発症のしやすさはあるらしいが、必ずしも発症するとは限らないそうだ。
発症させない第一歩はストレスの少ない生活をすること、リズムのとれた生活を送ること。

今の社会で一番難しいよね、とブラック企業にいてた発症済みの私が呟いてみる。でも発症しても薬や治療法が合うまで大変でも、何とか生きていけるから。

治療してないとひたすらつらいだけなので、やっぱ病院に行くことは必要。そして病院に合う合わないより薬が合う合わないがキーを握る病気なので自分でも色々調べて医師と相談して試してかれるといいと思う。

とりあえず、今日は髪を洗えずに眠るのが辛いが、髪を洗うのもシンドイほど体が重いので、寝ます。

眠い。

心と引きかえに穏やかさを手にする

自分は長らく気性の荒い、瞬間湯沸かし器のボタンを持ったイラチ属性だと思っていた。

26で鬱が急激に悪化して、食事も取れず眠れず、長らく躁鬱だと分からなかった。
高いところから急速で落ち続けるような、火事の真っ只中にいるような不安感が一秒たりとも消えず、眠れない。普通の鬱とは症状が違うといわれる。嘔吐や体の痛み、疲労がひどい。でも派遣であったゆえに休めない。会社が直接の苦ではなかったし、のちに双極とわかったが、その当時は鬱の治療だったので、薬を飲んでも良くならなかった。

もし同じ症状の人がいれば一通り内科の検査を受けられた方が絶対にいい。私は体重もわずかに減るばかり、血液検査の結果に異常がなくなにより不眠があったので鬱と言われて落ち込んだが、とにかく軽い眠薬で眠れるようになった時はホッとしたものだ。

でも鬱のくせに苛立ちが酷く自傷に走る事もあり、自分が何も出来ないクズゆえに死んでしまいたいという絶望感と世界中みんな憎いと相反する(根は一緒だけど)強烈な感情を持て余し、自傷に走った事もある。
もちろん自殺未遂もある。みんな一通り通る道で恥ずかしい気持ちはない。間違ってたって気持ちはあるが。
辛すぎて、頭に血が上り体にいわく言いがたい感情が駆け回る。
それがまた強烈過ぎる。強烈過ぎ、一時解離性障害も併発したほどだ。感情が高みにも低みにも行き過ぎ、鬱にしては行動的過ぎたと思う。いま思えば双極の混合状態だったのだろう。

しかし自分の感情が自分の中で暴れまわり痛めつけられるのは辛かった。しかもゆえがないのだ。PMSと思ってたし、不穏な言い分で誤解を招きかねないが、あまり正当でない理由で人を殺したくなる人は双極性障害を疑っても悪くないと思う。治療して分かった、普通は殺したくならないぞ。

無理に暴れる感情を抑えつけると鼻血が吹き出た。泣いて喚くと少しまし。風呂で水を浴びて何とか頭の血を下げるのだ、自分が異常なのを意識しつつ。これが鬱か?と思いつつ。家族なんて誰も助けてくれない。みんな同じキチガイだから。

笑ってしまうけど本当だ。それほど感情が乱れていたのを思い出せるのも治療が進み、穏やか、というステータスを手にしたため。

普段の生活には良いもんだ。だが、あの強烈な愛憎が無くなったのは、憎しみはともかく愛情がないのはつらい。

心は感情と切り離されて初めて真実の人格を持つものなのか?穏やかではあるがこれが本当の私か?それとも薬が作った虚像か?
明らかに楽だし社会にも受け入れられるがこれが本当に私のためなのか。

治療して辛うじて社会に出られる私は本当に幸運だ。もっとひどい症状の人はいっぱいいるだろう。だけど、薬を飲んで体を痛めて、心を取り上げられてなお社会に無理にいる私は。本当に社会の為ではなく私のためなのか、自問してしまうのだ。