Analog || Digital

アナログもデジタルも両方好きです。

応用情報技術者を取った話

今年の4月に、応用情報技術者を取りました。

有名でもなんでもない資格だと思うので、これを見ていただけるとなんとなく概要が分かります。

www.jitec.ipa.go.jp

 

わざわざブログを書くほどのことか(そもそも人生で一回しか書いたことない)とも思いましたが、自分と同じような迷える文系子羊に試験を勧めたく、書く気になりました。

 

ちまたでは、オバマが「すべての人に、プログラミングを学んでほしい」と高らかに語っているスピーチを引き合いに、

blog.codecamp.jp

「今の流行りはプログラミングだ!Ruby on Railsの勉強しよう!10万円!」みたいな事業がたくさんあります。

自分自身、この流れを真摯に受け止めるミーハーぶりを発揮し、プログラミングを始める一因となりましたが、組織で一人のエンジニアとして働くには不十分だと感じています。

一旦落ち着いて勉強したいなと思い、応用情報技術者を受けた次第です。

 

なので「プログラミングちょっとできます!」みたいな文系学生エンジニアの方とか、「起業したいしやっぱITだよ、時代はプログラミング!」と思っている意識が高い方に読んでいただけると幸いです。

 

ちなみに、どうやったら試験に受かるかは1行も書く気がありません。

そういう記事はググればめちゃくちゃ出てきます。

 

目次 

  1. 自己紹介
  2. 試験を受けるきっかけ
  3. 試験を受ける価値
  4. まとめ

の順で話を進めていきます。

 

 【自己紹介】

①現職

22歳、社会人1年目です。現在IT系の会社で働いていますが、がつがつエンジニアをやっているわけではありません。

 

②経験

文系の学部卒で、プログラミングの経験は約1年ちょっとです。

言語は、ruby(rails)、javaC++とかです。

 

③プログラミングを始めたきっかけ

大学3年の1月に、そろそろ就職活動だな〜と思い立ち、なんとなくパソコンがいるのでは!とヤマダ電機に行き、Macbookを買いました。

Macを買ったはいいけど、こいつで何ができるのか全く分からず、デザイナーの親友に聞きました。すると黒い画面(ターミナルだったか、codaだったか)をカタカタやりはじめたのがとても格好良く、プログラミングイケてる!と思い、勉強を始めました。

 

もともとITリテラシーがめちゃくちゃ低く、フォルダとファイルの違いも分からなかったし、ブラインドタッチも全くできませんでした。

 

たまたま、同時期に初学者向けのサイトを発見したことも良かったのだと思います。

prog-8.com

 

今思えばミーハーの極みです。

 

④何を通してプログラミングを学習したか

【試験を受けるきっかけ】

大学4年の12月頃には、railsでよくあるようなサイト(基本的なCRUD機能を備えたサイト)を問題なく開発することができるようになりました。

 

ただ同時に、セキュリティやセッション管理、データベース接続、ORマッピング、ルーティングによるアクションの振り分けなど、railsがアプリケーション開発の核となる部分の大部分を担っており、自分は浅瀬の高レイヤーの部分しか触っていないことに気づき、それがとても苦痛に感じられました。

 

またもともと文系だったため、バイトやビット、通信、メモリ管理、暗号など本来開発者が知っているべきものを知らないまま開発しており、非常に気持ち悪く、低レイヤーから勉強するべきだとひしひしと感じるようになりました。

 

上記を一つ一つ潰すより、開発者が知っているべきであろう基本的なことを、まとめて潰した方が学習効率がいいと感じ、応用情報技術者を受けることにしました。

 

【試験を受ける価値】

①開発に必要な知識の全体像をざっくりと掴むことができる

 

自分が超絶ひよっこなので、これで十分かは判断しかねますが

  • セキュリティ

  • 経営戦略

  • 組込みシステム開発

  • 情報システム開発
 (クラス図やシーケンス図)

  • プロジェクトマネジメント • サービスマネジメント

  • システム監査

  • プログラミング
 (アルゴリズム)

  • システムアーキテクチャ

  • ネットワーク

  • データベース

が学べます。

スタートアップで新規事業の立ち上げの際は、ここまでいらない気はしますが、メンバーの誰かしらは持っておくべき視点だと考えます。特に学生だけのスタートアップとか。

普通のシステム開発なら絶対必要です。

 

②期日があるし、点数をとるためにちゃんと全範囲勉強する

 

期日がないと、普通に頑張れません。

仕事は忙しいし、酒を飲んだ方がよっぽど楽しいからです。

テスト前になると、受験料払ったし頑張るかー!くらいにはなります。

また午前・午後の合格点60点を取るために、上記の全範囲の学習を強いられるのでちゃんと全範囲やる気になります。

個人的には、プロマネやシステム監査など全く興味湧かなかったし、試験を受けなかったから自発的に学習することもなかっただろうと思います。

時間がある学生のうちに取っておくといいかもです。

 

【まとめ】

もちろん試験なのでただの座学です。ただの座学だし、自分の中で知識を深化できたのは社会人になって、javaでみっちり研修を受けた後です。

 

ただの座学ですが、「開発に必要なことってこんなにあるんだ!」と視点が広がりました。基礎さえできていれば、あとは自分で必要だと感じたことを各々学習すればいいだけなので、視点を広げることは非常に大事だと思います。

 

文字を書くのはめちゃくちゃ疲れました…

拙い文章ですが、誰かの参考になればめちゃくちゃ嬉しいです。

 

2015年の感想

新年あけましておめでとうございます。

今年も皆様一年よろしくお願い致します。

初ブログです。

 

2015年の感想だから年内に書くべきでしたが、12月31日の15時にアメリカから帰国して、親友と忘年会をして、翌朝に彼女と初日の出を見に行って寝たら、なぜか1月2日午前2時になっていました。

365日スタート!と思ったら思いがけず1日減ってました。

ただ今年はうるう年なので実は損していません、嬉しい。

 

ざっくり振り返るといい一年でした。

今年の目標は、規則正しい生活と健やかなる生活です。

あと4月に基本情報技術者を取ります。

 

良いことがあったらブログを書く習慣を身につけたい2016年です。